みんなの議会

浦幌町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月16日

道の駅の構想について

2006年6月16日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「道の駅の構想について」質問し、町長 八木、まちづくり政策課長 佐藤が答弁しました。

質問者
河内富喜 議員
答弁者
町長 八木、まちづくり政策課長 佐藤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 河内富喜

引き続き、2 項目めの質問に移らせていただきます。道の駅の構想についてお伺いしたいと思います。今年になり、まちづくり交付金による留真温泉と道の駅の取り組み方が示され、協議会も開催され大いに期待をしているところですが、町の意向としては 10 月をめどに最終的な取りまとめを考えているようです。しかし、町民の中には厳しい意見もあるようです。この際、町民の意見をよく聞いて、説明責任をしっかり果たしてこの事業を進めていくことが大切だと思います。そこで 3 点お聞きいたしたいと思います。基礎・提案事業が併用される中、補助率 4 割とあまり条件がよくない制度を利用して、今、道の駅を建てる目的は何なのでしょうか。2 点目、道の駅構想ではうらほろ亭と旧テニスコートを中心に設置が示されていますが、他の用地を選択する余地はないのでしょうか。3 点目、道の駅の経営については、責任の所在を明確にした中で、自立した運営を目指すべきだと思いますが、その点についていかがお考えか、以上 3 点についてお伺いいたしたいと思います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

河内議員の 2 項目めのご質問にお答えいたします。まちづくり交付金事業の制度概要につきましては、先程、森議員の答弁で述べたとおりであります。ご質問にもあります交付金の交付額は、基幹事業、提案事業の比率によって最大でも 4 割でありますが、計画している産業交流施設につきましては、従来、補助の道がなく、全て町単独費で建設しなければなりませんでした。1 点目の道の駅構想の目的についてでありますが、以前から農業者等から道の駅の建設についての強い要望があり、町といたしましても、何とかこれにあった補助メニューがないか模索をしておりましたが、国・道関係機関との協議により本制度の支援を受けることを計画したものです。また、現在、国道 38 号線沿いにある道の駅を考える時に日高から白糠間には道の駅が 1軒もないという条件のもと、本町の地理的特異性を利用して、情報発信基地として整備することにより、農業、水産業、林業、商工業の枠を越えて町民が交流し、浦幌町の有形・無形の地場産品をPRすることで地域の活性化を目指すことを目的に本事業を計画したところであります。2 点目の建設位置の関係ですが、国道 38 号線沿いで、国土交通省の道の駅の認定登録を目指すためには、一定の条件があります。設置位置として、休憩施設としての利用のしやすさや、道の駅相互の機能分担の観点から、適切な位置にあること。施設構成としては、利用者に多様なサービスを提供する施設であって、道路及び地域に関する情報を提供する案内所又は案内コーナーが備わっていること。駐車場は、24 時間利用可能で、利用者が無料で利用できる十分な容量の駐車スペースがあり、駐車台数はおおむね 20 台以上が必要であります。トイレについては、24 時間利用可能で、便器がおおむね 10 器以上あり、高齢者や障害者用などさまざまな人々への配慮が必要であります。公衆電話は、1 台以上設置されていて 24 時間利用可能であることなど、景観に十分に配慮し、地域の優れた景観を損なうことのない施設計画であることに配慮しなければなりません。本町の現在の財政状況下において、新たに土地を求めることは不可能であります。また、国道沿いの他の町有地では整備費が増大することが懸念されますし、計画している所には、食事を提供できるレストランが併設していることなど総合的に判断し、現在計画している場所が適地であると決定をさせていただきました。3 点目の産業交流施設の管理運営でありますが、現在、本町の町民有志で構成している地域産業研究ネットワーク会議に事業計画の説明をしていますが、トイレと道路情報発信コーナー部分を除く施設の管理運営については、地場産品を提供する人たちで組織を立ち上げていただき、指定管理者制度を導入した形で、自主管理運営についてお願いをしてまいりたいと考えておりますが、今後、各産業関係者や商工会、農協などとも十分に協議してまいります。なお、産業交流施設を含む現在計画中のまちづくり交付金事業については、本年 7 月に政府において、将来の地方交付税の動向等を含む「2006 年骨太方針」が閣議決定され、発表される予定となっており、その内容がある程度明らかになった段階で、実施について再度検討しなければならないと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。以上、河内議員の 2 項目めの答弁といたします。

質問 河内富喜

ただいま 3 点についてご説明を受けたわけでございますが、1 点目につきましては、当然、農業者、商業者の中にも作った方がいいのではないかという強い意見があったことは事実であります。ただ違った意見の方もいることも事実であります。そういうことで今後進めるにあたっては、その道の駅の有効性というものをやはり示していかなければならないのかなと考えております。交付金の 4 割負担ということについてはですね、国・道ともに財政が厳しい中、果たして今後条件のいい補助金が期待できるのかということで考えると、その辺も判断をしていかなければならない要素でもあるなと、私は思っております。2 点目の立地についてでございますけれども、予算と立地ということでの、また道の駅構想の条件ということの中で、総合的な中から現在の土地が候補地に上がったのではないかと思われますが、現在、実際にうらほろ亭の向かい側で営業をされている方がおりますので、それらの方も当然会議の中のメンバーに入っていると思われますので、十分意見も聞いた中で進めていただきたいなと思っております。また地域産業ネットワーク会議での主な意見については、新聞等で私も理解しておりますけれども、この立地について、ネットワーク会議では強い見直しのご意見などはなかったのかどうか、その辺についてお聞きしたいと思います。3 点目については、今お答えいただいたような形で、やはりきちっと自己責任、事業者の集約を図った形で進めていただくということには私も賛成でございますので、是非そういう方向で進めていただきたいなと考えております。それでは、今の質問についてお答えお願いいたします。

答弁 まちづくり政策課長 佐藤(まちづくり政策課長は2010年3月まで)

ただいまの立地の関係でございますけれども、先日、地場産業研究ネットワークの方たちにお集まりをいただきまして、検討会議を開きました。その中では、特別立地の問題についてはお話は出てまいりませんでしたけれども、数度検討会議を開く中で、その内容について検討していく機会があると思います。先ほど町有地の話も出ておりましたけれども、国道沿いの町有地につきましては、現在、南町の役場の資材置き場、それから万年には旧土木現業所の跡地という形で 2 カ所ございます。それぞれ面積等もあるわけですけれども、道路からの入りこみ、それから高さ、いろいろなことで問題点がありまして、それらを整備するのには大変お金がかかるということで、現在の地点に計画をしたところでございますけれども、将来的に道の駅として認定登録を目指すために、やはりレストランと併設した方がより相乗効果が生み出され、あわせて釧路と帯広を結ぶ都市間バスの停留所という形でございますので、宣伝効果が大変見込まれるということでございます。建設予定地の前方がすでに舗装化されていることなどから、外向工事費等も大変軽減されるということで、そういう点で現在の所を計画に乗せているところでございます。以上でございます。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

今、まちづくり政策課長が説明したとおりでありますけれども、ちょっと付け加えさせていただくと、今の計画している場所、森林公園、野球場とあります。その中で一体とした中で活性かできればなという思いもあります。それから山の上の農村センターですけれども、今使われていないということで、そこを整備していくことによって農村センターも活用されるような、その起爆剤になればいいなという思いも持っております。そういう意味であの場所ということでございます。それからベジタブルショップのことを話したのだと思いますけれども、その方とも接触を持ちながらお話をさせていただいているところも事実であります。そういうことも含めながら進めさせていただきたいなと思っておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。

質問 河内富喜

ポイント的確にご説明いただいたと思いますけれども、最後にですね、今後の進める中での考え方をお聞きしたいと思いますが、先ほどいただいた答弁の中でも触れられているわけですけれども、交付税の動向ですね、この辺については今後町の全ての事業に大きく影響するところですけれども、それとともに今回の事業を進めるためにはですね、やはりこの事業を推進する方々の中に核になるメンバー、本当に熱心で意欲のある核になるメンバーがやはり集結しなければ私は寄り合い所帯ではなかなかこの事業というのは難しいのではないかなと思います。そういう点でですね、先ほど町長の方からもいろいろ現在起業されている方の参加も含めて協議をしていきたいということが述べられておりましたけれど、十分その辺のところをですね、今後進める中で大事な中心メンバーになる可能性が非常にある方々ですので、その辺をひとつ慎重に進めていただきたいと思います。当然ですね、今後、協議する中で、地元のこういった方々が結集して意欲を持ってこの事業を進めるという、そういった判断ができない場合はですね、私はこれらの事業についても再度検討するぐらいの気持ちで、この事業について進めていっていただきたいと思います。その辺の考え方についてよろしくお願いいたします。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

先日の 1 回目の会議において、自主運営について説明して最後の協議でありましたけれども、私たちが一番主眼としているのは、自主運営ですよと。それぞれ責任持って運営していただきたいということを申し上げました。次の会議の中で、やっぱり核となる形をつくりながら、計画の段階から入って運営というものをしっかり考えていただきたいなという思いを持ちながら今進めているところでございます。そんな状況でございますけれども、ご指摘のように、また森議員の質問にもお答えしているように、19 年からの骨太の方針というものがどのような形で出るのかと、私たちの想像の範囲内なのか、または想像を超えても許容の範囲内なのかどうかということは、非常に大きな影響を受けるものというふうに考えております。しかし、それが出てから取り組むのか、また今から取り組みながら、その辺の動向を見ながら判断していくのかという二つあると思いますけれども、私どもとしてはこういう事業の中でどういう形で補助金の道を探しながら取り組めるかというところから入っているものですから、その計画というものを進めながら 19 年からの骨太の方針を十分見極めながら、また判断させていただきたいなと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

出典:浦幌町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月16日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる