音更町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月17日
住民の福祉を増進するための指定管理者制度について
2025年9月17日、音更町議会の一般質問で、石垣加奈子議員が「住民の福祉を増進するための指定管理者制度について」質問し、町長 小野信次、生涯学習部長 山本智久、商工観光担当部長 月居謙介、スポーツ課長 戸田誠、総務課長 工藤健、総務部長 吉田浩人、副町長 宮原達史が答弁しました。
- 質問者
- 石垣加奈子 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、生涯学習部長 山本智久、商工観光担当部長 月居謙介、スポーツ課長 戸田誠、総務課長 工藤健、総務部長 吉田浩人、副町長 宮原達史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 石垣加奈子
おはようございます。通告に従いまして、住民の福祉を増進するための指定管理者制度について質問します。指定管理者制度は、多様化する住民ニーズに効果的かつ効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力やノウハウを幅広く活用し、住民サービスの向上と経費の削減などを図ることを目的に創設されました。公の施設は、地方自治法第244条において「住民の福祉を増進する目的を持って、その利用に供するための施設」と規定されており、営利を目的とする民間事業者による管理との間に構造的な矛盾が生じる可能性があります。全国的には「コストカットのツールとして使われている」「官製ワーキングプアを生んでいる」といった指摘もなされています。音更町では、平成18年4月から音更町温水プールアクリナちゃっぽで導入が開始され、制度導入から約20年が経過しました。そこで、音更町における管理者制度の現状と課題について検証するため、以下の点について伺います。1、指定管理者制度の導入目的である住民サービスの向上と経費削減について、これまでの評価と見えてきた課題をどのように認識しているか。2、民間の能力やノウハウを活用するとしているが、そのノウハウは町の担当部署で共有・蓄積されているのか。また、指定管理者が変更された場合の継承は。3、指定管理者制度による経費の削減が、非正規雇用の増加など雇用への問題を生じさせていないか。4、住民の福祉を増進するためには、新たな施設への指定管理者制度の導入拡大は慎重に検討すべきと考えるが、町の見解は。以上、御答弁お願いします。
答弁 町長 小野信次
おはようございます。住民の福祉を増進するための指定管理者制度についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の指定管理者制度のこれまでの評価と課題、及び4点目の新たな施設への指定管理者制度の導入拡大につきましては、一括してお答えをいたします。指定管理者制度の導入に対する町の評価につきましては、施設管理における費用対効果が向上したほか、町民の健康づくりを支えることや、施設の魅力を引き出すことができたことから、十分な効果があったものと認識をしております。課題といたしましては、更新時や新規施設への導入の際には、人件費・物価高騰の影響により応募者が少なくなることが懸念されることから、多くの事業者に応募いただけるよう、コミュニケーションの機会を確保することや新規参入を支援する相談体制の強化を図ることが重要と考えております。また、新たに整備する施設への指定管理者制度の導入につきましては、施設の運営の安定性やサービスの向上などを踏まえて検討してまいりたいと考えております。次に、2点目の民間のノウハウの共有・蓄積、及び指定管理者が変更となった場合の継承についてでありますが、町と指定管理者は、定期的に意見交換や協議の場を設けており、管理運営の手法や事業の新規拡大などの提案があった場合には、情報を共有し管理運営の向上に生かすとともに、指定管理者が有する専門的知識や柔軟な運営手法につきましても、適宜共有しながら、町が行う事業の参考としているところであります。また、指定管理者が変更となった場合には、施設の運営が遅滞なく円滑に実施されるよう、基本協定書において、管理業務の引継ぎを行うことを規定しており、蓄積されたノウハウも参考にしながら、新たな指定管理者の企画力と合わせて管理運営が行われるものと認識をしております。最後に、3点目の指定管理者制度による経費の削減が、非正規雇用の増加など雇用への問題を生じさせていないかについてでありますが、指定管理者制度の導入により、施設管理における費用対効果が向上しておりますが、経費の削減につきましては、管理業務の効率化や運営の工夫によるものであり、制度自体が非正規雇用の増加に影響を及ぼしているものはないと認識をしております。また、指定管理者の募集段階におきましても、業務内容に見合った正規従業員と非正規従業員の確保を求めており、基本協定では、管理業務の実施に当たり、雇用する従業員に対する支払い給与は指定管理者が提案時に示した水準を下回らないことを規定しております。町といたしましては、今後も施設利用者へのサービスの質の維持・向上を図るため、適正な管理運営体制が維持できるよう努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 2番 石垣加奈子
それでは、再質問をさせていただきます。昨日も一般質問で指定管理者制度について質問がありましたが、私のほうでも行っていきたいと思います。まず、1点目の導入目的である住民サービスの向上と経費削減について、評価と課題についての認識ですが、評価については、昨日も答弁がありました。経費については、体育館や武道館は5パーセント削減、プールについては10パーセント削減ということで、費用対効果が向上したというものがありました。あと、体育施設ということで、町民の健康づくりを支えるという施設になっているということも、私としても認識をしております。課題としては、やはり近年の物価高騰ということで、人件費など物価高騰にも影響があるということで、今後応募が少なくなることが懸念されるというので昨日も答弁がありました。評価については、私も同じような認識がありますし、課題、費用対効果については、昨日の答弁では削減になったというふうにありましたが、近年の物価高騰が続いている中では、想定した積算金額よりもオーバーした分については、リスク分担によって毎年精算するという契約で支払われているということで、この点については、今の状況の下では、直営であっても、この指定管理者制度であっても、今の時点ではちょっと比較は難しくなっているのかなあというふうに思います。公の施設としての役割を果たすために、サービスの質の確保や向上、さらには、地域経済の安定や活性化の役割も担うことで、昨日の答弁にもありましたが、まちづくりに大きく貢献しているというふうに私も思っています。そうした役割を担う指定管理者と町との間で、契約の執行について確認する必要があると思います。定期的に意見交換や協議の場も設けているという答弁もありましたが、町は、毎年度指定管理者に対し、事業報告書の提出というのを求めていると思います。音更町公の施設に係る指定管理者の手続等に関する条例によると、この事業報告書の内容としては、管理業務の実施状況や施設の利用状況、収入実績や管理に係る経費の収支状況などの提出を求めています。この事業報告書の内容について、適切かどうかの判断はどのような下で行われているのか、そのチェック体制について伺います。
答弁 生涯学習部長 山本智久
毎年頂いている事業報告書の内容について、どのように精査しているのかということだと思います。毎年事業報告書につきましては、運営状況ですとか、事業の実績ですとか、利用者がどれくらいいたかとか、自主事業などで入場料とか、使用料の収入とか、収支の状況とか、あとは、どのような課題があったかなど、様々な面でその報告をいただいてございます。それらにつきましては、契約に基づいて、協定に基づいて、一番最初に提出いただいた自分たちの計画、事業計画と合致しているかどうか、あるいは選定のときに提案いただいた内容とちゃんと合致しているかどうか、それらについて確認を行い、その計画が達成されているか、サービスも向上しているか、利用者が満足いただいているか、そういったことを多角的な状況から我々のほうで確認をしているということでございます。
答弁 商工観光担当部長 月居謙介
それでは、私のほうから、道の駅おとふけの状況について御説明をさせていただきます。ただいま生涯学習部長から答弁ありましたとおり、道の駅おとふけにつきましても、おおむね同じような形で検証しておりますけれども、更に付け加えますと、毎月月次の報告も併せて頂戴しておりまして、月報と呼んでおりますけれども、それで、事業計画に基づき、その月その月しっかり業務がなされているかという検証も合わせて行い、年度末には合わせて総括をしているという状況でございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
募集要項によると、指定管理者の自己評価の提出というのも求められています。指定管理者から提出された自己評価と事業報告により、町が実績評価を行うというふうにも書いてありました。この評価について、判断となる基準というのは何かつくられているのかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 スポーツ課長 戸田誠
それでは、自己評価の話ですけれども、我々は、募集要項と、募集の段階で募集要項と水準書といいまして、我々の業務に当たるに当たって、これ以上の水準で業務を進めてくださいと、そういった水準書のほうも提示しております。それにあわせて、それ以上の実績を上げてきているかということも評価の中に入って、自分たちで評価をしているというふうになっております。説明は以上です。
答弁 商工観光担当部長 月居謙介
道の駅おとふけにつきましてお答えいたします。ただいまスポーツ課のほうからも答弁ありましたけれども、先ほどと同じになりますが、おおむね同じような共通する制度に基づいてやっておりますので、極めて類似しているわけですけれども、付け加えますと、年度始めに、次年度のそういった事業計画の打合せをする中で、様々な、昨年、その1年前の課題というものを洗い出して、お互い町も指定管理者もそこを共有させていただいて、それで、それをクリアするために次年度の様々な事業計画を立てるということになっておりますので、毎月毎月その月報を頂く中で、その時期その時期にちゃんとそれが達成されているかどうかという視点も合わせ持って評価を加えさせていただいているということを付け加えさせていただきます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
要項や水準書があって、それ以上を求めているということですが、この水準書についてはどういった項目が入っているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 生涯学習部長 山本智久
水準書のその具体的な内容ということでございます。令和6年度に総合体育館・武道館の指定管理者について選定を行ったわけですけれども、そのときにお示しした水準書につきましては、まず、基本となる指針がございまして、その次に、その業務の範囲として、基礎的なその管理業務の要求水準、維持管理に関する要求の水準、それから、運営に関しての基本的な水準ですとか、あとは、自主事業、自主事業に関するような水準、それ以外に関しても、様々な留意する事項がございますので、留意事項についてお示しをして水準書として提示しているということでございます。
答弁 商工観光担当部長 月居謙介
道の駅おとふけにつきましては、平成30年の12月、こちら、当初移転開業に向けたDBO方式でのプロポーザルの際に要求水準書をお示ししております。この要求水準書におきましては、指定管理者、いわゆる運営業務に当たる部分につきましては、基本方針のほかに、施設の運営条件として、災害対応、あと、道の駅としての地域振興機能の維持ですとか、それから、飲食や物販の店舗の在り方ですとか、営業時間・開館時間、そういった開業準備に当たっての内容ですとか、それから、実際運営開始した後の広報、総務・財務関係の考え方ですとか、様々な内容を定めさせていただいているということでございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
分かりました。指定管理について水準書があるということで、これはホームページとかでは公開されてないのかなと思うんですけれども、帯広市では、指定管理業務実施上の留意事項というのが毎年つくられていて、それをホームページで公表されていました。その中には、この留意事項の目的としては、行政サービスの質を確保するためだとか、適正かつ効果的な執行をするとともに、地域の活性化の面から雇用の安定や就労の促進、地元業者等の積極的な活用を図ることとしているということが載っていました。地元業者の活用や地元資材の優先的使用についてですとか、あと、人件費についても、適正な水準での人件費の支払いをされるよう配慮願いますというものだったり、労働者の雇用拡大ということで、非正規労働者の処遇改善を促進するための助成金の活用などをしてくださいだとか、雇用通知書の完全発行について、あと、無期転換ルールへの対応についてなどの留意事項があります。こういった、先ほどの説明の中には、この人件費だとか、雇用に関することについては、水準書のほうには載っていないのかどうかお伺いします。
答弁 スポーツ課長 戸田誠
それでは、そういった労基関係の話につきまして、どこに記載されているかというふうなお話ですけれども、基本協定書とか、まず、募集要項、業務水準書において、労働関係をはじめとした法令の遵守や適正な業務、遂行できる人員体制の確保を求めております。そして、基本協定書においても、提出時に示した水準を下回らないようにというような記載がされております。説明は以上です。
答弁 商工観光担当部長 月居謙介
道の駅おとふけのほうにおきましても、募集要項、要求水準書、また、基本協定等に、ただいま石垣議員おっしゃられたようなことにつきましては、定められているところでございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
雇用者に関する条件についても示されているということでした。こういった雇用に関して、人件費についてなんですけれども、先ほど下回らないようにというような答弁がありましたが、実際に雇われている人に支払われているお給料がどの程度のものになっているかというような調査というのは、報告を求めているのかお伺いします。
答弁 スポーツ課長 戸田誠
それでは、非正規職員の最低賃金が守られているかどうかというお話なんですけれども、我々は、年度の最後の事業報告書があります。その中に、そのときの打合せの中で、その書類は出してくるような書類ではないんですけれども、賃金台帳というのがありまして、それは匿名でちょっと見せていただいているんですけれども、非正規職員の最低賃金の確認をさせていただいております。説明は以上です。
答弁 商工観光担当部長 月居謙介
道の駅おとふけにつきましては、同じく体育館、スポーツ施設と同じく非正規職員、こちら4名いるんですけれども、こちらの賃金の支払い状況について、総額と個々の金額、特に今申し上げましたその最低賃金の部分をクリアしているかという確認をさせていただいております。正職員につきましては、総額で把握をしているという状況でございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
最低賃金以上になっているかという確認だったんですけれども、帯広市では、先ほどの留意文書、留意事項に基づいて、指定管理者制度に関するアンケートというのが行われていて、現状や意見を把握するために行われているんですが、その中でも、賃金について積算単価を載せていて、それに対して支払単価というのも調査して載せています。そういった、その積算単価と実際に支払わられている単価に相違がないかというチェックが行われているのかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 スポーツ課長 戸田誠
それでは、我々は、募集に当たりまして、募集要項と水準書、そして、収支計画書といいまして、我々のほうで、まずは、町で実際にやるとしたらこのぐらいの金額で実施できますというような、まず金額を出しております。それに照らし合わせて、まず、申請書の中で、自分たちはこのぐらいの金額でできますという計画書のほうが出てきますので、まずは、それをまず確認をさせていただきまして、その年の最後に実績報告書ということで、総額、細かい金額が出てきますので、その中で人件費が幾らという総額になります、こちらのほうはですね、全体の総額のほうになっていますけども、それが上回っているかとか、そういったところは確認させていただいております。説明は以上です。
答弁 商工観光担当部長 月居謙介
当然この人件費の支払額というものは、指定管理料の予算にも関係するものですから、年度初めに、まず、計画の段階で積算単価と支払予定単価、こちらの整合性を確認させていただきますし、また、年度終了後には、実績の中で同様の確認をさせていただいているという状況でございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
積算と毎年度確認されているということでした。帯広市では、この従業員に払った賃金について、積算の目安がそのとおり支払われているかという設問があるんですけれども、目安どおり払われているというのが45パーセント、そのとおりに支払われていないというのが48パーセントということで半々というふうになっています。この支払われていない理由として当てはまるものとしては、一番多いのが業務内容に対して低いためというような回答が6割ほどありました。こういった積算と事業者の認識の違いなどはないのかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 生涯学習部長 山本智久
先ほど来申し上げておりますけれども、指定管理者のほうとは常に連携を密にしてお話は常にしておりますので、そういった中でそのようなお話については、特に聞いておりませんので、そういったことはないのかなというふうに思ってございます。
答弁 商工観光担当部長 月居謙介
おおむね、ただいま山本部長のほうからの答弁と同じでございます。私ども、指定管理者との協議の中で、業務内容などをしっかり把握しながら人員配置計画を立てておりますので、正職員、あるいは非常勤の方が何名というような形で、計画を立てて実行しているということからすれば、そのような不正はないのではないかというふうに認識しております。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
ちゃんと協議が行われているということでした。以前、3年ほど前の一般質問の中で、こういった公の仕事を担う労働者についての賃金の実態調査を行うべきではないかという質問がありまして、そのときには、協定で結んだものと実際に払われているものの、そごがないかというのを、乖離がないかというところを調査する必要があるのではないかという質問に対して、今の時点ではそういった調査を行っていないということでした。なので、今も総額でしか聞いていないのかなというふうに思うんですけれども、そのときの答弁の中については、調査については研究をさせていただきたいというような答弁がありました。この賃金の調査について研究させていただきたいということについて、その後の研究の状況などをお伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 工藤健
労働者の方に払われる賃金の実態調査というところでありますが、先ほど委員おっしゃられましたとおり、過去にそのような質問をいただいたところでございます。そのときには調査の研究という形でさせていただいたところでありますが、最近の、当然、物価高騰に伴いまして賃金も上昇しているところであります。その中で、我々として把握しているのは、例えば、十勝の経済の状況だとか、その十勝の経済の状況を、全体的な各分野での概況説明もございますし、財務事務所のほうで出している、一番最後のページに、各事業者、いろんな分野の方の感想の声、そういったところを注視して、私のところでは全体的な経済の発展状況だとか、そういったところを確認しているところでございます。ただ、まだ今のところ、個別の方に賃金のどれぐらい支払われていますかというふうな調査のところは、今現在のところ、まだ持ち合わせておりませんので、その点は御理解いただきたいなと。あくまでも、我々、当然指定管理者制度を導入しまして、先ほどから説明しておりますとおり、皆さんに、労働者の方に支払われている賃金は毎年確認をしているところでございます。その中で、我々としては、当然その制度の中身も、費用対効果を求めるのも当然でございますが、労働者の方の安定して働いていただけるような状況、環境状況についても、その協議の中で進めているところでございますので、こういったところで雇用者等の状況は確認しているところでございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
調査については今も行われてないということで、これについては、やはりそういった問題点があるかなども確認するためにも、是非調査については検討を進めていただきたいなというふうに思います。では、2問目にいきます。民間のノウハウの共有、蓄積についてですが、定期的な意見交換や協議の場でこういった共有をしているということで、また、それについても町が行う事業に参考にしているというところで確認ができました。また、管理者が変更になった場合も、蓄積されたノウハウも参考にしながら管理運営が行われるということで答弁がありました。この町が行う事業の参考としているという答弁がありましたが、例えば、どういったものがあるのかどうかお伺いしたいなと思います。
答弁 総務課長 工藤健
賃金の支払われている調査ということですが、指定管理者制度の中では、当然、正規職員・非正規職員・パートさんの方がいれば、その方全員については調査はしているところでございます。以上です。
答弁 スポーツ課長 戸田誠
それでは、町が行う事業の参考にということのお話しですけれども、我々、スポーツサイドのほうに関しましては、やはり総合体育館、プールに関しましては、やはり自主事業もやっておりまして、やはり集客をすることが大変参考になったりとかはしております。例えば、我々の行っているスポーツイベントの効率的なプログラムの作成、プログラムの編成方法とか、やはり子ども向けのスクールの方法、扱いとか、そういったものであったり、やはり参加者を増やす方法、広報の仕方とか、そういったものであったり、やはり専門性が高いものですから、そういった、インストラクターのものを見させていただいたりとか、そういったことをしながら、我々が自分たちで行っている事業に対して大変参考にさせていただいております。以上です。
答弁 商工観光担当部長 月居謙介
私のほうから、道の駅おとふけを通じた、町として指定管理者が行う事業、大変参考にさせていただいているところ多々あるんですけれども、特に特産品、新たな新商品の開発ですとか、それの販売戦略、PR、また、各種イベントの開催の手法など、あるいは観光情報の発信、そういった部分につきまして、指定管理者の取組というのは、私どもの業務に大変参考にさせていただいているところでございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
ありがとうございます。自主事業だったり、いろんなイベントの参考にされているということが分かりました。ノウハウというのは絶えず変化したり、進化しているものでありますので、そういったノウハウを町のほうでも共有し、いろんなことに活かしていっていただけているのはよかったなというふうに思っております。指定管理者だけがそのノウハウを持っているものではないですし、いろんな事業者がいろんなノウハウを持っていると思いますので、そういったところも調整しながら、住民にとってベストなケースというのも考えられると思いますので、住民サービスの向上のためにも、いろんな事業者とも連携を図っていただきたいなというふうに思います。続いて、3点目の非正規雇用の増加など、雇用への問題を生じさせていないかについてですが、経費の削減については、人件費ではなく、業務の効率化や運営の工夫によって削減ができているというのが分かりました。募集段階においても従業員数の確保ということで求められています。給与についても、先ほどやり取りがありましたが、水準を下回らないことを規定しているということで、ここは今後もしっかり守っていただきたいなというふうに思います。全国的には、コストカットツールだとか、官製ワーキングプアなどを生んでいるというような状況があるというふうに言われているところもありますが、音更町ではそういうことがないという認識でよかったでしょうか。
答弁 総務部長 吉田浩人
制度の中で経費の削減に対するコストカットツールとして、音更町では使われていないのかという内容の御質問かなと思います。議員の御質問にもありましたとおり、制度の目的としては、一般的に住民サービスの向上と、あとは、行政コストの縮減というところにありますけども、このコストの縮減の部分に関しましては、民間のノウハウ、発想、そういった効率的な施設の運営がなされることで、コストが抑えられるということでありまして、音更町としては、単純に人件費を抑制するということではないというふうに考えています。これは、今の指定管理者、4施設ありますけども、共通した認識としてそのような考え方をいただいているかなというふうに思っております。指定管理者におきましては、柔軟な管理体制の調整ですとか、あと、民間が得意とします費用の分析、そういったところでコストを抑えていただいていると。それから、複数の同じような施設管理をしていただいていますので、そういったそのスケールメリットを生かした効率的な運営ができていると思っています。そういった町直営では、なかなかそういった部分、難しい部分がありますので、そういった部分で経費の縮減が図られていただいているんじゃないかなというふうに思っています。町としても、極端な人員の削減ですとか、あと、人件費の抑制、これは働いている方の労働意欲も低下させますので、結果として、サービスの質、あるいはその施設の安全性の低下につながりかねないと思っておりますので、公募の際の、先ほどありましたけども、要求水準書において必要な人員体制を明示しながら、提出された企画提案、あるいは指定管理後の実績報告の中で確認をさせていただいているということであります。御理解をいただきたいと思います。
再質問 2番 石垣加奈子
いろいろその民間のノウハウによって経費の削減ができているということで、雇用については、影響がないということでした。やはり、そこの施設で働く人、担い手の質が公共サービスの質にもつながっていくと思いますので、非正規職員が何か大幅に生んでいるというような状況が生まれないように、今後もしっかり見ていただきたいなというふうに思います。4点目、新たな施設への指定管理者制度の導入についてですが、これも昨日の一般質問の中で同じような質問があり、そこの答弁でも、施設の運営の安定性やサービスの向上などを踏まえて検討してまいりたいという答弁がありました。特に、この施設でとか、どの施設でというような施設を特定して検討しているとかという状況があればお伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 吉田浩人
これから整備を予定しております施設について、指定管理者制度導入を検討しているのかということですけども、今、屋内遊具施設、これにつきましては、現在、設計・建設・管理を一体的に発注しますDBO方式で実施することを検討しております。今後、そのほか新たに整備する施設の管理に当たりましては、その施設の目的ですとか、あと、性格ですとか、規模、機能、そういったことを十分勘案しながら検討していくことになろうかなというふうに思っています。
再質問 2番 石垣加奈子
