浦幌町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月14日
「本定例会において通告に従い、留真温泉の指定管理についてを伺い…」
2013年6月14日、浦幌町議会の一般質問で、二瓶隆議員が質問し、町長 水澤、産業課長 大山、副町長 門馬が答弁しました。
- 質問者
- 二瓶隆 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、産業課長 大山、副町長 門馬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 二瓶隆
本定例会において通告に従い、留真温泉の指定管理についてを伺います。留真温泉については、指定管理者制度により管理運営がなされております。多くの町民の方々、また町外からも多く利用されておりますが、指定管理期間が来年の3月末をもって終了する現時点において、引き続き指定管理を行おうとした場合、従前からの事務手続ではそろそろ公募等が始まる時期に来ているのかなと思います。そこで、留真温泉の指定管理に関して次の3点について伺います。1点目として、引き続き指定管理者制度により管理運営を行うのか。2点目として、現在の指定管理期間の満了を間もなく迎えるに当たり、町が指定管理者に委託した管理運営状況についてその実績をどのように把握しているのか。3点目として、現在の指定管理者から留真温泉を管理運営するに当たり何点かの提案があったと思いますが、その提案事業について実績をどのように把握しているのかを伺いたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
二瓶議員のご質問にお答えします。浦幌町留真温泉の指定管理についてでありますが、当該施設は平成23年3月の施設開設当初より指定管理者制度を導入し、民間事業者が持つ能力を活用しながら管理運営を行っており、現在の指定管理者の指定期間は平成26年3月31日までとなっています。1点目の現在の指定管理者の指定期間終了による指定管理者制度の更新の適否については、引き続き指定管理者制度を導入することを決定しています。2点目と3点目の管理運営状況と提案事業の実績の把握については、あわせて答弁をさせていただきます。既にご承知のとおり、指定管理者が管理運営する施設において実施する業務には指定管理業務と指定管理業務以外の自主事業があります。指定管理業務とは、施設の設置条例、基本協定書及び業務仕様書に定める業務となり、対価として指定管理料が支払われます。自主事業とは、指定管理者が指定管理業務の実施を妨げない範囲において利用促進やサービスの向上を目的に企画立案し、あらかじめ町の承認を得た上でみずからの費用で実施する事業になります。指定管理業務にかかわる実績については、モニタリングにより基本協定書や業務仕様書に基づき、適正かつ確実に履行されているかどうかについて監視、チェックを行っています。毎月提出される月次報告書や毎年度終了後に提出される事業報告書などにより利用や収支状況の把握を行うとともに、指定管理者による1次評価、町による2次評価を実施し、必要な改善指示、指導、助言を行った中で、適切な管理運営が行われていると判断をしております。自主事業にかかわる実績については、宿泊棟の建設やパークゴルフ場の整備、源泉を利用した商品開発の研究、町内団体と連携した特産品の販売や地場食材を活用した食の提供などの提案がありました。現在の状況といたしましては、源泉を利用した食器用洗剤の商品化や物販スペースを活用した特産品の販売、地場食材を活用した鹿しゃぶと、期間限定でありますが、ホッキカレーの提供などを行っているところです。宿泊棟の建設につきましては、建設場所において水道施設と合併処理浄化槽の設置を必要とし、その費用について指定管理者の負担で設置していただく内容の協議を行っております。また、パークゴルフ場の整備計画地については、芝生部分の軽微な変更であれば可能であるというめどが立ち、指定管理者へ説明したところであります。いずれにいたしましても、提案を受けた事業については、実施に向け協議を進めていくこととしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上、二瓶議員への答弁といたします。
質問 二瓶隆
1点目につきましては、引き続き指定管理制度を導入するということでございますので、現在指定管理者の期限が3カ年ということでありますので、その適否についても判断するのはちょっと早々かなということも考えられます。そういった点で今後その状況、推移を見るということについては、私も同様な判断をさせていただくところでございます。そこで、2点目、3点目、これに絞って質問をさせていただきたいと思います。先般2月までの入浴者数のことについては報告されましたわけでございますけれども、その後も含めて総入浴者数、昨年同期と比較された数値も含めてお示しをいただければと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 産業課長 大山(産業課長は2015年3月まで)
今ご質問がありました留真温泉の入浴者数ということでございます。平成24年度の入浴者数でございますが、3万1,073名でございます。内訳といたしましては、町内が1万1,365人、町外が1万9,708人でございます。町内の割合が36.58%、町外の割合が63.42%でございます。23年度との比較でございますが、23年度につきましては4万887人でございます。前年度と比較いたしますと9,814名の減でございます。前年度対比75.99%という実績となってございます。それとあわせまして町内、町外を比較いたしますと、町内で1,948名の減、町外で7,866名の減という形になってございます。また、本指定管理に当たります計画と対比いたしますと、計画が一応3万5,000ということで年間予定してございましたので、それに対しますと88.7%ということになってございます。以上でございます。
質問 二瓶隆
ただいまの説明では、やはり23年度、24年度を比較しますと町内、町外も含めて目標からするとかなり減少といいますか、目標に達するまでにはちょっと時間がかかるのかなというふうにも思います。そこで、この入浴者数をふやすためにはいろいろな努力もされ、また事業者の努力も含めてやっておられるとは思いますけれども、指定管理をするに当たり先ほども申し上げたようにそれぞれの提案があった中で宿泊棟の建設、このことについては先ほどの答弁でありましたように水道施設と合併処理浄化槽の設置を必要とし、その費用は指定管理者の負担で設置していただく内容の協議を行っているということでございますから、協議中と思われるわけですが、この協議の内容はどのようになっているのか。それと、もう一つ、パークゴルフ場については、軽微な変更であれば可能であるというめどが立ったということで指定管理者へ説明したということでございますけれども、整備できる条件ではなかった中で提案をされていたのかどうなのかということを含めてまずお聞きしたいと思います。このことにつきましても、留真温泉、このことをやるに当たり副町長は当初からこれにかかわってきたわけですから、その内容も含めていま一度その経過も含めてご説明をお願いしたいと思います。
答弁 産業課長 大山(産業課長は2015年3月まで)
まず、宿泊棟とパークゴルフ場の協議の内容について説明させていただきたいと思います。宿泊棟については、当初から自主事業の中で提案があったということの中で、指定管理者として認定を受けた後から協議をしていることでございます。その中で、基本的には町のほうとしては、その施設に係るものは当初より指定管理者さんのほうでやってくださいということでお願いをしてきましたが、指定管理者さんのほうとしてはそこの水道、下水、合併浄化槽ですか、に関しては町のほうでお願いできないかということの中でお話があり、それについて継続的に協議をしてきたということでございます。それについては、お互いに平行線というような形になっております。また、パークゴルフ場につきましては、当初より奥のほうの芝生については補助事業等で実施したということの中でなかなか難しいというお話をしてまいりました。ただ、いろいろ協議をした中で軽微なもの、単純に言いますとカップを入れるとか、スタート台をつける程度であれば問題はないのではないかと。ただし、バンカー等なり、あそこの構造を変えるという部分ではなかなか難しいという中で、3月にこの関係については指定管理者さんとのお話し合いをしてございます。その後については、まだ回答は来てございませんので、この辺についてもまた今後とも協議をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
若干補足させていただきます。宿泊棟の関係については、もともと計画書には載っておりませんけれども、当時聞き取り調査をした時点で今の事業者さんのほうからコテージの建設というお話がありまして、それで具体的な内容についてどういうふうにするのかということでいろいろお聞きをする中で、オーナー制でやっていきたいと。大体5人から6人泊まれるコテージを2戸程度つくっていきたいというようなお話がありまして、そういう中で具体的に今の業者さんは建設業者さんですから、実際に建てるとしたらその内容については詳しいのかなということも含めて、聞き取りの中でそれを踏まえて回答いただいたということであります。先ほど水道と合併浄化槽の関係でお話ありましたけれども、水道については別に新たに引きまして、そのコテージの建てる場所に近いところまで引いてありますので、実際はあともう少し引けば接続できるというような状況になっておりますので、その辺のお話をずっとしながらやってきております。合併浄化槽の関係については、当然建築する段階でトイレの必要性というものは踏まえていたのかなというふうに思っていましたので、そういう中で進めてきたということでございます。あと、パークゴルフ場の関係については、これは計画書に載っておりまして、もともと前にやられていた方はパークゴルフ場の左側の丘といいますか、のところ18ホールはとれませんけれども、9ホール程度のパークゴルフ場を設置してやっていたということでありますので、当面はそこを使ってパークゴルフ場をやるというようなことで考えていたのではないかというふうに思っておりますので、今奥のほうという関係については、今回事業の中で奥のほうも芝生で整備したという中で、それも活用したいというお話がありましたので、それについては補助事業でやった事業ですので、一定程度の制約がある中で軽微なものについてはいいですよということになったという流れですので、その辺そういうことをご理解いただいて、これからご質問していただければというふうに思います。以上です。
質問 二瓶隆
ただいま各答弁をいただいたわけですけれども、いずれにしても1回目の答弁でもいただいたように指定管理そのものの管理業務の中と、また自主事業の部分の中で一般町民の方にも誤解を受けるようなことも多々あったのかなと。建てるはずが建てていないのはどうなっているのかという声も実際耳にすることもございます。そういった点において指定管理制度のことをきちっとして、事業者に対しても説明を行っていただきたいのかなというふうにも思います。そこで、今浄化槽等も含めて、水道は近くまで引かれているということで、浄化槽についてもその段階でこれもまた事業者がやっていかなければならないのかということを考えると、極めて負担がかかるのかなということを考えるとき、指定管理を受ける業者、この方々にもやっぱり温泉経営にかかわる展望を生かせるような、提案事業の実現性を高めるため町がある程度の基盤整備というか、そういったものも必要と思われるわけですが、あくまでも自主事業という観点の中で、受けた業者がやらなければならないという方向性の中でいくのか、今後またそれらも含めて行政の考えがあるか、ないか、町長、副町長どちらかにご答弁をお願いしたいと思います。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
今回の提案における宿泊棟の設備等については、当初から事業者さんが自主事業の中で、利用度を高めるという中でそういう考えを示されてやってきたということですので、今回については町のほうとしてこれ以上それに対して補助するとか支援するとか、そういう考えは今のところありません。以上です。
質問 二瓶隆
私も今後においての指定管理ということでお聞きしたつもりなのですけれども、今もう3年、間もなく終わろうとしているわけですけれども、そういったことも含めて、先ほど申し上げたように説明する段階においても管理業務あるいは自主事業の部分もきちっと説明をしながら、決まったのだからやるぞではなくて、事前にしっかりとした指導といいますか、そういったことも必要なのかなというふうに思ったので、再度お伺いしたいのです。先ほども申し上げたように浄化槽等も含めて大変な負担がかかってくる。その辺で大変な思いをするとすれば、今後において温泉に関して公募したときに極めて厳しいものの条件の中で受ける方も大変なのかなと。それでもやる人がいれば一番よろしいわけですけれども、より多くの人に来ていただこうすれば、指定管理者を受けた事業者についても経費の面よりもやはり来てもらうためにいろいろな提案が出てくるかなと思いますので、再度お伺いしたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
留真温泉の管理については、答弁させていただきましたように当初から指定管理者制度で行うということを申し上げておりまして、その指定管理者が当初基本的には5年ということでありますけれども、新しい施設ということで3年の指定管理をさせていただいたということは議会の皆さんにもご説明をしているところだと思います。ちょうど3年目がやってきたということでありまして、利用実績、当初開場のときは大きな利用者がおりましたけれども、年間で今ちょっと減っているという状況であります。入場者数が計画に達していないということもありますから、今後新たな指定管理切りかえのときにこれをどうやって盛り返していくかというのは、大きなやはり課題になるだろうというふうに思います。これは、指定管理をしていただく方についても、当時から指定管理者というのは民間活力を導入して、サービスと、そして町民にメリットのある施設を運営してもらいたいということでありますから、そういうことでこれからも指定管理者を継続していくということになるとそのことも新たな指定管理者、新たなというか、切りかわったときの指定管理者にお願いをしてまいりたいというふうに思います。そのときに、今パークゴルフ場と宿泊棟ということでお話しになっていますけれども、これはあくまでも自主事業でありますから、これが町としては施設の管理をきちっとしていただくということは大前提でありますので、これについてきちんとしていただくということがまず第一。そして、自主事業として提案して、指定管理者の方が提案というか、みずから出した事業についてやはりどのように進めていくのかなということは町としても注目をしたいと思いますし、それが入場者数を高める素因になってもらいたいなというふうに思いながら今まで進めてきたわけでありますから、今後それが実現できないということに決まっているわけではありませんけれども、そういう方向になったときにでは町としてこれをどうやっていくのかなと、どこまでそれを踏み込んでやっていくのかなというのは、これから今後の指定管理者との対応だろうなというふうには思っています。ただ、今うちの制度としては、合併浄化槽の部分については個人の住宅に対する補助制度ってありますけれども、事業者に対する補助制度ってありませんので、これについてもしやるとすると新たなものをつくっていかないとならないということであります。この点については、町としてもまだ結論を出していませんので、これからどのような方向性を持っていくのかというのは検討の余地が少しはあるのかなと思いますけれども、今のところ考えていないということで副町長のほうから答弁させていただいたということであります。
質問 二瓶隆
それぞれお答えをいただき、おおむね内容的にも理解をさせていただいたところでございますけれども、最後に町長に1点伺っておきたいなというものもございます。当初浦幌町にとって大切な資源であり、その資源を利用しながら、観光目的とした留真温泉ということの出発点から進む中で、町民の健康増進のためにも温泉を利用していただく、そういったことが何度となく繰り返されてきたわけでございますけれども、健康増進のために今まで何をどのようにされてきたのか、今後もまたどのようにされようとしているのかを最後に伺って、終わりたいと思います。その辺よろしくお願いします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
留真温泉の活用については、町民の健康を守るという観点からも新たな施設の改築を目指したということも議員が言われるとおりでありまして、私も今でもその考えは変わっていないところであります。ぜひ町民の皆さんに多く利用していただいて、お年寄りから若い人まで、このアルカリpH9.8というすばらしい温泉でありますから、これを利用して健康増進を図っていただきたいというのは今も変わらない思いであります。そのために、町民よりは先ほど報告させていただきましたけれども、町外からの利用者が多いということが事実でありますので、私どもは当初から町民の皆様に町民の皆様の2割が2カ月に1回利用していただければ当初の予定数に達するのだというお話をさせていただきました。そういうことのために今無料のバスを運用させていただいて、各地区から温泉の利用をスムーズに図れるようにということでいろんな方策とらせていただいておりますけれども、このバスについても今ちょっと利用が低迷しているというのが現実でありまして、この点も含めて今後コミュニティバスもという方向も、こういう温泉のバスも含めて今コミュニティバスの方策も検討しようということになっておりますから、ぜひそういうことも含めて町民の皆様の利用を図っていきながら、健康増進の一つの糧としていきたいなというふうに思っているところであります。ぜひ町民の皆様にこれからも利用していただくような、利用できる、利用しやすい施設づくりを目指してまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。