みんなの議会

津別町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月18日

北海道つべつまちづくり株式会社について

2021年3月18日、津別町議会の一般質問で、山内彬議員が「北海道つべつまちづくり株式会社について」質問し、町長 佐藤多一、住民企画課長補佐 加藤端陽が答弁しました。

質問者
山内彬 議員
答弁者
町長 佐藤多一、住民企画課長補佐 加藤端陽

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 山内彬

それでは二つ目の項目につきましてご質問させていただきたいと思います。北海道つべつまちづくり株式会社につきましてお伺いをしたいと思います。ご存知のとおり、この会社につきましては、地方創生推進交付金事業で平成 31 年3月に設立されたところです。この北海道つべつまちづくり株式会社は、津別町及び民間からの出資金でこれまで運営を続けてきたところでありますが、サブマネージャーが昨年6月の株主総会で、統括マネージャーが今年の2月 28 日の臨時株主総会で辞任されたということを報告を受けたところでございます。この会社につきましては、全国の公募で採用された提案をもとに設立されたという会社でございます。北海道という頭にかんむりがついているこの会社につきましては、津別町としては、将来の夢を抱かせるものと町民の多くの方が期待を寄せていたものと思います。そこで次の点についてお伺いしたいと思います。1点目、先ほどお伺いしました取締役の統括マネージャー及びサブマネージャーが辞任された理由をどのように会社側から報告を受けたのか、お伺いしたいというふう― 85 ―に思います。二つ目、昨年 11 月から臨時休業しております、レストハウスの再開の目途につきましてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、二つ目のご質問のまちづくり会社に関してであります。はじめに、統括マネージャーとサブマネージャーの辞任についてでありますけれども、統括マネージャーにつきましては、先の2月 28 日開催の臨時株主総会でみずから話されていたとおりでありまして、着任してからのおおよその3年間に、思うような結果が出せなかったことに対する責任を感じての辞任でありまして、臨時株主総会においてその旨の発言をされることは事前に知らされておりました。また、サブマネージャーにつきましては、任期途中の辞任ではなく、昨年6月の定期株主総会で任期満了による退任であり、任期末の時点で、体調不良を起こし、欠勤が続いていると聞いておりました。社内では、負担を軽減した形で職務の継続を提案していたようではありますけれども、本人の申し出により退任することになったようであります。統括マネージャーの辞任とサブマネージャーの退任は、町としましても両人のキャリアも含めて期待が大きかっただけに非常に残念ではありますが、新たに就任された統括マネージャーに期待を込め、町として、また個人出資者としても、過疎地域の活性化を図るまちづくりの応援を行ってまいりたいと考えているところです。次に、レストハウスの再開についてですが、会社として決定された方針は、まだ報告されていません。ただ、これも臨時株主総会で話されていましたが、当面は、まちづくり会社の経営の柱となる「ふるさと納税事業」を核に会社の立て直しを図り、黒字化を目指すとのことであり、レストハウス再開を含めた事業計画は6月の株主総会で示されるものと思われます。私としましても、多くの費用をかけ改修したレストハウスについて、早期に再開してほしい思いはありますが、コロナ禍により人が動かない現状と、スタッフの確保が― 86 ―必要であることから、慎重に考える会社の意向も理解できますので、まずは確実性のある事業により会社の立て直しを最優先させるべきではないかと考えております。レストハウスについては、少し時間がかかってもできる方法を考えていってほしいと願っているところであります。以上です。

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 今回、まちづくり会社の設立前から携わっていた統括マネージャー、それから、その後に会社設立、多分この会社の方針づくりにあたっていたサブマネージャーの2人が、それぞれ相次いで辞任されたと。今お答えいただいた統括マネージャーもおおむね3年間、この設立時には3年というある程度の町として責任を持って仕事をしていただこうというふうになっていたかと思います。議会としても平成 28 年のスタート時点に、このことについて協議を進めて、議会としてもそれなりにまちづくり会社について、これからの津別町にとって必要ではないかというふうに私どもは考えてきたわけです。設立の計画内容について、統括マネージャーが議会に来ていただいて計画の内容についてそれぞれ熱弁を振るって説明をしていただいております。議会としての責任もあり、町としてもこの北海道つべつまちづくり株式会社の設立については責任があるというふうに私どもは考えております。そこで、今、町長が会社側から報告を受けた内容でお答えいただいたと思いますけども、この3年間、思うような結果が出せなかったことに対する責任を感じて辞任されたと。これはそうだと思いますけども、思うように結果が出せなかったと言うことについて、どういうことなのか。それについて、多分、取締役会には町のほうから森井課長と町の担当者が出席して、それぞれ取締役会で協議されているかと思います。これからすると、思うような結果が出せなかったということについては、町長はどういうふうに報告を受けているのかわかりませんけども、それについて町長が感じていることが何かあればお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

