みんなの議会

津別町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月16日

自主防災組織の結成に向けた基本姿勢について

2016年3月16日、津別町議会の一般質問で、村田政義議員が「自主防災組織の結成に向けた基本姿勢について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
村田政義 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告いたしました自主防災の結成に向けた基本姿勢について、何点かに分けてお尋ねしますので、よろしくお願いしたいと思います。この課題につきましては、議会におかれましても何度か議論がされておりますが、近年の異常気象による集中豪雨や地震などの自然災害が大規模な中で発生しております。日常の中にあっても、異常気象あるいは異常災害との声が聞かない日はないほど日常化しているのが現状であります。このような環境の中におきまして、地域における自主防災組織の立ち上げは重要ではないかという考えを持っているところであります。とりわけ、津別におきましても、平成7年の阪神淡路における大きな災害以降、地域における防災活動の重要性から自主防災組織づくりに向け、行政と自治体とが一体となって平成 17 年の自治会の会長において、この自主防災組織づくりに向け行政と自治会とが一体となって進めていくという、こういう形の中で今日までまちづくり懇談会やいろんな場において、この立ち上げに対する行政としての、あるいは自治会としても呼びかけを進めてきたところであります。そんな中で、平成 19 年に高台町が初めて自主防災組織が立ち上げられ、今日までそれ以降6自治会が結成をされているというのが現状であります。自分たちの地域は自分で守るという点から、防災組織の立ち上げは極めて重要でありますし、しかしそうは言っても現状の中では、なかなか組織化が進んでいないとい― 39 ―うのも状況であります。このことから今後行政として防災組織に対する基本的な位置づけと今後どのように進めていこうとしているのか、その考えについてお伺いしますので、よろしくお願いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今村田議員さんから、防災組織の基本的位置づけと進め方ということでございます。津別町の地域防災計画は、被害を最小化する「減災」を防災の基本とし、人命を最優先することとしているところです。災害時には、公的機関の救助・救援活動であります「公助」には限界がありますことから、まずは自分の身は自分で守る「自助」が必要であり、次に近くの住民がお互いに協力し合う「共助」が減災につながるものと考えているところです。こうしたことから、地域における自主的な防災組織は極めて大きな存在であると考えておりまして、現在、自治会による自主防災組織の立ち上げを呼びかけているところであります。従来、自主防災組織を設置するためには規約を整備するとともに組織及び活動内容を定めることが必要とされていましたが、平成 26 年6月に開催されました管内防災担当者会議におきまして、地域住民が組織の結成に合意し、組織及び活動内容を定めることによっても成立するというふうにされたところでございます。このため、町では、地域住民が主体的に防災に取り組むことを最優先といたしまして、平成 26 年秋から自治会総会において、津別モデル8項目を確認・同意することで組織の立ち上げとなる旨の説明を行ってきたところでありまして、今後もこの旨の説明を続けてまいりたいと思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 今、今後の進め方についても説明がされたところであります。いずれにしても、今の説明の中では、管内防災担当者会議において協議し、定めた内容でこのあとも町として基本的なモデル8項目のもとに進めるという状況で、そういうことで今お話がされたところであります。そこでお伺いしたいと思います。まちづくり懇談会で示されているのは、今町長のほうから話がありました設立要件― 40 ―として津別のモデルの8項目を話し合い、自治会総会で確認されれば立ち上げを見なすと今日までされております。しかし、この8項目について、それぞれ今後結成する自治会、あるいは結成されている自治会等含めて、この8項目について話し合いをして立ち上げるだけで、本当に災害時における組織運営がスムーズにいくのかという、こういった不安の声も出されているのは事実であります。例えば、自主防災組織を立ち上げることは、防災に対する理解を得なければならないと思うのです。防災組織とはどんな活動をするのか、あるいは活動するにあたって活動のポイントあるいはそのリーダーたちの役割など、こういったことを議論しなければ、なかなか地域段階においてもスムーズな運営にはつながらないのではないかという、こういう不安の声も出されております。こういったことが、この8項目の中では見えてこないと。そのことから、防災組織の立ち上げが進んでいかないのではないかというふうに感じているところであります。また、何かあれば担当者が出向きお話をすると言っておりますが、それはそれで必要だと思いますが、本来立ち上げを求めるのであれば、担当者が各自治会に出向き、話をし、立ち上げに際する説明、協力を求めながら、行政と各自治会が統一をした中で、私は進めることが重要ではないかというふうに考えています。そういったところを含めて、先ほど今後の立ち上げについても話がありました。とりわけ、現状の中では、今総務課のほうで担当配置を進めております。しかし、それだけで本当に事が足りるのかなという状況も思われます。やはりそれでなく、もう少し幅を広げて、例えば各自治会に担当者を配置しております。この担当者の活用を図りながら、やっぱり自治会にやっぱり幅広く求めていくことも必要ではないかと考えますが、その関係についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

