津別町議会 令和7年第2回定例会 2025年3月19日
外国人材の受け入れ対応と多文化共生の取り組みについて
2025年3月19日、津別町議会の一般質問で、山田英孝議員が「外国人材の受け入れ対応と多文化共生の取り組みについて」質問し、町長 佐藤多一、建設課長 迫田久、保健福祉課長補佐 兼平昌明が答弁しました。
- 質問者
- 山田英孝 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、建設課長 迫田久、保健福祉課長補佐 兼平昌明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 議長から、発言のお許しをいただきましたので、先に通告をしております、外国人材の受け入れ対応と多文化共生の取り組みについて― 33 ―一般質問を行います。現在、人口減少が進む中で、あらゆる業種において担い手不足の問題が課題になっています。町内では、農業や介護分野等において、担い手不足の対応として外国人材の受け入れが進んでいます。国においては、令和6年6月に技能実習制度から育成就労制度を創設、3年以内に施行されることになりますが、本人意向による転籍が一定要件のもとで認められることになり、地方に外国人材が根付かないことが危惧されています。外国人材受け入れに当たって、町としての役割を明確にしながら、特定技能等外国人受け入れの環境整備や地域住民と外国人が互いに尊重し、安全・安心に暮らせる共生社会を目指していくことが必要であると考えます。外国人に津別町が選ばれ、働きやすい環境をつくることが外国人の定着にもつながると考え、以下の事項について伺います。一つ目は、町内に居住する在留外国人の人数及び国籍、業種、制度別の状況は。二つ目として、外国人材受け入れにあたって、町の担当窓口及び生活支援の現状と課題(住まい等)についてお聞きをします。三つ目は、外国人材受け入れに対する支援金の現状は。四つ目として、外国人との交流機会の現状と多文化共生の取り組みは。以上、質問をいたしますので、ご答弁方よろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
それでは、外国人材の受け入れ対応と多文化共生の取り組みについてお答え申し上げます。はじめに、町内に居住する在留外国人の人数ですが、令和7年2月末現在 15 人で、令和6年度において1番多かった月は8月と9月の 32 人となっています。また、国籍については、令和7年2月末現在、多い順にフィリピン、インドネシア、ネパール、朝鮮、中国、スリランカとなっています。業種については不明ですが、在留資格で説明しますと、特定技能1号者が5名、介護が2名、その他永住者等は8名となっています。― 34 ―次に、町の外国人材受け入れ担当窓口と生活支援の現状と課題についてですが、担当窓口では産業振興課商工観光係が、労働福祉・雇用対策に関することを分掌事務としていることから、広義な意味での担当窓口となりますが、これまで具体的な対応の例はありません。なお、住居に関しては、受け入れ事業所が直接担当窓口である建設課住宅係に問い合わせてきた場合は、公営住宅の入居などの相談・対応を行っています。次に、外国人材受け入れに対する支援金についてですが、保健福祉課で、介護保険施設において、新たに常勤雇用として就職する施設従事者を対象に、就業支援補助金と住宅準備補助金を交付しています。交付実績は、令和6年分を含め、就業支援補助金が1名、住宅準備補助金が2名となっています。このほか、東川町に事務局のある外国人介護福祉人材育成支援協議会と連携し、介護福祉士の国家資格取得を目指す外国人留学生に対し、生活を支援するとともに、その学習活動等を奨励し、外国人の介護福祉分野に貢献できる人材を育成するため、奨学金を給付しています。給付実績は、令和5年度までに3名で、令和6年度は1名に奨学金を給付する予定となっています。このほか、国籍の別に限らず、農業分野においては新規参入者誘致条例に基づく補助金や、林業分野においては林業従事者就業支援事業による補助金などの支援策がありますが、これまでのところ対象となるケースはありません。次に、外国人との交流機会と多文化共生の取り組みについてですが、出入国在留管理庁から実現に向けたロードマップが示されているところですが、本町では令和4年度に介護事業所から教育委員会に住民との交流の場の相談があり、青年活動支援プロジェクト「and」に参加しましたが、継続的なものにはなりませんでした。今後とも町内において、青年層同士が楽しく参加できる交流の場が必要であると同時に、一般家庭においても食事に誘うなど、できることを広めていくことが大事であると考えております。また、町のイベントへの参加を事業所の協力を得て促し、津別町に住む楽しさを実感してほしいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 1番目の質問で、人数等やなんかをお聞きしたんですけど、ここ数年、本当に町のお祭り、イベントなどで私も売店等でお手伝いするときがあるんですけど、本当に外国人の方が増えてきているなというのを実感していたところでもあります。回答で、昨年の多かった月が8月、9月ということで、回答をもらう時に、担当のほうから業種別に国別だとか制度別にすると、具体的に、どこに誰がどこの事業所にとか、そこまでわかってしまうのでということで、その辺の部分は総体の人数でというようなことでお話を聞いていたんですけど、今の2月時点で 15 人、うち永住者を除くと7人の方という形になるのかなと、その方が特定技能等とか、あるいは介護等の分野で来ている方かなというふうに思っているところです。多かった昨年の8月、9月の 32 人、そういった今残っている方を差し引くと、夏場の仕事で来ている外国人の方かなというふうに思いますけど、想定するのは、例えば農業分野の方が想定されるかなというふうに思っているんですけど、そのぐらいの人数が夏場来ているというふうな考えでよろしいかどうか、具体的な人数は別としても、十数人の方が農業分野で働いているんだなというふうに考えてよいのかどうか、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
そのとおりです。収穫等にあわせて、そういった方たちは津別だけじゃなくて、日本中を回っていますので、ここに1カ月とかいて、そして次の所にまた移って行くという、そういう方たちがたくさん来て、一時的に増えているということです。
質問 5番 山田英孝
わかりました。大方、今こういう在留資格、特定技能だとか、あるいは技能実習等で来ている外国人の方は、津別町の中では農業分野、あるいは介護分野に集中しているのかなと、そんなふうに考えていいのかなというふうに今の答弁を聞いて思ったところです。それで、二つ目の担当窓口が産業商工労政という形で、産業振興課になるということでの答弁であります。それで、今のところ相談実績はありませんということなんで― 36 ―すが、なくて当然かなというふうに思っておりますし、外国人材の受け入れの窓口はここですよというような形で、今まで町としてPRといいますか、広報等で通知をしたといったことはないと思うんですけど、今後、これからますます外国人の方に人材を頼っていくというか、人口減少に伴って、地方やなんかは特にそういったことが求められてくるかなと思うんですが、町の窓口を明らかにしていくというのも必要だと思いますが、今後そういう形で、広報等で周知をしていくという考えでいいのかどうか、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
総合窓口みたいなところをイメージされているのかなというふうに思いますけれども、今、窓口としているのは、どこか住む所はありませんかというようなこととか、働き先の相談なんですけれど、これなかなか現実には無いと思うんです。いずれ出てくるかというふうに思いますけれども、そういった場合、少し出始めるような状況になれば、これは1カ所にまとめたほうがいいのかなということで、まだ検討はしておりませんけれども、そういうことはあり得るのかなというふうに思います。
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 私もどこにするかは別としても、窓口というのは一本化にしたほうが担当する職員の方も、いろんな国の方が入ってくるので、そこら辺の難しさはあると思うんですけど、ただ、そういうノウハウは職員の方も蓄積をされてくるのかなというふうに思っておりますので、窓口は、やっぱり私も一本化のほうがいいかなと思っています。その上で、例えば事業所の方がそういう窓口がここですよと相談をされたときに、「いったい、町としては何を支援してくれるんですか」という、そういうお話というのは必ず来るのかなというふうに思っております。こういう外国人の受け入れのときに、ちょっとほかの自治体やなんかにも電話等でも聞いたのですけど、やっぱり町として、自治体としての役割、外国人を受け入れる事業所としての役割、そして一緒に暮らす地域住民、隣近所の人たち、そうした役割をやっぱりきちんと、それぞれがもっていかないとだめだというようなお話も聞かされたところです。― 37 ―その上で、例えば町として窓口を一本化にしたときに、ここの窓口は、こんな役割をもっているんですよというようなことをはっきりと、やっぱりそうしないと担当する職員の方も大変だと思うんですけど、そういう役割といった部分はどうでしょうか。今、これから検討していくのか、今の時点でこんな役割がありますよと、そういうことで窓口がありますよということでPRするのか、その辺について、今、考えがあればお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
先ほど申しましたとおり、まだトータル的に対応するという状況ではない、個別なお願いごとというのはそこそこあるんですけれども、そういう全体としてのものというのは、まだ要望としては出ていない状況でありますので、そういうものが、これはもうそろそろつくったほうがいいのかなという状況を感じるようになれば、検討してまいりたいというふうに思います。一番やはり多いのは、住宅問題でありまして、「ありませんか?」ということで議員もご承知かと思いますけれども、町の中に一定の期間、そういう先ほどの多人数が来る時に対応できるように起業等振興促進条例を使って、つくって対応している会社の方もいますし、今、製菓会社のほうでも、それを受け入れるのに、その場所の相談が建設のほうにありまして、現地もいろいろ見ながら、今回、議会の中でも公営住宅、町有住宅への転換1棟させていただきましたけれども、そういったところも外国人に提供もできるようなことで想定しています。そういうお話を聞くと、木材会社のほうからも、そこがやるなら、うちも何か検討してみようかなというようなことも出ています。昔と違って社宅はもう会社は持っていませんので、やはり町にお願いされるというケースが増えてきていますので、そんなに立派なものでなくても、こちらで少し手入れをするので提供可能かということ、そういう住宅はそこそこありますので、それは今も検討しているところですので、一番求められているところについては、今、対応していくかなと思っています。
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 今、住まいの話、町長のほうからお話ありました。この実際、事業所の方からも、やっぱり住まいの部分が一番大変なんだというお話も― 38 ―聞いております。その上で、今、町営住宅から町有住宅にかえてきたといった経緯も聞いておりますけど、今現在、町の町営住宅、町有住宅を含めてどのぐらいの外国人の方が町の住宅に住まれているのか、数がわかったら教えていただければと思います。
答弁 建設課長 迫田久(建設課長は2025年3月まで)
町が所有している住宅に外国人の方が住まれている事象はございます。人数等につきましては少人数のため、今お答えすると特定される可能性がありますので、人数については控えさせていただきます。
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 いずれにしても、こうした住まいの部分、津別の中では、なかなか民間の住宅の空きといった部分も無いので、町がある程度の住まいを用意するというか、そういったようなこともこれから必要になってくるかなというふうに思っておりますので、十分その辺も、やっぱり窓口としても重要な課題かなというふうに思っております。あと、ちょっと参考までになんですけど、ここの管内の部分でいきましたら、やっぱり外国人の方、多く入っている業種的には水産業の方が各自治体に聞いてみたら、そこが一番多いのかなというふうに思っております。網走市も 230 人ぐらいの方を受け入れているというのを、ちょっとこの前、網走市のほうでも議会で質問をされた方がいて、230 人というようなことを言っておりました。紋別市も、この前、道新にも載っておりましたけど 728 人、そんなことで紋別市においては1万 9,000 人ぐらいの人口だと思いますので、4%ぐらいの人が外国人だということで、本当に市の経済を支えていただいているというのが紋別市の実態だなというのを、新聞を見て思ったんですけど、そこで、ちょっと調べてみましたら、今の市長が 2018 年から外国人と一緒に共生をしていく町をつくるんだと、そんなようなことで、それこそ窓口を、それまでバラバラだった窓口を国際交流推進室という窓口をつくって、当初は外国人の方のいろんな相談にのってきたりだとか、そういうサロンの場といいますか、そういう場所をつくったんです。そこに推進室、専門員を配置しながらしたんですけど、今は、ちょっと中で見ましたら推進室に全部で 12 人の人が配置されていて、うち正職員が6人で、あと会計年度任用職員が5人いるそうです。1人が地域おこし協力隊。5人のう― 39 ―ち3人が、それこそ外国人の方、中国とベトナムの外国人の方を会計年度任用職員という形で採用しているということで、本当に外国の方の相談の窓口になっていて、今は国際交流ステーションというところに推進室を移設して行っているということなんですけど、ここでの役割は、それこそ今お話出ていた住まいだとか、そういう生活支援の担当と、あと就労支援の担当ということで、なんか専門学生もいるので、その人たちのインターンシップで市内の企業にできるように体験をして、そこでうまくいったら、そこで就職できるような、そんな就労支援だとか、あとは国際交流、この部分もこの窓口で一つにして担当しているというようなことで、ここは本当に外国人との共生というのを市の市政方針の中にも明確に打ち出しているところなので、こことは比較にならないにしても、この津別の中でも、やっぱり窓口的にはきちんとつくりながら、その事業主の相談相手になったりだとか、当事者である外国の方の相談に乗ったりだとか、そういったようなことになれるような、そんな役割も町であるんだというようなことも考えていかなければならないなというのも、ちょっといろんなことを調べながら思ったところでもあります。それで三つ目の中で、支援の関係なんですけど、回答にあったとおり介護の分野の中では、こうした介護人材、実際にそういう人もいて介護の職場にそういう人たちを派遣といいますか、そういう人たちが実際に働いているというようなことでありますけど、正直、今、円安だとかそういった部分の中で、なかなか外国人の方が集まらないというか、そういったようなことも聞いておりますし、物価高騰もあって、今、東川町で書いてある、この外国人介護福祉人材育成支援協議会の年間の金額も上がってきていると思うんですけど、今、具体的に1人当たり年間でどのぐらいかかっているのか、金額はどのぐらいなのかお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉課長補佐 兼平昌明(保健福祉課長補佐は2026年3月まで)
ただいまの質問にお答えします。保健福祉課において行っております、東川町の協議会に属した、旭川の専門学校に属する生徒への支援ということでありますが、これまで 250 万円の支援、1人当たり行っていたところですが、本年度から 370 万円に拡大しております。以上です。― 40 ―
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 当然、ここの介護福祉人材育成支援協議会で、こちらのほうに来る学生といいますか、外国人の方は、介護福祉士の資格を持って来るということで、俗に言う在留資格でいったら介護という枠で来るので、在留資格も更新の制限はないという形で、普通の特定技能で来る部分とはまた違って、優秀な人材だというふうに思っておりますが、それの数的には、なかなかこうした部分を増やしていくというのは、これから、なかなか外国人材の育成支援協議会の中でも希望する自治体がどんどん増えてきているというお話も聞いているので、希望通りにはなかなか、お金を出すからといっても、希望通りにはなかなか来ないのかなというふうに思っております。そういう意味で、津別の中では、ここで来る外国人の方もいますけど、別に特定技能の特定技能1号の枠を使って外国人の方も来ているという部分も事業所であるというのも聞いておりますけど、特定技能1号で来る場合、事業所がどのぐらい負担をしているかというのは町のほうで把握をしているのでしょうか。
答弁 保健福祉課長補佐 兼平昌明(保健福祉課長補佐は2026年3月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。正直、町のほうとして金額を把握はしておりませんが、外国人を受け入れている介護保険施設のほうから一部聞いているお話によりますと、外国人がお支払いする自分に係る家賃を一部補助している、その事業所が補助しているというところを聞いていたり、または直接的支援にはならないかもしれませんけれども、月2回程度、町外への買い物送迎など、そういった部分で本町に住むにあたっての支援を行っているということは確認しております。以上です。
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 それは来てからの話だと思うんですけど、来る前の部分で、ちょっとたまたま特定技能の部分でいきまして登録支援機関という道内でもたくさんの登録支援機関がありますけど、そこでちょっと知り合いの方がいて、ちょっと経費等やなんかの関係でお聞きしたことがあったんですけど、本当に登録支援機関によって料金、費用はそれぞれの機関によってまちまちです。サポート体制だと― 41 ―か、そういった部分でもあるんですけど、僕が聞いた支援機関の方は、60 万円から 80万円ぐらい、お一人に対して初期費用は 60 万円から 80 万円ぐらいで、この方は特定技能1号の場合は日本語能力検定は1から5まであるんですけど、4以上じゃないとだめなんです。大体3か4ぐらいの人が来るんですけど、ある程度の日本語がわかる程度の方なんですけど、そういった初期費用が 60 万円から 80 万円かかって、あと定期的に月2万 5,000 円ぐらい、その登録支援機関に支払うという形なんです。ただ、ほとんど外国の受け入れの国の、そこにもお金、その費用の中から半分以上はそちらのほうに支払うんだということで、外国のほうでも日本語の勉強を現地でさせて、そして日本に来るという形なので、当然、費用もかかってくるというような、そんな仕組みだというのも教えていただいたんです。そういう中で、今、町のほうというか、支援の現状の部分を聞いたんですけど、特に介護の分野では、美幌町がこの特定技能1号に対して、今年から1人当たり 20 万円、1事業所5人に限って支援をしていこうというような、そんな予算付けがされたというのも聞いております。事業所の負担を軽くしていこうというそういう狙いだと思うんですけど、この辺もやっぱり何らかの形で、町としての今後の中で検討をしていく課題ではないのかなというふうにも思っております。あわせて網走市のほうでも、これは介護に限らず、網走市のほうは介護よりもむしろ水産加工業のほうに多くの方がいますけど、そこにも特定技能の1号の方がいるということですが、特定技能1号の方には、1人3万円を事業所のほうに支払うということで、相当な数になるので金額的にも相当になると思いますけど、そんな支援も行っているというのも聞いておりますので、この辺も今後の中で、ぜひ町として検討していただく課題かなと思うんですけど、今後に向けての考えがもしあれば、お聞かせ願えればと思います。
答弁 町長 佐藤多一
いろいろ支援のやり方というのはあるかと思います。なかなかサービス合戦をやるようになると、非常に財政がもたなくなってきますので、それはしっかり考えていかなくちゃいけないかなというふうに思います。網走市だとか、紋別市のお話も出ました。700 人とかそういう単位で在留をされていると、当然、何か窓口をしっかり持っておかないと対応しきれないということがあり― 42 ―ますので、それは、やっぱり、あってしかるべきかなというふうに思います。以前、私も市長とお話した時に、例えばお子さんを持っている方だとか、そういう方がおられると、学校のほうも今特別支援学級というのは障がい者をイメージしていますけども、発達障がいだとか、そうじゃなくて外国人の子どもを日本語をちゃんとしゃべれるようにする特別支援教室をつくらないとならないんだという、そんなお話も伺ったところです。ですから、多くなれば、いろんなことに対応していかなくちゃならないかなというふうに思います。まだ今、津別のほうはそれほど多く特定1号と、それから介護の部分を入れても7名ぐらいですか、そのような状況ですので、あえて今、総合窓口をつくるという状況にはないかと思いますけれども、いずれどんどん数が増えてくれば、対応することも検討すべきかなと思っているところです。あわせて外国人の方、国の制度等々でこうやって入れたりすると、非常にお金がかかるというのが実態としてあります。津別でも先ほど補佐からの説明があったとおり、東川町の協議会のほうに1人につき1年間 370 万円、その前は 250 万円だったんですけれども、今回から上がって 370 万円、2年間いると思いますので掛ける2というような形になってきます。これは特別交付税で8割の補てんがあるんですけれども、その部分がなければ、とってもやっていける状況ではありませんけれども、ただ特別交付税ですので、全体を見ると、そこが増えてもほかが減らされるということがあって、全体としては額としてそんなに大きく変わらないということもあって、正直なんだかなという感じもあるんですけれども、そういう時代の流れなので、せざるを得ない部分がありますけれども、お金というところで見ていくと、例えば同じ定住自立圏の中に置戸町さんのように、置戸高校のように介護の部分でいけば学校があって、定員に満たない状態があります。でも地域としては非常に津別も含めてそういう人材が欲しいところですので、そっちに入学する子に助成するというのも一つの方法なのかなというふうにも、この間ちょっと外国人の問題も絡めて考えると、そんなことも一つ検討していく材料になるのかなというふうに考えているところです。
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 休憩前に町長のほうから、専門学校へ入学するときの助成金というか、そういう形でもというお話だったんですけど、ただ介護の事業所の方ですけど、今現在、本当にいろんな学校等も含めて、ハローワーク等も含めて募集をしてもなかなか津別のほうに来てくれないというのが実体だと。だからお金がかかっても、特に介護の場合は利用者の数に応じて職員を定員としてそろえないとだめだといった部分があるので、いる人数で何とかしようというのは、それはなかなか認められないといいますか、法律上だめなことになっていますので、それでお金がかかるんだけど、もう外国人の方に頼らざるを得ないというのが実情だといった、そんなお話も聞いておりますので、ぜひそういう事業者の実情やなんかも耳に入れながら、聞いていただきながら対応のほうを進めていただければなというふうに思っております。あと最後のほうの交流の部分なんですけど、回答があったとおり、そういう青年層同士の交流だとか、あるいは一般家庭においても、こうした外国人の方との身近なお付き合いといいますか、そういうようなことというのは、本当にこれもすごく大事なことだと思います。ただ、そこに至るまでのきっかけづくりというのは、やはりちょっと町のほうで、この辺は行っていくべきではないのかなというふうにも考えているところです。それで、外国人の方が多い自治体やなんかにお話を聞きますと、お互いに悪い意味でじゃないんですけど、なかなか言葉だとか、あるいは文化の違いによって、隣近所の住民の方とトラブルが発生してきているというような、そんなお話も聞いておりますし、馴染みがないから、やっぱり外国人の方への偏見ももってしまうのかなといった部分もありますので、民間レベルでの交流の機会が持てれば一番それはいいと思いますけど、きっかけづくりは町でやるべきではないのかなと思っております。そのほうが外国人の方も入りやすい部分もあるのかなと思います。― 44 ―この辺の部分について、例えばやっている自治体やなんかでは、よくテレビやなんかで耳にしているのは、正月に日本の文化といいますか、お正月の部分で一緒に外国人の方とやってみたりだとか、お茶だとか、着物だとか、そば打ちだとか、いろんな形でテレビとかで見かけたりもしているんですけど、こういった国際交流といいますか、そういった部分での機会の場をつくっていくという、そういう考えは町のほうでないのかどうか、その辺をまずお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
まず今の最後の質問とは別に、先にお話がありました置戸高校も含めての話については、そっちに力を入れて外国人をやめるという意味合いでお話したつもりはありませんので、やはりそういう一方の差し迫った置戸町さんの支援にもつながっているんだろうというふうに思いますし、そういうことも頭に入れておくべきかなと思って発言をさせていただいたところです。それから普段の交流の場所ですけれども、本来でいけば、昔それこそ山内議員さんとも一緒に国際交流委員会をつくって、毎年、十数年夏と冬、留学生を引き受けて、その間、今、山田議員がおっしゃったような着物を着せたりとか、餅つきをやったりだとか、いろんなことをやっていましたけれども、ああいう組織があれば、今は活動されていませんけれども、いろんな意味で豊富な交流経験になっていくのかなというふうに思います。そういったものがなくなると、だんだん行政がというふうに最後はなってきて、結構、行政のほうとしても苦しい状況になっていくわけですけれども、先ほど出ていました「and」の年代の近いところ、それは長続きしなかったのはなぜなのかという、そういうこともお聞きする中で声かけをしながら、本当はそういう方たちが、「今度ドライブに行かないか」とか「こんな隣町のイベントに行かないか」とか誘っていただければありがたいなと思ったりしていますので、まずはそういうところの糸口みたいなものを、ちょっと探ってみたいなというふうに思います。
質問 5番 山田英孝
〔登壇〕 そんなようなことで、ぜひ検討もしていただきたいと思いますし、当然、外国人の方のお話も事業所を通しながら、聞いていただきながら、相談もしながら進めていっていただければなと思っております。― 45 ―最後になりますけど、先ほども言いましたけど、今、本当に円安で、なかなか外国人の方が日本を選んで来るというような人がだんだん少なくなってきているというような、そんなようなことで、外国人の方が次から次へと来るという今は時代じゃないというのも、先ほど言った登録支援機関の人から、ちょっとお話も聞いております。育成就労制度が始まってしまうと、やっぱりどうしても賃金が高い地域に流れていってしまうということで、そのほうが外国人材に、やっぱり賃金が高いというのが好まれる傾向が高いという、そんなようなことでありますので、当然でありますけど、本当に早い段階から外国人材に津別が選ばれるような、そんな地域をつくっていくというのが、そういう目線で進めていくというか、そんなようなことが必要かなというふうにも考えておりますし、そこに住民の方のボランティアだとか、日本語の部分を一緒に学べるような、そんな場所があったりだとか、お互いに日本の文化、外国の文化をお互いに交流できる機会が自然発生的に発生をしていくだとか、そういったような町づくりができてくれば、それこそ言わんとしていた多文化共生のまちづくりといいますか、そんなふうにもつながっていくのかなというふうにも思っておりますので、ぜひ人数的にはまだまだ少ない、多い自治体から見たら少ない部分なんですけど、これから確実に、この数というのは増えてくるというふうに思っておりますので、それを踏まえて、いろんな対応を進めていっていただきたいなというふうに申し述べまして、質問を終わりたいと思います。最後に町長のほうからコメントありましたら、お願いします。
答弁 町長 佐藤多一
今日は外国人の受け入れの関係で、町内の実情といいますか、人数的なものを報告させていただきました。実はこれ以外に、例えばサンマルコの津別工場には 30 人ほどの外国人がいます。それは、あそこでやる忘年会があるんですけど、毎年呼ばれて行きますけれども、ちょうど 30 人おられまして、全部女性の方でしたけど、美幌町から通って来ているんです。だから皆さん美幌に住んでおられる。あいさつのときには、ぜひ津別に住むことを検討してくださいという話もしているところですけれども、話をしてもすごくいい感じの方ばかりでしたので、たまたま先ほどの質問の中で、住民とのトラブルの話も出ま― 46 ―したけれども、津別にも実はなかったわけではないんです。ちょっと苦情が来たりして、職員が対応した部分というのもあるんですけれども、そういうこともやはり出てくることもあるかというふうに思いますけれども、できるだけ在留資格だけじゃなくて、結婚されて来られて、その方が例えば特養に働いている外国人の方に、「化粧品はここで買ったらいいよ」とか「こういう美味しいのがあるよ」とか、交流がされているというのは聞いておりますので、そういう先にこちらに住まれている方と、それから本国が一緒だという方との交流なんかもさらに広がっていけばなというふうに思いますので、町としてもいろいろ考えていきたいと思います。