津別町議会 平成28年第7回定例会 2016年12月20日
水道料金の見直しについて
2016年12月20日、津別町議会の一般質問で、茂呂竹裕子議員が「水道料金の見直しについて」質問し、町長 佐藤多一、建設課参事 竹内秀行が答弁しました。
- 質問者
- 茂呂竹裕子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、建設課参事 竹内秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告のとおり質問をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。はじめに、水道料金の見直しについてです。高齢者を取り巻く環境がますます悪化してきています。2014 年の国民年金の全国的な平均受給額は、1カ月4万 9,000 円になりました。2004 年のマクロ経済スライド制導入により年金は引き下げに次ぐ引下げで、先日の国会では、また物価が上がっても賃金が上がらなければ年金は上げないとか、過去の年金の切り下げ分を持ち越して引き下げるというようなことで低年金は今後とも続く見通しです。一方、医療、介護の相次ぐ負担増と消費税値上げも待っています。こうした環境の悪化の中、津別町は平成 29 年度上下水道料改定を迎えます。私は、この件について5年前の平成 23 年3月と9月議会で町長のお考えをお聞きした経緯があります。3月議会で町長は、21 年度に策定した中間ビジョンにより 24 年度に 13%、29 年度に 12%値上げを見込んでいますとご答弁されました。9月では、料金は近隣町村の中でも最も高く、当時全道の基本水量は 62%が8立方メートル以下で、上水道については節約のしようがないという町民の声もあることから、この基本水量を改められないかという質問をしましたら、町長は、改定年度でもあって運営審議会に諮問をしていると。上水道については 10 年間の途中であるので言及は控えたいというようなお答えでした。来年、29 年度は上下水道料金の同時改定の時期を迎えます。町長は予定どおり 13%の値上げを審議会に諮問されるのか、そうではなく基本水量を見直し、町民の苦しい家計を応援するつもりがあるのかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
基本水量と料金の引き下げの諮問の関係であります。上下水道の料金の改定につきましては、津別町上下水道運営審議会によりまして平成 18 年の答申において、上水道は 10 年程度のうちに、それから下水道は5年程度のうちに検討することが望ましいと答申を受けたところであります。したがいまして、これからいきますと上水道は平成 19 年度の改定から 10 年後、それから、下水道は平成 24 年度の改定から5年後が来年の平成 29 年度となるわけです。― 54 ―なお、この間、平成 26 年度には、消費税が5%から8%になりましたので、これに伴う改正は行っているところです。これまでの上水道料金の改定は、昭和 51 年の 54.5%アップ、これが最も高く、そして平成 19 年の 7.5%が最も低いということになっておりまして、消費税アップに連動した改定を除く過去8回の改定は、いずれも損益勘定が赤字となるということでありましたので、水道事業の維持が困難になるため改定を行ったものであります。今回の料金改定の検討につきましては、現状では赤字ではありませんけれども、引き続く人口減、それと上水道、簡易水道の統合等も控えておりまして、今後、財政的に赤字が見込まれることとなっております。そのため、現在水道ビジョンを策定中であり、また、ご承知のとおりアセットマネジメントによりまして老朽施設更新計画等が明らかになった上で、財政シミュレーションを行いまして、そして適切な料金設定を検討してまいりたいというふうに考えているところです。こうしたことから、来年度に基本水量や料金の見直しについて審議会に諮ってまいりますが、上里導水管の石綿管更新、それから、高台配水池や配水管の更新事業を控えていることをかんがみますと、料金を下げるという状況にはなかなかないものと考えているところでありますけれども、今回の議員のご質問内容につきましては、答申にあたって審議会に報告をさせていただきたいと考えております。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 この間のいろいろなことから、上水の初期投資からもう 50 年以上も経っていて、給水管の改修時期であることとか、莫大な費用捻出に頭を悩ませているというようなことは、私も承知しております。また、上水会計が独立採算で安定経営を求められていることも理解しているつもりです。どうしても、経営上こういったことが改められないということなのであれば、また別な方法を考えなければならないのではないかというふうに思います。ただ、人口減と古くなった導水管の取り替えと、それが水道料金に反映されるとなれば、ただでさえこの管内で一番高い水道料が、町民が負担できる範囲に収まるのかどうなのかということがすごく心配されます。そういったことで、審議会に諮っていただくということをおっしゃいましたけれども、町長のお考えがどこら辺にあるのか、― 55 ―審議会にどう図られるのかというような腹づもりもちょっとお聞きしたいなと思います。
答弁 町長 佐藤多一
これは、今先ほど申し上げましたとおり水道ビジョンをつくって、そして公共施設の関係のアセットマネジメントの、これも3月末までにできるような形になっています。そういうことをかんがみて、施設更新等々も出てきます。そうすると、どれぐらいのお金がかかってくるのかということ、それに基づいて財政シミュレーションをやるということですから、それによると、これぐらいいただかないと運営が成り立ちませんよとか、そういうことが明らかになってくるわけです。それはそれとして審議会のほうに諮問するわけです。その中で、どういう答申が出てくるかということは、それは町の、例えば補助を求めてはどうかだとか、あるいはこれはやむを得ないのではないかだとか、そういう意見がいろいろ出てくるのだろうというふうに思います。それを今ここでそういう方向で持っていくということは、今の時点で私から言えるという状況ではないというふうに思います。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 前回も同じようなご答弁だったのです。私の口からは答えられないと。それから5年経ちまして、来年、上下水道の料金改定が一致するところで考えましょうというようなおさめられ方をされたように記憶しております。私は、津別町の人口減、高齢者がどんどん亡くなられたり、離町されたりしている、いろんなところに影響が出ていると思いますが、残ったものがそれを負担していくということになれば、前も私どこかで言ったよう気がしますけれども、それは大変なことだなというふうに思っているわけです。ですから、もし会計上赤字になって問題だということになるのであれば、福祉サイドのほうから、そういうことに対しての緩和策というようなものがとれないものかというふうに思います。といいますのは、消費税が8%に上がったときに、旭川市は、翌 26 年度予算で増えた地方消費税交付金を財源にしまして水道料を高齢者と生活保護世帯1カ月 1,000 円にする、いわゆる半額に抑えるということで、そういう対策をとられました。やはり津別町も 5,000 人を切るか、切ったかというようなところで所得が低い高齢者が多いというようなこと、― 56 ―あるいは、単身者、国民年金の単身者というのは、すごく生活がきついというふうに私も思っておりますので、そこらあたりに福祉サイドからの手当てをされるようなお考えはないのかどうかをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
私のほうから今言える状況にはないというのはご理解いただけると思います。でなければ審議会というのはそもそもいらない形になります。こういう水道ビジョンだとか、こういうアセットマネジメントの関係でいくと、こんな形に将来の上水道、下水道がなっていきますというのを審議会にかけて、そこでご議論をいただくということになります。そして、その結果が私のほうに答申という形で出てきます。それに基づいてそのままやるのか別な方策を考えるのかというのは、その次の話でありまして、先ほど旭川の例も出ておりましたけれども、それはそれで旭川の考え方ですので、例えば半分補助するというのは、その半分のお金は当然一般会計から上水道会計にいかなければ、そこは成り立たない話になってまいりますので、そのお金の流れの仕組みだとか、仮に対応すれば、そういうことは、その後の話になってきますので、まずは、人間のかなりの部分が水でできていますので、最も必要な水、それがちゃんと皆さんの毎日の生活の中で確保されていくには、こういうことをやっていかなくてはならないという工事的なことだとか、将来の経営上の問題だとか、そういうことを含めて審議をされる場所でまず内容をわかって、そして議論していただいて答申を受けるということでありますので、今こういう考えです、ああいう考えですということになると、審議会の皆さんにある意味では失礼な形になっていくのかなというふうに考えるところです。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 町長のお考えは十分わかっているつもりでいます。審議会の役割もわかっているつもりですけれども、私がなぜこういうことを言うかというと、審議会の中に、こういう例えば4万 9,000 円の国民年金の単身者の方が委員として入っているかどうかとか、そういう人たちの状況をきちっとつかんで審議会に臨んでおられるかどうかというようなことを、私はすごく懸念をしているのです。私も何年か前、水道の審議会にも入っていたこともありますけれども、やはり言― 57 ―って見れば恵まれた家庭の方たち、あるいは本音を言えない男性の方たちとか、そういった人たちがおりまして、本当に困っている人たちというか、声を出せない人たちの声が反映されているのかなというふうに私は懸念を覚えた記憶があります。ですから、できれば、そういった人たちの声が反映されるような審議会の答申を町長のほうから依頼していただければというふうに思います。これ以上言っても、これはなかなか間に審議会というものが挟まれておりまして、水掛け論、まさに水掛け論になるかもしれませんので、このことはちょっとこれでやめたいと思いますので、審議員の立場というものにご配慮を願いたいと思います。それから、次ですが2番目…
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 続きまして、業務用を使って商売をしている方の中には、業務用の超過料金が高いのはどうしてなのかというふうに思ってらっしゃる人もいるようです。一般家庭よりもたくさんお水を使うからだということであれば安くなるのが普通ではないのかと。業務用は、基本 20 立方メートルで 4,649 円です。そして超過料金は1立方メートル当たり 258 円、水道のこの区分の中に書いてある中では突出してお高いのではないかというふうに思います。このあたりの算定の根拠と、あと業務用の水を使っている範囲というか件数はどれぐらいあるのかちょっと教えていただければと思います。
答弁 建設課参事 竹内秀行
業務用の関係の件数ということのご質問かと思います― 58 ―のでお答えいたします。業務用につきましては全体で 240 件という件数でございます。超過の金額というか、業務用の考え方ということでございますけれども、業務用につきましては、一般家事用と違いまして、家事用というのは生活に必要な水ということで供給いたしておりますけれども、業務用ということになりますと、これは営業活動に資する部分でございますので、一般家庭に必要な給水料金よりは高く料金設定をしているというところが現状でございます。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 営業活動に使うからちょっと高いのだというようなことなのですね。それは、そういう町の考え方なのでしょうけれども、営業活動に使うと言っても、例えば、町内の商店なんかでは、お水を使うとはっきり例えばお魚屋さんだとか、美容室だとか、床屋さんだとか、あとは何があるのでしょう、そういうところはお水を使いますけれども、例えば洋品店だとか、要するにお水がなくてもご商売ができるというようなところには、この営業用は入ってないのですか。
答弁 建設課参事 竹内秀行
ただいまの水を使わないというようなお話の中の、例えば水を使っていないお店についても、これは業務用として登録いただいておりますので、この値段になっているということでございます。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 つまり、商業とかサービス業を営んでいるお店は、すべて業務用、営業用ということで区分されているということですね。
答弁 建設課参事 竹内秀行
はい。そのとおりです。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 津別町で新たに事業を起こそうとすれば、起業等の振興促進事業で支援策がありますが、町内で長く商業活動等を行っている事業者は、例えば、事業の拡張だとか、改築などをしなければ何の支援策もないということです。最近離町されたり、亡くなられたりする方が増えていて、いわゆるお客さんが減っていると。若い人たちは、買い物や散髪などは、例えば近隣の北見市などに出― 59 ―て安いお店でそういったものを済ませてしまうというようなことになっておりまして、町内のお店の利用者は高齢者ばっかりになってきていると。先細りで不安があるというふうなことも聞こえます。町外で買い物等選ぶことは責めることはできません。身の丈に合った暮らしや、自分たちの暮らしをよくするためにやっているわけですから、これは責められませんけれども、津別町のお店がこれ以上減ったり、なくなったりというようなことになると、津別町でこれからずっと住み続ける高齢者にとっても心配が増えてくるというように思います。この津別町で営業を続けていただくためにも、余っている水なのですから、安く使っていただくなどの配慮があってもいいのではないかというふうに私は思いますが、どのように思われますか、町長にお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今竹内参事のほうからもちょっとお話ししてダブる部分もあるかと思いますけれども、まず今基本的に人口減によりまして収益の減少というのは、これはどこの町にも今表れている、人口が増えている所は別ですけれども、そういう状況にあるというふうに思います。業務用料金の考え方につきましては、生活に必要不可欠な水を供給する家事用というのとは異なりまして、営業活動に資することから、設定料金が高くなっています。議員もおっしゃいましたけれども、業務用の基本料金は 20 立方メートルで 4,649 円で、管内的にも高い状況にあるのですけれども、本町は基本水量が多く、超過料金は安いというのが特徴になっています。逆に、これを基本水量を下げて、そして超過料金を上げるとなると大量に水を使う事業者の負担がかなり大きくなるというようなこともあります。平成 19 年に改定をしていますけれども、18 年の答申のときにも議員も答申をされた議会側のメンバーとして町のほうに答申をされておりますけれども、この中で家事用において基本水量を従来同様 10 立方メートルとするが使用水量が多い世帯の負担軽減を考慮し、使用水量 20 立方までと 20 立方を超える段階別超過料金を設置し、改定率を 8.9%としたということで、また、工業用においては地元企業等の振興を配慮し、段階ごとに単価が下がる設定にし、改定率は 5.7%に留めたというようなことで、用途区分に応じてさまざま答申をされて、今 10 年になろうというふうな形になっているわけ― 60 ―ですけれども、先ほど言いましたように、この部分も含めて、家事用も業務用もさまざまありますので、それらについては諮問をいたしまして、そして審議会の中で議論をしていただいて答申をいただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 上下水道のことにつきましては、審議会のほうに諮問をしていただきまして、できるだけ町民が生きていきやすいように、あるいは営業活動をスムーズに行えるように人口減も配慮されて諮問していただきたいと、心から思っております。水道のことはそれくらいにしまして、次に、高齢者施設の整備について質問いたします。今月の広報で津別町の高齢化率は 42.2%だというふうに示されました。これを単に高齢者が増えているというふうに思うのか、数として思うのか、年齢を重ね病気が進行したり機能が衰えて人の手を借りなければ生きていけない人が増えているのかというふうに、どう受け取るかというふうに思いますと、以前の私は、前者だったと思いますが、最近機能の衰えを自覚しまして、今は後者の考えになりました。そう遠くない未来を考えますと、この町で最後までいられるのか大変不安と疑問があります。現在ある津別町の施設は、どこも満床で、私の近所でも周りでも病院に置いてもらっている人や、ショートステイでつないで空きを待っている人、あるいは老老介護で大変な苦労をされている人などが目に付きます。介護する人は大変な苦労をしている実態もありますし、なんとかしてあげたいというふうに思うわけですが、特養の改築や増床を早めることが解決につながると思います。改築の予定を早められるようなお考えはあるのかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
高齢者施設の整備であります。特別養護老人ホームいちいの園についてでありますけれども、ここは昭和 58 年4月に町が開設して運営を続けてきたところですが、この間の社会情勢の変化や急速な高齢化を見通した中では、専門的な技術や知識を持った民間活力の導入が必要と判断いたしまして、平成 26 年4月から社会福祉法人恵和福祉会に経営を移譲したところであります。― 61 ―移譲後も入所定員は 50 床として運営されているところですが、施設は築 33 年を経過し、設備の劣化や故障も発生していることから、町として応分の改修費補助を行っているところです。高齢化の進展や介護認定者の増加、家族の介護負担などで、特養への入所希望者は多く、待機期間も長いことから近隣の介護施設や有料老人ホーム、在宅介護を選択せざるを得ない状況にあるのも、また事実であります。こうした中、昨年、いちいの園の増床や改築に伴う施設整備補助金について、町と法人の代表者がオホーツク総合振興局に出向きまして確認を行ったところ、北海道の老人福祉施設等整備方針において、昭和 56 年5月の耐震基準改正後に建設した建物は現在のところ補助対象にはしていないということでありました。現在、オホーツク総合振興局管内には、新耐震基準以前に建てられた特養施設が6カ所ありまして、これらの施設が改築されない中においては、新たな補助はできないとの回答を受けたところであります。しかし、現在も道内各地から施設整備の補助の要望が続いていますことから、北海道では各施設に対しまして、将来の施設整備の考え方などを調査したいと言っているところであります。こうしたことから、現行の補助基準での建設は困難ですけれども、恵和福祉会は改築の意向を持っておりますので、今後北海道の第7期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の策定に向けた動きを注視しますとともに、町におきましても次期第7期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に載せられるよう、ニーズの把握や情報の収集に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 特養の待機者は、全国で 2009 年から 2013 年の4年間で 10 万人増えた。そして 52 万人が待機しているというふうに書かれておりました。この特養の待機者が爆発的に増える理由は、高齢者の貧困化であると。国民の平均受給額は月4万 9,000 円、先ほども言いましたが、厚生年金も女性の平均受給額は月 11 万円だそうです。厚労省の調査によれば、年金受給者の 48%は 100 万円以下の低年金者だと。こうした低年金者が介護状態、要介護状態になったとき入所できる― 62 ―施設は特養しかないということが記事としてありました。先ほども申し上げましたが、私の身の周りでもこういうことが次々に起こってきております。私は以前から津別町は、所得の低い人が多いのではないかというふうに思っていて、安くて安心の福祉寮の増設だとか、特養増設、あるいは待機者解消を口にしてもきましたし、国の制度の改悪に反対する意見書などもみずからつくって力を注いできたつもりでおります。わずかに明るい朗報というのですか、ということがあれば、私の住んでいる自治会に障がい者のグループホームが立ち上がるというふうなことで、この間ごあいさついただきまして、私個人としては、大変喜ばしいことだと思っております。福祉施設を増やして離町者を出さない。入所者と若い働き手を呼び込めば、活気あるまちづくりができるのではないかというふうに常々考えているところです。今年の夏、西興部村にお邪魔しました。高齢者施設はもとよりですが、実に多様な障がい者の事業所を運営し、各地から利用者が集まって人口を維持しているということでした。津別町からも二人の男性の方が来ていますというお話をいただきました。津別町には、昨年、おととしですか、小規模多機能の施設ができましたし、少しはよくなったのかなというふうには思ってはおりましたけども、見回すとまだまだ足りない、不足していると。自治会長の集まりでもケアハウスの増床だとか、特養の増床を求める声がだんだん大きくなってきています。本当に必要な人が長期間待たされなければ入れない。この間、家族が大変な思いをしているわけですので、ぜひ恵和会とご相談の上、特養の改築、増床を早めていただく努力を町にもしていただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
状況はいろいろあるかというふうに思いますけれども、この間、今茂呂竹議員さんがおっしゃいましたとおり、今回共和のほうに障がい者のグループホームが立ち上がるようになりますし、それから、小規模多機能が新たにできたりということで、この間、6期の期間の中で船橋の力もお借りしながら、さまざまなものが立ち上がってきているところです。それがまだまだ追いつかない状況にありますけれども、特養の部分でいきますと、先ほど言いましたように建築基準が明確に示― 63 ―されていまして、先ほど申し上げましたとおりに津別町は 58 年の4月に建てておりますので、それ以前の 56 年以前のもの、それらが優先されるということであります。今度、道の第7期の計画の中で、その基準がどう変化していくのかということが注目しているところでありますけれども、いずれにしましても恵和福祉会のほうは新築をする方向で考えておりまして、ついこの間、全体の美幌、津別にそれぞれ事業所がありますので、忘年会も開催されたところでありまして、呼ばれて行ったわけなのですけれども、そこの場所においても理事長や部長のほうから、なかなか建設基準があって難しい状況は承知していますけれども、また機会を見て総合振興局含めて、来年は策定の年になってきますので、そこにどんな状況になっていくかということで状況を伺ったりとか、あるいは要請をしたりとかということで、一緒に進めていきましょうというお話を向こうからもされたところでありますので、連携をとりながら進めてまいりたいと考えているところです。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 いろいろ難しい条件、基準等がありまして建てたいから建てれるということにはなっていないというふうにお聞きしました。ただ、恵和福祉会が建てたいというお考えがあるということで、第7期の福祉計画なんかで充実されて、ぜひ行政としても町民の苦難に立ち向かっていただければというふうに思います。以上で質問終わります。