みんなの議会

浦幌町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月11日

指定管理者制度の導入に係る成果について

2011年12月11日、浦幌町議会の一般質問で、二瓶隆議員が「指定管理者制度の導入に係る成果について」質問し、町長 水澤、産業課長 亀山が答弁しました。

質問者
二瓶隆 議員
答弁者
町長 水澤、産業課長 亀山

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 二瓶隆

本定例会において通告に従って一般質問をさせていただきます。指定管理者制度の導入に係る成果についてを伺います。平成15年9月、地方自治法の一部改正により町の公の施設管理に関して指定管理者制度による民間での管理が可能となり、指定管理者制度による指定管理または直営による管理のいずれかとなり、行政における民間のかかわりが拡大されるものとして本町でも一部公の施設において指定管理者制度の導入による管理を進められております。そこで、導入後数年を経過した現在において、今後公の施設管理形態にも大きく影響すると思いますが、これまで進められてきた指定管理者制度の成果についてどのようにとらえられているかを伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

二瓶議員の質問にお答えをいたします。指定管理者制度は、多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理運営に民間のノウハウを活用しながら住民サービスの向上と経費の節減を図ることを目的に、平成15年6月の地方自治法改正により創設されました。従来公の施設の管理運営は、町が直接行うほかは、町の出資法人や公共的団体のみが行うことができ、株式会社などの民間事業者へは施設の清掃等一部の業務のみ委託することが可能でした。しかし、この制度の創設により民間事業者でも公の施設の管理運営を行うことが可能となりました。本町においても、現在15施設について指定管理者による管理運営を行っています。ご質問の指定管理者制度の導入の成果でありますが、導入施設全般についてお答えさせていただきます。指定管理者制度の導入により、公の施設管理への民間事業者の事業機会の拡大が図られ、それに伴い新たな雇用創出による地域活性化に寄与しているものと判断しています。また、営業、販売といった自主事業の展開においては、民間の柔軟な発想と卓越した経営ノウハウが生かされ、どうしてもかたいといった行政の接遇面においても民間事業者によることによって親しみやすいといった声も聞かれるところであります。さらには、指定管理者の選定に際しましても、非公募による施設もありますが、公募による場合にあっては競争原理が働き、行政コストの縮減といった点においても一定の成果が上がっているものと判断しています。指定管理者制度施行から8年が経過し、各地方公共団体においてさまざまな取り組みがなされる中で、全国的な事例としてコスト面が過度に重視されることによるサービスの質の低下や雇用条件の悪化を招いた事例、事業採算の見込み違いから経営破綻や事業撤退、それに伴う指定取り消しが行われた事例などがあり、留意すべき点も明らかになってきています。町では、地方自治法に基づく報告、調査、指導等に加え、浦幌町指定管理者制度導入施設のモニタリングに関する基本方針により管理運営状況の点検、評価を行っていますが、今後も引き続き指定管理者制度導入の成果と課題を検証し、さらなる住民サービスの向上に向けて官民がお互いに学び、対話を通じて指定管理者制度に関する課題、問題点を解決し、知識、技術、ノウハウを高め、質の高い効率的な公の施設のサービスの実現を目指すとともに、必要に応じて制度運用のあり方を見直してまいりたいと考えています。以上、二瓶議員の答弁といたします。

質問 二瓶隆

ただいま答弁をいただいたわけでございますけれども、15の公の施設において指定管理制度により一定の成果が上がっているとの内容でございました。これらの中には、本年から指定管理者制度に変わった留真温泉と模範牧場も含まれているのかなというふうに認識をしております。それぞれ1年満たない状況にあり、一定の成果ととらえるのは性急な部分もあるのかなと思います。まして両施設とも利用者から年間の利用料によって施設運営に大きく影響するもので、むしろ今後の動向について気がかりとなるものです。私は、全施設を一くくりに判断するのではなく、この温泉と牧場については現状から今後の運営を含めた答弁もいただけるのかなと思っていた次第でございます。そこで、お伺いをします。利用料金のみが収入財源とする施設においては、施設や設備の整備、その施設管理運営に係る根幹をなすものであり、留真温泉については施設や整備における町の整備計画は完了しておりますが、模範牧場においては第3期まちづくり計画で平成23年度から26年度までの4年間で施設整備をすることになっております。これが順調に計画実施されるか、もしくはされない場合があると、委託を受けた事業者の事業計画にも大きく影響し、場合によっては死活問題ともなると考えられます。本年度予算の状況から計画どおり進められておりませんが、そのことに関し事業者に影響はなかったのかどうか、また今後どのように計画を進められるのか、この2点について伺います。

答弁 産業課長 亀山(産業課長は2013年3月まで)

ただいまの再質問についてご説明申し上げたいと思います。まず、1点目といたしまして、平成23年度からのまちづくり計画の中における事業計画について進んでいないということについてのお尋ねだというふうに思いますが、平成23年度からの事業計画につきましては先般第3回の定例町議会においてもお話ししたとおりでございまして、平成24年度から1年おくらせまして事業計画を実施してまいりたいと、現在その事業計画の詳細について指定管理者のほうとも打ち合わせを行いまして、平成24年度予算において予算を計上してまいりたいというふうに考えております。ただ、この中で若干、今指定管理者のほうとも話している中で事業計画の変更といいますか、どの施設を先にやるかというふうな部分については若干変更が出るものと思います。また、今後においてもその中でもう少し詰めなければならないというふうな部分もございまして、平成24年度からの中では実施してまいるというふうに考えております。それと、この変更が指定管理者の事業計画に影響を及ぼして、それが死活問題につながるのではないかということについては、この施設の整備計画につきましてはあくまでも老朽化によるということの施設の整備計画でございますので、現在その施設がないことによって支障を来しているとか、預託において支障があるとかということではございませんので、あくまでも老朽化ということでございますので、現有施設の中で行っていただいており、事業計画に支障は出ないものというふうに考えております。

質問 二瓶隆

ただいま説明をいただいた中で、老朽化による施設の建てかえということで大きな支障はないという答弁をいただいたわけでございますけれども、改めて伺っておきたいと思います。第3期まちづくり計画における模範牧場の施設整備計画について、今までの議会の説明では預託牛のストレスを解消するための施設整備をしなければならないということもお話しされたかと思います。ストレスの要因は、いろいろな要因があると思いますけれども、その中で施設の老朽化による環境悪化も要因の一つとしてあったのかと思いますけれども、引き受けた牛がストレスを抱えるのであれば、幾らかの余裕はあるにせよ、早急に施設整備を行っていくのが当然でなかろうかと思います。そういった中で、23年度から実施する計画を立てられたのかなと思っております。そのことも含めて、改めて模範牧場の施設整備計画について伺っておきたいと思います。ただいま説明の中にありましたように、設備の順番も多少変わるというようなお話もございましたけれども、何がどうして施設が整備を必要とし、その整備の優先順位というものを今後決めていかなければならないと思いますけれども、その根拠等もちょっとご説明をいただきたいと思います。また、指定管理において委託を受けた業者、また指定管理施設内でみずからの企業活動を行うのは当然でございますけれども、その際指定管理施設にある機械設備等も利用することは制度において反することと思います。そういった中で指定管理という部分と、もし何か事業をやる場合においても指定管理についてはきちっとした形でやっていただかなければならない。と申しますのも、町長もよく言われる地域において畜産振興、このことを考えるときにやっぱり地域の乳牛生産者の方々が安心して預けられる浦幌模範牧場であってほしい、私自身もそう願うわけでございます。そういった中できちっとした形をとっていただくためにも、町長の考えを改めてちょっと伺っておきたいと思いますので、よろしくお願いします。

答弁 産業課長 亀山(産業課長は2013年3月まで)

まず、優先順位ということのご質問でございますが、これにつきましては現在ある施設のうち老朽化によって建てかえるものの中で畜舎については将来的に昆布刈石団地へ移していこうというふうに考えておりまして、そのために平成24年度にはまずえさを確保するということからバンカーサイロの整備をしていきたいと。その後25年には畜舎の整備、そして哺育舎、そして待機舎というふうに考えておりますが、哺育舎については、これについては改築というふうな形のお話はしておりましたが、この点については老朽化の中でもまだ修繕で何とかできないのかということも今現在検討しているところでございます。事業計画の順番につきましては、若干別敷地移転というふうなことでえさを確保しなければならないということから、一番最後にバンカーサイロというふうな計画でございましたが、これを一番先に持ってくるというふうに変更していきたいなというふうに現在は考えております。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

まず、模範牧場の指定管理につきまして、ストレス云々ということは議会の皆さんといろいろお話をして誤解があったという点もありまして、22年の第4回定例会で私のほうからその点については訂正をさせていただくということで明確に申し上げているところであります。老朽化の施設の建てかえによってこの事業を進めていくと、事業計画をきちんと徹底しながら進めていくということを申し上げているところであります。また、今2番目の質疑の内容が私もちょっとわからなかったのですけれども、指定管理者が自主事業をやる場合ということであるということであれば、答弁させていただきたいと思います。指定管理者が自主事業を行うということについては、これは指定管理を行う指定管理者がきちんと指定管理を受けたものについて事業をきちんと行っていただく、その上で自主事業を行っていただくということについては、民間法人でありますので、これについては私どもが申すべきものではないだろうというふうに思っています。ただ、指定管理をしているものについて手抜きがあったとか、自主事業をやることによって指定管理者がきちんと事業をできないということであれば問題でありますけれども、そのようなことがない限り自主事業を行うということについては何ら問題ではないのではないかというふうに考えているところであります。

質問 二瓶隆

以上で終わりたいと思いますけれども、いずれにしても本当に乳牛生産者の方々、安心でき得る浦幌町模範牧場であっていただきたいということを心からお願いをして、質問を終わりたいと思います。

出典:浦幌町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる