みんなの議会

大樹町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日

部活動の地域移行の具体的実施について

2025年3月6日、大樹町議会の一般質問で、菅敏範議員が「部活動の地域移行の具体的実施について」質問し、教育長 沼田、学校教育課長兼学校給食センター所長 井上が答弁しました。

質問者
菅敏範 議員
答弁者
教育長 沼田、学校教育課長兼学校給食センター所長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 菅敏範

部活動の地域移行の具体的実施についてであります。中学校部活動の地域移行に対する大樹町の取組は、説明会や検討準備委員会を経て、令和5年5月に「地域連携推進協議会」を立ち上げ、アンケート調査の実施、運営形態と指導者の確保、財政措置や小中高の連携について協議を進め、2月14日の推進協議会で方向性が確認されたと伺いました。報告では、4月以降にモデル事業として、運動部については陸上競技、文化部については茶道で4月から参加者の募集をスタートさせるという内容でしたので、次の項目について教育長に考え方を伺います。小中高連携とモデル事業の将来的な扱いについて。既存の少年団活動、部活動に対する今後の対応について。小中高生、保護者のアンケート調査による意向結果について。指導者の確保と財政措置についてであります。以上、よろしくお願いします。

答弁 教育長 沼田

菅議員ご質問の「部活動の地域移行の具体的実施について」をお答えいたします。1点目の「小中高連携とモデル事業の将来的な扱い」につきましては、本年5月から陸上競技、茶道を地域クラブのモデル事業として取り組む予定で、小学生から高校生までの児童生徒を募集することとしております。モデル事業の期間は、5月から10月までの半年間を目安に活動し、検証を進めてまいります。その検証結果を基に、今後の取組を協議してまいります。2点目の「既存の少年団活動、部活動に対する今後の対応」につきましては、現在、一部の既存団体競技において、他町村と連合チームを編成し、練習や大会へ参加しておりますが、地域クラブ化に向けては、指導者をはじめ、活動場所、移動手段、他町村との連携などの課題があるため、直ちに地域移行するのは難しい状況であります。今回のモデル事業の検証結果を基に、各町村や各団体とも協議を進めてまいりますが、部活動と地域クラブを併用して行われることもあります。3点目の「小中高生、保護者のアンケート調査による移行結果」につきましては、令和5年度に小中高校生並びに保護者のほか、教職員へのアンケートを実施しております。その中で、「参加活動でどのような体験、経験したいか、させたいか」について、小中高生、保護者、教員とも「学校生活を楽しく豊かにしたい」、「スポーツや文化活動を楽しみたい」となっております。そのほかでは「競技等の専門技術の向上」や「勝つ喜びを味わいたい」などもありました。また、バドミントンやミニバレー、写真や茶道など既存の部活動等以外にも興味があることが分かりましたので、多種多様化する子ども達の活動についても、今後検討を進めてまいります。4点目の「指導者の確保と財政措置」につきましては、現在、大樹町部活動等地域連携推進協議会において、人材バンクの登録を進めております。引き続き、体育連盟、文化協会のほか、少年団への周知と企業への依頼を行いながら、指導者の確保に努めてまいります。また、地域クラブ化に伴い、全ての子ども達が希望するスポーツ、文化活動に参加できるよう、保護者負担の軽減についても検討していかなければならない課題だと考えているところでございます。以上です。

質問 菅敏範

昨日の今日でありますので、若干飛び飛びになりますが、答弁に基づく再質問をさせていただきたいと思います。1点目の関係ですが、4月から運動部は陸上競技、文化部は茶道をモデル事業として小中高で募集活動し、5月から10月まで半年間検証して、その検証結果を基に今後の取組を協議するということでありますが、お聞きします。その結果、モデル事業の二つについては、検証結果でやめることになるか継続することになるかを決定し、続けるのであれば、小中高に陸上競技部、茶道部を配置するということでよろしいのですか。

答弁 教育長 沼田

モデル事業の陸上競技、茶道についてでございますが、今年度のモデル事業を通して、最終的にはアンケート等を取って、この事業についてどうするかということを考えていかなければならないかと思ってございますが、参加する子ども達がいて、継続できる状況であれば、このまま地域のクラブとして継続してまいりたいと思っております。以上でございます。

質問 菅敏範

6か月間のモデル事業を実施し、検証結果によって判断するということですから、そこは聞きおきたいと思います。個人的には、現在、大樹町の文化部でいいますと吹奏楽が町内に根づいているのですが、モデル事業、若しくは配置の関係で吹奏楽が除外になった理由というのはどういうことなのか、教育長にお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 沼田

吹奏楽をモデル事業に取り上げなかった理由についてでございます。連携協議会において、文化系活動として吹奏楽をやってはどうだろうかという声は、実際に委員の中から出てございました。そこで、私どものほうで小中高の吹奏楽の先生方に聞き取りをさせていただきました。その結果、小中高とも、メインの活動はそれぞれの学校種別によるコンテストへの参加であるということで、日常的に小中高が一堂に会して練習を積み重ねていくという環境は、今は難しいということで共通しておりました。確かにそういった状況はあろうかと考えております。今、大樹中学校が2年連続全道コンテストに参加しているということで、非常に町内の吹奏楽熱が高まっている状況にあるという認識もございますので、今回のモデル事業の検証を通しながら、吹奏楽をやりたいというお子さんの数も多くいらっしゃいますので、吹奏楽をどう地域のクラブ化にできるかどうか。今の活動を通して、それをさらに高めるためにはどうしたらいいのかというのは、今後も協議会等で検討を重ねていきたいと考えているところでございます。以上です。

質問 菅敏範

ちょっと僕、ここのところで理解できないのですよ。地域移行については、冒頭から、大樹では勉強も含めて小中高が連携してやっていきたいというのが基本路線なので、その基本に当てはまるものは、ぜひやりたいという方向性だったと思うのですが、実際に吹奏楽については、コンサートをやったり、合同で演奏会をやったり、町民も参加して感動したりしているわけですよ。それが今、聞き取り調査をやったら、いやいや、自分達だけのことに集中するから、そんな小中高連携した活動は難しいということであれば、方針にそぐわなくなるわけですよ。そのことを教育委員会としてどう判断するか。個別に、俺は嫌だ、私嫌だということになったら、できなくなるのです。その基本路線が崩れるわけですよ。できる限り小学校、中学校にあるものは高校でもできれば設置して、それが可能であれば地域移行したいと。せっかくあるものが、個別の指導者が、いや、それは駄目ですと言って、はい、そうですかでは、基本目標を撤回せざるを得ないのではないですか。

答弁 教育長 沼田

ただいまのご質問に関してございますが、吹奏楽を絶対にやらないということは全く思ってございません。子ども達の希望があり、そして環境が整えば、一つのクラブ活動として、ぜひ地域のクラブ活動として推進していきたいなと思っているところであります。ただ、今現在としては、まだその環境が整っていないということで、その環境整備に何が必要なのか、どういった取組が大事なのか、人材も含めてそういったことを検討しながら、将来的なものをしっかりと見据えて検討し、取り組んでまいりたいなと思っているところであります。吹奏楽だけではなく、ほかの運動系でも、小中高が重なっている活動はございますので、それも全く同様でございまして、今後そういった地域のクラブ活動として、小中高の子ども達が連携して一体となって取り組める活動がどういった形ならできるのかということは、継続して幅広に検討を重ねてまいりたいと思っているところであります。

質問 菅敏範

何となく詭弁に聞こえるのですよ。環境が整っていないと言うけれども、やる人がいて、いろいろな行事にも参加している。例えば小学校の吹奏楽も柏林公園まつりに参加している。合同演奏会もやっている、発表会もやっている。中学校にも吹奏楽があるし、優秀な成績を収めている。高校にもあると。指導者もいると。これだけ環境が整っているものが、一緒になってやりたいと言っている基本方針に対してそぐわないというのだったら、これ以上の環境はどうするのか。そうしたら指導者の首を据え替えるしかないのではないですか。指導者が嫌だと言うのだったら。生徒たちは嫌だと言っているのですか。言っていないのだから。僕は、これが環境整っていないと言ったら、何が整っているのですかということになるのですよ。だから、そこは説得するなり、毎度毎度でなくても、常にどこかでもってそういう連携を取って、地域活動に行ける土台も基礎も建物も全部できているのだから、僕はすんなり移行するものだと思ったのですが、それが、これから環境を整えるといったら、何を整えるのかと聞かざるを得ないのですよ。人材がいるかどうかといえば、人材はいるのですよ。それは、人材をいるかどうかと言われれば、人材を変えるしかないと。その辺はどうなのですか。

答弁 教育長 沼田

ただいまのご質問に関してでございます。環境ということについては、確かに考慮していかなければと思っているところなのですが、子ども達はやりたいと言っています。指導者も、連携してやることについては否定するものはないのです。ですから、今までやってきたように、コスモスコンサートを小中高で一緒の部分でやるとか、柏林公園まつりにタイアップしてやるとか、あるいは練習の合間を見て、小の先生が中の練習を見に行って一言コメントをするとか、そういったことは引き続きやっていきたいということで考えているところであります。そのうえで進めていくのですが、ただ、小と中と高でコンテストの内容でありますだとか、それに向けて練習を積み重ねるときに、小中高が一堂に会してというところの取組としては、まだ難しいということで、どういった形であれば日常的に一緒の団体としてやれるのかどうなのかということも含めて、今後やっていかなければならないかなと思っております。したがいまして、先生方もやりたくないとか、子ども達もやりたくないという、そういった環境ではございません。一緒にやるとしたらどういうふうにやっていけばいいのか、どういった組織立てがいいのかとか、そういったことを今後詰めていかなければならないというのが聞き取りの中で、先生方から聞き取った内容として、そのように判断をしたところでございます。

質問 菅敏範

言っていることが何となく分かるようで分からないのですが、僕は、環境は整っているし、あとは踏ん切るだけだと思っているのですよ。多くの町民の人達も、例えば吹奏楽の位置づけはイベントやコンサートで認識しているし、部活動が少年団、部活動が一体になって地域移行をするというときに、吹奏楽がそこから外れたとなったら、みんな、どうしたのですかと疑問を持つと思うのですよ。そのときに、指導者もいる、何だかんだよくて、何か分からないところがうまくいかないから、これからというのだったら、それは町民に理解を得られるかどうかは、僕は疑問だと思っています。ただ、これ以上言っても駄目だというからしようがないのですが、そこは早期に行って、今一番活動の中で町民に認識されて評価されているのは、吹奏楽だと思っているのですよ。ただ残念ながら、優秀な生徒が高校進学するときに町外に行っているということがありますが、だから一番先に移行できるというのは、個人的には吹奏楽だと思っていました。それがここで難しいと言われたら、どうしてという疑問が解けないのです。ただ、早期に結論を出していただきたいというふうに思います。そして次に、もう一つ教育長に伺います。生徒数が減少している中で、多くの部活動なり少年団活動の地域移行に取り組むことは、難しさはないとは言えないと思いますが、種目的には、運動部、文化部に分けて、現時点で判断しているのは、大体どのくらいなのかという方向性が見えていれば教えてください。

答弁 教育長 沼田

モデル事業を立ち上げて今後検証とは思ってございますが、大きな方向性としては、地域クラブとしてまず取り組めるものは、運動部でいうと個人種目のものではないかということで考えているところであります。さらに言うと、小中高で今現在取り組んでいるもの、あるいは過日取りましたアンケートで、子ども達が欲して望んでいるもので、人材等含めて施設等含めて可能なもの、そういったものを検討しまして、そしてモデル事業で今は文化系、運動系一つずつでございますが、これを令和8年度以降少しずつ広げていきたいなというところが、今のところの方向性として描いているところでございます。

質問 菅敏範

ちょっと残念なのですが、モデル事業の関係からいって、地域クラブとして移行できるのは個人種目が主体ということになると、そうすると、今活動している中では、吹奏楽も人数多いのですが、例えば野球少年団、中学校の野球、バレー少年団、バレー部、サッカー少年団、サッカー部、これは今さら言うまでもない、サッカー11人とか、野球9人とか、バレー6人とかが最低人数です。そうすると、この活動が地域スポーツでは認知されないことになる。ただ、このクラブというのは、優秀選手の派遣もありますように、例えば今年の野球少年団においても、十勝の選抜でも、全道行ったり、全国行ったりする優秀な生徒もいますし、過去にも育っていっています。中学校の野球部から管外に行くという話も聞いています。サッカー少年団上がりの生徒についても、各種学校に行って頑張っています。ただ、その団体競技は、お聞きしますが、地域クラブに移行できないとなれば、今のまんまで、別の形でもって少年団活動とか部活動で頑張れというしかないという判断なのですか。

答弁 教育長 沼田

先ほどの答弁の中にもございましたが、当面は、地域クラブとして行うクラブと、現在の少年団、部活動という既存の活動が併存した形で進むということをやらざるを得ないと思っているところでございまして、ただ、少年団、部活動と既存のものではございますが、地域クラブとしての支援というのは可能な限りしてまいりたいなと思っているところでございます。運営指導体制として一律にはなっていかないかなと思ってございますので、既存のものについて、同時並行でやっていきながら、そこについての支援もやってまいりたいと思っているところであります。以上でございます。

質問 菅敏範

先ほどの答弁の中で、人数の減少や何かでほかの学校と合同チームを組まないと大会にできないものについては、いろいろ連携が取れないので地域クラブにすることは難しいということで、合同チームを組んで大会に出る競技とか部活は、何となく地域クラブから排除されるのですね。でも、その競技、例えば野球少年団を、地域クラブではなくて小中高を含めて野球部ですねと。それを少年団活動でやっている場合にはほかの学校と連携が取れて、地域クラブだったら、何で大人同士のやつは、こっちの大人同士は話がまとまって、こっちの大人同士は話がまとまらない。例えば大樹の野球少年団といろいろな野球少年団が一緒になって、少年団だったら十勝大会に出れるけれども、地域クラブは背中合わせになるから一緒にできないから参加ができないという、これは大人の世界のエゴだというふうに思うのですか。そういう問題ではないのですか。連携取ればいいではないですか。

答弁 教育長 沼田

団体種目の広域にわたる連携でございますが、中学校については、合同チームで参加もしております。また、少年団においても、管内、各地で、一つの地域では単独で持てないために、複数チームが合同でチームというのを進めているところであります。したがいまして、今後、地域クラブの名の下に、大樹だけでは持てないクラブが広域のほかの近隣町村と、例えば野球だとかサッカーはチームを組んで、地域クラブとして練習をし、大会に参加していくということは、今後の姿としては、そういった姿になっていくのではないかと思っております。また、現に私ども、南十勝のレベルでございますが、社会教育の担当者が定期的に集まりまして情報交換をして、そういった取組が可能かどうかということで、それぞれの町村の実態と今後の方向性、また、そういった活動をしていくための課題は何かということを洗い出しながら、今協議を進めているところであります。したがいまして、今すぐに、もう少ないからやろうやということで、すぐにできるかと言われれば、そうはなっていないというのが実情でございまして、そういった部分が大人のエゴかと言われると、決して大人の都合だけでは当然ないと思っているのですが、制度の問題であるだとか、あるいは広域にわたるので、練習への足の問題だとかといったことがありますので、そういったものについては、やっぱり今後さらに詰めていかなければならないかなと思っているところでありまして、将来の方向性としては、そういった方向性はあろうかと思っております。

質問 菅敏範

全く理解しないと言わないのですが、今までも頑張っている子ども達もいるし、これからも頑張ろうという子ども達もいるのですよ。その活動する活躍の芽をそがない、摘まないというのが、それは大人の責任だと思うのですよ。だから、そのためにも大人が汗を流して、そういう場をつくってやる。それは指導者もいて、お金も含めて環境を整えるというのが原則だと思うのです。ただ、さっきの答弁でいうと、どうも今後、地域クラブとしていくのは、個人競技が中心になりそうだと言ったから、例えば教育長が言われたことでいうと、個人競技でバドミントンだったら、ダブルスに出るのなら2人でいいのですよ、個人戦は。そういうのが選ばれて、団体で、みんなでチームワークをつくって頑張ろうという競技が、どうもすぐに行けないし、将来も、地域移行、移行と言いながら、移行できる可能性が少ないというのは、情けないし残念だと言わざるを得ないのですよ。そこを協議会で議論をしていただきたいし、協議委員会も自治体、町も支援すると。そうしないと、執行方針に何ぼ、子どもの健全な体力、心身にともに健やかな健康をと言っても、自ら芽を摘んでいれば、それはもうしようがない話になってしまうのですよ。ですから、個人種目だけでなくて、少なくても団体競技も、そういうふうに町村またいだところも、その障害を取り除く形でもって頑張っていくという決意はいただきたいのですが。

答弁 教育長 沼田

菅議員が一貫として言われていたことは、本当に理解しております。先ほど言いました個人種目がというのは、個人種目しかやらないという意味ではなくて、取りあえず、すぐにできそうなものというのは個人種目からで、順番からいくとそっちから進めていきたいということで、先ほど社会教育課長レベルで今協議もしているということでお答えさせていただいたのですが、また協議会の皆さんも、団体種目も何とかやらせてやりたいというその思いは皆さん一致しておりますので、そのために、どうしていったらいいのかということは、今後も継続して協議をしてまいりますし、子ども達がやりたいというスポーツ・文化活動がなるべくできるようなそんな環境づくりに、私ももちろんでございますが、協議会等の役員、委員の皆さんも全く同じでございますので、その方向で今後も継続して協議を重ねて取組を進めてまいりたいと思っているところであります。

質問 菅敏範

先ほど聞いたのは、子どもが減っていく中で、何でもかんでもやりたいといっても、人数的な問題もあるし、いろいろ指導者の問題もあり、場所の問題もあり、それは難しいのかなと思っているのです。だけれども、最初から移行できるのは、個人を先行したら、個人を先行している間に人があったら、今度は団体競技に回る人数だっていなくなるのですよ。だから、その辺はもっと真剣に考えていただきたいと思いますし、ただ、今後も議論をさせていただきたいと思います。次の質問に移らせてください。アンケート調査で、上位に選ばれたということなのですが、ただ、僕は中学校のアンケート調査だけ見させてもらいました。129人にアンケートを取って、117人が部活動に参加をしていて、陸上・バスケ18人ずつとか、軟式テニス16人とか、いろいろあったのですが、サッカー部も10人いるのですよ。吹奏楽は20人もいますし、だから今言ったのは、これをベースにして、こういうところを大事にしていただきたいということでありますので、ぜひ今後の議論に受け止めていただきたいと思います。指導者の確保の関係なのですが、その中で「体育連盟、文化協会、企業などに依頼しながら、指導者確保に努めてまいります」という答弁でしたよね。ただ、この中に、以前は教職員も指導者になり得ると聞いているのですよ。だけれども、教職員の扱いについては答弁の中で全く触れられていない。それから、役場関係職員のことも全く触れられていないのですよ。体育連盟、文化協会、企業などに依頼しながらと、言うけれども。ここのところの考えは、なぜ一番、質的にも人数的にもあるというここが外れているのか、再度お聞かせください。

答弁 教育長 沼田

ただいまの指導者の確保に関してでございますが、先ほどの答弁の中では、体育連盟、文化協会、少年団への周知、企業へということでございますが、この指導者、少年団、さらには体育連盟や文化協会といったところにも少年団や部活の指導者が加盟してございまして、学校のほうには既に校長を通して希望する方については、ぜひご協力いただきたいということでお願いをしているところであります。また、役場につきましても、企業のところにくくらせていただいたところでございますが、過日、町長のところにもこの件につきましてはお話をさせていただきましたし、全体庁議の中で各課の課長方にもその旨説明をさせていただいたところでございます。現実的に、陸上などは、役場の職員の皆さんにお手伝いをいただくということで、ぜひ指導のノウハウを持っていて関わりたいという方につきましては、今、議員が言われましたとおり、学校、先生方、それから役場、さらには過日お願いに行きました農協等につきましても、大口の職場になりますので、そういったところの方たちへの周知と情報をいただいたら、協力への依頼というのをかけて、人材の確保を進めてまいりたいと思っているところでございます。以上でございます。

質問 菅敏範

お聞きしますと、役場職員は企業の中に入っていると言われますが、企業と書いてあって役場職員が入っているとは、僕は分からなかったです。だから、聞いて初めて分かったのですが。それと、関わりたい人をお願いするのではなくて、町が、教育委員会が、積極的に中学校の部活動から発生した地域移行をやるわけですから、そういう人には、ぜひ関わってくださいと。こういう手だてをしますからということで要請するのが建前で、関わっていただけませんかと言って、嫌ですと言われたら、そうですかと。これでは全然前に進まないので、そこは性根を入れてやっていただきたいのですがよろしいですか。

答弁 教育長 沼田

ただいまの部分ですが、全くそのとおりだと思っております。ただ、学校の先生方の兼職の要件、本人が望まないものには依頼してはならないという要件がございますので、学校の先生方につきましては、まずはお願いをして、事情をしっかりと丁寧に説明し、お願いをして賛同いただける方にお願いをしていくということになろうかと思っております。企業のほうは、それぞれの状況があろうかと思ってございますが、こちらの状況、それから地域の状況をしっかりと丁寧に説明させていただいて、可能な限り協力いただけるということを粘り強く継続的に進めてまいりたいと思っております。議員言われますとおり、何とか豊富な人材を確保したいと。そのことに全力を尽くしてまいりたいと思います。以上でございます。

質問 菅敏範

いろいろ、今までの協議会で議論した中、これからやりたいということについての内容をある程度お聞きしましたが、全てが納得できるわけではありませんが、また、今後の課題としては受け止めていただきたいと思います。そこで、執行方針の中にありました、「健やかな体の育成」で教育長が述べられました「体育専科教員の配置を生かし」という項目があったのですが、そして、「もっとやりたいと感じる体育授業を実践する」というふうになっていました。実際に体育教員が配置されているかどうかということと、配置を生かすということですから、配置されていて、体育専科教員というのはどういうふうな目的で、何を今やっているのかということをまずお聞きをしたいと思います。

答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 井上(学校教育課長兼学校給食センター所長は2025年3月まで)

議員おっしゃっている体育専科の先生でございますが、地域クラブとはちょっと別枠で、学校に配置されている加配の先生のことでございまして、その方が地域クラブ云々かんぬんではなくて、通常の授業の先生という扱いでございます。以上でございます。

質問 菅敏範

体育の先生なのですか。体育の先生が別にいて、それと別に体育専科教員がいるのか、そこをちょっともう一回教えてください。

答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 井上(学校教育課長兼学校給食センター所長は2025年3月まで)

体育の免許を持っている先生を加配で、体育専科という加配の名の下に配置するという方でございます。したがいまして、体育を教えるということになります。以上でございます。

質問 菅敏範

一般に体育の先生でいいのですね。ほかに体育の先生は、そうしたら、いないということですか。

答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 井上(学校教育課長兼学校給食センター所長は2025年3月まで)

そうです。体育を教える先生はいますが、専門の先生というか、資格を持った方ではない方も教えることができています。

質問 菅敏範

そこは分かったというふうに、本当は分かってないんですけども。では続けて、その後に、「授業以外に継続的に楽しく運動できる環境を整え、運動能力の向上と運動習慣の定着に努める」というふうになっています。ということは、先ほど課長から地域移行とは関係ないと言われましたが、体育の授業の成果というのは、それは子ども達の体育の技術やルールの勉強とかいろいろあって、向上につながって、そして地域移行にも連動するというふうに思うのですが、その先生が行って、地域の活動に参加するということは、あるかないか分かりませんが、そこの成果を生かして、地域活動に生かせるというふうに理解してもいいのですか。

答弁 教育長 沼田

体育専科でございますが、中学校はもちろん体育の先生が担当してございまして、小学校のほうは体育専科という役割の先生を道教委から派遣していただいて、配置しているところでございます。教育行政執行方針で述べました「子ども達のもっとやりたいという授業」ということについては、もちろん学校の体育の授業でございまして、授業以外の体育的な活動ということは、小学校でいいますと、朝マラソンをしたり、20分休みに子ども達が鬼ごっこを通して体を動かすとかという、学校生活の中での授業以外の体力づくりというのを想定したものでございまして、直接的にはそこのところでございまして、ただ、その成果がさらに学校から帰宅後、少年団や地域のクラブ活動に生かされるということは当然あろうかなと思いますが、あの部分については、学校生活の中での授業以外の体力づくりという観点の執行方針の内容でございます。

質問 菅敏範

専科というと専門の先生という理解を一般的にはするので、そうすると、先ほどから議論してきた、みんなが希望する種目とか、例えば親も希望するとかになれば、そのことが自動的に地域のスポーツ活動のレベルアップに生かされるというふうに私は理解するのですよ。ですから、そのことでいうと体育専科という教職員の任務というのは結構重要ですし、そのことから意識を持った生徒たちが地域の部活動で活躍できるということは、これはそういう期待をしなければいけないと僕たちも思います。最後に、今、教育長から、最初は地域移行については個人を主体にという話があって、団体競技についても行く行くはというか、除外しているわけではないということですが、個人的は、スポーツ活動というのはどちらかといったら団体競技が重視されるという認識を今までしてきました。やっぱり、みんなで汗をかいて、一つの目的に向かうというのは、それは美しいと思うし、個人というのは、成果はそこにしか生まれないので、駄目とは言いませんが、例えばラグビーにしろ何にしろ、ぶつかり合っても終わってノーサイドという感動があるわけです。だから、そのことからいうと、できるのであれば団体競技を取り入れていただきたいし、その検討を進めていただきたいというふうに思います。最後に財政的な問題については、今後も検討ということですから、財政的な問題、指導者の対応の問題は、やりたい人ではなくて、強制はできませんが、ぜひあなたの力を貸してくださいということでもって、強く要請をして指導者体制を作ると。そのことが、部活動の地域移行に大きく役立つのではないかと思うので、町職員であれば、時間の配慮や何かは町が考えればいいことですから、お金の話も、それは検討しながら対応すると、僕はやっていけるのではないかと。もしそこができなかったら、これはパンクしてしまうのではないかと思いますので、ぜひご検討いただきたいと思います。最後に、吹奏楽については、ちょっと譲れないのですよ。というのは、これは町民の多くが認知している活動で、これが地域クラブから課題があって、そこに移行できないとなれば、何をやっているのだというのが出てきそうな感じがするのです。みんなそういうふうに期待していると思うので、そこは再度真剣に協議をしていただきたいし、実現に向けて努力をしていただきたいということをお願いして、終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:大樹町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日 議事録 PDF(123ページ) 間違いを知らせる