津別町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月16日
「安心出産支援事業」について
2016年3月16日、津別町議会の一般質問で、茂呂竹裕子議員が質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 茂呂竹裕子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 5番 茂呂竹裕子
― 75 ―次に、この問題終わりまして、次の項目に移らせていただきます。道の新年度予算に計上された「安心出産支援事業費」は、妊婦健診、出産時の交通費、宿泊費を助成する事業だというふうに聞きますが、当町ではどのような対応というふうになるのか、利用可能であれば早急に周知し、活用を図られたいという質問をさせていただきます。これ町長です。よろしくお願いします。
答弁 町長 佐藤多一
「安心出産支援事業」についてお答えいたします。北海道では平成 27 年度まで、「離島妊産婦安心出産支援事業」を実施してきたところでありますけれども、28 年度から子ども・子育て関連施策の新規事業といたしまして、「妊産婦安心出産支援事業」が実施される見込みとなっているところです。この事業につきましては、分娩可能な産科医療機関までの距離が遠く、そして妊産婦の心身両面の負担や経済的負担が大きいことから交通費等を支援し、より安心して子どもを産むことができる環境づくりを推進することを目的としています。この事業が実施されますと、津別町は、距離を4区分に分けられた中の「分娩可能な医療機関がある市町村から 25キロを超える市町村」に該当いたしまして、健康診査を受けたときに要した交通費の助成対象町となりますが、宿泊費につきましては「50 キロを超える場合」とありますので対象外となります。健康調査の回数を出産前 14 回、出産後1回を限度といたしまして、定められた助成単価により補助するものでありまして、道が3分の1、市町村が3分の1以上、本人が3分の1以内の割合となっています。オホーツク町村会による管内町村の周産期対象者への助成事業調査によりますと、現在、町単独として交通費助成を行っているのは美幌町と遠軽町の2町でありまして、出産準備金の助成は検討中を含め湧別町、佐呂間町、滝上町の3町となっております。このほか、大空町と清里町が精密検査受診券や超音波検査の助成を行っておりまして、また、妊婦の救急車利用制度を設けている町は、津別町を含めて9町1村となっているところです。この事業の制度化につきましては、道の「妊産婦安心出産支援事業要綱」に合わせて行うことになりますが、市町村の助成基準である3分の1以上をどの程度にするか、また、北見市以外の医療機関を利用し 50 キロを超える場合は、どのようにするか等を― 76 ―検討してまいりたいと思います。その後、制度化をしていきたいというふうに考えております。以上です。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 この制度は、今回の平成 28 年度の道の予算に載ったという速報なのです。私もちょっとよくわからなかったのですけれども、道議会では、7年間にわたって要求をし続けてきて、やっと今回実ったという記事でした。北海道は東北6県を合わせたよりも広大ですので、そして 179 自治体のうち 119 市町村が経産婦でも地元で出産できないということで、それ以上ですね、121 市町村では初産分娩ができないということで、大変な思いをして子どもを産んでらっしゃる人たちがいるということでした。遠方への妊婦健診には休暇をとって家族が付き添ったり、出産の際には離島なんかそうだと思いますが、前泊するとか、心身だけでなくて経済的負担も大変大きく、安心の出産には程遠い深刻な事態が長年にわたって続いているということです。今回、こういう前にも妊婦健診無料化のときにも私言ったと思うのですが、例えば遠くの町に通って健診するだけでも大変なんだというふうなことを言った記憶があるのですけれども、やはりこういうことをきちっと支援として出されるということは画期的なことではないかと思います。町もこれはできたばっかりで、これから取り組むということになると思いますけれども、できるだけ妊婦さんの身になるようないいご支援をお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
こういうことを想定いたしまして、いざというときにということで、美幌町とともに「妊婦エントリーネット 119」を設置して、津別ではまだご利用になる、登録はされてますけれどもご利用になられた方はおりませんけれども、万が一のときに送って行く人がいないという場合は遠慮なく救急車に連絡をしてくださいということにしているところです。実は、オホーツク町村会の役員会の中でも今年の1月の 28 日に開催されまして一定の話が終わったあと、会長のほうから、会長は置戸町長の井上町長でありますけれども、そこから実は、日赤の吉田院長のほうから要― 77 ―請がありましたということで、それは北見で出産される場合、日赤で出産される場合の宿泊費の助成を各市町村ですることはできないだろうかというお話があったという報告を受けています。病院のほうとしてはできるだけ安い所、経済負担を考えて斡旋をしているようでありますけれども、管内ではそれに対応しているのは、独自で宿泊費を、この道のこれからやろうとしている分とは別に設定しているのが遠軽町があります。これは1日 5,000 円ということでありますけれども、これはご承知のように厚生病院遠軽の所で出産の部分がなくなりましたので、これはそこでできない場合はやはり北見なり、別な所へ行かれるということになるので、それに対して独自に遠軽町として宿泊費を助成しようということで、これは昨年の 10 月からスタートさせたばかりであります。そういうこともありまして、各町村もぜひ検討していただけないかという院長からのお話もあったということでありまして、これは単に日赤だけということではなくて、北見にはほかにも出産できる病院がありますので、そういう所も含めて検討いただけないかというお話がありました。そうしているところに、この制度が道の形で出てまいりますので、交通費はこれからその制度に基づいて町も3分の1以上ということになりますので、該当する 25 キロを超える所に該当してまいりますので、これを対応しようというふうに思います。ただ、宿泊費は 50 キロを超える場合ということになっていますので、それをどう見ていくかということを含めて検討、そんなに時間がありませんので、検討させていただきたいというふうに思います。制度化につきましては、これから要綱等が町のほうに道のほうから議決されれば、そのあと送付されてくるのだろうというふうに思いますけれども、それに合わせて今回の議会には間に合いませんので、例えば例年行っています5月の臨時議会だとか、あるいは6月の定例会にお諮りをして、そして4月に遡るような該当者がいれば、そういうような形になっていくのかなというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。
質問 5番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 大変いいお答えをいただきましたので、これ以上何も言うことはありません。ぜひ、そのような方向でご検討いただいて、1人でも2人でも津別町に赤ちゃんが産まれるように応援していただきたいと思いまして、― 78 ―質問を終わります。ありがとうございました。