浦幌町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月8日
「本定例会において通告に従い、一般質問をいたします」
2013年12月8日、浦幌町議会の一般質問で、二瓶隆議員が質問し、町長 水澤、まちづくり政策課長 菅原が答弁しました。
- 質問者
- 二瓶隆 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、まちづくり政策課長 菅原
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 二瓶隆
私は、本定例会において通告に従い、一般質問をいたします。コミュニティバスの利用状況と今後の対策について。交通弱者と言われる町民に対しての配慮からコミュニティバスを一つの手段として取り入れ、このたび約1カ月間の試験運行が実施されたが、来年2月にも行われる2回目の試験運行前に次の2点について伺います。1点目、試験運行に至るまでの町民周知については、チラシ、広報、アンケート調査を行ったと聞いているが、ほかにどのような方法で周知されたか。2点目として、1回目の試験運行で利用者数は少なかったと伺っておりますが、この結果をどのように捉えているのか。以上、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
二瓶議員の質問にお答えします。コミュニティバスの利用状況と今後の対策についてでありますが、本町では昨年度に北海道運輸局帯広運輸支局、北海道、関係する交通事業者、学識経験者、町民の代表者などで構成する浦幌町生活交通ネットワーク計画協議会を設置し、本町における望ましい公共交通体系のあり方について検討を進めています。本年度は、国の地域公共交通確保維持改善事業費補助金の交付決定を受け、既存のJRや患者輸送路線バス等の公共交通体系の現状分析、15歳以上の全町民を対象とし、公共交通に関する町民ニーズの把握を目的としたアンケート調査、新たな公共交通体系の路線設定や運行時間等の妥当性検証や利用者の意見を反映させることを目的とした実証調査運行などを実施しています。ご質問の実証調査運行に関する周知方法については、町広報紙9月号、11月号での誌面掲載、10月号、11月号へのリーフレットの折り込み、町ホームページへの掲載、10月16日、11月2日発刊の十勝毎日新聞及び北海道新聞へのリーフレットの折り込みを行いました。また、新聞紙面での関連報道が多数ありました。9月27日には、浦幌町の生活交通を考えるシンポジウムを開催し、アンケート調査の概要報告、講演とあわせて、実証調査運行に関する周知を行いました。また、浦幌町町民参加条例により実施している地域との意見交換の場まちづくり出張説明会や老人クラブの例会、高齢者の方の学びと交流の場寿大学においても、このたびの事業に関して説明する機会をいただき、周知を図ってまいりました。実証調査運行については、10月21日から1カ月間、本町の市街地域を運行する市街地循環バスと郊外部における予約運行型乗り合いバスの2種類の運行形態により実施しました。市街地循環バスは、市街地内を北ルートと南ルートの2つに分け、1日6便、定時定路線で運行しました。利用者数は138人、1日平均6.3人でした。予約運行型乗り合いバスは、郊外部を6つのエリアに分け、エリアごとに運行する時間と曜日を設定し、運行しました。予約があり運行した回数は26回、利用者数は29名でした。今回の実証調査運行は、新しい交通システムの本格運行に向けた調査段階での問題、課題点の抽出や改善策の立案を目的に実施しています。市街地循環バスの利用者数は決して多いと言えるものではありませんが、当初の目的である問題点等の把握はできました。郊外部の予約運行型乗り合いバスは、本来であれば正確な需要調査を行うために既存の患者輸送路線バスの運行を休止する必要がありました。しかし、患者輸送路線バスの現利用者の混乱を招くおそれがあったため、患者輸送路線バスの運行は休止せず、運行曜日が重ならないように設定した中で運行いたしました。このため、29人という利用者数は正確な需要を反映したものとは考えておりません。実証調査運行期間における患者輸送路線バスの利用者数は416人でしたので、これらの利用者数も勘案して検討を行います。本町では、今後実証調査運行に関する問題点の詳細分析を行い、改善策を立案した後、浦幌町生活交通ネットワーク計画協議会に報告、議論を経て、路線設定や運行時間等を見直し、来年2月に2回目の実証調査運行を実施したいと考えています。以上、二瓶議員への答弁といたします。
質問 二瓶隆
浦幌町生活交通ネットワーク計画協議会、このものが設立され、そういった中で公共交通体系のあり方について検討を進めている中で今回の実証調査を行ったということでございますけれども、この協議会、北海道運輸局帯広運輸支局、北海道、関係する交通事業者、学識経験者、町民の代表者ということでございます。こういった方々をもっての計画協議会ということでございますけれども、本町としてこの構成の中に入っていなかったのかどうかをまず確認したいと思います。あわせて、構成員のメンバーといいますか、それの確認をさせていただきたいと思います。
答弁 まちづくり政策課長 菅原(まちづくり政策課長は2015年3月まで)
ただいまのご質問につきまして、私のほうから説明させていただきます。現在試験運行等を行いました浦幌町生活交通ネットワーク計画協議会の構成委員の関係だと思いますけれども、構成メンバーにつきましては利用者代表、それから学識経験者、それから公共交通事業者、それから道路管理者、北海道警察、北海道運輸局、北海道、それから計画策定、そういう区分におきまして委員を選定することになっております。それで、利用者代表につきましては、浦幌町商工会、それから連合行政区長会、それから女性団体連絡協議会、老人クラブ連合会、それから身体障害者福祉協会浦幌分会の団体からそれぞれ1名ずつ推薦をいただいております。それから、学識経験者につきましては、北大の大学院工学部のほうから准教授の方をお願いしております。それから、公共交通事業者につきましては、バス、タクシーの会社4社並びにJR浦幌駅の駅長さん、それから道路管理者におきましては国の機関であります帯広開発建設部、それから北海道総合振興局の帯広建設管理部の浦幌出張所、それから北海道警察につきましては池田警察署、それから北海道運輸局につきましては帯広運輸支局、それから北海道につきましては北海道総合振興局、それぞれから1名の委員さんをお願いしております。そして、計画策定といたしまして、本町の副町長、それから保健福祉課長、それから産業課長、施設課長、以上4名が町の代表委員となっております。加えまして、事務局はまちづくり政策課が担当しておりまして、委員さんにつきましては全員で20名という構成になっております。以上で終わります。
質問 二瓶隆
ただいまの答弁で町もこのことに加わっていることは理解できます。しかしながら、当初町長からの答弁の中で町が入っていないということを聞いたときには、またこれも町が第三者に委ねている部分が多分あるのかなというような考えを持ったわけでございますけれども、今改めて質問させていただいたところ、町も入っていると。こうやって質問してようやくわかるような内容、何か全面的にほかに委ねているのではないかなというような思いがあるわけですけれども、町長においても本当に浦幌に住んでよかった、住みたい町浦幌にするという中身においては、もう少し積極的な取り組みといいますか、町としてただいま言われたこのネットワーク協議会の皆さん方にも素案といいますか、そういったものも提出しながら進める方法も一つとしてあったのではないかと思いますけれども、その点についてどのように考えているか伺っておきます。
答弁 まちづくり政策課長 菅原(まちづくり政策課長は2015年3月まで)
今回の試験運行につきましては、先ほど申し上げましたネットワーク計画協議会の構成員で最終決定はいたしますけれども、実施する内容につきましては事務局でありますまちづくり政策課が中心になりまして考えていくわけですけれども、この協議会の内部に分科会という組織を設けてございます。この分科会につきましては、浦幌町の上浦幌、それから吉野、稲穂、厚内、市街地の各地区から数名ずつ一般の方を選任いたしまして、具体的計画の素案につきまして個々説明をいたしまして、それぞれの地域の実情を勘案していただきましてご検討いただくという分科会でございます。上浦幌地区につきましては2名、それから吉野地区につきましても2名、稲穂地区1名、厚内地区2名、市街地区が7名いらっしゃいまして、この分科会の代表につきましては北海道大学の准教授の先生にお願いいたしまして、取りまとめをお願いしているところでございます。そのように分科会等を中心にしながら今回の実証試験あるいはその前段のJR、バス等の現況調査、それからアンケート調査等の結果を踏まえて、今後の2回目の実証試験に向けて検討を重ねていきたいというふうに考えております。以上です。
質問 二瓶隆
このことについては以上で終わりたいと思いますが、次に浦幌町生活交通ネットワーク計画協議会が公共交通体系のあり方について検討を進める上で、その目的について改めてお伺いをしたいと思います。地域における需要に応じた住民の生活に必要なバス等の旅客運送の確保、その他旅客の利便の増進を図り、地域の実情に即した輸送サービスの実現に必要となる事項の協議を行うことが目的とのことであるが、このことは地域住民の生活対策上から、いわゆる買い物難民と言われる方々への対策とも関連されると思われますが、この点についてどのようなお考えかお伺いします。
答弁 まちづくり政策課長 菅原(まちづくり政策課長は2015年3月まで)
お答えいたします。このネットワーク協議会の目的は、ただいま二瓶議員がおっしゃったとおりでございます。今回の実証試験につきましても交通弱者の方々の足の確保が当然目的でございますけれども、それ以外に地域活性化という目的もございます。これにつきましては、今回の路線についても浦幌駅を中心にいたしまして、外部から浦幌市街地中心に住民の方を運びまして、そして市街地地域の活性化を図るというようなことが目的でございますので、それらを当然達成できますように協議会で今後検討していきたいというふうに考えております。
質問 二瓶隆
買い物難民対策も関連する上で、ただいまご説明いただいたように商工会も構成員に入っているとのことでございますけれども、これ農協あたりは入っていなかったように思いますけれども、その辺も含めてですが、今回の実証調査運行の路線系統を決定するに当たって、また商工会等の意見も十分に伺ってきたのかなと。残念ながら農協は入っておりませんが、その辺どのように聞き、反映をさせようとしてきたのか、もう一回伺っておきたいと思います。
答弁 まちづくり政策課長 菅原(まちづくり政策課長は2015年3月まで)
ただいま二瓶議員のほうからご指摘されましたように、農協は構成メンバーには入ってございません。ただ、商工会と……経済団体で入っているのは商工会ということだけで、商工会につきましては市街地における商工業の絡みで広い視野で見ていただくという感覚で商工会のご指名をさせていただいているところで、あとの利用者代表につきましてはやはり弱い立場の方々の団体ということで、老人クラブとか女性の方々とか、そういう方を中心にメンバーに加えているところでございます。したがって、農協さんがちょっと入っておりませんけれども、その辺は広い視野で検討していきたいというふうに考えております。
質問 二瓶隆
ある意味広い視野を持ってやっていきたいというようなお答えでございましたけれども、先ほどからも市街地区における活性化ということであれば、もう一歩進んだメンバーもあってもよかったのかなと思いますけれども、そこで今回の実証調査運行に当たって約1カ月間調査運行をされたわけでございますけれども、2月に2回目の調査を行うということでございますから、その2回目というのはやはり1カ月程度なのか、ある程度期間を設けるのか、その辺について伺っておきます。
答弁 まちづくり政策課長 菅原(まちづくり政策課長は2015年3月まで)
2回目の実証試験につきましては、当初より2月に1カ月間実施をしたいというふうに申し上げてきたところでございます。2回目でございますので、当然1回目の実証試験の問題点あるいは課題点を1月中までに検討いたしまして、2月1日から実証試験に入りたいと。当初1回目は無償で2回目は有料でということもございましたけれども、2回目につきましては1回目が比較的、比較的といいますか、期待しているよりも若干少な目という状況でございましたので、そういう意味合いからしまして、2回目は冬期間ということもありますので、そういう意味では夏場の実証試験よりも利用者はふえるだろうと。2回目ということでございますので、なかなか利用者の実態が把握できないということであれば最終的判断にも影響するということで、2回目につきましても有償ではなくて無償の方向で今検討を進めたいというふうに考えているところでございます。
質問 二瓶隆
1回目が当初考えていたより若干少なかったと。そういった中で、2回目もおよそ1カ月間をもって試験運行されるということでございますけれども、先ほど町長の答弁の中にもありましたようにまちづくりの中で地域においての説明会等もやってこられたようでございますが、これらの中で各行政区をどのようにして知らせに回るのかなと。極めてなかなか厳しいものがあろうかと思いますけれども、この中でどういった方法で今皆さんに知っていただくための方法として考えられているのか。そういった中においては、先ほどもある程度の把握はできたというような答弁はございましたけれども、どのような問題点があり、またその解決策をどのように考え、見直しを行って、2月に向けて、さっき若干触れていただきましたけれども、周知の方法も含めてこの短期間の中でどの程度やっていけるのかなということをもう一度伺いたいと思います。先ほど町長の答弁の中にあった一定程度の、少なかったことは事実でございますけれども、問題点を把握できたということの答弁でありましたので、改めてまた伺っておきます。
答弁 まちづくり政策課長 菅原(まちづくり政策課長は2015年3月まで)
今後の周知をどのようにしていくかということの質問だと思いますけれども、先ほど町長の答弁の中にもございましたとおり、まちづくり出張説明会あるいは老人クラブ等に対しましての説明を従来実施しております。それで、まちづくり出張説明会につきましては一応3月まで実施する予定でございますので、まだ行政区においては依頼のないところもございますし、そういうところにつきましてはこちらのほうからまちづくり出張説明会を開催してはいただけないでしょうかというような依頼と、それから老人クラブにつきましては郡部の寿大学も含めまして一度説明をいたしましたけれども、再度この辺のところを説明には歩いていきたいと。一度実施しましたけれども、やっぱり複数回行かないとなかなかご理解もいただけないのかなというふうに考えておりますので、そのように進めていきたいというふうに考えております。それから、今回実施いたしました課題の中に運行しているバスが非常にわかりづらいというようなお話もございましたので、その辺のところは表示を大きくするなり、できれば音が出るようなバスであれば一番いいのですけれども、どうしても試験運行ということで専門のバスがございませんので、業者さんのバスを借りてやっているということもありますので、そこまでは難しいかなというふうには思っておりますけれども、表示の仕方も少し工夫してわかりやすいバス、それからどこを走るかにつきましてもできる限りの説明会をやってまいりたいというふうに考えております。
質問 二瓶隆
コミュニティバスの運行並びにこれからの収支等々におきましても十分説明をいただいたのかなと思います。これらについては理解をするところでございますが、質問を最後にしたいなと思いますので、これ町長に伺いたいと思いますが、今まで説明員から説明をいただきました。これらをもって本格運行に移行する条件といいますか、判断する時期ですね、いつごろになるのか。これは、試験運行、試験運行だけではどうにもならないと思いますので、こういった時期を見計らって当然担当のほうも一生懸命やっていただけるのでないかと思いますので、その時期等も含めてどのような考えか伺って終わりたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
コミュニティバスの運行につきましては、町民のアンケートの中で町民から期待する、また希望するという声がありまして、その中で浦幌町としてはコミュニティバスの実証運行をさせていただくということにいたしました。町で運行しているバスが路線がかなりたくさんありますので、それを一括して町民の皆さんの足の利便性を考え、また町なかの活性化も含めてどういう形がいいのかというのが今実証運行させていただいているところであります。1回目が今終わった段階でありまして、当初から2回実証実験をやるということで、国に対する補助申請もしておりますので、2回目については特に夏行ったので、冬季2月に行うということで、夏と冬の実証実験の中で実際のコミュニティバスを走らせるかどうかについて判断をさせていただくということに当初からしておりました。そういう面では、今1回終わったばかりでありまして、その中で課題とか反省点とかいろいろ出てまいりました。運行路線、ルートがいいのか回数がいいのか。また、そういう面では停留所の問題等々いろんな問題もありまして、先日中学生の総合学習のときにも中学生からコミュニティバスについての提案もありました。そういうことも含めて、これから計画協議会の中でいろんな課題と、またその問題の解決に向けて論議をしていただいて、その中で2回目の実証実験を行いながら、そしてその結果をもって最終的な判断ができるのかどうかを判断していきたいというふうに思っています。そういう面では、2回目の2月の実証実験がどのような形になるのかということも含めて判断をさせていただきたいなというふうに思っているところであります。
質問 二瓶隆
以上で終わります。