釧路町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月3日
高齢者・重度障がい者交通費等助成の今後の在り方について
2019年12月3日、釧路町議会の一般質問で、高橋幸弘議員が「高齢者・重度障がい者交通費等助成の今後の在り方について」質問し、町長 小松茂、介護高齢課長 会沢義裕、健康福祉部長 宍戸牧子、副町長 佐々木喜代孝が答弁しました。
- 質問者
- 高橋幸弘 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、介護高齢課長 会沢義裕、健康福祉部長 宍戸牧子、副町長 佐々木喜代孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 高橋幸弘
次、2件目でございます。高齢者、重度障がい者交通費助成の今後のあり方についてということでございます。高齢者、それから重度障がい者交通費等助成を今行っておりますけれども、この現状と今後の課題についてお知らせいただきたいと思います。
答弁 町長 小松茂
高齢者、重度障がい者交通費等の助成の現状と今後の課題についての御質問でございますが、高齢者や重度障がい者の方々の積極的な社会参加の促進と保健福祉の増進を図ることを目的に、令和元年度から高齢者及び重度障がい者外出支援事業と名称を改めて、さらにバスの定期券補助これも新たに加えまして事業展開を図っているところであります。本制度は利用期間を年度末までとしており、申請や利用漏れなどにより、対象となる方々全てが利用されていないことが課題となっており、早い時期から町報など活用をしながら周知喚起を行っているところであります。以上であります。
質問 14番 高橋幸弘
この高齢者、重度障がい者交通費等助成の制度については、以前からあって今回令和元年度からその名称を改めてということでございますけれども、これについてはいわゆるその非課税世帯に限定をされるというふうなことが今も現状の中ではそうなっていると思うのですけれども、それをちょっと確認したいのですが。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
制度的には平成22年から非課税世帯75歳以上という形で今支援をしているという状況となっております。
質問 14番 高橋幸弘
平成22年度からいわゆるその非課税世帯を対象にするというふうになって、その前については75歳以上の高齢者、障がい者については全て対象となるということでございました。平成22年度からいわゆる財政再建5カ年計画の中で、このことについても非課税世帯に限定しましょうということで緊縮財政の中でそのことが施行されたというふうに私としては記憶しているのですけれども、今その後も財政が厳しいというのは当然あるわけで、楽な財政でないというのは私も十分承知しておりますけれども、ただ、そのときには財政再建5カ年計画の中でというふうなことでございましたし、それも3年で前倒しで終わったのですよね。だとすれば健全財政とまでといかないにしても、一定程度そこのところで財政再建についてはクリアできたということでございますので、その時点で本来であればもとに戻すべき制度ではなかったのかなというふうに考えているのですけれども、その点についてどういう結果でそのまま継続になったのか、お知らせをいただきたいと思います。
答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)
今の議員の御指摘のとおり再生緊急プランのときに、多くの事業が行革の中で非課税の対象の方については事業を継続し支援をすると、それ以外の方については申しわけないのだけれども町民負担を求めるということでスタートさせていただいた事業です。この終了のときに、町の方針としてこのまま負担をいただいたところは事業として継続させていただきながら変更しないということで、現在に全事業が至っているというそういう経過になっております。
質問 14番 高橋幸弘
その時点で従前に戻すということはしないで、その改正された再建計画の中で打ち出したことをそのまま財政再建計画5カ年が終了した後も継続をするというふうなことになったということですけれども、それはなぜですか。
答弁 副町長 佐々木喜代孝
大変お時間をいただき、まことにありがとうございます。私のほうからお答えさせていただきます。平成26年第3回定例会におきまして、当該事業にかかわる町民非課税を基準としていることについて、高橋議員からこの事業にかかわる御質疑があったわけでございます。当時佐藤町長より再生緊急プラン終結後も各課において各事業の見直しについて指示が出されております。その中で今後高齢者に対する施策もますますふえることから、多岐にわたる福祉施策について財源を確保することが必要であることなどが町内で議論されたところでございます。このようなことから同定例会におきまして、佐藤町長より高橋議員に対してこれからの施策に公平に当たるよう施策を展開してまいりたいとお答えしておりますことから、当時の佐藤町長の判断によりまして現行の制度のまま今日に至っておるということで御理解願いたいと思います。
質問 14番 高橋幸弘
当時佐藤町長のほうからそういう答弁があったのですけれども、それから4年が経過してそのことについては変わらないということの意味合いなのかちょっと教えてください。
答弁 町長 小松茂
今、佐々木副町長から御答弁がありましたけれども、当時の政策判断によって今日に至っているということであります。昨年のこの予算ヒアリング含めて施策をいろいろやっていく上においては、新たにバス券の補助ということを追加をさせていただいたり、名称を変えたりしながら当時の考え方を基本的に継続していく。しかし、今やれることをやろうということでやっておりますから、その辺をどうか御理解をいただきたいというふうに思います。
質問 14番 高橋幸弘
限られた財源の中でいろいろと施策、知恵を絞りながらやっていくというふうなことでございますし、今後もそういうふうな考え方のもとにいろいろな施策をやっていくのだろうなというふうには思っておりますけれども、とりわけこの交通費等の助成事業については、訓令の第1条にあるように、やはりこの高齢者及び重度障がい者の積極的な社会参加の促進、それとあわせて保健福祉の増進を図ることを目的とするということからいくと、非課税世帯だけがそういったガソリン券などを含めた交通費補助があるというのはちょっとおかしいかなと、第1条の精神にのっとって考えれば、次のところで非課税世帯というふうに出てくるのですけれども、第1条の目的に沿って以前は75歳以上の人には全て交通費補助がされていたという経過を考えれば、これからの高齢者福祉というふうなことを考えると、やはりどんどん高齢者がふえてくるという今の状況の中で、やっぱりこの施策についても原点に返って見直しをするというふうなことも私は必要なことではないのかなと、一旦そういうふうに決めたことなので、財源的なこともあって継続してこのことについてはやらしてもらいたいというのはそれはそれでわかりますけれども、しかしながら、もともとがそういう趣旨ではなかったという第1条に記されていることが主な目的だというふうに考えれば、これをこのまま放置するのはいかがなものかというふうに思っておりますので、最後にしますけれども、そのことについて町長のほうからもう一度答弁をお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
釧路町高齢者及び重度障がい者外出支援事業の実施要網第1条に、今、高橋議員が御指摘のようにその文言が書かれていることは事実でありますし、私もこのことは承知をしているところであります。ただ、問題は町の財政再建プランを練り、そしてそれがある程度完結をした段階でこの議論があったのだろうと思います。その段階でいろいろ庁内議論を経た上で、今日に来ているということであります。さらに今御指摘のように、例えば非課税世帯だけではなくて、もとの形に戻せということであれば、相当な財源を確保しなければなりません。今、障がい者やそれから高齢者に行政がサービスとして施策を展開しているというものはさまざまなものがあるわけでありまして、そういうこと、いわゆる一つの総合的にはパッケージと考えて、そしていろいろなその世代、それから障がい者の方々にある意味平等に行政サービスを提供をしていかなければならないというふうに考えておりますので、ここの部分だけをある意味相当な財源を費やすということになればなかなかこれは難しい話だろうかと思います。ただ、御指摘のように高齢者や障がい者の方々含めて、その非課税世帯だけでなくしてほかの部分に対しても行政サービスを提供していくというそういう考え方は変わりませんので、どうか御理解をいただきたいと思います。
質問 14番 高橋幸弘
これからやっぱり子育てをしなければならない世帯についても、同様に高齢者の世帯についてもやはり等しく同じくやっぱりそのことについて目を向けていかなければならないというふうに思っておりますので、とりわけ、高齢者だけがということではありませんけれども、ただ、これまでの施策の中でそのことをやってきた中で、財政再建云々という話はありましたけれども、その中でやむを得ずそういうふうな状況に変えてきたという経過があるので、今後の財政見通しについても、確かに厳しいと言えば厳しいのかもしれないのですけれども、このことについても、年度ごとに検討していけるような町内議論も進めながらやってもらえればというふうに思っておりますので、そういうことを申し述べてこの件については終わらせていただきます。