みんなの議会

津別町議会 平成31年第5回定例会 2019年6月20日

発達障がいの実態と支援について

2019年6月20日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「発達障がいの実態と支援について」質問し、町長 佐藤多一、保健福祉課長 小野淳子、教育長 宮管玲が答弁しました。

質問者
篠原眞稚子 議員
答弁者
町長 佐藤多一、保健福祉課長 小野淳子、教育長 宮管玲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告した件につきお尋ねいたします。一番目の発達障がいの実態と支援についてですが、発達障がいは治らないという見解があったようなのですが、そうではなく、発達障がいの子どもの脳も絶えず発達し続けているというような研究結果もあります。養育の困難さというのは、一人一人に違った子どもの脳に、どのような訓練だとか刺激を与えたらいいのかということが、簡単にとか一概に言えなく、非常に大きな問題であるというふうにも言われております。私は、平成 27 年6月議会で、就学前健診以前の5歳児健診を実施できないかと質問したところでありますが、その中で5歳児健診の必要性は認められているが現状は難しいというような内容の町長の答弁でした。その中で「1歳6カ月と3歳児健診の受診者の約6割から7割に運動面・言葉・コミュニケーションなどの遅れが見られる」というような報告があり、その数の多いのに驚いた記憶があります。そこでなんですが、その結果を踏まえて町長は現状どのような対策をとられている― 38 ―のか、支援策等、新たにできているものがあれば、まずお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

発達障がいの実態と支援の関係でお答えを申し上げたいと思います。平成 27 年6月議会におきまして、「集団生活で特性が目立ち始める時期に5歳児健診を行っては」とのご質問を受けたところですが、療育病院等の協力を得て行う体制が整わないことから、健診にかわって保護者と相談する場を設けることを検討したいと答弁したところであります。平成 27 年という年は、町内三つの保育所と幼稚園が一緒になり、こども園を開設した年であり、それまで子どもの発達障がいについては、保護者が学べる機会が少なかったこともあり、保健師との間で子どもの発達について認識に差があったと聞いています。こども園の開設を機に、乳幼児から幼児へと連動した包括的支援がしやすくなり、保護者との連携も深まってきたところです。平成 28 年度からは、保健師と療育病院専門職による「子どもの育ち相談会」を実施していますが、年々保護者に内容が浸透して希望者も増え、保護者の子どもに対する見方や健診結果の受け止め方に変化が出始め、保健師との関わりや療育専門職への相談も容易に行えるようになり、専門的な支援につなげられるようになっています。就学を見据え、5歳児健診の要素を含めたこども園の年中・年長クラスの育ち相談会は、平成 30 年度から全園児に拡大し、保護者に子どもの成長の確認と就学までの準備を伝える機会を確保し、関係機関同士が支援体制を築く場ともなっております。平成 29 年度からは、相談会を小学校でも開始し、療育専門職が担当教諭の相談とアドバイスを行う訪問支援事業にあわせて実施していますが、平成 30 年度は開催が月1回程度まで増え、また、この年の訪問支援事業は、初めて中学校と高校においてもそれぞれ各1回実施してきたところです。このように対応・対策は拡大していますが、依然保護者の子どもに対する現状認識が異なるケースもあり、デリケートな問題でもあることから、関わり方になお検討が必要であると考えます。発達障がいは、幼児から小学校、中学校、高校、そしてその後へと支援を途絶えさせないことが重要でありますことから、関係機関とより連携を― 39 ―密にして今後とも取り組んでまいる考えであります。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 今町長の答弁の中で、質問後の町の発達障がいの乳幼児・幼児に対するフォローの状況が以前よりは高まってきているのかなというふうなことを思いました。それで、この質問をするのにあたり、津別町の発達支援の事業実施要綱というのもいただきまして、当時から比べるといろんな場面に応じて相談とかそういうことが可能になってくるんだなと。事業をきちっと明確にし、さらに法律とかそういうのに基づいて今津別町でできることとか、対象内容だとか事業内容だとかいろいろ工夫し、子どもたちの発達というか、育ちに関してたくさんのフォローがされているかなと思っていますが、後で学校のことは教育長のほうにお聞きしたいと思いますが、その健診で大きな数字の子どもたちが何らかの発達障がいということではなくて、特性が見られるという、その個別の対応というようなことで、何か具体的にされているもの、昨年1年間に健診のときに問題ありと出た子どもたちの対応の仕方について何か具体的に変わったものとか、実施しているものがあればお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

その具体的なことについては、私がそこに入っているわけではありませんので、担当のほうで承知している部分については、差し支えのない範囲でお答え申し上げたいと思います。

答弁 保健福祉課長 小野淳子(保健福祉課長は2021年3月まで)

先ほど町長もお話ししましたが、こども園等における訪問支援ということで、子育て支援センターやこども園に入りまして療育の状況、お子さんの状況を確認しながら先生からの相談を受けたり、そのときに保護者との面談を希望される保護者の方と療育病院保健師が一緒になりまして、その相談を受けている状況があります。あと訪問をしながら、また訪問の状態でもありますし、別個に相談会ということでお母さんのお話を聞いたりとか昨年しております。そして小学校にも訪問しておりますし、中学校にも相談会に参加し、また放課後等デイサービスのほうでも何かしらの― 40 ―支援が必要で経過観察をしているお子さん、そしてそちらのサービスを受けているお子さんがどのような状況で、これは相談というわけではないのですが、そういうお子さんがそちらのサービスを受けている中で、どのようにそちらのサービスで療育を受けているかというのも保健師や療育病院の先生とあわせて経過観察をさせていただいております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 今担当の課長のほうから現在行われていることについて報告があったわけですが、ここで問題になっているのは、なかなか子どもの発達に問題があっても、なかなか特殊性というか、そういうことに対する親の理解が非常に少なくて、子どもが大変な思いをしているということも聞いているところなのですが、問題があって、そのことの個別の指導にも、さっき町長から話があったように非常にデリケートというか、そういう問題もあって踏み込んでいくということが難しい状況にもあるのかなと思いますので、ちょっと言葉は悪いのですけどもピックアップして相談体制が今整っているのであれば、そういう子どもに対する理解を全体的にというか、広げるというか、そういう取り組みがあるとさらに属に言うグレーとか、どっちなのかなと悩んでいるお母さん方がもしいらっしゃれば、そういう機会が増えていけば、我が子に対する接し方も変わってくるかなと思いますので、当事者はもちろんですけども、それ以外に目に見えないような支援が必要という子も結構いるのではないかと感じますので、そういうときはもちろん当事者同士の学ぶ機会、育ちの仕方というのもありますし、全体的に必要であるという、こういうものだという学習の場というのも必要かなと思います。津別町もいろんな形で気付きというか、そういう育ちに対する気付きの学習の場というのをそれぞれの分野で幼稚園は幼稚園、あるいは町は保健師さんを通して広く呼び掛けるような講演会等もあるかと思いますが、なかなかそういうときに専門の人が来て話をするのは毎日毎日ということではなくて、せっかくいいお話であっても、なかなかその日行けないというような人もいますし、非常に後で小学校のほうで話しますけども、4人に1人が何らかの発達障がいであるというふうにいわれているような状況では、全体が発達に対する理解というのをしていかないとなかなか解消していか― 41 ―ないのではないかというふうに思いますので、その辺のところで何か今年度に向けて学校以外で町として、そういう子どもたちや親に対する支援というか、そういうものを計画したものがあればお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

その部分については津別町健康推進事業の計画があります。これは、この間所管の委員会でも配らせていただいたところですけども、30 年度の実績と今年度、令和元年の推進計画、その中で発達支援事業、どんなものをやっていくのかということがそれぞれ書かれているわけでありますけれども、27 年に議員からご質問を受けまして、その翌年から相当な形でいろんな事業を展開しているところです。特に学校とこども園の訪問支援事業というのが一つありまして、これは児童の発達特性のある児童の担当保育教諭、こういった方たちを対象にして対処法を学ぶようにしています。それから二つ目には子どもの育ち学習会、これも 28 年から開始いたしまして、これは発達支援の会に参加する保護者を対象といたしまして、講話だとか、これは美幌の療育病院の専門職による講話だとか、そういう学習会を行っているところです。それから子どもの育ち相談会ということで、これは発達に特性のある児童と保護者を対象にいたしまして、これも療育病院の専門職、それと保健師がこども園を訪問して遊んでいる様子を見学して、その後内容について結果の説明、それからアドバイスを行っております。また四つ目にはあそびの広場を行っているわけですけれども、この部分につきましては 27 年度に似たようなものを行っておりますけども、28 年度から本格的にいろんな事業を展開してまいりまして、30 年度の決算においては、当初から見ると4倍の予算になっている状況にあります。これは最初にお話しもしましたけれども、それまで保育所と幼稚園とは別々でありましたけれども、これが一つのこども園ということになりまして、一体化して包括的に子どもたちを見れるという環境が整ってまいりました。したがいまして、子どもの発達障がいが疑われるような子を早期に発見できるような体制が出てきて、そのことで数が増えてきているという。ですから、これは数が増えたから悪いということではなくて、そういう子どもたちがまだいるということが事前にわかるということで、それに対する対応ができているし、これからもこの部分について進めてまいりたいと思っています。そしてこれは何よりも― 42 ―美幌の療育病院の専門職の支援がなければなかなか難しい状態であります。そこも相当いろんな、この辺では一つしかありませんので、なかなか大変なのは承知しておりますけれども、津別町にも大変大きなご協力をいただいて 28 年度以降こういう事業が展開できているということでありますので、今後とも専門職の意見も受けながら進めてまいりたいと考えております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 今 28 年から 30 年度にかけていろんな報告、それから予算的には4倍の予算をかけながらということで、数が多くないほうがいいに決まっているのですけども、細かな分析をすれば何らか育ちづらいというか、そういうようなことって出てくるので、以前よりはきめ細かく対応したり、きめの細かい子どもの関わり方で、以前ならもしかするとそっちのクラスに行かない子も来ているのではないかというのも何となく外側では聞こえている。ちょっと病院とかそういうのにかかると、何かそこで発見されてしまってカウントされるから以前より多くなっているんじゃないかという話もありますけども、それはそれとしてでも、今以前からみると非常にきめの細かいというか、いろんな形で見せていただいたのも、毎月のように保健師さんが子どもたちと、というようなこともあります。それでまずは増やすとか増やさないとかということではなくて、やっぱり子どもにとって、一番どこでどんな形で過ごしていくのかということが大事なことじゃないかと思いますし、例えば特殊性には 10 人いたら多分 10 人みんなが違って、それぞれだから、いろんな今蓄積している対応も許容の範囲を超える子もいたりするという話も聞いて、非常に難しいのだろうと思いますけども、幼児のときに育てづらいことが、ちょっと話が飛躍しますけども、それが、親がとても子育てに苦労をしていて、子どもを虐待するというようなこととか、そんなほうにも発展するというようなことなので、非常に細かな対応を幼児期にしていかなきゃいけないのではないかなと感じていますので、たくさんのプログラムが用意されている。そこできちっと該当する子どもたちを育てあげて、そして今の話ですとこども園から小学校、それから中学校、高校、それから社会にと一連の流れになっているようですけども、津別町の場合は、ほぼ全員の子どもがこども園に行き、そしてその子どもたちが大きな障がいがなければ学校の特別支援学級と言― 43 ―われるようなところに進み、そうでなければ養護学校というようなところに行くということになりますけども、そこに小学生の段階から行っている子は少ないかと思いますけども、いずれにしてもみんなと違う育ち方をする。親も子も非常に大変だと思います。それを担当するカウンセリングの先生や療育病院の先生だとか、さまざま大きな問題があるかと思いますけども、できるだけ積極的に関わり、そしてそうでない人にも発達障がいへの理解というのを少しずつ、少しずつ進めてもらって、地域の子どもは地域で育てるというか、そういうような理想みたいなことになろうかと思いますけど、そういう範囲で今後も仕事というか、そういうのにあたっていただければと思います。それで町長への質問の二つ目のところで、情報共有がどうなっているのかということを別で聞こうかと思ったのですけども、今町長のお話や担当の方のお話でもその子の特殊性というか、そういうのがきちっと小学校に伝えられ、そして小学校から中学校にもというふうなお話でしたので、そこのところはそういうことがあるということで、それがどのぐらい、どんなふうにされているかというのは今の段階ではちょっと難しいのかもしれませんけれども、そういう流れはできているけども、なかなかうまく流れがいかないような面もちょっと耳に挟むこともありますので、それは細かなところだけを拾って話をするということではなく、やはり大事な子どもですので、きちっとそのお子さんの将来に向けての最初の一歩みたいなところで情報をお持ちですと、次々にきちっとつなげていくということも大事ですし、それは何と言うか環境の変化等で大人にだんだん成長していくにつれて発達の度合いがみんなと同じようになれるという子もいますし、そうでない場合もあるらしいのですけども、そういうふうに常に子どもの脳というのは発達していくということですので、そこの見極めは非常に難しいかと思いますけども、そういう感じでやっぱり将来に向けて行く一歩のところなので、大事に扱い、そしてその情報がきちっと伝わり、子どもたちがその場で生きやすいような、そういうことを念頭に入れてもらえれば非常にありがたいと思いますので、この件に関してはまだ何かあればお話いただき、なければ教育長、学校のほうの質問に移りたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

先ほどもお話ししましたとおり、28 年以降、大きく言えば四つの事業を新たに取り組みながら進めてきているところです。年々回数も増やしてきていますし、その分、それだけ1回目の答弁でもお話ししましたとおり保護者の方たちの理解も深まってきていると思います。これは療育病院の専門職の先生たちに大きく担っていただくところがありまして、ここも相当比重がかかっているところです。先生については東京からも来られているということでありますので、相当、医師の確保の関係についても多分苦労されているのではないかと。そういった状況の中でも津別にも専門職の方を派遣していただいて、そしてこういう事業に取り組めているということに、まずは美幌の療育病院のほうに感謝申し上げたいなと思っています。このほかに美幌には「なないろ」という美幌の発達支援センターもあります。ここは就学前の子どもが行くわけですけれども、ここは美幌、大空、津別の3町で、それぞれ負担金を出し合って運営をしているわけでありますけれども、津別も去年でいきますと 14 人ここに行っております。言葉の教室だとかそういうのに入ったりしまして、大体ここ4年ぐらいでは、去年が一番 14 人と多かったのですけれども、大体 12 人から 13 人でずっと推移してきています。町としてもここに 300 万ちょっとのお金を負担金として出して、津別の子もここで面倒をみていただいているということでありますので、そういう広域的な取り組みと、町で独自に行っている部分、こういうものをミックスさせながら今後とも対応してまいりたいと思います。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 今、それぞれ 28 年以降の取り組みを具体的に聞きました。さらに予算的にも非常に大きな数字にもなってきています。やっぱりいろいろやってきている。ここまで関わってきた何か成果というのも難しいと思いますけども、今後とも今みたいなことを増やしながら、なかなか難しいのは一人一人が違うということで、過去に蓄積しているデータで、この子は今までのアというので全部終わるとかそんな感じじゃないらしくて、非常に専門家の人達とか、考え方が分かれるような部分もあったりするのですけども、ちょっと余談になりますけども、今月の初めに育成会のほうに行って発達障がいの人への理解みたいな話を聞きました。そこでも非常に難しい話と、お母さんの話を聞いたところが、一人はもう見るからに発達― 45 ―障がいだったので小学校に上るときからそういう学校のほうに向けて行った。もう一人は幼児の時にちょっと言葉が遅いかなという程度だったので、普通に学校に入れたと。低学年のときは勉強もそんなに難しくないから何とか学校にも行けていたのだけれども、3年生、4年生になってきて学校の授業が少しずつ難しくなってくるとちょっと対応しきれなくなって、毎日ストレスをためて帰ってくるようになって、お母さんの判断がよかったのかどうかという悩みを当日総会にいた人の前で語っていました。そんなこともあって、津別はほかの支援とかそういう先生方の手配とかが数多くされていて、よそから見ると「すごいね」と言われる場合もあるのですけども、数だけ用意すれば全部がすごいわけでもないということもあり、非常に難しいこともありますので、子どもとあわせて親のほうの相談というか、そういうのも今後も応じていただければありがたいと思います。次に、学校のほうなのですけども、先ほどのいろいろ予見だとかいろんな検診をした結果なのかはわかりませんけども、特にここ2、3年というのは割合が非常に多くなっていて、気にとめていないとそうでもなかったのですけども、そういう育成会なんかで町の実態を聞くと、4人に1人が何らかの支援が必要という子が現在津別小学校に在籍しているという話を聞きました。その子どもたちにも先ほどの話じゃないのですけども、一人一人に見合った療育とか、学校での教育というのはなかなか難しいと思いますけども、現在増えている子どもたちの現場での対応というのがどんなふうになっているのか、最初にお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

それでは、一つ目のご質問にお答えいたします。平成 27 年度の津別小学校の特別支援学級は3障がい種3学級、在籍者数は 11 名でした。当時は国及び道の教員配置基準により4名の教員と町費による3名の支援員で対応しておりました。翌、平成 28 年度から特別支援学級のほうへの入学者が増える傾向が続き、本年度におきましては、3障がい種6学級、在籍者は 38 名、教員数は8名での対応となっております。学級が1増えると教員も1増えますが、教員1人当たりの児童数も増えますので、町費による支援員を増員し、現在6名の支援員を配置しております。なお、支援員の業務には通常学級内の配備を要する児童の支援も位置づけ― 46 ―ておりますが、本年度は、今のところ特別支援学級での活動支援を優先していると状況を把握しております。中学校につきましては、本年度におきましては3障がい種3学級、在籍者は6名、道費による教員数は4名、町費による支援員1名での対応となっております。令和3年度から在籍者数が増えることを想定し、早い段階からの指導支援体制を検討していく必要性があるというふうに考えております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 今学校での実態ということをお聞きしたので、27 年度、28 年度、先生方の道費と町費でしている部分というふうにお聞きしまして、この数そのものが現在どうこうということも多少問題があるのかなと思いますけども、道の枠よりも町費を入れながら子どもたちの対応にあたっているというのが現状だと認識しました。この増えてきている、幼稚園の段階からいろんなことがわかってきて、育ちづらい子、そうでないかがわかってきているので、早めに先生方の数もピークのときに何名で、次の時、例えば子どもたちが卒業していってしまったから余っちゃうということがもし現実に足したり引いたりすれば、そういうこともでてくるのかなと思いますけども、やっぱりこれだけの先生方で対応し、それでも現状なかなか現津別小学校の現状は厳しい状態にあるというふうに先生方からもお話も聞いています。それで、例えば支援員と津別小学校の中に特別支援学級とか学校での教員の資格というのでしょうか、そういう方がとられている方が差し支えなければどれぐらいいて、その数が何人かいらっしゃると支援員に対する指導というふうに言えるかどうかはわかりませんけども、やっぱり、ただそういう勉強をしてきている先生と、そうでない先生とでは、やっぱり専門的ないろんな知識が違うという話もありますので、現状はどうなっているのか。もし少ないのであれば、そういう資格をお持ちの先生方を異動のときに積極的に転入してもらえるような方策を早い段階に手当をしていただきたいと思います。それで、まず資格の問題と現状はどうなのかをお聞きします。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

特別支援学級の免許状を持っている教員数につきましては、― 47 ―申し訳ありませんが今手元に資料がありませんので、即答できません。ただ、学級数が決まり教員定数が決まり教員が配置されるわけですけども、その中で津別小学校におきましては当該の児童・生徒が多いということをかんがみて、議員のお話の中にもありましたように人事異動の際には特別支援の免許状を持っている教員を優先的に配置してほしいという要望を出して、そのように取り進めているところであります。本年度も大学を出てきて採用になった教員、特別支援学級の勉強をして資格を取ってきている教員を新卒の中でもあえて免許を持っている新人をあてがってもらうということに努めております。そういった意味で特別支援学級の経験、免許状を持っている、もしくは特別支援学級を経験したことがある。そういった教員を優先的に配置してもらえるような働きかけを今後とも続けていきたいと思っています。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 それぞれ人事に関しても工夫をされているというのは、その質問は一般論で、専門的な知識を持った方とそうでない方では違うというようなことも書かれているのを読んだので、実態がどうなのかなということでお聞きしました。それ以上細かな数で報告は結構ですので、次年度に向けてもそういう一般の先生ではとても大変というようなことで、先生方の同じ学校で7時間勤務だとしたら7時間であっても、そういう子にかかわる時間がその時間内であっても疲労というのは問題ですけども、やっぱり若干大きくて疲弊気味であるという話もお聞きしますので、そういうところを今後もそれに向けて人事にあたっていただければありがたいと思います。次に二つ目の質問ですが、子どもの特性に応じた配慮や支援について、入学後の保護者への理解、相談について担任や特別支援コーディネーターの教員が窓口になっているというようなこともお聞きしていますけども、まず学校での子どもたちとか、あるいは親等の相談。常に相談窓口が開放されているという言い方はちょっと語弊があるかもしれませんが、教育相談員とか、今教員専門員で配置された先生が違うかなと思いますけども、そういうようなところ、あるいは担任外で常にそういうことに対する親の不安とかそういうものに対応できるコーディネーターというか先生が配置されているのかどうかお聞きしたいと思います。― 48 ―

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

まず二つ目のご質問の前に、教員の実態ですけれども、免許状は持っていなくてもそれぞれ一生懸命研修をして情熱と愛情をもって子どもたちの指導にあたってくれておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。二つ目のご質問についてお答えいたします。個の特性に応じた配慮や支援について、入学後の保護者への理解や相談につきましては、担任や特別支援コーディネーターの教諭が窓口になります。保護者の相談内容を校長、教頭、養護教諭、担任、特別支援コーディネーター、その他指導支援を担う教職員で校内委員会を開催し、必要に応じて、保健福祉課保健師や生涯学習課担当職員も参加しながら対応策等を検討し、個の特性に配慮した支援を着実に進めることとなっております。教育委員会といたしましては、学校や保護者の相談先として、就学前からの保健福祉課保健師や美幌療育病院、就学後は北海道特別支援センターや北見児童相談所の巡回教育相談、北見支援学校のパートナーティーチャー、オホーツク教育局特別支援教育スーパーバイザーといった外部機関と連携し、相談先の充実に努めているところでございます。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 今生徒に対する相談窓口等についてお話がありまして、よそというか津別町内だけでは賄いきれず、他の専門機関等にも定期的なのかどうかわかりませんけども、順次子どもの相談にはのれる体制を整えているということで理解をしたいと思います。最後の質問なんですけども、障害者差別支援法が施行され、障がいのある子どもも地域の学校で学ぶための道義的な配慮が求められていると言われておりますが、現状は、津別は古く言うとちょっと何年は忘れましたけれども、当初はずっと分離しているということで特学に行く子どもは登校したら特別支援学級というところにずっと放課後までいたということで、今はなるべくそういうふうにならない一般教室でもということで、今津別町では教科によって特別支援学級であったり、それから一般学級に戻ったりいろいろしているということなのですが、そのことと合理的というのはなか― 49 ―なか言葉の意味はわかりますけども非常に難しく、両方に行っている子どもたちも毎日の生活というか、それはどんな形でされているのかをまずお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

それでは三つ目のご質問にお答えいたします。平成 28 年4月から障害者差別解消法が施行され、不当な差別的取り扱いの禁止と障がいがある人の合理的配慮の提供が明示されております。合理的配慮は、障がいがある人から社会の中にあるバリアを取り除くために、何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で対応することが求められるものであり、重すぎる負担があるときでも、なぜ負担が重すぎるのか理由を説明し、別のやり方を提案することも含め、話し合い、理解を得るように努めることが大切であると認識しております。本町の小中学校の教育は、障がいの有無にかかわらず、可能な限りともに学ぶインクルシブ教育の理念が重要と考えて推進しておりますので、学校も教育委員会も、児童・生徒や保護者のニーズに応じて、可能なことは速やかに合理的配慮を検討し、負担が重く難しいことは可能なことを提案し、話し合い、ご理解を得られるよう努めてまいりたいと考えております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 実際の現場では分離教育というか、そういう時代から今日できるだけ差別はしない、みんな一緒にみたいな形になってきている中で、特に(聴取不能)というのは時々違うクラスという言い方がどうかですけども、行く、そして戻るというときに相当子どももストレスになるような場面もありますので、あまりみんなが一緒に一つのところで教育をされ、進んでいくということがないときには、やはり子どもに対する配慮というか、それは人ですので、子ども同士だと結構子どもが聞いていても大丈夫かなというようなことを平気で言ったりする場面もありますので、それを全部学校現場の先生にお願いすることは非常に難しいかなと思いますけども、やっぱり制度がいろいろ変わってきて、肢体不自由とか普通学級に通えない子は別ですけども、そうでない子どもたちは、これからはどんどん普通学級で学んでいくということになると思いますので、そういう心構えというか、親もそうで― 50 ―すし、子どももそういう心構えをもたないと、なかなかちょっとしたことで生きづらくなるということがあるのかなと思いますので、質問も抽象的になっているかなと思いますけども、できるだけ子どもにも理解をしてもらい、(聴取不能)も言っていますけども親にも理解をしてもらって、なかなか見えない、自閉症なんかは。一方では学力なんかは非常に高いけども、心が育っていないためにみんなとうまく過ごせないという子が現に学校にもいるのではないかと思いますけども、そういうところは行政機関が全部するということではないのかもしれませんけども、なかなかそういう制度がかわって生き方、過ごし方が変わってくるときには、大人のそういう責任で子どもたちに生きづらさみたいなことにならないようなことを考えながら学校の授業が進んでいけばいいかなと思います。いろいろ聞きましたけども、現状は何らかの支援が必要な子どもが多いというのが現実で、学校現場が疲弊しているような状況にもあるということなので、来年度に向けては適正な、どんどん配置基準も超えていますので、さらに町がということになろうかと思いますけども、十分そういうところを手厚くし、子どもたちの学校の1日が楽しく過ごせるような工夫をしていただければありがたいと思います。以上です。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

これまで教育委員会といたしましても特別支援教室の整備ですとか、教材、教具の配備、学習支援員の増員と学校を支援してまいりましたけれども、今後とも子どもたちの学校生活がより充実するように支援員の配置等の検討も含めて学校現場の人的・物的環境の整備に努めてまいりたいと考えております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 やはり子どもたちが伸び伸びと過ごしていくために必要な教育予算は、どんどんということではないですけども、未来のある子どもたちに投資するのは、いつか何らかの形で町にとってもいいことではないかと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。以上です。

出典:津別町議会 平成31年第5回定例会 2019年6月20日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる