津別町議会 平成31年第5回定例会 2019年6月21日
教育におけるICTの活用について
2019年6月21日、津別町議会の一般質問で、小林教行議員が「教育におけるICTの活用について」質問し、教育長 宮管玲が答弁しました。
- 質問者
- 小林教行 議員
- 答弁者
- 教育長 宮管玲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 ただいま議長の発言のお許しをいただきましたので、昨日に引き続きましてお尋ねいたします。二つ目の質問。教育におけるICTの活用について伺います。文科省は 2020 年に向け順次実施される新学習指導要領において、情報通信ネットワーク等の情報手段を活用するために必要な環境を整え、積極的にICTを活用することを求めております。そこで1点目、小・中学校のICTの整備状況について伺います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは一つ目のご質問であります小・中学校のICTの整備状況についてお答えいたします。最初に小学校の整備状況ですが、平成 27 年度に特別支援学級の個別学習用に4台のタブレットを導入し、その後も授業のさまざまな場面での効果的な活用の実践研究を経て、年度ごとに順次整備し、本年度1学級分と支援学級分の合計 41 台の配備が完了します。タブレットのほかにも、特別教室を含む各教室に大型テレビと書画カメラを設置修了しましたし、本年度は校内の無線LAN工事を行い、体育館を含むどの場所からもインターネットに接続できる環境となります。パソコン教室には 20 台を設置し、おおむね2人で1台を利用する環境にあります。次に、中学校の整備状況ですが本年度予算により、パソコン教室の生徒用、教師用37 台を更新いたしました。そのほか大型テレビ2台と 40 インチのテレビが4台及び書画カメラを2台設置している状況です。今後は中学校のICT環境整備を推進する予定でおります。― 4 ―以上です。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 今お答えいただきまして、おおむねパソコンの設置については進んでいる。またテレビですとか教師用のタブレット、書画カメラ等の整備は進んでいるとのお答えでございました。文科省が整備を進める事項に対する未実施の部分の検討はどのようになっているか伺いたいと思います。大型スクリーンや、本日新聞にも載っておりました東藻琴、女満別高校でありましたけども、電子黒板を利用したというようなそのような未実施の部分への検討、ICT指導員の配置の検討、そのあたりはどのように検討して実施されていくのかについて伺いたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
文部科学省では、新学習指導要領の実施を見据えて学校におけるICT環境の整備方針を取りまとめ、教育のICT化に向けた環境整備5カ年計画を策定しました。内容的に目標とされている水準が示されておりますが、あくまで各学校において新学習指導要領におけるICTを活用した学習活動を具体的に想定しながら、かつ限られた予算を効率的に活用する観点から検討することとなっております。現状の把握に努め、学校との協議を進めながら未実施部分の検討を行ってまいりたいと考えております。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 確かに整備するのに予算があればいくらでも次から次にということでありますけども、やはりそこは学校側と協議いたしまして、本当に必要な部分だけを吟味して整備していっていただければと感じます。二つ目の質問。教育効果を上げるためのICTの活用についてどのように実施していくのかお考えを伺いたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは二つ目のご質問であります、教育効果を上げるた― 5 ―めのICTの活用についてお答えいたします。子どもたちの確かな学力を育成するためには、当然ながら、わかりやすい授業を実現することが必要であり、各学校では授業改善に取り組んでおります。ICTを活用した授業のよさは、可視化にあるといわれます。授業において教員は音声言語で指示を出すことが一般的ですが、音声言語だけで指示を理解することは実は非常に高度な要求であり、ICTを活用し、聴覚情報を視覚情報に変換させて言葉を可視化させることこそ授業改善の第一歩であると津別小学校の校内研究集録にまとめられています。人を取り巻く情報の 80%以上が目から入ってくる情報であるともいわれますので、自分自身の経験からもそのことは納得するところであります。一方で、一人一人の能力や特性に応じた個別学習、それから子どもたちが教えあい、学びあう「協働学習」に有効であり、さらには特別な支援が必要な子どもたちに対して、障がいの状態や特性に応じて教科や自立活動の場面で活用することが有効であるとされております。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 今お答えいただきまして、可視化することにより、より理解度を深めるといったお答えでありました。その中のお答えの一つに協働学習という言葉がございました。ともにグループ等になって積極的に私たちの時代ですとどうしても黒板に書かれたものを板書して先生の話を聞くという、いわゆる受動的な授業が主体だったかと思われます。やはり時代が変わりまして、生徒みずからも発言の機会を増やして、みずからが考える能動的な学習というところに結び付けるには、このICTの利用というのは非常に有効なのかなと感じているところでございます。また、これをさらに有効に活用していくためには、やはり教える側の教師の力量にもかかってくるのかなと思われます。この教員の方々のスキルアップにはどのような考えで進めていくのかについて伺いたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
議員が今おっしゃられました受動的な学習から能動的な学習へということを狙って授業改善を進めているところであります。自分の考えたことを友達に伝える。このことが非常に子どもの理解にとって非常に有効であるというこ― 6 ―とで授業改善を進めているところであります。教員の研修についてでありますけれども、情報教育におきましては、コンピューターや情報通信ネットワークなど、そういった情報手段に慣れ親しみ、コンピューターの基本的な操作や情報モラルを身につけ、適切に使用できるようにするための学習活動を充実することを目的としていきます。教員のスキルアップの部分ですけれども、コンピューター室で児童生徒がコンピューター操作を覚えるために、コンピューターに詳しい教員が指導する。これまではそういった授業が主でありましたけれども、したがって教員がコンピューター操作を習得する研修というものが必要でありました。今やICT機器そのものは生活の一部化しております。またICT機器を使うスキルは大人になって扱い始めた教員より、生まれたときから慣れ親しんでいる児童生徒のほうが上手であり、教員にはどのような場面で、どのようにICTを活用すれば児童生徒に学力が身につくのかということを考えた授業スキルを磨くことが求められます。すなわち、教員がコンピューターやプロジェクターを使って効果的な支持を行うためのスキルアップの必要性はもちろん大切ですけれども、試行錯誤しながら児童生徒が問題を解決していく。そんな授業を組み立てていく授業スキルを磨くこと。それはまさに学校の教職員が創意工夫、自主的、主体的に進めていく校内研修そのものなのですけれども、そういった校内研修でスキルアップをしていく。そういった側面から学校の研修の充実を支援してまいりたいと思っております。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 今お答えいただきました校内の研修ということでありました。1点タブレットを使った例といたしまして、以前トランポリンの指導者が、実際に自分が飛んでいるところを映しながら、すぐ競技した後にそれを確認して、そして例となるのを横に比べて、どのタイミングでどこがずれていたかというのをやった次の瞬間にわかる。それを改善していくというものがありました。体育の授業でいいます運動神経とかセンスのよさといいますのは、見たことを一瞬でできるのが運動神経がいいとか、センスがいいとか言われるところでありますけども、それを先ほどからおっしゃられますように可視化して、自分の動きがどのタイミングでどのよう― 7 ―に動いているのかといったところを把握するというのに非常に有効であると感じました。そういった授業、これは体育だけでありますけども、そういた有効活用をこれからぜひほかの教科でもしていっていただきたいというところで、やはり先ほど申し上げましたICTの指導員の配備というのも、ぜひ前向きに検討いただきたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
体育の授業での使用の仕方について議員のほうからお話をいただきましたが、まさにその通り。体育の授業、自分の姿は自分では見られないわけですから、そういった部分で使う有効活用の実践に多く取り組んでいるところであります。指導員の件につきましても、確かに必要性は感じる部分ではありますけれども、先ほども申しましたように、各学校の状況、予算の部分を含めていろいろとありますので、学校の状況を考えて、また検討してまいりたいと思っております。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 了解いたしました。今は体育専科の先生がおられますけども、任期があと2年だったかと思います。その後がまというわけではないのですけども、ICTの指導員の先生についても考えていただければと思います。