津別町議会 平成31年第10回定例会 2019年12月19日
本町としての具体的な取り組みについて
2019年12月19日、津別町議会の一般質問で、小林教行議員が「本町としての具体的な取り組みについて」質問し、教育長 宮管玲が答弁しました。
- 質問者
- 小林教行 議員
- 答弁者
- 教育長 宮管玲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 小林教行
次の質問に移らせていただきます。何とかしてひねり出した授業時間、この限られた時間の中で効率よく授業を進めるため、本町としての具体的な取り組みについて伺いたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは二つ目のご質問であります、効率よく授業を進めるための津別町の考え方と取り組みについてお答えいたします。当該学年の学習内容を確実に習熟・定着させるためには反復練習の時間の確保が大事ではありますが、単純に6時間授業を7時間授業に上積みするなどして授業時数を増やすのではなく、標準指導時数を踏まえた適度の余裕を持った計画のもと、だれもがわかる・できる授業への改善こそが目指すところであるというふうに考えております。教育委員会といたしましては、町内小中学校が校内研修で進めております自己肯定感や自己有用感が高まる主体的・対話的な学びのある授業改善をとおして、思考力や判断力、表現力等が効果的に身につくように、今後ともICT環境をはじめとした学校の教育環境整備を進めてまいる所存でございます。なお、標準授業時数の確保の考え方につきましては、災害や流行性疾患などによる学級閉鎖等の不測の事態に備えることのみを過剰に意識して、当該年度当初の計画段階から標準時数を大幅に上回って教育課程を編成することではなく、これまでどおり― 19 ―児童生徒の学習状況ですとか、当該校及び近隣の学校の学級閉鎖等の状況と標準授業時数を踏まえた教育課程を編成するべきものと考えております。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 今伺いました効率よくということで、一つICTの活用についても上がっておりましたけども、これも以前、一般質問で申し上げておりますように、最近のニュースではSNSでの誘拐や、またいじめの温床になりやすい点というところも便利な反面、非常に諸刃の剣であるというところの教育も再度確認していただきたいと思います。また、反復練習の時間の確保が大事であるというところは同じ認識であります。先ほどのインフルエンザの急な学級閉鎖のことについてですけども、急に子どもたちが家に帰ってくることであります。先生たちも子どもたちに「元気な子は、家で勉強をしておくんだよ」という声掛けはされておりました。私の娘もその言葉を聞いて帰ってきたのですけども「わかってる、わかってる」と言いながらお恥ずかしながらまだ自分で学習をするというのが身についておりませんので、私も平日の4日間、ほとんど仕事で家にいなかったもので、突然帰ってこられても見てあげるということができなくて、本当にただの休みになってしまったのかなと。もちろんインフルエンザで苦しんでいる子どもたちからしたら、休みというのは致し方ないところではありますけども、元気な子どもたちに対して、やはり学校側から何か例えば学級閉鎖が決まったときに、初日に先生にプリントを用意してもらって、今でしたらパソコンを持っている方のほうが多いと思われます。そこに問題をメールで送るとか、そのような取り組み、何か無駄にならないような取り組み、もちろんインフルエンザで苦しんでいる子たちには無理は言いませんけれども、こういうのもあるので元気な人はチャレンジしてみてくださいと、そのような取り組みも考えていただければ幸いであると思います。あわせて、やはりすべての問題といいますか、日本語はとても大事なことになっていると思います。そこで、教育委員会として読む日をつくりまして、4と6のつく日は本を読みましょうと。本を読むことを推奨され、その中で図書室まつり、毎年 12 月に実施されておりますけども、図書室まつりを行い、そこで読書をした感想画をかいたり感想文を書いたり、非常によい取り組みをされておりました。その実績について― 20 ―ですけども、細かい数字は省きますけれども、今年度は非常に少なかった。その要因と対策について伺いたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
3点ほどご質問があったかなと思います。まずICT環境の整備の部分ですけども、ICTだけではなく議員の今のお話の中にありました。みずから学ぶことのできる子どもたちを育てるためにはICT環境だけではなくて、図書ですとか、そういった状況活用能力が十分に備わるように、そういった部分の環境も整えていきたいなと思いますし、情報の部分では情報モラル、それから危険性の部分、これは大事な指導内容だと理解しておりますし、学校でも進めておりますことをご報告いたします。それでは2点目、今回の学級閉鎖のときに学習課題の部分のご質問だと思いますが、あまりにも今回は週明けに急激にインフルエンザが増えて、月曜日から学級閉鎖をしたというふうに把握しております。通常であれば何らかの課題を持たせてということは考えるわけなのですけれども、あまりにも突然で対応ができなかった状況ではないかというふうに推測するところであります。今後、校長会等でインフルエンザ、学級閉鎖等、元気な子どもたちには、それなりの学習課題を与えるなど配慮をするようにお話をしたいと思っております。この学級閉鎖につきましては、本当にインフルエンザの場合、熱のある子たちにとっては必要なことなのですが、議員のおっしゃるように元気な子たちにとっては大変つらい部分があります。その後、インフルエンザの学級閉鎖明けに学校に出てきてまたインフルエンザをもらってしまうですとか、そういったこともあって、校長としましては、このインフルエンザの学級閉鎖は非常に頭を悩ませるところであります。しかしながら学校医等の意見を伺いながら適切に今後とも判断をしていくものと思っております。それから3点目、読む日の取り組みの部分、今年の図書まつりの読書感想文、それからポップの募集、それから読書感想画の募集ですけれども、非常に昨年から比べたら少ないというご指摘でありました。これまで学校の教育課程の中で、要するに授業の中で感想文に取り組んでもらったり、感想画に取り組んでもらったりした経緯がご― 21 ―ざいます。それは各学校の担任の先生が授業時数をうまく工夫をし取り組んでいただいたのですけども、昨今、教科書の内容も随分、議員もお子さんをお持ちでご理解かと思うのですが、厚くなってきたり内容が増えております。そういった中で、なかなかまとまって取り組むことは難しいという学校現場からの声もありました。確かに今、昔ですと国語の時間に読書感想文を書きましょうというような題材も、私の子どものころはあったというふうに記憶するのですけれども、今の教科書の中では国語の指導の中では読書感想文を書きましょうというストレートな題材はありません。読書を紹介しようだとか、そういった読書カードをつくってみようだとか、そういった学習内容にかわってきております。そういった意味で、学校にすべて依存するのではなく、純粋な形で子どもたちに公募をする方法を今年からとりました。その結果、読書感想文に応募してくる子、すなわち家庭で自学で取り組んできた子どもたちが小学生が2名、中学生が2名というふうに記憶しておりますが、その子たちが取り組んでくれました。中身につきましては、読書の好きな子たちですので非常に内容のすばらしいものを提出してくれました。そういったものを何らかの形で還元することで、やっぱり読書のすばらしさというものが伝わればなと考えているところであります。ポップ、感想画につきましては1年生の担任のほうで図工の時間に読書をして絵をかこうということを取り上げてくれましたので、1年生は感想画をかなりの数を出してくれております。またその1年生の中でもそのことをきっかけに、家に帰ってから自分で本を読んでオリジナルの絵をかいてきてくれた子たちが数名おります。その子たちにつきましても努力をたたえて表彰させていただいておりますので、ご報告させていただきます。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 大体了解いたしました。最後の図書まつりのことについてだけ再度質問したいと思います。この読書というのは、とても必要なことでありますけれども、さらに今、取り組んでおられますアクティブラーニングにも読書感想文、ポップ、絵をかくというのはつながっていくのかと思います。自分が読んだ内容を自分の中で整理して、それを相手に伝えるというのは、ものすごくエネルギーがいりますし、必ず次につながっていくことだと思います。これは漢字の書き取りで― 22 ―すとか算数のドリルと同じように、作文も数をこなさないと、きっと上達していかないのかなと私は感じております。また先生方の添削等も非常に大変だというお話も聞いておりますけども、添削も誤字脱字のところまでにしていただいて、なんならご両親にそこら辺も見ていただいてというふうにして、また絵をかくとか読書感想分というのは 12 月に合わせるのではなく夏休み中の課題にするとか、いろいろな対策はとれるかと思います。何よりも今回、小学生2名、中学生2名が読書感想文を書いてきていただいた中で、12 月にあった表彰式の中で教育長が冒頭の部分を紹介し、その内容を読みながらどうですこの本、読みたくなってきませんかというように、そのように教育長が評価をされておりました。これは子どもたち非常にうれしかったと思います。好きな子たちは、ますます好きになっていくかなと感じる素晴らしい取り組みであったかと思います。ですので強制というのはなかなか難しいとは思いますけども、少しでも取り組む数を増やすためのこちらからの取り組みを行っていただきたいと思いますが、何かあればお願いいたします。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
子どもと同じで取り組みを褒めていただくと大変うれしい思いをしております。ありがとうございます。今学校でみずから学ぶ子どもたちの育成ということで進めております。議員ご指摘のように読書に親しんで、読んだ本を紹介しあうという活動も一つ学習活動の中にあるものというふうに認識しております。いろいろな活動を奨励して、読書に親しんでもらいたいという意味では、今年、巡回ではありますけれども司書を学校に巡回させて図書環境の整備、それから読書のアドバイス等に携わってもらっております。やはり適切なアドバイスがあると、子どもたちも本を手に取りやすく、また親しむという部分がありますので、学校司書を有効に活用しながら、また学校の教育活動の中で、いろいろな題材がありますけれども読書という部分について力を入れて取り扱ってもらいたいという思いを校長会等でまたさらに伝えていきたいというふうに思います。また今、図書の紹介という部分ではビブリオバトル、そういった活動も随所で実践― 23 ―がなされております。私もその部分、非常に興味がありますので、少し研究をして施策の中に取り込めたらなというふうに今の段階考えているところであります。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 最後になりますけども、限られた時間で効率よく授業を行えるようにしていくことは、私たち大人の責務であります。大人から見ますと、毎年新一年生が入学してきて6年生が卒業していきますけれども、子どもたちからしますと1年、1年が一生に一度のことであります。1年という限りある時間を有効に最大限意義のあるものとするため、あらゆる教育関係者が私たち議員、教育行政、学校関係者、PTAまたコミュニティスクール、あらゆる関係者がスクラムを組みワンチームとなって子どもたち一人一人の限りない未来を開いていくべきであると考えておりますので、最後に何かあれば伺って終わりたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
地域の大人が子どもたちを育てるという力強いご発言だったというふうに受け止めております。学校現場の教職員も、今の議員のお言葉に大変喜ぶのではないかなと思います。現場の教職員、本当に一生懸命、児童生徒の教育にあたってくれております。ただ、情報発信の部分でやはり児童生徒の指導支援に重点が行ってしまいますので、なかなか情報発信のほうまで手が回っていない部分があろうかと思います。私も学校の現場のいろいろな取り組みですとか、頑張っていることをお伝えするように努めてまいりたいと思っております。今後とも学校それから地域、家庭と行政とが協力しあって子どもたちを育んでまいりたいと考えております。