みんなの議会

津別町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月15日

移住定住対策について

2021年12月15日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「移住定住対策について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 ただいま、議長に発言のお許しをいただきましたので、先の通告にしたがいまして一般質問を行います。移住定住対策についてお聞きしたいと思います。津別町では現在移住対策として、さまざまな取り組みを行っておりますが、次の点についてお聞きしたいと思います。1点目、移住定住相談会への参加について、津別町では道外の大都市で行われる移住相談会に参加してきていますが、参加者に対してどのような形でアプローチをしているのかお聞きしたいと思います。2点目、津別町へ転入してくる方への助成についてであります。津別町へ転入してくる方に対して、家を借りる際の家賃に対し住宅手当等で補填される額を除いて3年から5年間程度の半額助成を考えているかどうかお聞きしたいと思います。3点目、津別町新ふるさと定住促進条例の見直しについてであります。現在の津別町新ふるさと定住促進条例は、令和4年3月までの時限条例となっています。私は継続すべき条例だと考えていますが、見直しも必要と思っています。現行の条例においては、家を新築する際の必須要件が満たされた場合奨励金 60 万円となっており、加算要件に該当する場合、さらに上乗せされる形で最高で 220 万円が支給されるようになっています。しかし、加算要件が該当しない場合は魅力的な額とは言えないと思います。近年、建築資材の値上がりや人件費の高騰により家の建設費も上がっています。そこで、必須要件を増額し全体の金額を上げ、条例自体の魅力アップを図ってはど― 48 ―うでしょうか。以上の質問に対してよろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、移住定住対策についてお答えを申し上げたいと思います。はじめに、移住定住相談会への参加についてですが、令和元年に東京と大阪でそれぞれ開催された移住相談会に、本町の移住・定住サポートデスクの窓口である津別町まちづくり株式会社とともに参加しております。令和2年度、令和3年度については、コロナ禍により参加してはおりません。相談会の実施内容は、出展市町村等にブースが設けられまして、津別町は唯一、町のPR動画「いらっしゃい津別」を放映し呼び込みを行いました。また、相談者に対しては、移住ウエブサイト「チャレンジツベツ」を使い、津別町へのアクセス情報、施設や暮らしの生活情報、求人や企業一覧などの仕事情報、空き家バンク制度、各種支援制度などきめ細かく説明を行い、東京・大阪をあわせて 28 組 33 名の相談に対応したところであります。その後、農業、林業に興味を持つ2組が来町されたことから、農家やJA、林業現場を案内しましたが、残念ながらこの2組の移住はかないませんでした。次に、津別町に転入してくる方への助成についてですが、本町も移住定住の一環として支援制度を用意しており、職種は限定していますが、町外からの転入して介護保険施設や林業事業体に就職された方には、住宅準備金として1カ月分の家賃、敷金、礼金、引っ越し費用の助成を行っているところです。移住者に対する支援制度も多く設けておりますが、そもそも移住者の定義がはっきりしていません。そうした中、他市町村の例を参考に独自色を組み入れながら、起業、中古住宅購入、住宅改修工事など支援を手厚くし、空き家の活用にもつなげて長期的に津別に住み続けていただく後押しを行っているところです。また、町に魅力を持たせ、移住者の候補地として選ばれるよう、まちなか再生計画を進め、町の活性化を図り、魅力ある町になるよう取り組みを進めているところです。― 49 ―ご提案の家賃助成は幾つかの自治体でも取り組まれていますが、本町の支援制度も決して引けを取るものではありません。今後、転入転出時のアンケートの内容、移住相談会での相談内容、これまでに移住された方の意見なども参考に、財源の議論も含めて改善を図ってまいりたいと考えております。次に、津別町新ふるさと定住促進条例の見直しについてですが、津別町新ふるさと定住促進条例は、令和4年3月で時限を迎えます。本来ですと、今議会に改正案を上程すべきところでありますが、機を逸してしまい大変心苦しく思っているところであります。この条例は、移住定住対策の一つとして欠かせないものであり、これまで見直し時期のたびに所管の委員会で協議を行ってきたところです。今般の見直しにあたっては、現在、担当課において検討を進めておりますが、その内容は3月定例会前の所管の委員会において協議させていただき、条例改正案を提出させていただく予定としています。なお、現段階におきましては、今後の財政状況にもかんがみまして、上限である 220万円は変えずに、実態にあった加算要件の見直しを行いたいと考えているところでありますので、よろしくお願いいたします。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 私も移住定住に関しまして、今までさまざまな提言を行ってきたつもりです。例えば、ホームページの空き家バンクの活用の仕方が悪いと、私が当時指摘をしたときは、空き家バンクの中身は2軒でした。もっとこういうものを活用してはどうかとか、それから、今回テーマにしております移住相談会についても、私のほうで北海道移住定住促進協議会に対して払っている会費のところで、やるのであれば、もっと相談会のようなものに積極的に参加してはというようなことを申し上げたことがあります。そうしたことが今、反映されているのかなというふうにも、私なりには喜んでいるところであります。移住定住相談会につきましては、3年前に津別町の新事業として行うようになり、東京と大阪、各1回、その後2年間コロナのせいで、もとの相談会が中止になったということで参加しておりません。当然、これが復活すれば、また参加していくようになるというふうに考えております。― 50 ―今回、私のほうから提言させていただきたいのは、そこで移住定住の相談会に出た際に、いかにしてそこから津別へ訪れていただけるか、要するにお試し暮らしじゃなくてもいいんですけれども、移住ツアーのようなものに参加していただけるか、引きずり込み方というか、それと1回来ていただいた方にリピーターになっていただく、その辺について少し提言したいなというふうに思っております。まず移住定住の津別町の相談会のブースに来ていただいた方に対して、動画ですとかパンフレットで説明をして、そして津別へ勧誘しているようであります。私は、ブースに来てくれた方というのは、移住に対して本気度が高い、そして、その中で津別町に関心を持ってくれているということで、お試し暮らしに来ていただける可能性が高い方だというふうに考えております。であれば、この方たちに特典を用意する、いわゆるよく雑誌等に載っているクーポンのような、例えばお試し暮らしクーポン券を全員に渡す、そうすることによって、単に電話でお試し暮らしを頼んでくる人で、観光気分の方ももちろん中には過去にはいたのですけれども、そういう人じゃなくて、本当に移住定住を真剣に考えている方に対して優遇制度を働かすことができるのではないかなというふうに思います。滞在費ですとか、それからLCC、peach就航のおかげで交通費も安くなりました。非常に来やすい状態になると思うんですけれども、その滞在費、交通費に対する少し助成を考えてはどうかなというふうに思います。それから二つ目ですけど、お試し暮らしに来た方に対して、先に移住している方との交流の場、サロンのようなものを津別へ来た方のツアーの中に組み込んでいく、そうしたことは考えてもいいのではないかなと。それから、そうした方をリサーチして、やはり津別町のような所を選んで、例えば季節によりますけどきのこ狩りのツアーですとか、山菜とりのツアーメニューですとか、渓流釣りのツアーメニューですとか、そうしたことの体験メニューを少し盛り込んであげるような、そういうような考え方で1回リニューアルというか、移住相談会に対する戦略を考えてみてはどうかなというふうに思いますので、私の考えに対して何かあればお答えいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

