津別町議会 平成29年第2回定例会 2017年3月21日
林業大学校の誘致について
2017年3月21日、津別町議会の一般質問で、村田政義議員が「林業大学校の誘致について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 村田政義 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告いたしました2点について質問させていただきたいと思います。まず、最初に林業大学校の誘致の関係についてお伺いをいたします。29 年の今年の3月2日の第1回道議会定例会で、北海道知事が林業の担い手不足の対策として林業の専門的な知識や技術を有する人材育成に取り組むこととし、林業大学校など人材育成機関の設立に向けて早急に検討を進めると答弁し、北海道で初めての設立表明を行ったと3月3日の北海道新聞で報じられております。このような中で、とりわけ、この津別町においては、面積の 86%が森林で、そのうち 38%以上の天然林を有しており、― 45 ―また木質バイオマス整備も行われております。津別町のこうした地域資源は、林業を学ぶ場、人材育成の場として北海道が林業大学校を設立するのであれば、ぜひ愛林のまちを宣言している津別町は誘致に最適であると考えられますが、町長の見解をお尋ねいたします。
答弁 町長 佐藤多一
林業大学校の誘致に関しましてお答えしたいと思います。津別町は農業と林業が基幹産業の町であり、近年、農業後継者は増加傾向にあり、遊休農地のない状況ですが、林業の担い手は高齢化により減少し、担い手の就業・育成は重要な課題であると認識しているところです。全国的には、担い手を育成する教育・研修機関としまして、既に 14 府県に林業大学校が設置され、平成 29 年度はさらに3県で設置される予定で、卒業生の9割が即戦力と評価の高い大学校もあると聞いているところです。北海道にも林業の担い手を育成する教育・研修機関があってしかるべきと、2年ほど前に林政担当職員から私に提案がありまして、たびたび道庁等の関係部署と情報交換を行ってきたところでありますが、道の担当者からは、財政難がネックであるとの話を受けていたところであります。今回の第1回北海道議会定例会におきまして、知事はこの件に関し、4人の道議会議員の質問を受け、「林業大学校は即戦力となる担い手の育成や、企業の経営力強化を図る上で、重要な役割を果たしうる、道としても、林業大学校などの設立に向けて早急に検討すると表明したところです。この答弁から、林業の担い手の育成と確保に一歩前進した印象を受けたところであります。こうした中、町として林業大学校の誘致を考えるべきではないかというご質問でございますけれども、津別町は面積の 86%が森林であり、林業・林産業関連の事業体が21 社活動しています。また、近年は、木質バイオマス事業、低炭素社会の実現に向けた取り組みなど、林業を成長産業とする風土が整いつつあり、林業の担い手を育成する教育環境は、道内一揃っている町と自負しているところであります。道内には、既に期成会を立ち上げて設立の機運を高めているところや、バイオマス― 46 ―産業都市構想に林業大学校の設置をうたっている市や町もあると聞いています。津別町としましても、北海道が扉を開けたことを好ましく受け止め、「愛林のまち つべつ」に林業大学校が誘致できるよう、早急に町内の関係する事業所・団体に呼びかけを行う準備を進めているところです。議員各位におかれましても、協力にご支援、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げる次第です。以上です。
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 ありがとうございます。とりわけ、今町長のほうから前向きに取り組んでいく姿勢が明らかになったのではないかというふうに私も感じておりますから、これ以上質問をするということはないわけでありますが、とりわけ、森林づくりを担う林業の担い手不足が深刻化していることからも、伐採や植林、下刈りなどの森林整備を担う人材の育成、拡幅に向けた就業のための基礎的資格や専門資格の習得の場として、全国で林業大学校が設立されておりますが、北海道では初めての取り組みでもありますが、ぜひ自然豊かなこの津別町への誘致の実現に向けて、働きかけを強く求めていきたいというふうに思っているところでありますが、もう一度考えをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
まさしく議員がおっしゃるとおり、町にとって非常にこれからの地域づくりを考える上でも大きな要素になってくるというふうに考えています。津別高校の問題もありますけれども、そこを卒業して、さらに進む学校がここにもう一つあるということは非常に子どもたちにとっても選択肢が広がっていいことだというふうに思いますし、そもそも全国一森林の多い都道府県の中で、森林大学校がないというのは、非常に奇妙な感じもしているところであります。ただ、先ほども申しましたとおり4人の道議会議員の皆さんが知事に質問されています。お一人は自民党の釧路町出身の方ですし、それから、民進党の砂川市出身の空知出身の方、それから結の会の伊達市出身の方が発言されていますし、そして公明党の苫小牧市の道議会議員の方がそれぞれ林業大学校を設立すべきだというふうに要望しているところです。考― 47 ―え方を述べられています。その答弁の代表質問の内容につきまして、既にネット等では見られるようになっているというふうに思いますけれども、そこを見ていくと、やはり結構皆さん動き進んできているなというのが伺い知ることができます。例えば、公明党の安藤議員さんのお話の中には、「空知管内の自治体などから道立林業大学校を設立の要望書が寄せられているところであります。我が党は去る1月 27 日の知事への重要要望の際に、特に最重点要望項目として道立林業大学校の設立を要望してきたところであります」ということで、こういったところでも既に動きがありますし、先ほどのバイオマスの産業都市構想、こういったところが下川町さんも手を挙げております。また、以前には道庁にたびたび行って状況を聞いたりしておりますけれども、紋別市や何かも昔は道都大学がありましたので、その学校の跡地を活用したりとか、あるいは滝上町さんも廃校になった校舎を利用できないかというようなことが個別に行っている部分。それから正式な要望として出されている部分、いろいろ耳にしておりますので、町としましても津別は決して劣る町ではありませんし、自慢できる町でありますので、しっかり皆さんと歩調を合わせながら、議員の皆さんのご協力をいただきながら進めてまいりたいと考えているところです。以上です。
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 ありがとうございます。今言われたように町長のほうからも話があったように、私もそれぞれ道議会の一般質問の内容について入手をし、目を通したところであります。それぞれ質問されている方々からすれば、ぜひ自分の地域というのがやっぱり強いのかなという感じも私なりに受けているところであります。確かに、そういうことからすれば、今津別町が手を挙げても実現するかどうかは保障はできませんけれども、ぜひ実現に向けてこのあとの働きかけを進めていただきたいと、まずお願いをしていきたいと思います。この津別町の林業大学校が実現可能となれば、当然今町長も言ったように若者の定住や、あるいは経済的などを含め、さまざまな面で効果を生むものと私は信じております。ぜひ、誘致の実現に向けた準備も含め再度進めていただくよう強く要請をお願いしたいところであります。― 48 ―私個人も、この誘致問題については、本当に実現に向けて強く思っていますし、当然議員さん方も同じ気持ちではないかというふうに私も感じております。そういった意味からもこのあと最大限の支援、協力をすることを申し添え、この点についての質問を終わらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。