みんなの議会

津別町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月19日

猟友会の現状と今後について

2024年9月19日、津別町議会の一般質問で、小林教行議員が「猟友会の現状と今後について」質問し、町長 佐藤多一、産業振興課長補佐 渡辺新が答弁しました。

質問者
小林教行 議員
答弁者
町長 佐藤多一、産業振興課長補佐 渡辺新

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 ただいま議長の発言のお許しをいただきましたの― 56 ―で、先に通告した件についてお尋ねいたします。一つ目の質問、猟友会の現状と今後についてであります。昨年の 12 月に開催された定例議会において、高橋議員による一般質問にて、今後のクマ対策について議論がなされ、振興局と連携しながら対策を進めたいと答弁されておりました。そのような中、本年5月、空知管内奈井江町では、地元の猟友会が報酬額の低さなどを理由にクマ出没時の対応を辞退したと報道されました。そこで、次の点について伺います。1点目に、津別町における今年度の目撃情報はどうなっているのか。二つ目に、現在の猟友会の会員数、免許取得者数、年齢構成はどのようになっているか。出動時の報酬はどのようになっているか。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、猟友会の現状と今後についてお答え申し上げます。はじめに、今年度のクマの目撃情報についてですが、ふんなどの出没した痕跡を含め、9月 13 日時点で 41 件となっています。次に、現在の猟友会の会員数、免許取得者数、年齢構成についてですが、会員数は36 名で、免許取得者数は、火薬の爆発力によって弾を打ち出すライフルや散弾銃など装薬弾による狩猟と、火薬を用いない空気銃による狩猟の両方が認められる第一種銃猟免許所持者が 32 名で、わな猟免許所持者が 16 名となっています。また、第一種銃猟免許所持者の銃砲所持許可の内訳として、ライフル所持許可を受けている会員が 16 名、散弾等ライフル以外の猟銃所持許可を受けている会員が 27 名となっています。免許取得及び銃砲所持については重複する会員がいますので、合計が会員数と一致しませんのでご了承ください。年齢構成につきましては、本来4月1日を基準日として 80 代2名、70 代 15 名、60― 57 ―代3名、50 代4名、40 代 10 名、30 代2名であり、平均年齢は 61.0 歳となっています。次に、出動時の報酬についてですが、有害鳥獣駆除奨励条例施行規則に基づき猟友会の推薦する有資格者の中から委嘱する駆除従事者に対し、町が出動要請を行った場合、1名当たり1日につき1万 2,000 円を手当てとして支給しています。なお、捕獲した場合は1頭につき5万円、2頭目以降は3万円を支給しています。以上であります。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 ただいまお答えいただきました、今年度、現在のクマの目撃件数は 41 件というお答えでございました。昨年の一般質問の時にも細かい数字を聞いておりますけれども、去年より少し多くなりそうなぐらいのところですけども、平均の頭数から、そんなに大きく上振れも、下振れもしていないところだと思います。また、昨年の対応のことで聞きましたので、1年や2年で結果が出るようなことではないと思いますけども、冒頭申し上げましたように、奈井江町のニュース、猟友会がクマ駆除に対して辞退されたということを聞きまして、おそらく奈井江町以外の北海道の住民の方も、奈井江町のクマ対策は大丈夫かなと思ったことと思います。私も思いました。そのような中で、また次に出てきたのが、自分の所の町は大丈夫なのかなというところかと思われます。そのため今回、この一般質問に至りました。その中で、私も猟友会、クマ対策につきまして産業福祉常任委員会でさまざまな報告も受けております。猟友会の人数ですとか、また、今、免許取得の支援ですとか、そういったところもいろいろ聞いておりまして、担当課からは良好な関係を築いているというのも委員会のほうで報告は受けております。しかし、町民の方々は、そこまで詳しいことはわからないということと、一方だけ聞いていなかったものですから、これを機会に、ちょっと猟友会の支部長のほうに行ってみて、お話を聞かせていただこうということになった次第であります。そのような中で、最初に町長に伺いたいのが、クマの目撃情報があった場合、猟友会さんに出動の依頼をされると思うんですけれども、連絡は行くと思いますけれども、津別町は、町はどのような考えのもと猟友会さんに依頼されているのか、そのお考え― 58 ―を先に伺いたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

