津別町議会 平成29年第4回定例会 2017年6月22日
高齢者ドライバーの運転支援について
2017年6月22日、津別町議会の一般質問で、小林教行議員が「高齢者ドライバーの運転支援について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 小林教行 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告した件についてお尋ねいたします。全国的に高齢者ドライバーの事故が問題になっておりますが、我が町では車がないと非常に不便であるという実態がございます。そこで、以下の2点についてお伺いいたします。まず1点目に高齢者ドライバーの運転支援について、津別町交通安全計画に高齢者に対する交通安全教育の推進とありますが、高齢者の運転支援の具体的な対策についてお聞かせください。
答弁 町長 佐藤多一
ただいまご質問のありました高齢者ドライバーの運転支援についてお答えを申し上げます。第 10 次津別町交通安全計画をもとに説明をさせていただきます。平成 23 年から 28年までの6年間の交通事故件数は 42 件で、うち 65 歳以上の高齢者によるものが9件であり、全体の約2割となっています。年代別に見ますと、40 代が7件、50 代が 14件ですので、高齢者の事故割合が極めて高いという状況にはありませんが、全国的に高齢者の危険な事故が増加していることから、今後とも動向に注意する必要があると考えているところです。現在行われている高齢者ドライバーの運転支援につきましては、運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が 70 歳以上の方が、免許を更新するときに高齢者講習を実施しており、さらに 75 歳以上の方については高齢者講習の前に講習予備検査を受けることになります。昨年の実績は、道警北見方面本部管内で 75 歳未満の方の高齢者講習に2,229 人が受講し、75 歳以上の方については 2,290 人が受講しています。町の対策としましては、第 10 次計画の「第2部 講じようとする施策」の中で、「段階的かつ体系的な交通安全教育の推進」として幼児、児童・生徒、成人に対する交通安全教育の推進とともに、高齢者に対する交通安全教育の推進を盛り込んでいます。― 28 ―これは単に車を運転することだけではなく、歩行者であったり、自転車を使用する場合もあるため、実践的な技能の知識や法律改正に伴う交通ルールについての普及啓発を行うこととしています。具体的には、各老人クラブにおいて警察官による交通安全に関する啓蒙講話などが行われています。さらに、毎年4月の春の交通安全運動期間のスタート時に、「交通安全推進町民大会」を開催し、自治会連合会や老人クラブ連合会からの決意表明を受け、全町民一丸となった運動を展開しているところです。これにより、交通安全指導員の方々の街頭啓発はもちろんのこと、西区、旭町、高台町の三つの老人クラブや幸町自治会では、新入学生に対する交通安全の街頭啓発が自主的に行われています。また、交通安全協会におきましても、定期的に交通安全通信を発行し、啓発活動を行っており、ライオンズクラブと役場グリーンドライバーズクラブも連携して節目節目に警察官と共に街頭啓発を実施しているところです。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 ただいま第 10 次津別町交通安全計画に基づいて説明いただきました。津別町では、まだ高齢者の事故の割合が極めて高いというわけではないということですけども、やはり全国的に高くなっているということでして、早急な対応が必要であると考えます。また、現在、高齢者ドライバーの運転免許証の更新期間の高齢者講習についてもお話がございました。現在、国の制度では 75 歳以上の高齢者ドライバーの免許更新の際に高齢者講習がありますが、これの期間が3年ごとであります。この個人差もありますけども、3年ごとというのに非常に不安があるということでございます。この不安といいますのは、一つ目の不安が、高齢者自身がこの高齢者講習で運転免許証を取り上げられないかという不安。もう一つの不安が、ご家族の方が個人差もありますけども3年後に本当に次の更新まで本当に運転ができるのかどうかという二つの不安がございます。そこで高齢者自身の訓練のため、少しでも長く安全に運転できる期間を延ばすためにも実践的な講習を受講していただいてはどうかと考えます。民間企業のJAFが北見市の運転試験場でシニアドライバーズスクールという講習を開催しており― 29 ―ます。これは自分の車を持ち込める実技的な講習会でありまして、スムーズなハンドル操作であったり、パイロンスラロームによる車幅感覚が衰えていないかといったところを第三者の目で、またブレーキ、急ブレーキが必要な時の反応ですとか、どれぐらいブレーキをかけるとした時から、どれぐらい止まるまでの距離があるのかというところを第三者の視点から指導いただけるという講習でございます。町として座学だけではなく、こうした実技的な講習会とかがあるということを啓発し、その必要性を訴え、参加を呼びかけ、また講習にかかる費用が 2,057 円かかるのですけどもJAF会員であれば半額の 1,028 円、この 1,028 円半額負担でもできないか町長のお考えをお伺いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
ただいま実践的な、やっぱり不安解消のために長く運転を続けたいというのは当然であろうかというふうに思います。そういう中で不安を感じるということで、3年ごと行われる講習の間に、もっと実践的なものがあればさらにいいのではないかというご質問だというふうに思います。ちなみに津別町では、運転免許を持たれている方というのは、子どもは別にしまして 65%が町民の運転免許を保有できる年齢以上の方ですけれどもいるというふうに聞いています。このうち 65 歳以上の方というのは 33%ということで、75 歳以上の方については 12%というふうに聞いております。そういった中で年齢が上がれば上がるほど不安が伴ってくるというふうに思います。今JAFのお話も出ましたけれども、そういう多分いろんなものを全部承知しているわけではありませんけれども、一つJAFとして、そういう取り組みをしているということで、それは有料で行われているということでありますので、そこに参加する費用の負担が町としてできないかどうかということにつきまして、考えをということでありますけれども、今この場所でわかりましたと言うにはなかなか即座に回答できないわけですけれども、長く町の交通安全に携わっていただいております交通安全協会がございます。そことも協議をして、このJAFも含めてどういう方法がいいのかと、ほかも含めて、もしかすると有効な方法がまだあるのかもしれませんので、特に高齢者の部分についての対策について、そことも話し合いを行いまして有効な手段を考えてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。― 30 ―
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 JAFの件につきましては了解いたしました。このJAFの件なのですけども、本来ならば北見市ではなく津別町に来てやっていただきたいという思いがあったのですけども、それに係る場所ですとか費用ですとか、そういったものを相談しましたところなかなか厳しいということでしたので、別の視点でもう一つ調べてまいりました。それが隣の美幌の自動車学校で開かれているところ、これをもう一つのヒントにさせていただきたいのですけども、北見まで通えないという高齢者はおられますけども、美幌でしたら行けるという方も中にはおられるかと思います。その中で美幌地区交通安全協会が主体となって高齢者講習ではないのですけども、冬道安全講習会というのを開催しておりました。これが冬道の安全のためにわざわざ道路を凍らせて滑りやすい状態にして、座学と実技の両方をやるそういった講習会であったのですけども、今年の1月 28 日には 50 名の方が参加され、28 年と 27 年もそれぞれ 45 名の町民の方が参加されておりました。そして、これに対する費用はどうであったのかという質問をいたしましたところ、美幌地区の交通安全協会が負担をしてやっているということで参加者の費用がゼロ円であったというふうにお伺いいたしました。ですが、これは美幌町がやっていることですので津別町民は参加できないということでしたので、美幌町と連携するですとか、美幌自動車学校にお願いするですとか、このときは冬道講習でしたけども、そういったものが高齢者講習でできないのか、また、自動車学校は本当に営利目的ではなく非常にリーズナブルな値段で人数に応じての費用でしたけども、今年の 50 名の参加の時には8万 7,000 円、45 名の時には8万 1,700 円と非常にリーズナブルな値段で講習会を開いてくださったという経過がございました。津別町も町を上げてこういった取り組みができないのか、美幌町と連携して美幌の自動車学校等と連携して、そういった取り組みができないのかお伺いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
今そういう話、美幌町、主催がどこですかね、美幌町の交通安全協会でしょうか、それは役場とはまた別の組織になるかというふうに思います。津別町にも交通安全協会がありまして、広報誌だとかさまざまな取り組み、あるいは― 31 ―車に注意喚起をするステッカーを寄附していただいたりとかさまざまなことをされているわけですけれども、津別には講習場がありませんので、いわゆる場所がありませんので、やるとすれば北見よりも美幌に行くほうが距離的に近いわけですから、それは一緒に参加させてもらって、できるかできないかということも含めて今後協議をさせていただきたいと思います。津別の交通安全協会、そちらともきちっと連携をとりながらお話を進めさせていただきたいというふうに思います。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。また、先ほど高齢者ドライバーの免許証保有率 75 歳以上の高齢者の保有率 12%というお話がありました。これについて高齢者ドライバーの何が問題になっているか、大半は運転に自信があるということでございます。ある番組が1万人を対象にしたアンケートを取りました。それは自分の運転に自信があるか。事故を起こさない自信があるか。そういったアンケートを取られたときの結果が、10 代から 50 代までの方は、ほぼ 10%から 20%の方が自分の運転に自信がある。事故を回避できる自信があるといった回答でございました。それが、60 代から 60 代後半の方になりますと 30%の方が自信がある。70 代前半になりますと 40%の方が自分の運転に自信がある。70 代後半になりますと 50%の方が自分の運転に自信があると、そのように回答されたデータがありました。やはり今まで 40 年、50 年と安全運転をしてきた実績がございますので、非常に自信がある。また、運転に必要な注意力、判断力、空間認知力などは個人差もありますが加齢とともにゆっくりと落ちていく、衰退していくものであります。なかなか本人では気付きづらく、特に 40 年、50 年安全に運転してきた実績もありますので、その衰えに気付かずに事故につながるというケースもございますので、こういった対策が必要ではないかと思います。また、ご家族の方々がいくら急ブレーキが増えてきたとか、センターラインを越えているから危ないと言ってもまだまだ運転できるんだ、俺は大丈夫なんだと、そういったことがよく聞くところでございます。それを第三者のインストラクターですとか指導員から大分今の所遅れていたよとか、そういったと― 32 ―ころを言えば少しでも聞いてくれるというところで提案させていただきました。また、急に運転をするなということになりますとまた厳しいところになりますので、明るい時間のみ運転ですとか、夏期のみ運転ですとか、津別町の中だけ運転ですとか、そういった段階的に運転できるところを啓発して、ご家族の方と運転者本人と啓発して安全運転につなげていけないかということを啓発していけたらと思うのですけども、町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 佐藤多一
先ほども述べましたとおり、第 10 次計画の中で教育というものを重視しております。そういう中で啓発活動が大変重要であるということで、これは警察官、それから自治会だとか関係するところ、交通安全協会ももちろんでありますけれども、そういったところと一番効率的なことをこれからも打ち合わせをしながら進めてまいりたいというふうに思っています。多分、運転免許を所有されている方は自分の能力だとか今の状態というのを承知されている方も少なからずいるのではないかなというふうに思います。それを例えば一例ですけれども、毎年まちづくり懇談会を開いていますけれども、何年か前にお年寄りの方がおっしゃっていましたのは、津別北見のバスが走っています。美幌回りではなくて、いわゆる開成を通っていく部分ですね。そこでバス車庫、豊永のバス車庫がありますけれども、そこまで自分で車を運転して来て、そこからバスの無料券を使ってそして北見に出て行くんだという、そういうお話もされていました。ですから、ガソリン代がかからなくて済むという見方もあるかもしれませんけれども、やはり自分の運転能力というものを不安視されているのではないかなというふうにも思います。そういう方もおりますので、二つ目のこれからご質問もあるかというふうに思いますけれども、やはり地元の交通体系というのも安心して移行できるようなこともきちっと考えていかなくてはならないかなというふうに考えているところです。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 ありがとうございます。各種啓発活動をなされているということで、また重ねて車の運転をやめた際に、やはり自宅周りで 500 メートル周りで運転者の方が止まってくれるだろうと、そのように感じて自宅周りで事故に― 33 ―遭うということも増えているということも聞いておりますので、その点も合わせて啓発していただければと思います。今まではソフト面、人間面の話で少しお話をさせていただきました。もう1点、ハード面での話を少しさせていただきます。今新車を買うとアイサイトですとか自動で危険を察知して止まるといったような車があります。これに対しまして助成となりますと恐ろしい金額になりますけれども、新車でなくても取り付けが可能な後付け衝突防止補助システムというのもございます。これの取り付け工事費を含め、これは車線の脱線警報ですとか車間距離警報、前方車両衝突警報、歩行者衝突警報と警報だけではありますけども危ないというふうに知らせてくれるというのを後付けできる、そういったシステムが取り付け工事費用を含め今現在で 20 万円近くかかるということでございます。この 20 万円が高いのか安いのか、それは事故に対しての先行投資と思いましたらきっと高くないことになるのかなと思うのですけども、これにかかる費用の助成ですとか啓発を進めていただきたいのと、またアクセルとブレーキを踏み間違えて急発進して事故に遭ったという事故もよく聞かれます。これを防ぐ安全装置というのも5万円台で後付けできる、こういったものの啓発と助成というものをこれから考えていっていただきたいと思いますけども、町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 佐藤多一
これは検討してみたいというふうに思いますけれども、やっぱり後付けで付ける部分に対する助成というのと、それを付いたものをはじめから買うという人の、それはそこをどう見るんですかということも当然出てきますよね、あとでくっつける人だけの部分だけを見ていくのかというと当然不公平感が出てきますので、そういったことも含めて、そしてそれは何歳以上からなのかとか、さまざまなことが出てきます。そして幾らなのか、それが財政にどう影響してくるのか、そういったことも含めてさまざま検討していかなくてはなりませんので、それと他町村でもそのようなことをやっているのかどうか、もしやっているとすれば、どんなそのときにいろんなご意見が出されたかということも参考にしながら検討は進めてみたいと思います。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 ありがとうございます。ぜひ検討していただきたいと思います。次に、高齢者ドライバーの免許証返納者支援についてお伺いします。先に述べましたように、ぎりぎりまで運転したとしましても、これからますます運転が困難になる高齢者が増え、全国的にも免許返納の意識が高まると考えられます。昨年の 12 月の定例会でも山内議員の返納促進に向けた免許証返納者支援についての質問に検討すると回答されました。その検討状況についてお聞かせください。
答弁 町長 佐藤多一
高齢者ドライバーの運転免許証の返納に対する支援についてであります。現在、加齢によりまして運転免許証を自主的に返納された方に対する国の支援としましては、希望により取消申請から5年間の間に、現在の運転免許証とほぼ同じ形の「運転経歴証明書」の交付を申請することができます。この制度は、「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則」により、平成 24 年4月1日から本人確認書類として公的な身分証明書と位置付けられ、自主的な免許証の返納を促す制度として発足したものであります。平成 28 年度の美幌警察署管内の自主返納者数につきましては、65 歳以上が 137 人で、うち 75 歳以上は 101 人となっています。運転経歴証明書の交付を受けた方につきましては、65 歳以上が 51 人で、うち 75 歳以上が 40 人となっています。なお、津別町につきましては、65 歳以上の自主返納者数は 17 人で、運転経歴証明書の交付を受けた方は70 歳以上であり、9人となっています。また、津別町交通安全協会では、平成 28 年度から自主返納者に対しまして運転経歴証明書の交付申請手数料として 1,000 円を助成していますが、9名全員がこの助成制度を利用しております。今後とも広報などを通じまして継続的に周知するとともに、利活用に向けた啓発を行ってまいりたいと考えているところです。なお、運転免許証返納者に対する町の支援につきましては、第 10 次計画の中で、「公共交通機関の運賃割引等の支援措置を充実させる」としていますが、重要なのは返納者がその後に利用する交通体系であるというふうに考えております。このため現在、建設課において、もともと運転免許証を持たない交通弱者を含めた― 35 ―対策という位置づけから、先進地である十勝5町の視察調査を既に行っておりまして、今後、運行に対する国庫補助を想定した検討を進めていきたいと考えているところですので、よろしくお願いいたします。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 公共交通機関の運賃割引等の支援措置を充実させるとお答えいただきましたけれども、やはり運転免許証というのは自分任意でとるものでございます。自分で必要と感じてその運転免許証を取得し、そして返すというのもそれは義務ではなく任意であります。そういった面からまた非常に返すと不便になるという中から最後の一押しになれるような助成が必要になるのではないかと考えまして、また運賃割引等といいますのも高齢者の方のお話を聞きますと、やはりタクシーの割引がありがたいと、距離に応じて不公平感が出るのであれば何パーセント割引き、例えば 20%、30%距離に応じて割引のパーセンテージを変えればそこまでの不公平感は出ないのではないかというような声も聞いております。隣の美幌町でも返納者に2万円のタクシーチケットか、またその2万円というのはタクシーチケットであったりバスの利用どちらか選べる、また1万円、1万円ずつとかにもできるというような、そういったサービスをされている、そういった対策を立てられているところですけれども、その点について町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 佐藤多一
ただいま美幌町さんの例もありまして、これは十分承知しているところであります。ただ1回限りのものですので、毎年毎年2万円をいただけるということではありません。返納した年にいただけるということでありますけれども、ただ、美幌町さんの場合はバス会社と連携しまして、議員もご承知かと思いますけれども、右回り、左回りという交通体系がとられています。そういうところが町の中、そして先ほども申し上げましたとおり、はなから運転免許証を持っておられない方、高齢者もおりますので、そういう方たちと今度は同じ状況になりますので、運転免許証を持っていて持たなくなった人と、もともと持っていない方、そして例えば年齢が同じ 70 歳だとか、75 歳というような方たちもいますので、それらに不公平感のないように、皆さんが使えるようなシステムというか体系をつくることが安心して車を持た― 36 ―なくてもそれを利用すれば対応できるということがなければ、なかなか離しづらいと、免許証を、そういうことになっていくのかなというふうに思っています。ちょうど老後の不安でなるべくお金を使わないように貯金をずっとしていくという部分とちょっと似ているような感じがしますけれども、その不安がなければ、これはあえて持っておくリスクを抱えて持っておく必要もないというふうに思われる方も増えてくるのではないかなということで、そういう環境づくりを進めてまいりたいと考えております。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 ありがとうございます。重要なのは返納者がその後に利用する交通体系であるとお答えいただきました。これに対しましても、やはり返納者が実際に返納した後、何に対して一番困っているか行政として吸い上げ、対策に取り組んでいただけたらと考えます。この問題につきましての最後に、最初から車がない方や運転に自信がなくなってきても交通事情などからしてどうしても車に頼らざるを得ないといった高齢者の足の確保、これに対しましては3月の定例議会に篠原議員の質問に対する答弁の中で、乗り合いバスやタクシー、ライドシェアなどの実証実験をされているということであり、29 年度は検討の年と答弁されましたので、この足の確保というのをまずしっかりと地盤を固めていただき、そして安全に運転できる期間を少しでも延ばす支援をして、それでもいずれは車に乗れなくなる時が来たならば返納に向けて最後の一押しを助成すべきだと考えますので、最後に町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 佐藤多一
返納された後の体制をきちんとつくっていくということが重要であります。実は、こういうふうに津別町の津別町地域公共交通総合連携計画というのが平成 21 年の3月につくっておりまして、32 年までの計画です。これに基づきましていろいろこれまで進めてきているところです。例えば、乗り合いのスクールバスをしていったりとか、それから一たん、以前は北見と津別の開成のバスが北見バスで運行されておりましたけれども、それがなくなって町バスが運行するようになって、そして 26 年からでしたか、北見市と津別町で北見市の方も開成の方たちがそれを利用されるのでお互いに話し合って、そして赤字分を津別と北見市で分け合いながら今運― 37 ―行を進めているというようなことで、できることを経費もかかりますので、なんでもかんでもすべてやっていくとほかに響く部分もでてきますので、そういう形の中で今進めているところです。ただ、まだまだ不十分なところがありますので、それらをこれから解消していこうというふうに考えています。その中でやはり課題になってくるのはだれが担うかというところなんですね。それは町がやれない部分がありますので、そうしたときにバス会社だとか、あるいはタクシー会社だとか、そういったところ、いわゆる緑ナンバーをちゃんと持っている業者、そういうところでなければなりませんので、そことちゃんと連携できるかどうかということも含めてこれから進めてまいりたいというふうに思います。そしてその後にそういう状況になって、いわゆる今よく安全、安心という言葉が言われておりますけれども、安全というか、安全網があってはじめて安心ということになってきます。ですから安全網をまずつくっていくということで、その後、安心して免許証を返納するという感覚で進めていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 ありがとうございました。