みんなの議会

津別町議会 平成29年第6回定例会 2017年9月24日

津別町の防災体制について

2017年9月24日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「津別町の防災体制について」質問し、町長 佐藤多一、総務課主幹 小泉政敏、保健福祉課主幹 小野淳子が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一、総務課主幹 小泉政敏、保健福祉課主幹 小野淳子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行います。まず、最初に津別町の防災体制についてであります。津別町は、平成 24 年度に「津別町地域防災計画」を見直しております。その後、平成 25 年度に災害対策基本法の大幅な改正があり、津別町地域防災計画の見直しが必要とされてきました。今年の1月20 日に開催されました自治会長及び警防部長合同会議における意見等に対する行政の回答書の中に、29 年度の上期をめどに地域防災計画の見直し、各種マニュアルの見直しを行うと町長名で回答がなされております。私も今年4月より自治会の副会長を仰せつかっておりますが、いまだに町から自治会のほうに声もかからなければ、見直した計画の素案すら提示されません。進捗状況はどうなっているのか伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

津別町の地域防災計画の見直しにつきましてお答えをしたいと思います。今現在の津別町地域防災計画につきましては、平成 24 年度に改正したものですが、すぐ翌年に災害対策基本法が改正されました。このため、法改正の内容に沿い、全体的な見直しに着手しますと今年度の町政方針で述べたところであります。見直しのスケジュールにつきましては、当初、7月中旬までに案を作成し、8月に自治会と自主防災組織との意見交換を行い、その後、防災会議を構成する関係機関との協議を経て、8月下旬から9月下旬にかけパブリックコメントを実施し、9月末には防災会議を開催し完成させるというものでありました。しかし、防災計画書は 239 ページありまして、これに伴う新旧対照表は前回改正のもので 180 ページに及びます。現在、災害対策基本法の改正による修正と、組織名や気象データ等の修正作業はほぼ終えたところでありますけれども、見直し案の作成にはまだ時間を要するというのが実情であります。このため、今後の進め方としましては,12 月末を目途に見直し案を作成し、来年1月に自治会と自主防災組織との意見交換を行い、その後、関係機関との協議を経て、― 25 ―2月にパブリックコメント、3月に防災会議を開催し完成させていきたいというふうに考えておりますので、ご理解よろしくお願いいたしたいと思います。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 今お答えいただきましたが、まず防災計画書の量が膨大であり、見直しが遅れているとのお答えであります。やはりこれは、ちょっとお粗末ではないかなというふうに思います。初めて見る計画書ではなくて、やはりこの量は先にわかっていたことですので、その時点でやはり回答書の中で上期というのは無理だったと、その辺の計画性が足りなかったのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。また、今のお答えの中で、来年の1月に自治会と自主防災組織等の意見交換を行いというふうになっておりますが、その回数はどれぐらい予定しているのか担当のほうからでも結構ですからお答えいただきたいと思います。

答弁 総務課主幹 小泉政敏(総務課主幹は2018年3月まで)

今ご質問ございました1月の自治会と自主防災組織の意見交換会の回数ということでございましたけれども、こちら現時点としてどのような回数というか意見交換の方式をどのようにしたらよいか、全自治会を対象に行うのか、または自治会の代表者とか自主防災組織の代表者の方に来ていただいて意見交換を行うのかというようなことがまだ具体的には煮詰まってございません。まずそこから始めなくてはいけないと思ってございますので、意見交換の回数についても現時点ではまだ定まっていないということでご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 平成 25 年8月の内閣府の防災担当からの避難行動要支援者の避難行動支援に関する取り組み指針というのが出されておりまして、その中で、地域防災計画をつくるにあたっては、行政側はもちろんのこと、消防機関、それから警察、民生委員、福祉協議会、自主防災組織、福祉事務所、地域住民等かかわる人たちの多様な主体の参画を促すことというふうに優位事項がなされております。こうした優位事項を見てもわかるように、やはり地域全体でつくり上げていく地域防災計画でなければならないと思います。余分な心配かもしれませんけれども、役場の― 26 ―内部で協議したものを自主防災組織、自治会長に提示して一度意見を求めて手直しをするような形ではなくて、やはり前もって意見の集約、アンケートのような意見の集約を行ったり、それから聞き取りを行ったりして素案をつくる前に一度意見を聞いておいて、そしてそれから意見交換、キャッチボールをやって、きちっきちっと役に立つ防災計画、すぐに使える防災計画にしていただくことを強く望みますのでよろしくお願いいたします。何かあれば。

答弁 町長 佐藤多一

25 年に法律の改正がありまして、その間、津別町の地域防災計画というのはまだ見直しされてできてはおりませんけれども、法律でうたわれていたさまざまな内容、例えば、自主防災組織のつくり方が緩和されたりとか、さまざまな要件がありまして、それは 26 年度からまちづくり懇談会だとか、さまざまなところを使いまして皆さんにお伝えしているところです。それから、昨年の 28 年の3月には、皆さんのほうに、またその見直しを早く伝えたいところについては、防災のしおりを全戸に配布して、これをぜひ参考にしていただきたいというようなことも含めて、できるところは今それぞれ進めているところであります。ただ、全体の大きな計画、これは関係機関がありますので、北海道との整合性も出てきますし、それから気象台だとか、総合振興局含めて、あるいは自衛隊だとか、そういったところと協議を終えて完成させるということになってきますので、まずは法律の趣旨に基づいて変えるとすればこのような形になりますねということをつくらせていただきたいというふうに思っています。ただ、その中で心配がないわけではないのが、今担当している課は総務課でやっているわけなのですけれども、議員もご承知のとおりさまざまな仕事を抱えています。その中で特に新たな仕事というのも、この間また出てきてまいりました。一つは、北朝鮮のミサイル問題、それもJアラート含めて担当課、総務課になってまいりますし、それから間もなく 28 日には衆議院の解散があるということで、そこからほぼ1カ月ぐらいは選挙業務に入っていくというようなことも、これから控えているところであります。そういう中で、この計画づくり、見直し案も大変タイトな状況にはなってきて― 27 ―おりますけれども、何とか職場内の中で、担当課の中で協力をし合いながら、とりあえず見直し案をまずは作成していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 今の町長のお話は私も理解いたしますが、今回もそうなのですが、今後もやはりある程度お約束したことが予定どおりできない場合は、自治会長さんや自主防災組織の長、同じかもしれませんけれども、そうした方もその会員の方たちにやはり周知して、言った言葉の責任をとらなければならないという部分がございます。そうしたことも考えると、やはりいついつまでにつくろうと思っていましたが、こういったような事情でいついつ頃まで遅れそうですというご連絡ぐらいはやはり差し上げるべきだったのではないかなと。また、今後そういうことが、今お話のような事情によってあれば、やっぱりそうした理由を伝えていって、せっかく先人の方たちが苦労して構築された行政組織と自治会の信頼関係ですから、失うことのないように、ぜひそうした配慮をして行っていただきたいなというふうに思います。次に、避難所の運営についてお聞きしたいと思います。避難所開設時の避難所運営委員会の立ち上げについて、職員と自主防災組織の連携はどのように図られているのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

二つ目の避難所の運営と避難訓練のその中の避難所の運営の関係であります。避難所開設の時の避難所運営委員会の立ち上げにあたっての職員と自主防災組織等の連携についてでありますけれども、避難所の開設につきましては、災害対策本部が指示をして開設することになります。指示を受けるのは学校長や役場担当課長など、その施設、避難所の施設の管理者であります。避難所を運営する組織は、避難所運営委員会でありまして、避難者がみずから組織運営の担い手となります。つまり、避難者として保護を受けるのではなくて、避難所生活の主体となり、町やボランティアはその支援にあたるということになります。運営委員会は、自主防災組織等のリーダー、それから避難者代表、施設管理者、災害対策本部から特命を受けた従事職員で構成いたしまして、そこから委員長、副委員長、各班長が選出されることに― 28 ―なります。町からの避難所従事職員につきましては、平成 26 年 10 月からあらかじめ決めておりまして、避難所の施設管理者と自主防災組織等との打ち合わせを行い、運営に万全を期していきたいと考えているところであります。以上です。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 平成 25 年の 12 月に災害対策基本法が大幅見直しされた直後に私、一般質問で避難所のリーダーはどのように決まるのですかとお聞きしました。そのときにあったお答えが、集まった人の中で決めますというお話でした。確かに、例えば自治会長さんと決めておいても、災害の規模によってはその避難所に来れる状況かどうかわからないと。言い方悪いですけれども、だれが集まって来れるのかわからない。そんな中で、前もって決めておくことはできないというようなお答えでした。しかし、やはり普段からの防災に対する研修、それから訓練等のことを考えますと、やはりそれぞれの避難所の体制の中で、大まかな役員というものは決めておかなければ、例えば、その拠点避難所に配置されている職員との日々の打ち合わせもままならないことになり、ある程度問題意識を持つというか、例えば私が拠点避難所の備品係であれば、普段からこの備品はどういうふうに使うのだとか、新しい備品が出てきたら、こういうふうに新しいものが出ているのだなと、そういった問題意識を持つことができるのですけれども、担当が決まっていなければそうした効果も表れないということで、今後自主防災組織、もしくは自治会等拠点避難所の役員体制について打ち合わせをする都合も含めて体制の中に大まかな役割分担を決めていく考えはないのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これ、避難所運営に関しましては、今ある現行の計画、そして避難所のマニュアルもあります。そんなに大きく変わるものではありません。考え方としては踏襲しているわけなのですけれども、先だって、9月1日の防災の日、そのときに実は自治会長さん、あるいは防災担当の各自治会の方にお集まりを願いまして説明会を開催しております。その中で、この避難所のマニュアルだとか、あるいは避難所の運営についてということで、それぞれ担当のほうから説明をいたしまして、― 29 ―避難所とはだれが開くのか。そして、避難所というのはどういうものなのか。避難所の運営はどうするのかと。避難所での各班の役割とはどういうものなのかと。それから避難所はいつ撤収するのかというようなことを説明させて、大きな字で大変自分が見てもわかりやすく表現されているなというふうに思いますけれども、そういう形でお話しをしているところです。そういう認識を持っていただいたというふうに考えておりますので、それ以降につきましては、避難所生活というのは拠点避難所での生活そのものになってくると思いますので、そこが中心とされているところです。先ほどの、防災のしおりの中の後ろに拠点避難所幾つかございますけれども、ここに集結する方の各自治会名がありますので、そこの方たちとこれから見直しの時期、計画の見直しの時期も含めてまたお集まりいただく時、それから、これから研修会等も計画をしておりますので、そういった中で自治会、あるいは自主防災組織の方々と協議をしながら大体この辺の形で進めていこうという大枠を決めていきましょうかというようなことも話し合ってまいりたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 次に、福祉避難所のことについて少しお伺いしたいと思います。津別町の地域防災計画の現行のものには、3節に避難行動計画、2の4で避難行動要支援者は福祉避難所に避難するとなっております。この福祉避難所に避難するとなっている避難行動要支援者、この名簿については自治会のほうともいろいろトラブったということは聞いております。作成の遅れにつきましては、私も一度定例会で質問したことがございます。担当主幹に聞きますと、この避難行動要支援者の名簿、900 を超える状況だと。津別町の福祉避難所は、特別養護老人ホームと、それからデイサービスセンターが指定されております。どう考えても 900 人を収容できるキャパはございません。こうした中で、やはり避難スペースが確保できていないということは、このままでは避難所があふれてしまうということなので、段階を分けて分散しなければいけないと思います。そのためには、一番最初にしなければいけないのは、要支援者の名簿の見直しかとは思いますが、今の段階でどのように考えているのかお聞かせい― 30 ―ただきたいと思います、

答弁 町長 佐藤多一

ご質問の内容などで避難所の運営という中でのご質問ということですね。この項目には特に入ってはおりませんけれども、それは前の6月議会のときに高橋議員さんにもそういう内容のものが出ておりましたのでお答えしましたとおり、まずは名簿の今あるものがありますので、それをお渡しする上で今回実は、9月1日の防災の日の研修会の中でも個人保護法のお話も担当のほうからさせていただいています。その扱い方というのは慎重を期すことになっておりますし、その名簿自体が本人の合意が得られたものというものが前提になっておりますので、そのところを再度防災会議の中で確認をさせていただいたところであります。その中で日々変わっていきますので、該当する方たちが重症化したりだとか、あるいは転居されたりだとか、亡くなられたりとかということがありますので、それらは随時補正をしましてお伝えをしていこうというふうに考えています。大きな地震がきたりしたときには、もう施設そのものは町全体を通してもかなり厳しい状態であるというふうに思います。要支援であるないにもかかわらず。そういう中で今町として耐震性があって、逃げてそこで生活をするのは、考えられる所はここですねということでお示しをしているところでありまして、さらにこれから新築される部分だとか等も想定されてきますので、そういうところを含めて随時変更していくような形になっていくかというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 福祉避難所への避難の仕方をもう一つお聞きしたいのですが、マニュアルの中では、直接福祉避難所へ行ってもいいというような選択肢もあるみたいなのですけれども、一度拠点避難所なり指定避難所へ避難した人の中から福祉避難所のほうへ移動させるのであれば、だれがその判定をして、どういうふうに振り分けていくのか、わかれば担当のほうからでも結構ですから教えていただきたいと思います。

答弁 保健福祉課主幹 小野淳子(保健福祉課主幹は2018年3月まで)

その辺の具体的なまだどういう場合の方がそうさせるかというところまでは煮詰めてはいないのですけれども、その障がいや要介護度、そういう体の状況、そして災害の状況に応じましては、そういう支援が必要ではなかったけれどもけがの状況とか精神状態の状況によって、その避難所で聞き取り調査、マニュアルにもありますとおり、その方のそこの避難所に来た時の状況を確認する中で福祉避難所へ行くべき方なのか、それとも福祉避難所はいちいの園とデイサービスセンターということになっておりますので、その2カ所では到底対応できない場合も想定されますので、拠点避難所の中で福祉避難所的に場所の確保ができる場合には、そういう分けた対応の避難所の生活ということでも考えられるとは思っております。ただ、その被災のときに各避難所で調査、保健師等含めてのこちらの班のほうでの聞き取り調査、体の状況の調査に応じて福祉避難所への振り分けをしていく考えでございます。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 大変わかりやすいお答えでありがとうございます。今のこと一つ取りましても、やはり横の連携をしていかなければいけないと思います。避難所開設にあたって避難所運営準備会議というのを行政の横連携の形の担当部局の集まりでつくることに、これは見直しの前からなっていると思うのですけれども、現在津別町にそういった準備会議があるのかどうかをお聞きしたいと思います。

答弁 総務課主幹 小泉政敏(総務課主幹は2018年3月まで)

ただいまの避難所運営準備会議につきましては、設置はございません。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 ぜひそうした横連携を図れるような内部での避難所運営準備会議のようなものを考えていただきたいなというふうに思います。続きまして、相生の拠点避難所に津別高校が追加となりましたけれども、相生から避難所までの足の確保はできるのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

先ほどの関係で避難準備会議は設置されておりませんけれど― 32 ―も、随時庁議で、あるいは政策調整会議というのが毎月開催しておりますので、そういうところでテーマを持って、この間もお話ししていますので正式な設置についてはまた今後進めさせていただきたいと思います。それから、今ご質問の相生の関係ですけれども、相生地区住民の拠点避難所に津別高校を加えたことによる足の確保の関係です。相生公民館につきましては、旧耐震基準による建物であること、それから道の駅は収容数が不足することから平成 24 年の津別町地域防災計画の見直しにあたりまして、拠点避難所として耐震性のある本岐小学校を指定したところであります。しかし、その後、平成 27 年3月末をもって本岐小学校が閉校となりまして、校舎棟は社会福祉事業を行う事業者へ売却をいたしました。そして、避難所として使用できるのは、体育館のみという状況になっております。このため、相生中央自治会と相生第2自治会と協議をいたしまして、これに津別高校を追加したものであります。足の確保につきましては、災害の種類とその規模にもよりますけれども、役場が所有しております種々の公用車を活用した対応を行政が行うものと考えております。以上です。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 相生は、もちろん町長もご存知ですけれども高齢化率が 50%を超えております。ぜひその面については準備を怠りなくお願いしたいと思います。受け入れ先の津別高校側のことで少しお聞きしたいと思うのですが、津別高校がこの相生地域が含まれる前は 1,080 人でした。実際のこの地域が含まれると 1,600 人からの規模になるのですけれども、備蓄備品、もしくはキャパとして足りているのかどうか。また、相生の場合、先ほども申し上げましたように高齢者が多いわけですけども、バリアフリー化はなされているのかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課主幹 小泉政敏(総務課主幹は2018年3月まで)

ただいまございました津別高校の備品の関係と、あとキャパというか収容人数のことかなと思いますので、私のほうからお答え、あとバリアフリーの関係ですね、わかる範囲でお答えさせていただきたいと思います。― 33 ―まず、1,600 人というお話ございましたけれども、ここに指定されている地域すべてが避難するような状況になりますと、津別町としても全体がかなりのダメージがされているということで、そうなると高校なりそういう所も損壊しているというか、そういうようなことも考えられるかなというふうに思います。今の高校としての可能収容人数といたしましては、高校全体としましては 900 人というふうになってございます。こちら、体育館のみならず高校全体という考えであります。あと、今高校のほうに保管してあります備蓄品なのですけれども、備蓄品につきましては、毛布が 100 枚、あと非常用の乾パンですけれども、これが 24 缶入りのものが5箱、あと大人用おむつ、こちらは 18 個入りの3パックが1箱ですけれども、こちらが1箱、あと女性用品としましてそういうものが1箱、あと救急箱1セット、あと簡易トイレ、こちらが1セット、あと電気不要の灯油ストーブが2台、防災無線1基、発電機1台、投光器1台、ガソリン経口缶1台、あと幼児用のおむつ、こちらも1箱というような備蓄状況でございます。あと、バリアフリーの状況なのですけども、玄関、職員玄関というかそちらのほうにはスロープがあるというふうな状況です。ただ、そちらから上がるとした場合は、玄関の内部にさらに段差がございますので、完全なバリアフリー化にはなっていないというような状況かなと思います。あと、もう一つ入り口があるのですけれども、体育館と校舎棟をつなぐ所に防災棟というのが高校には設置されてございます。そちらにも入り口がございまして、そちらはスロープ化されているということで、そちらから入ると内部のほうにも、体育館のほうにもスムーズに行けるというような構造になっているということで現地具体的にやったわけではないのですけれども、そういうような話は伺ってございます。以上です。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 実は、私高校ばかりではなく今回拠点施設だけですけれどもちょっと車で歩いて来ました。バリアフリーにつきましては、ちょっと足りないのではないかなというふうに思っておりますけれども、ちょっと時間がなくなってまいりましたので、次の質問へ進みたいと思います。― 34 ―続きまして、近隣町村では、官民一体の避難訓練が行われているが、津別町も行政側が先頭に立ち、訓練実施に向けて働きかけるべきでないかと考えておりますがいかがでしょう。

答弁 町長 佐藤多一

官民一体の避難訓練を行政が先頭に立って働きかけるべきではないかということであります。避難訓練につきましては、平成 22 年から平成 25 年まで、町が主導いたしまして、一部の単位自治会と共同訓練を行ってきたところでありますけれども、その後は、災害の種類や程度の想定がなかなか定まらず、効果的な訓練が行えずにきているところです。このため、平成 27 年度に拠点避難所の一つにおきまして、網走地方気象台の職員を講師に防災研修を開催するとともに、その施設の備蓄物などを含めた点検を行ったところです。今後もこうした防災に関する研修と、避難所見学を組み合わせた防災研修を計画していきたいと考えています。今年度は、北海道主催によります「北海道地域防災マスター認定研修会」が 11 月9日に本町で終日開催されることになりました。これを機会に町内に防災リーダーを数多く育成いたしまして、地域の防災力の強化につなげていきたいと考えているところです。また、実際の訓練につきましては、お隣の美幌町さんにおいて、自治会連合会が中心となり相当進んだ取り組みがこの間行われておりますので、これらも参考にさせていただきながら進めさせていただきたいと思っているところです。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 避難訓練は、本来住民側が主催して行うものではないかなというふうに私も思っておりますが、行政側の後援がなければ決して実現しないものでもあります。行政側が積極的に自主防災組織の皆さんに「どうですか?」と声をかけて、「じゃあ、やってみるか」、そうした中で「お互いに頑張りましょうよ」という共助の精神がなければ、やはり成り立たないものではないかなというふうに思っております。実は、ある自治会長さんとお話しをいたしました。簡易ベッドって組み立てられま― 35 ―すかねと聞きましたら、見たこともないとおっしゃいました。やはり、そういう状況で今災害があって避難所を開設したとしても、なかなかスムーズな避難所運営は難しいのではないかなというふうに思っております。また、前の話になりますが平成 25 年の 12 月にやはり私が行政と自治会、6つの拠点避難所、一つずつでもいいから6年間かかってもいいから一つずつの避難所で実際に避難訓練を住民組織と合同で行ったらどうかなという提案をいたしました。そのときは、大変いい提案なので検討してみるという理事者のお答えでした。実際に 27 年にはそうしたことが行われたようですが、事情によりそのあとが続いてないようであります。しかし、やはり実際にやってみて聞こえてくる声、それから不具合といったものがわかってくる場合があるかと思いますので、ぜひ今後とも行政と住民側との合同の避難訓練を行うように努力していただきたいと思いますが、どういうお考えかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

先ほど、お隣の町の紹介もさせていただいたわけなのですけれども、今議員がおっしゃったとおり本来的には避難訓練というのは住民が自主的に行うというのが一番望ましいものだというふうに思っています。行政等々の機関は、それらあちこちの道路が寸断されたりとか、大きくなればさまざまなことが発生してきますので、その対応にあたっていくと。しかし、避難所には特命を受けた職員がそこにも配置されるというようなことに実際にはなっていきます。その中で実際起きた場合どういう動き方をしていくのかということで、美幌町さんでは、自治会連合会で自主防衛組織大綱というのがつくられておりまして、それに基づいてそれぞれの組織の体制や会則等々が整備されて、これをもとに単位自治会がそれぞれ組織を設置しているという状況で、そして毎年4地区に分けまして、回り順で独自に自治会が、単位自治会独自で訓練を行っていると。そこに、町あるいは消防の必要な要請を受けるというような形で進められているところです。津別町も今年、共和地区が自主的に防災訓練を行ったというふうなことを聞いております。そういう自主的な動きも出てまいりましたので、これに例えば一緒にそういう美幌町さんのやっている所に行政とそれから自治会の代表の方たちと一緒に参加をさせていただいて、気づいたことも含めてこういう形でやれば非常に合理的だなというよう― 36 ―なことを含めて来年度以降に、今年は終了しておりますので、来年度そういうまた取り組みもやっていきたいなと思っております。以上です。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 私、今日のこの質問につきましては、私自身が今もし町で大きな災害が起きたら、果たして本当に避難所がうまく運営することができるのか、地域の人たちの安全が守れるのか、そういった疑問がありまして質問させていただきました。町長は今庁舎建設に向けて腐心なさっております。前に私との一般質問のやりとりで、庁舎の建設については、やはり防災施設の拠点としての確保という意味合いがかなり大きいということをおっしゃっておりました。ハードばかりでなく防災のソフトのほうも同時進行で進めていただかなければいけないと思っております。ぜひスピード感のある対応を今後お願い申し上げたいと思います。

出典:津別町議会 平成29年第6回定例会 2017年9月24日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる