浦幌町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月13日
高齢者の生活支援のための移動手段
2014年6月13日、浦幌町議会の一般質問で、阿部優議員が「高齢者の生活支援のための移動手段」について質問し、町長 水澤、保健福祉課長 熊谷、まちづくり政策課長 菅原、副町長 門馬が答弁しました。
- 質問者
- 阿部優 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、保健福祉課長 熊谷、まちづくり政策課長 菅原、副町長 門馬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 阿部優
町議会会議規則第61条2項の規定により、次のように通告いたし、質問をさせていただきます。高齢者の生活支援のための移動手段ということについて伺います。高齢者が健康で生きがいを持ち、安全で安心して生活できるよう、社会参加や在宅生活に対しての支援がますます重要となってきます。また、本町の高齢化率は、統計によりますと2040年には47%を超えるとの推計が出ています。高齢者が買い物や病院、その他の社会参加のための手段としては、これまで2回の実証調査運行がされてきたコミュニティバスの活用も一つの大変有効な政策と考えております。しかし、それと同時に高齢者が必要に応じて移動できることも考慮することが望まれます。そのためには、タクシーチケットの補助なども有効な手段と考えております。今後有償でのコミュニティバスの実証調査運行を経て判断されると聞いておりますが、それに限らず、タクシーチケットの補助など、幅広い見地での検討が必要と思いますが、町長の考えを伺います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
阿部議員の質問にお答えします。高齢者の生活支援のための移動手段についてでありますが、現在の本町における地域公共交通等の現状についてはJR北海道の根室本線、民間事業者によるタクシー交通、町営によるバス交通4路線があり、特に高齢者や児童生徒などの交通弱者の方の交通手段として重要な役割を担っています。しかし、現在の地域公共交通等に関しては、次のような課題を有していると考えているところです。市街地内においては、商業施設や医療施設などの主要施設が市街地中心部に集積していることから、市街地両端に居住する交通弱者の主要施設への移動が困難な状況であり、郊外部においては交通空白地域も多く存在しているため、利便性の高い持続可能な地域交通の整備が必要であると考えています。また、本町の5月末現在の高齢化率は36.5%でありますが、国立社会保障・人口問題研究所が昨年12月に発表した日本の地域別将来推計人口の推計では、高齢化率が47%を超える報告がなされており、高齢者人口は年々増加することから、今後自動車等の移動手段を持たず、公共交通を必要とする方の増加が推測されます。このような課題を解決するために、平成23年度を初年度とする浦幌町第3期まちづくり計画において、定住対策推進のための重点プロジェクトの一つとしてコミュニティバス運行の実証試験の検討を行うこととし、昨年度国の地域公共交通確保維持改善事業費補助金を活用し、無償によるコミュニティバス実証調査運行を実施し、今年度においては3カ月間の有償による実証調査運行を行い、新たな交通体系における費用対効果等の検証を行う予定です。このように本町として、まずは新たな公共交通の導入等により、高齢者の方を含めた移動手段を確保する考えであります。現在町では、身体上の理由により自動車に乗車することが困難で公共の交通機関等を利用することができない高齢者の方を対象に、福祉サービスを提供する施設等への移動支援として外出支援サービス事業を実施していますが、ご質問のタクシーチケットの補助につきましては今後のコミュニティバスの実証調査運行による結果を踏まえ、検討したいと考えております。いずれにしましても、高齢者が安心して生活できるよう、本町における望ましい移動手段の確保について鋭意努力してまいります。以上、阿部議員への答弁といたします。
質問 阿部優
一、二点ご質問いたします。この後コミュニティバスの有償による実験を行いながら費用対効果についてというふうにありましたのですけれども、町民の方もそのバスに乗る乗車までの自分たちの歩くことに対しての費用対効果と言ったらおかしいのですけれども、そういうような状況の中で乗ったほうがいいのか、それとも歩いたほうがいいのかということを考えておるそうでございます。その中でやはりわがままかもしれませんけれども、今回私がお伺いいたしておりますことが実証されればある程度町民の方の移動は保障され、確保されるのかなと思っておりますけれども、その点についてもう少し詳しくお答えをいただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 熊谷(保健福祉課長は2018年3月まで)
ただいまの阿部議員のご質問にお答えいたします。コミュニティバスの有償の実証試験につきましては、今年度実施いたしまして、最終的にはバスを導入するかしないかの判断、決定に至るというような内容でございますが、そこでタクシーチケットというような形の事業を行うということになりますと、コミュニティバスの運行と、それからタクシーチケット事業ということで同じような町のサービスが重複するというようなことも考えられます。それで、それぞれ歩くことについてのご苦労だというようなお言葉がありましたけれども、高齢者の方は自立されている方におかれましてはとりあえず歩いていただいて健康を確保していただきたいと。中に引きこもっているとやはりだんだん、だんだん高齢化が進むというような、老化が進んでいくというようなことで、自立されているお年寄り、高齢者につきましてはなるべく歩けるうちは歩いていただきたいというような考えでおります。今町の中は循環型バス、それから郊外につきましては予約型バスというようなことで今年導入の検討を行うというような形でありますので、その導入検討の結果を踏まえてチケット助成というようなことも一つの手段として考えてまいりたいと思います。
質問 阿部優
健康な方は、もちろん歩いてある程度移動して、距離についてはコミュニティバスを利用するということで理解しておるのですけれども、年齢的に、それからちょっとそこまで歩き切れないなという方がやっぱり私の聞いている範囲ではあります。その中でできればそういうことも利用させてほしいなという意見がありましたので、今回の質問に至ったわけでありますけれども、できればコミュニティバスに乗る場合、健康な人はやっぱり逆にコミュニティバスも利用しやすいのだそうです。もう少し配慮が欲しいなということでありましたので、やはり乗るときに、もしコミュニティバスを使わせていただく、乗るときにやっぱり介護、介助的なものが必要なのかなと私考えておりますけれども、そういう点の配慮と、それからもし民間のタクシーとかなんとかを利用する場合についてはオペレーター、運転手の方がある程度いろんなことサポートしていただけるのかなというふうに考えております。そういう面についてきめ細かいサービスと言ったらなんですけれども、やはりある程度そういうサービスもこれからは必要になってくるのではないか、その件についてもう少しお聞きしたいと思います。
答弁 まちづくり政策課長 菅原(まちづくり政策課長は2015年3月まで)
私のほうから答弁させていただきます。コミュニティバスを運行した場合を想定しましてご説明いたしますと、昨年実施いたしましたバスにつきましては10人乗りの小さなバスを使っておりました。これは、タクシー会社の車でございましたけれども、もしコミュニティバスを導入するということになれば、多分の話になりますけれども、車を少し大き目にしなければならないというようなこともあると思います。そんなことでもし実施運行するということになりますと、バスを新しく購入するという形になると思います。その場合に体の多少悪い方につきましては、手すりとか車の車体が低くなって乗りやすくなる、乗りおりがしやすくなったりとか、そういうバスになると思いますので、導入された際についてはなるべくそういう体の不自由な方も乗りおりしやすいようなものを使うことを考えていきたいというふうに考えております。
質問 阿部優
もう一点ですけれども、例えば今高齢となって自分で自主的に運転免許証を返納するという方がおられますけれども、その方がタイミングとして、若干足も悪いと言われて、それが確実になれば福祉サービス等、外出支援の福祉事業を利用できると思うのですけれども、それまでのはざまの間でどうなのかなというふうに考え、はざまの方が結構いると私考えております。その方に対しての支援なんかは今後どのようにするか、ちょっとお考え伺います。
答弁 保健福祉課長 熊谷(保健福祉課長は2018年3月まで)
ただいまのご質問でございますが、高齢者の方が運転ができなくなりまして運転免許を返還すると、その方が足が不自由だというような、そういう方々の対応というようなご質問だったかと思いますけれども、先ほど外出支援サービスという事業を行っているというようなご説明をさせていただきましたけれども、足が不自由な方におかれましてはその方が例えば自動車に単独で自力で乗車することができないですとか、それから公共の施設を利用することができないというような状態におかれましては、現在町が行っております外出支援サービスを利用するというようなことができるような内容になっております。ですから、もし身体上そういうようなご都合が悪くて移動ができないというような方がいらっしゃいましたら、そういうサービスを利用して外出を行っていくというような事業がございます。
質問 阿部優
外出支援サービスが速やかに行われるということなので、まず安心しました。先ほど言っていますちょうどはざまの方がいて、ある程度健康だからというのでなくて、バスを利用したいのだけれども、ちょっと遠いなと、外出支援サービスはちょっと照れるなと、恥ずかしいなという方がやっぱりおって、自主的に例えば買い物、会合とか行きたいと、わがままなのでしょうけれども、やはりその中でそういう機会を与えるといいますか、生意気なのですけれども、機会を与えるような形の中でチャンスを与えて自主的に出ていただくということも必要なのかなと思います。そのためのちょっとした、会社のタクシーの自由に使えるタクシーです。でも、これについては決して上限がないとかあるとかと、そういうこと、上限があるということです。使って初乗り料金程度の私考えはあったのですけれども、そのぐらいの中で移動していただけたらいいのかなと。もちろん回数も制限あると思いますけれども、もし実行されるとしたら、その辺の中のお考えはあるのかないのかだけ伺います。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
タクシーチケットの関係については、保健福祉課長が先ほどの答弁で言いましたけれども、今コミュニティバスの関係についていろいろ実証試験をしながら、その中で最終的に判断する中でチケットという問題についても検討の余地があれば考えていくということでございまして、コミュニティバスの今年3カ月間にわたる実証試験については今までの循環バスとあわせてデマンド方式といいまして市街地においても予約方式でやることができないか、その辺も今ちょっと検討している最中でございます。でも、デマンド方式、予約制になりますと、家の前まで車が行くという形になりますので、そういったもろもろのコミュニティバスのまず実証試験をやる中でその辺の利用度ですとか利便性等考えながら、最終的にはチケットが必要なのかどうかという部分についてはその後に判断をしていきたいということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 阿部優
今のお話ですと、バスも予約等によって自分の軒先、玄関までという可能性もあるということに受け取ったのですけれども、よろしいですか。そのようなサービスがあれば、今のところその実証実験が終わるまでやっぱり費用対効果も含めた中でお考えをいただけるというふうに私受け取ったので、理解をさせていただいて、これで質問終わらせたいと思います。ありがとうございました。