目撃情報があったことについて、町からどのような対応を猟友会に求めているかということですが、まず目撃例というのはさまざまな情報があります。例えばですけれども、ドライバーさんが道道、あるいは国道を走っている時に道をまたがったものを見たとか、あるいは農家さんが、すぐそこにクマがいて、今、作物を荒らしているとか、そういうさまざまな情報があります。その中の情報を総合的に判断しまして、その情報が有効である、おそらく現状としてはクマがそこにいて、あるいは人に危害を加える恐れがあると判断した場合について、猟友会に対し出動要請をするものとなっております。そのほか、畑にずっとクマが出続けているとか、そういった苦情的なものにつきましては、町から猟友会についてそういう情報提供をして、パトロール強化等を求めているところです。以上、よろしくお願いします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 今、どのような状況の時に出動依頼されているかというお答えをいただきました。その中で、奈井江町と猟友会とのやり取りというのがニュースで報道されていた中ですけども、奈井江町でクマが出没した際に、出動依頼をした時に完全にボランティアだった。協定の内容がうまくできていなかったということもありまして、その後、協定をしていくら、いくらという協定を結んだそうですけれども、それに対して猟友会側は報酬が少な過ぎる、人員的にも厳しいといった内容から、急にクマが出没したから出動してくれと言われても、急に行ける人もなかなか少ない、それぞれの仕事があり厳しいといった、それぞれの事情があったことと思います。その中で、なかなかうまくいかずに出動できなかったわけでありますけれども、また、ハンターの中には、このように言っている方もおられます。「森の中、森林の中はクマのフィールド、こっちは見えていなくても、ヒグマはこっちを見ている」と、「どこから襲い掛かって来るかもわからず、一瞬で頭をかじられたハンターを何人も知っている」。このように命が― 59 ―けでクマに対して出動するというのが、ハンターさんの1番厳しい出動辞退に対する思いだったのかなと思うところでございます。そのような内容を含めまして、どのような気持ちをもって、津別町として猟友会に依頼するのか、町長の考えを伺いたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

まず、このたびの奈井江町の辞退といいますか、一連の関係を説明しますと、奈井江町の件につきましては、奈井江町が定めます鳥獣被害対策実施隊設置条例、これにつきましては農業被害に対する特別措置法に基づいて、そういった実施隊という組織をするというものになります。奈井江町につきましては、昨年について 20 件の目撃例が出て、市町地近くにも出ているという情報がありまして、そういったことから実施隊をつくるということで、そこに参加の要請を猟友会に依頼をしたところについてです。こちらにつきまして、その日当が出動1回に当たり 8,500 円、発砲があった場合については、そこに 1,800 円を追加するというもので、最大1万 300 円の費用負担といいますか、費用弁償といいますか、そういったものになるというような形になるという情報を得ております。これに対して、奈井江町の猟友会、奈井江支部になりますが、そちらのほうが近隣の町村と比較しても非常に安いということで、結果的に先ほど議員からもおっしゃったとおり日当について折り合いがつかず参加を辞退されたといったことになっております。これにつきまして、当町の出動要請に対する費用ですが、先ほど町長からも説明あったとおり、1日1人当たり1万 2,000 円を支出しているところです。こちらにつきましては、令和3年に当初1万円だったものを1万 2,000 円に引き上げてございます。これにつきましては猟友会からも要請があり、それに対して町と猟友会が相談しながら、ある程度実態にあわせた金額にしたいということで、1万 2,000 円ということにしております。これにつきましては、猟友会のほうでそういった協議も得ておりますので、納得していただいているというような認識でおります。今、議員がおっしゃったとおり、非常に出動につきましては危険を伴いますので、― 60 ―日夜関係あらずクマの出没というのは発生します。そういった中で、猟友会の皆さんが日常の仕事、あるいはそういった用務を全て出動に最優先していただいて出動していただいているということは、町としても金額だけではなくて、そういった猟友会の皆さんの町を守るという姿勢に対して、日ごろからやはり尊敬の念を持っていなければいけないことだと認識しております。以上、よろしくお願いします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 ただいまお答えいただきました、尊敬の念を持って対応していただけるということでありました。やはり、命がけということもありますけれども、猟友会さんにお話を伺いに行きました時には、「奈井江町が今回辞退しましたけど、単刀直入に津別町はどうですか」というふうに伺いましたところ、「津別町は大丈夫だ、担当課との信頼関係がしっかりしているから、こんな辞退するようなことにはならない、話もしっかり聞いてくれる」というようなお答えもいただいております。それはやはり、町のほうからも猟友会さんに対して、しっかり町のほうを守っていただいているという思いで依頼をされているからこその信頼関係の表れかと思います。また、この猟友会のメンバーの構成人数についても、近隣町村よりもハンターの数、またライフルを持って駆除できる人の数が多いというところも、ほかの町村よりも多い。これもどうしてなのかと伺いますと、やはり先人から受け継いできたものがある。クマから自分たちが町民を守るんだという意識のもと、そのつながりがあるからこそ、今もたくさんのハンターの方々が、日夜クマと戦ってくださるんだというお話を伺ってまいりました。このつながりというのが、やはり1番大切になってくるのかと思います。猟友会と役場担当課とのつながり、また今後に向けてつなげていくということが重要になってくるかと思いますけれども、このつながりについて、つなげていくということに対して町の考えがあれば伺いたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

まずは、今の猟友会の会員さんの状況といいますか、実例としまして、今、猟友会のほうでこれまでの歴史をもって皆さんそういっ― 61 ―たものを熱心にやっていただいているということだったんですけども、現状としては、やはりある程度ベテランの会員がクマの出動について対応し、また、あるいはクマの捕獲についても対応しているような状況となっております。こういったところを、やはり新たに入ってきた猟友会のメンバーの方にそういった技術を伝承していって、こういったクマの捕獲に対する技術、有害鳥獣含めて全てのそういった技術が伝承されることを、町は支援していくような形で助けていきたいというふうな考えをもっておりますので、よろしくお願いします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 ベテランから若手へつなげていくというのが非常に大事なことであります。その中で、町の助成の一つといたしまして免許取得費用の支援がございます。これも猟友会さん、非常に助かるとおっしゃっておりました。特に、やはり新しく免許を取られる方のために、新規メンバーの獲得のために非常に有効であるというお答えもいただいております。その中で、やはり銃の取り扱いというのは非常に大変でございまして、もちろん銃を持つということですから、身辺調査等々、本人の資質ですとか、そういったところまで非常に調べられて、取得するだけでもすごく大変、そのような中でも若い方たちが取得していただける、それに対して免許の費用の支援、これは非常にありがたいことである。この免許証も、やはり3年の有効期限というのがございます。この3年を継続するのにも買った弾の数と、撃った数、何年の何月何日に撃った数を計算して、それを提出しなきゃいけないですとか、また、そういったところにも大変ご苦労があると伺っております。その中で、昨年の 12 月の高橋議員の一般質問の中にも、これ以上、支援を拡充する考えはないというお答えは聞いてはいるんですけども、今後、新しい方が続けていくためにも、この免許証の更新の際に係る費用、約2万円と伺っております。これに対して何かしらの支援をできないかどうか伺いたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

狩猟免許取得支援補助に対する拡充ということ― 62 ―で認識しております。これまで私も猟友会の支部長のほうに電話をしまして、その点確認をしております。やはり2万円程度ということで、免許の更新についてなんですが、まず狩猟をするための免許と、あと銃を取得するための免許というものがございます。狩猟の免許を取るための費用というのが、およそ1万円程度となります。受講料の手数料ですとか、更新手数料、あるいは受診料、病院に行って受診をしなきゃいけないということで、診断書をいただくということを含めて、およそ1万円程度かかるかなと思います。これに加えまして、両銃の所持許可というものがございまして、その許可に対する技能講習、こちらのほうが1万 4,000 円程度かかるということで、およそ更新には2万 4,000円程度かかるのかなというふうに認識しております。これに対しまして、まず免許の更新については1万円ということで、そのままなんですが、猟銃所持許可につきましては、先ほど内容のところでも少しお話ししたんですけども、特別措置法によりまして鳥獣被害防止計画を町で立てて、その中で鳥獣被害対策実施隊というものを指定することになっております。この実施隊に指定された場合、この1万 4,000 円の技能講習の受講につきましては、その自治体に参加しているということであれば免除できる可能性があるということで、一般的には皆さん、この資格の確認をとって警察のほうにそれを提出して1万 4,000 円を免除していただいているというような形になっております。ですので、実質として免許の更新、現状としては1万円ぐらいになるということで、免許を新規に取ると、やっぱり 10 万円程度かかるということで、3年に1度ということにはなりますが、ある程度、3年に1度の支出になりますので、会員の方でも、そこの部分で支出ができないということにはならないのかなと判断しておりまして、現状としては、そこの部分は考えていないということになっております。参考までに、1市4町の定住自立圏の各市町村に確認しましたが、そこについても皆さん更新については補助していないのと、あと、これからもする予定はないというふうな回答を得ております。以上、よろしくお願いします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 鳥獣被害対策実施隊のほうで1万 4,000 円のほうは補助されているということでしたので、免許の更新の3年に1回というところでは出せないというお答えだったと思います。これも、今、定住自立圏の1市4町のほうでも出さないということで、周りとあわせると出さないというのが妥当かもしれませんけれども、ここもぜひ猟友会さんのほうと連携を密にとって、そういったところの負担というところが大きいですとか、やっぱり更新し続けていくというのは非常に心労的にも負担がある、そこに対しての何か補助があれば若い人たちも続けやすいのにねといったような、そのような話がもし出てきた際には、ぜひご検討いただければと思います。また、今、年齢構成も伺いました。 80 代2名、70 代 15 名ということの年齢構成でありました。その中で、やはり 40 代 10 名いてくださるという、若い方がいてくださるというのは非常にありがたいということですけども、新メンバーというか、この 40代の方々もほとんど業種が農家さんであると伺っております。農家さん、当然忙しい時期が一緒になりますので、なかなか声をかけづらいというところもあります。また、支部長もおっしゃっておりましたけれども、なかなか厳しいんだけども、農家さん以外の猟友会に新メンバーが入ってくれたら嬉しいんだけども、なかなかそういった周知というところまではできないんだ、町として、こういったところも猟友会の活動をアピールして、そういった新しいメンバーが来てくれるような、そのような支援があれば、ありがたいというお話でした。この件について、何かお答えがあれば伺いたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

支部長のほうからも私もそういった意見を聞いております。その中で、やはり農家さんが繁忙期になりますと緊急時の対応ができないということが起きまして、現状として、クマを日常的といいますか、とっていただくのは当然ありがたく対応していただいているところですが、1番危惧するところは、やはり道内で最近増えております市町地を含めたクマの出没に対する対応というものが、緊急性をもって対応していただくということで、そこの部分にあたる会員の方が減ってし― 64 ―まうと、町としても、その緊急事態に対応できないということになるということを危惧しているところです。こういったものを含めまして、支部長のほうからも、やはりさまざまな方に免許を取っていただいて、猟友会のほうに加入していただきたいというお話を伺っているところです。なかなか、やはり免許を取ってくださいねというふうにお願いしても、やはり先ほどお話ししたとおり、まず当初 10 万円、そして3年にいっぺんというような形、それを含めましても銃の管理等を含めまして非常にお金もかかるものです。そして、また銃を使うということは危険を伴いますので、日常生活の中で、その管理等について責任をすごく求められるということで、非常に猟友会の皆さんが、この点についてきちんとされて、ご苦労されているということを認識しているんですが、そういったものを越えて、この免許の取得というものが社会貢献につながっているとか、町の生活を支えているということを、やはり町民の皆さんに広く知っていただけなければいけないというふうに認識しております。なかなか猟友会の方が鉄砲を撃っているところというのは、人にお見せすることもちょっとなかなか憚れるものでして、ハンターの皆さんも、そこはあまり見てほしくないという方も非常に多いということで、なかなかその周知の方法というのは難しいのですが、今後、広報ですとか、あるいは道東テレビにそういったものを情報提供しまして、町民の皆さんに周知できる方法を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 これは、やはり非常に難しいところでありますけれども、やはり大事なことになってくるのかなと思います。やはり、お金だけではなしに、やりがいですとか、みんなの家の安心安全を守るために自分が一肌脱ぐといった、そのような意識を持ってくれる方が一人でも現れるような、そのような広報の周知をしていただければと思います。また出動時の報酬についてなんですけれども、出動して1万 2,000 円、クマの駆除で5万円ということで、2頭目3万円というお答えをいただきました。これも2頭目― 65 ―3万円というのは、大体、子グマになろうかというところと、支部長がおっしゃるには、そんなに2頭も親グマなんて相手にできないから、この件に対してはいいんだというところと、やはり1頭を倒した後に、すぐに近づけない、その日のうちにはやっぱり近づけないそうなんです。死んだふりではないですけど、クマももしかしたら気絶しているだけかもしれない、近寄った時に反撃にあったりしたらというところで、非常に恐ろしいというところ、その次の日に、また近くにクマがいたら出動してということで、これについては特にないんですけども、逆にありがたいというところだったんですけれども、改めて命がけの仕事だなと痛感させていただきました。その中で、お金だけが問題ではないんですけども、クマの脅威から町民を守ってくださるという立場であろうかと思います。それとすみません、もう1点忘れていました。若い方につながっていくというところで、現状、猟銃1発の弾の値段が大体 1,000円前後というふうに伺っております。これが昨今のこの物価高騰のあおりを受けて、どれぐらい上がるかわからないですけども、急に上がったりということも十分に考えられるかと思います。そのような時に猟友会さんのほうから密に連絡を取りあって、弾数が、値段が上がってきたということに対して負担になるとか、そういったことがあれば、またぜひ話にのっていただいて、別の支援の方法、かかる費用の負担の増というのもぜひ検討いただきたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

銃弾の価格についてですが、私も猟友会のほうから、そういった情報を逐一、日常会話の中で「最近、弾が高いよ」とか、あるいは「弾が手に入らない」とか、そういったことを聞いております。現状としましては、コロナ前といいますか、ウクライナによるロシア侵攻のそういった世界情勢の悪化によって火薬自体が足りなくなっているといった情報もありますが、コロナ前ですと、既製品のライフル銃1発 500 円だったものが、昨年度ですと、およそ 900 円ということで倍近い値段まで上がっております。また、一部の会員の方では既製品ではなくて、火薬と薬莢、筒ですね、あと雷管という、その撃鉄にぶつかってそこが発火するという装置、そういったものを組み合わ― 66 ―せて自作すると 300 円程度でつくれるということですが、こちらのほうが、やっぱり部品が入ってこない、火薬が入ってこないということで、そういったものがつくれない。そういった方になりますと、これまで自作ですと大体 300 円ぐらいになるんですが、それが 900 円のものを買わなきゃいけないとなると3倍になってしまうという相談といいますか、そういった日常会話の中でそういったものを聞いております。やはり、この銃弾をどのように確保するかというのは、1自治体としてはなかなか難しいところですが、そういった金額を含めて、逐一そういった情報を把握しながら、これはクマの駆除に限らず、エゾ鹿についてもライフルは使用しますので、ライフル、あるいは散弾、散弾のほうも金額が上がっておりますので、そういったものが捕獲のほうに影響のある金額の上昇であるかどうかというものは、調べながら対応していきたいと考えております。以上、よろしくお願いします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 ただいまお答えいただきましたように、お金だけの問題ではないのですけども、かかる費用を費用負担するというところも非常に重要になってくるかと思います。また、先ほど来、申し上げていますように、町を守っていただくというハンターさんを尊敬しながら、その活動のアピールにつなげていただければと思います。最後になります。今後も猟友会との友好的な関係を続けていただき、クマ対策において最前線で戦っている方々のサポートを町民の安全につなげていっていただきたいと思います。最後に町長、何かあれば伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今、補佐からお話した、そういう状況なんですけれども、今年、環境省のほうで鳥獣保護法の改定がされまして、指定管理鳥獣にクマが入りました。これに基づいて農林水産省のほうも鳥獣被害防止総合交付金というお金が、鹿でしたら1頭につき 8,000 円の補助が出るんですけれども、同じようにクマも 8,000 円の補助が今年から出るようになりました。― 67 ―今、津別が5万円出していますので、ほんの微々たるものですけれども、少し国のほうでも見るという形になって、残りの部分、仮にクマでいけば、鹿でもいいんですけれども、駆除頭数に対して交付金が入ってきて、残りの一般財源については8割が特別交付税でみられるという、そういう財政措置になっているわけなんですけれども、ただ、それでクマも該当するようになったからよかったねとだけはちょっと言っていられないのが、津別町には 36 人のハンターの方たちがいるんですけれども、オホーツク管内の中にも、そもそも猟友会がない所があります。全道的に見ても、そういう所があります。そうすると、まだ津別の場合は連携を深めて、クマが出たということで対応をしてくれる人がいるんですけれども、いないということで、例えばオホーツク管内の中でもガバメントハンターということで職員に銃の資格を取らせて、そしてハンターとして動いてもらうと、そういう町も実際にあるんです。一方で、津別もそうですけれども、だんだん高齢化も進んでいる、じゃあクマにしても鹿にしても、どこに本来住んでいるのかというと、国有林だったり、道有林が圧倒的に多くて、そして町中に出てくるものについては、その町が対応する。何か変じゃないかというのが町村会の中でも議論されていて、今月の初めにも北海道町村会の農林水産部会があって、このクマの問題も、私も所属しているものですから話し合ったんですけども、やっぱり、その中の町村長、私もそうですけれども、できることなら、やはりそういう猟友会のない所も含めて考えていくと、本来クマは国有林や道有林に圧倒的に住んでいるので、町有林の中にいるかもしれませんけれども、そこが本来的にしっかり責任を持って対応すべきではないのだろうかということが、やっぱり一番国に対して言っていくべきことかなと。それはどこがやるんだとなると、例えば北海道でいけば北海道警察の中には射撃部隊なるものがありますよね、SATだとかいろんな、あれは例えばクマだとか鹿とかには向けられないのかとか、それから林野庁やあるいは自衛隊の中にそういう部隊が組織できないのかどうかということを、国としても、ぜひ真剣に考えていただけないかということで要請をしていこうということになっております。津別のほうは、今、1万 2,000 円、5万円、3万円とかというのは道内で見ても高いほうの部類に入ってきます。その会議の中でも「すごく出しているね」というふうに言われるぐらいなんですけれども、場所によっては、年間に3頭ぐらいの所もあり― 68 ―ますし、津別ももう少しすると 20 頭になると思いますけれども、あるいは同じ近間の港のほう、羅臼町さんですけれども、もう既に 74 頭駆除しているとか、さまざまありますけれども、今後とも猟友会とは良好な関係にありますので、関係を深めながら、まず人の命に関わるクマ、そういう問題がありますので、しっかり対応していきたいなと考えております。

出典:津別町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月19日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる