みんなの議会

津別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月16日

観光振興施策について

2022年3月16日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「観光振興施策について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先の通告に従い以下の質問を一般質問させていただきます。観光振興施策についてお聞きします。大型案内板の設置について、道内の他の市町村の道の駅や集客スポットには大型の案内板が見られたり、また、景勝地等の大型写真パネルをPR手段として設置したりしている自治体もあります。アフターコロナの観光客誘客に向けて、本町でもこうした取り組みが必要だと思われるが、進捗状況はどのようになっているのか。2点目、案内板の統一イメージについてお聞きします。津別町では、過去においても総合計画のシンポジウム等でたびたび話題になってきましたが、観光スポットや公共施設等への案内板などをどのようにすべきかの議論が進んでいないように思えます。まちなか再生事業とともに刷新していくべきではないでしょうか。3点目、屈斜路カルデラ外輪山トレイルルート整備事業についてお聞きしたいと思います。現在、大空・美幌・津別の観光協会が組織する美幌地区3町広域観光協議会が推進している津別峠から、美幌峠を経由し、藻琴山山頂まで約 22 キロのトレイルルートを開発している事業は、新たな観光資源として関係者が大きな期待を寄せております。そこで、以下のことについてお聞きしたいと思います。― 20 ―トレイルルートは国有地であり、使用許可や借り上げが必要となってくるが、町はどのように考えているのか。令和5年の正式な開通に向けて、官民融合の運営管理組織を設立する考えはあるのか、以上お聞きしますのでよろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、観光振興施策についての3点ご質問がございましたので、お答え申し上げます。はじめに、大型案内看板の設置についてですが、現在、町内にはレストハウスの横と町道2号線から 21 世紀の森キャンプ場への入り口に自然運動公園全体とその周辺地図を、津別峠展望施設の屋内外に町内観光施設と周辺地図を、さらに、ネイチャーセンターと町民の森にコースの案内と周辺地図を設置しております。また、少し小ぶりになりますが、さんさん館と木材工芸館には町内の案内地図をそれぞれ設置しています。いずれも施設の完成時に設置したものであり、経年劣化した場合はこれまで同様のデザインで更新してきているところです。なお、令和2年度には、国立公園等資源整備事業費補助金の国立公園多言語解説等整備事業を活用いたしまして、外国人旅行者に対応するためスマートフォンを使って「ユニボイス」という多言語サービスが受けられる看板を、ネイチャーセンターと津別峠展望施設の横に設置しております。案内看板は目的地の確認とともに周辺観光地との位置関係や快晴時の風景なども知ることができます。今後は、さらに地域にお金が落ちる仕掛けづくりが必要だと考えておりますので、ICT技術も活用した魅力的で印象に残る案内看板の設置を検討してまいりたいと考えております。次に、案内看板の統一イメージについてですが、最近はカーナビゲーションやスマートフォンを使って簡単便利に旅行できる時代になりましたが、車で移動中におしゃれな看板が目に入ると引きつけられるものです。町内には、観光案内看板のほか、道路沿いに公共施設等への案内標識や国道や道道の道路標識、また東川町の木製看板を参考に作成した店舗や施設用の看板などさまざまありますが、老朽化が著しいものが― 21 ―相当数ありますので、観光看板に限らず町内の看板・標識類を総合的に見直す必要は大いにあると考えております。ただ、ご承知のように現在、「まちなか再生事業」を進めている最中であることから、完成する建物の配置や配色、道路の線形なども考慮し、これらと関連させてデザインするほうが合理的であると考えております。つきましては、先行して手戻りにならないよう、市街地総合再生基本計画推進協議会などにもお諮りしながら、看板やサインによる町の魅力アップにつなげてまいりたいと考えております。次に、トレイルルートに関してのご質問ですが、美幌峠から津別峠のルートは、国立公園内を出入りするため国有林の入林許可が必要になります。そのため美幌地区3町広域観光協議会は、弟子屈側を管理する根釧西部森林管理署と津別・美幌側を管理する網走南部森林管理署に事前協議を行っていますが、現時点で今後の運用に対する正式な手続きは完了していません。それぞれの町が借り手となるなら「許可されると思う」と聞いておりますので、必要な手続きに向けた取り組みを行ってまいります。また、今後の運用に向けては、改めて阿寒摩周国立公園広域観光協議会にも協力を要請していく考えであります。次に、令和5年の開通に向けた官民融合の運営管理組織の設立についてですが、これまで美幌地区3町広域観光協議会で検討を重ねてきていますが、今後の安全管理や長期運営は、現体制では限界があると聞いております。その理由は、それぞれの町の担当者に異動があること、観光協会も今後コロナ後のイベント再開への対応などから、組織化が必要であるといわれています。こうしたことから美幌地区3町広域観光協議会の中に専属者を配置するか、あるいは協議会の中に新たに管理運営組織をつくるか、また将来的には別途NPOによる運営にするのかなど、人的、資金的な体制強化が必要であるとしていますので、津別町としても必要な支援を行ってまいる考えでありますので、よろしくお願いいたします。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 お答えありがとうございます。大型案内板の設置についてなんですが、今お答えいただきまして私も今のお答えの中にあったものは全て存じております。まず、今お答えがあった中で津別峠のほうは― 22 ―それなりのもの、場所が狭いですから、あそこにあまり大きなものを建てるということも難しいと思います。ちょっと話が逆になってしまいました。まず施設の周辺案内板と、それから観光PRの看板というのはちょっと性質が異なるのかなというふうに思っております。例えば自然運動公園の所の案内板は、私は大きさも形もあれでいいのかなというふうに満足しております。ただ、あそこにプラスアルファが必要だと思うんです。もしあそこに来た人が、津別に一体もっとどんな魅力的なスポットがあるんだろうという部分のPRが足りないと。例えばあそこの看板でいうと、自然運動公園のロケーションはきちんと読み取れるように地図が配置されていますが、その横に町内の路線図的なものが書いてありますけれども、ほかの所をPRすることになっていない。例というか、一番わかりやすくすると、私は、今欠けているのは相生の道の駅に大型の案内看板を設置すべきだと思っています。そこは逆にいうと、1対2の割合ぐらいで1が周辺施設、もしくは4分の1が周辺施設の案内図、そしてあと全体を町内の観光スポットをちりばめた大型看板を設置するべきだと思っております。なぜかというと、津別町で一番人が訪れる所だからです。やはり、人が訪れる所にPRするものをつくっていくのが基本的な周知、PRの基本だというふうに思っております。津別でいうと道の駅とさんさん館が今のところ町外から来る人に一番見てもらえるスポットだと思います。峠も含めてです。峠と相生の道の駅とさんさん館が一番通りすがりの人が多い場所だと思いますので、そこに津別の観光スポットを周知できるようなものをやはり設置していくべきだなと思っております。そうした形を今のところ足りない部分が相生の道の駅、それからもう一つ、さんさん館のですけども、今のお答えでは施設ができた時からとなっているんですけど、私は、この看板関係の質問を平成 27 年の6月にしているんですけど、その時にはさんさん館には案内板はありません。案内板は今そこにいらっしゃる小泉課長がさんさん館の担当者時代にみずからのアイディアでつくり出して、あそこに設置してくれたものです。さんさん館には、実はもっと大きな看板が欲しいのですけれども、ご存じのように面積が少ないので、あまり大きな看板を出すとちょっと景観を損ねたり、冬場の除雪の邪魔になってしまったりするので、今のところああいう形ですけれども、これからのこと、次の質問でこれからの話が出てくると思いますけど、今のところ私は今― 23 ―の2カ所、さんさん館と相生がもう少し改善の余地があるのではないかなと考えておりますが、町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

基本的に看板をつくるときは、やはり観光協会としっかり議論をしていただいて、こういうものにしていこうということを進めていただきたいなというふうに思います。その中で予算が必要になってくる部分については、私のほうも協議に入りまして、そして進めていきたいと思っているところでありますけれども、今出た道の駅にもやはり必要であろうと考えているところでありますし、また、もう一つ、去年の 12 月でしたか、高校生たちの発表の中で、チミケップの看板を変えるべきではないかという提案もありました。これをしちゃいけない、あれをしちゃいけない、これはだめですというばかりの看板になっていますよねということで、もっと魅力的な看板であったほうがいいと思いますという生徒の提案もありましたので、それは非常に頭によく残っておりますので、それらについても検討をしてまいりたいなというふうに思っているところです。いずれにしましても、やはり観光協会ともしっかり話し合いをしながら、ここの町の魅力アップをしていくということが一番大事だと思いますので、よりよいものをつくっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 ちょっと立場が難しくてどう言ったらいいのかわからないのですけど、実は観光協会のほうからも理事会で話しあって看板について提言を差し上げたこともございます。ただ、ここ数年は行っていないのは、前にやはり今、まちなか再生事業が終了するまで、そうしたものについての更新は控えたいということだったので、そういう形になっております。今度看板をつくっていく中で、ちょっと看板の効果についてお話ししたいと思うんですけれども、今、確かにSNSだとかインスタで景勝地の写真を出して、それが話題になって、この辺の近い例で言うと神の子池がそうだと思いますけれども、津別の雲海も一時そういう時期もありましたし、やはりそういう効果というのがあるんですけれども、意外と道路脇の看板というのも、皆さんも最近コロナでドライブとかあちらこちらへ行くことがないので、あ― 24 ―まり感じないかもしれませんけれども、よく私がよその町に行って言われるのは、津別町のグレステンの看板です。河岸公園の横にあの看板が立ったのは今から 25 年前にあの看板ができていると思います。なぜかというと、あそこに写っているのは、実は後ろのほうは私の娘で、小学1年生の時に写したものですから、その時から逆算しますと 26 年前にあの看板が立っていると思いますけれども、あの看板にあるグレステンスキー場ってどこなのと聞かれることが結構あります。結局、皆さんグレステンスキー場に気づかないんです、あそこから先に行って、グレステンの看板を見て、あれどこにあるのって聞くんですよね、それぐらいやっぱり看板ってインパクトがあるので、グレステンスキー場は実はカーブの所で運転に集中しなくちゃいけなくて、その前にレストハウスでちょっと隠れているので、気がつかない人は気がつかないでそのまま行ってしまうんですけども、大きな視野でドライブをしてもらえれば、グレステンの看板があった後、グレステンスキー場があるのはわかるんですけれども、実はあの看板は結構目にとまっているんです。ああいう写真の大型看板というのは意外と目にとまるものなんです。私はあの看板に関して言えば、あそこに写真はもう役目を終えたから、津別峠の雲海かクリンソウの綺麗な写真を貼って、ノンノの森と下にロゴを入れるか何かして入れ替えれば、まだまだ有効に使える看板だなと個人的には思っていますけど、ちょっと余談になりましたけれども、そうした写真の大型パネルのような看板というのは意外と効き目があるので、そういうものもぜひ考えていったらいいのではないかなと思います。先ほどの町長のお話の中で、高校生の話が出ました。私、実は次の統一看板イメージのところでちょっとお話ししようと思っていたんですけれども、今、先ほどのご答弁の中で看板の統一イメージ、そうしたものを市街地総合再生基本計画推進協議会と話し合いをして進めていきたいという答弁がありましたけれども、もちろん、そこへ振るのはいいと思うんですけれども、高校生にミッションを出してみてはどうでしょうか。津別の町に、今まさに令和5年からは新しい看板が必要なんだけれども、案内板や何かのイメージや形について何か提案してくれないかというようなミッションを出してみる考えはどうでしょうか。それをまた市街地総合再生基本計画推進協議会が受けて意見をまとめると、そうしたものを町のほうに提案していただくというような、― 25 ―そういうようなやり方というのはどうでしょうか。今まで看板等、行政がほかのところに相談してつくったってあまり聞いたことがないんです。大抵は、その担当課で知恵を絞って今まで看板をつくってきたのではないかと思うんですけども、今のことに関して町長はどうお考えかご答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

高校生にミッションを出すというのは、これは非常にいいなというふうに率直に思います。行政側のほうも全く何も考えていなかったわけでは、今、まちなか再生事業の協議が進んでいますけれども、その看板の道路標識一つにしても、やはり目にとまるようなものがいいねというようなことで話は内部的にはしていますし、また、できることなら、制作するのは、せっかく津別にもそういうデザイナーの方たちが、大西さんはもとよりですけれども、そこに入ってきて今独立されてやっている地域おこし協力隊のデザイナーの人たちもご夫婦で2人いたりとか、そのほかにも今そういう似たようなPRする仕事をもっておられる方が移住されて来たりしていますので、ここを使わない手はないなというふうに考えていまして、例えばそういう方たちと高校生とで話し合いをするというか、そういうようなことをやって形に変えていくというようなことがあってもいいかなと思っているところです。市街地総合再生計画の推進協議会の中でも、下部的なものも必要ではないかということで、そこで議論されたものが協議会の中に上がってくるという仕組みも提案されていたところでありますけれども、そういう高校生も加われるような形というのを、この先、今すぐできるものではないですから、少し外構の部分ですから、いろいろ考えられるのかなというふうに思います。これまで筑波大学の学生と高校生も夜に町歩きをしながら、ここが暗いとか、ここはもう少し明かりが必要だとかというのを全部チェックして、それに基づいてLEDを設置してきたりしていますので、ただ、もう少し足りない部分もあるようですので、そういったことも含めて町の魅力アップのために高校生に協力してもらうということは大変いいことだなと考えております。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 まさに平成 27 年の6月にお話をしたときにまちな― 26 ―かの再生計画が見えてくるまで、こうしたものにはちょっと手をつけないほうがいいのではないかというお話で、私も必要最低限の更新だけして、やっぱりそこで大きな事業にするしかないのかなと思っていたのですけど、まさに令和5年には複合商業施設も完成し、町の将来の拠点の位置がほぼ決まってしまうところだと思うんです。まだこの後、高齢者福祉施設もあるかもしれませんけれども、であれば、やはりずるずるというより、やはり一つのタイミングを取るべき時期じゃないかなと思います。だから来年、令和5年の5月に商業施設が完成するあたりで、やはり町に新しい図書館の場所を示した看板とかは設置しなければならないのであれば、やはり令和4年度中にそうした議論を進めて、ぜひ若い人たちの意見を聞いて、そして行政の綿密な調査の上で、どこに看板を設置するべきか、現在の看板がどういうふうになっているか、そうしたものの資料を高校生等に与えて、真剣に議論してもらって、彼らもやっぱり自分たちのつくったものが、この町に残っていくんだということになれば熱の入り方は違うと思うんです。私は十分高校生に資格があると思うんです。それはつべつ学という形で津別のことも勉強していますし、自分たちが今までこうして先輩方から脈々と受け継がれてきた高大連携の中で、いろんな郷土のために知恵を絞る、そうしたことが伝統として受け継がれているので、ぜひ彼らにもそうしたミッションを与えて、大人たちとの連携の中でそうした津別の将来に、一つのサインボードを彼らに企画を委託するのがいいのではないかなと思います。ちょっと2番目の話とかぶってしまいましたけれども、2番目の質問については、案内板の統一イメージを出すということで、これについては、今お話ししたように来年の5月が一つのポイントなので、今年度中に、こうした話を進めていただきたい、協議を進めていただきたいというところなんですけど、町長、その点についていかが考えるか、単的で結構ですのでお答えください。

答弁 町長 佐藤多一

令和4年度中に検討していくということはやぶさかではないなというふうに思います。大枠というんですか、配置が今はまだはっきりと決定しておりませんけれども、大体決まりつつありますし、1年遅れでできるドラッグストアの部分もありますので、それらも含めて、それと幸町通りだとか、そういう近くの所、― 27 ―そういう所の照明だとか、そういう周辺のことも含めて検討していく時期に来ているなというふうに思いますので、できる限り令和4年度中に、高校生と一緒に係るメンバーも産出して進めてまいりたいと思います。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 3番目の質問に移りたいと思います。今、縮めてトレイルルートという形でいきたいと思います。トレイルルートの整備については、今まで3町の観光協会が5年かけて進めてまいりました。きっかけは、美幌観光協会の三坂会長が美幌峠の遊歩道の所をぜひPRしていきたいんだということで始めたんですけれども、それを当時、美幌の志田局長が山歩きが好きなものですから、そこから歩いていって、これ津別峠まで行けるんですよねという話で、そこから始まった話で、そこへ皆さんご存知の国立公園満喫プロジェクトという当時の安倍首相の肝いりの政策が出まして、日本の国立公園の中でたった八つしか満喫プロジェクトには該当しなかったんですけども、当時の阿寒国立公園がそれに該当しまして、その中に何とかこのトレイルルートの事業を組み込めないかというところが始まりで、私も環境省にパブリックコメントを書いたりしてやったんですけれども、3町の協議会としては少し荷が重いなと思ったんですけれども、始めたのがこのトレイルルートの事業でありました。実は、平成 30 年の 30 周年の記念事業から、かなりのお金をかけて整備をしてきております。平成 30 年は会が 30 万円、それ以外に北海道観光振興機構から 100 万円、翌年は会、協議会が 42 万円、同じく観光振興機構から 100 万円をいただいて調査研究モニターツアーで、令和2年につきましては、事業が本格化しまして協議会から 63 万円、それ以外に観光振興機構から 100 万円、環境省のほうにも認めていただきまして700 万円プラス 95 万円で、環境省のほうから約 800 万円のお金をいただいて、令和2年にとうとう試験ルートが、笹刈りが終了しまして歩けるようになりました。令和3年に会から 100 万円と環境省のほうから 100 万円をいただいて維持管理を続けながら令和5年の開通を目指して整備をしているところであります。そんな中で、やはりだんだん限界が見えてきまして、1点目の質問で国有地なんですけれども、既に南部森林管理署等が環境省の調査班のところには3町の観光協会の― 28 ―会長、がん首並べてごあいさつに行って協力を要請して、協力していただけるというお返事はいただいていますけれども、やはり観光協会の協議会では、この国有地の借り上げの対象とならないものですから、先ほどご答弁いただいたように、町というか3町がそれぞれの分野を借りて、我々観光協会に貸し出してくれるか、もしくは次の質問にある形のように、運営管理組織をつくって、そこに下してくれるかという形しかないので、私どもの動きにも限界があるということで、こうした質問をしたわけですけれども、お答えのとおり、こちらのほうは町の力を借りなければできませんので、ぜひともこのご答弁いただいたとおりやっていただければと思います。その次の管理運営組織のことなんですけれども、管理運営組織をつくらなければいけないというのは、もう実感として3町の観光協会は思っております。これからの課題という形で申し上げると、ソフト面とハード面にわかれるんですけれども、ハード面に関しては、安全確認だとか道しるべの整備、それから先ほど言った地権者との交渉、あとそれ以外にトイレをどうするかとか、それから交通。例えばトイレについては、途中にトイレをつくるかどうか、お金もかかりますけども、そのトイレが逆にクマの呼び水になる、でもトイレをしないで例えば自然にその辺で処理されると、もっとクマを呼ぶことになってしまう、いろんな問題があるので、こうしたことも地域の人と話し合って解決していかなきゃいけない。それから地域の方に理解を得なければいけない、こうしたものは、やはり行政とともに組織を立ち上げ、皆さんの理解を得ていかなきゃいけない。あと、例えば津別峠から入って美幌峠に下りました、実は車は津別の森つべつにあるんですけどどうやって帰ったらいいのでしょう、帰る公共交通機関の手段がない、こうした問題を解決するのに観光協会の力とか政治力ではちょっと難しいので、やはり官民融合、そして官民融合だけじゃなくて地域の理解を得て、地域のボランティアの方とか町民の方、そうした方に応援をしていただかなければ観光スポットとして成立していかないのかなというふうに思っております。ツアーの商品化ですとか、そうしたことは観光協会のほうがやはりスペシャリストですのでやっていかなければいけないのですけれども、こうして知恵を借りて力を合わせていかなければいけないところはたくさんありますので、ぜひ町のほうに力を貸― 29 ―していただきたいということなんですけど、今言ったような内容については、多分、担当のほうから町長にお話がいっていると思うんですけれども、やはり町のほうとして、今日、必要だというお答えをいただいたので、これ以上、町長に質問するところはないのですけれども、一応、今の現況を理解していただくために、ちょっとお話しさせていただいております。今、今年度の事業につきましても維持管理につきましては3町と3協議会を足して150 万円の維持管理費を予算しております。それ以外にソフト事業として、そこのいろんなグッズの作成だとか、それからマップ、それからホームページの作成、ネーミングの公募だとか、もちろんモニターツアーも予定しております。そうしたソフト事業をやっていく中で、今回、観光協会のほうもいろいろ努力をしまして、企業版ふるさと納税で、ちょっと名前出していいかわからないので出さないですけど、美幌の古梅のほうにある会社が 500 万円ふるさと納税を使って応援してくれるということで、ソフト事業に 500 万円ぐらいかかるんですけど、これを令和4年度、令和5年度でそうしたお金を使って今のソフト事業を進めていこうということであります。観光協会としても、もうやれることをやって、かなりこれ以上はもう少し大きい組織にくらがえしていかなければ続かないなというふうに思っておりますので、ぜひ町長、3町の町長を含めた組織をつくっていきたいと思いますが、町長はそういうふうに進んでいくことを期待してよろしいのかどうかご答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

はい、大いに期待しておりますので、首長として3人の町長が関わってまいりますので、協力しあいながらバックアップしていきたいというふうに思います。阿寒摩周国立公園の満喫プロジェクトのステップアッププログラムというのですか、2025 年までになっていますけれども、令和3年の2月に作成されています。その中で、屈斜路外輪山のトレイルルートの整備ということが、この中にも載っているわけでありますけれども、さらにこれを見ていくと大がかりなものに、その先がまたあるんです。これは釧路空港、女満別空港、それから中標津空港ですか、この三つを結んだロングトレイルルートというんですか、その中の一つに、この外輪山の所のルートが入― 30 ―っているということで、そこそこの所でまた進めがあるというふうに思って、それが最終的につながっていくという、非常に大きな事業だなという印象を受けています。その中の津別、美幌分、そういうところが令和5年、来年度からスタートさせたいということでありますので、おそらく時間はもうどんどん過ぎていきますから、焦りもきっとあるかなというふうに思いますけれども、できることは早めにやっておくことは、早めにやっておきたいなと思っているところです。それと体験ツアーも、この間されておりますけれども、そのアンケートを見ていきますと、今、議員がおっしゃったとおりトイレの問題というのが、いろいろクマ等の関連もあって大変なんだなというのがわかります。このアンケート何かにも随分トイレの設置というのが書かれておりますし、あと距離です。トイレまであと何キロだとか、今この地点は何キロ来ているからとか、そういう目安が欲しいということが書かれていますし、エスケープルート、何かあったときに逃げ道がちょっと弱いかなというようなことが書かれてあったりとか、ガイドの説明は評価が高いんですけれども、20 名のパーティーだとなかなか声も聞きづらくて、ちょっとその人数はどうなんだろうかみたいな話もいろいろ出ていますけれども、これらを読みながら、先ほどの話じゃないですけれどもグレステンの看板がありましたけれども、あそこにグレステンスキー場まであと何メートルとか、何百メートルとか、そういう表示もあってもいいのかなという感じもこのアンケートを見ながら受けたわけなんですけれども、いろいろ課題があるかと思いますけれども、行政としてできることはしっかりサポートしてまいりたいと思いますので、頑張っていただきたいと思います。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 ちょっと答弁として入れ替わるかもしれませんけれども、今、町長がおっしゃったように津別のトレイルルートと連結の可能性があるということで、中標津のほうのランチウェイというトレイルルートがありまして、もう既に完成しているんですけれども、実は、これはほとんど個人の方がやったものでありまして、逆に今、ちょっと中座しているというか、うまく運営できていないようなところもありまして、やっぱり、そういうのも他山の石として、やっぱりきちんとした運営組織が必要だなというふうに痛切に感じているところであります。― 31 ―国立公園のこうしたトレイルルートをつくるということは、一番こうしたものが盛んなのは欧米なんですけども、アメリカのヨセミテ国立公園のトレイルルートだとか、ロッキーの 3,000 キロメートルのトレイルルートだとか、そこには及ばないんですけども、しかし外国人観光客というのは非常にトレイルルートが好きなんです。長期間の滞在につながるので観光資源としても長期滞在型の観光に、またインバウンドに対して大きな戦力となると思いますので、ぜひ津別の将来の観光に向けての投資としても意義のあるものと考えておりますので、よろしくご支援をいただきたいということを最後に申し上げて、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

出典:津別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月16日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる