津別町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月17日
新型コロナウイルスへの学校での対策について
2020年3月17日、津別町議会の一般質問で、高橋剛議員が「新型コロナウイルスへの学校での対策について」質問し、教育長 宮管玲が答弁しました。
- 質問者
- 高橋剛 議員
- 答弁者
- 教育長 宮管玲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 高橋剛
それでは質問事項2のほうに移らせていただきます。新型コロナウイルスへの学校での対策についてということで、今町長のほうに1番目の質問で全体的なことをお話しさせていただきましたけれども、学校については臨時休校という措置が今とられておりまして、休校が非常に長期になることから、疑問ですとか不安があるということで、私のほうにも何件かご相談というか、お話を伺っております。そこで学校に関しまして何点かお伺いをさせていただければと思っております。― 10 ―まず一つ目なのですが、休校が長期になることから、授業のスケジュールが消化できないことも考えられると思うのですが、現時点におきまして、どのように授業時間を確保する考えであるかをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは一つ目のご質問であります休校長期化に伴う授業時数の確保についてお答えいたします。集団で児童生徒が生活する学校現場において、新型コロナウイルスの大規模な感染リスクを事前に予防することを最優先し、まずは2月 27 日から1週間の臨時休業、引き続き春休みまでの臨時休業延長の措置を取りました。春休み期間中は人事異動を挟み、新年度への準備期間ですので、新たな授業日の設定は困難であります。結果として、年間の指導予定時数を確保することができない状況であることから、今回の長期の臨時休業に関して、「学校教育法施行規則に定める標準指導時数を下回った場合においても、下回ったことのみをもって施行規則に反するものではない。」との文部科学省見解が示されております。しかしながら、児童生徒が授業を十分受けることができない状況であり、著しい遅れが生じることのないように、本町におきましては、臨時休業期間中において家庭学習を適切に課すとともに、消化できなかった分も含めて新学期に補充のための振り返り指導を丁寧に行うことを予定しております。
質問 5番 高橋剛
〔登壇〕 この1番目の質問なんですけれども、今のご答弁にもございましたが、一つには授業時間が足りないと、そこで子どもたちが得られるはずだった学習の知識ですとか、そういったようなことが結局そこが抜けたまま先に進むというようなことがあっては子どもたちにとっては損というか、マイナスになってしまうのではないかという思いがあるのと、それともう一つは、仮に現時点で国の方針もありますのでわからないのですが、例えば夏休みを少し削ってそこにあてましょうなどということが仮にあった場合には、例えば旅行ですとか、そういったものを夏休みに計画したいと思っても、これは予約を入れるのは3カ月前とかそれぐらい前になってしまいますので、非常に動きがとれないというようなこともあると思います― 11 ―ので、確認のために質問をさせていただきました。これに関しては、先に進まないと分からないことというのもたくさん出てくるのかなと思いますが、今ご答弁にございましたけれども、新学期に補充のための振り返り指導を丁寧に行うということでございますので、その点で子どもたちの知識、そこで得るはずだった知識を補完できるかなと思いますので、ぜひこのことについてお願いを申し上げる次第でございます。それでは2番目の質問に移らせていただきます。メールでの連絡網が小学校はあるけれども中学校ではないというふうにお伺いいたしました。これは早期に構築すべきではないかと思います。なぜなら、連絡網を回すのには時間がかかりますし、情報も伝言ゲームのような形になってしまうと、最初と最後で少しニュアンスが変わっていたりとか、もっと極端な場合、内容が変わっていても困ると思いますので、中学校でも早期に構築すべきではないかと考えますが、どのようなお考えでしょうか。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは二つ目のご質問であります、メールでの連絡網についてお答えいたします。今回の臨時休業措置に伴う緊急連絡は、津別小学校はメールによる一斉連絡、津別中学校は電話連絡網を使って行っております。電話連絡網のよさは、担任の声で情報を伝え、生徒や保護者が情報を受け止め、人から人に声で伝えてつながっていく営みにあります。一方で、情報が多くなると、中学生であっても正確に伝わりにくいことが欠点でもあります。津別中学校におきましては、メール一斉連絡ができるシステムの導入を望む保護者の声も多く、令和2年度に向けた課題の一つとして導入を検討しておりました。今回の急な臨時休校措置に伴う緊急連絡を契機に、小学校のようにメール一斉連絡システムを導入する予定となっております。
質問 5番 高橋剛
〔登壇〕 今のご答弁でシステムを導入する予定となっているということですので、私がこれ以上申し上げることはないのですけども、一方で、― 12 ―中にございました電話連絡網のよさというのもあるということで、正直、私はここまで思いが至っていなかったところもございまして、電話連絡網のよさというのは人が直接伝えるというところにあるということですので、もし可能であればメールの一斉システムを構築した後に、そういった声も拾えるような、例えばこの番号に何時から何時まで何かあればかけてくださいねということでもいいとは思うのですが、そういったこともできれば合わせてご検討をいただければと思います。それでは、3番目の質問に移らせていただきます。休校中の子どもたちの居場所についてなのですが、現段階における本町の対応と、今後の対応についてどのようにお考えになっているのかお聞かせをいただければと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは三つ目のご質問であります、休校中の子どもたちの居場所について、現段階における本町の対応と、今後の対応についてお答えいたします。学校が臨時休業を行う場合には、本町の児童館も閉鎖の措置をとりますが、この度は国や北海道の要請に基づき、児童の居場所を確保する観点から、3月5日から児童館を開館対応しております。ただし、感染拡大防止の観点から、児童館を利用できる児童は放課後児童クラブの登録者、かつ保護者が労働等により昼間、家庭にいない児童について、留守番が困難な場合と制限をさせていただいております。開館時間は長期休業期間の平日と同じで7時 30 分から 19 時までとしております。現在のところ、14 世帯、23 名の利用申し込みがあり、実際の利用は 15 人から 17 人という状況です。開館時には、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策の徹底や、こまめな換気を行うこと、多くの児童が手を触れるドアノブなどの消毒といった衛生管理を行っております。今後につきましても保護者の皆さまには、多くの児童が長時間集まることによる感染リスクに備える観点から、引き続き利用制限を行いながら運営していかざるを得ないことをご理解いただきたいと考えております。
質問 5番 高橋剛
〔登壇〕 わかりました。一つお願いというかご提案なのですが、今回、このような事態というのは非常に私の記憶にないような状態で、突然、学校が長期の休みになったと言われると、保護者の方は非常に正直言って困ったと思うのです。高校生、中学生、小学校でも5、6年生ぐらいだったら1人でも大丈夫かなというのがありますが、やはり小さいお子さんとかだと非常にお父さん、お母さんはお困りになったのではないかなと思いました。今このような事態ですので、正直言って何が正解というのはなかなか後になって検証してみて初めて分かることなのではないかなと思いますので、これを一つの契機として、津別町が行ったことの効果がどのように出て、どのような結果になったのかという一つのノウハウの蓄積をここでしていただければと私は思っております。それで、子どもたちに安心な場所が提供出来て、保護者の方からも安心して預けられたという評価をいただけるように、今後もまた全国でいろんな取り組みをやってらっしゃると思いますので、結果を見ながらぜひとも今後に生かしていただければと考えておりますので、お願いを申し上げておきます。続きまして、四つ目の質問なんですけれども、休みが長期になりますと、子どもたちの心身へのストレスも生じるのではないかなと思います。対応はどのようになっておりますか。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは四つ目のご質問であります、休校長期化に伴う子どもたちのストレスへの対応についてお答えいたします。臨時休業期間中は不要不急の外出を避け、基本的に自宅で過ごすなど、活動的な児童生徒の日常の活動が大きく制限されることにより、不満もたまっていることと思われます。各学校では、児童生徒の心身の健康状態を把握することや新学期に向けての準備を指導するために登校時刻が分散するように配慮した登校日を設定し、保護者にも理解と協力をお願いいたしました。同時に、臨時休業期間中の生活面や学習面の不安などについて、児童生徒や保護者が遠慮なく相談できるよう、電話や来校による個別の対応を案内したところです。また、自宅での学習や運動不足の解消のための支援方策の一つとして、文部科学省― 14 ―から情報提供がありました、児童生徒や保護者が自宅で活用できる学習・運動サイトや科学技術のデジタルコンテンツ等が紹介された「役立つ情報リンク集」の内容を精査し、オホーツク教育局の学習サポートコーナーへのリンクも追加したリーフレットを作成し、家庭に配布いたしました。なお、鈴木知事が3月5日の臨時記者会見で使用したスライド資料は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解を踏まえ、風邪症状があれば外出しない。人が大勢集まり、風通しが悪い場所は避ける。感染リスクを下げる方法として、会話する相手との距離や買い物は混雑していない時間帯を選ぶ配慮、散歩やジョギング等は感染リスクが低いといった具体的な内容が網羅されていますので、保護者向けの情報提供として配布するなどの手立てをとっております。
質問 5番 高橋剛
〔登壇〕 先ほど少し1番でも話をしたのですけども、高齢者と同じなのですが、科学的な検証で、人間はストレスがかかると免疫機能が落ちるということが科学的に言われているそうです。当然、免疫力というのは大人よりも小さいお子さんのほうが多分弱い面があろうかと思いますので、ストレスがかかれば新型コロナウイルスではなくても普通のインフルエンザですとか風邪ですとか、いろんな疾患にかかるリスクも大きくなるということでございます。そこで今、分散登校等のお話も出ていましたけども、こういったような施策を一つ一つ実行していただいて、子どもたちの健康の配慮というのを最大限やっていただければと考えます。質問は以上となりますが、一番目の質問で町長にメッセージをお願いいたしましたけれども、教育長にも休んでいる子どもたち、それと保護者の方々に対して何かお願いしたいこと、訴えたいこと等々ございましたら何か一言メッセージをいただきたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
答弁の中でも言いましたが、活動的な子どもたちが原則家庭でということは、非常に我慢を強いているだろうなということは容易に想像出来るところであります。また知人、それから役場職員等、小学生をもつ職員に家庭での様― 15 ―子を聞きますと、やっぱり退屈していますという言葉をもらうところであります。もし、生徒に声をかけることがあるとすれば、元気いっぱいの児童生徒の皆さんに、休みは3週間目に入ります、臨時休業の間は退屈できっと体を持て余していることだろうなというふうに思います。ですが1年生は1年生なりに、中学生は中学生なりに考える力というものを持っていますので、その考える力で今なぜ学校が休みになっているのかというものをしっかりと今一度おうちの人と考えてほしいなと思います。学校が休みの間は、おうちの人が先生であります。おうちの方の約束をしっかり守って、先ほども申しましたが、人込みに行かないこと、買い物など外から帰ったら手洗いをしっかりすること、こういう約束をしっかり守って、今できることを一生懸命やってほしいなというふうに願っております。以上です。