ありがとうございます。クーポンだとかを使うのも一つかな― 51 ―と思います。あと、最後に篠原議員さんの関係人口のこととも若干関連してくるんですけれども、ご承知のとおり津別で働いていた方が定年退職になって、そして本州のほうに、家族といいますか娘さんや息子さんたちのほうへ戻られていくというケースもあって、ですけれども津別が好きで毎年こちらに来て畑仕事をして、そしてまた帰って行くという方もおられます。これは、むしろ関係人口というよりももっと深いつながりのある方で、そこに何らの得点もないというか恩恵もないというのは、ちょっとこれは違うんじゃないかなという思いもありまして、町民と同様の特典が与えられるようなことがあっていいかなということで、今、検討を進めているところでありますけれども、移住を希望される方、それに対して、また別の形でというのはまだ検討させていただきますけれども、来たときの、これまで 10 人ほどの方が津別に来られて移住体験ツアーに入っているというふうに聞いています。これは、まちづくり会社のほうで対応しているところでありますけれども、その人の希望にあったオリジナルのものをつくり上げて、体験をさせたり、いろんな所に連れて行ったりしているというふうに聞いておりますので、それをさらに充実してもらうような形になっていけばなというふうには思ったりしているところです。そのようなことで、できることはアイディアを考えながら、それから今、実際に行っていることをもう少しこういうふうに改良したほうがよりいいかなという部分は、現場で対応している方との意見交換もしながら、改善していきたいと考えております。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 私も直接担当している現場の都丸さんとお話しいたしました。今年度は 10 組ぐらいの移住ツアーを、それぞれ来た方に対して全くオリジナルのものをやっているということはお聞きしました。それは大変いいことだと思います。先輩移住者とも話をする機会もあったというふうに聞いております。ただ、やっぱりアピールのし方が下手だと思うんです。それは来た人にしてあげるんじゃなくて、来てもらえるように、うちはこんなことをやっているんだっていうのをやっぱりPRしていかなきゃだめだと思うんです。ですから、移住ツアーのメニューをつくって、チェックシート方式で、うちの町のお試し暮らしに来てくれたら、こういうことをやりますよ、この中で皆さんの望んでいる部分にチェックをしてくれたら、その― 52 ―ツアーにしますよと、そういうような形で移住相談会に1枚の紙を持っていけば、私は本気度は違ってくると思います。その紙にゼムクリップでお試し暮らしクーポン券がついていたら、私はもっとその可能性が高まるんじゃないかなというふうに考えます。ぜひ、町のほうもそうした考え、今試作中だということですので、この件に関して考えていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる