津別町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月19日
津別町地域公共交通計画の市街地巡回バスの運行について
2021年3月19日、津別町議会の一般質問で、巴光政議員が「津別町地域公共交通計画の市街地巡回バスの運行について」質問し、町長 佐藤多一、建設課長 石川勝己が答弁しました。
- 質問者
- 巴光政 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、建設課長 石川勝己
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告の内容に基づきまして質問させていただきます。津別町地域公共交通計画の市街地巡回バスの運行についてであります。昨年の 12 月 16 日開催の第8回全員協議会で津別町地域公共交通計画の素案が示され、その後、協議・手続きを経て3月3日に「津別町地域公共交通計画」が策定されました。その中の市街地巡回バスの運行について、今後、津別町地域公共交通活性化協議会との協議などもろもろ出てくると思われますが、これらもろもろの準備内容と時期について具体的にお伺いします。
答弁 町長 佐藤多一
それでは、津別町地域公共交通計画についてのご質問にお答え申し上げます。平成 29 年3月定例会の一般質問で、篠原議員さんから、まちなか再生事業に関連し、「半径 500 メートル以外の住民の足の確保について」のご質問がありまして、実証実験を行いながらよりよい方法を検討してまいりますと答弁させていただいたところであります。その後、平成 29 年度において、担当職員が先進地視察などを行いまして、実験運行の検討を行いましたが、そう簡単に進められるものではないと判断をいたしまして、まずは本町に最適な地域公共交通の構想をしっかりつくり上げるべきとの結論となったところです。その後、平成 30 年度より3年間にわたり、地域公共交通アドバイザーの協力を得て、市街地のみならず本町全体の持続可能な地域公共交通のあり方を自治会、老人クラブ、交通運営主体、運輸局等と協議・検討を重ね実証実験も行ってきたところであります。この3年間の取り組みから地域的な課題を整理し、その解決に向けた方向性や具体的な施策について、地域公共交通活性化協議会で議論を重ねまして、今月3月3日に令和3年度から令和7年度までの「津別町地域公共交通計画」を策定したところであります。令和3年度から計画に基づき、順次事業を展開していくことになりますが、ご質問のありました市街地巡回バスの運行、あるいはタクシー助成券交付事業につきましても実施することとしております。ご質問では、早期にということだと思いますけれども、この事業に係る予算につきましては、当初予算編成に間に合いませんでしたので、6月定例会において補正予算として提出させていただく予定としております。この予算がご承認をただきましたら、バス車両の購入、運行路線・運賃・運行方法の検討、関係する自治会や関係機関・団体等との協議、運行上必要な許認可の手続き、条例の制定、町民の皆さまへの周知など実施にあたっては数多くの手続きが必要となります。現時点におきましては、これらの手続きが問題なく順調に進むと仮定しますと、本年 12 月1日からの実施を目指したいと考えているところであります。― 6 ―町民の皆さまも1日も早い運行開始を望んでいると思いますので、そういったことは承知いたしておりますので、できる限りスムーズに進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。以上です。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 今のお話で令和3年度から計画に基づき順次事業を展開していくことで、質問いたしました市街地巡回バスの運行やタクシー助成券交付事業につきましても実施することとしているとのことで、当初予算編成に間に合わなかったので6月定例議会において補正予算として提出の予定とのことです。承認をいただきましたら、バス車両の購入、運行路線・運賃・運行方法の検討、関係する自治会や関係機関・団体等との協議、運行上必要な許認可の手続き、条例の制定、町民の皆さんへの周知など実施にあたっては数多くの手続きが必要になることもわかりますが、今後6月議会に向けて、できる項目について、今から並行して準備を進めてもらい、車両発注から納車まで3カ月かかると言われていますが、その期間も含めますと、さらに6カ月今後あると承知しております。納車が9月であれば、10 月からの運行も可能と考えますが、その点について伺いたいと思います。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
ただいまの質問にお答えをしたいと思います。今、議員からの質問と町長からの答弁内容のままでございますが、6月議会で予算補正を提出させていただいて、その後、バス車両、いわゆるワゴン車の大きいタイプになりますが、その車両の購入手続きがそこからになります。車両の納車までにつきましては、前段の調査では3カ月ぐらいかかるというふうに言われております。そこからの実施という形にできないかということだと思いますが、並行して行わなければいけない道路運送法に基づく手続きが、車両が確定してからの手続きとなりますので、車両が納車されてすぐ運行というふうにはなりません。実質上そういう部分も含めましてスムーズに手続きが進めば 12 月1日から運行ができるというようなもくろみで、今、準備を進めているところでございます。以上です。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 今、内容としましては、車両が決まってからの手続きということで、この辺は了解しました。ただ、それに係るほかの、例えば今まで実証実験を進めてきた停留所の場所の確定とか、そういう関係については車両の確定に関係なく、その前に準備が進められるのではないかと考えますけども、その辺について伺いたいと思います。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
今、議員のおっしゃったとおり、既にどのように進めていくかというところのたたき台づくりまでは進め始めています。実際に実証実験を行いましたが、そのルートをベースにしながら、そのルートそのままではなくて、地域、今度はそれぞれの自治会の方々ともお話をして、このルートでいいか、バス停の場所はどこがいいかというご相談をしていかなきゃならないという準備をしなければいけないと思っていますので、本来であれば6月議会で予算をお認めいただきまして、進めてよろしいというゴーサインかというふうに思いますが、その前段、計画に基づいてやれるべきことは進めていきたいと思っています。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 今の進めについては理解しました。あと運賃の設定についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
まだバス運行についての具体的な制度内容、運賃も含めてですが白紙です。先ほど申しましたがたたき台をつくっているという状況でございますので、今、運賃を幾らにするというところは、お答えはまだできないという段階にあります。ただ有償で走らせる、運賃をいただくということは計画内、それまでの協議の中でも進めている内容ですので、運賃をいただくという形の中で進めていきたいと考えています。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 運賃は有料であるということですけれども、美幌なんかは右回り・左回りも含めて検討した中でというような、過去にそういう話もあ― 8 ―りました。一応美幌では 100 円で運行ということも言われておりますので、その辺も含めながら検討をいただきたいと思います。あと関係する自治会や関係機関・団体との協議ということも必要と言われていますが、その辺はどういう機関との協議があるのか、その辺をお聞きしたいと思います。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
先ほども申しましたとおり運行に関して自治会もそうですし、関係機関といたしましては、国道を走ることになれば道路管理者である国道の道路管理者、道道の道路管理者との協議もあります。それから警察との協議もあります。それから、もちろん活性化協議会の委員さんとも十分協議をしていかなければいけませんし、所管する委員会、産業福祉常任委員会も含めまして議会の皆さま方ともご相談をしなければいけないというふうに考えています。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 一応、自治会ということでは、巡回するバスの停留所なんかも含めた協議が行われるのではないかというふうに考えておりますけども、あと管理者、警察、そういうところに対しては、例えばこういう路線で運行するというような内容で協議されるのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
ただいま申しました道路管理者や警察の方々も活性化協議会の委員になっています。協議会で議論をする中で、その協議を簡略化されるというふうに定めもございますので、そのような形で進みますが、具体的に個別に協議をしなければならない部分が出てくる場合については、それぞれ協議をさせていただきたいと考えております。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 先ほど言われましたもろもろの手続き、例えば許認可に関しては車両が特定しないと申請ができないというようなことも含まれますけども、そのほか条例についても手続きが必要となってきますけども、条例については車両とは関係なく手続きといいますか、制定する準備が進められるのではないかなと思いますけども、その辺についてお伺いしたいと思います。― 9 ―
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
運行にあたって先ほどから申し上げているとおり、いろいろ決めなければならないこととか協議をしなければならないことがあります。許認可の手続きにつきましては、単純に車両が決まってナンバーが決まった部分でお知らせしての手続きではなくて、運行管理者を決めたり整備管理者を決めたり、道路運送法に基づく決まりの中で、それまでに決めなきゃいけないこともございます。それから運行路線、運賃いろいろ決めた中で、それらを網羅した条例制定というふうになっていくことになります。今のこのスケジュール感の中でいけば、9月議会の中でその条例の制定についてはご提案できるかなという準備で進めております。その後、さらにそこが可決された後、住民の方々に十分な周知、それは広報に折り込みチラシだけではなくて自治会のほう、それから各種サロンとか開催されているところに出向きながら周知をして、こういうふうにバスが走りますという形のお知らせをしていきたいと考えています。それで住民に対する周知期間ということもスケジュールに入れての考えでございます。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 条例の手続きといいますか、制定に関しましては、9月議会にかけられるのではないかということもわかりました。そうなると、それと並行した中で住民への周知なども行えば、10 月ぐらいの運行にはできないのかというようなことがまたうかがえますけども、その辺は無理でしょうか。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
12 月1日を目指しています。ただ 12 月1日にこだわってはいません。具体的に作業、準備、手続きを進めていって、一月早くできそうであれば一月前倒しということも柔軟的には考えているつもりです。ただ、今まだ具体的に協議等も本格的に進んでいない中で、今は何とも言えなくて、我々としてのスケジュールとして 12 月1日運行開始を目指したいというところでございます。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 時期的にも 12 月となりますと、実証実験を令和元年に実施した状況ですと、11 月から2月ということで、これも寒い時期でしたので、― 10 ―やっぱり町民が慣れるといいますか、暖かい時期に慣れて利用ができれば、その後の継続的な利用というのも考えられるのかなというふうに思いますので、できるだけ早目の運行をぜひお願いしたいと思います。ちょっと最後にパブリックコメントの関係ですけども、実際に2月 28 日まで、そういうようなコメントの提案、提出期間ということで出ていましたけども、これの回答はどういうふうになっていたかを伺いたいと思います。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
2月 23 日までのパブリックコメントでした。23 日までの回答についてはゼロ件という形でございました。それから1週間後にパブリックコメントを提出された方から、送ったんだけど届いていないだろうかという問い合わせがあり、確認したところ、実際は届いてはいなく、その理由がアドレスの入力間違いというところもありましたが、アドレスのお知らせに対して一部間違ったアドレスを私どものほうで提示している場所がありました。そのことを受けて1週間経過しましたが1件パブリックコメントの意見については受理をし、回答をするということで提出された方にお話をしています。まだ実際、ホームページ上のほうではゼロという形でまだ直っていませんが、今、ホームページのほうも修正をしている作業中でございます。以上です。
質問 6番 巴光政
〔登壇〕 アドレスが間違っていて、それに提案したけれども届かなかったという内容だと思います。その辺も十分今後注意されてお願いしたいと思います。最後ですけども、巡回実証実験が行われて、それも寒い時期だったということで、今後バス停の設置なんかも実際決定されればしなければならないと思いますけども、できるだけ早い時期、寒くならない時期、地域住民の方の要望も早くということでありますので、ぜひ先ほどの回答もいただいて、12 月に限ったことではないということもおっしゃっておられましたので、そのことも踏まえた中で、できるだけ早い時期に運行をお願いしたいということで終わらせていただきます。― 11 ―
答弁 町長 佐藤多一
私のほうからもお話させていただきたいと思います。皆さんご承知のとおり3年間にわたって公共交通のアドバイザーにお願いして協議をずっと続けてきました。令和2年度で終了したわけですけども、令和2年度分の報告書が届けられています。その中で、アドバイザーのほうから計画の実行、3月3日に地域公共交通の計画が出来上がりましたので、それを5年間計画で進めるにあたっての考え方というか、こういうふうなものを頭に入れておくべきではないでしょうかというものが成果書の中に書き込まれています。それは全部読むと大変ですけれども、かいつまんで言えば、留意事項としましては、これは施策2の市街地巡回バスの運行事業に関してということでありますけれども、津別町の市街地が庁舎の完成とともに、まちなか再生事業も始まってまいります。そういうことで町の構造が変わっていく可能性が高いと、ルートの選定にあたっては、町民の移動ニーズにどこまで対応すべきか十分な検討が必要ですということです。それから運行形態は一般乗り合い旅客運送での定時定路線運行をしましょうということです。ただし運行業者が資格のない場合は、資格取得を前提に法律に基づいて取得しなければなりません。その想定している運行業者は津別ハイヤーということになりますけれども、津別ハイヤーは乗り合い資格を取得していませんので、それを取得するというのが条件になってきます。それを取得しないとなれば、北見バスだとか、そういう会社にお願いをするということにもなってまいります。そういう調整もしないとなりませんし、それから運行車両についても課長が話しましたとおりハイエース等が想定されるけれども定時運行、定路線をずっと行くということになればトラブルも発生しますので予備車両の配置も必要ですというようなことだとか、それから現在やっている移動困難者と言いますか福祉政策としてさまざまやっておりますけれども、それとタクシーで営業しています。そこと競合させないようにというようなこと、それから社会実験を今回やって大体皆さんの用務というのは、ほぼ午前中で終了しているという実態がありましたので、ここに集中するというか、1日でいえば大体5便程度が妥当ではないかという話も出ておりますし、また運行収支については、目標とし― 12 ―てはまず収益率 20%、この辺を想定すべきではないかというようなこと等々、実に細かくいろいろ運行にあたってのアドバイスを受けております。そのアドバイザーの方は、引き続いて行われます協議会、これは法定の協議会ですので、そこでいろんなことが決定されてきます。そこにまた新年度もアドバイザーとして来ていただくことの予算も配置しているところでありますので、そういったこれまで3年間ずっと津別を見てきた人でありますので、さまざまな知見も生かしていただきながら津別町に合う持続可能な運行方法というのを形成していきたいと思っております。以上です。