津別町議会 平成29年第6回定例会 2017年9月24日
読書好きな子どもを増やす取り組みについて
2017年9月24日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「読書好きな子どもを増やす取り組みについて」質問し、教育長 宮管玲が答弁しました。
- 質問者
- 篠原眞稚子 議員
- 答弁者
- 教育長 宮管玲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、下記に通告した点につき質問をさせていただきます。教育長は、今年度の教育方針の中で「読書好きな子どもたちを増やす取り組みに着手する」と述べられておりました。子ども期の読書は、人間形成にかかわる重要な営みであり、幼少期から読書に親しむことによって物事を深くとらえ、順序良く考え、幅広く認識する力を育てることを培い、それを基盤として想像力が育ち個性や人格が養われるものと思います。ここで、ブックスタートを実際に津別町でも実施して何年か経過しております。大半の自治体でも行われていき、最近はいろいろな名称はあるかと思いますけれども、ブックスタートを実施している市町村では、二番目の読書、いろんな言い方あるのですけれども小学校1年生には、セカンドブックというような名前で、乳幼児期でなく大事ないつの段階が一番いいかというのもあって、それぞれの二番目の取り組みは各自治体で違うかなというふうに思いますが、津別町でプラスするとか、二回目の本の― 40 ―贈呈にどのようなことを考えておられるのか、考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは、1点目のご質問にお答えいたします。これまで、本町におきましても9カ月検診の際に絵本をプレゼントするブックスタート事業を実施しておりますが、本年度は読書好きな子どもたちを増やす取り組みの一つとして来年度小学校への入学を控えた子どもたちに絵本などの図書のプレゼントを計画しているところであります。小学校入学前の不安と期待が小さな胸の中で交錯する時期でありますが、保護者がわが子に読み聞かせをして、子どもも保護者も小学校生活への希望が膨らむような図書を選定し、3月中に手渡せるように準備を進めます。子育てにおいて、親がわが子に言葉を語りかける絵本の読み聞かせは、幼い子どもの言語能力や豊かな心を育む有効な手段となりますので、絵本のプレゼントの回数を増やしていくことで、若い親世代の子育てを支援してまいりたいと考えているところであります。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今就学前というか5歳のときに2回目の本のプレゼントということを計画されているということで、それについてはどの時期がいいかはなかなか小学校に入る前がいいという人がいるし、子どものそういういろんな知識というか旺盛なのが3歳ぐらいなので、そこがいいというような自治体もあるようなのですけれども、ブックスタートはもう既に 1,741 自治体の中で 1,012 ということで、やっぱり関心が非常に高まっているというようなことなのかなというのと合わせて学力テストの結果にも読書というのが、かなり大きなウエイトを占めているようなことも考え合わせ、まず来年度から就学前にさらに本を1冊プレゼントということなので、その経過を見ながら1冊そのもののいろんな値段があるかと思いますけれども、子どもの数も減ってきていますので、そんな大きな財政負担にはならないかなというふうにも思いますので、教育方針の中にあった読む日もつくって、今年からそういうのもあります。それから、読書ノートですか、そういうようなのをして読書環境を整えていくということなので、やっぱり環境が整わないとなかなか進んで本を読む― 41 ―とか、本嫌いな子も中にいますので、そういう子がちょっとしたタイミングでまた本が好きになると、そういうことも当然考えられるのかなというふうなことなので、さらにできればいいかなというふうに思いますので、来年度まず就学前を実施して、それと、ブックスタートを開始してから既に何年か経過していて、恵庭なにかはスタートした時点からの9カ月とか 10 カ月ぐらいで本をプレゼントする取り組みをしていった。その子が小学校1年生になったときにどういう状況であるかというようなことも以前何か調査をしていて、そしてさらに進んで、いつでも、どこでも、だれでもが読書に親しむような、そういうふうな取り組みまでに発展しているようなのですが、上を言えばきりがないということですけれども、子どもの数が減ってきている中で、都会との差はいろんなことで出てくるかと思います。活字離れも今言われている状況にありますので、タイミングのよい本のプレゼントというのも今後も考えていっていただければというふうに思いますので、お願いしたいと思います。ブックスタートに関しては来年実施されるということなので、それに期待をしていきたいと思います。二つ目には、学校図書のことで質問をしたいと思います。小林さんのほうで公民館にある図書室を中心とした図書司書の配置だとか、運営の方法とか、それらについて話があったかと思いますが、私の場合は学校のほうの図書に限ってお尋ねしたいと思います。学校図書に図書司書というか司書教員というのはそれぞれ定義づけがあって、それぞれの働きがあるのだというふうに思います。そして、司書を配置するには 12 学級以上のクラスが必要ということに以前からなっています。それで、津別町のこれからを考えたときに、もう 12 学級になる可能性は、ほぼ難しい状況にあるのじゃないかと思います。そうすると、文科省の基準である 12 学級ということにはいつまでたっても到達しない現状にあるかと思います。それで、これも学校に図書司書の人がいるということは、いろんなことが望ましいということは私のほうでなくても十分学校の中で仕事をされてきた教育長にとっては、もう百も承知かと思いますが、今学校の中、様子も変わってきています。そして、読書の指導要領が変わった段階では、調べ学習で学校図書を使うというようなことも盛んに行われているようなのですが、現状の図書の― 42 ―状況をまずお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは、二点目のご質問にお答えいたします。学校図書館の運営方法ですが、小学校では、校務分掌の文化部担当教諭3名のうち、図書担当教諭を中心に、学校図書館運営規定に基づき、図書を購入、台帳登録、閲覧・貸出を行っています。2校時目と3校時目の間の 20 分間の休み時間や給食後の昼休みには、図書担当教諭の指導のもと、図書委員会に所属する児童が、バーコードリーダーを使って貸出業務、返却業務を行っています。中学校におきましても、生徒会活動に図書文集常任委員会を位置付け、顧問の国語科教諭の指導のもと、小学校同様、図書コーナーの管理運営を行っています。以上のように、本町の小学校、中学校とも、学校図書館の運営を教職員の校務として位置づけ、司書教諭資格を有する教職員を中心に配置して職務遂行に努めておりますが、担任業務や授業を受け持ちながら、図書の購入、台帳登録といった事務作業、閲覧・貸出の指導が精いっぱいのところで、児童生徒の読書意欲を高めるようなレイアウトの工夫、掲示物の作成など、文部科学省が学校ガイドラインで示す理想の学校図書館を実現するのは難しいのが現状であります。しかしながら、北見市、網走市、それから斜里町では、市費町費で複数学校を兼務する学校司書を配置し、公立図書館の司書に各学校を巡回させることで、児童生徒の利用意欲を高める学校図書館の変化及び充実に効果を上げている例もあります。本町におきましても、中央公民館図書室の司書が学校を巡回し、教職員や児童生徒とコミュニケーションを深めながら、学校図書館の整備充実を図る体制づくりや新たに学校司書を配置して学校図書館の環境整備を図ることが望ましいというふうには考えますが、財政事情も勘案しながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ただいまの答弁でも必要性ということでは十分理解ができるが、なかなか現実としては人員の問題等もあり難しいのが現実ということかなというふうに答弁からは理解しました。子どもと先生方の勤務の時間の中で― 43 ―するというようなことでは、なかなか曜日が決まっていてもできないというようなこともあるようにも子どもたちというか聞こえている部分もあります。それで、以前に視察に行った所がたまたま札幌市に違うことで行ったときについでに聞いたのかどうか、ちょっと確認はあれですけれども、PTとかそういう地域の本好きの人に放課後来てもらって学校図書を運営しているというような所もありました。それは、そのときはまだ津別小学校の図書室は2階であったので、出入り等いろんなことで問題もあるのかなというふうに思ったのが一つと、じゃあ、ボランティアで本の司書みたいな仕事のできる人、あるいは資格のある人が町民の中にいて、すぐに手を挙げてくれるかどうかというようなこともあり、そのまま時間が経過してきたのですけれども、今の中学校は別ですけれども小学校の図書室は今度変わりまして、そこに行く人だけが外からセキュリティやいろんな問題もあるかと思いますけれども入れる。それから、読み聞かせ何かでも、ボランティアでやられている方もいるし、関心の高い町民の方もいらっしゃるのじゃないかというふうに思いますので、そこの正職員だとかあるいは先生を増やすというようなことが先ほどの小林議員の質問の中でもなかなか容易ではないように受け止めていますので、その辺のところでもし時間のある、例えばいきいきポイントというのは福祉に限定されているようにも思いますけれども、そういうものの幅を広げていって、学校自体がどう思われるかわからないのですけれども、せっかく本に取り組む環境を今スタートさせようとしているときならば、考えられるいろんなことをして、学校の図書室の充実何かにもみんなでかかわっていければいいのじゃないかなというふうに思いますが、外からのこととか、そういうようなことは考えられるのかどうか、可能なのかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
先ほどの質問の中にもあった部分なのですが、まず司書教諭の件でありますけれども、12 学級以上の学校には司書教諭を置かなければならない、学校図書館法にあります。ただ、この司書教諭は教員の定数内になるものですから、要するに 10 人の教員が配置された中に司書教諭が含まれます。したがって授業も持たなければならないですし、学級担任もしなければならないという状況になります。図書館専門に配置されるわけではないので、そういった制度上の課題があります。こう― 44 ―いったところ、できれば定数外で司書教諭を配置するような国のシステムになっていくことが一番だろうというふうに思っているところであります。いろいろな場面で学校の現状というものについて道教委等に話をしていきたいなというふうには思っております。また、二点目の地域の教育力の活用の部分でありますけれども、これは今学校が求めている地域との連携という部分にまさに一致する部分なのですけれども、こういった学校を支援してくださる地域の方々を積極的に活用していきましょうという流れがあります。もし図書の部分、そういった地域の方々、協力を仰げるものであるのならば校長会等で相談をしつつ、情報を集めていきたいなというふうに思っております。積極的に地域の教育力を活用していくことは、これから大事な部分になろうかなというふうに思っております。以上です。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今司書教諭のことで 12 学級以上のところで配置するというのがあって、同じように学校司書はまたちょっと違う位置づけで仕事が限定されていて、ここに文科省なんかが学校司書を配置を促すためにというので単年度でというふうな大きな予算を掲げているというようなこともあるみたいなのですが、それがどういう本当にざっくりした国税の中に入っていて、どこを探していいのかわからないというような状況なのか、数字の上では 150 億とかという数字が出ていたのですけれども、そうすると全部のところに配置ができるのかどうかわかりませんけれども、司書教諭ということになると、先ほど教育長さんがおっしゃられたように定数の中でするということで、なかなか専門的に現実には動けないというのが実態かなというふうに思います。それで、学校司書というのはまた別枠みたいで、これも国が言っているからすぐ町にもその予算がきて、来年度からどうぞなんて簡単にはいかないと思いますけれども、そういうことと、それから今校長会でもそういうふうに話している地域の皆さん方の協力を得ながらやれるのかどうかということを次年度以降に向けて取り組んでいただき、そしてやっぱりできるだけ今度離れた広い環境に津別町の小学校の図書館がなったので、公民館図書室よりももしかするとゆったり本を読んだ― 45 ―りすることができるかもしれないので、そういう変わったときに、わかるような目に見えるような変化というのがあったほうがなおいいかなというふうに思いますので、その辺のところを要望しておきたいと思います。何かあればお答えをいただきたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
学校図書館の重要性の部分でありますけれども、議員がおっしゃられるように本年度から学校司書の配置、学校司書というのは、司書教諭とは違って図書室の運営、貸出とか蔵書整理ですとか、そういう部分を担う、教諭でなくても構わない部分なのですけれども、学校司書の配置に伴う国の財政措置が開始されているということや、新学習指導要領では、一つは読書好きな子どもを増やすこと、それからもう一つは、授業で新聞や図書を使って思考力や判断力や表現力を育んでいくこと、三点目に探究的な学習活動を通じて子ども情報活用能力を育むといったことが示されております。今日学校図書館の重要性が大きな課題として強調されておりますので、総合教育会議等でいろんな新学習指導要領の趣旨でありますとか、図書のガイドラインについて説明をしてまいりたいというふうに考えております。あと、小学校の図書室の状況についてでありますけれども、先ほどの小林議員のご質問には町の図書室の部分、若干貸出状況が下回っているということをお話ししたのですけれども、学校の図書室のほうは本年度4月から学校と連携して読む日の取り組みということで進めておりますので、こちらのほうは小学校の部分しか把握はしておりませんけれども、去年の1年間の貸出数をこの半期、8月までの間で同じくらい貸出をしているということですので、子どもたちにそういった意味では読書意欲を高める指導、学校で継続的に進めているという状況であります。お知らせいたします。