津別町議会 平成31年第10回定例会 2019年12月19日
ひきこもり支援・対策について
2019年12月19日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「ひきこもり支援・対策について」質問し、町長 佐藤多一、保健福祉課長補佐 千葉誠が答弁しました。
- 質問者
- 篠原眞稚子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、保健福祉課長補佐 千葉誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 篠原眞稚子
二項目めの質問に移りたいと思います。ひきこもり支援・対策についてということなのですが、以前に、ひきこもりの中でも特に社会問題になっていた 8050 問題が大きくクローズアップされたときにも、この件について質問をしたところです。そのときに津別町の実態はどうかというようなとこで、5%で何人ぐらいという数がそのときに報告され、そして取り組んでいる、それから取り組もうとしている事業等についてもお話しされたところでありますが、現在、その中の一部分なのですけども、「津別町のしごと」の中にもありました、国の地方創生推進交付金を活用して、障がい者、生活困窮者、括弧書きで書いてあったのですけど、ひきこもり者などの働く場の創出、生活の場、働く場などの事業について取り組んでいるということが書かれていました。数年というか、この事業がされて2、3年経過しているかと思いますので、現在、行われているひきこもりに限ってですけども事業内容と実績について、まずお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
ひきこもり支援・対策についてということでありますけども、その前にちょっと1番目の教育長への質問の中で、行政というか教育行政以外に福祉行政にも関連する部分がありますので、どこで発言しようかなと思っていたのですけれども、その部分もちょっとだけお話しさせていただきたいと思います。教育行政のほうでもいろいろ対応しているところでありますけども、昨日、山内議員さんがお話しましたとおり、団体ともいろいろまちづくり懇談会を開いておりまして、その中で労働組合の連合の方たちとも話し合いをしました。その中で特別支援の― 34 ―話も出てきているわけですけれども、町としてやれることを意見交換しながらいろいろ考えたのですけども、これからちょっと調べてみないと、どういう対応がいいかというのがありますけれども、一つは、そういうところを卒業されて、今北見だとかそういうところに働きに行っている方たちがいます。そういう方たちの労賃といいますか、給料がそんなに高くないものですから、ほとんど交通費で飛んでしまうという状況です。それを何とかできないかというお話もありまして、それを何かカバーするような形を検討していかなくちゃいけないかなと承知したのと、合わせて紋別とか網走だとか北見だとか、いろいろ養護学校がありますけども、遠い所だとそこに住んで下宿をして学校に通っていると思いますけれども、そこから帰って来るときだとかいろいろあります。あるいは、北見には今行っていないと聞いていますけども、北見だと近いので行き来の問題だとかもありますけども、津別高校にそういう学校をもてるかどうかは、道立ですので道の考えにもよりますので、それはなかなか簡単なものではないと思いますけれども、津別にそういう学校はないというのは現実ですので、津別高校に入らないで町外の学校に行くというのとは意味合いが違って、それは町外にしかない学校なので、そこに通わざるを得ないという状況ですから、そこに通学している部分についての何らかの支援というのが、これもやっぱり検討していかなくてはならないかなと話をしたところであります。それから、この間の新聞等を見て、びーとの皆さんのほうで就労の機会をこの町にいろいろつくっていかなくちゃというお話も講演会の中でされていたようですけれども、そういうこともできれば非常にいいことでありますし、それから、この間それに関連して、今、農福連携ということがよく言われておりますけれども、石川ファームさんが農林水産祭天皇杯をもらいました。部門別の天皇杯でして、受賞された方の名簿をずっと見ていきますと、議員も大分前になりますけれども行ったことがあると思います。人づくり事業を活用して静岡県浜松市の京丸園さんが、今回、天皇杯を受けておられました。そこは障がい者をたくさん雇って、非常に立派な経営をされているということで、芽ねぎを中心につくっていますけれども、パラボの地下にも売っていますけども、そういうところに上京した際に寄っていろいろ聞いてみたり、ここの町で何かそういうことをやるのであれば支援していただけるかどうかだとか、できる可― 35 ―能性があるかどうかを天皇杯のことでふと感じたものですから、そういうこともやってみたいなということで、いろいろチャレンジはしていこうと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。それでは、ひきこもり支援・対策ですけども、今現在、地方創生事業の一つとしまして、株式会社びーとと事業委託契約を結びまして、主に三つの業務を行っているところです。一つ目は、ひきこもりなどの居場所づくり支援であり、毎月定期的に心理カウンセラーの山田賢明氏が来町いたしまして、社会福祉協議会の職員とともに、町内のひきこもり者宅にカウンセリング訪問を行い、また障がい者やひきこもり者の外出するきっかけとなればとの思いから講演ライブを実施し、今年度4月から 11 月までの参加者は約 200 名となっているところです。二つ目は、働ける人と働ける場所のマッチング事業としまして、びーとが運営するさんさん館カフェにおいて、求人情報とリユース情報の収集と広報活動を行いまして、人と人を結びつける取り組みを行っているところです。三つ目の委託ですけれども、三つ目については、障がい者の就労継続支援事業の施設外就労を行うための事業所の開設でありまして、現在、開設準備段階であり、体制づくりを進めているところであります。地方創生交付金事業としましては、今年度が最終年となりますけれども、びーとの今後の意向につきましては、規模の縮小も検討しつつ引き続き事業に取り組んでいくという考えであるということを聞いておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 まず今、三つの事業があるということでお話がありました。前のときにもお話ししたのですけども、居場所が十分な幸町のところにあるのが機能していなかったのではないかということで、今後、それがどうなるのかということと、それから専門の心理カウンセラーの方もこの2月か3月で終わりということを耳にしました。だんだん増えてきているのかどうかはわかりませんけども、そういうカウンセラーの方が地元にはなかなかいないこともあって、それに近い研修をされている方はいらっしゃるのかもしれませんけども、何年かやることによって、― 36 ―その事業がようやく根付いてきた。毎月毎月カウンセリングを受ける方がいらっしゃったかどうかはわかりませんけれども、そういうようなことで、つい1、2カ月前にカウンセリングを受けるようになった方が、以前からやっていたことはわからなかったのだけども、ライブがきっかけで、そしてカウンセリングを受けて間もなく仕事につけそうだというような津別町の個人のお話を聞いて、そういうふうな地方創生で期限を区切って終わりにしてしまうのは非常にもったいないなと。まだ相当数のひきこもりの方がいらっしゃって、なかなか家から出られない。何がきっかけで出るかということもわからないような状況であれば、これは、この事業をそのままということではないですけども、同じようなもので、行ってみたいと思わせるような事業の継続ができないかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
詳しい流れについては、また担当のほうからお話ししてもらおうと思いますけれども、私も先ほど議員がおっしゃいました、ライブがきっかけでカウンセリングを受けて、気持ちが落ち着いてきて、そして就職できるような方向になってきているというのは聞いております。これはやっぱり数は少ないのですけれども、ひきこもりの人をそういう状態にもっていくというのは、ものすごいエネルギーと労力がいるというふうに思いますけれども、現実にそういう形が見えてきたというのは、非常に素晴らしいことだなと思います。できれば、地方創生事業というのは、最初の目的が言われているのは、3年はやるけれども、その後は自走、自分で走ってくださいよということが言われている事業ですので、3年後は、その間に準備をしっかりして自分で走れるようにということが基本なのですけれども、とは言いつつも、例えば乳幼児の医療費だとか、そういったことも含めて終わったのですけれども引き続いて今はさらに規模も拡大してやっているだとかいろいろありますので、必要なことは町も支援をしていく。地方創生とは限らず、必要になってくるだろうと思いますけれども、どんな形がいいのかというのは、これからの協議の話になってくるかなと思います。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 十分に3年間の事業の振り返りをして、その― 37 ―中で続けていく、ようは先ほど町長さんがおっしゃられたように、今度は自前のお金ですればいいということになるのかなと思いますけども、それと民間でもできるのかなといろいろ考えてもいたのですけども、なかなか例えば人づくり事業の中で、そういったことを企画することも可能なのか、そういうふうにしてよかったわと、行けるようになった人がいて、まだまだ予備軍がいるから、何とか続けられるような方法も考えているのですけども、なかなか結論には達していません。ですから、ここのところは、いずれも委託先とのことなので、もう少し今まで私がちょっと不満だったのは、ひきこもりは福祉関係の事業であるのに、当日お忙しいのかとは思いますけども、いつも会場には地方創生の方も、100%出席したわけじゃないのですが、たまたま行くとそういう状況もあったので、今やれる仕事の優先順位もあろうかと思いますけども、ぜひ委託先、あるいは社協等とも相談の上、そういうきっかけづくりで、私は福祉が1人でもそういうふうな芽が生まれたのであれば続けるべきかなと考えていますので、福祉を何人集まったから成功、何人だから失敗とかそういうものではなく、やっぱり一人一人に寄り添っていくというようなことではないかと考えておりますので、今後に向けて考えていただければと思います。3点目にあった、今現在、準備段階であるということですので、ここについてどんな準備がされているのかということは、ここでは聞かないで、どんな形になるのかを見守っていきたいと思います。それと居場所は現在使われているのか、そこを利用したい方に、今どんな手当てをされているのか教えていただければと思います。
答弁 保健福祉課長補佐 千葉誠(保健福祉課長補佐は2020年3月まで)
現在、居場所の利用につきましては、平成 31 年度、本年度につきましては、利用については当事者の方が 16 回、支援員の方合わせて12 名、関係者の方 24 名ということで、居場所の利用については 52 名となっております。その他のサークル等の利用もある状況であります。今後につきましては、社会福祉協議会の職員と役場で情報共有をしながら、そういう事例がありましたら関わっていくということで進めさせていただきたいと考えております。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 前回、質問したときに、居場所をもう少し場所を含めてPRというかそんなようなことを積極的にしたいというお話もあったのですけども、秋口からは、現実にはなかなか使えないような、資材が置かれていたり、門が閉まっていたりとかという状況にあるので、その後のことを社協と相談して、どこかでということがあれば、そういうことも何かに触れてこういう場所がありますということが、いつどんな気持ち、どんなタイミングで出ようとするかわからないので、行ってみようかなと思った時に、そこに入れないような状況ではいかがなものかと思います。それと、今後に向けては、新庁舎とかになればきちっとしたものができるかと思いますけども、やはりそんなに簡単に相談しやすいとか、ちょっとお話ししに行くというようなことではないので、それとあわせて、ひきこもりは、いろんな事件があったときにいつも言われるのは、相談がしづらい。それで大きな事故につながっているみたいなことがよく言われています。ひきこもる本人も大変だと思いますけども、その家族の方がなかなか相談しようと思ってもできないというようなこともお酌みいただいて、相談しやすい窓口体制、そういうようなことも今後に向けてはきちっと整備をしていただきたいなと思います。何かありましたらお願いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
相談しやすい、しづらいというのは、しづらい原因がしっかりわかれば対応することができると思います。それは担当のほうでよく承知しているかというふうに思いますので、それは改善していけばいいかなと思います。