みんなの議会

津別町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月17日

中学校の部活動について

2024年12月17日、津別町議会の一般質問で、小林教行議員が「中学校の部活動について」質問し、教育長 近野幸彦が答弁しました。

質問者
小林教行 議員
答弁者
教育長 近野幸彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 ただいま議長の発言のお許しをいただきましたので、先に通告した件についてお尋ねいたします。― 66 ―一つ目の質問、中学校の部活動についてであります。津別町議会は広く町民の声を町政に届けるべく、昨年度は2月、今年度は 11 月 30日に意見交換会を行いました。さまざまな世代からの要望、建設的な意見があげられ、実りある意見交換会であり今後も続けていくべきであると感じました。しかし、その中で「2月の意見交換会でも早急な対応を要望したが、何もかわらなかった」との声がありました。そこで、以下の点について伺いたいと思います。一つ目に、本年3月の定例会で、渡邊議員と私の一般質問において、中学生の部活動で他校への送迎が保護者の負担になっており、改善策の議論がなされたが、どのような結果となったか伺いたいと思います。二つ目に、今後も生徒数の減少や、中学校教師の働き方改革などにより、さまざまな変化が予測される。今後、中学生の部活動はどのようになっていくのか、現状と進め方について伺いたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 近野幸彦

はじめに、他校への送迎についての議論経過ですが、この間、役場内でも協議しておりますが、まず、今現在のスクールバス7路線をどう維持していくかが喫緊の大きな課題となっており、委託業者側として高齢化等により運転手の確保が非常に困難になっていることによるものですが、この基本的な通学路線と混乗による住民の交通を守ることが最優先の課題であると考えております。また、北見支援学校へのスクールバスについても、義務教育段階の学びのための交通の確保は非常に重要であるとの判断から来年度からの運行を決定いたしましたが、現在の町内委託先への委託は難しい状況でしたので、町内福祉団体であり支援が必要な児童生徒への理解も深い、津別町手をつなぐ育成会と協議させていただき、何とか引き受けていただいたところです。このような状況でもありますので、現状では委託先の目途が立たないことから、保― 67 ―護者等の皆様に送迎をお願いするしかない状況となっております。次に、二つ目の質問ですが、部活動の地域移行については、学校と地域の二項対立の印象を与えかねないという懸念から、部活動の地域展開に名称変更するとの考えが示されており、より全体で連携してほしいというのが狙いだと思いますが、いずれにしても、これまで部活動は学校でやるものという教育的機能を重視してきたものから、地域全体で支えるという流れですので、国の方針に沿って進めなければならない状況となっております。教員の働き方改革の点で考えてみますと、部活動の顧問となっている教員は、ほぼ毎週土日のどちらかは出勤し、大会等の場合は連日出勤することもあり、休日だけでも月に 20 時間から 30 時間ぐらいの時間外勤務となっておりますので、これ以上、教員の頑張りだけに頼ることはできないというのも現実です。ただ、これを地域で誰かが引き継いでいかなければならないということを考えますと、特に小さな町村では難しく、なかなか進まない状況となっております。美幌との拠点校方式については、今後、美幌町と地域展開が進んでいけば、地域の団体等に移行することとなりますので、現在の少年団とか習い事のような形になり、個々人がその団体に加入することになります。そもそも拠点校方式のようなものはなくなっていくのではないかと思いますが、そうなったときには、町、学校間の協議ではなくなりますので、それぞれの種目によって異なるとは思いますが、今までの取り扱いとはかわってくると思います。津別町といたしましては、休日の地域移行年度である令和8年度から移行できるように、できれば町内で活動できる部活動が多いほうが望ましいと思いますので、体育団体、少年団等と協議させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 今、教育長にお答えいただきました。やはり3月の定例会でも早急に対応していただきたいということであり、4月から様子を見ながら進めていきたいというお答えでございました。そのような中で、今回どのような結果になったかと伺いましたところ、やはり送迎バスを出すのは厳しいというお答えで― 68 ―ございました。その中で、やはり前回の意見交換会、子どもを持つ保護者からのお答えに、やはりここを整備していただかないと、なかなか住み続ける町というのにつながっていかないというところで、再度質問させていただきたいと思います。まず、この結果に至ったことで伺いましたけれども、経過についてもう少し伺いたいと思います。前回の議論の時に、北見バスの時間変更等々お願いできないかですとか、花バスを活用できないか、ランプの宿の送迎車に頼むことはできないか、人が足りないということでしたら、地域おこし協力隊に依頼するということはできないかというようなことも提案させていただきました。その提案したことについて、冒頭、協議しておりますというお答えでしたけれども、どのような協議がされて、まだ協議中のものもあろうかと思いますけれども、その辺りの経過について伺いたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

まず北見バスの時間変更の関係については、前回も建設課長から申し上げたところと変わりありませんけれども、特に、また北見バスにおいては運転手不足により減便にもなっているということで、より厳しくなっていると。町としても高校生の通学も含めて厳しいところも出てきているので、この北見バスの部分については、より厳しくなっているかなと思いますし、また花バスについては、車を買ったり、いろいろな補助事業でやっておりますので、その部分で車自体を使うのも難しいということと、また運転手自体は会社派遣であります、ハイヤー会社でありますので、その部分でも、その中の全体で動いていますので、同じというか、難しいということでありますし、また温泉バスにおいても、バス自体は時間的には空くのですけども、バスの運転手自体はハイヤー会社からということで、その中、スクールバスと一連で動いておりますので、運転手不足という部分ではその全てが難しいということになっております。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 運転手不足というところで、バス自体は何とか確保できたとしても送迎してくれる運転手が望めないということでありましたので、そこで地域おこし協力隊などを要請して、運転手不足、今後の津別町の課題としてもあ― 69 ―るかと思います、この町内を運行してくれるバスそういったものを運転してくれるそういったところに協力してくれる協力隊とか、そういうのを要請するような動きはあったのかどうか伺いたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

協力隊については検討しておりませんが、基本的にいずれかの会社か団体に属している運転手じゃないと、そういう公共のものについてはちょっと厳しいと思っておりまして、もしそういう北見バスとかほかのバス会社で協力隊を入れたという報道も一部ありましたけれども、もし会社側でそういった協力隊の受け入れ含めてあって、その後その部分で運転手を派遣してくれるということになれば可能性はあるかなとは思いますけども、協議はしておりません。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 やはり我々大人の1年と中学生の1年というのはなかなか一緒にはできません。早急な対応をお願いいたしましたのにも、やはりそういうところがあります。その中で運転手の確保というところでいろいろお話もさせていただきました。その中で、やはり公共の事業ですので、会社に属していないと厳しいということでしたら、やはり津別ハイヤーさんがどうしても厳しいというのであれば美幌のタクシー会社さんにお願いするとか、そういった対応、またライドシェアもなかなかまだまだ浸透されておりませんので厳しいことかと思いますけども、そういったことを検討されたかどうか、もう一度伺いたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

まずライドシェア的なものは、まだ確立されておりませんし、大事なお子様、生徒様を守るという点でもまだちょっと活用するのは難しいかなとは思っております。それから美幌とか北見の会社自体にあたってはいませんけども、運転手不足というのは全て美幌も北見も一緒だと思いますので、美幌町内でも美中から北中に移動する部分の足の確保が難しいということも話しておりますので、難しい話かなと思っています。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 この問題、非常に早急な対応と言いましたけれども、早急にやるにも限界もございまして難しい問題だというのを改めて痛感したところですけれども、やはり、おそらく人が足りないだろうから声をかけていないではなしに、これだけ動いたけれども、やっぱり無理だったんですというふうに保護者に説明するというのも重要になってくるのかなと思います。あと教育長も承知されていると思いますけれども、やはり中学生の3年間、特に3年生も途中から、夏も過ぎれば受験になりますので、本当あと半年といったところ、すぐにもう部活動というのはなくなってしまいますけれども、前回、渡邊議員とも部活動の大切さということについては議論されておりましたので、私から、もう一度伝えることはないんですけれども、やはり学校生活と部活動というところは切っても切り離せないといいますか、子どもの健やかな成長のためには必要なものかと考えておりますので、また、先ほど北見支援学校へのスクールバスにつきましても、これも何年も粘り強くやった結果で、これもすぐ、たまたま今回、スクールバスの購入ということで手をつなぐ育成会さんに委託できたということで、このようになったわけですが、これもやはり粘り強く交渉した結果、このようになったかと思われます。この件につきましても、やはり子どもたち、保護者がこの津別に住み続けるために必要なことは何ですかと言ったときに、やはりこの部活動の送迎ですとか、子どもたちがやりたいことをやらせてあげたいというところが非常に親御さんの心の奥のほうにもしっかりありますので、これについてしっかりと対応していくのが大切かと思われますけれども、教育長の考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

送迎してほしいという声は多くあることはわかっていますけども、一方、中学校で学活が終わって、掃除が終わって3時 35 分です。学校からバスが出るとしたら 40 分か 45 分になります。それで美幌に着いて4時 10 分か 15 分になります。そこから2時間練習して、他の部活とタイムラグもありますので、帰って来たら、もう7時過ぎになります。そこから家に帰って、ご飯を食べて、勉強してということで、生活サイクルがかなり厳しいものになりますし、また勉強の面で考えても、そこはやっぱり厳しいものになるということが一方あるので、その面で拠点校、― 71 ―部として、その中で美幌へ行って切磋琢磨して一生懸命部活をやりたいという子もいれば、または、そこまではやりたくないという子も一部いると思うんです。そういうことを考えていくと、拠点校に移るということは津別の部活はなくすということなので、そこで一歩、本当に全体的に考えて、それでいいのかなということも一歩ありまして、また、できれば町内でやれる部分があればということで、平日だけでも町内でやって、土日という、今回の野球部の部分に関しては、それでちょうどよかったかなという部分もあったんですけど、これから拠点校にとなると、そういうまた別の面の、やっぱりやめて違う部活に入るとか、いろいろな問題が出てくると思うんです。その辺も、やっぱり我々としては深く考えていかなきゃいけませんし、場合によっては、この部活でもいいかということで、違う部活にかわるとかいろいろなことが出てくると思いますので、この送迎の面だけを考えるとそういうことになると思いますけど、一方、違う親と生徒の意見もあるということを考えていただきたいなと思っています。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 非常に、送迎だけではないということでありました。その大きな問題の一つに拠点校方式というのがございます。やはり人口減少でどうしても一つの部活というのができなくなってきたときに、合同チームという形もありますけれども、中学校の教員の方の都合等々もございます。その中で、やはり一つ拠点校方式にすると、津別で部活ができない、運動ができない、子どもたちに教師の方が教えることはできないということでありましたけれども、先ほども少しお話にありました野球に関しましては、拠点校方式のほうの指導者のほうに津別の先生が入ってくれるということで、平日に津別のほうでも練習ができるというのも聞いてございます。これは本当に中学校の先生に大変なのをお願いしていただいて、何とか子どもたちが地元で自分の好きな部活をできたということにつながっているということでございます。そのような中で、次の点に移りたいんですけども、今後、拠点校方式がどのようになるのかというところでございます。やはり先ほども教育長のお答えにもありましたように、地域展開に名称変更するということでございましたけれども、やはり地元で活動できる部活動というところに子― 72 ―どもたちが集まるのではないかという声もあろうかと思われます。私も活汲中学校のときには、男子は野球しかなかったんですけれども、もうそんなに野球も好きではなかったんですけども、一緒にやっていたらやっぱり楽しくて、先生も熱心に教えてくださいました。そのおかげで今はチームスポーツとしての野球は素晴らしいものであるし、子どもたちもやりたいというのであれば、それを伝えてあげたいという思いもございます。ですから、非常にこの拠点校というのも拠点校方式ではなしに、自分の地元の所でやるというのも非常に大事になってくるかと思います。その中で一番大事になってくるのが、やはり先生ではなしに地域の方が支えなければならないとなったときに、誰がやってくれるのという問題が非常に出てくるかと思います。少し少年団の習い事というような形になるという答えもありました。私も少年団の監督をやっておりますけれども、非常に時間をつくるというのが大変でございます。冒頭、12 月 14日の土曜日ですか、この日も少年団の練習とお参りとがあったために、毎年楽しみにしているHALCCの報告会に行けなかったということもございます。これも少年団の練習を見ていたからというだけではないんですけれども、そういったところで自分がやりたいこと、そういったところも削りながら子どもたちのために動いているというのを、あまりそこまで理解されているかどうかはわかりませんけれども、そのような中で地域の人たちがやるというのを続けていくというのが非常に困難になってくるかと思います。その中で、やはり教育長が地域移行すれば学校、町の協議ではなくなるというお話もありましたけれども、やはりここは切っても切り離せないところではないのかなと思います。やはり学校教育の一つとしての部活、その中で教師の方が 100%携わるでもなしに、半分でも、平日だけでも携わるとか、それプラス地域移行に移っていくとか、そのような考えをもっていただきたいと思いますが、教育長の考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

最後のほうでニュアンス的には、例えば美幌とか北見とかのクラブチームみたいなものに移行していって、そこに当然、美幌の子どもは美幌に行きますし、北見の子どもは北見に行くんですけども、美幌のクラブチームみたいな― 73 ―ものに拠点校方式から移ったときに、そこにもし津別の子が入れてもらうとしたら、完全に関係なくなるなというニュアンスもあって、それプラス、美幌でクラブチームみたいなところが主になってやったときに、美幌の子どもだけにしますよと、そういうことにならないかもしれませんけど、津別の子は入れませんということになれば、それもそれ以上仕方無い話になってきちゃうんです。そうなったら津別の子は、そこの美幌とか北見のほうには参加できませんし、町内でやれることをやるという方向に、またそこで戻ってくる可能性もあるなというニュアンスがさっきの部分に入っているところで、言われたように、本当にこれからまた地域というか少年団とか、体育関係の人にお話もしていかなければなりませんけど、今のところ令和5年から令和7年に整備して、令和8年からというのは休日部分ということでありまして、今のところ平日、ほか大きな市とかは平日も含めての移行ということで進めておりますけど、小さな町は、また平日まで教えるというのは非常に厳しいということなので、なかなかすぐにはそこまでいかないと思うんですけども、そういう部分で平日は、まだしばらくある程度は教員にお願いする部分があって、土日の部分で少し少年団とか関係者の人にお願いできないかという部分で相談しようかなという部分と、あとは土日の部分であれば、少しその地域の人と、あと保護者の人で今の少年団のように協力し合いながら少しやってもらえないかとか、そういう相談していく方向になっていくかなと思っていて、すぐ令和8年から全部地域に投げるということにはならないのかなと、今のところ考えております。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 今のお話でちょっとおそろしいなと思ったのが、やはり美幌ですとかほかのところが受け入れてくれなかったらという話になったときに、でしたらもう津別から出ようかというふうにつながらないかというのが懸念されるところでございます。これは保護者からも懸念されているところで、本当にこども園、小学生、今までですと中学生まではいいけど、高校生になったら進学先等々で町を出られるというところにもつながっていきますので、これはちょっと質問の主旨とは離れましたけれども、このように人口減少対策にもつながってくるのかなと少し感じたところでございます。― 74 ―その中で最後になりますけれども、先ほど来、申し上げましたように、送迎ですとかそういったところも子どもたちのために粘り強く協議していただきたいと思います。週1回ですとか、例えば送りだけですとか、そういったところも考えながら、子どもたちのためにできることを考えていただきたいと思います。また、部活動の選択肢が少なくなって、子どもたちの選択の幅を狭めるということは子どもたちの可能性を狭めることでありまして、また地域の維持にも関わってくると考えます。時代にあわせた人口に見合わせた活動内容という考えも必要でありますけれども、しっかりと子どもたち、保護者のサポートを行い、子どもたちのやりたいことを支えていくことが私たちの務めであり、子どもたちの成長につながると考えております。最後に、教育長から何かお考えがあれば伺いたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

〔登壇〕 先ほど議員おっしゃられたように、我々の時代の中学生の時も、活汲、本岐、相生とありまして、男子は全員野球で女子は全員バレーボールみたいな感じだったんですけど、それはそれで本当に学校としてまとまって、本当に教育的効果も高かったなというぐらい、地域としても応援するみたいな雰囲気で、それはそれで本当によかったなということもありますが、今、いろいろな選択肢がありますので、そこまで同じようにはならないと思いますけども、できれば地域でできる部分は、その地域でやってもらって、また地域で支えて地域の人が応援するみたいな、そういうことになれば一番いいなと思いまして、先ほどもお話ししましたけど、全員が全員北見までバスで行って、そこまで頑張りたいと思っているわけではないということもありますので、そういったこと全体を含めてやっぱり考えていきたいなと思っています。できれば本当に全て良い方向に向かえばと思いますけども、今後も、そのバス送迎の関係で考えていかないわけではないですけども、続けて手段があるのかどうか検討していきたいと思います。

出典:津別町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月17日 議事録 PDF(66ページ) 間違いを知らせる