美幌町議会 平成29年第5回定例会 2017年9月20日
(1)美幌駐屯地対策について/(2)美幌町屋内多目的運動場について/(3)林業大学校誘致について
2017年9月20日、美幌町議会の一般質問で、稲垣淳一議員が「美幌駐屯地対策について」「美幌町屋内多目的運動場について」「林業大学校誘致について」について質問し、町長 土谷耕治、教育長 平野浩司、経済部長 矢萩浩が答弁しました。
- 質問者
- 稲垣淳一 議員
- 答弁者
- 町長 土谷耕治、教育長 平野浩司、経済部長 矢萩浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 稲垣淳一
それでは、3項目3点の質問をさせていただきます。まず、1番目ですが、美幌駐屯地対策について。陸上自衛隊美幌駐屯部隊の充実整備についてお尋ねいたします。二つ目は、美幌町屋内多目的運動場について。屋内多目的運動場建設のあり方についてであります。3番目に、林業大学校誘致について。林業大学校誘致に向けての考えについてお尋ねいたします。まず初めに、美幌駐屯地対策について。陸上自衛隊美幌駐屯地は、北海道道東の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っています。我が町は、美幌駐屯部隊の存置及び充実を図り、あわせて隊区内市町村の振興に寄与することを目的とする陸上自衛隊美幌駐屯部隊充実整備期成会を立ち上げ、日本一と言われる関係性を培ってきたことは、厳然たる事実として多くの町民が周知のことであります。しかしながら、昨今の隊員の充足率の低下や、装備品等の充実が進んでいないことからもわかるように、美幌駐屯地の改編という危惧が高まっていると思われてなりません。ここはさらなる美幌町民の気概を示すときと痛烈に感じております。改めて、今後の対策について町長の考えをお示しください。二つ目に、美幌町屋内多目的運動場についてであります。美幌町におけるスポーツ振興、健康づくりの拠点としてスポーツセンター並びにトレーニングセンターは大きく寄与してまいりました。しかしながら、両施設ともに40余年の歳月を経て、老朽化に伴う利便性や効率性が利用者にとって快適な空間とは言えなくなってきているのが現状です。特に、冬季間については、屋外スポーツ団体を初めとし、屋内での十分なトレーニングができにくい状況が続いておりました。そのような中、屋内多目的運動場建設は、関係者には朗報と言えるでしょう。この施設の有効な利用を考えたとき、既存施設との併用した建設がより有効であると考えております。スポーツセンター、トレーニングセンターにおける平成25年に実施された耐震結果はどのようなものであったのでしょうか。これら施設の今後の対応について、当初の構想では、既存施設のトイレ、休憩室、器具庫等を利用することで建設コストを圧縮しては等々の構想があったと聞き及んでおりますが、どのような経緯で現在の候補地になったのか、教育長の考えをお示しください。3番目です。林業大学校誘致についてであります。林業大学校は、現在11の府県で設立され、いずれも造林や素材生産、木材利用に関する基礎的な知識・技術に加え、高性能林業機械の操作技術を習得し、即戦力となる人材の育成に取り組んでいます。道水産林務部は7月中をめどに、全道の林業事業体、種苗生産、木材加工関連企業などを対象に地域ニーズ調査を行い、有識者懇談会を設置、人材育成機関の設立に向けた検討を本格化させています。育成すべき人材像によって、教育課程(現場作業、森林管理や林業経営)、期間も1年から2年程度、必要な施設や運営体制などを検討し、提言していくとされ、年内に設立に関する基本的な考えをまとめるとしています。これらのことを踏まえ、近隣自治体ほか、各地で誘致に名乗りを上げ、期成会が設立されています。本町における一次産業振興策の起爆剤として、この林業大学校の誘致に名乗りを上げるべきと考えますが、町長の考えをお示しください。以上であります。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
稲垣議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。二つ目の屋内多目的運動場については、後ほど教育委員会のほうから答弁をさせていただきたいと思います。初めに、美幌駐屯地対策について。陸上自衛隊美幌駐屯部隊の充実整備についてでありますが、平成25年12月に策定された防衛計画の大綱では、統合機動防衛力を構築するため、第5旅団の機動旅団への改編、戦車及び火砲の削減が示されるなど、第6普通科連隊及び101特科大隊が駐屯する陸上自衛隊美幌駐屯地への影響が危惧されております。本町におきましては、平成6年10月に美幌駐屯部隊充実整備期成会を発足し、部隊の増強と体制維持に向けた陳情活動を展開してまいりましたが、平成10年には1,200名を超えた隊員が現在は700名に減少するなど、部隊の縮小と隊員の削減が進んでいる現状にあり、その事実を重く受けとめているところであります。こうした中、本年8月に桜通りで実施された市中パレードでは、約1,000人が小旗を手に沿道を埋め、大きな拍手と歓声で隊員の皆様を激励する光景を目にいたしました。美幌駐屯地と地域は一体の関係にあり、その活動に多くの町民が期待を寄せていることを強く実感した次第であります。また、平成27年10月、台風23号による大雨の影響で、市街地の一部が冠水し、多くの住民が孤立した際には、ゴムボートによる人命救助活動によって全ての住民が無事に救出され、災害救助の頼み綱は、美幌駐屯地であることを改めて認識いたしました。道東、オホーツクの交通の要衝にあり、全国有数の面積を誇る矢臼別演習場に短時間で移動できるなど、良好な訓練環境にある美幌駐屯地は、さきの防衛計画大綱で示された統合機動防衛力を構築するために、その拠点となり得る要素を十分に兼ね備えた地域であると考えます。ロシアと国境を接し、領土問題を抱えるなど、安全保障上の課題や不安定要因を有する北海道において、北の脅威に対する抑止力を保持しなければ、この地域の民生安定の継続は保障されません。「我が国の安全保障は北の守りから」を共通認識とし、道東、オホーツク地域の安全と安心を確保するためにも、美幌駐屯部隊の体制維持・強化、定員と実員の乖離を改善されるよう、美幌町議会を初め、協力諸団体と連携の上、町民の総意による活動を展開してまいりますので、御理解と御協力いただきますようお願いを申し上げる次第であります。次に、林業大学誘致について。林業大学誘致に向けての考え方についてでありますが、北海道では、林業の担い手不足対策として、林業大学校は即戦力となる担い手の育成及び企業の経営力強化を図る上で重要な役割を果たすとして、道立林業大学校などの設置に向けて早急に検討することを表明したところであります。このことを受けて、北海道では、林業に携わる全道1,200の企業や事業体を対象に、必要とされる人材像や教育方法などに関する調査を7月中に実施しており、現在、調査データの集計作業を行っている段階であります。御質問の林業大学校の誘致については、管内でも複数の自治体で誘致の名乗りを上げて期成会を設置していますが、学校運営などの面から単独自治体での誘致が難しいとされており、遠紋地域1市5町1村の自治体、団体等で構成する網走西部流域「北海道立林業大学校」誘致促進期成会のように、地域で連携して取り組んでいるほか、隣町では、去る8月30日に期成会の総会が行われ、これまでの単独による誘致方針を見直し、オホーツク管内への誘致を最優先に取り組むことを決めたとのことであります。美幌町といたしましても、まずは北網地域2市9町の自治体・団体等で構成するオホーツク東部流域森林・林業活性化協議会で連携して誘致に取り組むことといたしております。その後において、オールオホーツクが連携した誘致がどうできるかについては、今後検討してまいりたいと考えております。以上、御答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
稲垣議員の御質問に答弁いたします。初めに、スポーツセンター、トレーニングセンターの耐震結果についてですが、スポーツセンターにおいては、アリーナ部分の鉄骨屋根ブレースの耐力不足と診断され、耐震補強が必要となっております。また、管理等においては、旧ボイラーの排気用煙突、鉄骨造庇の耐力がないことから、撤去が必要であると診断されております。トレーニングセンターにおいては、トレーニングルーム部分の開口部が大きいことから、鉄骨ブレースの耐力不足と診断され、耐震補強が必要となっております。こうしたことから、スポーツセンターにおいては、今年度耐震補強工事のための実施設計を委託しており、来年度には耐震補強工事を実施し、施設の長寿命化を図ってまいりたいと考えております。また、管理棟、トレーニングセンターにおいても、耐震補強も含め、今後の対応を判断してまいりたいと考えております。次に、屋内多目的運動場の構想における建設予定候補地に至った経緯についてですが、当初は、御質問のとおり、既存施設と併設することも含め、町内スポーツ関係者など、10名からなる屋内多目的運動場整備検討会議並びに近隣市町の類似施設の視察結果を参考に協議を進めてまいりました。その協議の中で、既存施設に併設するには、必要とされる競技スペースを確保するための十分な敷地面積がとれないこと、また、併設したとしても施設機能や利便性を考えると、トイレや休憩室、器具庫などは、最低限の機能として必要であるとの意見が出されたところです。あわせて、視察した施設では、併設していなくても隣接させることで、管理運営を一体的に行っているところも多く、建設後の管理体制も図られやすいことから、併設ではなく、隣接する候補地を検討会議の中で選定してきたという経過であります。今後、将来的にもスポーツ施設を集約化し、利用する方にとって効率的で利用しやすい施設となるよう考えてまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 5番 稲垣淳一
それではまず、駐屯地対策について再質問をさせていただきます。私も美幌駐屯地の充足率の低下もろもろを危惧していると質問をさせていただいておりますが、ここは改めて認識を一つにするという思いを込めて、答弁にあります第6普通科連隊及び101特科大隊が駐屯する美幌駐屯地の影響が危惧されているというようにお答えいただいておりますが、どのような危惧がいつごろ、どんなことで起きるのか、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
危惧は具体的にどういうことだということでありますけれども、101特科大隊については、いわゆる16年大綱、それから22年大綱、25年大綱と、常に危ぶまれておりました。それは何かというと、やはり重火砲部隊は縮減の方向で今調整されていると聞いております。とりわけ北海道については、集中的に何カ所かに重火砲部隊を集約していくというような方向の中で、101特科大隊が非常に危険な状態にあるというような危惧感を持っているところでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
101特科大体がいろいろと集約されていくのではないかという認識で私も一致しているところでありますけれども、美幌町が行っている一番の駐屯地対策の精鋭部隊といいますか、充実整備期成会がございますけれども、この間もここ数年の陳情等々の内容をいろいろと調べさせていただいたのですが、まず、29年度の陳情内容については、どのようなことを実施しようとお考えでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
29年度も引き続いて、重火砲部隊の充実のためにお力を貸していただきたいということを含めまして、3項目について陳情をさせていただいております。主には、今質問にあったような内容については、重火砲部隊の充実のためにお力を貸していただきたいという内容になっております。
再質問 5番 稲垣淳一
ということは、前年度と大きく変わっていないというような認識になろうかと思いますが、あわせまして、改めてお尋ねいたします。この充実整備期成会は平成6年から活動しているということで、私も美幌青年会議所時代に一度、20年ほど前になりますけれども、美幌駐屯地を皮切りに、期成会の方と一緒に期成会とJCの二つの団体ということで陳情に行かせてもらった経験がございます。当時は大上町長でしたけれども、美幌駐屯地を皮切りに、帯広、札幌、そして中央へと、かなりの日数をかけて、10数名というかなり大きな人数で行ったことがありまして、なかなかすごいことをやっているのだと感じた記憶もありますし、また、地元選出の代議士の方との懇談もあったりと、なかなか充実した陳情だったという記憶があります。そのような中で、今回も長く期成会はやっていますけれども、これだけ運動していても、なかなかこの危惧が拭いされないということがあり、その中で日本一というこの自衛隊と美幌町の関係性ということを自負できるまでには、先人のいろいろな御努力があったのだろうと思いますが、ここ直近ではどうなのでしょうか。この期成会が上げてきた成果というものを何か挙げるとしたら、どのようなことが挙げられるでしょうか、お尋ねいたします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
まず1点、平成29年はまだ陳情はしておりませんので、これからになると思います。陸幕長含めて変わったというようなこともあって、今年度はまだの状態であります。それで、具体的な成果については、まだ具体的にお示しするものは今のところありませんけれども、ただ、101特科大隊がいまだに守られているというような状況を含めて、引き続き努力していかなければいけないという思いをしているところでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
相手が国なものですから、いろいろとお話ししにくい部分もあるかと思いますが、やはり我々としては、何とかこの美幌駐屯地を守るという大きな使命を持って日々活動しているというものの一人としては、町長のそういう思いといいますか、期成会のみならず、全町挙げて取り組んでいかなくてはならないということは、日々思っているところであります。その辺に含めて、改めて質問させていただくところでありますが、充足率を上げるための施策として、町長、改めて具体的にどのようなことをされているのですか。もちろん、秘策といいますか得策は、すぐはないのかもしれませんが、どういうことを日々行っているか、改めてお尋ねいたします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
充足率を上げるというようなことでありますけれども、これは多分、今1,200名ぐらいおられた隊員さんが、700名に減っているというようなことは、多分大きい部隊としては第6普通科連隊、そして101特科大隊がありますが、その両方の充足率がかなり下がっているのではないかという思いであります。それで、日々どうしているかということでありますけれども、まず、101特科大隊が非常に問題になっているということは、少し語弊があるかもしれませんが、いつも改編に向けて名前が挙がってくるというような状況の中で、今、陳情の中でも、万が一、101特科大隊を改編するに当たっては、後継部隊として特化の部隊を何とかお願いしたいというようなお願いもしておりますし、充足率の向上に向けてお願いをしているという状況でございます。
再質問 5番 稲垣淳一
もちろん充足率が整っていないのは、美幌駐屯地に限らず、自衛隊の組織そのものがそういう状況に陥っているという調べもございますので、ただやはり、それらをいかに減らさずに保持していくかということが求められるのだろうと思います。例えば、どうしてもいろいろな施設、整備の話をするとそのためのお金がという話になりますが、期成会の陳情の中で、過去に平成23年から25年にかけて、長距離800メートルから1,000メートルの射撃訓練施設の設置について陳情していた経緯がありますが、そのあと26年から陳情されていないということであります。これはどういうことがあったのか、お話いただければと思います。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
今御指摘のありましたように、23年から25年まで小中火器で撃てる距離が800メートルから1,000メートルの射場を、実は誘致しようということで名乗りを上げておりました。ただ、これは当時、今振り返ってみますと、然別にそういう施設ができたということで、一旦取り下げましたけれども、29年から再びもう一度やり直そうという思いで、今準備をしているところでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
確かに、射撃場につきましては、現自衛隊の施設では300メートルというように私は聞いておりますが、その3倍以上のものがもし美幌町にできれば、部隊の再編といいますか、新しい部隊がということはよくわかりませんけれども、少なくてもいろいろな部隊が今、別海に数千人規模で来ているところでありますが、そのような長い長距離射撃場があるのであれば、美幌には必ず立ち寄ることは必須であろうと考えています。ある自衛隊の幹部の方とお話をしたことが過去にあるものですから、この射撃場の誘致に関しては、ぜひ実現させていただくべく努力をいただきたいという思いもありますし、例えば、射撃場を我が町で整備してつくってしまうという、そういう大胆なことを考えることも、もしかしたら一つの方法としてあるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
この射場は、長距離を撃てるものというようなことで、要望したのですけれど、これはゲリラだとかあるいはゲリコマといいますか、そういった対策のために自衛隊も恐らく準備されていると思いますので、そういったものを対象に撃てる訓練ができるというようなところを目指していきたいという思いで、そういうことをやっておりました。いずれにいたしましても、この長距離に撃てる射場を、引き続き努力していきたいと思っております。町でつくってはという話については、これは国との財政の問題で、多分難しいのではないかと思います。町がつくって提供すると言っても、多分受け取らないのではないかと思っておりますので、そういった財政の規律もあるものですから、町でつくるということは、もちろん我々は専門的な知識もありませんので、つくることは難しいと思いますので、それについては、あえて私どもでつくってどうのこうのという提案はしておりませんので、御了解いただきたいと思います。
再質問 5番 稲垣淳一
もちろん、地方公共団体がそういうものを建てるということは、調べた中でも余り聞いたことはないのかもしれませんが、やはりそれくらいの気概を持って取り組むことが、先方の気持ちを打つという、それこそ射撃にひっかけたわけではないのですけれども、そういうことにつながるのかと思います。決して、これは絵そらごとではなく、そういうことも視野に入れた取り組みが必要ではないかと思います。また、改めて陳情で長距離射撃場をということですが、長距離射撃場にはかなりいろいろな制約があると聞いておりますが、その辺をクリアした中での陳情ということで理解してよろしいでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
候補地として、今、旧登栄牧場の跡地が300ヘクタールぐらいありますので、その中で地域の周辺環境についても人家が少ないということを含めて、そこが適地ではないかというような思いで提案をさせていただいているところでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
ぜひ実現に向けて、よろしくお願いしたいと思います。あと、隊員募集ということも、美幌町としては援護射撃をするべきではないかと思っています。5年ぐらい前に、美幌高校から10名を超える生徒が自衛隊に入っているということがありました。当時、美幌高校の校長も、たくさん人を送り込んでくれてありがとうということで、自衛隊から表彰を受けたということも話に聞き及んでおります。しかしながら、少子化の影響もございまして、就職をする人間が年々減っているということが言われております。私立高校ではありますけれども、高知県に自衛隊コースというものを昨年から新設している高校があります。高知中央高校という私立高校ですけれども、もちろん自衛隊のみならず、警察や消防やら、そういう公務員コースということで、その中の一つに自衛隊コースというものがあり、もちろん普通に勉強して、跳んではねてしていると。その中に、自衛隊のOBの方とかが講師としてみえて、自衛隊を目指す人たちにも、そういう専門知識を与えているというような学校があると聞いております。ぜひ、お金のかからない支援という言い方がいいかどうかはわかりませんが、我が町も高校がございますので、そういう公務員コースの中で、自衛隊にもちろん限られるわけではございませんが、警察、消防、いろいろとありますけれども、そういう中に、例えば自衛隊を目指す子供たちがいるやに思いますので、そういう子たちを後押しするために、何か応援施策を考えることができないのかという思いでおりますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
入り口の問題だと思いますけれども、出口も含めて、民間の皆様の御協力を得て、退職者雇用協議会を含めて、いろいろな動きの御協力をしていただいております。その中で、私どもが聞いているのは、先ほど議員がおっしゃったように、この道東の中でも、網走地域、そして美幌地域が単独校で3年連続10人以上の応募があったということで、表彰を受けたという事例もありますので、そういった中、入り口としては非常に成績が良いということをお聞きしておりますので、引き続き、学校をつくるということ自体はなかなか難しいと思いますけれども、いずれにいたしましても、地域の中で、自衛隊と高校がたまたま近いというようなことで、自衛隊の活動も日々目にすることもあると思います。そうした中で、多くの若い方が応募されて採用されているという状況にあると思いますので、引き続き、民間の皆様の力を借りながら、しっかりとした入り口を確保できるよう頑張ってまいりたいと、そのように思っているところでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
やはりこれは、息の長い運動かと思いますので、自衛隊員の方に、町に多く住んでいただく環境をつくる。そしてまた、自衛隊を目指す若い方たちを美幌町からも送り出すというようなことが、やはり一体となった大きな考えの中、枠組みの中で考えていくことが肝要かと思いますので、隊員さんが欲しい、美幌町にいてほしいということももちろん大事なのですが、就職先の一つとして、新たに自衛隊を候補に入れていただくという運動も我々はやっていかなくてはならないと、この質問を考えている中で、強く強く思っている次第でありますので、ぜひ、美幌高校や近隣も含めて、その辺の考えを発信していただければと強く思うところであります。あと、話が前後して恐縮ですが、陳情に行くときに、やはり全体の中で美幌町に限らず、自衛隊の充足率が不足しているということを考えた中で、全体の自衛官になりたいという子たちをふやす、または定職として長く勤めていただける環境をつくるためにも、定年が54歳から55歳という方が多いところではありますが、陳情の中に、例えば給料を今の1.5倍から2倍ぐらいに引き上げるだとか、または退職金の上増しをするだとか、そういうことも国の考えとして方策の中に盛り込んでいただけないかと思っています。もちろん防衛費の問題等々あるかもしれませんが、そういうこともしっかりと要求して、自衛隊員の方が、危険等々の中で日々訓練をしているわけですから、職務に専念できるような厚生を強めてあげる、また、改めて魅力のある職域として、改めて国を守る、安全安心を守っていただける方たちとして、活躍をしていただけるという期待を持って、そういう陳情も行っていただければと期待するところであります。駐屯地問題に対して最後に、いろいろと細かい施策はあるのでしょうけれども、ここだけはもう全町民一丸となって取り組んでいくという気概を改めて町長からお聞きして、この問題は終わりたいと思います。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
私は日ごろから、美幌には大きな二つのエンジンがあるというようなお話をさせていただいています。一つは、農業という1万ヘクタールに及ぶ裾野の広い産業があり、一つは、自衛隊があるというようなことで、この二つのエンジンがうまくきいて、多分、今日の美幌町を形づくってきたのだろうと思っています。そして、これを支える多くの町民の皆様の支えがあってこそ、この二つのエンジンがきき良く、多分、今日のまちづくりをするために、この二つのエンジンがきいて、今日のこの町の形をつくっているのだろうと思っておりますので、引き続き、こういった形をしっかりと引き継いでいくためにも、入り口、出口をしっかり守ろうというような思いでいるところでございます。それで、給与だとか、退職手当の問題を、私も議員と同じように考えたのですけれど、なかなかこれは難しくて、自衛隊の中にも賛否両論あるようで、職業柄、体を使ったりするので、限界があるだろうと、それに合わせた年齢だというようなことも考えとしてはあるようでありますので、今のところ、まだそこまでは言っておりませんけれども、いずれにしろ、自衛隊が平和を守るという職業でありますので、より魅力ある組織として、我々はしっかり支えて、自衛隊もそういった魅力ある組織に変わっていただければと、そのように思っているところでございます。
再質問 5番 稲垣淳一
先日、ある幹部の方とお話したときにも、フロムザ美幌ということで、美幌から発信して、全国に先駆けて、いろいろと施策を行っていることが数多くあると、本当にありがたいというお話を伺いました。改めて、駐屯地対策、まだまだ壁は高いでしょうけれども、一つ、それにめげることなく、我々も一生懸命援護射撃をさせていただきますので、今後とも町長を先頭に、この美幌町に二つのエンジンがますます活況を呈するように御努力いただきたいと思います。次の質問に移ります。屋内多目的運動場建設の考え方についてでありますが、先般、検討会議というのでしょうか、いろいろと会議録を公開されていますので見せてもらった経緯があります。そしてまた、そのほかにももちろん、検討会議の皆さんとも懇談して、いろいろと話を聞いた経緯がありますが、本当にスポーツ関係で携わっている方たちからも、非常に期待する施設が今後できるということで、大変期待の持てる施設ができることはうれしいという声も聞いておりますし、もちろん私もこの多目的運動場ができることは、運動音痴な私ではありますけれども、自分ほか、家族だとか、近隣の友人知人からも話を聞くと、実に楽しみな施設であるというように期待を持たれていましたので、そういう運動施設だというのは理解をしております。しかしながら、立場を変えてこういう公共施設が新設されるという考えの中、先般、長寿命化、延命化を図る考えもお聞きしておりますし、その中で今後、時間をかけてですけれども3割を削減していくというような考えもお聞きしております。その中で、老朽化しているとはいえ、今現在使っているスポーツセンター、トレーニングセンター、管理棟を含めて40数年たっていますけれども、これらをやはり切り離して別々に建てるということで、どうしてもそこは私の中でストンと落とし込められない部分があるものですから、今回も質問をさせていただいた経緯があります。いろいろな利便性を考えて、今のスポーツセンターの北側のほうに建てるというお話を伺っております。質問の最初に戻りますけれども、トレーニングセンター、スポーツセンターの耐震化工事は、これだけ40数年たっている建物ですから、耐震化の診断をすれば、絶対補強工事は必要だし、または改築だとかという考えがあるのは、もしかしたらといいますか、ある意味ずっと前からわかっていたことなのではないかということは素朴に思います。その中で、あえてここまで引っ張るというか、引っ張るという言葉がいいかわかりませんけれども、ここにきて屋内多目的運動場を改めて建設するという経緯について、改めてその思いをもう一度お聞かせ願えればと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
多目的運動場をつくる思いということでありますけれども、本当に美幌町においては、スポーツがすごく盛んでありますし、2万人規模の町から、多くのオリンピック選手、パラリンピック選手が出られているということは、私どもは本当に町民の方々から大きな夢と希望を与えていただいているのかと思っています。近年、そういう選手を身近に見て、特に、小学生から中学生までの子供たちが頑張って、本当に全国でも活躍、それから子供たちの体力増進にも大きな役割を果たしているという中において、教育施設に係る研究会というものを3年ぐらい前にいろいろやらせていただいて、その中で美幌町において今後のスポーツ施設で何が必要かという協議をいろいろな関係者、それから大学の先生方も入って客観的に分析をして、一つの方向性を出していただきました。その中で出たのが、もしハードの面で考えますと、夏場に練習している人たちの早急な冬場対策、それは、今はどうしても大きな体育館一つの中でやっています。全てが収容できない中において、冬季間練習できる施設をやはりつくるべきだという一つの判断というか、そういう答申をいただきました。私は、本当に全くそのとおりで、今回、町長の一つの政策方針の中で、屋内多目的運動場を早期につくりたいという思いと、私ども教育委員会として、早期に屋内多目的運動場をつくりたいというものが一致したということもあって、それでは、私ども教育委員会としては、具体的な方策についてきちんと示して、それを町長に判断いただいて、かつ、議員の皆様、それから町民の方々にきちんと説明をして進めたいということで、今回、具体的なものとして皆様にお示ししたということであります。
再質問 5番 稲垣淳一
思いとしては非常にわかりますので、本当にあったらいいなと思う施設ではあるのですが、くどいようですけれども、例えば今後、スポーツセンターに関しては30年度に耐震化の診断を受けて、改築といいますか、そういう方向であると聞き及んでおりますので、トレーニングセンターの改修は一緒にやらないということで理解していいのでしょうか。また、やらないとしたら、今後いつそういう考えに至るのかお尋ねいたします。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
スポーツセンターとトレーニングセンターについては、両方耐震診断を受けているという話はさせていただいています。その中で、スポーツセンター、管理棟、トレーニングセンターを同時に耐震化はしないというように今考えております。ですから、スポーツセンターについては、やはり今回耐震ということも含めて、例えば暖房効率をよくするために、古くなっている窓枠サッシを直すとか、それから、電気代管理のための費用を軽減するためにLEDに変えるとか、そういうことをして、正直に言うと延命というか、後20年なり、それ以上使えるような形で今は考えております。トレーニングセンター、管理棟についても、煙突はアスベストもあって、これは撤去しなくてはいけないのですけれども、今、同時期にしないということを言いましたが、将来これをどうすべきかと、耐震することは非常に簡単なのですけれども、それ以上に例えば直さなくてはいけないところも出てきたときに、それが本当に延命としてできるのか、それから、今使っているもの、例えば調理室とか、ほかの施設があって、そういうものも含めて、今すぐに結論を出すのは待っていただきたいと考えています。それを何年も置いておくということではなくて、今年度中に一つは耐震をするか、それとも別な方法があるかということをいろいろな形で検討をさせていただいています。それで今、町の中期計画、将来の予算を考える中においては、一応、スポーツセンター、管理棟、トレーニングセンターの耐震化をするということの試算の部分はしていただいていますけれども、教育委員会とすれば、将来性についてもう少し、いろいろと隣接する建物があるとか、トレーニングセンターを不登校の子供が来るためのサテライトという形で使ったりもしているので、そういうことをもう少しお時間いただいて、ただ単純に耐震化すればいいということで答えを出すということではないことも少し検討をさせてほしいということで、皆さんにもお話していますし、町長にもそういうお願いをしている状況であります。
再質問 5番 稲垣淳一
今後、トレーニングセンターについてはまだ決まってはいないけれども、今年度中に結論を出していくという理解でよろしいかと思いますが、やはり、公共施設のあり方ということを考えていく中で、まだまだきちんと精査して、無駄遣いのないような形でいけたらなということを強く強く思うところであります。あとは、どうしても併設にこだわっていたものですから、例えば、エリアの中に職業訓練校だとかがあったりして、もちろんあそこだけを単純に壊してつくって、職訓校をほかの場所に移設するということでないのはわかっているのですが、今後、公共施設ということで話をあえて広げれば、図書館だとか今の経済部の分庁舎を、結局それはつまるところ、近々また出てきますけれども、役場新庁舎にということで、いろいろなところで影響が出てくると思うのです。そういうことも広く考えていくと、今回建てるのはもちろん私はいいと言いましたけれども、32年に供用を開始するということで、何か拙速過ぎないかと思っています。もちろん建ててはいけないという話ではないのですが、まだまだそういういろいろな周辺施設のことを考えていくと、なぜここでこんなに急いで建設に進んでいくのかということが、非常にまだ自分としては落とし込めない部分もあるので、それについてはどう考えているのでしょうか。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
併設のお話をさせていただきたいと思います。本当に議員がおっしゃったとおり、最初に併設ということを、私は考えておりました。というよりも、スポーツ施設の集約化という中でいけば、施設の分散化というのは避け、基本的には敷地があれば集中化させたいというのが基本であります。その中で、できれば併設をという考えを持っております。ですから、内部の中の検討、それから実質的には、委員の皆さんにも併設案二つと、それから近隣の建設の案、案と言うよりも、こういう場所にということでお話をしておりました。それは、議員の質問にも書いてありましたけれども、やはり建設費のコスト削減、縮減をしたいとか、できれば管理面で人を配置したときなどの人件費を軽減するということであります。それで、そういうことも含めて検討した中で、今、図面がない中で言葉でお伝えすることは難しいかもしれませんが、スポーツセンターが35メートル掛ける48メートルということでかなり大きいのです。私どもが想定していたのは、30メートル掛ける30メートルちょっとぐらいです。それはなぜかというと、野球の塁間が一般であれば27メートル必要ということもあって、やはり30メートルは必要だということで、トレーニングセンターに隣接するところで考えたのですが、なかなかそれは難しいというような判断をさせていただきました。例えば、職業訓練校のことがあったり、それから、そういう建物を建てたときに、例えば道路のルートを変更しなくてはいけない、そのことによって、自然環境の面で木を切ったりしなくてはならないということで、今まで大事にして木を植えてきたり、自然で生えているものもある中で、そういうことがいいのかという疑念が一つありました。実際に、他の施設を見せていただいたときによく言われたのが、利用形態が違うのではないですかと。要は、片方は屋内の靴を履いていて、片方は屋外の靴ということで、全く違う中においては、あえてそれをくっつける必要性はないのですというような話をまずされたということがあります。また、トイレとか、特に休憩施設などは、休むというイメージだったのですけれども、きちんと運動している状態を見られるのかと。要は、特にお子さんと親御さんで使う場合に、子供たちの活用状況を見られるとか、そこですぐ何かあった場合に集まってミーティングをするという中でいけば、ガラスつきの休憩室がやはり必要だというような話もいろいろとされました。次に、管理面でいけば、一つ離れていても、実際に鍵を持って開けるとか、今この時代ですので、出入りについてはICTというか、きちんと双方向のカメラ等で見られれば問題ないと。ただし、トラブルがあった場合にすぐ行けるというのであれば、隣接することがいいということで、そういうようなことを具体的に皆さんと確認し合って、現実的には隣接という部分の当初の問題があったところに対しては、本当に悩みの部分があったので、それであれば、隣接したところにきちんと立てて、こちらの問題についてはじっくり考えても、将来的にいろいろと問題を起こさないというようなことで説明させていただいて、委員の皆さんにも了解をいただいて、今回のような提案をさせていただいたという状況であります。
再質問 5番 稲垣淳一
ありがとうございます。細部につきましては、また違う機会でお話を聞かせてもらえればと思います。次にいきます。今回、林業大学校誘致について質問をさせていただきましたけれども、町単独ではなかなか難しいという答弁をいただきました。そうすると、町単独の誘致は難しいということでありますが、連携して取り組むということに対しては、改めてこのオホーツク地域の中で誘致を積極的に行っていくということになるかと思うのですが、その中の可能性として、美幌町を含めてどこが手を挙げていると理解したらいいでしょうか。隣町の津別町もあるとは聞いていますけれども。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
ただいまのお尋ねでございますが、1回目の答弁でもお話しさせていただきましたけれども、まずは北網地域2市9町、その後においてはオールオホーツクということで、まずは北網地域、さらには管内の中に来ていただくということを最優先に取り組むという状況であり、具体的にどこの町というところには至っていない状況であります。よろしくお願いします。
再質問 5番 稲垣淳一
このオホーツク東部流域森林・林業活性化協議会の会長さんはどこの町の方になりますか。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
会長は北見市長であります。
再質問 5番 稲垣淳一
北見市長、この会長さんは、この林業大学校の誘致についてどうなのでしょう、意欲というか、その辺はどのように理解されておりますか。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
特に、個別の部分については聞き及んでいない状況であります。よろしくお願いします。
再質問 5番 稲垣淳一
答弁を見たら、正直、うちの町に余り関係がないかというように思いました。そうではないと町長の顔が言っていましたけれども、美幌町から、このオールオホーツクの中で、ぜひ我が町、美幌町にという発信はしているのでしょうか。改めてお尋ねします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
美幌町自体がこれに名乗りを上げているということはございません。それは、隣町の津別が先行して上げておられたということも含めて、なかなか上げにくい状況かと思っております。ただ、津別も単独の期成会をもって始めたのですけれども、これは新聞記事によりますと、津別単独では安定した学校運営ができるか不安視されるとも指摘したという中で、オホーツクで行いながら、津別の優位性を強調する活動をしたいということでありますので、津別単独では安定した学校運営ができるか不安視されるというような中で、我が町で何の協力ができるかということになってくるかと思いますので、学校運営をすること自体は、やはり美幌町としてはなかなか難しいだろうと思っております。その他のことで、何の具体的な支援ができるかについては、今後、検討してまいらなければいけないと、そのように思っております。美幌町としては、林業について、FSC森林認証もとっておりますし、それから、林業科という高校の歴史もありますし、交通の要衝でもありますし、そういった意味で、非常に条件的にはいいところではないかと思っておりますけれども、いまだ名乗りを上げていないというのが現実であります。