議員も2月 28 日の臨時株主総会に出ておられましたから、内― 87 ―容は聞いていると思います。私もその話を聞いて、松林マネージャーのほうからは二つ大きなことを言っていたというふうに認識しています。一つは、辞任に至る中で、町長とビジョンの付け合わせができなかったということをおっしゃっていました。それからもう一つは、自分が進めていく中で、皆さんが後からついて来てもらえると思っていたという二つがちょっと印象に残ったのですけども、私自身も特に選考委員会でマネージャーを決める中で、多くの若者たちにも入っていただいていたわけですけれども、そこの特に若者たちの彼に対する期待感というのが非常に大きなものがあったのは承知しているところです。そういう中で、ぜひ3年間ということで、3年間というのは、地方創生のお金を使った報酬、これをお渡しできる期間ということでありますけれども、その間に、ぜひ4年目以降は自走できるような会社にしてほしいという思いを持っていたわけでありますけれども、なかなかそういう状態にならなかったと。その理由として、先ほど言った二つが感じるところがありましたということでした。私自身も、実は統括マネージャーとサブマネージャーを自宅に食事に呼んだりとかして一緒に食事をしたりお酒を飲んで、いろいろ激励もしていたわけでありますけれども、なかなか思うようにいかなかったということは残念な結果だなというふうに思っています。ただ、倒産したわけではありませんので、まだ続いております。そして順調に進めている部分もいろんな部門でありますので、そこをやっぱり見つめ直して、新しい統括マネージャーが来るようになりましたけれども、そこからまた足がかりにして、しっかり一つ一つ進んでいってほしいと。そのための支援ということで行政ももちろんやりますけれども、私自身も個人の出資者でありますので、議員もそうですし、ぜひ応援をしながら頑張っていただきたいと思っているところです。

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 先ほど申し上げたとおり、この会社は、町長が1番それあたりわかっているかと思いますが、設立前からいろいろ議論をさせていただいたところですけども、津別町が 2,500 万円出資、民間の方が 72 件ほどで 1,525 万円、合わせて 4,525 万円の出資金でスタートしております。現在、収支の資料をいろいろいただいて、その部分について非常に厳しいことは承知しておりますけども、まず町― 88 ―長にお伺いしたいのは、津別町が 2,500 万円出資していると。津別町が主体的につくってきた会社だと、それに賛同する方が出資をしてきたと、それで会社をつくってきたと。それで2月 28 日臨時総会で統括マネージャーが辞任すると。新しいマネージャーを迎えるという形になったわけですけども、なぜこのことについて行政報告を含めて出さなかったのか、それについてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

行政報告では確かに今回出していなかったわけですけれども、流れの中では話していたのかなという認識をしておりますけれども、いずれにしましても、きちんと報告はもう既に内容的なものは、今、答弁したとおりでありますので、機会を見て、また町民の方に広報の中に地方創生の取り組み等々のを毎度つくっておりますので、そういう中でも伝えてまいりたいと思います。

