遠軽町議会 令和3年第4回定例会 2021年6月17日
遠軽高等学校通学者交通費助成について
2021年6月17日、遠軽町議会の一般質問で、阿部君枝議員が「遠軽高等学校通学者交通費助成について」質問し、町長 佐々木修一が答弁しました。
- 質問者
- 阿部君枝 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 阿部君枝
通告書に従いまして、一般質問いたします。遠軽高等学校通学者交通費助成について。遠軽町は、北海道遠軽高等学校の生徒の確保及び保護者の経済的負担を軽減するため、遠軽地区(遠軽町、湧別町、佐呂間町)以外から遠軽高校に通学する生徒及び町内の下宿等から通学する生徒の保護者等に対して、通学及び下宿等に要する費用の一部を助成しています。これらの事業は、保護者等の方々から、「経済的にも非常に助かっております」また「来年は安心して遠軽に下宿させられます」等の声をお聞きしております。一方で、本年4月に町内から子どもが遠軽高校へ入学した保護者の方より、3か月分の通学定期券の購入費は家計に大きな負担になっている。町に費用の一部を助成していただきたいとの要望をいただきました。また、生徒の中には、自宅から駅、駅から高校まで2台の自転車を使用し、通学している生徒もいます。町は、これまで子どもを産み育てる家庭を様々な形での支援をしていますが、さらに地元高校へ通学している町内在住の生徒の保護者等に交通費助成をする考えはありませんか。町長の見解を伺います。
答弁 町長 佐々木修一
阿部議員の遠軽高等学校通学者交通費助成についての御質問にお答えいたします。地元高校へ通学している町内在住の生徒の保護者等に交通費助成をする考えはとの御質問でありますが、遠軽高等学校通学者等助成事業は、遠軽町、佐呂間町及び湧別町の3町以外の遠距離から通学する生徒の保護者に対して、通学及び下宿等に要する費用の一部を助成する事業として、平成27年度から実施をしております。この事業は、佐呂間町、湧別町におきましても、それぞれ高等学校がありますことから、3町の限られた生徒数を考慮し、それぞれの高等学校を維持する観点から、3町以外から通学する生徒の保護者等を対象にしているところであります。3町以外の生徒が遠軽高校に魅力を感じ、通学しやすい環境を整えることにより、遠軽高校に多くの生徒を確保し、この地方の高等教育を守っていくことが、この地域の教育力の向上や発展に寄与するものと考えております。単に経済的な理由で補助しているわけではなくて、遠軽高校に来る生徒を確保する、インセンティブとしての意味合いを強く持っている制度でありますので、そこは御理解を願いたいと思います。町としましては、遠軽高校に対し、これまでも教育委員会と連携し、大学受験オンデマンド講習補助をはじめ、楽器購入費補助、部活動の全国大会出場に係る補助、学校の特色をPRし、生徒確保の活動に対する補助のほか、部活動の練習試合等の遠征に係る貸切バスの補助など、できる限りの支援をしております。このことから、町内在住の生徒の保護者に対し、単に生活費の負担軽減を目的とした交通費を助成することについては、いかがなものかと考えているところであります。以上でございます。
質問 9番 阿部君枝
この件に関しては、同僚議員が平成29年に同じような質問をされているかと思います。その間、こういう声は町としては聞いていないのでしょうか、町民からこういう声はないのでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
私が1人の方から、もう大分前ですけれども、ございます。ただ、そこのお子さんも卒業されてからは、そういう声は聞いておりません。以上です。
質問 9番 阿部君枝
たった1人とはちょっと残念なのですが、私も、町が今取り組んでいる遠軽高校に対するいろいろな事業というのは理解しております。今回聞いた方は、子どもが4人いらっしゃるということで、経済的と言ってしまえばそれまでなのですけれども、遠軽町は合併してから16年ぐらいになりますけれども、町村では、全国的に3位ぐらい大きな、広範囲の広さから、この地域で子育てをしていくという部分では、非常にいろいろな部分の負担、親御さんの負担とかがあるかと思います。そんなところからこういう声も聞こえてきたのかと思いますし、また、自然が豊かな遠軽町ということでPRし、近年は移住だとか定住の方が若干なりとも増えつつあります。そんな中で、遠軽町の魅力として、病院があるとか婦人科がある、小児科がある。また、PRしている部分に、まして高校があるということは、住むということでは非常に重要だということは重々分かっているし、皆さんも感じておられると思うのですけれども、そういう中で、子どもを安心して、これから就農される方に向けても、安心して遠軽町に住んで、こういう利点があったという部分では、極力親御さんの負担がなければ非常にいいのではないかと思いますし、いろいろ町村によって、市によっても大きく子育て支援をしています。遠軽町がなかなかできない、入院、通院を高校生まで無料にしたという市町村もありますし、ですから、高校に特化するわけではないですけれども、子どもの部分を何としても町として応援している、ここはやっているというものが何か、その点が一番欠けているのかなというふうに、ちょっと首かしげますけれども、そういう部分では、もう一歩考えていく考えはないかという思いで質問しておりますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
阿部議員の思いというか、考えはよく分かります。私も少しでもいろいろな支援をできるのであれば、感謝されるし、ぜひしたいと思うのですが、やはり先ほど申したとおり、遠軽高校、まだ支援が足りないということをおっしゃいましたけれども、これは相当な支援を私はしていると思うのです。10年ぐらい前からですけれども、今、現実、高校の生徒は、吹奏楽、野球、ラグビーの御三家を中心に、下宿生だけでも60人弱ぐらい来ています。下宿も民間の方にお願いしてつくってもらって、そういうことで維持しているのです。それは、先生たちもいろいろスカウトに回ったりして、そういったような経費も町のほうで支援させてもらう中でやっているのです。先ほど申しましたけれども、どなたであっても補助金なり何か、生活苦しいですから、支援していただければうれしいのでしょうけれども、やはり先ほど申しましたとおり、遠軽高校に3町以外から連れてくるというインセンティブが大事なのです、この制度は。そういう意味でいきますと、確かに遠軽町内の中学校からほかの高校へ行っている子もいるのです。調べますと、相当数というか、ほとんどは何々工業高校とか農業高校とか、そういった目的を持って行かれているのです。交通費をあげたから遠軽高校に来ますという子もいるのだろうけれども、それは大勢ではないというふうに判断しておりますので、そのように御理解をいただきたいと思います。以上です。
質問 9番 阿部君枝
町長の言われることも十分分かります。ですが、今現在、44名の方がJRで通学しているということをお聞きしています。おっしゃるように、地元ではなく、旭川とか北見とか、それぞれ目標を持って、子どもが向こうで下宿されたり通学したりしているという実情も十分お聞きしております。ですが、地元で地元の高校へ通ってくださっているという思いからいくと、その辺のところをもうちょっと、これからどんどん増えていくというのではなくて、全額見ろとか、今やっている制度とは別に考えて、例えば職員だって通勤手当とかがあります。こういう部分から考えて、そういう観点から考えられないかと思っております。先ほども言いましたけれども、いろいろな自治体がいろいろな支援をしています。遠軽町ができない部分というのは、町長は、医療費は絶対できないという感じで言われていましたから、これが一番やりやすいのではないかと思っているのですけれども、できないものより、声の大きくある、町長は1人と言いましたけれども、そういうところに住む魅力、そこに住む人たちがこれから感じていただけるのではないかと。将来的には、私いつも言っているのですけれども、北海道の時代でありますし、遠軽町の時代になってほしいなといつも思っています。未来の宝でもあるし、地域の宝でもありますし、JRで通学する生徒、保護者等に対して、今後に対してぜひ検討していただきたいと、強く要望して質問を終わりたいと思います。以上です。