8項目の確認だけでどうなのかということで、確かにそういう意見も今回のまちづくり懇談会の中でも出されていました。どうももう少ししっかりしたものがほしいということで、つくった所でももう一度見直しをしていこうということも懇談会の中で出されていたところでありますけれども、この8項目というのは、25 年に災害対策基本法が改正されまして、特に北海道の自主防災組織の組織率が― 41 ―極めて低いという状況の中で、26 年の7月に首長も道内の首長が、道内といいますかオホーツクの首長も札幌で出張のときに全員集められまして、そこで気象庁だとかあるいは道庁の災害担当のほうからも説明も受けたところであります。そういう中で、つくるということが今まで規約だとかさまざまなことが規定されておりまして、そのつくる上でのマニュアルは、大分昔になりますけれども、それぞれの自治会にも配付しているところでありますけれども、あまりにも大変だということもありまして、それが組織づくりの一つ弊害になっているのではないだろうかという意見も出ていたところでございます。そういう中から、25 年に災害対策基本法が改正されまして、それを受けて私どもの、首長の会の説明の中でも、もう少し会員の中で何かあったときに、すぐ対応できるような地域の組織づくりというのは、緩やかな形で進めていくべきではないのかということでありまして、それによりまして他町村の既にいろいろ進めている所も参考にさせていただきながら津別モデルということで進めさせていただいているところであります。当時、トップセミナーということで、災害関連の、このときにも自主防災組織とはどんな組織なのかということを改めて説明がございました。法改正もあって。それで、災害対策基本法では、市町村、それから住民の責務ということになっています。ですから市町村、役場だけが責務を負うということではなくて、市町村と住民の責務として定められるという法律の趣旨であります。そして、自主防災組織の活動の例としましては、例えばこんなことが上げられますということで、平常時には防災の知識の普及、それから地域の災害危険箇所の把握、そして防災訓練の実施、火器使用設備器具等の点検、防災資材の備蓄と整理点検ということが、これ防災組織としてみずから平常時に行っておかなければなりませんよというお話をされたところです。それから、いざ災害時になったときは、災害情報の収集及び住民への迅速な伝達、それから出火防止と初期消火、それから避難誘導、被災住民の救出、救護、給食、給水活動、こういうことを行うというものですということでありまして、これを役場とそして自治会の皆さんと協議をしながら進めてまいりたいということで今日まで進めているところであります。より具体的なことについては、例えばこれからになりますけれども、既にでき上が― 42 ―っている所が6つあるということで、これからつくろうとする所は、例えば町職員だけが行くのではなくて、もちろん今議員がおっしゃったように担当連絡員もありますし、それから災害担当者もいます。そういった人と一緒に既につくっている所の組織と合わさって議論をするということで、うちではこういうふうにやっていますよというようなことも経験交流をしながら進めていくということも、ひとつ身近になってくるのではないのかなというふうに思っていますので、工夫をしながらともに進めてまいりたいというふうに思っております。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 今後の進めについても今話がされたところであります。私も長い間こういう一住民として、また自治会との関係、かかわり持っていますから、今言われたことについては、私たちも認識をしながら今進めているというのが現状であります。そういった中で、今言われた具体的なことも含めて、やっぱり私は取り組みをしていく上では大変重要なことではないかというように考えています。そのことが、やはり組織への拡大にもつながってもいくだろうし、ぜひそういったことを進めながら、今後進めていっていただきたい。ただ、先ほど言いましたように、本当にこの8項目を話したから、それで立ち上げたということではなく、やっぱり今言われた防災組織を立ち上げるときには、一体防災組織とは一体何なのか、そういったところも含めて避難所の問題とかいろいろあります。そういうことも含めてやはりきちっと整理した中で各自治会に下ろしながら組織化に向けて進めていっていただきたいというように考えているところであります。そこで、組織化についてお伺いします。今我が町には 49 自治会があります。自治会によっては、市街地のように大きな自治会やあるいは地域によっては少数自治会もあります。それぞれ 49 単位自治会の結成には、この 49 自治会がそれぞれ単独で結成するというところに非常に私は無理があるのではないかと。そうなれば、やっぱり少数自治会については、近隣自治会との中での話し合いの中で、やっぱり組織を立ち上げていくことも、やはりそういったところも、ただ単に私は行政のほうに責任を負わすのではなく、これは当然連合自治会の中でも協議はしなきゃならないと思っていますが、やはり行政としてもそういったところも含めて、やっぱりきちっと整理をしなが― 43 ―ら、この防災組織の立ち上げに向けて進めていくことも必要ではないかなというふうに考えているところでありますが、その辺についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

議員が今おっしゃられましたとおり、まちづくり懇談会の中でも集落の自治会、例えば7人の所とか9人の所というのがありまして、それはその中でも特にそういうものをつくらなくても、あるいは名簿の提出がなくても、それは日ごろよく知っている所なので、別にいらないんだけどなという、そういう話も実際にされているところもあります。そこはそことして完結していくのか、それともやはり何か少し大がかりな地震があったときは隣の自治会と一緒に組んだほうがいいのかだとかというのは、ちょっと今私の段階で、こことここ一緒になったどうですかということは言えませんけれども、これはそうしたほうがいいのか、やはり1つは1つとしてその地区でしっかり見守っていくというか、対策をしていくということで完結したほうがいいのか、それはまたその地域と議論していきながら進めてまいりたいと思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 やっぱり、私なぜ聞いたかというと、やっぱり今言われた分も私も聞かされております。しかし、やっぱり一つの組織を立ち上げるということは、私は統一して全自治会がそのことをやっぱりもっと踏み切っていかないとやっぱり統制はとれないと思うのです。そうであれば、そのことから、やっぱりつくらなくてもいいのではないかという、そういう自治会もあるには聞いていますが、やっぱりそういった所も防災組織の位置づけ、やっぱりなぜ必要なのかという観点からそういったところも含めて組織化をしていくのだよという、そういうことも進めていくべきでないかと思いますが、再度お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

私も1つ1つができ上がったほうが一番いいのかなというふうに思っています。人数が少なくても、そこに危険箇所がある場合があります。それぞれの自治会に、これまでにあった災害箇所だとか、それから起こるだろうとされている図面、これも全部印刷をしたものをそれぞれにお渡ししています。もちろん心配― 44 ―のない所もありますけれども、ある所もたくさんございます。ですから、そういう所を既に配っていますので、それは8項目の中でもそういう所があればしっかりお互いに確認していこうということにしておりますので、資料としてはそれぞれの自治会にお渡しをしていますので、しっかりそのことを自主防災組織を立ち上げて、強く認識をしておいていただくということが大事なことだろうというふうに思っておりますので、万一に備えるということで、あまり大きくなく、1つ1つが組織づくりができればという方向で進めてまいりたいと思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 ぜひそういう方向で進めていただきたいと思いますが、それぞれ組織化に向けて何点かについてお聞きをしたところであります。とりわけ、津別においては災害が少ないと言われながらも、やはり私は防災活動の組織づくり、これは大きな地震は別としても、暴風雪とか集中豪雨、こういったものがいつ起きるかわからない、こういう今の状況であります。このことから、やはりこの防災に対する取り組み、防災組織の立ち上げというものは私はやっぱり必要で重要でないのかなというふうに考えているところであります。この取り組みに対しても互いに協力し合いながら進めていかなければならないことからも、一定の基本的な考え示すことも私は必要だと思っています。そこで提案させていただきますが、やはり各自治会におきましては、自治会長さんを中心としながら、あるいは各自治会にそれぞれ防災担当者とか配置されている、こういう状況がございます。そういった人たちを集めて、防災に対する全般的な内容の統一をこれは連合自治会も関連します。行政と連携をとりながら、やはりこの防災リーダー研修会等を開催しながら、その中で、一つには組織の役員体制と任務についての意思統一、あるいは避難困難者を含む住民名簿化の進め方の意思統一、あるいは防災整備、備品購入にあたっての意思統一などを行うことが、より充実した防災組織へつながっていくのではないかと思っております。前段、町長のほうからも、こういったことも防災組織の立ち上げについて、以前にそれぞれ自治会にも下ろしましたと言っているけれども、なかなかそのところが自治会内ではやっぱり理解されていない面も私は多々あろうかと思うんです。そういった意味でもう一度初心に振り返り、今言― 45 ―ったことを進めることがより防災組織化につながっていくのではないかということから、提案をさせていただきますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

なかなか、災害対策というか、そういう組織づくりが進まないという原因の一つに、やはり本当にそれは起きるのだろうかということの何か懐疑的な部分というのですか、そういうことも一つにはあるかと思います。これは、もちろん行政と住民が一緒になって組織づくりを進めていかなくてはならないのですけれども、今議員がおっしゃいました例えば防災研修だとかというものは、昨年も町のほうで開催しているところです。そういったことは引き続いて進めていくことが必要だというふうに感じているわけですけれども、それに加えて、ちょっとこれは私の段階ですけれども、これもいいなというふうに思っているのが、今北海道の知事が認定するのですけれども、地域防災マスターという制度が平成 20 年につくられています。これは、行政のOBだとか、それから消防職員のOBの方、そして自治会の役員、こういう人たちが講習を受けながら、地域防災マスターという資格を取得していくわけでして、そのきちっと勉強した人がその地域の防災のリーダーになっていくということが道として事業を進めています。資料的に見ますと、平成 20 年にできて全道では 249人だったのが、25 年には 1,382 人になっているということ。今多分まだ増えているのだろうと思いますけれども、こういったところにもオホーツクでは 109 人というふうに言われていますけれども、こういう人も育てていくというか、人材を育成していくということも検討していきたいなというふうに思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 まさに私もそのことは重要なことでないかというふうに思います。今町長のほうから道段階の地域防災マスターの話もされました。これは管内に 109 人ということですが、参考までにお聞きしますが、津別町には存在しているのかどうか、ちょっとお聞きします。

答弁 町長 佐藤多一

町にはまだいないと聞いております。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 それでは、ぜひこういったところも含めて進めていくことは、私は必要でないかと考えます。それと先ほど私のほうで言いました提案の内容についてもこれも一定こういったことで、今後行政と自治会が共同の中で進めていくということの理解でよろしいでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

そのように考えています。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 ぜひそういう方向で進めていっていただきたいと思います。それでは、次に避難困難者の名簿化についてお聞きをしていきたいと思います。名簿化の関係については、個人情報との関連から各自治会においては、どういう避難困難者がいるのか、なかなか把握できなのが現状であります。そのことから、訓練や災害時における対応が危惧されておりますし、また、まちづくり懇談会の中で、今年のまちづくり懇談会の中で、名簿化については、本人なり家族の承諾を得られれば名簿化を年度中に作成をし、それぞれ自治会さんに下ろしますよ。そして協定を結ぶとなっていたが、その進展状況、あるいはいつの時点でこういったことができるのかどうかお伺いをしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

避難困難者の名簿化の進捗状況ということでお答えしたいと思います。先ほどもちょっと触れましたけれども、平成 25 年に災害対策基本法が改正されまして避難行動要支援者名簿の作成が義務づけられたことです。法律では、「市町村長は当該市町村に居住する要配慮者のうち、災害が発生し、または災害が発生する恐れがある場合に、みずから避難することが困難なものであって、その円滑かつ迅速な避難の確保を図るため特に支援を要するものの把握に努めるとともに、避難支援等を実施するための基礎となる名簿を作成しておかなければならない」というふうにされたところであります。津別町では、この要配慮者のうち、避難行動支援者を支援マニュアルにおいて 10 に定義しています。1つが 65 歳以上のひとり暮らしで支援が必要な高齢者。2つが 75― 47 ―歳以上の高齢者のみで構成する世帯。3つが身体障がい者のうち、身体障がい者手帳1級、2級のもの。4つが、腎臓機能障がいのあるもので人工透析を受けているもの。5つが知的障がい者のうち、療育手帳A判定のもの。6つが精神障がい者のうち、精神保健福祉手帳1級のもの。それから7つが要介護認定者のうち、要介護3以上で在宅生活をしているもの。それから8つが難病患者のもの。9つが妊産婦。10 番が乳幼児ということで、この 10 の分類に分けているところです。また、この災害対策基本法におきまして、「市町村長は災害の発生に備え、名簿情報を本人の同意が得られた場合に提供する」とされておりまして、要配慮者のうち 10 に分類された支援を要する避難行動要支援者該当者名簿を作成いたしまして、その方たちの同意調査を進めてきたところであります。調査は平成 26 年度に、65 歳以上のひとり暮らしの高齢者と 75 歳以上の夫婦世帯を合わせた 939 名に対して行いまして、775名の方が情報提供に同意されました。このうち 438 名が支援を希望しているところであります。現在調査中のこれ以外の身体障がい者ほか 212 名の方につきましては、3月 15 日現在で 111 名が同意されておりまして、このうち 95 名が支援を希望いたしまして、残る未調査3名をもってすべて終了することになりますので、間もなく名簿が完成する予定となっているところであります。名簿を提供できる範囲としましては、消防、警察、民生委員、社会福祉協議会、自主防災組織のほか避難支援等の実施に携わる関係者とされておりまして、名簿の提供に際しては、漏えい防止措置を講ずることと法律でもされているところであります。今後の課題といたしましては、新たな方の出現や同意の有無にかかわらず状態変化が想定されますので、適宜更新する方法について関係機関と協議いたしまして名簿情報の最新化を図っていく必要があると考えているところであります。以上であります。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 今避難困難者についていろいろお話がございました。先ほど私がお聞きしたのは、やはり困難者に対する名簿化が早急に作成をして進めるという内容であります。いずれにしても、まちづくり懇談会の中でも名簿化ができた段階で、それぞれ自主防災組織の組織化された所については下ろして協定を結ぶ― 48 ―という、こういう形でお話をしたところでありますが、大体いつ頃になるのか、もう一度ちょっとお聞きをしておきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

