津別町議会 平成31年第5回定例会 2019年6月21日
町民が暮らしやすい足の確保について
2019年6月21日、津別町議会の一般質問で、巴光政議員が「町民が暮らしやすい足の確保について」質問し、保健福祉課長補佐 千葉誠、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 巴光政 議員
- 答弁者
- 保健福祉課長補佐 千葉誠、町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 議長の発言のお許しをいただきましたので、先の一般質問の項目について質問をさせていただきます。一つ目、町民が暮らしやすい足の確保について。(1)福祉有償運送事業の移送サービスが開始されて今年の7月で2年になります。この事業はタクシー等の公共交通機関では要介護者、身体障がい者等に対する十分な輸送サービスができないと認められる場合に、社会福祉協議会が運輸局の登録を受け、運営協議会の合意のもと移送サービスを行っています。利用するには事前に利用者登録が必要で、該当者は実費相当の利用料金、タクシーの半額程度で移送サービスを受けています。利用者にとって十分な移送サービスと経済的支援が受けられ、大変喜ばれています。今後の発展のために、次の点について伺います。①として、登録者数と利用者数及び日別利用実績、前年からの利用実績推移をお聞きしたいと思います。― 23 ―
答弁 保健福祉課長補佐 千葉誠(保健福祉課長補佐は2020年3月まで)
登録者数と利用者数及び日別利用実績と前年からの推移についてお答えいたします。登録者数と利用者数につきましては、平成 29 年7月事業開始時と平成 30 年3月末、平成 31 年3月末の状況、日別利用実績につきましては年度ごとでお答えをさせていただきます。登録者数につきましては、平成 29 年7月末で 79 人。平成 30 年3月末で 136 人。平成 31 年3月末で 166 人となっております。平成 29 年7月と比較いたしまして、平成30 年3月末で 57 人の増。平成 31 年3月末で 87 人の増となっております。利用者数につきましては、実利用人数で平成 29 年7月では 24 人。平成 30 年3月では 46 人。平成 31 年3月では 43 人となっており、平成 29 年7月と比較いたしまして平成 30 年3月では 22 人の増。平成 31 年3月では 19 人の増となっております。日別利用実績につきましては、日最大の利用について平成 29 年度で9人。平成 30 年度では日 10 人となっております。日最小人数につきましては、平成 29 年度、平成 30 年度ともに利用がない日もありましたのでゼロとなっております。以上です。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 今のことでちょっと利用状況がわかりました。病院の送迎がメインの目的というふうに聞いていますけども、病院の帰りに買い物などの用事で利用しているとも聞いていますけども、その実績はどうか伺いたいと思います。
答弁 保健福祉課長補佐 千葉誠(保健福祉課長補佐は2020年3月まで)
病院の帰りの買い物の利用ということですけれども、それにつきましては、ほぼ利用されている方が病院の通院というふうにお聞きしております。その中で買い物の部分に利用された方というのは、すみません、そこの率については押さえておりません。利用については、ほぼ病院の通いということでお聞きしております。― 24 ―
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 その辺までは押さえていないということで了解しました。二つ目の利用実績の現状から、今車両は3台で運行していると聞いていますけども、その利用実績、先ほどの最大で 10 名の混雑する場合の利用にどのような影響があるか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
利用される方が利用できないような状態のご質問だと思います。1日の利用者数は、先ほど担当課から答弁したとおりでございます。使わないゼロの日もありますし、それから最大では 10 人ということ、そんな流れになっているということであります。利用申し込みが多い日につきましては、申し込みされた利用者の方と利用時間や運転手との調整を行い対応しているところであります。過去に調整しきれなかったこともあったようでありますけれども、ごくそれはまれなことでありまして、順調に利用できていると聞いております。それとこの間、毎年、前年度の事業実績を社会福祉協議会が私のほうに報告に来られるわけなのですけれども、今月来られたときの中でいきますと、使っている車は3台ではなくて4台ということで、そして運転手さんが4人プラス社会福祉協議会の職員4人が対応して8名体制ということで進めているという内容です。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 一応車両は4台ということで、私も4台というのは聞いていたのですけども、実際は3台で故障したときのために用意してあるんだという内容でありました。それで③の利用に関しての予約が3日前というふうになっているのですけども、あくまでも病院への移送がメインですけども、空いていれば前日とかの対応というのはできないものか。その辺を伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
病院以外での予約がない場合の予約日の関係であります。予約を3日前としているのは、できる限り利用される方の希望日に利用できるよう調整― 25 ―を行うためでありまして、例えば、同じ時間帯に複数の希望者がいる場合、車両や運転手の確保状況によりまして、希望時間を前後させたりすることが可能かどうか調整を行いながら、譲り合って皆さんが利用できるよう進めているところであります。中には、前日や当日に申し込みをされる方もいると聞いておりますけれども、運転手等の調整ができれば、対応していると聞いています。ただ、改めて予約期間を短縮すると、それだけ利用者の時間調節や車両、それから運転手の調整などが困難になり、希望に応えられないケースのほうが多くなると思われますので、現行どおり進めさせていただきたいと考えております。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 その点は了解しました。一応3日前でも、その時空いていれば対応しているということで了解しました。次、4番目の運営協議会で、利用内容についてどのような話がされているかについて伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
福祉有償運送等運営協議会での利用について、話し合っている内容でありますけれども、この協議会では、登録者数、それから利用日数、利用回数などが中心的な報告内容になっておりますけれども、利用内容につきましては町内外の利用状況や利用者の身体の状態なども話されていると聞いております。これは、利用対象者は要介護、要支援者、総合事業対象者、それから障がい手帳1級、2級所持者、それから精神障がい、知的障がいにより移動に制限のある方とその付き添いの方ということにしておりますけれども、利用される方の中には、それらに該当しているかどうか外見では判断できない方もいることから、確認の意味でそのような話も出ていると聞いているところです。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 やはりハイヤー会社の営業に対しては、競合することもあるかもしれません。私が会社に訪問して社長に聞いた中では、客数がハイヤー会社は減少しているとのことであります。見た目元気そうな人でも利用していると言っておられました。利用者にとっては経― 26 ―済的負担が少ないほど生活が助かるわけですから、登録を受けられるのであれば受けたいと思うのも当然だと思います。この辺の感じの人が、一応グレーゾーンで相手からは見られているのかなというふうに思います。ただ、この運送事業で付き添い者が同乗している場合もあるものですから、そういう場合が買い物に行ったら、「あの人は元気なのにな」という見方もされる場合もあるのかなと。そういうことも考えました。その点も押さえながら次の項目に移らせていただきたいと思います。2番目の昨年実施した地域公共交通アドバイザーの検討結果報告に基づく今後の方向性について、次の点について伺いたいと思います。①に、コミュニティバス・循環バスの検討結果について、令和元年第4回産業福祉常任委員会で北見バスとの交渉の中、生活道路の巡回運行について了承が得られなかった報告を受けましたが、その点を再度詳しくお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
北見バスとの話し合いの内容についてお答えしたいと思います。津別町地域公共交通に関する考察書に基づきまして、今年度は具体的な取り組みを一つずつ進めているところですが、その一つとして北見バスの開成線と美津線、ここを走るバスの津別市街地内の路線延長について、4月に北見バスに町の素案を提出いたしまして、運行の可能性について検討をお願いしたところ、5月に回答を得たところであります。その内容は、一つ目として路線延長が長くなることにより運行時間が延び、これによりまして、もともと津別で折り返すまでの待機時間が短いために、待機時間内での運行は不可能であり、運転手のシフトや車両のやりくりから他の路線のダイヤ等に大きく影響して、半年または1年の試行運転のための大幅なダイヤ変更は難しいですということが一つです。それから二つ目としては、路線のほとんどが安全、安心な運行を確保するため、設定している会社の内規の道路幅より狭く、特にバスが右折、左折する交差点が狭く、― 27 ―難しいというものでありました。ちなみにこの会社の内規というのは、これは使用者側と労働組合で合意をして進めているものでありまして、基本的には道路幅が7メートルということが労使合意になっています。津別の場合は 5.5 メートルがほとんどですので、その関係からして会社の内規よりも狭いと。7メートルの中でちょっといって 5.5 メートルがあって、また7メートルになるというのであれば、これは労使のまた話し合いによって可能ということもあるようでありますけれども、津別の場合は 5.5がほとんどという状況の中で、非常に難しいですというお答えが二つ目であります。それから三つ目としましては、路線延長が長くなることによりまして運行経費が概算で年間 850 万円ほど増加します。それで路線を延長しても、これに見合う運賃収入が見込めなく、また国等からの補助基準を下回ることになり、補助対象路線から外れることも想定されるというものであります。こうしたことから津別の案のとおりの実施は困難ですという内容であったものです。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 実施が困難ということを今お聞きしましたけども、津別町の特性から見て、地域公共交通の考え方、津別市街地での地域公共交通システムについて、コミュニティバス、循環バスはある程度の人口規模、サービスエリアの限定と条件を満たさないとサービス水準が維持できないほか、あともう一つに運行経費が年間 700 から 1,000 万が目安としてかかると。利用はあまり多くないと述べています。これは考察書の関係です。まだデマンド交通、乗り合いタクシーでは、自宅から目的地までハイヤータクシーのようにドアツードアで運行し、ハイヤー等と異なるのは乗車する時間帯が決まっていて同じ目的地や方向に向かう人との乗り合いで運行する方式ですけども、これもまたある程度の人口規模と住宅の集積、道路条件、目的地が固定化、乗り合いが可能などの条件が満たされないという制約が生まれると言っています。年間の運行経費はこの場合車両1台当たり5、600 万かかると述べていました。車両等を増やさずに既存の車両を利用することがベストと言っていますが、この点からの考えについてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今巴議員さんがおっしゃったのは皆さんにお渡ししている考察書のダイジェスト版だと思います。考察書ということで昨年1年間、為国さんにお願いして、もっと厚い本物の委託書もあれば、厚いものでありますけども、その中で重要なところを取りまとめれば、こういうことになりますとこういうで、これに基づいて今年まず北見バスとのその一つの方法として接触を始めたということで、これがなかなか難しいという回答もありますので、ではこういうことを次にやってみようかというようなことで、これから今また2年目としてこういう回答を受けながら検討を進めているところです。それで、いずれにしても実験もするような形になってくると思いますので、そうなるとまた多少お金がかかったりいたしますので、所要の予算の補正等もお願いすることもあるかと思いますし、また、為国氏は今月も来ると思いますけれども、地域住民との話し合いだとか、それから多分夏ぐらいになると思うのですけども、前回同様に町民の方と一緒に話し合いをもつフォーラム的なもの、そういったものも計画されていると聞いておりますので、そこでまたこういう一つ一つ進めようとすると必ず壁が出てきますので、それをいろいろ乗り越えていく方法をまたアドバイスしていただきながら、よりよい方向にこれから進めてまいりたいと考えておりまして、今ここでこういうふうにしましょうとかというのは、今アドバイザー含めて検討中ということであります。
質問 8番 巴光政
今検討中ということででました。それで、次の②のほうの高齢タクシー利用助成券の発行についてですけども、アドバイザーの報告にも今後タクシー助成券の発行が現実的なところかと提案もされております。それでボッチの一つ目ですけども、福祉有償運送には登録から外れた人、バス停までも歩けない中間的な人、いわゆるグレーゾーン的な人の対応についてですが、差し当たり町内で利用する場合に、タクシー半額助成券の発行を検討できないか伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
福祉有償運送からも外れた人というか、福祉郵送運送の目的がありますので、そういう大変な方を支援していこうということで、そういう制度ができ上ったもので、外れた人ではなくて該当とならない人ということだと思いますけれども、それについては、津別町の地域公共交通に関する考察書の中では、今議員がおっしゃいましたとおりアドバイザーと住民との意見交換においてドアツードアのタクシー利用の期待が多いとされ、利用促進につながるタクシー助成の取り組みの可能性を検討するということにしているところであります。これに基づき、今年度はどのような内容で行えるか、事業主体(ハイヤー会社)とも協議を行いながら方向性を定めていきたいと思っているところです。ですから半額助成とかという具体的なことは現段階では申し上げることはできない状況であります。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 先ほどのコミュニティバス、循環バスの関係で言えば、北見バスから 850 万円かかるよと。あとデマンド交通とかには5、600 万円かかるということを言われていたのですけども、それで、そういうことを頭に置きまして、ちょっと僕なりに隣町の訓子府町の状況を確認してみました。そこは平成 23 年から助成制度がありましたが、実施当初は 550 円で運行しまして、月4回利用という形でやっていて、その後 30 年に町民負担を 300 円に下げて利用回数も月5回で、不足した場合はさらに月5回まで追加利用をできるような大幅な改善がなされました。その結果、利用実績で 305 名、7,167 回の利用がありまして、町の負担は 637 万円というふうにうかがっております。これは 75 歳以上の方に利用登録をしてもらって、発行された利用券と 300 円の手出しで訓子府ハイヤーが町内を乗せることができるというふうに聞いております。平成 30 年3月末で人口 4,935 名。75 歳以上は 1,071 名。そのうちの 504名の登録があります。登録の 60%の稼働で、75 歳以上の方は 28.5%の利用ということです。年の利用回数は1人に直しますと 23.5 回の利用。月当りは 1.95 回となっております。先ほどちょっと町長は検討するということで言っていたのですけども、この比率を津別町の平成 30 年3月時点での 75 歳以上の高齢者人口 1,172 人、実利用率を当てはめますと 334 人となります。半額助成で例えば 400 円と仮定しまして、月2回― 30 ―利用すると年会費用 320 万の負担になるのではないかというふうにちょっと計算してみました。ただしこの関係は、福祉有償運送の 75 歳以上の人も含まれています。ですからもう少し人数は減るのではないかなと押さえていますけども、この辺について何かありましたらお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
訓子府町のそういう取り組みについては、私も訓子府の町長と意見交換したことはありますので承知しております。これは為国さんのほうはもっと具体的に今巴議員さんがおっしゃったような内容はすべて承知していると思っております。訓子府の町長と話したときに、この制度を設けて結構、補正、補正がどんどん出てきて、結構大変なんですよねというお話も伺ったところであります。そういうことも踏まえて、これからどの程度、どんなふうにやっていったらいいのかというのはこれからの話になりますので、アドバイザーの専門的知見を聞きながら決めていく形になるのではないかと思います。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 次の項目、ボッチ二つ目なのですけども、最近毎日のように高齢者による交通事故がニュースで報道されています。高齢者で免許証を返納したくても交通の便が悪くて返せない人のために、先ほどの提案にも含まれますけども、75 歳以上の免許返納者にもタクシー助成券を発行してはどうかということをちょっとお伺いしたいなと思います。
答弁 町長 佐藤多一
これは昨日の質問の中にもございましたので、このようなことは今現在考えておりません。それにかわるものに対する申請手数料を支援しているわけでありますけども、そういう状態のところという段階でありますので、これについては昨日お答えしたとおりの内容であります。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 そのほかに地域の老人クラブから津別町老人クラ― 31 ―ブ連合会との会議の席上において、免許証を返納してクラブに行くのに大変困っているんだと。そういう人のために車での送迎をしてもらうことはできないかという要望がありましたので、この辺も踏まえてちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
その方がまたどのような状態なのかというのをわからないままここでちょっとお答えをしづらいので、それは先ほどの津別町がもっている制度の中で入られる方ということについては、それをご活用いただければいいかなと思いますし、また今地域公共交通の津別版をもう少し広めていく考えで進めていますので、それを活用していただければなと思います。為国さんも老人クラブの方たちとも話し合いを行っておりますので、そういったものがトータルされた中で、実際の計画がつくられていくものだと思います。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 あと保健福祉課資料、平成 30 年度津別町介護保険事業実績報告書を見ますと、介護、要支援、認定者は 360 人で、75 歳以上の高齢者の要介護出現率は 65 歳以上に締める割合の 55.48%とますます高くなっていますということが載っておりました。それを踏まえて早急な今後に向けての検討をお願いしたいということで、この質問を終わらせていただきます。何かありましたらお願いします。
答弁 町長 佐藤多一
ご質問の趣旨はタクシーの利用の関係だというふうに思っておりますので、先ほどお答えしたとおり進めてまいりたいと思います。要介護等々のお話については、質問の内容に入っておりませんでしたので、その部分については、皆さんが少しでも利用ができるような形を今進めているということでありますし、そういう介護が必要になった方については、先ほどのまた別な制度も設けております。それをご活用していただければなと思います。そして、この福祉有償運送はたまたま今ハイヤー会社、津別の部分だけのお話でしたけれども、この津別町の有償運送の許可を受けている事業所というのは津別ハイヤ― 32 ―ーだけではなくて四つあります。社会福祉協議会、それとマイペース美幌、そして夢の樹オホーツク、とむての森ということで、美幌、網走、北見のところもこの協議会の中に入っておりますので、そういう方をとおして、またここは障がい者の方たちが多く利用されていると思いますけども、福祉全体として対応していっておりますので、ご承知おき願えればと思います。
質問 8番 巴光政
〔登壇〕 先ほどの福祉の介護の関係を言ったのですけども、それは交通事故が 75 歳以上になると、そういう介護が増えてきてますます大変ですよ。ですから早めに対処、早急な検討をお願いしたいということを含めた意味で言いましたので、その点を理解いただきたいと思います。以上で終わります。