浦幌町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月11日
消防広域化について
2011年12月11日、浦幌町議会の一般質問で、差間正樹議員が「消防広域化について」質問し、町長 水澤、副町長 門馬が答弁しました。
- 質問者
- 差間正樹 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、副町長 門馬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 差間正樹
次に、消防広域化について質問いたします。この間、十勝圏複合事務組合消防広域推進室を中心に、管内の市町村で消防の広域化に向けた検討が急ピッチで進められてきました。しかし、消防はさまざまな災害、事故に際して救助や救急、防除や予防など重要な仕事をしております。このように住民の生命、身体、財産を守るという自治体の責務に直接の役割を果たす消防の問題は、広域化先にありきで議会や住民の合意のないまま進めるのではなく、直接の責任を負う自治体が主体となり、町民合意を大切にしながら住民本位の体制をつくり上げていくことが必要です。帯広市では、11月16日の総務文教委員会で理事者が広域化について当初の日程は破綻したと答弁したと聞いております。そこで、第1に、消防の広域化について現在の進行状況、見通しなどについて町長の見解をお伺いいたします。第2に、消防の広域化とは別に、法律で決められた無線のデジタル化についての見通しや検討状況についてお伺いいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
差間議員のご質問にお答えします。消防広域化についてでありますが、消防広域化は市町村区域にかかわらず災害発生箇所から最も近い消防署が出動することにより現場到着時間の短縮を図るとともに、災害規模に応じて近隣市町村の署所から各種部隊を出動させることにより被害を最小限に食いとめることができることが最大のメリットであり、協議を進めてきたところであります。1点目の消防広域化の進行状況、見通しについてでありますが、十勝圏における消防の広域化についてはこれまで19市町村で広域化後の消防体制のあり方等にかかわる協議を行ってきたところですが、広域消防運営計画策定のための自賄い方式解消など、現時点で整理すべき課題の結論が得られず、今後も協議が必要であることから、当初想定していた平成25年1月1日広域化スタートのために必要な十勝圏複合事務組合規約変更議決、消防事務組合にかかわる解散議決など、関係規約の12月の議会提案を見送ることになりました。引き続き、消防救急無線のデジタル化や消防指令センターの整備時期も視野に入れ、広域化時点までに整理する課題及び広域化後に整理する課題などについて共通認識を図りながら、消防広域化の早期実現を目指し、十分な協議検討を行ってまいります。2点目の無線デジタル化についてでありますが、消防救急無線のアナログ通信方式は平成28年5月31日が使用期限とされており、期限までにデジタル無線に移行することが必要であります。ご承知のとおり、消防救急無線につきましては火災等への災害出動及び救急出動並びに救助出動等の通信手段としてだけではなく、同一署所内の出動隊相互はもちろんのこと、近隣市町村の消防署所との連絡並びに出動隊相互の情報交換の手段としても欠かせないものであります。このことから、十勝全体でのデジタル無線共同化のシミュレーション及び整備費用の低廉化を図るため検討協議を進めております。平成24年度には、十勝全体を対象とした電波の伝搬調査と当該調査結果を踏まえての基本設計を実施し、平成25年度には実施設計、平成26年度、平成27年度で整備工事を行い、アナログ通信方式の使用期限前にデジタル無線の整備を完了する予定で検討を進めております。十勝圏の消防広域化及び消防救急無線のデジタル化につきましては、住民の生命、財産を守り、より一層の住民サービスの向上を図り、安全、安心なまちづくりのために必要なことでありますので、十分な検討と協議を重ねて実現に向けてまいります。なお、消防広域化につきましては、具体的な素案等が作成された時点で町議会及び町民の皆様にお知らせとご説明をさせていただき、ご理解を得た上で進めてまいります。以上、差間議員への答弁といたします。
質問 差間正樹
ご返答、ありがとうございます。この消防広域化につきましては、十勝の全市町村が1町も欠けずに広域化への参加を議決しなければならないはずですが、現在管内で議決しそうな自治体があるのか、これ質問いたします。それと、もしそうでなければ、広域化はあきらめるべきではないのでしょうか。この点について町長のご所見をお伺いいたします。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
消防の広域化につきましては、十勝管内19市町村で協議を進めているところでありまして、25年の1月1日、広域化に向けようということで意思統一をしながらやってきたところでございます。先ほど町長の答弁にありましたように、まだまだ整理する課題、問題についてすべて解消しておりませんので、引き続き検討していくという状況でありますので、それを踏まえまして今回本来的には12月に規約等の改正についてそれぞれの町村議会で議決をとらなければならない状況でございましたけれども、そういう状況で議決に至らなかったということでございまして、この関係につきましては基本的に19市町村が広域化に向けて進めていこうということでこれまでも意見交換、意思統一をしながらやってきておりますので、今後問題解決に向けてそれらを解消しながら広域化を進めようということでございますので、あきらめるべきではないかというご質問でございますけれども、今後もそれぞれ協議しながら進めていくということになっておりますので、課題整理が問題でありますけれども、やっていくということでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 差間正樹
もう一点、消防無線のデジタル化についてですが、広域化とは別に消防無線のデジタル化、その後の無線の運営を帯広市に業務委託をしてデジタル化を進めようとしているとも、そういう話もあるのですけれども、それは本当なのでしょうか。もしそうであるなら、その経費のことも含めて全十勝でデジタル化に向けて対処するのは、これは当然のことだと思います。ただ、平たんな土地の帯広市、中札内、私たちの町のように山間部、山を背負った海岸部、こういういろんな条件のある自治体があると思います。そうすると、自治体間で随分このことに対して経費の考え方も変わってくると思うのですけれども、どこまで踏み込んで質問していいのかちょっとわかりませんけれども、今浦幌町で消防無線のデジタル化について計画している点についてちょっと説明いただきたいと思います。それから、浦幌町の消防施設、人員、車両など、国の消防基準に対する充足率の点でも、わかる範囲でよろしいですから、質問通告もしておりませんので、説明をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
消防無線のデジタル化の関係ですけれども、これは高機能指令センターといいまして、それは別な施設ですけれども、それも含めて今検討している最中でございまして、デジタル化につきましてはそれぞれ単独の市町村でやりますとかなり膨大な費用がかかります。そういった意味では、広域的に共同でやろうということでやりますと、かなりの費用が軽減されるということでありますので、それに向けて今共同でやろうという話で進めている最中でございます。帯広市に業務委託といいますのは、いずれにしてもそれぞれの町村でやる場合はそれぞれの町村で業務委託をしますけれども、今回は共同でやるといったときに形として今自治法上、法律的な問題もありますけれども、そういう中で帯広市に業務を委託することによって共同でやれるということがあるものですから、そういう中身で今検討している最中でございます。それと、それぞれ地域の実情によって当然かかる費用が変わってきますので、特に浦幌町の場合は山間部ということでかなり電波の通りがどちらかというと平野部よりもとりにくいという中では、現在アナログ方式で5つの基地局が浦幌町にあります。十勝管内的にいいますと、一番浦幌町が多いという状況でして、基地局が1つの市町村もございます。そういう中では、当然それぞれ自治体によってはかかる経費が違ってきますが、とりあえず今伝搬調査を行いながら基本設計を平成24年度にやる中でそれぞれの地域にどのぐらいかかるかということを明らかにしていくということで進めておりまして、とりあえず基本設計に係る経費については一応広域的にやる部分と、それとそれぞれの基地局が違いますので、それぞれの負担をどういうふうに割ろうかということで今検討している最中でございまして、今の流れの中ではすべて基地局割りにするということではなくて、やはり共同でやる以上はある程度均等割も含めてやっていこうではないかという話になっているところでございます。そういう中で平成28年の5月までには、いずれにしましても法律でそれまでに解消しなければいけないことになっておりますので、それに向けて解消していくという流れになっております。あと、本町における車両の充足率等については、今手持ちにその資料がありませんので、はっきりと今お答えできませんけれども、いずれにいたしましても車両等の更新等については年次計画を持って今本町も進めているところでございまして、そういう意味では管内的に見ましても浦幌町の車両整備等については進んでいるということになっているというふうに思っております。以上でございます。
質問 差間正樹
ありがとうございます。質問を終わります。