そう遠くないうちにできると思います。今度、自治会に分類して出すような形になってきます。その中で、名簿化は町の名簿化はできるわけなのです、今のお話した人たちの。名簿に町村が名簿として用意しなくちゃならない項目なのですけれども、これは氏名、それから生年月日、性別、住所それと電話番号、その他の連絡先、それから避難支援等を必要とする事由、それから前項に掲げるもののほか市町村長が必要と認める事項ということ、これが7項目なのですけれども、一人一人のいわゆる先ほど言いました避難のときにお手伝いをお願いしたいという方の名簿をこういう形で作成していくわけですけれども、それを今度自治会単位で出すわけですけれども、どこまでこの7項目の中でどんな内容を伝えるべきなのかということを、それをちょっと協議する時間が必要かなと思っています。例えば6項目めの避難支援を必要とする事由、これは、例えば難病の名前まで書かなくてはいけないのかだとか、そういうこともさまざま今度出てきます。その辺の扱いをどうしていくのかということもありまして、内部でもちょっと検討させていただく時間がほしいなというふうに思いますし、それと、私自身ちょっと意外に支援を希望する方たちの数が多いなという印象を受けています。先ほど言いましたように 65 歳以上だとか、75 歳以上の高齢者夫婦でいくと 438 人の方がいると。そしてそれ以外の方も 111 人ということでありますので、500 人を超える方たちが、これはもしかすると分類をしていくと1つの自治会に集中していることもあったりすると思います。そうしたときに、本当にそれが可能なのかどうなのかというようなことも、今度自主防災組織を立ち上げる所ときちんと話を進めていって提供していくということも必要になってくるのかなと思いますので、少し時間をいただきたいと思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 ぜひよろしくお願いしたいと思います。いずれにしても、それぞれ単位自治会の中においては、それぞれ自分なりにどういう人がいるのか把握することができても、やはり個人情報との関係では全くそれは公表すること― 49 ―はできないというのは明らかでありますから、ぜひこのことについて早急に対応をお願いしたいというように考えています。名簿化がそれぞれ各自治会単位で下ろされれば、それぞれ各自治会においても、それに基づいてさまざまな避難困難者に対する把握ができるのではないかというように考えております。例えば、足の困難な人、あるいは寝たきりの人など、避難訓練を行うときや、あるいは災害時のとき、自治会の中で、その避難困難者のその症状に応じて独自的に対応することができる。その対応についても、何人必要なのか、そういったところも、やはりそのことがやっぱりなければ、なかなかそういったきめ細かな状況等でつくっていけないという、こういうことでありますから、名簿の作成がされ、近いうちにそういったところもきちっと整理しながら下ろすということでありますから、ぜひそのことの早急な対応をよろしくお願いしたいと思います。次に、防災用具の備品の関係であります。これ 10 月段階で、28 年度、一般財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献広報事業として、この防災用具なり備品について取り組みが進められました。それに基づいて町も防災活動に直接必要な備品の整備の取り扱いということで、1自治会 30 万から 200 万円の範疇の中でそれぞれ各自治会に下ろしたところでありますが、この取り組みの中で、何自治会、何項目ぐらいが申し込みがあったのか、まず最初にお聞きをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

先ほどの件でちょっと追加させてください。名簿、この人たちが避難のときに支援を希望してますということが組織で受けますよね。今度その人たちに1人1人に対する個別避難計画を自主防災組織でつくらないとならないのです。そうなると、例えば 20 人いたとしたら、一つの自治会、あるいは 30 人いたとしたら、1人1人の個別避難計画を本人ともまた話し合ってつくらなくちゃならないという、非常に大変な作業がその次にまた待っているわけなのです。そういうことも含めて、しっかりまた議論させていただきながら協議して進めさせていただきたいと思います。それから、自治会の防災活動に必要な備品等の申し込みの状況です。この備品の関係につきましては、昨年の 10 月に宝くじの社会貢献広報事業の一環といたしまして、コミュニティー助成事業を活用いたしまして、地域の防災活動に要する備品等の整備― 50 ―を目的といたしまして、自治会、自主防災組織に対しまして希望調査を行ったところです。助成備品につきましては、ヘルメット、携帯ラジオ、簡易トイレ、リヤカーなど多数ありまして、1団体あたり最高で 200 万円まで助成されるものでありました。しかし、現実的には、申し込みはどこからもありませんでした。ゼロということであります。以上です。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 この関係については、私の自治会も要請がありましたが、正直言って手間どったのも事実であります。やはり本当にどこをどう申しこんでいいのかという、非常に中身的にはちょっと今資料を持ってきたのだけれども、手元に資料を持ってくるのを忘れてしまってちょっと申し訳ないのですが、本当に十何項目に分けて膨大な内容であります。例えば1自治会 30 万から 200 万といえば、かなり 49 自治会ありますから、これが例えば 100 万、あるいは 150 万、200 万やっても膨大な金額になりますよね。確かに、申し込みをしたからすべてあたるということではないと思うのです。だから、そういったこともあったりして、今話を聞いたらゼロであったと。まさに私もそのとおりかなというふうに今感じたところであります。ですから、仮に例えば自治会でもらったとしても、当然そういう備品を置く場所、資材庫をどこに置くのか、やっぱり資材庫がなければ収納もできないのです。じゃあ、資材庫なり倉庫を建てるためには土地が必要であります。じゃあ、土地をどうするのか、そういった問題も出てきますし、また、申込書の中身を見ても、訓練時に活用する訓練用の人形とか、あるいは消火訓練に使うドラム缶とか、そういったものも含まれた中ですべてを網羅したような形で自治会に下ろしてきたというのが状況なのです。本来、こういったものを取り組む際については、やっぱり行政側で保管できる、保管するもの、最小限各自治会の中で備えるもの、そういったことをやはり項目的にきちっと整理をして、私は下ろすべきではなかったのかなというふうに感じておりますが、この取り組みの中で、そういったことを私なりに感じておりますので、そのことについていかがでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

今村田議員がおっしゃっていたことは、まちづくり懇談会の中でも確か記憶では4つ、5つの所から出ていたと思います。要約しますとポンと町のほうから送られてきて、さまざまな備品があって、今おっしゃいましたように人形の果てからさまざまありまして、どれを選んでいいかわからないという、そういうお話が幾つかされております。それは、確かにそのとおりだろうなと。もちろん中には必要ないものは必要ないものということで、目を飛ばして、これはちょっと自治会でも、例えば普通の防災活動ではなくて日常的にも使えるなということで、これはあったほうがいいなということも出ていたりはしてましたけれども、そういう見地も含めて次回はすべてお金の支援といいますか、見てくれるのは宝くじの事業の一環でありますので全部があたるということではないのですけれども、最低これこれどうですかということで、下ろさせていただこうというふうに思っていますけれども、逆にこちらのほうでも、皆さんのそれぞれの所で、何が持っていて何がほしいのかというようなことも出していただけると、よりマッチングしていくのではないのかなというふうに思いますので、行政側で多分これだろうなと選択するのではなくて、カタログはカタログとして置いておいて、日常的に必要だなと思われものを逆に自治会のほうから提案してもらうということも、それにそのカタログを見て合うかどうかということで選ぶことも必要だと思いますので、それぞれの自治会の中でぜひ議論していただければというふうに思います。それから、その中で大きなものを希望される場合、がさがかさばるような、それについては場所も含めて、それから収納の部分についてもそういうものがありましたら災害担当とうちのほうにもありますので、そういう部署がありますので協議をさせていただいて、このような形にしてはどうでしょうかということでお話をさせていただきたいと思います。以上です。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 今後の進めについても、こういったことを整理しながら進めるということでありますが、ちょっと私の認識不足かもわかりませんが、今回の一般財団法人のこのとりまとめについては、今後も生きていくということの理― 52 ―解でよろしいんでしょうか。再度お聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

この宝くじの社会貢献であります、名前がコミュニティー助成事業と言ってますけれども、いろんなものが中にありまして、その中の災害の部門なのですけれども、これは毎年要望が受け付けられますので、それにあわせて毎年町も皆さんに提案をしていきたいと思っています。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 この関係については、ちょっと私の認識不足で大変申し訳ありませんでした。毎年このことが行われていくということでありますから、ぜひ今後に向けてそういったことでお願いをしていきたいというように考えています。取り組みにあたっては、単に行政側が選ぶのではなくて、やっぱり自治会との共同の中で進めていくというのも必要なのかなというふうに考えていますので、ぜひそういったことも含めて取り組みを進めていただきたいというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。いずれにしても、この自主防災の立ち上げについては、やはり幾ら津別に大きな災害、そういったものがないと言いつつも、やっぱりいつ、どこで、何が起きるのかわからない今の状況であります。そういったことで、ぜひこの防災組織の立ち上げについて私は急務だと思っていますから、早い時期にやはり 49 自治会がそろって立ち上げできるような形を行政あるいは自治会と一体となって取り組みを進めていくことをお願いし、私の質問を終わらせていただきます。大変どうもありがとうございます。

出典:津別町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月16日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる