浦幌町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月14日
今までも治水や基盤整備について
2009年9月14日、浦幌町議会の一般質問で、杉江博議員が「今までも治水や基盤整備について」質問し、町長 水澤、産業課長 前田、まちづくり政策課長 佐藤、施設課長 賀下が答弁しました。
- 質問者
- 杉江博 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、産業課長 前田、まちづくり政策課長 佐藤、施設課長 賀下
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 杉江博
私は、今回大雨災害及び湿害対策ということで、今までも治水や基盤整備について何度か質問させていただいておりますが、たび重なる質問であります。しかし、時とともにいろいろ状況の変化もあるということで、重ねて質問をすることご理解いただきたいと思います。本年は、5月下旬より多雨多湿状況が3カ月を超える現在も続いております。6月22、23日の豪雨に見られるように、本町は町内全域において水対策が十分とは言えず、被害が発生し、第4回臨時会において報告されたところでもあります。特に本年は、天候不順による多雨により上浦幌から下浦幌まで町内全域にかけての農地の被害は未整備地において目立ち、基盤整備が順次進められておりますが、十分とは言えず、特に下浦幌地域の国営防災事業地域内はこのことによって派生した水処理対策が不十分なため、未整備地問題も含め河川整備の恒常的問題とゼロメートル地帯の地理的問題を優先して考えなければ解決できない状況にあると考えております。これらの問題は、町独自で解決できない問題も多く、既に国や道に政策要望されている事項も含めどのような協議がなされてきたのか、町としてどのような計画を持って対策を行うのか、次の事項についてそれぞれ伺いたいと思います。1点目、朝日地区の排水機場設置協議は。2点目、十勝静内川の改修整備と排水機場計画は。3点目、浦幌川の早急な改修と河川敷地内の柳伐採。4点目、下頃辺川改修の早期完了と見通しについて。5点目、稲穂フルマントンベツ川の整備計画。6点目、国営防災事業区域内の白地地域への整備事業導入見通し。7点目、町内河川の樋門管理に関する指導と堤内排水用移動式ポンプの設置の計画。8点目、本年の湿害における緊急対策と今後の未整備地対策はということでお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
杉江議員の質問にお答えをいたします。大雨災害及び湿害対策についてでありますが、本年は6月中旬から7月中旬にかけての長雨や低温、日照不足などの異常気象により冷湿害の被害を受けました。特に6月22日から23日にかけて総雨量136ミリの大雨が降り、床下浸水などの住家被害を初め林業被害や水産被害、町道、河川などの土木被害、また農業被害は農地の冠水や倒伏、農地の流失などにより農作物は甚大な被害を受けました。その後、天候は多少回復したものの農作物の生育に大きなおくれが生じており、作柄や収量への影響が懸念されております。1点目の朝日地区の排水機場設置協議についてでありますが、朝日地区の内水処理対策として排水機場の整備促進を6月28日に地域政策懇談会で要望したところであります。その後、国営総合農地防災事業による排水機場の設置について関係機関と協議してまいりましたが、既に本事業において浦幌太排水機場を造成しており、さらなる施設の設置は困難であり、他の国直轄補助事業による設置も難しいとの回答でありました。本町といたしましては、被害解消に向けたその他の方策として地域内の排水路整備や低地のかさ上げ等の事業整備について今後も関係機関に要望してまいります。2点目の十勝静内川の改修整備と排水機場計画についてでありますが、十勝静内川につきましては北海道管理河川として昭和44年から河川改修に着手し、管理延長6.4キロメートルについて改修済みとなっております。しかし、現状としては、この河川には5カ所の樋門が設置されておりますが、樋門の開閉操作にもかかわらず大雨時には畑地への冠水被害を受けております。このようなことから、実情を踏まえ、今後河川管理者である北海道に対し河川改修及び排水機場の必要性について要望してまいりたいと考えております。3点目の浦幌川の早急な改修と河川敷地内の柳の伐採についてでありますが、樋門からの排水処理を円滑に行うため、帯富から留真までの河床掘削を北海道が平成20年度から実施しているところであります。今後につきましても事業の早期整備を引き続き要望するとともに、流れを阻害する柳の伐採につきましてあわせて要望してまいりたいと考えております。4点目の下頃辺川改修の早期完了見通しについてでありますが、平成19年度までに道道豊稔橋及びJR橋のかけかえ工事が完了し、引き続き内水被害を解消し、流下能力の向上を図るため稲穂地区の河道掘削を実施しているところでありますが、現在のところ平成22年度完了予定となっております。5点目の稲穂フルマントンベツ川の整備計画についてでありますが、この河川は道道瀬多来吉野線にかかる八線橋を管理境界とし、上流側は本町が管理する普通河川、下流側は1級河川下頃辺川への合流点区間として北海道開発局が管理しております。この河川は、これまでも大雨による被害を幾度となく受けており、その都度災害復旧事業により対応してまいりました。しかし、近年は災害復旧事業の対象となるような河川の決壊ではなく、河道内に柳等が繁茂し、河川の流下能力を阻害し、出水時には洪水被害を生じる状況にありました。このため洪水被害の防災措置として、下流側における下頃辺川への合流点区間につきましては北海道開発局へ河道整備を要望しているところであります。また、上流側の普通河川につきましては、地先の要望により平成20年度地域活性化・緊急安心安全実現総合対策事業で既に一部河道整備を実施したところであります。なお、今後の整備計画についてでありますが、下流側の北海道開発局要望区間は今年度整備予定となっております。また、上流側の普通河川未整備区間につきましては、年次計画により引き続き実施してまいりたいと考えております。6点目の国営防災事業区域内の白地地域への整備事業導入見通しについてでありますが、本年度は冷湿害による影響で本町全域において農作物に大きな被害を受けており、特に基盤未整備地の被害が目立ち、農地の排水対策は大変重要なものと考えております。また、下浦幌地区においては国営総合農地防災事業で基盤整備が進められ、計画どおりの進捗のもと平成23年度の事業完成となっております。しかし、区域内にはいまだ基盤整備事業を必要とする農地が1,350ヘクタールあり、本町といたしましては早急な事業導入が必要と判断しておりますので、今後とも関係機関と協議し、道営事業の実施に向けて本年度中に関係農家への事業説明を行い、平成22年度に計画を樹立、平成23年度からの事業着手に向けて進めてまいります。7点目の町内河川の樋門管理に関する指導と堤内排水用移動式ポンプの設置計画についてでありますが、まず初めに町内における樋門管理は北海道が管理している7河川に対し125基設置しております。この樋門管理につきましては、本流河川の洪水の堤内側への逆流をゲートの開閉操作で内水のはんらんを防御し、堤内における被害を最小限度とする緊急性をかんがみ、北海道から本町が委託を受け、それぞれの河川状況に精通している各地先の関係者に対し管理人として委嘱させていただいているところであります。この点検整備は、定期点検として年間5回行うこととし、毎年各管理者に配付しております樋門樋管点検整備記録表に基づき整備することとなっており、この記録表をもとにゲートの操作及び樋門樋管等の機能状況を確認し、北海道管理者へ報告の上、整備等必要事項の要望をしているところであります。また、大雨による河川増水時には臨時の巡回が必要となり、本流河川水位によっては施設のゲート開閉操作が出てまいります。この操作がおくれますと、堤内における畑地等の冠水が広がり、それによる被害も増大いたします。このことから、町といたしましては本年3月18日付で近年の異常気象による集中豪雨の被害の軽減化について気象情報の収集及び早期対策を呼びかけたところです。また、今後につきましても、さらに管理人の皆様に樋門樋管の操作について適正な管理を行っていただくよう指導に努めてまいります。次に、堤内排水用移動式ポンプの設置計画についてでありますが、大雨による本流河川の水位の上昇で堤内への逆流を防止するために樋門樋管のゲートを閉めますと、堤内に排水が停滞し始めます。この内水の滞水量と堤内における土地の高低差によっては、時間が経過するのに伴い畑地等の冠水面積が広がり、被害が拡大することになります。このため早期における排水ポンプの設置が必要となります。この場合の対応といたしましては、緊急度を勘案し、内水排水処理にかかわる機材及び労力を町内建設業者に依頼し、本河川の逆流が解消されるまでの間排水ポンプにより内水の排除処置に当たってきました。しかし、今年6月の大雨の際には処理箇所が増加したこともあり、機材及び労力不足で対応に時間を要した結果となってしまいました。その後の調査で樋門樋管のゲート操作につきましては125基のうち41基の開閉操作が行われ、6カ所でポンプによる排水処理が行われたことがわかりました。今後につきましては、これを踏まえ、迅速な情報の収集と災害応急対策支援協定の会員であります建設業者との連携をとりながら、機材及び労力の確保に努めてまいりたいと考えております。8点目の本年の湿害における緊急対策と今後の未整備地区対策についてでありますが、本年は6月下旬から7月下旬にかけての大雨、低温、日照不足により農作物の生育に大きな影響を受けており、一部作物で回復傾向は見られるものの、収穫期を迎え、大変憂慮しているところであります。本町におきましては、7月下旬より農協や農業改良普及センターなどの農業関係機関で組織する浦幌町農業振興連絡協議会において生育に関する情報交換、農業技術情報の周知や生育不良状況調査を行うとともに、こうした状況に適切に対応するため8月20日、異常気象に伴う農作物冷湿害対策会議を立ち上げ、生育状況調査や豆類収量調査を初め農業技術指導などの対策について活動を行っております。本年の湿害における緊急対策としましては、8月17日に実施しました生育不良調査の結果にも見られるとおり、排水不良の圃場では農作物の生育に大きな影響を受けていることから、冷湿害対策会議においても来年の営農に間に合うように早急な排水不良対策が必要との結論に達し、心土破砕事業、明渠排水溝掘削事業及び小規模暗渠排水事業について本定例会に補正予算を提出させていただいているところであります。今後の排水不良対策につきましては、農家負担の少ない事業を関係機関に要望しながら進めてまいりたいと考えています。以上、杉江議員の答弁といたします。
再質問 杉江博
1点目から再質問をさせていただきたいと思いますが、朝日地区の問題であります。開発局は6月の大雨後、7月の9日だったと思いますが、被害の報告と今後の対応についてということで国営事業の期成会に対して説明がありました。その中で、この排水機場の問題、検討していく姿勢で、地元の人の用地提供も受けれるだろうかというようなお話までありました。しかし、今答弁にありましたようにそれぞれの状況で国として実施できる状況にないということでありますから、だからしなくてもいいということではなくて、今後多分畑総事業入りましても畑総事業ではこのことは無理なのだろうと私も判断をしております。どんな方法があるのか、特にあの地帯の排水につきましては樋門管理を請け負っている方がバックホー持っていったり、トラクター持っていったりしてポンプをつり上げてやっていると。非常に見ていても危険な状況にあります。そういうことを解消するためにも、排水機場が無理であれば当面無事に安全にポンプ排水できるようなステージなり、そういう施設の設置をまず要望していき、町としてはどんなことができるのかも十分検討していただきたいと思います。次、2点目、静内川の問題でありますが、国営防災事業では6月に136ミリという雨量の報告をされておりますが、国営防災事業は10年間で1度の156ミリを想定した事業設定をしたはずでございます。そういう中で、先ほど申し上げた開発の報告でも136ミリでなぜこんなになったかと、担当者もそういう発言をしております。しかし、これは雨の降り方ですから、それぞれの状況、違う状況があったというふうに私もとらえております。そういう中で、町長もご承知だと思いますが、開発が十勝川水系の河川整備計画、今後20年、30年を想定した計画、新聞にも9月の9日だったと思いますが、今後の事業試算1,600億ということで各町村に公示をし、一般からの意見を求めている、こういうもの出ているのもちろん町長もご承知だと思います。これの意見を出すのが19日までとなっておりますが、この計画の中に、もちろん河川の管轄の違いもあります。しかし、先ほども答弁にありましたように静内川の整備計画についてはこの計画にものっておりません。私も最近知ったのですが、静内川の浦幌十勝川への出口何百メートルぐらいしか開発の管轄でないと、あとは道の管轄だということであります。その辺のこともあって連携が悪いのかなと。非常に町長もこの状況については把握しておられると思いますが、9月の7日、8日、つい最近でありますが、その雨、80ミリあった雨でも新天橋、静内入ったすぐの小さな橋ですが、新天橋横断している水路、これはもう満杯状態です。この水路の水があふれることによって十勝太統太線の通行どめになる。水がはける状態でないです。それで、静内樋門、第3樋門から水が出るようになっていますが、ここでもポンプ設置されておりません、今回も。15年の8月の9日、10日の台風から19年の春の融雪大雨、そして今回と同じ状況続いているのです、国営防災事業やっても。この道路、それから排水路の関係については何も改善されていないのです。暗渠と、それから置き土あったところについては確かにつかないところがありました。しかし、この下流、ご存じのようにもう30ヘクタール以上も水没です。置き土した後も水没しているのです。私は、先ほど申し上げた7月の9日の開発との協議でもはっきり申し上げました。今まで水だめだったところに土を置いて置き土して、1メートル、1メートル50高くなったのです、畑地は。しかし、水だめだった水がどこへはけるだけの水路をつくってあるのかと、非常にこれが不足しているのだということを、静内地区も稲穂地区も同じです。このことを開発に申し上げてあります。ぜひこのことをもっと現地で検証されて、開発とも打ち合わせされ、対応していただきたい。これはまた起こります。もうほぼ完了状態になっているのですから、水路の規模不足です。そういうことを思っています。静内川の問題については、先ほど申し上げました静内3号樋門、ここでストップになっているのです、排水路が。そこから出なければ全部道路横断して反対側の生剛地区の畑地に水が入っている。先ほど申し上げたようにこの状態が続いているのです。6年たちますけれども、何にも改善されておりません。十分検証されて、対応していただきたい。次、3点目です。浦幌川の改修ですが、これは先ほど申し上げた十勝川水系河川整備計画にのっております、柳も切るように。しかし、ご承知のように今回6月の大雨で掘ったところがどこなのだかわからないぐらい沈砂池になってしまっているのです。70メートル掘っても、円山までいくということですから、5キロあるのでしょうか、10年もかかるのかなと。そういうことではどこを整備したかわからず、地域の人たちの内水処理問題は解決できないのです。早急に迅速に工事が完了するように関係機関にお願いをしてほしいと思っています。それから、4点目、下頃辺川の問題ですが、先ほども申し上げました静内と同じです。排水路、置き土を大量にやりましたけれども、水のはく水路が不足しております。これもこの十勝川水系の河川整備計画、これも写真つきで15年に西稲穂樋門、ポンプ排水するようになったと誇らしげに写真載っているのです。開発局の資料です。しかし、15年にやってから今回、あるいは先ほど申し上げた19年、同じ状況で満水です。置き土したところも水没している部分があります。これも開発に話はしてありますが、特に置き土、平和地区、置き土しております。保安林から上の稲穂地区については置き土していないですから、今回も水没状態、ご承知のとおりです。この辺の対応についてしっかりと、何回もこういう質問をさせないように対応していただきたいと思います。稲穂の山際の排水路、これが2号樋門の排水能力が非常にポンプ1台でははけないのです。ですから、西側の排水路も満杯です。先ほど申し上げた保安林から上の地帯は、もう稲穂地区水没したという状況ですから十分、状況確認するといっても水出ないと、もう通り過ぎてしまったことですから確認のしようないと言われるかもしれませんけれども、それなりの書類は持っておいでだと思います。特にこの後の樋門の関係もあるのですが、被害状況を職員皆さんで町内回って報告しますね。どれだけ冠水したとか、道路どこいかれたとか、そういう報告だけではなくて、何がどうだからこうなったのか検証しないと、何にも改善されていないのです、何年間も。そういう仕事をやって、やっぱり対策を講じてほしいということです。先ほど答弁にありましたように下頃辺川の改修、これもこの十勝川水系の河川整備計画のっています。のっていますし、22年に終わるということですから、完了するということですから、次の稲穂フルマントンベツ川の整備についてもこれが終われば順次順序よくやっていけるものと期待をしております。次に、6番目の国営防災事業区域内の白地地域の整備事業でありますが、答弁で1,300町が外れているということでありますが、3,500ヘクタールの中の1,300町は事業対象外になったという中では未整備地区ばかりでないです、これは、ご承知のように。草地造成事業とか酪農関係の飼料作物の事業とかいろんなことで整備やっているところもあります。耐用年数が過ぎていなくて入れれなかったところ、あるいは高台地で対象にならない、あるいは今後は必要になるかもしれませんけれども、そういうところも含まれておりますから、1,300町すべてが事業対象外だということではなくて、既に整備されているところもあるということは認識されていると思います。しかし、再三にわたって申し上げているこの地域の問題は、非常に面積が多くて、1戸の農家で10町、20町、30町未整備地区持っているのです。以前にも申し上げましたけれども、この質疑の中で町は小規模暗渠を使って対応してくださいという答弁あったのです。しかし、今の事業見積もりですと1億用意しても200町ぐらいがせいぜいです。町が1億用意しても農家はそれ以上の負担ですから、とてもやれる規模ではないです。見通しについて答弁ありましたけれども、ぜひ早く実施をできるように努力していただきたい。特にこの今回の6月の大雨で開発が追加事業をどれだけやってもらえるか、期成会でもいろんなお願いをしております。補完工事として暗渠なり、置き土なり、補完工事はもう既に出てきているほかに取り込んでもらえるのか、そういうことがあったときに国営事業が23年しっかりと終われるのか、そういうことも心配しております。農家の立場では痛しかゆしと、負担のかからない国営事業で少しでもやってもらいたい、しかしそれが延びれば畑総事業が一年でも延びるのでないだろうかと、そういう心配もしております。次に、7番目の町内の河川に対する樋門樋管管理の点についてでありますが、6月の大雨で樋門が閉め切らずに漏水している箇所があったということはもうご承知だと思います。このことの対応について、地先の当事者に何らかの説明や最低限の理解を求める対応をしてきたのかということをひとつお伺いをしたいと思います。ここは今回だけでなくて19年の春の融雪大雨のときも漏水しているのです。原因は何かわかりません。今回私も何回も確認に行きましたから、私は漏水確認、それまで行かなくて、疑問を持って、何回も見に行ったのです。その1時間後に地域の人が間違いなく漏れているよという報告あったのです。これ午後4時です。23日の午後4時。19年の春にも同じようなことあった。このときは、樋門に根っこがひっかかって閉め切らなかったということになっています。事実関係私わかりません。しかし、2度までも同じ場所でこういう管理があったということは大問題です。このことの対応について伺いたいと思います。それから、静内地区でも樋門を閉めたことがないところがあると。これは、水路の関係私わかりません。先ほども報告あるように町内で41カ所の対応あったと。開閉の必要ないところも当然あったと思います。しかし、先ほどもお話ししましたように、非常にあの辺の状況お話ししたとおりです。それで、何で開閉されていないのかなということがあります。十分このことも土木やらと協議をして状況を把握していただき、対応していただきたい。静内の第3樋門の近辺につきましては、現状では水が出たら樋門のところ行けないです。堤防、もうやぶになっていますから。ふだんはこちらから歩いて堤防に上がっているようですけれども、水で行けない状況になるのです。これで樋門管理しているとは言えないです。そんなことがいっぱいあるのです。町内的なことをこの樋門管理、ポンプの設置について申し上げれば、6月の23日、雨の後です、雨の上がった日。中浦幌地区では、4時過ぎてポンプ排水ほぼとまっています。樋門上げれる状況になっているのです。下浦幌では、先ほど申し上げた漏水あった場所は午後11時です、樋門上げれたの。この樋門も上がらないのです、管理不十分で。もう排水作業やった業者の人も手伝って、30分以上かかってようやく樋門上げたといっているのですから。朝日地区は夜中の1時です、樋門あいたの。養老、正式には愛牛樋門と言っています、豊北橋のふもとですけれども。これは朝3時です、樋門あいたの。それだけ下浦幌地区は水没しているのです。畑が水没しているのです。それで、養老地区は日中地域の人が何でくんでくれないのだと要請があったはずですけれども、先ほども答弁にあったようにいろんな状況あったのでしょう。ポンプ設置ないのです。朝の3時まで、次の日の朝の3時まで水没しているのです。こういうこと上から下までやっぱり均等な対応をしていただいて、特に下浦幌は上流から水来るのですから、その対応についてやっぱりしっかりバランスとれた対応をしていただく必要があると。先ほども答弁にありましたけれども、非常時に対する業者との協議、それからふだんの管理指導についていま一度きちっと確認をして、最大限の努力をしていただきたい。下浦幌は、昔から水になれていますから、みんな住民のんきだといえばのんきなのです。静内地区も50年前は谷地地帯で、帯広の囚人さんたちが冬しばれたらヨシ刈りに来たのです、氷の上。そういう地帯です。しかし、昭和40年代に入って国営パイロット事業で地域に払い下げされた。非常に利益もあり、喜んだ時代もあったのですが、機械が大型化して、利用できる状況でなくなってきてしまった。そういう地域の恵まれない条件のところの人たちにも行政のひずみがないように対応していただきたいと思うのです。民法では、皆さん法律に詳しいでしょうから、民法では自然に流れてくる上流からの水は拒んでいけないことになっています、214条に書いてあるのです。しかし、次の条では災害や異常事態で起きた水については上流のものは処理しなければならないことになっています。215条に書いてあるのです。だから、言ってみればみんな均等なのです。均等ですから、町内均等に水の処理していただくように十分配慮していただきたいと、そう思います。それから、8番目に、冷湿害対策ですけれども、補正予算出る前に私も一般質問の通告をしましたので、今回補正を出していただいております。冷湿害対策会議の設置や補正の迅速な対応については十分評価をしていきたいと思いますが、基盤整備は長期的な対応も必要で、上浦幌においても営農をやめて賃貸している人たちの借りている圃場が非常に整備状況がよくないと聞いております。それから、今中浦地区でも畑総事業入っておりますけれども、いろんな事情あって満度に参加しているとは言えないと思います。しかし、できるだけ今後こうした異常事態で困ることのないように指導もしてほしいなと、そういうふうに思っています。それぞれ8点について再質問ということで申し上げましたので、答弁を伺いたいと思います。
答弁 産業課長 前田(産業課長は2011年3月まで)
それでは、杉江議員の質問に答えたいというふうに思います。たくさんありますので、それぞれ担当の者が答えますが、漏れておりましたらまた言っていただければというふうに思います。まず、最初の1点目の朝日地区の排水対策でございますけれども、この朝日地区につきましてはもう既に皆様もご存じのとおり非常に排水状況が解消できないというふうになっております。今回も当然6月の22、23というこの大雨によりまして、相当冠水をしているということは明らかでございます。この対策につきましては、朝日地区におきましては排水機場が現在国営防災事業では設置されておりません。ということで、町といたしましてはこの雨が降った場合については浦幌太樋門ということで、これは町独自で排水ポンプを設置をしながら対応してきておる次第でございます。このポンプでは十分な対応はできないということから、国営防災の事業で何とかならないかということで地域政策懇談会などでもお話をさせていただいております。この中で、開発の農業事務所とも相談をさせていただいております。その中では、今後すぐ排水機場が設置できるかどうかということは言及しておりませんけれども、調査等を含めて検討、研究をしていきたいというふうな話も聞いております。現在この地区、朝日地区におきましては調査をしているというふうに話を聞いております。この中で、現在浦幌太排水機場が上のほうにありますけれども、この浦幌太排水機場のほうへ何とか水を持っていって、この付近で何らかの施設をできないかということも研究調査をしているということも今聞いております。そこら辺も町といたしましては期待をしながら、開発の検討結果を待っているという状況でございます。また、国営防災につきましては、当初23年の事業完了でございましたけれども、1年前倒しの22年ということで進めておりましたけれども、今回のこの大雨によりましてまた見直すような話も聞いております。この中で、この雨対策、洪水対策について何らかの措置をしてもらえればというふうなことで町も要望をしていきたいというふうに考えております。それから、4点目でございますけれども、下頃辺川の樋門の関係でございますけれども、この地区におきましても今回被害を受けております。この関係につきましては、まだ国営防災の工事が完全に完了していないということから、こういうこともある程度原因の一つではなかったかということで聞いております。稲穂第2樋門、いわゆる西田地先でございますけれども、この上流につきましては平成22年度、来年度に排水路を整備するという計画になっております。また、西側の山際の排水路につきましては、これは完了しているということでやっております。西田地先の樋門につきましては、下頃辺川の改修の掘削工事にあわせてやるということでございますので、これらの完成を見た後にある程度どういう形になるかなということも考えられるかと思います。現在については、そういうことから工事の推移を見ながら、また国に、開発のほうにもお話をしていきたいなというふうに考えております。また、かさ上げにつきましては、基本的には低みのところはやっているということでございます。ただ、低みについてはもう既にかさ上げは終わっているということで、今回この低みのところも冠水をしているわけでございますけれども、そこら辺についても今後の開発の調査によっては要望していけるものであれば要望していきたいというふうに考えております。また、樋門の流量の計画より多く出て、その対策をということでございますけれども、この流量についてはそれぞれ流域を決めて、樋門の大きさ等も考えているということでございまして、これら全部見直して水路をつなぎかえるとかということになりますと樋門の大きさ等も影響していくのではないかというふうにも考えられますので、そこら辺も開発ともどういう形で今後進めていいのかも含めながらお話しさせていただきたいというふうに考えております。それから、6番目の国営防災事業の関係でございますけれども、22年に完了できなければ順次おくれていくのかということでございますけれども、現在道との協議の中では畑総事業で取り組んでもらえるということで前倒しさせていただいております。もし開発のほうで22年度で完了しなくて23年度までまた延びていくということになれば、道の畑総事業はどうなるのかという話でございますけれども、現在道との協議の中では22年度に実施計画をいたしまして、23年度には着工するという事業計画にのっているということでございますので、これについては23年度着工できるのではないかというふうに今は考えております。それから、8点目の冷湿害の町の対応でございますけれども、今回補正予算にも計上させていただいておりますけれども、心破、明渠、暗渠、町の単独事業と、それから農協の一部補助ということで今回対応させていただくことになっております。今回冷湿害で要望して、一部大きな面積をやりたいという方もおられまして、それらについてはこの町の小規模の事業の中ではできないという話で一部おりられた方もおります。こういう方につきましては、今後有利な事業等もある程度ありますということで対応していくということで農協とも打ち合わせをしております。今年度につきましては、今回の冷湿害による被害に対応した町の補正ということでやっていきたいというふうに考えております。以上です。
答弁 まちづくり政策課長 佐藤(まちづくり政策課長は2010年3月まで)
では、3点目の浦幌川の早急な改修と河川敷地内の柳の伐採ということでの再質問についてお答えしたいと思います。浦幌川には随所に排水樋門が設置されております。降雨時の農地及び宅地への冠水被害を最小限に食いとめるというところでございますけれども、近年中浦幌地区につきましては浦幌川の土砂の堆積により河床が高いことから、樋門からの排水処理がスムーズに行われないということで農作物の被害を受けている状況でありました。これらの被害を最小限に防ぐために河床を下げる等の整備を要望しております。平成20年度におきましては、帯富地区一部260メートル実施しておりますけれども、今後とも柳とあわせまして改修、伐採につきまして強く土木現業所のほうに要望してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
答弁 施設課長 賀下(施設課長は2011年3月まで)
2点目の十勝静内川における整備についてですが、これは道河川といたしましては改修済みとなってはいますが、完了ではなく、河川整備状況につきましては今後についての整備も考えられる河川ということになっております。現状としては、議員のご指摘のとおり、大雨による河川増水時には既設の樋門が堤内の流入水をのみ切れない状況で、これにより冠水被害や町道十勝太線への浸水があり、安全性にも支障を来しているところでございます。これらの事情を踏まえまして、河川管理者である北海道へ早期に現況調査と河川整備について要請していきたいと考えております。また、河川整備、改修整備か排水ポンプ機場の設置かという問題につきましては、費用対効果というものがありまして、これについては河川管理者である北海道のほうで検討していただきたいと考えております。次に、5点目のフルマントンベツ川整備につきましては、今年度下頃辺川の開発管理区間につきましては開発のほうで整備をいたすということでなっております。また、上流側の普通河川の部分につきましては町のほうの管理となりますので、約300メートル今現実に残っておりますので、今年を含めて3年をめどに整備していきたいと考えております。次に、7点目の町管理の樋門樋管管理についてですけれども、閉め切らずに漏水箇所があったということで、被害者に対する説明ができていたのかどうかということですが、これにつきましては当時の管理人の動向をお話しさせていただきまして、今後管理人を変更させていただくということでご理解願っております。次に、ポンプの設置で要請のあった樋門について対応できなかったということで、大変申しわけなかったのですけれども、機材と労力が不足していたということで、今後は管理人の方と連携をとりながら、状況に応じてポンプの設置をしていきたいと考えております。次に、静内第3樋門、愛牛樋門のポンプ設置すべきという部分につきましては、静内第3樋門につきましては流入水がのみ切れないという状況もありまして、先ほども申し上げましたように道の河川改修等による方法で何とかならないか要請をしていきたいと考えております。最後に、非常時に対する業者との協議なのですが、災害時におきましては災害応急対策支援協定に基づきましてそれぞれの業者の方に機材と労力の準備を要請して、すぐに出動できるような体制をとってもらうようにしていただいてはいるのですが、これにつきましては今後ももっと強力に進めていきたいと考えております。次に、ふだんの管理指導についてどのようにしているかということなのですが、樋門樋管の管理はそれぞれの箇所の河川状況に詳しい管理人に依頼をしておりましたが、今後はこのような状態を含めて、大雨による出水時には巡回による巡視を強めて、管理人とさらに連携を密にしながら被害を最小限とするよう努めていきたいと考えております。また、委託業務の内容だとかゲート操作等、定期点検の操作方法、これらについて、また洪水時の警戒態勢につきましても毎年周知、指導を徹底していきたいと考えております。以上でございます。
再質問 杉江博
非常に国、道に対しての対応をしていく項目が多いわけですから、即座にどうしますということにはならないと思います。ただ、今答弁ありましたように積極的に今後も対応していっていただきたい。特に朝日の問題は、畑総事業が入っていたとしてもやっぱり排水のことを優先しないと改善できないということが想像できます。どうか適宜対応していただきたいと思います。それから、畑総事業の導入でありますが、非常に私たちも国営事業、今回の大雨によって追加の事業が出るのではないかと、そうなればどうなのかなということがありました。しかし、常々私もこの場所でも申し上げていますように国営防災の白地地域というのはそこに事業を行ったわけでないのです。補助金入っていないです、白地部分には。ですから、畑総事業、そういうことをきちっと説得して道にも了解得ながら、ぜひ22年に実施設計できるようにやっていただきたい。それから、樋門の問題ですけれども、管理のいろんな問題あったようです。管理人の変更をしたということでありますが、先日も9月8日の夜中11時、かわられた方が試運転兼ねて動かしてみたと。私も確認しました。ご夫婦で夜中にそういうことやっているのです。しっかり役場の中でもそういう状況をご理解いただきながら対応していただきたいと思います。非常に範囲の広い質問でありましたけれども、既に先ほどから答弁ありますように状況は十分把握されている、そういうふうに思っています。しかし、今後の対応、それから具体的にどうなっていくかというのが非常に心配です。また今月中に大雨あるかもしれないのです。災害というのはそういうものですから、できるだけ迅速にやっていただくことを望んでおります。その辺全体通してひとつ、先ほどちょっと申し忘れましたけれども、養老、正式には愛牛樋門となっています。ここもぜひ今後ポンプ設置地の対象として準備いただくようにお願いしたいと思うのです。これは、旧十勝川、いわゆる浦幌十勝川の水を下頃辺にくみ上げるという非常に変わった状態になっています。川の水そのものをくみ上げなくても畑の水位は確保されています。それ以上の水になったときくむわけですから、潮の満ち潮で50センチぐらい上下あります。非常に難しいのです、見ていても。何回も私も現地確認しています。ですから、新聞見て、潮の満ち引き見ながら、その状況によってまだ閉めなくても大丈夫か、閉めるのか、そういう状況を管理人は心配しながら夜じゅう、あるいは日中、番してくれております。そういう中で今回のような状況になったわけですから、地域の人たちの不満はやっぱり大きいのです。どうかそういうことも配慮の上、今後とも対応していただくことを望んでおります。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
杉江議員のご質問多岐にわたっておりますけれども、まさに浦幌町、水害に弱いというふうなご指摘をいただいております。このたびの6月22日から23日にかけての大雨に対応なかなかできなかったという部分もありまして、農家の皆さんには大変ご不満も残っておられるのではないかというふうに思っています。そういう意味では、今後とも異常気象に対応できるようにやっていきたいというふうに思いますけれども、いかんせん町単独でできる事業というのは限られているわけでありまして、ご存じのとおりそれぞれ管理者であります道、そして国への要請も今まで行政的な要請を行っておりましたけれども、今後ともこの要請についてはそれぞれ現地、このたびの現地を視察していただいた部分もありますので、十分それぞれの管理者はよく把握しておられますので、今後ともその要請活動を続けてまいりたいというふうに思っています。先日も道議会の農政委員の皆さんが全道の視察ということで浦幌町にも訪れました。その際にも排水の問題については一番重要な問題だということを私からも述べさせていただきました。十分その点でも理解をしていただいているものというふうに思っていますので、今後ともこの要請は十分続けてまいりたいというふうに思っています。また、ポンプの対応につきましても、町として今4基持っているわけでありますけれども、これだけでは足りないということで、今後ともこの対応についてはリースを含めながら考えていかなければならないというふうに思っています。また、機械だけではどうにもならないという部分がありまして、このポンプだけではなくて、やはりほかの労力も含めて今災害協定結んでいただいている皆さんともいろいろ相談しながら、今後ともその対応については進めてまいりたいというふうに考えています。いかんせん大きな問題、全体的に今後この異常気象今年だけではなくあるということをやはり想定をしながら、この災害対策は進めていかなければならないというふうに考えています。樋門が今125基ありますけれども、この125基についてもう一度再点検をしながら進めてまいりたいというふうに考えていますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。