新たな施設だけではなく、既存の施設についての検討状況なども、もしあればお伺いしたいなと思います。
答弁 総務部長 吉田浩人
現在、指定管理者を導入している施設以外では、過去には、文化センター、それから、図書館への導入について調査検討した経緯はありますけども、いずれの施設も、その時点ではその制度を導入するメリットといいますか、なじむ施設なのかということで検討はしましたけども、現在に至っていると、制度は導入しないで現在に至っているという状況です。ただ、今後、そういった時代の変化といいますか、そういうこともありますので、今のところ、既存の施設については、具体的な検討をしているものはありませんけども、時代の変化とともにそういった制度の導入も検討する余地はあるのかなというふうに考えています。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
過去に一般質問の中で、文化センターや図書館についての議論があったのも、私も確認していて、導入を見送るだとか、なじまないというような判断がされていたのは分かりました。現在についても、これは検討していないということで分かりました。私としては、指定管理者制度というのは、民間が入るということで、民間の事業者というのはどうしても利益を設けなければいけないというようなところもありますので、そういったものと公の施設という目的では矛盾があるのかなというふうに考えていますので、これ以上、拡大をしないということで少し安心をしました。現在、音更町で導入されている指定管理者制度は、住民サービスの向上や地域経済の活性化にも一定の役割を果たしているというふうに思っております。昨日の答弁にもありましたが、まちづくりに大きく貢献しているというふうな形で、私も評価できると思います。住民の福祉を増進するという目的を果たすためには、指定管理者の下で働いている方も生き生きと働くことができることで、それが更なる住民サービスの向上へとつながっていくと思います。そういった指定管理者制度の運用を求めて、私の一般質問を終わります。
答弁 副町長 宮原達史
今、最後の部分なんですけども、指定管理者制度を導入する施設、これ以上拡大しないということではなくて、今のところ拡大する検討はしてないと、既存の施設につきましては。今後時代とともにどうなるか分からないということで御理解いただきたいと思います。人件費とかを中心にお話しいただきましたけども、御質問にありますように、温水プールに最初指定管理者制度導入してから約20年ということなんですけども、その20年よりも前の状態がちょっと記憶に残っていまして、その頃はまだ指定管理者制度というものはありませんでしたので、温水プールは、今でいうコミセンのような清掃、警備、それから、受付、あと、プールの監視員、そういったものを事実上の事務委託という感じで、セットで委託業務として発注していたんですけども、あるとき、1年契約でした、その頃は。超低額の入札で競って、入札というのは、内容はどうでも、一番低い額の金額の事業者が契約の相手方となるものですから、その超低額の入札の額を見ると、とても最低賃金でも払えないような金額だったんですけども、その事業者は多分スケールメリットで、音更町の温水プールを受注したいということで多分やったんだと思います。それがちょっと問題になりまして、私もちょっと担当だったものですから、議会の常任委員会で相当やられましたけども、そういうことがあった後に、やり直したと思う、確かやり直したはずなんですけども、この指定管理者制度を導入するという検討が始まって、これは、人件費については、相当今までよりも確実に、水準書により確実に雇用されている方々への支払いもあるだろうし、それから、最低賃金も守られるだろうし、透明性も増したと、そういうやり取りが、発注側の私どもとやり取りができると、できるということだけでも相当な進歩の制度だったんです。ですから、温水プールでいち早く導入したという経緯もありますので、これをほかの施設に活かしていって、そして、住民サービスの向上にもつながって、そして、行政側としても、昨日ちょっと私、申し上げましたけども、正職員あるいは臨時職員を当時配置しなくても済むというようなメリットもありましたし、そういったことから始まって、20年たっていますから、いろいろ制度上の見直しとか、そういうことも必要なのかもしれませんけども、指定管理者の事業者に対しておんぶにだっこにならずに、こちらもちゃんといろんな連携しながら、それから、監視と言ったらあれですけども、契約上のものが、協定書の内容が守られているか、そういうことを確認しながら、今後も進めてまいりたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。以上です。