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 これは町民にとっても関心が深いというか、結構うわさでいろいろ話に出ておりますけども、先ほど申し上げたとおり、この会社をつくるにあたって町が主導的な役割を果たして出資をして、町民から出資金を得ていると。こういう問題は速やかに町は結果を踏まえて情報を伝えるべきではないかなと。次ということは6月まで議会があるかどうかわかりませんけども、何か意図的に隠すような、そういうことはないと思うのですけども、そういうふうに感じられるものですから、やはりこの辺はきちっと説明して出直しを図ることを、町民に応援してもらうことをやらなければ、また同じことになるのではないか。思うように結果が出せなかった、二つのいろんなことを今町長がおっしゃっていましたけども、やはり、まちづくり会社と町民との距離があり過ぎるということ。やはり、このまちづくり会社というのは、町民と距離を近くしなければ応援は得られないと思います。私の感じるところ、統括マネージャーは知らない、サブマネージャーも誰だか知らないという町民が多くおります。ということは距離が遠いということです。ですから、そういうものをきちんと町民に情報を伝えて、町民に応援していただくような会社でないと今後もなかなかうまくいかないと思います。町からの委託事業で立て直しという事業内容だと思いますけども、それだけの会社― 89 ―でないということをきちんと会社の方針として示さなければ、ただ町の下請けだけをやって会社を運営するということでは、会社自体が本来の目的にそぐわないのではないかということです。そこで、2月 28 日の臨時株主総会の時に、株主の方が発言しておられましたけども、統括マネージャーに対して相当きついことをおっしゃられていたところです。多くの方は、あまり発言されなかったのですけども、やはり参加されていた株式の多くの方はそういうことを思ったのではないかなと思います。それだけまちづくり株式会社について町民の不信というのか、そういうものがあるのではないかと思います。そこで、やめる時に統括マネージャーが責任を取って 40%報酬を返上するというふうに出ております。この 40%というのは幾らなのか、3年間分の報酬の 40%なのか、1年間分の 40%なのか定かではないのですけども、この 40%というのは幾ら返上するのかについてお伺いしたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 加藤端陽(住民企画課長補佐は2022年3月まで)

松林マネージャーが返還するといいました金額が 266 万 6,666 円ですけども、こちらを自主返納したいということで返納をしています。これが 40%、8カ月分という形になってございます。以上です。

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 これは妥当な数字かどうかはわかりませんけども、私にしたら甘いのではないかなと。ということは、3年間思うようにできなかったと、やめますと。そして2月 28 日に即東京にお帰りになっている。あいさつ一つなしにパッと出て行くと。それ自体、資質含めて疑われると思います。二度と津別には顔を出せないと思います。そういうことを町民の方々が思っていることなんです。やはり、それを立て直すのには、先ほど申し上げたとおり、今度来られた新しい統括マネージャーについては北大の大学院を出て、津別に何回か別な用務で来られているのですけども、できれば町のほうからも取締役として入っておられるし、民間の方もおりますし、それあたり反省を踏まえて次の立て直しを図っていただきたいと思います。そこで、新しく来られた統括マネージャー、聞くところによると年 400 万円の報酬、― 90 ―月に換算すると 33 万円ぐらいですけども、これは、おそらく会社としても見合うだけの報酬を支払う能力がないのではないかなと思います。400 万円といったら、本当に大学を卒業して何年もたたないうちにこれぐらいの年収は当然得ると思いますけれども、それだけ釧路市役所含めてキャリアを考え得るとこの報酬の 400 万円というのは納得されたと思うのですけども、果たしてこれでいいのかということを我々は思っております。400 万円というレベルでいくと本人は力が入らないのではないかと思いますけども、将来的に統括マネージャーが、ある程度の仕事に対して見合う報酬を得るためには今後どういうふうに、町としても相談に乗ったり何かすることを考えているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

まず辞任されたほうの統括マネージャーでありますけれども、先ほど担当のほうから約 267 万円の返還があって、それは妥当かどうかということでありましたけれども、もし妥当でないと思われたのであれば発言する機会があったと思いますので、臨時総会の中で議員ご自身が執行部のほうに聞かれていればよかったのかなと思います。私も発言させてもらいましたけれども、多くの方々が、やっぱり「あれ」と思っている部分というのがきっとあったと思っておりましたから、なかなか口で今思っていることを、あえて口に出すということをしない人もいると思うので発言をさせてもらったわけですけれども、先ほど議員もおっしゃったとおり、町民の方としっかりつながっていなかったのかなという話もありましたけども、その辺は篠原議員さんも同じようなことを発言されておりました。その中で、やはり町民としっかり向き合うような、手をつなぐような、そういうことをすべきであるということをおっしゃっておりましたので、発言は少ないかなと思ったら、意外にたくさん、時間がいつ終わるんだというぐらい発言が出ておりましたので、結構、内容的にはよかったのかなというふうにも感じたところです。今度、6月の定例株主総会で、方針が打ち出されてくると思います。人事も含めて会社のことについて、こちらがあれこれ言うということは、それは別会社ですのでしませんけれども、やはりそこで協力を要請されたりとか、そういった部分については― 91 ―積極的に支援をしていきたいなと思っています。一つ言えば、臨時株主総会の中でもおっしゃっていましたけれども、新しいマネージャーに承認された方ですけれども、ふるさと納税に少し力を入れていきたいということであって、それに対して2人ぐらいだったと思いますけれども、まちづくり会社の業務そのものはふるさと納税じゃないと、もっとまちづくりをというご意見もあったかというふうに思いますけれども、私としては、やはりまずはふるさと納税をしっかりやっていくというのは、悪いことではないと感じています。というのは、ご承知のとおり、また 8,000 万円を超える状況に、5,000 万円から 8,000 万円に令和2年度で増えてきましたけれども、3月ももう少しで終わりますけれども、そこにはかなりの努力がされています。そして、ふるさと納税を見ていますと、やはり引き合いはいろいろあるのですけれども、ストックがやはりキープできないという問題を抱えています。例えば農産物にしても何にしても、要望がどんどん来ても送る物が品切れになってくるだとか、そういう状態もたびたびあると聞いています。であれば、その体制をしっかりつくっていかないとならないですし、それから新たな返戻品を開発するということは、どこか町民の方が奮起して、そういう特産品づくりに携わっていくという、そういう積極的なものが必要になってきます。それはつまりのところ、町づくりになっていくんだと思うのです。その人が、あの人にそれができるのであれば、私も返礼品づくりをちょっとやってみたいなと、やり始めると、それは何個かしかできないということでは困りますので、ずっとその要望に応えてつくり続けなければならないシステムとか体制をつくっていかないと、ふるさと納税そのものが増えていきません。今度のマネージャーについては、釧路市でもふるさと納税を担当していたと聞いています。それを飛躍的に伸ばしたのは、市民に対して返戻品づくり、あなたなら何かできませんかということを、実際にやっている人の声を聞かせながら広げていったと。それがぐっと広がっていったというふうに聞いておりますので、津別はそんな大きな町ではありませんけれども、そういう体制が幾つも幾つもできるかどうかわかりませんけれども、それが一つでも、二つでも出来上がってくると、まさしく収入にもなってきますし、素晴らしいことになると。上勝町の葉っぱの話じゃないですけども、ああいう落ちている葉っぱが、すごいおばあちゃんたちの収入になっていくというのもあります。そういうようなことを見つけ― 92 ―出しながらやって、返戻品づくりというのは意外にまちづくりの進めの一つになっていくかなと。これは、それこそ山田議員さんがおっしゃっていました、そこに障がい者が入ったり、ひきこもりの方も入ったりするようなことになっていけば、さらに広がりが出てくるかなと思っていますので、そういう視点で、ぜひまちづくり会社には頑張ってほしいなと思っているところです。

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 おおむねわかりました。レストハウスについて再度お伺いしたいと思いますが、お答えいただいたのですが、会社がこういう状況でございますので、即再開というのは難しいのではないかと思います。ただ一つ、昨年の 11 月から休業していると。お答えが株主総会で方針が出されるとお答えいただきましたが、これは、まだまだ会社の内容を見ると再開というのは難しいような気もします。国道ぶちに、あれだけのものを構えて、町も相当投資しているということからすると、いつまでもあそこを休業のまま置いておくことは非常に難しいし、町としても町民含めて説明責任が生じるのではないかと思いますので、今後、会社側とこれあたりきちっと詰めて、できるものから開業してやっていくと。最初の予定どおりレストハウスを開業するのは難しいと思いますので、やはりできるものから手がけていきながら、レストハウスを正常化させていくというふうに町としても会社と連携をとりながら進めていってほしいという要望を申し上げまして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

答弁 町長 佐藤多一

議員のおっしゃることはよくわかります。私もやっぱりできることなら早く開いてほしいなという希望を持っているところです。新しい統括マネージャーのイメージの中には、先ほどのふるさと納税の返礼品の一つを、あそこでチーズだとかをつくるのがもう用意されていますので、そういうことも含めて、返戻品の新しい開発というのもやれないかというお話もされていました。また、なかなかいろんなメニューは出せないかもしれませんけれども、例えばファストフードみたいなものでも何かできないかなと。せっかくキノスも新しくして、そ― 93 ―こにいろんなお母さんたちも出入りし、特に北見市から来る方たちが圧倒的に多いですけれども、そういう方たちにちょっと寄ってもらって、お金をとにかく津別に落としていってほしいなという思いもありますので、何か検討してほしいということは伝えているところですけれども、議員とともに6月の株主総会の提案を楽しみにしたいなと思っています。

出典:津別町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月18日 議事録 PDF(85ページ) 間違いを知らせる