みんなの議会

清里町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月18日

交流人口に向けた具体的施策について

2015年12月18日、清里町議会の一般質問で、堀川哲男議員が「交流人口に向けた具体的施策について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
堀川哲男 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 堀川哲男

お昼近くになりまして、皆さんお疲れではございますが、私は清里町における交流人口をいかにして増やしていくか。そしてその交流人口をいかに活かしていくか。このことについて御質問させていただきたいと思います。よろしくお願いします。清里町には、斜里岳をはじめとする雄大な自然広々とした農村景観、穴場スポット的な裏摩周、神の子池、さくらの滝等の美しい観光スポットがあります。今年斜里岳には、5千人を超える登山客が訪れ、裏摩周には7万8千人。神の子池にも6万8千人の人が訪れています。これだけの人が、清里町の美しい自然に興味を持って来てくれているのに、それぞれ点としての観光地にしかすぎず、人の流れ、お金の流れが清里町のPRにつながっていないのが非常にもったいないなと感じます。点から線に線から面にといった仕掛けが必要と考えますが、交流人口の効果的な出し方について町長のお考えをお伺いいたします。もう1点、さきの定例会で5年後に交流人口を50万人に増やすとの答弁がありました。来年には旧レストハウスの交流活動施設もオープンしますし、日本で最も美しい村連合に加入したいということで動き出していますが、交流人口を50万人に増やすことは並大抵のことではないと考えます。交流人口を増やすための具体的な施策をお伺いいたします。よろしくお願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの堀川議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。交流人口に向けた具体的な施策についてということでありまして、1点目の交流人口をどう町に活かしていくのかということでありますが、本町には今ありましたように、日本の百名山の一つでもあります主峰斜里岳そして摩周湖を展望する裏摩周の展望台、また近年はパワースポットとしても人気の神の子池、そしてサクラマスが遡上のジャンプを繰り広げるさくらの滝など特色のあるスポット的な観光資源がございます。また交流滞在型の観光を進めるべく今までもオートキャンプ場や公設そしてまた民間の宿泊施設。3カ所の温泉の施設。道の駅パパスランドさっつる。パークゴルフ場。さらには景観型のコスモスロードや市街地域商店街でのガーデニングなどの設置につきましても、多くの町民の皆さんの参加をいただき、実施をされてきたものでございます。その結果、多くの来訪の方々が景勝地や施設を訪れていただいておりまして、個々の目的に沿っての本町の観光や景観を満喫していただいているところであります。特にパパスランドにつきましては、観光バスやレンタカー、キャンピングカーなどでの利用が大幅に増加をしている状況にありました。こうした一連の施設整備による集客の効果が徐々にあらわれてきているものと判断はいたしているところであります。しかしなお一層の進展を図るためには、清里町に訪れてくれた人の流れをこうした施設や景勝地へ誘導する仕掛けとしての案内機能の充実整備とおもてなしのあり方が、今後最も求められているものと考えている次第でもございます。つきましては、現在改称中の交流活動施設、旧レストハウスをそうした機能や情報提供の拠点施設として整備を進めておりますので、道の駅パパスランドをはじめ各関係施設とも連携を取りながら、人の流れ、そして金の流れを確立されるために観光ルートの設定。そして、交流体験型のツーリズムの企画やイベントの情報と合わせながら、各施設の機能の整備によるPR活動の強化を図ってまいりたいというふうに考えてございます。また新ご当地グルメとして若者グループのゆいまーるが開発いたしました七色うどんをはじめとする地域の資源を活かした食の提供や、清里焼酎を初めとする特産品の販売展開も含め、どんな方法がより効果的進めていくことができるのか。観光協会を中心としながら、商工会や農協、さらにはまちづくり団体等の関係機関団体等ともしっかりと連携協議を進めながら、交流人口の増加に資するためのさまざまな観点からの検討を加えて参りたい。そのように考えているところであります。次に2点目の交流人口を増やすための施策についてでございます。ただいまの答弁と重複するところがありますが、現在改築を進めております交流活動施設、来年7月のオープンを予定しておりました観光の情報の発信はもちろんのこと、交流や移住定住の推進。そして清里産の特産品の提供。または来訪者がゆったりと過ごしていただくことのできるカフェなど、軽食の準備を進めるそうした設備を中に用意をいたしたいと思っておりますし、またこの施設を拠点にそれぞれのグリーンツーリズムを始めとしたソフト事業を展開しながら交流人口を増やしていきたいというふうに考えております。また御案内のありましたように日本で最も美しい村連合の加盟に向けて準備を始めたところでありまして、認定となれば、清里町の地名度注目度はさらにアップいたしますし、交流人口の増加にも大いに期待ができるものと考えている次第でございます。また総合計画の目標といたしております5年後の交流人口50万という数字目標は簡単に到達できるというふうには考えておりませんが、今申し上げました町の観光施設また景勝地の見せ方、そして体験型観光の進め方、施設の運用宿泊や食の提供のあり方のハードソフト両面からの位置づけをしっかりと進めながら、交流人口につないでいきたいというふうに考えております。また関係機関の皆さんとともに町民の皆さんの御協力をいただきながら全町一丸となってこうした対応を進めてまいる所存であります。また来年度はそれらの施設をより具体的により効果的に進めていくための観光計画の策定を予定いたしておりますので、この計画に基づき新たな観光戦略を練っていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 2番 堀川哲男

ただ今町長からハード面ソフト面それぞれの面から総合的に交流人口を増やしていきたいというお話がありましたけども、自分の方からそれぞれの切り口で、再質問をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。まず交流人口をどうやって活かしていくのかというお話ですが、点から線に線から面へといった仕掛けですが、人の流れをつくるためにはまず清里町のパンフレット、これを配布する必要があると思います。約7万人の観光客が訪れる神の子池は神秘的な池の色に感動して帰っていきます。ただそれだけではもったいないんです。裏摩周もきれいですよ。さくらの滝迫力ありますよ。近くには温泉もありますよ。こんなお土産がここで買えますよ。こんなおいしいものがここで食べられますよ。清里町はこんな良い町です。といったパンフレットを配ってはいかがでしょうか。管理人を置いて手渡しっていうのが一番の理想ですが、それが無理ならばせめてパンフレットを置く場所をつくって持ち帰ってもらってはどうでしょうか。そして人の流れをつくる仕掛け、アイデアですがこれが重要だと思います。これは例えばの話ですが、各観光スポットにスタンプラリーのように参加者の観光スポットを回ってスタンプを押せば、それが温泉の割引券になったりですとか、それがお土産の焼酎をはじめ、お土産の割引券になったりですとか、観光スポットだけではなくて、清里町のほかのところにも足を運んでもらって買い物などしてもらう。つまり、人の流れお金の流れをつくる、仕掛けやアイデアが今必要ではないかとそんなふうに思いますが、この点についていかがでしょうか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

清里町の観光のそれぞれの景勝地、または施設等については先ほどお話をさせていただいたとおりでありますが、こうしたものを一連に結びつけて、今御質問がありましたように、点からそれを線にして線から面に発展をさせるという計画でございますが、そのためには訪れた方々をどういうふうに誘導していくか、そしてそれらの方々をどういうふうにおもてなしをするかというようなことが一番重要だというふうに感じている次第でもあります。今御提案をいただきましたように、それぞれの施設にパンフレットをきちっと配布しながら、その流れを誘導するという施策をどうでしょうかということでございますんで、当然そういう仕掛けをしていかなければならないと思っておりますし、現在も要所の観光協会のところもそうですし、またパパスランドなんかにおいても観光のチラシ、また緑清荘だとか札弦のパパスもそれから緑の温泉施設も若干置いておりますけども、きちっと関連づけた中での対応をしていきたいと思いますし、もうしばらくうちのパンフレットもずっと増刷でしたから、新しく切り替える時期にも来ておりますので、十分そこらのことを踏まえながら対応をしていければというふうに思っております。またパンフレットだけでなくて、観光のわかりやすい案内板みたいなものが必要なのかなというふうに思っております。昔は駅を通じてくるお客さんがいましたから、大きな観光案内があったんですが、いつの間にか撤去されたりしてなくなってきているということもありますんで、どこにやるのが一番効果的なのかという部分も含めながら、これからの検討の材料だなというふうに思っているところであります。またアイデアとしてそうゆう施設に寄った時にスタンプラリーのような形での誘導をし、そして全部終わった段階では入浴券がいただけるだとか、宿泊を割引してもらえるだとか、町の中で買い物をしたときの割引券だとかを併用した中でのラリー制度みたいなものをどうでしょうかということであります。今後の中で、そういうものがいかに効果的にやっていくことができるのか、こういうこともやっている先進の町村もありますので、十分に内容を調査させていただいた上で検討をしていきたいなというふうに考えておりますので、これについてもご理解をいただければというふうに思います。以上です。

質問 2番 堀川哲男

人の流れそしてお金の流れをつくるための仕掛けアイデアですが、自分が今言ったのは個人的な浅はかな考えですけども、まだまだたくさんの仕掛けやアイデアがあるはずです。そのアイデアをどんどん出し合いながら、しっかりとした人の流れをお金の流れをつくれるようなシステムにしていっていただきたいと思います。次に清里町の観光地に来ていただいて、気持ちよく帰ってもらうためには、ある程度の整備が必要だと思います。行き過ぎた過度な整備は必要ありませんが、自然を守りながら景観に配慮した整備。そして人の安全にかかわる整備はしていかなければなりません。今年、神の子池に木道が完成し、池の周りの環境が守られるようになりました。しかし、池に通じる林道は狭くて崩れやすく車が落ちる事故も起きています。冬には神の子池の入り口の道道にとめられた車がアイスバーンで事故を引き起こす危険もあります。大きな事故が起きてしまう前に安全のための整備や対応が必要だと思います。その他気になるところですが、斜里岳の登山道。これも計画的に修繕していかなければなりませんし、さくらの滝へ向かう道路も農作業をする人に不便を与えている実態もあります。また裏摩周展望台への上る途中の柵が折れていたり、看板が朽ちていたり、展望台からの視界が枝で遮られて湖面が見えづらかったりと整備が必要なところがたくさんあります。今後に向けて点検と計画的な整備をお願いしたいと思います。整備についてのお考えをお願いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

それぞれの景勝地に対するアプローチ、仕掛けの御質問でございます。まず景勝地として、余りこう華美に整備をかけるということになると、清里の景観スポットというのは、裏摩周は一定の観光で昔から整備が整っておりますけども、神の子の池だとかさくらの滝だとかはどちらかというと自然の中に設置がされてきたというような施設でもありますので、そこらへんは自然と景観に配慮しながらやっていかなきゃならんだろうというふうに思っております。おかげさんで、今年は神の子の池周囲の木道整備をさせていただきました。この整備、木道を整備したというのは、余りにもここ近年入込が多くなって、昔は草がいっぱい生えてほんとに自然的な池だったんですが、そこに人が入り込むことによって全部周りの草がなくなって、雨が降る度に土砂が神の子の池に入るという事態が生じてしまう。それで本来であれば、そうならないようにどこかで人数制限でもして、これ以上はダメとでも言えば済んだのかもしれませんけれども、現状はそこに管理人がいるわけでなく、自然の中での景観でありますから、どうしてもそこへ来ていただく方々は車で乗りつけて、池の周辺をぐるっと周遊して楽しんでいただいているというようなこともありますので、これ以上放置すると神の子池の青く澄んだ本来の性格をなくしてしまうという恐れを感じたもんですから、今回木道ということで地面に足のつかないその段階で、何年かすると草が生えて、またそれなりの景観が保てているようになるのかなというふうに思っているところでありまして、そういうような自然と調和したような整備の仕方をとりながら対応していきたいというふうに思っているところであります。また特にそこに至る林道の関係であります。これも網走南部森林管理署が国有林の中でありますから、管理をいただいております。基本的には、今現在、林道でありますのでそちらでの管理と合わせて、レクリエーションの森の指定もいただいておりますので、町の方もグレーダーをかけたり一定の整備をしておりますが、専門にそこのところを整備するということでありませんので、今御質問がありましたように何らかの安全策としての対応していかなければならないということで、それぞれ協議を進めているところでありまして、営林署さんも夏の間はお客さんが入ってくるもんですから、事故があったら困るということで利用していない、逆に利用しないように調整をしているという御苦労をいただいておりますので、町としてもどこまでやれるのか協議の中で進めていかなきゃならんというふうに考えております。手法としては併用林道の方式をするだとか町道にするだとか、いろんな方法がありますが、そこら辺いずれにしろお金のかかることでありますから、そういう金の流れとの合わせも考えながらやっていかなければならないことなのかなというふうに思っている次第でもあります。また、斜里岳の登山道のお話もありましたが、これらについては一昨年、従来も小破損の部分については、観光協会の指定管理の中で全体の道路管理ということでやっていただいたわけですが、徐々にそれだけでは相済まなくなってきている場所があるということで、そこに重機を入れてやるとかそういうことには、国有の中ですのでなりませんので、自然工法を使った中でいかに回復をさせるかというようなことで、昨年それの専門の先生をお呼びして関係の方々で実際に手をかけて本当に少ない距離ではありますけれども、そういう作業が始まってまいりましたので、そういうことをしっかりと踏まえながら自然を壊さない範疇の中でそういう整備も順次進めてまいりたいというふうに思っている次第であります。また裏摩周の関係です。木やなんかが邪魔になって見えないところも出てきているということでありますが、あれは国立公園の中ですので基本的には一切手をかけることができません。伸びたら伸びたままで伸びてないところから見てくださいという、そういうことに相成ろうかと思いますんで、これは環境省が管理をいたしておりますから最低限の危険を防止するというような対応での整備の方法しかされておりませんので、御理解をいただきたいというふうに思いますし、また柵が壊れているところがあるぞという部分については私ども承知しておりまして観光省の北海道に修復の要請をしている段階でありますんで、御理解をいただければというふうに思っております。いずれにしてもお話がありましたように、やはり安全でなければならないということ。万が一事故が起きたらやはりそこの管理はどうなっていたということに当然相なってまいりますんで、国有林の中ということもありますけれど、施設として観光の一役を担っているものでもありますので、町としても十分に意を払いながら関係方面とも協議しながら、進ませていただきたいというふうに考えているところであります。以上、申し上げて答弁といたします。

質問 2番 堀川哲男

清里町の観光地ですが、国立公園ですとか、道立公園ということもありまして、町単独ではできないということも十分理解するところではありますが、各関係機関に対する働きかけは継続していただきたいと思いますし、今後に向けて点検と計画的な整備計画というのもよろしくお願いしたいと思います。次に、旧レストハウスの交流活動施設が来年夏のオープンに向けて準備が進められております。清里町の魅力を発信する拠点として、ここに来れば清里町の観光情報がすべてわかる、行ってみたくなる、体験したくなる。そして住んでみたくなる。その役割を期待するところであります。斜里岳がきれいに見えるあの場所で焼酎工場、公園交流施設を一体的に考えて、今後の計画をしっかり立てていただきたいと思います。今後の課題として焼酎工場との連携あるいは役割分担をどうするのかですとか、オフシーズンをどうするのか。今現在焼酎工場にはたくさんの工場見学ということでオフシーズンにもかかわらず、バスがたくさん来ております。そういうのもオフシーズンに向けての課題にもなると思いますし、間にある公園ですが、あの公園も今のままで良いのかどうなのか。庭園のまちであるならば、人を呼べる庭園にしてはどうかなどいろんな意見もあります。今後に向けてさまざまな課題があると思いますが、オープンまであと半年ちょっとしか時間がありませんが、清里町の魅力を戦略的に発信できるような準備をお願いしたいと思います。交流活動施設についてのお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

現在改修を進めております旧レストハウス交流活動施設の改修とこれからの運用の関係でございますが、先ほど申し上げましたように、改修については明年の6月までに終らせたいというふうに思って、今作業を進めている次第でございます。ですから7月の観光シーズンにはオープンができるというような形で今準備を進めているところであります。御案内のように基本的には清里における観光または特産品だとか交流だとかそういうものをワンストップであの場所ですべてができる。相談もできる。そういう施設として今回整備をかけているところでございます。今の計画どおりにいきますとレストランといいますか、軽食の取れるカフェ的なレストラン、それから特産品を販売するコーナー、そして子供さんや親御さんたちが集まれる、ゆったりと大きなちょっとした遊び場的なホールを用意しますし、それからまた移住定住交流もその中でいろいろと観光情報を含めて相談のできる箇所も予定をいたしている次第でございます。そして全体として、御案内のように昔ブライダルをされていたところ、大きな広間の部分はもう取り壊しておりますが、基礎の部分はそのまま残してあります。と言いますのはそこで各種イベントをやることができますし、また昔使っていた北側の部屋部分の整備をして、土台はそのまま残しながら、そこでいろんな物産展をやったり、いろんなイベント的なものもできるような施設としての整備を進めている次第でもございます。また合わせて焼酎工場との関連性を御指摘いただいたわけでありますが、今焼酎工場では多くの方々が観光に施設見学に訪れていただいておりますので、基本的にはその部分はその部分として、しっかりと継続をさせていきたいというふうに考えております。ただ販売とかそういう部分については基本新しくできる施設側にも特産品のコーナー。特に、焼酎を中心とするそういうコーナーを設けていきたいと考えておりますので、その中での販売を中心にやっていきたいなというふうに思っているところでありますが、そこが休みになったときの連携はすぐそばにあるわけですから連携をとりながら、一つ休んだからそれで終わりということでなくて、うまく交互でやっていけるようなそんなことも考えておりますし、またふれあい広場につきましても、今回の整備の中に外構が入っておりませんから、外構整備等の必要性も今後出てくるというふうに考えておりますし、またふれあい広場の木の遊具関係、かなり年数が経って傷んできております。そうした部分も改修をしていかなければならんというふうに考えておりますので、今後全体計画の中、年次計画を持って進めていきたいというふうにも思っているので、そういう全体の中で相談をさせていただければというふうに考えている次第でございます。またオフシーズンのあり方についても、実際に運営が始まってくるとどこが足りなくてどこが必要でというのがどんどん出てくるかと思いますから、そういう中機動的に動けるような、そんな対応を考えながら進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 2番 堀川哲男

交流活動施設につきましては、清里町の魅力を発信する拠点とここの部分はしっかりとぶれないで、中途半端な施設にないようにしっかりとお願いしたいと思います。また焼酎工場と交流活動施設間の公園については、1つのパッケージ一つのセットとして有効に活用できるようにということでぜひともお願いしたいと思います。続いて日本で最も美しい村連合への加入に向けて動き出しましたが、どうも日本で最も美しい村連合という名前とイメージだけが先走りしてしまい、町民にはどういった連合なのか、加入したらこの町がどうなっていくのかと十分な説明がまだされていないのが現状であります。長年続いている花壇づくりに負担を感じている人も増えており、花と緑のまちづくりもそろそろ転換期ではという意見もあります。花と緑は美しい村としての一部分かもしれませんが、町民のきちんとした理解の上で清里町が日本で最も美しい村である。こういった誇りを町民が持ったうえで加入できるように取り組んでいただきたいと思います。この点についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

日本で最も美しい村連合への加入の関係であります。この関係についても今までもいろんな機会を通じながら、こういう連合への加入を図りながら、清里町のPRを含めてやっていきたいということで進めてきたものでございます。基本的にこの日本で最も美しい村というのは元々はですね、フランス、ヨーロッパで始まった運動でありまして、フランスの方、そのヨーロッパ方面でそれぞれの国が起こして、連合となって運営がされておりますから。これはたまたま名称的には日本で最も美しい村ということでありますけれども、連合としては最も美しい村連合という世界連合に加入していくことになるというふうに思っております。内容的には、日本のその美しい農村景観だとか、または文化を守りながら、将来にわたってそうした地域を守り続けるとこれが1つの考え方でありました。それぞれ加入するということについては、将来にわたって美しい村としての誇りを町としても持続していくよと。そしてそれによって住民によるまちづくり活動を活性化させていきたい。そしてまた逆に活性化したからこそ連合に加わりながら、将来にわたってやはり町地域の文化や歴史、自然を守っていくということが趣旨になってまいりますし、これを連合で整備をするということについては、それぞれの団体があるわけでありまして、その団体間の連携を図りながら、町としてのPRを全国的発信していく。また世界に向かって発信をしていくということになってくるというふうに思っております。これも一定の制約があります。人口が1万人以上の市や町は、村であっても加入することができません。そういう過疎地域、山村地域というのが1つの前提になっておりますし、また景観がきれいだからというだけでは加入を認めてくれません。毎年何10箇所も手を挙げて申請をしますが、最大で今までで6カ所から7カ所ぐらいしか1年では加入が認められませんし、また5年ごとに審査があって、その要件から外れてくると脱退を勧告されると結構厳しい団体であります。それですから、やはりそれなりのきちっとした歴史を踏まえた中で申請をされているようでございます。我が町においても農村景観100選のまち、特に優れた20選という景観に対しては、今までも指定を受けておりますし、また古くから地域でも実践をしていただきましたフラワーロードのまちづくりも進めてきました。それから平成13年からは花と緑と交流のまち、これも今も少し過渡期に来て、次の対策対応という時期にもきておりますけど、歴史的には、平成13年からこの事業として市街地や、またそれぞれの家庭でのガーデニング事業にも町民運動としてまちづくり運動として取り組んでもらったという経過がありますから、そういう結果をしっかりとその中に謳い込んで申請をしていきたいというふうに考えているところでありますし、またそうなることによってやはり町の皆さん方も、新たな次のステップへのきっかけとしていただける、そういう場面としても非常に大切なことではないだろうかというふうに考えているところでもありますので、より一層こうした意味合いの趣旨が町民の皆さんに伝わるようにいろんな改良を通じながら、また申請の段階においてもそういうような方向性を持って進めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 2番 堀川哲男

この美しい村連合の加入に際しては、景観だけではなくて、その地域に根づいた文化ですとかそういうのも非常に重要な要件の一つだということで聞いておりますが、花と緑まちづくりも15年経ちまして、言うなれば1つの文化に近いものかなというふうに思いますが、先ほども申し上げましたように1つの転換期に来ている感じがしますので、加入にあたっては町民のさらなる負担にはならないように、また加入によっては清里町の知名度が上がって、交流人口が増えることも期待できますが、一番大切なところは清里町に住んでいる人が自分の町は最も美しいまちなんだ。こういった自信と誇りを持って清里町を好きになることだと思います。今話題の下町ロケットではありませんけども小さな町だけども世界に誇れる清里プライド。こんなプライドを町民の皆さんが持って、この連合に加入できるようにしっかりとした説明、そして啓蒙活動をした上での加入をお願いしたいと思います。次にいかにして交流人口を増やしていくかということですが、現在、東大陸上部の夏合宿が行われていますが、文化的な合宿の誘致にも目を向けて、冬から春に向けても清里町に来てもらうように働きかけるそのような活動が必要ではないかと思います。大学合宿高校合宿以外にも会社のリフレッシュ休暇を清里でとってもらいながら仕事もできるテレワーク事業。現在北見と斜里が名乗りを上げていますが、清里にも光回線等の環境は十分整っています。空き店舗あるいは新栄江南の小学校跡を利用なども考えながら是非進めていただきたいなとそんなように思います。またこれからの観光は、きれいな景色を見るだけではなくて、体験型の観光が主流になっていくそんなふうに思われます。そのことは清里町にもあっていますし、積極的に取り組んでいくべきだと思います。季節ごとに春からトレッキングサイクリング、夏なら川遊び、釣り秋は、収穫体験冬ならかんじき、スノーモービル季節ごとのメニューに加え、豆腐作り、そば、うどんなどの加工体験もできます。今年の夏、北大生10人を招いてグリーンツーリズムのモニターツアーが2泊3日で行われました。清里町における体験型観光の可能性必要性が再認識されましたし、課題も見つかりました。来年以降のモニターツアーも必要ですし、その先のグリーンツーリズムには新たな産業としての可能性や雇用の受け皿としての可能性があると思います。体験型観光に加えて癒しを求めてリフレッシュが目的の人、農作業を体験して新規就農を目指す人、田舎暮らしをしたい人など受け皿もメニューも幅広くなるので、行政、観光協会農協商工会など清里町全体の組織づくり。これが必要だと考えますが、グリーンツーリズムについて町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまのご質問でありますが、まず前段の美しい村への加入の関係であります。御質問にありましたように町民の皆さんにしっかりと周知をしながらご理解をいただき、そしてこういう連合に加入して良かったなと自信にもなり、誇りにもなり、自慢にもなるような観点をとらえながら進めていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。それから体験型観光とグリーンツーリズムとの関係でありますが、清里の場合においてはどちらかというと交流型になるのかなというふうに思っております。大きな観光地でもありません。ただしこれだけ広大な農村景観と農耕地が広がっている地域でありますし、本当にゆったりした地域でもあるというふうに私は理解をしております。そこでいろんな体験が企画をすることによって、多くの人方の魅力を感じていただけるものをつくり上げていくこともできる要素が十分にある地域だというふうに理解をしているところでありまして、今までもそれなりに観光協会とか関係機関の中においても取り組みを進めてこられておりますが、体系づけてということになれば、今までなかったといっても過言ではないだろうというふうに思っております。そうした中で今御提案いただきましたように観光協会や関係するいろんなガイド協会といろんな団体がありますから、そういうところとの一連とした連携プレイ。そうした中にこういう体験型なり、またグリーンツーリズムの方向性を見出していくということが非常に大切かなというふうに思っております。ですから、今回の旧レストハウスの改修に伴ってあそこの場所でワンストップができるように、そういう方々といろんな連携ができる場所としても大いに利用しながら、そういう組織作りも含めてやっていければというふうに考えているところでもございます。またグリーンツーリズムの関係が新聞にも出ておりました。北大生体験モニターツアーを清里でやっていただいて、多くの体験のその下地を農家の方々が段取りをしたということもお聞きをいたしております。ですから、そういう部分を体系づけていくことによって、それこそじゃがいもの掘り取りだとかメロンのもぎ取りだとかとうきびのもぎ取りだとか、いろんな体験を組み合わせることはできていくんだろうと思っておりますし、またこれだけ広く立派な道路が各所についていますから、そこを歩いてもらったり、サイクリングをしてもらったりと、これも1つの大きな体験でありますし、また目的をつくって、そこのところにいくとこういう体験ができますよというのも大切なことになってくるのかなというふうに思っております。メニューは考えれば考えるほど、たくさんできていくと思います。ただそれを体系つけて、どこがそれをリードしながらやっていくかというのは、それがなければ分散型でほんとになかなかつながっていかない流れができないということになります。先ほどもありましたように点から線に、線から面へという流れをつくるためにもそういう組織との連携をしっかりとしながら、そしてまたそういうツアー的なパッケージも用意をしていかなければというふうに考えているところでありますので、そういう部分に向けてよりこれから関係機関とも連携を深めてまいりたいと考えておりますので御理解をいただきたい。以上であります。

質問 2番 堀川哲男

清里町のグリーンツーリズムはまだ足を踏み出したばかりで、まだまだこれから詰めていかなきゃならないことたくさんありますが、体験型観光に加えて様々ないろんなメニュー。最終的には移住の方につながっていくメニューも幅広く考えていかなければならないと思いますので、そのためにはやはり町全体にまたがった組織づくりというのが必要だと思いますので、その辺も重ねてお願いしたいと思います。続きまして、清里町との縁とゆかりを大切にする。こういった切り口からお話をさせていただきたいと思います。今清里町の魅力を発信しよう、清里町の良さをPRしようと様々な取り組みが行われています。清里町との縁を深めてもらう取り組みなんだと思います。しかしながら今考えますと、もともと清里町に縁とゆかりをもともと持っている人たちが既にいます。その人たちは清里町民の親戚の方々あるいは各地にある清里会これらの方々です。この人たちを大切に何度も清里に訪れてもらえる。こんなおもてなしを考えてはいかがでしょうか。これもまた例え話ですが夏休みに遠くにいるお孫さんに来てもらう企画ですとか遠くにいるおじいちゃんおばあちゃんに来てもらう取組みですとか、お彼岸にお墓参りと観光してもらうような企画そんなようなことなど、たくさんアイデア仕掛けがまだまだあると思います。最近Uターン・Iターンに続いて、孫ターンというのがあるそうです。若者の地方への移住願望が40%を超えておじいちゃんおばあちゃんの住む田舎になら気軽に移住できるということで孫ターンそういうふうに呼ばれているそうです。また孫留学というのもあります。都会の高校よりも自然豊かな田舎の高校におじいちゃんおばあちゃんの家から通う孫留学。これらも清里町の将来に良いヒントになるんではないでしょうか。そして是非力を入れていただきたいのはふるさと納税です。ふるさと納税制度は、清里との縁、この縁をつくるきっかけとして最高の手段だと思います。東川町ではふるさと納税してくれた人を株主さんと呼んで町に来てもらうような取り組みで成功しています。先日の中学生からの提言にもポータルサイトのふるさとチョイスに掲載して返戻品を増やしてはどうか。こういった提言があり新聞にも取り上げられました。ぜひ早急に積極的な取り組みを進めていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

御質問の清里町との縁とゆかりを持った交流の手法ということでのご提言でございました。今までも清里町においてはそうした流れの中も感じながら、各種清里会の交流も深めてきているところでありますし、またそれ以外にも長年おつき合いをさせていただいている都市農村交流の相手方とも、そういう交流を進めてきたところでもございます。今御質問そしてご提案をいただいたように親戚の方だとかそういうものを通じた中でより濃厚なお付き合いの手法、いろんな場面があるのかなと思っております。提案の中ではお孫さんを中心としながら、そこを活用した交流の方法。そんなものも今であれば適切な時期なのかなというふうなことも思っておりますが、いずれにせよ、いろんな手法があるかなというふうに思っておりますので、そういうような部分も踏まえながら、ひとつ検討を加えていければなというふうに思っているところでもあります。またふるさと納税の関係でありますけれども、これ納税なのか、ふるさと寄付なのか、なかなか難しいところがありますが、寄付される方は寄付控除というのがあるから、それが納税の寄付行為と納税とのバランスになってくるのかなというふうに思っております。そういう中でこないだも今ありましたように、中学生のまちづくり提言の中でも、ふるさと寄付納税を使った中での町のPRと特産品のPR。こういうものを行ってはという提案をいただきました。町自体も今までも若干の内容ではやってきておりましたけれども、そういう提言、それから先の一般質問の中でもそこら辺の強化をもう少し進めてはということでお伺いをしておりまして、町の方もホームページの中にそのサイトを設けて、今少しPRを始めたところであります。そのPRが変な話ですけども取り組んで、何千万、何億という寄付をいただいているところは、それこそ商品パンフレットを作ってこの商品をあげますから寄付してくださいみたいな商品合戦になってきていることもありまして、本来の趣旨は違うんですという部分も含めて、総務省がちょっと抑えにかかっているっていうことも事実でもあります。ただ議員が御指摘をいただきましたように、扱い方によっては地域のそういういろんな商品を相手に提供ができるということは、お金を回すことができるということでもつながっていきますし、そういうつながりの中でいろんな縁ができて清里にそれでは行ってみようかというそういうことも起きてくる可能性は十分にあると思います。ですからここはある程度、割り切って税が減るだとか増えるだとかということよりも、清里の物産を他の町にほかの人方によく知ってもらうという意味において十分な有効な施策ではないだろうかというふうに考えておりますので、新年度に向かってもやはり強化をするような形で、今内部で調整検討に入ったところでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 2番 堀川哲男

ふるさと納税につきましては、ぜひ力を入れていただきたいと思いますし、ホームページの中でも特産品の紹介ということでレパートリーも増えていますし、そのへんの充実というのも非常に大事なことではありますけども、どうやってそれを発信するかということがやっぱりまだ不十分。町独自のホームページからではなかなか入っていきづらいということで、これ余分な話になりますけども、先日札幌の親類から清里町にふるさと納税したいんだけども清里町ってやってないんだねと。やっているよと言う話をしたんですけども、その方はやっぱりふるさとチョイスという専用サイトから探していたみたいで、そこで清里町をクリックすると返礼品はございませんというふうな扱いになってしまっているということなんですね。ですからその入り口をもうちょっと入っていきやすいようなPRの仕方を是非ともお願いしたいと思います。もうそろそろ時間がきますので最後にしたいと思いますが、先ほど縁を持ってもらうというお話をしました。まずはいろいろアイデアを出し合って清里町を知ってもらって縁を持ってもらう。そして訪れてもらって、まちの魅力を感じてもらう。そして何度も訪れたい、いつかは住んでみたいと思ってくれる清里町の応援団サポーターをつくらなければ、中々将来は無い。このように私は思います。今回交流人口をどう増やしていくのか。そしてどう活かしていくのかをテーマに質問と提言をさせていただきました。しかしこれはまだまだ一部分で個人的な考えが中心なものであります。どの季節にどんな年代の人をターゲットにどんな内容で人の流れをつくっていくのか。きちっとした戦略をつくって実現に向かって進んでいかなければなりません。取り組む内容も幅広くなるので、行政の各課をまたいだプロジェクトチームが必要だと思います。そこにはもちろん観光協会や町民の皆さんからの意見を十分取り入れながら、進めていかなければならないと思います。清里町の交流人口を増やす施策を具体的に計画し実現させるためのプロジェクトチームをつくり、戦略を練っていくことを提案して、私の質問を終わらせていただきます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まずふるさと納税寄付の関係でありますが、先ほど申し上げましたように徐々に充実をさせてきておりますが、ふるさとチョイス。今確認しますと清里町は未加入ということでありますので、加入に向けた検討をしていきたい。それでチャンネルを増やしていく努力をしてまいりたいというふうに考えております。また交流人口を図るためのそれぞれの対策とそれに向けた対応の関係でありますが、いろんなやり方があるんだろうというふうに思っております。そういう中でいろんな分野に及ぶということも考えられますので、プロジェクトチームをどうするかということは、また別にしながらもしっかりとした対応ができるよ。その上でそういうものが必要だということになれば、そういう形を町内にもしっかりと持たなければなりませんし、また全体としても行政だけの話になるかどうかということもあります。いろんな各団体との協議会とかプロジェクトという、そういう話し合いができる場所だとか、しからばそうした中で実践はだれがやるんだと提案があっても実践をするところが必要になってまいりますんで、そういう部分も含めた中で、どういうような取り組みができていくのかということを十分に検討させていただきながら、より一層交流人口が増え、清里に多くの皆さんが訪れていただける、その体制づくり努力をしてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

出典:清里町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月18日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる