むかわ町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月24日
基盤整備にある施設サービス・高齢者居住施設等の施設整備方針の進捗状況と見通しについて
2024年6月24日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「基盤整備にある施設サービス・高齢者居住施設等の施設整備方針の進捗状況と見通しについて」質問し、保健介護課長 酒巻宏臣、保健介護課主幹 小坂僚介、保健介護課主幹 加藤こずえが答弁しました。
- 質問者
- 大松紀美子 議員
- 答弁者
- 保健介護課長 酒巻宏臣、保健介護課主幹 小坂僚介、保健介護課主幹 加藤こずえ
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 大松紀美子
3番目に、第9期介護保険計画の中についてちょっと伺います。介護保険制度は2000年に創設されて、今年4月から第9期が始まりました。3年ごとの見直しで、介護保険制度は本当に必要な人が必要なサービスを受けることができるよう、そういう制度、高齢者を支える制度になっている状況にはないと私は思っています。町は、計画策定の趣旨の中で、可能な限り住み慣れた町で自立した日常生活を営むことができるように、医療、介護、介護予防、住まいと自立した日常生活の支援が確保される仕組みの地域包括ケアシステムの深化・推進が今までに増して重要としています。私は、認知症や身体機能の低下でこの町に住み続けることがかなわず、町を離れていく知人や友人を見送ってきました。その人らしさが失われていく姿を見ることはとてもつらいことです。その人らしく尊厳を持ってこの町で暮らしていただくために、必要なサービスの提供をこれまでも求めてきました。特に全国、全道に比べても少ない通所系サービスの充実、小規模多機能型居宅介護施設、宿泊も通所も、これらやグループホームの増床などを求めてきました。そこで、第9期での、1つ目、基盤整備にある施設サービス・高齢者居住施設等の施設整備方針の進捗状況と見通しについて伺います。2つ目に、在宅生活を送る認知症高齢者の生活実態調査、また生活支援はどのように行われているのかについて伺います。
答弁 保健介護課長 酒巻宏臣(保健介護課長は2025年3月まで)
第9期介護保険計画に係る御質問について、まず1点目の施設整備方針の進捗状況と見通しについてお答えさせていただきます。整備方針は、町内の高齢者が将来にわたり生活することができるよう、高齢者福祉施設などの在り方について総合的に分析を行い、本町の持続可能な地域包括ケアシステムを構築することを目的とし、作成するものでございます。今年度につきましては、町内の介護などで必要とされるサービス内容の分析や町内入所施設の配置と規模の分析などを行うこととしているところでございます。その進捗状況につきましては、今、ただいま分析のベースとなる基礎的なデータの整理を進めている段階でございます。これらの分析結果につきましては、地域ケア推進会議を開催いたしまして、町内事業者に共有させていただくとともに、ここの場面では課題なども提起し、事業者と議論を重ねながら9期計画期間中に整備方針としてまとめていくという計画となってございます。続きまして、2点目の認知症高齢者の生活実態把握の実施などにつきましては、地域包括支援センターの見守り支援センター活動において、高齢者などの実態把握のため、高齢者訪問を継続的に実施しております。その中で、特に75歳以上の後期高齢者を重点に、独居・夫婦世帯や、状況を把握できていない高齢者を優先して訪問しており、必要とされる方に支援が行き届くようにしているところでございます。また、生活支援につきましては、支援を必要とする方それぞれに合わせて、介護保険サービスをはじめ、配食や外出支援などの生活支援サービスを利用していただけるよう調整をしてまいります。今後も地域における認知症高齢者の相談窓口の周知を進め、できるだけ早く相談や生活支援などのサービスが提供できるよう努めてまいりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 8番 大松紀美子
高齢者、どのような施設が必要なのか、分析というふうにありましたけれども、地域ケア推進会議、各所の事業所の方々と集まって議論をされているという資料も頂きました。それを見ましたら、9期が始まる前、7期、もうかなり以前からも申し上げていると思うんですけれども、むかわ町は、この辺の厚真だとか安平だとか、そういうものと比べても通所のサービスの種類が少ないと。特に私も今言いましたけれども、小規模多機能施設のような、そういう利用しやすい施設が足りないということは、9期を作成する前に地域ケア推進会議等で話された、以前にもあったことです。これを分析すると、これはもっと早くに分析しておかなければならないことで、私は原課としては分かっていたと思いますよ。それがまだこの9期になって分析をしてどのような施設、福祉施設の、そうですね、入所戸数も含めて検討する、分析するという段階ではないと思うんですよ。私はむしろ具体的に、町内の空き地に福祉施設が建つのではないか、土地を購入するのではないかといううわさがありました。ここをちょっとぱたっと消えてしまって、ああ、なくなったのかなと思っているんですけれども、町民側としては、何かそういう通所サービスが新しくできるのではないかとちょっと期待していました。ところが、まだ相変わらず9期の中でも、9期中に分析をすると、これではちょっとあまりにもお粗末ではないかというふうに私は思っているところです。当然、地域ケア推進会議の中では、サービスが少ないという声は出ていたと思うんですが、その辺はどのような意見が出ておりましたか、まず1つお伺いします。それから、単身世帯、独居世帯、夫婦世帯、75歳以上の高齢者訪問をされているとおっしゃいましたけれども、これはどのぐらいの割合で行っているのかについても伺います。
答弁 保健介護課主幹 小坂僚介
先ほどの質問についてなんですが、まず分析についてでございます。現在、議員も御承知のとおり、介護を担う職員というのが非常に少なくなってきてございます。介護のニーズもさることながら、介護を支える人が少ない状況でございまして、どこの事業所でもそうなんですけれども、人が少ないという状況でございます。これについては、町のほうからは支援のほうを始めているところでございます。具体的には、キャリアアップ事業ですとか介護従事者養成事業、令和6年度からは福祉介護人材就業支援事業を制定して事業を推進していくことで、担い手の確保というのに寄与しているところでございます。すみません、続いて、夫婦ですとか独居の方の高齢者の訪問回数についてお答えさせていただきます。令和5年度については、高齢者の訪問について213件したところでございまして、鵡川地区157件、穂別地区56件となってございます。また、そのほかにも窓口などで相談を受け付けておりまして、令和5年度については261件となってございます。以上です。
質問 8番 大松紀美子
介護に限らず、保育についてもそうですけれども、職員を非常に見つけるのが難しい、それは分かっていますよ。ただ、そのことでサービスが行き届かないという理由にはならないんです。ですから、まずそれが1つです。町は保険者ですから、一人一人の高齢者から保険料を預かってサービスを提供するというのは保険者である町の責任ですから、職員がいないからサービスが提供できないという理由にはなりません。ですから、いろんなキャリアアップの支援だとかやっているのは分かっていますよ。でも、私が聞きたいのは、そういうところじゃなくて、今言った地域ケア推進会議の中で、第9期の介護保険制度をつくっていくときに議論した内容ありますよね。今日、ちょっともうあそこないんですけれども、それ頂いていますが、そこに出た実際に事業所で介護のサービスに携わっている人たちの意見はどんな意見だったんですかということを今お聞きしているんです。お答えください。
答弁 保健介護課主幹 加藤こずえ(保健介護課主幹は2024年6月まで)
お答えします。地域ケア推進会議の中では、先ほど御指摘があったように、人員不足の問題ですとか、あと介護度、特養に入る前の支援を必要とする方への介護サービスが足りない部分があるというようなお声をいただいていたかと思います。それに対しまして、保険者、町として様々な人員確保の対策を増やしてきたというところがございます。就業支援事業ですとかも今年度始めさせていただいているところでございます。人員を増やすというのは大変難しい問題ではあるんですけれども、今後も取組を続けていきたいと思います。あと、サービスが認知症高齢者ですとか、お困りの在宅高齢者の方に行き届かない部分があるという御指摘でしたけれども、先ほども説明させていただいたところと重複する部分はあるんですけれども、65歳以上の方々を名簿で整理させていただきながら、できるだけ状況が分からない方がいないようにということで、包括支援センターで家庭訪問を重ねさせていただいております。独居高齢者夫婦世帯を優先的に訪問はしていますが、御家族と同居をしていても90代近くになりますと、いろいろお困りのことがあって、生活を続けていく中で、そのお困りのことに気づいていなかったり、サービスの利用で解決できる方もいらっしゃいますので、そこは個別訪問を通してできるだけサービスを利用していただくような働きかけを継続しております。また、地域の皆さんからの情報も日々いただいておりまして、認知症などで生活がままならなくなった高齢者の方の情報をいただく機会が年々増えておりますので、その方たちの対応に迅速に当たるように、包括支援センターとして活動しているところでありますので、御理解いただきたいと思います。
質問 8番 大松紀美子
そういうことはよく分かるんですよ。でも、私が今、これ施設整備のことでお聞きしているんです。ちょっと質問と御答弁がかみ合わなくて、ちょっと困ったなと思っているんですけれども。さっき言いましたけれども、地域ケア推進会議、地域の事業所の方々が集まってやっていますよね、会議。その中で出されている意見の中には、むかわ町はほかの町と比べてサービスが少ないと言われていますよね。事実ですよね。例えば、特養ホームがあって、それからグループホームがあってとかありますよね、事業。その中でも、むかわ町は種類が少ないということは明らかに資料の中に出ているんですよ。それをどういうふうなものが足りないと出ているか聞いているんです。皆さんで共有した資料ありますよね。持っていませんか。第9期の保険制度つくるために、事業者の皆さんが集まって議論しましたよね。意見交換しましたよね。そのときに、むかわ町はほかの町と比べて、そういう施設の種類が足りないんだということを皆さん言っていますよね。言っていませんか。それを何が足りないと言っているかということを聞いているんです、私。答えてください。
答弁 保健介護課長 酒巻宏臣(保健介護課長は2025年3月まで)
9期計画策定の過程の中による様々な議論の中で、むかわに不足するサービスとして、特に今課題になっておりますのは、在宅サービス、その部分についてやはり今後の充実が必要だというような部分の様々な御意見も踏まえた上で、そういったところを今課題として捉えているところでございます。
質問 8番 大松紀美子
在宅サービスを支えるというところで、小規模多機能施設、これは通所も宿泊も、非常にあると便利な施設だと思うんですけれども、この小規模多機能施設を何とか造ろうという計画はないんですか。
答弁 保健介護課長 酒巻宏臣(保健介護課長は2025年3月まで)
小規模多機能施設につきましては、現時点でそういった計画は持ち合わせてございませんが、ただ、ただいま先ほど答弁でも申し上げました今期整備計画、方針を策定進めるに当たりまして、むかわ町のこんな高齢者の状態、介護の認定の実態、そしてあとは当然それらの方々の所得の状況ですとか、そういった部分の中で必要とされるサービスというものを分析しまして、そういった中でどんなものがこの地域の中、町の中にそういったサービスを、必要とされるサービス提供するものが一体何床程度必要なのか、そういった部分を何とか関係事業者の方とも協議をしながら定めてまいりたいというふうに考えてございます。
質問 8番 大松紀美子
先ほど65歳以上の方の名簿を整理して、どのような状況か分からない人がいないようにされていると、大変いいことだと思うんですけれども、これどのぐらいの頻度でお伺いしているんでしょうか。
答弁 保健介護課主幹 加藤こずえ(保健介護課主幹は2024年6月まで)
頻度につきましては、対象にもよりますけれども、名簿の整理の中では、3年に1回訪問ですとか、状況が確認できない方というのを抽出して、優先して訪問するような計画を立てております。以上です。
質問 8番 大松紀美子
3年に一遍しかやらないんですか。あまりにも少ないんでびっくりしたんですけれども、もうちょっと頻度を多く行かれるようにしていただきたいなというふうに思います。それから、地域の要援護者の方の見守り活動などについては、民生委員の方が地域の高齢者を支える大きな力になっていると感じています。具体的には、そういう民生委員会の中ではどのような状況になっているのか伺います。
答弁 保健介護課主幹 加藤こずえ(保健介護課主幹は2024年6月まで)
民生委員さんとの連携につきましては、定例の民生委員で定例会のほうに包括職員が毎回出席しております。その中で、民生委員さんの地域活動の報告をいただきまして、変化のあった心配な方、情報をいただいた方には、包括支援センターで訪問するようにしていますし、定例会と定例会の間で民生委員さんが御心配な方とお会いした場合には、窓口のほうですとかお電話で包括支援センターに連絡いただいて、その後すぐに訪問するように活動しております。以上です。
質問 8番 大松紀美子
そういった中で、こういう事例、おっしゃられる範囲でいいんですけれども、どのようなことがありましたか。
答弁 保健介護課主幹 加藤こずえ(保健介護課主幹は2024年6月まで)
事例については様々ですけれども、認知症の進み具合などで生活に支障が出てきて心配な面があるという内容のことが、お知らせされることが多いです。例えば、目的もなく外に出られていて、交通事故の心配があるのではないかですとか、お食事とか買物に困っていらっしゃるようだとか、あとは今までと違って身だしなみとかが乱れてきているとか、住民の皆さんはじめ、民生委員さん、皆さん認知症に対する情報もお持ちで、心配な点というのをお知らせいただけるような地域の状況になっていると思います。
質問 8番 大松紀美子
民生委員の方もとても大変だと思うんですけれども、やはり大きな力になっていただいていると思っておりますので、その辺も、ぜひ地域の情報交換なんかもできると思いますので、これからもよろしくお願いしたいと思っています。むかわ町の高齢化率というのは、もう42%を超えていますから、ますます本当に様々な事態が起きてくることも考えられます。本当にこの間いろいろお聞きした中では、在宅介護を支えてきた訪問介護サービス、要するにデイサービスを受けている事業者の方は、4月からの介護報酬の引下げで、本当にこれからいつまで続けていかれるんだろうかというふうなことを訴えております。国の公的負担を増やすことは当然ですけれども、先ほども申し上げましたけれども、保険者は町ですから、住み慣れた町で自宅で最期まで過ごしたいという、そういう高齢者の願いに寄り添うサービスの充実というものを求めていきたいと思います。御答弁ありましたら、お受けします。
答弁 保健介護課長 酒巻宏臣(保健介護課長は2025年3月まで)
ただいま御指摘ございましたとおり、高齢化が進む中で、そういった方で介護を必要とする方、そしてまた、その介護の度合いも高まっているというような傾向がある中で、地域の中でのそういった在宅の介護サービスの充実、確保を図ることというのが重要だというふうな、我々もそういった認識をしているところでございます。高齢化というところの中で、介護する側のほうにもいろいろな人の確保、そして育成という部分で課題もございます。そういった部分、単純にその施設型のサービスだけじゃなくて、そういった在宅サービス、そういったものも含めて今期策定してまいります整備方針の中で、そういった課題をもう一度明らかにしながら、そういったうちの町の中で望ましい介護の在り方、そういったものを突き詰めてまいりたいと思いますので、御理解をいただければと思います。
質問 8番 大松紀美子
ありがとうございました。質問を終わります。