みんなの議会

津別町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月15日

水道事業と水道料金について

2021年12月15日、津別町議会の一般質問で、渡邊直樹議員が「水道事業と水道料金について」質問し、町長 佐藤多一、建設課長補佐 斉藤尚幸が答弁しました。

質問者
渡邊直樹 議員
答弁者
町長 佐藤多一、建設課長補佐 斉藤尚幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 議長より発言の許可をいただきましたので、先に― 10 ―通告しています質問をさせていただきます。水道事業と水道料金についてであります。水道料金の見直しについては、平成18 年の津別町上下水道運営審議会答申に基づき、平成 29 年に見直し検討が行われています。本年度が見直し検討年であり、7月 15 日に津別町水道・下水道運営審議会へ諮問され、11 月 17 日に答申を受けています。そこで、来年度の料金改定にあたり、次の点についてお伺いしたいと思います。1点目です。予定している工業用水の切り替えについてでありますが、本年6月より、対象事業所と協議を予定していましたが、どのような見通しになったのかお伺いしたいと思います。2点目です。運営審議会からの答申についてであります。水道料金について、どのような答申が出されたのかお聞きしたいと思います。3点目です。課題とされていた事柄の検討についてであります。一つ目は、水道基本水量、いわゆる 10 立方メートルから基本水量8立方メートルへの見直しの検討についてであります。また次に、業務用の水道料金また段階的超過料金についてお願いいたします。その部分については、もう一つ本町の水道料金体系が、近隣市町に比べて複雑であるということの見直しについても検討とされていましたので、お聞きしたいと思います。最後4点目です。今後の水道料金についてであります。本定例会に条例案が提出され、来年度より新たな料金体系を目指しているわけですが、今後、どのような時期にどのような検討を考えているのかお聞きしたいと思います。以上です。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、水道事業と水道料金のご質問についてお答え申し上げたいと思います。はじめに、工業用水の切り替えについてですが、対象となる1社に供給していた工― 11 ―業用原水が、高台配水池の更新により今後供給できなくなることから、浄水の供給に切り替えさせていただくものであります。この会社の想定使用水量は、年間 27 万立法メートル前後と思われまして、使用料金は倍以上になることから、お互いの経営に与える影響が極めて大きいため数度にわたる協議を重ね、2年間の経過措置を設けるなどして合意に至った結果を運営審議会と協議させていただき、合意内容を尊重した答申を受けたところであります。これにより今回、簡易水道事業給水条例の改正案を提出させていただいております。次に、運営審議会の水道料金に係る答申内容についてですが、家事用については、直近の経営見込みにおいて料金改定を行わなくとも経営の維持は可能だが、今後の人口減少等による料金収入の落ち込みが、想定以上になる場合は都度検討が必要であること。業務用については、公平な料金のあり方について検討を行ったが、業種等による使用状況に大きな差があるため結論には至らなかったことから継続課題とすること。工業用については、原水から浄水の供給に変更になることで、現行料金体系をそのままにして大幅な負担増を求めた場合、水の利用を控えようとする判断につながることも予想されることから、新たに超過料金を設定することが必要であるとし、その上で、これまでの倍以上の料金を求めることになるため、急激な負担増とならないよう経過措置を設けることが望ましいとされたところです。次に、課題とされていた事項の検討についてですが、家事用使用量の基本料金の見直しについては、改正案では、現行どおり1カ月当たり 10 立方メートルで基本料金2,200 円とすることとしましたが、これまで実施してきた軽減規程の内容を受け継ぎ、5立方メートル以下については、1,760 円とする2段階の設定としました。これにより、実質的に利用者の利便性の向上が図られるものと考えております。業務用の水道料金については、業種等により利用状況に幅があることから、慎重に検討しなければ実質的に負担が増える利用者が出てくることが想定されます。また、今回の料金改定案により工業用料金の収入増により長期的な黒字化を見込んでいますが、安定した水の供給を続けるための老朽管の更新が急務であることから、業務用利用者の方にも一定の給水準備に要する費用を負担していただきたく、今後とも慎重に― 12 ―検討を行う考えであります。水道料金体系が複雑であることの見直しについては、今回の工業用の使用料金の改定案では、これまでに使用水量により複数の基本料金を設定しておりましたが、これを単一にしました。これにより実際に該当する事業所の経理を担当される方にとっては確認しやすい内容になったものと考えております。最後になりますが、今後の水道料金についてですが、これまで料金改定にあたっては、おおむね5年程度で検討を行ってきましたが、今回の答申において、「これまで定期的に諮問を受け検討を行ってきたが、今後は経営見通しに影響を与える環境の変化が生じた場合は、適時に検討を進めることが必要と考える。」とされたところです。このため今後、収入見込み、更新需要、財務諸表等により経営状況を常に注視しながら、検討の時期を逸することのないよう進めてまいる考えでありますので、よろしくお願いいたします。以上です。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは再質問させていただきます。工業用水の切り替えについてでありますが、今、町長から答弁をいただきましたが、工業用水への切り替えの後、現在、使用されています原水、いわゆる旧美都水源については、どのような扱いとするのかお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長補佐 斉藤尚幸(建設課長補佐は2024年3月まで)

こちら旧美都原水につきましては、次年度以降、高台の配水池の更新事業を考えておりますので、こちらによりろ過池とかが使えなくなる関係で給水自体ができなくなります。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 もう1点、原水利用についてですが、いわゆる美都水源ではないとしても、上里の上流で自己滅菌などによって使用もあったと記憶しています。今回の料金改定によって、原水供給の部分の料金については改定があるのかお聞きしたいと思います。― 13 ―

答弁 建設課長補佐 斉藤尚幸(建設課長補佐は2024年3月まで)

今回、改定というか工業で利用する原水の廃止のみ提出させていただいておりますので、営農用等で利用されている場合については、これまでどおりの単価でご利用いただけます。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは、運営審議会からの答申についてお聞きしたいと思います。老朽化による施設や管の更新の考え方についてお聞きしたいと思います。水道事業は、原則、企業会計ということでこれまでも質疑させていただきました。これから始まる配水池の更新事業や、その後予定する老朽管の更新事業など、まさに終わりない戦いへと突入するわけですが、そこでふと原点に立ち返ったというか思ったわけです。そもそも、どこまでの料金に反映させる事業で、また、どのような事柄は社会的なインフラ整備としてその部分の経費とあたるのか、そこに按分的な概念の余地はないのか、審議する上でこういうことが課題になってくるのではないかなというふうに思います。これまでの中でも、津別の水は湧き出ているわけですが、上里から貯水池、いわゆる市街地のほうまで長く管を引いている現状や、今ありました老朽化する施設の更新や小電力発電の導入などでもこういうことが議論されてきました。各自治体によっても水源や施設整備や更新はさまざまであるわけですが、しかし、どういう地域によっても市街地をめぐる配水管、いわゆる町民の家庭まで届けるその部分、引っ張ってくる部分と届けるという部分の配水管の更新に至っては、私の個人的な考えですが、道路整備や、その保全や公園整備などもそうですが、そういうものと同じく自治体の社会インフラ的な要素が強いんじゃないかなと思うわけです。そう私は思うわけですが、その部分、水道事業の中の社会インフラ的な要素について、町長のお考えがあればお聞きしたいというふうに思います。

答弁 町長 佐藤多一

答申の内容でもありますけれども、答申の内容そのものはお手元にはあるんですね。わかりました。― 14 ―基本的には、この水道事業は法適で進めていますので、結びのところにも書いてありますとおり、できるだけ利用者の負担の増加を最小限に抑えるためにも、今後においても適切な事業運営と老朽施設の更新にあたってはダウンサイジングについても検討すると工夫が継続されることを望みたいということで、これまでも人口減少とともに、できるところを進めてきているところですけれども、まだまだ取り替えなくてはならないという所が図面上を見てもかなりあります。それらについて水が供給されなければ断水も経験しておりますので、どういう状態になるかというのは皆さんもよく承知されていると思いますので、これは安定的に行うためには、やはり必要な投資はしていかなくちゃならないというふうに思いますけれども、それに対する補助制度、これは上水を簡水の事業に変えたということは、少しでも補助制度は少ないのですけれども、それを活用していこうと、そして過疎債の対象になるようなそういうものにしていこうということで、上水から簡水に切り替えてきていますので、行政でできるところはこれからも支援するような、一般会計の支援ということもあり得るかと思いますけれども、基本的には、やはり皆さんの水道料金をどんどん下げるというわけにはいきませんので、それは審議会の中でもその辺は承知の上でいろいろ議論されてきておりますので、その答申はしっかり受け止めながら対応してまいりたいと考えております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 いろんな考え方があると思います。資料の出し方によっても違うと思いますし、極論の話をするわけではないので、私も水道料金だけを単価を下げてくれという話ではないので、その部分については理解した上で、やはり実際として、そういう部分の按分というと何対何みたいな話じゃないのですけど、やっぱりそういうものも繰り入れながら、よりよい形で進めていただきたいというふうに思います。それでは、次の課題とされていた事柄についてお聞きしたいと思います。業務用の水道料金についてなんですが、答弁の中で実質的に負担が増える利用者が出る場合もあると、検討によってはということですが、それはどのようなことを意味するのか、どのような場合についてそういうことが考えられるのかお聞きしたいと思― 15 ―います。

答弁 町長 佐藤多一

後ほど審議会に入っていた担当のほうから補足があるかもしれませんけれども、私のほうで聞いている範囲では、議員も業務用を使われている立場にあるかと思いますけれども、ずっと朝から晩まで水道を使われる仕事と、例えばスナックのように夜のみ水道を使うというような、これも業務用で使われておりますけれども、そういったところの比較、極端な例ですけれど考えると、そこにどういうものの考え方でいくかということになると、審議会の中では、今回においては具体的な結論が出なかったという状況です。ですから引き続き検討していこうというふうなことになっておりますので、その辺もあわせまして、今後さらに話し合いというか協議を進めてまいりたいと考えております。

答弁 建設課長補佐 斉藤尚幸(建設課長補佐は2024年3月まで)

審議会の中におきましては、業務用料金については年間でおよそ 2,800 万円内外の数字の料金をお支払いいただいているところであります。こちらにつきましても更新事業等につきましては貴重な財源であるという意味がありますので、ある一定の負担は業務用のユーザーの方にもしていただきたいという考えはございます。その中で、こちらの金額を維持しながらという前提で物事を考えた場合ということになるので、それは確定ではございませんが、ある程度ちょっと上がる方、下がる方というのは想定しながら物事は進めていかなければならないかなというふうに考えているところです。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私も今利用している方が不利益になるような結果は望みませんので、全体の中でという話を絶えずさせていただいているというふうに思います。答申の中でも公平な料金の負担のあり方や業種等の使用状況ともあります。諮問に先立って、私も6月に一般質問をこのテーマでさせていただいていますが、私が言いたいのは、そもそも業務用の料金設定が全体の設定から見ると矛盾しているのではな― 16 ―いかなというふうに私はお伝えしてきたつもりであります。改めて端的にお聞きいたしたいと思います。業務用の料金設定がほかの幾つか段階があります。いろんな工業用、家庭用、農業用などがありますが、その設定の中で割高な設定の要因についてお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長補佐 斉藤尚幸(建設課長補佐は2024年3月まで)

業務用料金体系なんですけれども、使用水量に応じて例えば家事用とかほかの使用用途に比べて安くなる部分がないということは、こちらとしてももちろん把握しているところでございます。ただ他市町村の例等を見た場合におきましても業務用が家事用よりも高い料金が設定されているという部分もありますので、当初時点からの引き続きで、例えば何パーセント上げる、下げるという話で料金改定を進めてきた経過もありますので、ちょっとそういう料金体系になっているというところについてはご理解いただければと思います。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私も議員になりたてのころから、この水道について質問させていただいている中で、当初はやはり近隣市町村から見た津別町というものをよく持ち上げていたと記憶しています。そういう中で、よく答弁の中で、そういうものは各自治体によっていろんな現状も違うので、それぞれが考えることだというふうによくたしなめられていたというか、よくそういう答弁をもらっていました。そういう中で今、お答えを担当からいただきました。各地域によって業務用というものが高い設定が割合多いのではないかと、そういうものも考えているという話は私も担当とよく話ししますのでわかる話です。逆を言えば、半分程度はそういうことを考えずに家庭用などと同じように料金設定している地域もそういう意味で言えばあるわけでございます。なので私は、今までこの先ほど町長ともお話ししました不利益にならないようにということも踏まえまして、全体の収支のバランスというものは絶えずもちながら質問をしてきたつもりであります。工業用というものが、そういう中で一つのキーワードというかそういう形になって今回現れているという部分です。私も― 17 ―業務用が割高である必要性というものについてちょっと考えますと、今言ったようにあまり料金体系を崩しますと全体が不利益になりますので、そういう部分は収支のバランスというものは一つあります。そのほかに考えられるのは、当初からあります昔からよく出ています使用の目的、いわゆる商売で使っているんだから家庭用やそのほかの物とは差別化して考えて料金設定がされたと、その部分について使用の目的という部分について、現在もそのような考えであるのかお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長補佐 斉藤尚幸(建設課長補佐は2024年3月まで)

他市町村の例を見た場合なんですけれども、例えば水道メーターの口径別料金の設定等を考えている自治体も最近増えてきているところではありますが、今、当面のところ現状といたしまして津別町においては可能な限り用途別の使用料金の設定という方向で当面のところ進めていきたいなとは考えております。また、口径別の料金の設定については今後の課題になるのかなと思っておりますが、それは早急に結論が出せるものではないというふうに認識しておりますので、ちょっとまだ先の議論にはなるかなとは考えております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私も担当と細かい協議をここでしたいわけではなくて、いわゆる考え方として家庭用があって対角にはたくさん使う工業用などがある中で、業務用というものが、そこで基本料金を見ましても超過料金を見ましても飛び出ているわけです。私は、その金額の大小云々を申したいわけじゃなくて、考え方としてどうなのかと。答申では今後においても検討課題ということで、ある意味私も半分ほっとした部分はあるのですが、私としては今話ししてきたように平成 29 年から今回の工業用水の切り替え時期ということでの何かしらのものがあるのかなというふうに思っておりました。業務用の基本料金は、基本水量が家事用の倍となっていることから、20 立方メートルで家事用であれば 4,400 円となるわけですが、業務用の場合は基本料金が 4,735 円ということで、さらに超過料金の設定では、家事用が1立方メートル 220 円のところ、段階的に家事用も 209 円と下がるような軽減措置があります。今回の切り替えにあります工業用に至っては、基本水量が使用量によって段階的な料― 18 ―金設定にもなっていますし、超過料金も割安となっています。業務用は超過も 262 円という固定でございまして、超過料金による軽減措置もありません。私は民間人ですから営業目的で利用料金が高いという部分の意図は理解しますし、使用量が多い場合、過度な負担増とならないような配慮の必要性も理解しているわけです。先ほど言っていますように金額差云々を申し上げたいわけではなくて、こういう考え方の矛盾という、私の言葉としては矛盾というものを解消してほしいわけです。今回の料金改定の折に、そういう折に、そういう切り口をもっていただきたかったわけでありますが、今後においても検討ということですので、どういう検討を具体的にこの業務用、いわゆる超過料金も含めて考えられるのかお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長補佐 斉藤尚幸(建設課長補佐は2024年3月まで)

まず家事用よりも業務用が高くなっているという件についてでありますけども、家事用につきましては公衆衛生上の観点もございますので、なるべく利用しやすい金額にというふうには考えております。これによりまして業務用をいじったから家事用が上がるとか、そういう考え方は極力避けていきたいなとは考えているところでございます。今後の業務用の設定の考え方なんですけれども、先ほどもお話ししたとおり、例えば口径別料金を導入するとかという話は早急にはできる話ではございませんので、基本的には基本料金と超過料金の設定の仕方を調整しながらという形にはなっていくかとは思うんですけれども、細かい話は、ちょっと審議会のほうと相談しながら進めていく形になろうかと思います。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 考え方というものは、私はそこを矛盾と勝手に銘打っているわけですが、そういうバランスというものの中で、いわゆる時代によってもこの料金を考えるときの考え方にもあったと思います。またそういう部分も、今回切り替えにあたって、いわゆるよく言われていましたどの程度かは別にしてパイが大きくなるっていう話があったと思いますが、そういう折に、先ほどちょっと町長ともお話ししたように、私も社会的インフラというものがありながら、でもやはり、今も見ながらいかなきゃいけないという部分もありますので、そういうことを継続して、― 19 ―私も個人的にはそういうことを協議していたつもりでおりますので、諮問があって答申があって町の判断があるということなんですけども、その部分、ぜひ今後も注視していただきたいというふうに思います。本町の水道料金が近隣市町に比べて複雑であることの見直しについてでありますが、今回の改定によって、いわゆる答弁ではスッキリしたというような言い方があるんですが、今回の改定によって工業用に新たな段階ができ、さらに時限立法的に盛り込まれていた使用量5立方メートル以下の方への減免措置の料金も料金に組み込んだ形となり、6月の質問の時の複雑であることの解消という意味から言えば、私はちょっと率直に複雑であることの見直しについては切り込んでいないのかなというふうに思うのですが、その部分についてお考えがあればお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長補佐 斉藤尚幸(建設課長補佐は2024年3月まで)

先ほど町長のほうから答弁がありましたとおりなんですけれども、現状の基本料金と超過料金が複数設定されているという状況は、実はユーザーである事業所の皆さまから時々料金についてのお電話をいただくことはありました。こちらについて、ちょっと今これから改正案でお見せするものにつきましては、そういうものが解消されてくるのかなと考えておりますので、見た目自体はちょっと複雑になった部分があるかと思いますが、現場レベルでいえば逆に単純化されたのかなと考えているところであります。家事用の料金の設定についてはということだったんですけれども、こちらにつきましても実際にはちょっと複雑になっている部分はあるかなとは思うんですけれども、先ほど町からの答弁がありましたとおり、これまでの軽減規定を組み込んだものですので、実際に使われている皆さまには馴染みの深い料金体系になっているのかなと考えておりますので、このままいければとは考えております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私も先ほど来、不利益がないようにという話をしました。軽減措置の話も何年か続けてきて、今回の水道料金に盛り込むということについては別に反対なわけではありませんし、ただやはり複雑化の解消という意味でいえば、やはりユーザー、利用している側の解消もあるでしょうが、やはりそういうも― 20 ―のを例えばよく話があるように、津別町に来る方ですとか、やっぱりこれからそういうものを利用する方という見方のほうが私は大きいのかなというふうに思います。使っている方は私も含めてそうですけど、いつも継続して使っているわけですから、そういうものが変わったという認識はあっても、そういうものを注視しませんから、だから、そういう意味でいうと、私の受け止め方は、やはり近隣市町に比べて複雑であるということの見直しについていえば、シンプルにその複雑さを解消するためには、やはり業務用と例えば家事用を統合する形で、名称は何でもいいんですけど一般用と工業用とかという形で2本立てみたいな形が理想的かなというふうに思います。いろんな考えで業務用が高いという話はあるのですが、私が採算、価格の問題でないとお伝えしているのは、そんなに言ってみたら大きい額じゃないんです、びっくりするほど差は。であるならば、やはり私個人の夢物語みたいな話ですが、複雑さというものも町長から6月のほうでいただいた部分もありますので、家事用と業務用というものの統合についても図るべきではないかなというふうに思っていたわけであります。そういう部分について、今すぐお答えもないでしょうし、そういうことが可能かどうかという検討も必要だと思いますので、その部分について受け止め方としてはどうでしょうか、お聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

おっしゃるとおり、この北見地区の定住自立圏の1市4町の中で見ても、議員がお話しになりました家事用と業務用、これを分けていない町もあります。それからお隣の町とうちもそうですけど、それは多分、分村した関係もあって長いお付き合いの経過もあるかというふうに思いますけれども、お隣の町と同じような分け方をして今いただいていると、金額は違いますけれども。一方、家事用と業務用を一緒くたにしてやっているところもありますけれども、しかしその部分でいけば、今度は口径によってさまざま分類をしています。ですから表そのものを見ると、どちらもそこそこ複雑な様相を呈しているのですけれども、使われる方はそこの中の1項目だけなんです。ですから表がいっぱいあっても自分に該当するのはここですというのは、もう十分今の段階で使われている方はわかっていると― 21 ―思います。仮に1本化、業務用と家庭用を1本化すれば、今度はどういう影響が出てきて、今度口径制、管の太さをどういうふうに入れていくのか入れないのか、あくまでトンでいくのかとか、さまざま検討しなくてはなりませんので、今、必要な部分を今回審議会でも議論されて答申をされたということであって、まだ検討しなければならない部分については、引き続き協議をするということでの答申内容ですので、それに沿って進めていきたいというふうに思います

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 そういった意味でも、私はいわゆる平成 29 年からこの水道の質問についてさせていただいているわけですが、例えば業務用については、超過料金というものが段階的にないので、そういうものを先ほどありましたように使用量によって金額の差が出るということもありましたので、例えばそういうことを切り口としてもってくるということぐらいは、私は何となく今回あるのかなというふうに思っていたわけですから、ここでちょっと矛盾、矛盾という話をしているわけでして、その部分で、今後の水道料金についての話に移りますが、答弁にもありましたように、新たな工業用水が今後2年間という形の減免的な中で動いていきます。また、今まで5年というものを目途にいろんな協議がなされてきたと思いますが、今後は経営の見通しに影響を与える変化が生じた場合、適時にというような文言だったかと思います。その部分で、いろんなことが想定できると思いますが、どのようなことが影響を与える、適時にというふうになるのかお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長補佐 斉藤尚幸(建設課長補佐は2024年3月まで)

今、とりあえず想定されているところで直近のものということになりますが、水道料金だけに限った話ではないのですけれども、水道、下水道も含めた上での話なんですけれども、令和5年の4月から、今のところ下水道事業については法適化を進めようというふうに考えております。その際に長期見通しもあわせて企業会計による長期見通しをつくっていこうかなというふうに考えております。そのときにちょっとあわせて水道料金についても検討するタイミングであるかなというふうには考えております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 最後になりますが、水道事業については企業会計を維持しながら社会的なインフラ要素を多分に含んでいます、全ての町民に関わりの深い事業でもあり、公平な基準も求められると思います。老朽化で更新が避けられない頭の痛い問題ではありますが、柔らかく考えれば、先ほど私も言いましたように町道や歩道の改修などと同じように、計画的に随時、適時の対応が可能であるというふうに思います。担当とお話ししたときにも、例えば 60 年で考えるのか 100 年で考えるのかなんて話もありました。その部分もありますので、次の時代のことを今言ったように考えながらも、やはり今の部分にも対応していかなければいけないというふうに思います。私もそういうことがあったので、この工業用用水の切り替えというタイミングでいろんな物事が動くのかなと、ある意味、逆に言えば一般会計のほうから減免の5トン以下の部分は繰り入れしていましたから、例えばそこをその形で据え置いたとしても違うことを取り入れるとか、そういうことが可能だったのかなというふうに私自身は思うわけです。理事者側というか町側からすれば、そういうものを別口でやっているものを決まった形の中に入れるというものもありますし、民間的な発想でいえば、そういうものは絶えずずっとそこで続けながら、全体を見たときに切り替えによって出たものをどう判断するかというものは、また別に考えるという方向性もあったのではないかなというふうに思います。そういった中で、町長が6月に言われました、先ほどありました、ほかと比べるのか自分たちの地域は地域だっていうことなのかという話にもつながりますが、本町の水道料金が近隣市町に比べて複雑であることの見直しというものを、やはり今、定住自立圏もありますし移住促進とかいろんな町に対する見え方というものもありますので、ぜひそういうことを第1の課題として置いていただいて、また全体から見た業務用の設定、私は先ほど来、今日何回言っているかわかりませんけど、矛盾という言い方をしていますが、そこの部分の切り口や盛り込み方もぜひあわせて考えていただきたいというふうにお伝えしまして、私の質問を終えたいと思いますが、町長から最後に一言いただきたいと思います。― 23 ―

答弁 町長 佐藤多一

議員から矛盾という言葉が再三出てまいりますけれども、必ずしも矛盾というふうには受け止めておりません。今までの料金体系というのは、これは今に始まったことではなくて、ずっと水道ができてから始まって、それが少しずつ改善されてきているというふうに思っています。それに対する馴染んできたものというのも当然ありますし、それからその馴染んできたものを変更するということは非常にほかにこうしたけれども、ほかに何か影響は出ないかというようなことも含めて、後であららという話になると困りますので、そこはやはり慎重に対応していかなくてはならないのかなというふうに思っています。人口減少がやっぱり水道料金にも一部例えば、今のまちなか再生で水道料金のお話も出たりしていますけれども、そうではなくて、やはり人口減少といわゆる料金を払っていただける方が減少していくということですから、そういうところを見ていくと、そこは何らかの対応もしていかざるを得ないのかなというふうに思います。今、都会のほうでは水道の民営化というのが随分言われていて、既にやっているところもあるように聞いておりますけれども、なかなかこういう地方の中で、これを営利として進めるということは非常に困難な状況だというふうに考えておりますので、かといってどんどん町が一般会計から繰り出しをしていけばいいということにもなりませんので、その辺はやっぱりバランスを見ながら、この辺までかなとか、これはできそうだな、これはちょっと無理かなというようなことを運営審議会の中でも、もう審議会の皆さんは長い方が多いですので、ある意味ツーカーみたいな、この部分で言葉一つ言っても、「はいはい、それは」ということでご理解されている方がほとんどですので、そういう方たちとまた協議を進めながら定住自立圏の中の、何て言うか、同じように例えば1本化できるのかどうかだとか、それらも含めて少しゆっくりやらないと、早急にやっても後でもう1回見直そうかというふうになってしまわないように、じっくり話を進めていきたいと考えております。

出典:津別町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる