津別町議会 令和8年第3回定例会 2026年6月16日
見守りアプリやフィルタリングソフト等の周知・啓発について
2026年6月16日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「見守りアプリやフィルタリングソフト等の周知・啓発について」質問し、教育長 近野幸彦が答弁しました。
- 質問者
- 篠原眞稚子 議員
- 答弁者
- 教育長 近野幸彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ただいま、議長のお許しをいただきましたの― 22 ―で、先に通告した点につき質問をさせていただきます。1番目は、児童生徒のSNSトラブル対策として、見守りアプリやフィルタリングソフト等の周知・啓発についてです。見守りやアプリやフィルタリングソフト等の周知・啓発によって、親子でSNS被害の怖さを知り、子どもたちの心や体、未来を守るためのきっかけになるのではないかと考え、次の点について伺いたいと思います。1点目は、児童生徒のスマートフォンの保有率や使用の実態について把握しているのかどうか。2点目は、認識しているSNSトラブルはあったのかどうか。3番目は、見守りアプリ等の周知・啓発について、どのように考えているかお尋ねします。以上、1点目お願いします。
答弁 教育長 近野幸彦
ただいまの質問に対して答弁させていただきます。はじめに、スマートフォンの保有率と使用の実態についてですが、小学校、中学校ともに具体的な調査を行っておらず、現状では把握しておりません。その理由としましては、小学校ではスマートフォンの持ち込みを禁止、中学校でも原則禁止しており、スマートフォンの保有や使用の制限については、あくまでも各家庭に委ねられているものと認識しているためです。一方で、全国的な傾向として、こども家庭庁が公表している「令和7年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によりますと、中学生の 84.8%、10 歳以上の小学生の 48.3%がインターネットを利用する機器としてスマートフォンを使用しているという結果が示されており、この数値も参考にしながら津別町の状況を推察しますと、津別中学校におきまして8割程度の生徒が保有、津別小学校においては、この数値を若干下回る状況にあるものと考えております。また、携帯電話に契約していなくても自宅のWi-Fiで、契約していないスマートフォンを使用したり、ゲーム機やタブレット端末等でインターネットに接続したり― 23 ―と、多くの児童生徒が何らかの形でインターネットを利用できる環境にあると認識しておりますので、単純なスマートフォンの保有率調査だけでは、必ずしも児童生徒の実態を把握するには至らない側面もあると考えております。次に、町内で把握しているSNS等に起因するトラブルの現状についてですが、現時点におきましては、小学校、中学校そして教育委員会のいずれにおきましても、児童生徒に関するSNS等に伴う重大なトラブルの事案として報告されているものはありませんが、軽微な問題については時折発生しているものと認識しております。次に、見守りアプリ等の周知・啓発に向けての考えですが、児童生徒をSNS等のトラブルから未然に守るためには、学校における情報モラル教育を一層充実させるとともに、各家庭における保護者の皆さまの役割が極めて重要であると考えております。具体的には、保護者の皆さまが見守りアプリやフィルタリングソフト等を有効に活用しながら、お子様のインターネット利用状況を把握し、利用時間や閲覧するコンテンツの内容について、ご家庭内でしっかりとしたルールを設けて管理・制限していただくことが最も効果的な対策の基本であると認識しております。今後とも、学校、家庭が連携を密にし、啓発活動等を通じて、子どもたちの安全・安心のための環境づくりに努めてまいります。
質問 2番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今、教育長からそれぞれ答弁いただきました。実態というか、調査はしていないけれどもというようなことで、中学生で8割、小学生ではというような答弁をいただきました。私は、この質問をするにあたって、何て言うのでしょうかSNSというかスマホを通したいろんな事故が最近起きているような印象を受けました。それで何か対策というのを、家庭だけというのも難しいのかなとか、あるいはそれに対する認識の度合いというか、この程度ならというようなことが深みというとちょっと語弊があるかもしれませんが、そんなようなことがあるのかなというようなことで、ここ数カ月でも大きな高校生等の事故等でもそういうものを媒体にしてというんでしょうか、そんなようなことが起きているのではないかということで、家庭だけでなく全体としてというか、教育委員会として子どもたちをどう育てていくのかとか、その怖さみたいなもの― 24 ―を、子どもだけでなく親にもあわせて知ってもらい、健全なというか、事故のない、そういう小中学生であってほしいなというふうに思っております。実態については、今、報告があったわけですが、スマホというふうに限定して、それじゃないよって、タブレットも持っているし、家庭でどんなふうに使われているのかわからないというような話も今実際にありましたが、去年の 10 月でしたか、スマホの利用を制限した市町村が大きな話題になっていたかと思います。それをそのままということではないんですけれども、ここでは日本で初めて全市民に対してスマホの使用許可というんでしょうか、使用時間等を条例で決めたというような所もありますし、外国なんかに目を向けると、やっぱり禁止しているというような所もあるように伺っています。そういう中で実態はどうなのかなというのが質問の主旨でありました。愛知県の豊明市ですか、そんなように結局それの弊害として出ていたのは、長時間使用することによって健康上の問題であったりとか、ちょっと質問からずれるかもしれませんけれども、小中学生なんかですと、やっぱり長時間にわたり使うことによって睡眠時間とか健康の害があり、そんなのが不登校にもつながっているというような話でありました。不登校は以前にも質問していますけども、津別町においても不登校の割合という表現はどうかと思いますけれども、数としては少ないということではないので、いろんな要因があるのかなということで、それで子ども向けにも弊害なんかもお話しし、あるいはお母さん方というか、お父さん方にもあわせて、こういう状態であるというようなことの啓発というのでしょうか、周知・啓発等も機会に応じてやっていただきたいなというふうに思います。その調査をしていないという中で、先ほど、こども家庭庁の中でのお話もありましたが、いろいろ北海道でもありますけれども、北海道の青少年健全育成条例の中で、こういうことを意識して何か働きかけをしたのかどうかという点を1点、まずお聞きしたいと思います。北海道においてというのは、児童生徒のスマホの利用による生活の乱れ等で重複したんですけれども、全体としては北海道青少年健全育成条例に基づいてフィルターサービスの加入義務のことが書かれておりました。このことについて子どもたち、親にお知らせみたいので、こんなふうにもなっているからスマホの使用についてはどうな― 25 ―のかというようなことを全体として何かお知らせだとか、何かで周知したりしているのかどうかということです。
答弁 教育長 近野幸彦
道の青少年健全育成条例等のいろいろなパンフがつくられておりますけれども、そういったパンフ等が出されている時には各保護者等に配布しておりますし、先ほど来から話されている中では、いろいろ市でもSNSを禁止していたり、今朝か昨日のニュースではイギリスでも 16 歳未満ですか、SNSの禁止というニュースも入ってきましたけれども、それも賛否両論あるというか、いろいろな抜け道等もありますので、禁止してもイタチごっこみたいなことにもなりますので、まずは今話されたように一番重要なところは、そのご家族も含めた中の教育的な部分の考え方をどうしていくかということを進めていくことが重要かなと思っております。
質問 2番 篠原眞稚子
〔登壇〕 非常に何と言うか、いい点もいっぱいある、便利な点もあるということなんですが、ここにきてやっぱり外国の例なんか、今、イギリスの話をされましたけれども、オーストラリアでもそうなったとか、日本の自治体でも条例をつくって、ただ罰則規定がないからというようなお話もあったかと思いますが、最初するときに、ちょっと私も勉強不足だったんですけれども、アプリの中身を少し覗いてみたというか、いろんな働きがあって、こういうのをみんな使えばいいなというふうに単純に思いました。そんなような中で、特に子どもなんかにも、子どもが何をしているのかわかるというようなことを、現在地なんかはアプリを使わなくても、今のスマホではわかるんじゃないかと思うんですけれども、具体的に何項目かあって、メーカーの話をするわけにはいかないというふうに言われたんですけれども、そこにdocomo何かでやっているのは、何項目かきちっと設定ができて、子どもに警告するようなことになっているというようなことがあって、非常に便利だなというふうに単純に考えたんですけれども、そこには体験で数カ月使ってみて、後に有料というふうに書いてあって、ここでメーカーの話をするわけにはいかないという指摘を受けたんですけれども、いろんな方法、今、教育長からもあった禁止してもこっちのほうって、イタチごっこにも― 26 ―なるということなんですが、やはりそういう子どもの将来に向けても町が真剣に取り組んでいるんだというような、そういうものも見える化していくということも大事じゃないかなというふうに思います。パンフレットやなんかもたくさん出ているんだろうというふうに思いますけれども、そうじゃなくて何か町が子どもの健全育成というか、大きくとらえるとそういうふうになるんですけども、そこに対して、こんなふうに努力しているんだというようなことで、親も一緒に子どもの健全な成長に向けて一緒にやりましょうというような呼びかけというのは、小さな町だから浸透し、できることではないかと思っていますので、引き続き、範囲が広くなるかもしれませんけれども、町独自で何か取り組みみたいなのがあればいいなと思うのですが、何か考えられていることがあればお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 近野幸彦
一つのソフト、アプリのことを言うのはふさわしくないと話はしたんですけど、たまたま一つの有料のアプリに偏ってしまって、お話しされていたもの、アプリは一つの携帯会社だけが無料で使えるというものでしたので、そこを町として、それを使ってくださいというのはふさわしくないというお話をしただけで、ほかにも各携帯会社のスマホの部分でも安心フィルターみたいなものは全て国の法律上入っておりますし、あとは無料で使えるものとしてはGoogleファミリーリンクでありますとか、iPhoneですとスクリーンタイムみたいなものもありますので、その議員がおっしゃられた部分のアプリで特化した部分も多々あるんですけども、そういった今無料で使える部分のフィルタリング等でもかなりの部分で役割を果たせるのかなということでお話ししたところです。あと、毎年ICT情報リテラシー的な講演会等も実施しておりまして、年に1回でPTA、連Pでやっている時もありましたけれども、そういった取り組みもこれからも続けていきたいと思いますし、また保護者の皆さんに通知等もすることもできますので、そういう中で通知、啓蒙していけたらいいかなと思っております。また、皆さんそういうフィルタリング等がわからないわけではなくて、六十何パーセントの人はわかっていると。三十何パーセントの人もほぼ理解しているみたいな感じで九十何%の保護者の方は、大体先ほどのこども家庭庁の調査によると、やや理解― 27 ―しているのかなというところで、各家庭でどこまで自分の子どもにフィルタリングをかけるかどうかという判断をしている中で、うちはある程度子どもに任せますよとか、そういうことの判断の中で各家庭のそういう部分かなとは思っております。ただ、絶対そういうものも重要だなと私としては思っておりまして、こちらから強制ばかりではなくて、各家庭の中でそれぞれルールを決めてもらって、特にそのアプリやゲームや何かもやる時間を決めてもらうとか、そういうルールづくりが一番重要なのかなというふうに思っております。
質問 2番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今の教育長の答弁で大体はわかりました。ただ、何て言うか、青少年に対する被害というかが結構出てきているというようなことも、注意を喚起するのとあわせて、このような実態ですとか、今までは知らなかったんですけれども、やっぱり依存する、依存症になるというか、そういうようなことでの警告みたい、こんなことをしているとこうですよみたいなことが今の時代全部ということもあるんですけども、ちょっと目に触れるというか、そんなようなことでお知らせする、連合PTAというか、そういうたくさん集まる中でともに勉強してもらうというようなことが大切かと思いますので、懸念されるようなことが町の子どもたちの中から発生しないというか、生まれてこないような仕組みづくりができればいいかなと思っていますので、ぜひ今言われたような本当に選択肢がたくさんあってどうしていいかわからないというような、言葉だけは聞いているんだけどもというようなこともあるのではないかというふうに思いますので、何と言うか一緒にというか、真剣に考えたいなと思われるような、そういうPRというか周知なんかができればいいなと思っていますので、ぜひその辺のところをやっていただければいいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。何かあれば聞きたいと思います。
答弁 教育長 近野幸彦
中学生ぐらいになってくると、親よりもそういう機械やアプリの仕組み等について詳しくなってきている可能性もあって、もしかすると親のほうがわかっていないという家もあるかもしれないんですけども、まずは先ほど話した― 28 ―ように、家庭の中で子どもと保護者の方がお話し合いをしてもらって、ルール決めをしてもらいたいなということで、そういったことを毎月小学校も中学校も学校からお便りも出していますので、そういうところで「一度家庭内でそういうお話し合いをしていただきたいです」みたいなことを流していきたいなというふうに思っております。
質問 2番 篠原眞稚子
〔登壇〕 要望ばかりになったんですけども、いろんな取り組みをしている所たくさんありますので、そこら辺のところを参考にして、海外でやっているような規制は結構難しいかなというふうに思います。日本でやっている所も罰則がないからというのはおかしいですけども、なかなか規制ができなく、そして2時間とかって限定している町なんかでも、やっぱりすごく反響が大きかったというような記事も出ていたかと思います。ですから、いい面もあるんだけれども、一方、子どもにとっては、やっぱり健康に害が及ぶようなことは極力、親の責任というのはおかしいんですけど親の責任で遠ざけるというようなことが大切かなというふうに思いますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。同じようなことになりますので、ぜひ子どもたちの将来のために、それから健康で過ごせるために規制できるものがあれば規制をし、そうでないものはいろんな啓発活動で何とか健康でというか、精神的にも健康、肉体的にも健康である、そういう子どもたちを育てていくような努力をしていただきたいなというふうに思って終わりにしたいと思います。よろしくお願いいたします。