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浦幌町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月17日

浦幌町地域防災計画の見直しについて

2011年6月17日、浦幌町議会の一般質問で、髙橋利一議員が「浦幌町地域防災計画の見直しについて」質問し、町長 水澤、総務課長 上村が答弁しました。

質問者
髙橋利一 議員
答弁者
町長 水澤、総務課長 上村

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 髙橋利一

今定例会におきまして、浦幌町地域防災計画の見直しについて質問をいたします。本年3月11日発生の東日本大震災により、未曾有の被害を受けられた方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。本町におきましても、東日本大震災により漁業施設や船舶に大きな被害をもたらすとともに、町民の方の一部被害も発生しましたが、幸いにして人的被害はありませんでした。町民の生命と財産を守ることが、行政の第一義的義務であり、これを新たな教訓に地域防災計画の見直しが必要であると思いますが、その考え方について伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

髙橋議員の質問にお答えをします。浦幌町地域防災計画の見直しについてでありますが、本年3月 11 日、午後2時 46 分発生の東日本大震災により被害を受けた方々には、心からお悔やみを、そしてお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興、復旧を願っている次第であります。本町といたしましても、今後被災されました自治体に浦幌牛乳をお送りし、支援を行っていく考えでありますので、この関連予算につきましても今定例会に補正予算として計上しておりますので、よろしくお願いをいたします。さて、今回の地震津波災害により、避難体制、避難所の運営等、さまざまな課題も浮き彫りになってきております。このことから、6月1日付人事異動により、総務課に防災担当補佐を配置するとともに、庁内における災害対策会議を開催し、今後重点的に取り組む必要がある課題や緊急に改善しなければならない事項等について整理するよう指示をいたしたところであります。また、先般5月 13 日には、北海道が主催いたします津波防災対策に関する市町村説明会が開催され、今後における大まかな大津波対策作業スケジュールが示されたところであります。その中では、将来発生が想定される地震による津波の遡上シミュレーションによる現在の津波浸水予測図を、今回発生した東日本大震災で、発生した震源域が複数連動するマグニチュード9クラスの巨大地震に対応した浸水予測図を平成 23 年度中に作成し、その基本データ等を沿岸市町村に提供していくこと。北海道地域防災計画について、中央防災会議の中で防災基本計画の年度内の見直しを踏まえ、平成 24 年度に北海道地域防災計画の修正を行う等のスケジュールが示されたところであります。そのようなことから、本町におきましては、庁内における課長会議等を随時開催し、改善すべき課題、改善方法等を整理するとともに、今後、厚内地区において災害図上訓練を実施し、地域で大きな災害が発生した場合を想定し、積極的に災害の対応策を地域住民の皆さんと考える防災訓練の実施、必要により各行政区に出向き、設立のお願いをしています自主防災組織の説明会での地域皆様のご意見を集約するなどし、それらのご意見等を踏まえながら順次本町の地域防災計画の見直し作業に着手し、見直しされた北海道地域防災計画との整合性に配慮しながら、最終的に本町の防災会議のご審議をいただき、平成 24年度中の浦幌町地域防災計画見直しに向けて作業を進めていきたいと考えております。また、本定例会に関連予算のご審議をお願いしておりますが、避難所における食糧備蓄・必要な資材等の備蓄等、緊急に整備しなければならない事項等につきましては、順次進めていきたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと思います。以上、髙橋議員の答弁といたします。

質問 髙橋利一

ただいまの答弁で、平成 24 年度中に浦幌町地域防災計画の見直しを行うべく作業を進めていく方針を確認いたしました。3月 11 日、午後2時 46 分発生の東北地方太平洋沖地震による東日本大震災は、私ごとで恐縮ですが、妻の姉妹で福島県南相馬市に住む年長の姉が津波によって尊い命を失い、ほかの家族も避難生活を送っている状況であり、決して遠くの出来事ではなく、身近な災害と痛切に思っている次第であります。6月 10 日に厚内公民館を訪問し、報道関係者と厚内地区の住民が災害時に撮影した写真展を見てまいりました。その際、厚内漁協における津波の被害状況等について、厚内地区の方にお聞きをしましたが、今回の震災は、連日報道されている悲惨な状況を見て、他人事でなく、我が身のこととしてとらえていると言われておりました。ボランティアの方々による炊き出しへの感謝や、浜厚内地区の方にあっては、避難の際における役場職員の対応が非常に良かったと。事情があって避難所から自宅へ移動するときには一緒に行動してくれたことを聞き、不安な気持ちの中にいるときに常に親身に対応してくれたことに感謝の思いであると聞き、職員の対応に改めて感心させられた思いであります。町行政の拠点である役場について、1969 年、昭和 44 年に建築され、現在 42 年を経過する中で、耐震精度は未実施であり、十勝管内の行政庁舎の耐震性についての状況を見ますと、耐震・耐久性について懸念されるものであり、至急に診断を実施する必要があると思います。災害時に、おそらく庁舎がその対策本部となることは過去の対応から明らかと思いますが、対策本部がいかに最大限効力を発揮するかが町民の生命と財産を守るうえで有用か、今回の東日本大震災で明らかとなっていることは周知の事実であります。そこで、災害対応に係る庁舎機能を維持するため、どのような整備を進めるのか伺います。

答弁 総務課長 上村(総務課長は2012年3月まで)

災害対応に係る庁舎の整備ということでございます。通常、災害の時には本部が庁舎になるというふうに認識をしているところでございます。再質問の中にありました庁舎の改修、耐震性につきましては、まちづくり計画をつくる際に、この耐震診断、それから、それに伴う耐震の設計、そして耐震による改修等の積算をしたところでございます。約2億円以上かかるという積算を得ているところでございます。この関係につきましては、現在まちづくり計画の中には入っておりませんが、診断につきましては3分の1程度の補助があるというふうに確認をいたしておりますが、この耐震改修に対する財政的な国の支援、それから被災等については、まだ、不透明なところがあるというふうな確認の中で、今回まちづくり計画の中に見直したところでございますが、今回の3月の東日本の大震災によりまして、国のほうも災害対策本部となる庁舎等の改修についての補助的なことも、今後措置されるというふうに聞いておりますので、それらを見極めた中で、早急に庁舎の改修について検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

質問 髙橋利一

ただいまの答弁によりますと、確かに財政上の問題等、非常に厳しいものがあると思います。それとまた、先ほど町長の答弁の中にありましたように、避難場所、あるいは物資関係も、それも大事なことだと思います。しかしながら、私、再質問の中で言いましたように、職員の、この老若男女を問わず、町民への対応、その気持ちを第一番にぶつける。これが、今後の地域防災計画の中での1番大事なことでないかなと思うわけでございます。そういう意味で、私は浜厚内の老夫婦にお聞きしたときに、本当に、この3か月が過ぎる中にあっても、いまだに心中、あるいは脳裏に、あの職員が本当に親身の暖まるような対応をしてくれたということについて、いまだに頭に思って私に言ってくれた言葉が非常にうれしく思ってございます。そういう意味で、私はこの庁舎の中で、役場総務課をはじめその指令を出す、そういうところの方々が、もう本当に災害が起きたときには何なのだと、まずは心と心、ハートとハートのそこから始まるのだよということを、つぶさに私は総務課の対応でやられたということは、非常に立派な対応だと、私も自負をしているところでございます。そんな関係の中で、職員の気持ち、思いやりをいかに育てていくか。そして、それを反映していくかということを、こらからもまたお願いをしたいと思うわけでございます。さらに、私は今回3月 11 日の対応におきまして、浦幌消防団の中には、2分団、3分団、2分団は吉野地区、3分団は厚内地区でございましたけれども、この浦幌の海岸線は確か22キロメートルあると思いましたけれども、その中の自分の範囲、エリアをしっかり守るという中で団員が出動いたしました。しかしながら、今現在思うところはですね、私自身も過去に消防団員に 25 年という長きにわたり対応したわけでございますけれども、今現在その当時から見て、非常に厳しい団員不足の状況にあると聞いております。私は、こういう災害時に対応してくれるのは消防団員であると、このように自負しております。そんな関係の中で、非常に団員の数が少ない中で、総務課を担当する中で、今後、どのように対応していくかという考えがあるか、その辺の関係も伺いたいと思います。まず、1点目に言いました職員の教育の問題。さらには、消防団員のその辺の対応についてどのような形をもっているかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 上村(総務課長は2012年3月まで)

いずれにいたしましても、今回の災害につきましても、地区の皆さん、また消防団員の皆様のご協力をいただきながら、また、現場に配置された職員が、ある程度的確に対応してくれたのだなというふうに思っております。また消防団につきましては、常にこの地域防災、火災等も含めた中で団員不足も生じているというお話も聞いております。そういった中で、先般、消防団のほうから、町職員も消防団員に入団についてのご配慮を願いたいというようなお話もありまして、6月の管理職会議で各職員に周知をしまして今般募集したところでございます。おかげさまで各課のご協力をいただきまして、今3名の方の入団申請をさせていただいております。お話を聞きますと、近く面接がありまして、入団の運びになるのでないかというふうに思っております。いずれにいたしましても、消防団に入った職員、地域と一体となって、また活躍して、それぞれ役場の中でも、いろんな形で活躍してくれたらというふうに思っております。ただ、私どもが思っているのは、若い者を出していった中で、それが退職するまで消防団員になりなさいということではなくて、町職員につきましては、ある程度めどをつけた中で逐次、若い者を順次派遣をしていきないなというふうな形を今持っております。いずれにいたしましても、地域の皆さんのご協力をいただきながらこの災害対策について、今後とも進めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。以上でございます。

質問 髙橋利一

終わります。

出典:浦幌町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月17日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる