みんなの議会

津別町議会 平成31年第7回定例会 2019年9月12日

地域おこし協力隊の今後について

2019年9月12日、津別町議会の一般質問で、渡邊直樹議員が「地域おこし協力隊の今後について」質問し、町長 佐藤多一、住民企画課長 森井研児、副町長 伊藤泰広が答弁しました。

質問者
渡邊直樹 議員
答弁者
町長 佐藤多一、住民企画課長 森井研児、副町長 伊藤泰広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告の質問をさせていただきます。地域おこし協力隊の今後についてであります。地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする取り組みです。津別町では、平成 25 年度より協力隊の採用を開始し、現在に至っています。そこで、これまでの取り組みと今後についてお伺いいたします。協力隊の職務はどのように決まるのかについてです。条例設置より7年目を迎え、これまで 20 名以上の協力隊が任用されています。当初より行政が関わって始められる事業への職務が多いように感じられます。協力隊の職務はどのようなプロセスで決められているのかお伺いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

地域おこし協力隊についてでありますけれども、その任用に― 52 ―ついて、どのように決めているのかということであります。地域おこし協力隊の新規採用につきましては、毎年、当初予算編成に合わせまして、地域おこし協力隊の募集・採用に関するニーズ調査を各課に行いまして、集約後、庁内協議を経て決定いたしまして、関連予算を計上の上で募集・採用を行っているところであります。以上です。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 お答えとしては、今のような形ではないかなと思います。道の駅とか観光協会事務局とか、ふるさと納税業務とか、福祉事業所とかいろんなところで地域おこし協力隊が活躍されています。いわゆる町民の目線に立ってみますと、町民の声からも、誰の目にとまればそういう協力隊というものが、また事業所からすれば、どんなアクションをすれば協力隊の採用・任用までに至る検討があるのかという声を多く聞きます。そういう町の声に対して町長はどのようにお考えになるのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

地域おこし協力隊というのは、単なる人手不足だからということで採用するというものではありません。そういう担い手不足の穴埋めということではなくて、公益性だとか地域課題、これの解決、そして町づくりに資することが大きな項目の中にありまして、それに対してそういう目的で地域おこし協力隊を採用した場合、国としても支援をしますということで、特別交付税で措置をされているわけでありますけども、この中で、現在進めているのは、それぞれの担当課の中でまちづくりをしたり、それから地域課題というのは福祉なら福祉、産業振興なら振興という中でありますので、そこからいえば、こういうふうなものがありますよということで各課から出てきます。それを協議した上で、先ほど言いましたようにニーズ調査を基にして、そして決めて、それに予算化をして議会にかけて了解をいただいて、それから募集をするという形をとっております。また、町民の方がそういう会社かもしれませんけれども、あるのであれば、それはどういうことを希望されているのかというのは直接担当の窓口のほうに言ってきていただければいいと思います。それが今言った形に該当するものなのかどうかというのは、そこで判断されていくものでありますの― 53 ―で、一般的な流布されていることでいけば、「そうですか」というふうにしかなりませんので、そうであれば、このケースはどうなんだろうかということをご相談いただければと思います。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 各課の役割というのか、そういうものが非常に重要であると、そういうところにアクションを起こしてというか、そういうところと協議をしながら進めていくということではないかなと。その部分についてもう一つだけお聞きしたいと思います。複数の協力隊が職務されている現場が今までにありました。協力隊の職務、任用については今のような形で検討されて、そういう形で動くのでしょうけども、複数名配置するに至る1から2とか、2から3という部分については、どのような検討があるのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

1名配置か2名配置あるいは3名配置するかというのは、そこで多分これから進展していくだろうなとか、1名では不足だろうなというようなことを総合的に議論して、その中で配置をしていくという形をとっているところです。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは二つ目です。協力隊の満期率・定住率は現在どのようであるのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

満期率というのはないのですけれども、満期率につきましては、これまで 13 名の方が退任されております。3年間勤められて退社をされた方が 13名のうち7名でして 53.8%になっています。それから、その中で町内へ定住された方については6名で 46.2%ということになっております。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 比較的、資料を見せていただきますと、最初の運用当初よりも近年定住率は上がってきている感じには見えなくもないわけなんです。それにしても、本年、令和元年度ですが 10 月、11 月と2名の隊員の方が3年の満期を迎えるというふうになってございます。その隊員の方について意思確認を現在されて― 54 ―いるのかどうかをお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長 森井研児(住民企画課長は2021年3月まで)

年末にかけて退員される2名のお尋ねですけども、1名については、今のところ満期を終えられたら町を離れられるという意思を表明されております。もう1名の方については、今のところご夫婦でいるという関係もありますので、町に定住されて残っていくというふうな意思表示をしていただいている状況です。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 以前からの話でも、離職の大半の理由がミスマッチだったという話があったかと思います。本人の未来図と現実の仕事の相違についてという部分があったかと思います。今まで多くの隊員をあいおい道の駅に配置されてきました。ここ最近、そのような形が見えないのですが、現在、あいおい道の駅に対しては協力隊ということに関してはどのような見解なのかお聞きしたいと思います。

答弁 副町長 伊藤泰広

議員がおっしゃるとおり、これまで私が担当していまして道の駅のほうにも随分入れさせてもらったのですけれども、なかなかミスマッチというか、考え方が実際にやっている人たちの中でうまく合わないというのがあったというのは事実でありまして、その中で、どうしても退任してしまったという状況があります。と言いながらも、今現在、実際に地域おこし協力隊で入って、そのまま相生に在住して夫婦、お子さんも生まれましていますので、今後どうするかというところでいきますと本当は道の駅、相生振興公社の社長という面もありますので、そういう面ではぜひ本当はほしいところなのですが、今後の計画もありますので、やはりそこは慎重にならざるを得ないということで、現在は要望していないところになります。ただ現場としては実際、別な面でいきますと、またほしいところはあります。ちょっと悩んでいるというのが実際のところです。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 協力隊の先ほど来ありますが、定着に必要不可欠なものという中に、私は3年後の未来図というものが大きいのではないかなと思いま― 55 ―す。その部分について、任用する以前、もしくは任用して業務を開始してからという部分、どのようなアプローチをされているのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それぞれの方が何をもって地域おこし協力隊に応募してきたのかというのはさまざまな事情があると思うのです。今まで見ていてもありますし、こちらに来られてから家庭の環境の問題もあって、こちらに来た家族の環境もありますし、それから本州に残している親の環境だとか、それで、そちらが入院されたりとかさまざまなこともあったりして戻られていくケースもさまざまあるわけでありますけれども、その人たちに対して、こちらに職を求めて、そしてこの地域のために何か一肌脱いでみようかなというふうにして来たのですけれども、それがうまくはまっていく人たちと、それからやはり自分の持っている性格的なものもあったりして、なかなかなじめないで時が過ぎ去っていくという方たちもみていたりしていますけれども、そういったことも、もしかしたら津別でなくて違う町に行けば合うのかもしれないですし、よその町で働いたけれども、こちらのほうに来たらうまくいくかもしれないしということで、いろいろあるかと思いますけれども、その辺のところは研修会も設けたりしまして、そして津別でも開催していますけれども、管内だとかもうちょっと広めのところで地域おこし協力隊として働いている人たちをこの場所で、そして関係した方たちも呼んで意見交換をしながら、そしてこういう活動をしてみたいとか、やっぱり合わないとか、いろんな会話をしながら、もっとここのところは自分を積極的に出すべきじゃないかだとか、いろいろされているようですので、そういう研修会を通じながら自分の3年という任期がありますので、その中で自分の進むべき道というのを進んでいっているというふうに思いますので、そのお手伝いは研修会には町も費用を出しておりますし、特別交付税で入ってきますけれども、それで対応をしていますので、そういう形で進めていくように今後もなるのかなと思っています。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 本当に環境の変化というものが新たな希望を生み出す場合もございます。本当にケースバイケースであろうかなというふうに思います。過去の話にも、先ほど来ありました仕事量が多いとか時間的な余裕がないとか、そう― 56 ―いった声が多く聞かれていたのも私は隊員の方から聞いた覚えがあります。任用先に対して活動時間、いわゆる既定の中では、月おおむね 160 時間程度というふうなこともございます。その部分、勤務先というか活動先に対して、例えば今言った時間的な配慮、もしくは3年後目指す上で、やっぱり3年後自立していかなきゃいけない場合もありますので、その部分については本人が当然、時間的な余裕ができて、また新たな活動をしていく時間、私は普通の雇用ではないので、逆に言ったら言葉は悪いかもしれないですけど、その3年間というのは甘々といったら変ですけど、津別に定住するための時間として費やす時間もあろうかと思いますので、その部分について副業的なそういう3年後に向けての副業的なものの考え方というのは採用に向けてどのような町としては対応をしているのか、検討しているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 副町長 伊藤泰広

制度的なことですので、最初に制度設計した形でお話ししたいと思うのですけども、最初雇った時というか始めたときは極端な話、3年目で結論を出せばいいという考え方をしていました。これは結果として、ちょっと定着率が悪かったというのがありまして、それは見直しをかけています実際に。ですから副業については当初から自分の副業をやる場合は俗に言うアルバイトオッケーみたいな形で、副業というか自分がやっていかなければいけないものに対しては、それはいいですよというパターンをとっていたのですけれども、その入り方に関しては、もうちょっと早くみなきゃいけないというのが全道・全国でもそういうふうなみられ方がしまして、それに対しては対応していっていると考えているところです。それで、最初の仕事がちょっときつくてというのも事実だと思うのですけども、その分、後でもうちょっと余裕をもたせる、先ほど議員がおっしゃったように、そのまま残るための自分の時間をもてるように、そういう形でこれからも対応をしたいと思います。ただ、これまでの非常勤特別職ということでなっていたのですが、これが会計年度任用職員という形になりますので、その辺の労働規則の改正というか、その内容を見直さなきゃいけない状況になっています。それについては、これまでの経験というか、うちもそういう意味ではいろいろな経験をしていますので、それで来年以降、また違― 57 ―う規則をつくりながら対応していきたいと考えています。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは三つ目に移らせていただきます。協力隊とその活動が、町民に広く認知されていないと感じられます。周知の工夫や、地元とつながる促しは十分されているのかお聞きしたいと思います。町民の協力隊への認知は低いと私は感じています。広報の個人コラムだけでなく、協力隊全体を周知する工夫、またイベントなどの担い手や地域と関わる促しを十分されているのかどうかをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

協力隊員の活動認知度と周知の工夫ということでありますけれども、平成 25 年に新規にこの制度の導入を始めまして、今おっしゃられたとおりつべつ広報において着任時に紹介するとともに、同年 12 月号から「地域おこし協力隊の思いつき日記」というコラムを輪番で執筆いたしまして、自己紹介と活動報告を継続的に行っているところです。また、職務上はもちろんのこと、町内の各種イベント等についても積極的に参加されるよう着任時や研修時に促しているところであります。認知度につきましては、この地域おこし協力隊のところは、そもそも広報がどの程度読まれているのかというところまで行きつくのですけれども、少なくとも全戸に対して配布しているので、皆さんに読んでいただければ、それに対して、そういうものなのかということがいい悪いは別にして、制度なり、こういう人たちが来ているのかということが分かっていただけるのではないかなと思います。― 58 ―こういうことに限らず、住民の理解度というところの問題がたびたび出てくるわけなんですけれども、これは何をもってよしとするのかというところは非常に難しいところでありまして、引き続いて努力をしますということになっていくのかなと思います。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 今、個人コラムという周知の仕方、広報という部分がございました。町としては一番大きく広報をやっている部分でありますので、大きいのではないかなと。協力隊員は個々の活動という部分ではありますが、私が考える周知の仕方としてはまた別に、同じ広報の中においても、その活動全体、協力隊全体が今どういう状態であるのかというのも適時、毎回出ないにしても周知すべきではないかなと。いろんな催しものでもそうですよね、何番、何番と上げていきますけども、途中で今まで上げた番号はこうですよと。やっぱり協力隊という個々の動きはもちろん大事なのですが、全体として今、町の中にどういう協力隊がどのような活動をしているのかというのが一目でぱっとわかるものを、半年でも何カ月間において今こういうところに配置されていますという、ぱっと一目見てわかる感じの周知の仕方があるのではないかなと思いますが、その部分について町長どうでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

検討させていただきます。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 また、先ほど来、いろんな協力隊の性格上とか個人の問題もありますが、私は促しというふうにしているのですが、させるとか、本人に任せるとか、1か 10 か、ゼロか 10 かという問題の間の部分、本人がそういう意欲をもてるように促していくという、2でも3でも4でもという、そういう部分はやはり私が協力隊を見る中で、確かに何に置き換えたらいいのかわかりませんけど、例えば子育てにおいても、子どもが 10 人いても 10 人に対しての愛情は変わらないということでしょうけど、単純に1人の子どもをみるよりも 10 人の子どもを見るほうが逆にいえば見る時間は当然少なくなってくる。愛情の重さではなくて。そういう部分が協力隊はやはりいろんな活動において津別の中には多くいらっしゃいますけども、そう― 59 ―いう部分が少し頑張れるところではないかなというふうに、いわゆる遊び言葉みたいな話ですけども、協力隊の意思、思いとかく意思よりも、そこから志すというほうの意志に変えていくという、そういう行政努力をもう少し増やしていただければと思うのですが、町長はどうでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

これまで地域おこし協力隊にさまざまな方が来ています。立派すぎる人もたくさん中にはおります。ですから、個人差というのは当然出てきますし、目立たないからと言って、それじゃだめなのかというとそうではなくて、それぞれ人が持っている性格だとかさまざまなことがありますので、その中でそれぞれの方がベストを尽くしているというふうに認識をしております。その中で、やはり能力の高い人は、それは人間の中で当然おりますので、それはどんどん黙っていても目についてくるという方もおられますけれども、それでいいとか悪いとかということではなくて、この町に来てくれたということでありますので、できる限りここに自分の思いを、思いはやはりそれなりの志もあると思いますので、ここで定住してもらえるような環境づくりはできる範囲の中で、町としても関わってまいりたいと思いますし、また町民の皆さんも、そっぽを向かれるとやっぱり住みたくないということにもなりますので、そこのところの町民の方を見ていますと、すごく一生懸命関わってくれている方もたくさんおりますので、そういう方たちに勇気も与えられながら、ここの町に最後まで住んでみようかなというふうに思ってくれるものだと思いますので、行政は行政の立場として支援をしていきますし、せっかく来てくれた人たちをさらに町民として受け入れてもらえるように、町民の方にもぜひご協力をお願いしたいと思うところです。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 4番目に移ります。地域おこし協力隊の取り組みに、まちづくり会社はどのように関わるのかについてです。まちづくり会社の事業計画、人材採用、マッチングという項目の中に、地域おこし協力隊、採用代行業務という項目がございます。町と連携してまちづくり会社が立ち上がりました。その部分、今後どのような取り決めであるのかをお聞きしたいと思いま― 60 ―す。

答弁 町長 佐藤多一

協力隊員とまちづくり会社の関わりについてでありますけども、まちづくり会社の初期事業計画には、協力隊の採用とフォローに係る業務が盛り込まれていたところでありますけれども、ふるさと納税とか特産品の開発、販売、こういった中心的な事業が軌道に乗った状態でなければ、これらを業務として委託することはなかなかできないのかなと考えているところであります。来年度以降につきましても、協力隊の採用とフォローに関する業務を十分に対応可能と判断できる状況になったら進めることが望ましいのかなと思っているところであります。一方、協力隊に限定することのない移住・起業・空き家利活用に係る業務全般の中で、移住者が定住しやすい環境づくりや地元住民との架け橋になるような各種取り組みなどについては、実施することを想定しているところであります。以上です。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 町長から架け橋という部分がありました。まちづくり会社も協力隊同様、地域、地元に根付く努力を十分していただいて、この部分を町と連携して進めていただきたいと思います。それでは5番目の質問に移りたいと思います。今後も地域力を維持するために、協力隊の活躍が期待されています。そこで、次の職務について町長の見解はどうであるのかお聞きしたいと思います。一つ目ですが、地域支援型(社会福祉事業)の協力隊についてです。町内全域の社会福祉事業を担う社会福祉協議会、いわゆる社協ですが、サロン活動やひきこもりの支援、高齢者の見守りなど地域社会が抱える問題に取り組んでいます。協力隊の職務としての見解はどうであるのかをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

地域支援型の社会福祉事業に関する協力隊につきましては、利用者としての町民受益のすそ野も広く公共性も高いと考えられますことから、これまでも要望に応じて配置してきたところであります。社会福祉協議会においては、協― 61 ―力隊の配置ではなく正職員を配置することとして、これまでも各種財源を確保しながら、人件費等に対する補助を行いまして正職員として採用を行ってきたところであります。今後につきましても必要に応じて職員の配置の支援を行っていく考えであります。以上です。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 社協のように広域的な地域活動を行う、担う取り組みにこそ、私は協力隊員を例えば複数配置してでも進めていただきたいという思いはあります。正職ということで、いろんな採用の仕方があると思うのですが、福祉体験セミナーなども行われていますが、そういう機会というか、そういう人材をマッチングする機会として社協というようなところもぜひ考えていただきたいと私は強く思います。言葉としては、キャリアパスという言葉がございます。1年目、2年目、3年目とステージをどんどん上げていくような育て方もできます。社協という仕事は、私も今話がありましたけどもサロン活動、見守り含めていろんな業務があります。そういう中で、一つの塊として、1人配置して孤立するのではなくて、連携してやっていくような事業もあるのではないかなと。その部分で、当然その先に、先ほど言いました3年後という部分であれば、当然正職というものが見えている部分もありますので、ぜひそういう部分を考えられないかなと思うのですが、どうでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

これにつきましては、社会福祉協議会のほうから、もしかしたら担当にあったのかもしれませんけども、少なくとも私のほうには地域おこし協力隊という話は聞いておりません。いつも言われるのは、やはり何とか採用するということは、正職員を採用したり職員を採用するということは、イコール町が全部その部分を社会福祉協議会の部分についてはもつことになりますので、それで正職員の採用をしたいと、こういう方、こういう方をコーディネーターの方も採用して、こういう人も採用したいということで、すべて正職員の要望が社会福祉協議会から出ているところです。ですから、以前から比べると正職員の数は社会福祉協議会では増えている― 62 ―状況です。ですけれども、だんだん事業が権利擁護も含めて、どんどんかつてと違って増えてきている実態があります。ですから、いまだにまだ正職員の追加要望というのはあるのですけれども、それは今度また来年度の予算編成がありますので、社会福祉協議会は地域おこし協力隊についてどのように考えているのか、これはお話をさせていただいてからのことかなと思います。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは最後の項目です。事業継承型の協力隊についてであります。町長は、何度か新たな任用の考え方として事業継承型の発言をされていたと私は記憶しています。どのようなことを想定されているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

事業継承の課題につきましては、町としても憂慮しておりまして、地方創生の第二期総合戦略に係る、国の「まち・ひと・しごと創生基本方針 2019」の中におきましても、地域おこし協力隊の拡充が項目として挙げられておりまして、事業継承も一つのテーマとなっております。ただ、個別の企業や商店等の自営業者の事業継承を想定いたしますと、「公益性と効果が得られるすそ野の広さの点」というところからしまして、関連する経済団体・商工会等においてニーズや考え方、取り組みに対する対応方策を集約・整理された上で、協議・検討していく必要があるのではないかなと考えております。また、事業継承型協力隊員の採用・配置につきましては、3年満期後の事業継承に関する条件面、住まいだとか店舗、設備等を譲ったりとか、そういう関係や条件面、それから任期中の人材育成・研修のあり方、惜しみない技術指導だとか、顧客情報等の伝承だとかそういったものが入ってくると思います。こういったことを協力隊として採用・配置する以前に、事業継承計画として団体等が関与した上で、事業者サイドで整理しておくことが必須と考えているところです。また、事業者、協力隊間でのミスマッチが生じた場合の3年間の任期をどう方向転換していくなどの対応策についても、十分検討する必要があるのではないかなと考えているところです。― 63 ―以上です。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 事業継承型の特殊性と言いますか、昔はでっちだとか住み込みだとかそういう部分があったりして、うまく事業が切りかわったり、またはその方が独立したりというようなそういう時代がありました。今はそういう時代ではないので、どちらかというと、きちっと雇用して、その中で教えてという時代になっています。今、事業継承型という課題が挙げられました。健康なうちは、逆にいうと何年でも続けていくというのがそういう部分なんじゃないかなと。来年やめるとか、いつかやめるというのではなくて、元気だからやっていくという感じの形態がすそ野には大きいのかなと思います。ただ、その中で急な条件の悪化ですとか、ゆるやかな自然的な消滅という形でなくなっていく事業が多い中で、地域力の維持という、そういう部分の観点で、今町長からありました商工会や業界含めて連携して継承型のそういう事業に向けて進めていただきたいと。行政からの働きかけというか、そういう情報発信という部分が、今後この協力隊員という部分には、新たにこういう部分の解釈もありますという部分で必要なのではないかなというふうに思います。最後になりますが、地域おこし協力隊のクライアントはあくまでも地域住民であると私は思います。むしろ地域から協力隊がほしいと思われるような仕掛けづくりが重要なのではないかなというふうに思います。課題解決をしながら地域密着という部分を行えるよう、個人と協力隊個人と行政、そして地域が連動していかなければ、この協力隊という部分の活動は進んでいかないのではないかなと今後は思うのですが、その部分の町長のお考えをいただいて終わりにしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

地域おこし協力隊で先ほど申し上げましたとおり、総合戦略の中で、まち・ひと・しごと創生基本方針 2019 が国から出たわけですけども、その中で地域おこし協力隊の関係で事業継承ということも載っているわけです。文章的には、起業に加えて事業継承を支援し、任期終了後の定住・定着を一層促進するということで、国の基本方針の中に書かれているわけです。これをもとにして聞いていますのは、全国の商工会だとか商工会議所を通じて、こういう国の方針が出たよということで、― 64 ―それに対して対応していこうという、そういう動きも出ているというふうに聞いております。ですから津別の商工会の中でも、今年の商工会の5月の総会、その中で初めて商工会の青年部員の資格を緩和するということの定款の一部を改正が行われておりまして、それまで青年部というのは、その親族であるということが載っていたのですけども、その親族もしくはその後継者として認められる者という文言が新たに入ったということは、こういうことも想定されているのではないかなと思います。行政でいろいろ進めていくことも必要ですけど、やはり行政としては商工会がどのような考え方をもっているのかと、そして例えば事業継承者といっても、いったい津別町の中で、それをそうしたいと思っている店舗なりがどれぐらいあって、どういう状況なのかというのを押さえた上でいろいろ話をしていかなければならないかなと思いますので、商工会の中の分析もしっかり聞いた中で進めていく必要があるかなと思います。津別よりどんどん先に進んでいっている喜茂別町なんかをみましても、ラーメン店の事業継承をされて、引き継いでラーメン屋さんがつぶれずに行われているという話も町長からも聞いたことがありますけれども、そんなことも含めて商工会とも、商工会さんが何を考えているのかと、どうしようとしているのかも含めて議論していきたいと思います。

出典:津別町議会 平成31年第7回定例会 2019年9月12日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる