みんなの議会

津別町議会 平成31年第3回定例会 2019年3月12日

公共交通の具体的施策について

2019年3月12日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「公共交通の具体的施策について」質問し、町長 佐藤多一、建設課主幹 石川勝己が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一、建設課主幹 石川勝己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、先に通告のとおり津別町の公共交通整備について一般質問を行いたいと思います。最初に公共交通の具体的施策について伺います。町長は、平成 29 年度に町民の足の確保のための実証実験として、町内に循環バスを走らせようとしましたが、幾つかの― 22 ―課題が見つかり断念されました。そこで、平成 30 年度に、総務省の地域力創造アドバイザー制度を活用し、地域公共交通アドバイザーに、津別町の公共交通に関する調査を依頼し、助言と指導を得ることにしました。先ごろ、その報告書や考察書ができ上がったところです。住民の足の確保は、喫緊の課題であります。町政方針に 31 年度において、住民とともにワークショップと実証実験を行っていくと示されています。交通網の整備については市街地の循環アクセス、町外とのアクセス、集落とのアクセス、大きく分けてこの三つが考えられると思いますが、具体的にどのような施策を考えられているのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

津別町の公共交通の整備についてでありますけれども、公共交通の具体的施策についてお答え申し上げたいと思います。町政方針でも述べましたとおり、平成 30 年度に取り組みました「津別町に見合った持続できる地域公共交通についての調査、検討」によりまして、一定の方向性を見出したところです。その内容は、市街地区内のアクセス、美幌町や北見市を結ぶアクセス、町内集落とのアクセスについて実情を踏まえた上で充実させるというものであります。31 年度の具体的な取り組みについてですが、一つは市街地内の移動について、現在北見方面と美幌方面とを結ぶ2系統の民間バスをコミュニティバス化できないかという検討に入ることとしています。これは、北見、美幌へは通院、通勤、通学、買い物などの目的により、真っ直ぐそこに行くことが目的になっていますが、バス停を増やす、あるいは移設して、市街地内での移動に利便性を持たせるなどの検討でありまして、また、バス停まで歩行困難な方に対しては、タクシー利用券の助成の検討についても行ってまいります。これらの実現に向けましては、住民との合意形成の方法として近年多用されておりますワークショップや、交通事業者との協議を重ね、実証実験を必要とする場合は、法定協議会を設置して進めてまいりたいと考えております。集落を結ぶアクセスの改善につきましては、まちバスとスクールバスを中心として― 23 ―検討してまいりますが、こども園に通う園児や小中学校生の通園・通学は、恒久的なものとしてとらえるのではなく、数の変化によって柔軟な対応ができるよう教育委員会と連携して検討を進めてまいりたいと考えているところです。以上、答弁とさせていただきます。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 自動車を利用できない住民の方にとって、通学、通院、買い物、そういったものに必要な移動手段を提供することは、自治体が住民の日常生活維持に向けて用意することが望まれる最低限の条件、いわゆるシビルミニマムだと言われています。地域公共交通の充実ということは、高齢者の方の外出の頻度を高める、そして生きがいづくりや健康づくりにも大いに寄与するのではないかというふうに考えております。考察書によりますと、津別町には移動手段として自動車利用ができない方が 20%となっております。この方たちの足の確保ができずには、まちづくりは前へ進まないと思います。このことを踏まえた上で、もう少し具体的な話をしていきたいと思います。先ほどの答弁の中で、北見方面、まず市街地の移動と町外のアクセスを含めた最初の答弁で、コミュニティバス化できないかとのお話がありました。これは、停車所を増やすということなんですけれども、多分、この議場で今聞いていた方が具体的なイメージがわいてこないのではないかと思うので、もう少し詳細に担当のほうからでもいいから説明していただきたいと思います。今、停車所を増やすのは、津別町内だけなのか、それから美幌や北見にも停留所を増やして循環化させて利便性を高めるのか、その辺も含めて説明いただければありがたいと思います。

答弁 建設課主幹 石川勝己

北見バス路線のコミュニティバス化というところの具体的なイメージができるようにというようなお話かと思います。まず、一つは北見方面、それから美幌方面から今現在乗り入れをしている路線について、今後、4月以降に新たにアドバイザーの先生等含めて具体的な検討、それから北見バス等も含めて検討に入りますが、イメージとして、こんなような感じですというふうに今お話できる範囲でですが、例えば、美幌方面から今津別町内に北見バスが― 24 ―走って来たときに、達美で高栄団地のほうに1回国道を離れて町道を走っています。それがまた国道に戻って来ますが、今現在はそれが役場のターミナルのほうに向かって豊永のバスターミナルのほうに行くというだけでありますけれども、それを例えば、高台団地から出て、国道に戻ってすぐケアハウスの方面にバスが入っていく、それがまた旧駅前通りを通って大通りの交差点の所に出て来る。それが五差路のほうに向かい、五差路を直進して旧林石さんの交差点のほうに向かい、さらにその奥へ行く共和地区を回る、高校のほうへ向かう、それから豊永方面に行けば、墓地の方面、みぃとインさんの前を通り、中央公民館の前を通り、旭町のほうを通り、そして津別病院、役場のバスターミナルに来るというような形の細かいまちなかが走れないだろうか。いわゆる当初循環バスというふうにイメージした部分を北見バスさんの現在の既存の路線で担ってもらえないだろうかという検討に入りたいということです。北見方面から来るバスも同じように考えています。北見バスも林石さんの所から今説明したような同じ路線を通ることによって、時間帯、時刻表が変わると今の現在の便数で考えても、津別町の市街地内で1カ所のバス停に 20 回から 30 回のバスがとまることになります。ちょっと細かい計算はあれですけれども、往復も含めてそれぐらいとまるようになります。ということは、30 分なり1時間に1回バスが市街地の中を循環するというようなイメージができるので、そういうようなことができないかどうかの検討を住民の方と一緒に進めていきたい。その路線がどうするか、バス停がどこにあったらいいか、時間がどうしたらいいかということを具体的に詰めていきたいということになります。以上です。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 確認ですが、美幌や北見のほうで停留所を増やすという考えはないということですか。

答弁 建設課主幹 石川勝己

それも昨年幾つかの自治会と意見交換会を行った際に、意見を住民の方から言われたお話で、美幌の方面では、今国保病院とそのそばにあるスーパーのほうにしかバスが行かないので、そこで大体買い物をするんですというよ― 25 ―うなご意見を聞かせていただきました。北見バスさんとも打ち合わせをしてきている経過の中では、例えば、シティとかそちらのほうにある商店街、書店とかお店が集合している所、ツルハさんとかいろいろありますが、あちらのほうにも津別から行くバスがそっちのほうに回れないだろうかね、というようなお話も住民の方からされたのを北見バスさんのほうに伝えています。それらも含めて美幌町内に入った路線、それから北見市内に入ったときの路線、バス停がどこにあったら津別から乗って行って便利だよねというところは、あわせて検討していきたいというふうに考えています。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 一昨年、二路線の循環バスを走らせるといったアイディアを北見バスとの連携によって解消しようという案で、私はこれが実現すればかなり住民の方の反応はいいのではないかなというふうに感じて今聞いておりました。ぜひ、この実証実験をできるだけ早い時期に進めていただきたいと思いますけれども、その中でちょっと今懸念しているのが、バス停をたくさんつくることによって、バスの運行には北見・津別、それから美幌・津別どちらも今の倍近い時間がかかるのではないかなと思います。そうすると、バス会社のローテーション含めて、また経費の部分についてもかなり影響が出てくるので、まずバス会社が「うん」と言いそうなのか、その辺についてちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 建設課主幹 石川勝己

これまでの北見バスさんとの打ち合わせ、協議の中では、津別町内の市街地の先ほど申し上げました路線の案的な部分については、前向きに検討したいというふうな返答をいただいております。以上です。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 この実証実験のためには、法定協議会を立ち上げなきゃいけないような形になると思うのですけれども、この時期を町長としてどのぐらいのスピード感でやっていく考えなのかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

実は、このアドバイザー、ご承知のとおり津別町出身の方で― 26 ―ありまして、津別のことをよく承知しています。あちこち出入りしても「あそこの息子さんなのかい?」というようなことで、よく知られております。ですから、ちょっと今までのコンサルの方とはちょっと違うかなと。実情はよく承知されている。そこで事情をよく知っているということは、今為国さんのほうから言われているのは、あまりあわてずにやりましょうと。そして、やっぱりここ、ここを増やしていくということで、やっぱりこれで1回やってみようねと。そしてやった結果、あまり乗らないという場合は、元に戻しますよということも含めて、それと住民負担というのも当然出てきます。それらも含めて、よし、それで行こうということでスタートしていこうということですので、例えば、5月からやるとか、6月からやるとか、事を性急に進めないほうがいいですというようなお話も承っていますので、また、4月に新年度予算が通れば、4月にまたやってきて、その辺の打ち合わせもするような形になりますので、しっかり利用される方の理解に基づいて進めていきたいなと。そして、やった結果、こういうふうなことだねということをまた協議をし合いながら、次を、そのままいくか改善していくか、いろんなことがまた出てくると思いますので、またそこで検討してまいりたいと思っています。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 今のお話でわかるのですけれども、町民の方は、もう本当に待ち望んでいるわけです。私が2年前に質問したときも、実は、その年は選挙の年でありました。住民の方にごあいさつに行くと、非常に足の確保で困っているというお話が多くて、これはもう、もし議会に戻ることができたら、最初に自分としては訴えていかなきゃいけない課題だなというふうに思っておりました。それからもう既に2年たっております。一度は動き出したものが、課題が見つかりとまったわけですけれども、今またこうして検証して、この中で新たな方策が見つかったので、私も一発でこれが決まるとは思っていないんです。何回か試行錯誤していくことによって、理想の形ができ上がっていくと考えています。そのためにもやはり動き出しは、拙速はいけないかもしれませんけれども、体制が整い次第、ぜひ今年度中というか、できるだけ早い機会に1回目の実証実験をしていただきたいなというふうに考えております。何か答弁があればお答えいただきたいと思います。― 27 ―

答弁 町長 佐藤多一

まず津別町の地域公共交通で考えなくてはいけない知見というのを報告書の中で言われております。それは、四つほどあるわけですけれども、一つは、公共サービスは、無料ではなく住民も応分の負担をするものですよということ。それから、交通事業者は、サービス業であるということを自覚することということ。それから行政は地域の活力を高めるまちづくりの装置として地域の足をとらえていきましょうと。それから、四つ目には、自家用車の利便性と比べるのではなく、新しいライフスタイルを、より楽しい新しいライフスタイルを模索するということで、意識改革をしながら取り組みを進めていきましょうという知見をおっしゃられています。個別にこの路線は、これとこれを活用していきます、この路線は、これとこれを活用していきましょうということで、いろんなことが出されているところです。基本となっているのは、新たにバスをまた買うだとか、そういうことではなくて、今あるものをうまく回しながら、どうやったら上手に使っていけるかということを、財政面も含めて検討した上でスタートしていきましょうというふうに言われているところで、私も合点がいっておりますので、議員もできるだけ早くということもありますので、どこまで早くなるかはちょっと今ここでお答えしづらい部分もありますけれども、そういった意見もあることも含めて進めてまいりたいと思います。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 次に集落を結ぶアクセスの改善についてお尋ねしたいと思います。集落を結ぶアクセスにつきましては、現在、相生方面を走っているまちバスとそれから5路線にわたるスクール混乗バス、もしくはスクールバス、これが集落に関するアクセスとして網羅されておりますが、現況であまり困っているという声は聞こえてはこないのですけれども、やはり不便を訴える方もいらっしゃいます。また、このスクール混乗バスが児童生徒の増減によっては走ることができない路線が出てきたりすると思いますが、これを補完する装置として何か考えていらっしゃるのかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

子どもの通学、通園ということが中心になってきておりますけれども、それらにつきましては、やっぱり年とともに地域の子どもの数も偏在してかわってきたりしています。そういうことで、地域要望もいろいろあって、こちらのほうは現在ではぐっと少なくなって、今度逆にこちらのほうがいつの間にか増えてきているというようなこともあって、この4月には実験的にとりあえず今ある昔の議会の車とよく言っておりましたけれども、それを活用してとりあえず4月には動かしてみようと。それでどういうことになっていくか見ていこうということで、これもあるものを使いながら、進めながら地域との話し合いも含めてやっていきたいというふうに考えております。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 お答えがちょっと不明瞭だったんですけれども、議会で使っていたワゴンをお使いになるということですけれども、それを具体的に何に使うかのご答弁が漏れていたと思います。デマンド型の交通のタクシーとして使うのか、乗り合いバスとして使うのか、その辺もう一度ご答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

最上方面に子どもがぐっと増えてまいりましたので、そこにスクールバスを走らせたいということです。ただ、そこは、北見バスが走っている路線ですので、勝手なことはできませんので、それは北見バスとこの間協議をさせていただいて、了承いただきましたので、それではちょっと、それ以外の方は乗せないという条件です。子どもたちのみということで、それで4月に当面やってみましょうということになったところです。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 スクールバスについては今の答弁で了解したというかよくわかりました。今、例えば五つのスクールバス及び混乗スクールバスでカバーし切れていない部分、そういった部分もあるかと思います。町の中でですと、バス路線に合わない部分は、先ほどの答弁にもありましたようにタクシーの助成とか、そういった形でもできるのかもしれませんけれども、全く郊外の距離のあるような所については、一番多い要望はデマンド型の交通ということで、ドア・ツー・ドアという― 29 ―ものを望んでいる住民の方が多いというふうに考えておりますが、そうしたことに対して何か今回の中で新しい施策を考えている部分があるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

ちょっと担当のほうから実際のところのお話をさせていただきたいと思いますけれども、デマンド交通だとか相乗りタクシーだとかいろいろ方法があるのですけれども、先ほどのコミュニティバス、これまた役場が買って回していくという方法もあるのですけれども、やはり報告書の中では、それは全国でやっているところはたくさんあるのですけれども、非常に財政負担を強いられていると。年々それが高まってきているという報告も受けまして、デマンドにつきましても、アドバイザーのほうからは、これは選択しないほうがいいというようなことで、津別に合った現実的なやり方ということで、今ある、持っているものを上手に活用していくのと、それとハイヤーを活用していくということの中で解決していく方向で検討していくべきではないか、大まかに、そんなことが話されておりますので、それらをもとに検討を進めてまいりたいというふうに思います。何か担当のほうからあったら報告してください。

答弁 建設課主幹 石川勝己

郊外の部分ですけれども、これも今年度、1年間検討を重ねてきたという中でイメージ的なもの、素案というような段階ではございますが、先ほど町長の答弁にもありましたように、子どもたちの通学、通園は最優先になります。子どもたちの数、それから住んでいる場所も変動してきますので、そこは子どもたちに対するスクールバスの運行については柔軟性をもってということが最優先であります。例えば、一つの路線の中で、万が一ですけども、スクールバスが走る要件がない、子どもたちがいなくなって走る要件がないといった場合の今の一般混乗に対する高齢者の方の病院とか買い物に利用されるという部分については、定時、定路線型、いわゆる時刻表があってバス停がここに決まっていてというような形でバスを走らせるのではなくて、いわゆる予約型という形がいいのかというのもイメージはしています。― 30 ―もう一つの選択肢としては、決まった曜日に走ります。例えば、月曜日は上里線、火曜日は恩根線というような形で走るというような形でいく選択肢もあるかなというふうに考えています。ベースになっているのは、今一般搭乗されている方が極めて少ない状況でありますが、利用はゼロではありません。利用の頻度としては、月に1回程度です。多くて2回です。なので、そういう利用ニーズに対応する柔軟性を持った対応を検討していきたいというふうに考えています。以上です。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 考察書の中にも、今のようなことが述べられておりまして、デマンド交通よりもタクシーをうまく回していくことのほうが現実的であるというお話がありますけど、現実に、今のタクシーのキャパで足りるのかどうか、今これが町が整備されていって、この次の質問ともかかわってきますけれども、まちなかのにぎわいづくりが成功して、まちなかに商業施設等ができて、北見や美幌まで買い物に行かざるを得なかった部分が、津別の中心街で済むようになれば、当然こうした方のまちなか中心地への乗り入れの回数は増えてくるわけでありまして、そうした方が、タクシーやバスを利用する頻度は上がってくる可能性があります。ですから、もう少しまちづくりが進まないと、その中で議論としておさめていかなければいけないのですけれども、そうしたことを考えた場合に、やはり幾つかの選択肢はもっていたほうがいいなというふうに思います。ですから、デマンド交通を全くうちには合わないと。私もいろいろ全国の事例を調べましたけれども、やはりデマンドで冬だけが一番成功しているのは、人口3万以上のような本州の都市であります。それに比べてこちらではやはり条件が整っていないのかなという感はありますけれども、今言ったお話のように、やり方と工夫では最低限の支出で効果を上げることもできるのではないかなと。3路線を走らせるのではなくて、曜日によって定期的に動かしてみたりすることによって、住民の方が、私は住民の方が困る状況をつくってはいけないと思っています。先ほどもお話があったように、これは住民の方と共同で行っていくことであります。ですから住民のほうにも頑張ってもらわなきゃいけない。不便があるのは僕はしょうがないと思います。例えば、具体的に言うと、全く行く手段がないという― 31 ―困る状態をつくってはいけない。だけど、例えば便数が少ないとか、停留所が遠いとかいうのは、やはり住民の方にも知恵と工夫を出していただいて解決していただく。例えば、自分の通院の時間帯を変えるとか、生活の時間帯を変えて、バスの時刻に合わせて生活を見直すとか、そういった形で住民にも歩み寄っていただいて、そして町としても最低限できることをしていくと。そうすることによって、お互いウィン・ウィンの関係に公共交通について成し遂げていくというのが大事なのではないかなというふうに思っております。そうした中で、今こうした実証実験が進んでいくわけですけれども、必ずこれはもう一度、今年も公共交通アドバイザー制度、予算をつけて行っておりますので、この中でフィードバックされると思います。そうした中には、ぜひワークショップを開催していただいて、住民の方からの意見を取り込みながら新しい次の案に進んで、次のやり方に進んでいただきたいと思いますが、町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

おっしゃることはよく理解しているところです。先ほど買い物客の話も出ましたけれども、これから複合商業施設ができると、町で買い物される方も増えると思います。むしろそうするために外に買い物に行っている人たちをなんとか呼び戻したいということも含めて商業施設の検討を進めておりますので、そこに行くようになれば当然行く足の手段も増加してくるというふうに思います。それらは、また状況を見ながら増やしていくようなことになるかなというように考えます。議員もおっしゃいました不便はある意味仕方がないというか、ここのところの認識というか、感覚というのをどう理解していただけるか、町民の方に。これも実は大事なことだろうと思います。全部満足のいくような形でいくと、これはなかなか難しい問題でありますし、そして一番最初に議員が言いました、いわゆるシビルミニマムということ、最低のことは行政としてしっかり整えていくということがベースになるだろうと思います。例えば、高齢になって免許の返納もありますけれども、この方が免許を返納されて、今まで自分が自家用車で動いてきたのと同じ感覚で公共交通が使えるというふうに思われると、これはほとんどできない話でありますので、そこのところは理解していただかなければならない部分というのは当然出てくるだろうと思います。― 32 ―それから、最近の動きとしまして、議員も道新等で見ているかと思いますけれども、私もちょっと安倍総理がこの間、自家用車で旅客送迎拡大へということで、政府方針タクシー相乗りも解禁というような記事が載って、各社のを全部見てみたのですけれども、過疎地で自家用車運送、これも法改正して促進へということで、観光客にも乗っていただくだとか、そういったことも、これは 2020 年のオリ・パラの大会に向けてタクシーが圧倒的に首都圏で足りなくなるということがベースにあるようですけれども、一方で、バス事業者等々撤退をしたりとかということで、自分のところで過疎地にとっては交通体制を考えていかなくちゃならない、その一つの方法として、権限を広げていくというような法改正も今 2019 年度中に検討したいということで各社、全部読んでみますと各社ともちょっとニュアンスが違うのですけれども、いずれ検討に具体的に政府が入ってくると思いますので、多分こちらのほうにも、やはりいい意味での改正があるのではないかなというふうに期待もしておりますので、それら新しい動きも含めて、またアドバイザーが東京にいますので、もっと詳しい情報をたくさん知り得ていると思いますので、話し合いながら津別町に合った形の公共交通体系を整えていきたいと思っております。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 お話よくわかりました。今、日常生活維持のための生活路線ということだったのですけれども、今のお話等ありますと、私もかかわっている観光分野におきましても、例えば、ランプの宿森つべつに行く公共交通機関が実際はないというようなところも、実は観光客の問い合わせに対しては、大変苦しいお答えをしなきゃいけないというようなこともあります。そうしたものも、今後いろんな形で知恵と工夫を出して、公共交通整備の中の一端に心にとめておいていただいて考えていただければなと思います。

出典:津別町議会 平成31年第3回定例会 2019年3月12日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる