厚岸町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月25日
(1)未就学児の発達障害の有無を調べる5歳児健診について/(2)厚岸町住宅リフォーム支援助成事業について
2025年6月25日、厚岸町議会の一般質問で、竹田敏夫議員が「未就学児の発達障害の有無を調べる5歳児健診について」「厚岸町住宅リフォーム支援助成事業について」について質問し、町長 若狹、保健福祉課長 早川、建設課長 堀部が答弁しました。
- 質問者
- 竹田敏夫 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、保健福祉課長 早川、建設課長 堀部
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 竹田敏夫
質問通告書に従い、質問させていただきます。1、未就学児の発達障害の有無を調べる5歳児健診について。(1)町の考え方と取組について伺います。2、厚岸町住宅リフォーム支援助成事業について。(1)新築助成は100万円、リフォームは20万円、リフォーム工事代金が新築と同額または、それ以上の場合があります。町民に対してサービスが違うことについて、町の考え方を伺います。以上です。よろしくお願いします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
1番、竹田議員のご質問にお答えいたします。1点目の「未就学児の発達障害の有無を調べる5歳児健診についての町の考え方と取組は」についてでありますが、5歳児健診は、令和5年12月に国から要綱が示された事業で、4歳6か月から5歳6か月までの子どもを対象に行い、子どもの特性を早期に発見し、特性に合わせた適切な支援を行うとともに、生活習慣、その他育児に関する指導をすることで、幼児の健康の保持及び増進を図ることを目的としております。主に、精神発達の状況、言語発達の状況、社会性の発達にポイントを置き、就学に向けた集団生活を送る上で求められる、社会性や調和的な行動を確認するものとなっております。町では、乳幼児における健診として、1か月児、3から6か月児、9から11か月児、1歳6か月児、3歳児の健診を実施していますが、その後は、年長児が受ける就学前の健診まで期間が空いてしまうため、運動能力や社会性が育つこの時期の健診は、発達や情緒面の支援が必要な子どもの早期発見、早期対応に重要な役割を果たすものと考えており、令和7年度からの5歳児健診の実施に向け、令和6年度から、職員の研修の受講や、他町で実施している事業を視察するなど準備を進めてまいりました。当町においては、町立厚岸病院の小児科医の協力の下、滞りなく準備を進めることができ、6月から開始し、今年度は37人の子どもに対し、年に5回行う予定であります。健診は、集団遊びの観察、医師の診察、保健師による保健指導、管理栄養士による栄養指導を実施し、健診において発達など気になる所見があった子どもについては、保護者との相談に丁寧に応じ、さらなる発達検査や専門医療機関への受診につなげますが、同時に教育委員会とも連携しながら、就学に向けた切れ目のない支援を進めていきたいと考えております。続いて、2点目の「厚岸町住宅リフォーム支援助成事業についての、新築助成は100万円、リフォームは20万円、サービスが違うことの考え方を伺う」についてであります。初めに、新築助成については、地域の住宅ストックの安定的な確保と若い世代や子育て世帯を中心に定住促進を図るため、厚岸町住宅新築支援助成事業及び新築貸付金利子助成金交付事業実施要綱を定め、平成26年度から、町内参加登録業者で住宅を新築する場合に、床面積が40平方メートル以上、工事費1,000万円以上を条件として、1戸当たり50万円を基本に、一定の要件を満たす場合は20万円を加算し、また、金融機関から資金を借り入れた場合は利子相当額について30万円を上限として、合計で100万円を上限に助成する内容となっております。一方、リフォーム支援助成については、既存住宅の質的向上や長寿命化を促進し、地域全体の住環境の改善を目的に、厚岸町住宅リフォーム支援助成金交付要綱を定め、平成25年度から、町内参加登録業者で住宅をリフォームする場合に、工事費10万円以上を条件として、対象工事費の10%、65歳以上または中学生以下の子どものいる世帯の場合は15%とし、20万円を上限として助成する内容となっております。これらの制度の違いについては、町民の生活の向上及び定住人口の確保と町内産業の活性化を図ることについての目的は同様でありますが、新築については、新たな住宅の建設であるため、その費用が高額になることが想定されますが、リフォームについては、多様な規模や内容が存在し、一律で高額な費用とはならないことから、助成額に違いが生じているところであります。ご質問にある、リフォーム工事代金が新築と同額、またはそれ以上の場合があるとのことについては、平成25年度のリフォーム助成制度の実施以降では、工事費が2,000万円超のものが1件、1,000万円超のものが3件で、新築の場合の工事費を超える件数は少ないと思われますが、リフォーム工事には様々な内容や規模があるほか、近年の資材高騰などの影響から、工事費用が高額になる場合もあると考えております。町としては、こうした状況を踏まえ、これらの制度の在り方について、今後、検討してまいります。
質問 竹田敏夫
まず、5歳児健診についてですが、法律で義務付けられている3歳児健診などと異なり、5歳児健診の実施は自治体の任意と。法律で義務付けられているのは3歳児健診。それと異なり、5歳児健診の実施は自治体の任意、努力義務と認識しております。新聞にも出ていたのですが、道内では、保健師らとともに5歳児健診を担う小児科医の道央圏などの偏差が深刻化していて、政府が算定する小児科医の偏差指標が道内で2番目に低い十勝管内では、全19市町村のうち、健診を実施できているのは、浦幌町のみ、帯広市の担当者は、医師だけでなく、保健師や心理士も足りず、実施の検討もできていないと話している。健診、診察については、数か月に及ぶ健診もある。健診後に発達障害の診療を担う児童精神科医が不足している影響も大きいとあります。厚岸町はやっているとはいえども、精神科医のこと、それから数か月にかかるという部分については、どのように行っているのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)
お答えさせていただきます。5歳児健診そのものにつきましては、町立病院、小児科医師が当町にいるということで、早くから準備をして進めてきたところです。今お話しいただいた、その健診にかかって、気になる子、さらに専門の医療機関につなげる必要がある子について、専門の医療機関につなげるという部分におきましては、現在、釧路市立病院や個人病院になりますが、小児科で専門医療の診断をいただける状況にありますので、現在、法令で行う1歳6か月、それから3歳児健診、それと今回加えて、5歳児健診で気になる子がいた場合には、父兄と話し、保護者と相談を進めながら、保健師のほうでお勧めを促しながら進めていく状況にあります。5歳児健診につきましては、今年度から実施という状況となっております。
質問 竹田敏夫
診察に数か月かかるということが書かれているのですが、初めて診察してから、要するに、児童精神科医でないから、小児科の先生が診て、これは何らかの症状があるのではないかという疑いを持ったときに、初めて病院を替えるなり、医師を専門の医師に診てもらうという行為をする。ただ、大変申し訳ないのですけれども、誤った診断をする場合があります。だって、児童精神科医が診なくては決定できない。だけれども、最初診たときにはそういうものは全くなかったという部分の、診断の分け方はきちんとできないから、児童精神科医が専門にいる。また、厚岸町立病院には、普通の一般の子どもを診る医者がいるけれども、全部診ることができるわけではないですね。その心配の部分はどうなのかなというのが一つ。そして、初めて診察してから、疑いのある子どもを専門家医に診せて、それが結局、発達障害並びに何かの問題があるとなったときに、親御さんに、お宅の子どもは何々ですと、その親に伝えることが必要だと思うのです。その期間というのは、この診察に数か月かかると言われている新聞の意味というのは、厚岸町では、今まで診てきたというのであれば、どのくらいの日数がかかっているのですか。
答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)
大変失礼いたしました。健診においては、例えば気になる項目が幾つかあるという程度の判断を行う状況になります。例えば、言葉の遅れが見られる。ただし、言葉の遅れについては、検査指標等の検査ではありませんので、この年齢でいう、言葉がまだ出ていない状況、もしくは出ているけれども、単語ごとでしかいかないですとか、そういった疑いがあるというようなチェックという状況での健診の範囲と認識しております。ただ、そこで、遅れがある状況ということで、健診等で引っかかった場合に、さらに、釧路市での専門医療機関につなげて、診察を行っていただくと。その診察が、数か月というお話かと思いますが、状況では、まず健診を行った専門家のほうで、診察を行ったときに、一定の指標、数値は出る状況と認識しております。ただ、それは、例えば5歳児に対して、4歳2か月程度の発達状況ですというような指標の判定は、ひと月程度で出る状況になっています。ただ、そこからさらに、例えば、療育手帳が必要なほど遅れている状況かどうかという判断は、その発達状況の進み方によって、判断が半年や1年とか、後に出てくるという認識をしております。専門医療機関にかかった段階で、その判定が数か月かかるということに、単純にみんながなるとは認識しておりません。厚岸町においては、その診断が数か月に及ぶと認識しておりません。ただ、そこから、療育手帳を取得するまでの期間ですとか、専門医療機関の中で判定したものを、さらに、児童相談所、療育手帳の申請を伴う総合相という北海道の機関になりますが、そこの判定につなぐには、半年から1年かかるという状況はあり得ると認識しております。
質問 竹田敏夫
5歳児の健診というのは、ある程度、1年とか1年半かかるというか、課長の答弁というのは、僕も調べて分かるのですが、要するに、月日がかかるので、最低でも5歳、6歳になって調べてしまうと、集団的な場所に通えるタイミング、つまり、1年生の学校に上がる前に、どのように、この子どもを1年生に上がったときに対処していったらいいか、特別学級に置くのか、それとも、普通の団体生活ができるかできないかという、要するに決定打ですね。決めるために、この健診をしていると私は理解しています。それをはっきりさせるためには、早めに診断しましょうと。だから、国では一応3歳児となっているけれども、3歳児では、まだまだ子どもが発達障害でもないのに、どちらかというと、女の子は言葉を覚えるのが早い、男の子は言葉を覚えるのが遅い。ましてや、最初の子どもは、話す言葉、表現力が遅くなる。2人目、3人目になると、やはり、きょうだいの2番目になると、だんだんずるくなって、お兄ちゃん、お姉ちゃんがしゃべると、それをまねしてしゃべる。発達障害でないかなと思うくらい、しゃべる子どもも中にいるという、子どももたくさんいます。だから、早めがいいということです。今後、これを僕も専門ではないから分からないけれども、親御さんからの申入れの中に、例えば子どもが何らかの障がいがありそうということで、釧路の精神科医に1回診てもらいましょうと。これ、実費になりますね。こういう実費の部分を回避できるように、何らかの補助をしていただきたいということの申入れでした。それらも含めて、今後、いいように考えていってほしいと思うのですけれども、そこはどうでしょうか。
答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)
お答えさせていただきます。前段にありました部分につきましては、今回、3歳児健診の段階では分かりづらい、まだはっきりしていない状況が、ちょうど5歳児においては、就学に向けた前の段階で、ある程度判断していける。ただし、そこで白黒つけるというわけではないので、そこは疑いがあった段階、もしくは遅れが少しある段階で、保護者の方と相談を進めて、さらに早めに専門の医療機関を受けるかどうかというようなことを進めていきたいと考えております。それから、受診につきましては、通常、専門医療機関での受診そのものについては、子どもの医療にかかるお金ですので、公費で賄えるということで、自己負担が発生しないのです。ただし、診断書につきましては、実費という状況となっております。医療機関によって金額も違いますが、その部分につきましては、現在は、手帳等、それから、うちの障がいの申請手続をするときに必要な診断書については、助成を行う制度はありますが、今お話しした、例えば、就学に向けて診断をしておきたいとか、そういったものの診断書については、自己負担となっておりますので、その分については、今後、ちょっと経過を見ながら検討していきたいと思います。交通費につきましても、検討は進めていきたいと思います。交通費につきましては、専門医療機関について、今、近いところでは釧路、それから札幌、それから旭川もありますので、そういったところでは、大きな負担になることもありますので、それも要素として、検討の材料として検討したいと思います。
質問 竹田敏夫
診断書の経費と、手帳に出す分の経費、交通費について、ぜひ検討してほしいと思います。最後にリフォーム支援ですが、もともとのリフォーム支援、新築等については、厚岸町の家づくり協会とか、商工会を通じて、いろいろお願いして実現した経緯があります。今後、現在、町長にこの話の申入れをしたところ、町長は気持ちよく、次の新しい町長に申入れをしておくからという優しいお言葉をいただいたということで、私はそれを信じております。次期町長のときに、またこの質問を再質問させていただきたいということです。ただ、その期間に、ぜひお願いしたいのは、建設課です。この申入れをした当初の団体、商工会、建築・建設関係にはなると思うのですけれども、その団体関係者と、よりよい制度をつくっていくことを懇談していく機会を、ぜひつくってほしいということを要望しておきたいのですが、いかがでしょうか。それで終わります。
答弁 建設課長 堀部
お答えいたします。家づくり協会、商工会等もありますけれども、そういった方々の意見を取り入れながら、制度の整理をしていきたいと考えております。