みんなの議会

津別町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月17日

(1)通院に係る交通費の助成について/(2)幼児の遊び場について

2015年12月17日、津別町議会の一般質問で、茂呂竹裕子議員が「通院に係る交通費の助成について」「幼児の遊び場について」について質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
茂呂竹裕子 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 5番 茂呂竹裕子

〔登壇〕 ただいま議長のお許しがおりましたので、2件にわたって質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。まず最初なのですが、通院に係る交通費の助成について質問させていただきます。重い病気にかかり、2次医療を受けなければならなくなった低所得者は、通院のための交通費にも苦慮し、満度の治療を受けられない不安があります。安心して必要な治療が受けられるようにすべきではないかと思っています。国民の死亡理由の第1位が肺炎、第2位はがんと聞いておりますが、私の家族や知人にも最近がんにかかる人が増えてきていることで実感しているところです。相談を受けた方の場合は、その方の例としてお話ししますが、単身で近くに身寄りもなく、一昨年ころ体調を崩して北見の日赤病院で診察を受け、検査の結果、乳がんと診断されました。1年余りホルモン療法を受けていましたが期待した効果がなく、とうとう今年の秋に手術を受けました。術後は放射線治療などのケアのために何度も病院に足を運ばねばならなくなってしまいましたが、医療費の負担に加え通院のための経済的負担が重く、国民年金程度の収入ではどうすることもできません。生活保護も考えましたが、わずか基準を上回っているためにそれも受けられません。無料バス乗車券が町から交付されていますが、これまでの通院のために使い果し、週2回、3週間の交通費のめどが立たず大変困っていました。無料バス乗車券の追加配付ができないか保健福祉課にも足を運び親身に相談に乗っていただきましたが、今の規則ではできないと言われて、入院治療かあるいは病院がある北見市への転居しかないかなというふうに考え込んでしまいました。ただでさえ不便なことの多い津別町で、病気を抱えて生きていかなければならない過酷さを私は初めて目にしました。津別町の高齢者の所得は全体に低い中、生活保護基準以下の所得で頑張っている、やりくりをしている高齢者も少なくないと思います。これらの方たちが一たび重い病気にかかれば、同様の思いをするのではないか、役場にかけ合ったり相談することもできない人も多いのではないかというふうに思っています。今回のこの問題からも病気を抱える低所― 76 ―得者に交通費の助成制度があれば少しは解決できるので、規則にないなら新たに付け加えるなどして救っていただきたいというふうに考えますが、お考えあればお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、通院に係る交通費の助成についてお答え申し上げたいと思います。道内における死因の第1位は昭和 52 年よりがんでありまして、第2次医療圏域であるオホーツク圏域でのがん診療連携拠点病院は、北見赤十字病院となっております。治療のためには通院が必要でありまして、家族がいない場合は大変ご苦労されている方もいると思われます。また、がん治療だけではなくて、町内の医療機関に診療科がないため通院されている方も多数おられます。このため町では「津別町通院等交通費助成事業実施要綱」によりまして、在宅高齢者と身体障がい者等に対しまして、通院または入退院に要する交通費の一部を助成しておりまして、内容的にはタクシーまたはハイヤーを利用する利用料金の2分の1を助成するということにしております。ご質問の生活保護の受給を受けられない基準ぎりぎりの方が、バス無料乗車券を使って通院するには枚数が不足し、医療費や通院交通費に苦慮されている方もおられますことから「通院等交通費助成事業実施要綱」にバス利用を加えるよう検討してまいりたいというふうに思います。また、津別町におきましても死亡原因のトップはがんでありますが、早期に発見できる胃がん、大腸がん、子宮がんで亡くなられる方が多い一方で、町のがん検診率は10 から 15%と極めて低い状況にあります。こうしたことから年齢が 40 歳と 61 歳の方につきましては、すべての健診を無料とし、受診のきっかけづくりを推進しているところです。病気に対しては予防と早期発見が極めて重要であり、今後とも広く受診に対するPRを行ってまいる考えであります。以上です。

質問 5番 茂呂竹裕子

〔登壇〕 ただいまのご答弁で、このバス無料乗車券の必要性は認められたというふうに理解しますが、改善されるということで困っておられる方は安心するだろうというふうに思いますが、私は、たまたまご相談を受けたということで、この方、公営住宅にお住まいでしたので通院費をどうやったら捻出するのかということで頭を悩ましたところですが、考えた末に公営住宅の免除制度があるということを私もたびたびこういう場で口を開いておりますので、できないかということで相談に上がりました。それで、ご本人ともども申請と減免が実施されまして、1万円程度の免除になりまして、何とか通院はできるかというふうなところまでいったのですが、この方初めての放射線ということで3週間ほど、高齢でもありますし、お一人暮らしなので3週間の入院で放射線を受けさせてもらったらいいんじゃないかということに落ち着きまして、今回は、そういうふうにいたしましたが、次回はどうなるかわかりません。自宅にあってこうした状況になればほかの手立てもないのです。とりわけ余裕のない低所得者には、せめてバス代を負担していただければどんなに助かるかなというふうに私は常々思っていたところです。このようなご答弁が実現できれば不安の一部は解消されるというふうに思いますので、ぜひお願いしたいと思いますが、今低所得者の基準というところに、低所得者にバスを付け加えたいということでしたが、低所得の基準をどこに置くのかということと、それからこれがいつから実施されるのかということも急いでおりますので、気になるところですので、お答えがありましたら教えていただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これから検討してまいりますけれども、ひとつ同じようなことを考えて参考になる町がございます。ここを参考にしていきたいなというふうに思っています。それは、津別と同じように敬老優待無料バス乗車券を交付している町でありまして、この敬老優待無料バス券、これを受けておられる方が対象になってきます。ですから、うちの無料バス券も交付される基準がありますので、そういうことになってくるかというふうに思いますけれども、その方を該当として、そして、ほかの例えば生活保護を受けられている方だとか、あるいは津別にもありますけど、いろんな特定疾患だとか、いろんな障がい関係で交通費の補助要綱、このほかにもたくさん― 78 ―あります。そういう方を受けられている方は除外するということです。そうでない方を対象としていまして、そして細かく津別病院にない診療科目といいますか、その地域の病院に、例えば放射線科だとか麻酔科とか、泌尿器科だとか耳鼻咽喉科だとか、こういうものはずっと羅列しています。そして、6カ月以上継続して治療が必要と医師が認めた人ということで、その他町長が必要と認めたものというのもありますけれども、こういう人たちに対して、これ回数を限って月に2回を限度として通院回数を、そしてかかる費用をお支払いしているということで、ここから見るとこれ無料交付だというふうに限度を限って、今例えば津別にある津別町通院等交通費助成事業実施要綱に、これはタクシーとハイヤーのみの利用に2分の1ですので、ここにバスを加えると2分の1バス代を助成しますよということであります。これ回数を何回も2分の1で行けるようにするか、あるいは別の町のように通院の回数を月2回だとか、3回だとか決めて全額支援するだとか、方法としてはいろいろあるかというふうに思いますので、検討をちょっとこれからさせていただきたいというふうに思います。できることなら4月にスタートさせたいというふうに思っておりますけれども、検討内容を一応整理をしまして早急に進めてまいりたいと思います。

質問 5番 茂呂竹裕子

〔登壇〕 今の町長から案を出されましたけれども、急性期の場合ですとちょっと大変ですよね、最初診察から始まりまして検査で、そしてその検査を聞きに行って、最低でも3回は行かなきゃいけないのですね、手術前に。そして手術の後は、後で週に2回とか3週間とかという形で今回の場合は出てきておりますので、できれば全額助成されて、めどのないような形で検討されるのが一番いいかなというふうに思いますけれども、なにしろ普段から生活保護と違いまして国保税やら介護保険税やらも払いまして、また医療費の一割負担もありますし、要するに食べ物も削って、普段から削って暮らしているような人たちなのです。そういう人たちが、これ以上負担を増やすということは、もう命に別状が出てくるんじゃないかと、近いうちにというようなことになります。私もこの方でない別な人からも月5万円の生活をどうやってしているかって詳しく聞いたこともありますけれども、まあ皆さん同じような、お風呂も1回に 10 センチしか沸かさないとか、そういった涙ぐましい苦― 79 ―労をされながら生きてらっしゃる人たちですので、できれば命にかかわるようなことのないように、そして命を確実に救えるような温かい施策としていただければというふうに思います。

答弁 町長 佐藤多一

それら含めまして、どういう形で助成するのがいいか検討させていただきたいと思います。

質問 5番 茂呂竹裕子

〔登壇〕 ぜひ温かい、愛情あふれるご施策を実施していただけますようにご要望いたしまして、次に移ります。次に、幼児の遊び場についてということで、子育て世代に要望の多い森林学習展示館の遊具を利用しやすい場所に移して、冬期間の遊び場を提供してはどうかというふうな質問です。実は、今年1月に議会と若い世代の方たちと意見交換会を行いました。この中で、さまざま出ましたけれども、複数の方から森林学習展示館が子どもの遊び場としては本当に優れていて、この良さを他町村の人にも知ってもらえるように発信するべきでないかとか、あるいは冬期間子どもを遊ばせる場所がないと、閉鎖する森林学習館を開けてほしいとか、遊具を移動させて使わせてほしいとかというような意見がたくさん出されました。広報つべつの折込みチラシという形で町民の皆さんにお配りしたところですが、津別の冬は半年間もあって冷凍庫よりも寒い、幼い子どもを家庭内で見守るというのは、なかなか若いお父さん、お母さんには苦労が多いというふうに思います。同じような子育て世代が気兼ねなく安全に利用できるスペースがあればいいなということで注目が集まっているのが森林学習展示館なのですが、利用確保ができないものかというふうに思うのは、私は当然ではないかというふうに思いますし、町も21 世紀の森周辺を一体的に見直すということで調査をしているというような状況もありますから、今後、森林学習展示館の利用については、冬期間も含めてどのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

幼児の遊び場についてであります。森林学習展示館につきま― 80 ―しては、平成 26 年4月に北海道から移譲を受けまして、その後も従来どおり冬期間は休業して運営しているところです。今年度の5月から 10 月までの利用状況につきましては 3,658 人で、このうち幼児は 1,390 人、小学生は 491 人となっておりますが、全体の6割は町内ではなく町外者が利用している状況にあります。ご質問のありました学習展示館の遊具の利用につきましては、ご承知のとおり、あそこは何といいますか断熱ができておりませんので、冬は相当な寒さであります。そうしたことから、木材工芸館での利用について検討してきたところでありますけれども、木材工芸館につきましては、1階については段差の問題、2階については見守りの問題などがありまして、リニューアルして子どもに対応する施設にするにしましても抜本的な改修が必要でありまして、今すぐ取り掛かれる状況にはないと考えているところであります。そのほか遊具の一部移設できる施設として、スペースと管理上から子育て支援センターが考えられますが、ここは就学前の子どもを対象とした施設でありますことから、冬期間利用のテストケースとして利用が可能かどうか、業務委託先であります夢つべつと協議してみたいと考えているところであります。以上です。

質問 5番 茂呂竹裕子

最近、美幌町に「きてらす」という北見の「木のプラザ」をちょっと小さくした程度のサイズなのかなって、ちょっと木のプラザ大分昔に行ってきましたけど忘れてしまいまして、それで子育て中のお母さんに電話しまして「きてらす行ってみた?」って、「どうでした?」って聞いたのですが、その方は「北見の木のプラザもいいですけど、きてらすもいいですね」ということで、「津別にもあったらいいね」って。やっぱり冬になると北見とか、新しくできた美幌のきてらすに連れて行かなきゃいけないということで、「津別にもあるといいんですよね」ということでした。私も見たことがないので、質問できないかなと思って美幌にわざわざきてらすを見に行ってきました。ぽっぽ屋というのですか、駅に隣接した建物の2階全部を使って非常に立派な滑り台付きの大型遊具だとか、あるいは、さまざまな木のおもちゃが何組も置かれていて、お部屋も3つぐらい仕切られた所があったのかしら、そこに― 81 ―もきちんと同じようなもの、大きな遊具はありませんけど同じようなものが置かれて、親子とかグループで仲良く使えると、遊ばせられるというような遊具がありまして、3組のテーブルと椅子があり、ベビーサークルやら流し台やら、おむつの交換台などもちゃんと設備されていました。こんなのがあったら津別は本当にいいなというふうに私は思いましたけれども、午前中でしたが、結構たくさんの小さい子、2歳以下ぐらいの子どもたちが親やおじいちゃん、おばあちゃんと来ていましたので、その中の1組のおばあちゃんに、孫を連れて来たおばあちゃんにちょっと声をかけてみました、「どうですか?」って、そうすると「孫を連れて週3回くらい来ているんですよ」って、「娘に預けられるのですけど、ここで遊ばせるとよく遊んで、お昼寝もしてくれて午後楽なんですよ」というような、そんなお話でした。木のプラザとかきてらすのような、そんな立派で非常にお金もかかっていると思います。幾らかかっているかわかりません。何もありませんでしたので、調べてもきませんでしたけれども、そんな豪華でなくても、ちょっと行って遊んで来ようというような場所、雨が降っても風が吹いても、雪が降っても安心して遊ばせる場所があると本当にいいだろうなと私は思いました。そのことについて、私、木材工芸館にも行って場所を見てきました。やっぱり先ほど町長がおっしゃったよう問題はありますし、2階もすごく狭いですね。例えば木の大きなプールを1個置いたら、もう何も置けないんじゃないかなというぐらいのスペースしかなかったような気がしています。一体ここどうしたらいいのかなというふうに思っているのですが、どこに落としどころをつくろうかというのをさっきからずっと悩んでいるのですけども、保健福祉課の課長が「茂呂竹さん、うちにも子育て支援センターできたのを見たかい?」っていうから、「私まだ見ていないです」って言ったら行きましょうって連れて行ってくれて、子育て支援センターも見せてもらいましたけれども、あそこは小さい子どもは遊べるけれど、3歳以上の子はちょっと無理かな、あそこにある遊具等を見てそういうふうに感じました。産まれた1人のお子さんならいいけど、上のほうにお兄ちゃんとかお姉ちゃんがいれば子育て支援センターはちょっと、今の状態では無理かなというふうに思います。しかし、もし森林学習展示館の遊具が幾らかでもあそこに入って整理されると、何ぼかよくなるのかなというふうにも思いますので、委託先の夢つべつと協議してということですので、どうぞ― 82 ―そちらのほうで進めていただければというふうに思います。

答弁 町長 佐藤多一

美幌のほうもきてらすという非常に立派なものができて余計に目立つようになってきましたけれども、これはもともと国鉄の廃止に伴う返還交付金で、美幌も津別もそれなりのお金をもらって、そして美幌町さんは当時駅の改修だとか、今のきてらすの所も含めて物産販売もできるようにつくったわけですけれども、津別は、施設に金を掛けずに、その後の町営バスの運営費だとかバスを買うお金だとか、今もまだお金は残っておりますけれども、そういうふうにして長く使ってきているところであります。それから、あれは昭和 60 年の3月に廃止ですから、随分の年月がたって美幌町さんもそれをまた子どもの多分子育て環境の改善のためにアイディアを出して、ああいうふうにしたのだろうというふうに思います。津別の場合は、候補としては今お話に出ていました木材工芸館、それから子育てセンターがあります。さんさん館も一部あるのですけど本当に小さい子のあれですので、あそこにまた森林学習展示館のものを持って行くと、ちょっと入り切れないですし、いろいろ業界だとかさまざまなところから寄附も受けて、あそこはあそこなりに十分あれでそろっているのかなというふうに思っているところです。それで木材工芸館は改修すればできるのですけれども、当時できたときにかかわっていた方たちが、デザイナーも含めていろいろいるわけですけれども、やはりあのジオラマをなくさないでほしいという要望も出ています。多少改修する部分にはやぶさかではないけれども、ああいうものはなかなかないものなので、やはり少しは残すような方向でというようなことも当時かかわった人たちからお話を受け承っているところであります。そういった意向も含めて、あそこを子どものためって考えればズバッといろいろまたできるわけなのですけれども、販売もしていますし、あそこで今また特に椅子何かが随分また注文を受けたりしてやっておられますので、そういうものと子どもが遊ぶのと、どんなふうにしたらうまく住み分けられるのかなというようなこともありまして、ちょっとこれは簡単にいかない課題だなというふうに思っていますけれども、いずれにしてもリニューアルをしようという考えはありますので、検討し― 83 ―ていきたいというふうに思っています。そんな中で、今すぐもしかして相手がオーケーであれば可能かなというスペースを持っているのが子育て支援センターかなというふうに思いますし、あそこには職員もおりますので、何かあったときにはすぐ見れるというようなこともあります。木のプールばかりでなくて木の三輪車もたくさんありますので、そういったものもあそこで乗ったらどうなのかなというふうにも思いますので、とりあえずは夢つべつのほうと協議をさせていただきたいというふうに思います。

質問 5番 茂呂竹裕子

〔登壇〕 今町長のおっしゃったとおりしかないかなというふうに今の私の頭の中では想像はついておりません。いずれにしましても、先ほど佐藤議員の人口減のお話の中にもありましたように、子どもは少ないです津別は、非常に少ないので大きな場所は必要ないのかなというふうにも思いますので、できるだけ若いお父さんやお母さんのご意見を聞いて、できるだけ実現させてあげていただきたいというふうにご要望申し上げまして質問を終わります。

出典:津別町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月17日 議事録 PDF(76ページ) 間違いを知らせる