みんなの議会

津別町議会 平成25年第5回定例会 2013年6月20日

(1)森林認証について/(2)地域おこし協力隊について

2013年6月20日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「森林認証について」「地域おこし協力隊について」について質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 1番 佐藤久哉

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告のとおり質問を行います。津別町は、昨年の 12 月にSGECの森林認証を取得いたしました。この認証を今後どのように活用していくのか、また認証を受けた町有林の環境保全はどのような現状なのかをお聞きしたいと思います。次に、町は今年度、総務省の支援制度を活用し、地域おこし協力隊5名を採用し、地域協力活動の実施支援に着手いたしました。この事業は、都市住民を地方自治体が受け入れ、地域おこし活動の支援や、住民生活の支援などの地域協力活動に従事してもらい、あわせてその定住定着を図りながら地域の活性化に貢献することを目的としたものです。既に相生に3名、上里に2名の採用者が決定し、今月末より徐々に受け入れが始まると聞いていますが、町長は地域力の維持・強化のために投入される隊員たちにどのような効果を期待するのか。また、隊員たちの定住・起業・就農等の支援をどのように行っていくのかお考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

〔登壇〕 それでは、今ご質問のありました2点についてお答えしたいというふうに思います。1つは森林認証についてであります。木を切るということすべてが環境破壊になるということではなくて、きちんとした管理の下であれば、木を利用することができます。その管理がきちんとされているかどうかを判断する方法として、評価されているのが「森林認証」でございます。認証には、森そのものを認証する「森林管理認証」と、その森で生産された木材が加工・流通過程で適切に管理されていることを認証する「流通管理認証」の2種類がありまして、津別町の町有林は昨年 12 月に 1,359.79 ヘクタールの森林管理認証を受けたところでございます。― 49 ―これまでの取り組みをピックアップいたしますと、平成 17 年5月に、網走東部流域森林・林業活性化協議会が、「地域材『産消協働』アクションプラン」を策定いたしまして、平成 19 年9月には林業再生モデル推進部会が設置されたところです。西部森林室では、西部流域と一体となった森林認証を取得し、東部森林室では北見地方木材協会や 21 世紀循環の森づくり推進協議会等からの要請を受けまして、東部・西部流域が一体となった取り組みを進めることとし、流域市町村を含めた一体的な森林認証の取得を推進して今日に至っているところです。森林認証制度の現状につきましては、認証材と非認証材との間で価格や需要の面で差はほとんど見られないことから、森林認証が直ちに需要の増加や価格の上昇といった経済的メリットをもたらすものではありません。森林認証制度に対する認知度は低い状況にありますけれども、今後、持続的な森林経営と森林認証制度そのものに対する消費者の理解が高まることにより、木材・木製品の価格が上昇する可能性があるというふうに考えているところです。もう一つの動きですけれども、大手ハウスメーカーによる認証材を使った住宅需要が増加しているというふうに聞いております。しかし、その大半の認証材は海外からの輸入認証材でありまして、国内の認証森林が少なく、需要に対し供給が追いつかない状況にあるということも反面聞いているところでございます。今後の取り組みにつきましては、森林所有者の森林管理認証と町内の林業・木材産業関係者の流通管理認証の取得に向けた働きかけが必要であり、網走東部流域森林・林業活性化協議会を主体としたブランド化の取り組みと網走西部流域と連携いたしました「網走統一ブランド」の創設を進めるべきではないかというふうに考えているところでございます。それから、2つ目の地域おこし協力隊についてでございますけれども、相生に3名、上里に2名を基本といたしまして、5名の地域おこし協力隊の採用を決定いたしたところでございます。既に6月 17 日から1名が就業しているところですけれども、7月初めから2名、7月中旬から1名、10 月から1名が就業する予定となっております。限界集落となりました相生での活動につきましては、保健福祉の推進員として地域の方々の見守りや生活支援を行うとともに、地域コミュニティの維持を期待するとこ― 50 ―ろです。また、道の駅の従業員として、駅の運営を支援するとともに、新製品の開発等へのアイディアを期待しているところでございます。森林セラピー基地を抱える上里地区につきましては、専門のガイド職などの人員確保対策や施設の管理とともに、新たな視点での観光開発を進めていくことを期待しているところです。隊員たちが津別に住み続けてもらうためには、まず生活するための職が必要になります。そのため、隊員としての間に一定の研修を行い、地域づくりにおける自分の役割を自覚してもらいながら、明確なビジョン形成を図ってもらいます。また、資格等を目指す者については、旅費の支給など一定の支援を行っていきたいというふうに考えております。ほかの支援策の一つとして、隊員達を組織化し、自ら「人づくり・町づくり活動支援事業」の規定に基づく事業を展開していただき、補助することも考えられます。現在、農業の新規就農者には補助制度がありますけれども、その他の事業の起業者に対しても、何らかの措置が必要かどうかが、今後検討課題となるものと考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。

質問 1番 佐藤久哉

どうもありがとうございます。まず、森林認証のほうのお話なんですが、昨年 12 月に 140 万弱のお金を支払って認証を受けたわけでございますけれども、今後も毎年 20 万から 30 万の認証の費用と5年後には 60 万から 90 万のお金がかかるということで、貴重な財を使って認証を取得するわけでございます。経済的メリットがないというお答えがございましたけれども、まずお聞きしたいのは、それでは将来の何のためにこれを取得したのか、また、これを継続していくのか。そこを聞きたいと思います。我が町としてのメリットがあるのか、もしくは環境に対する貢献が何かあるのか。そういったもののために、この認証を受けて維持していくんだというお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

獲得と言いますか取得した理由等々につきましては、そもそも森林認証は、認証材を差別化して有利販売をしていくというために始まったもので― 51 ―はないというふうに考えています。認証材が選ばれて、そうでない木製品が市場から排除されていくと、結果として。そうなれば認証を取得する意欲が高まってくるというふうに思っておりますし、その結果、適切に管理された森がどんどん増えてくるというふうに考えております。環境保全と木材利用を両立するということが狙いというふうに考えているところでございます。

質問 1番 佐藤久哉

世界的な森林認証の立ち上がりにつきましては、私も盗伐が非常に横行していて、それに対する対策から 1993 年にWWFが創設したFSCの森林認証。その後、2003 年日本のほうでSGECと呼ばれる緑の循環、そこのところが創設したものがあって、日本にはもう1つPEFCというドイツで創設されたものと3本の認証材が存在するわけでございますけれども、今町長お話があったように、森林の管理と流通管理ということが主な目的なんですけれども、しかし、実際森林認証を受けている所では、大きく分けて3つぐらいの森林認証を活用した活動を行っていると思います。1つは美幌町、美幌町の場合はFSCなんですけれども、が行っている産業育成の形であります。これは、FM認証に流通確保のCoC認証をトータル化しまして、一つの流通の流れをつくった中で森林認証材の活用という形で、町も政策的にお金を補助して産業育成をしていると。それから、2つ目が今町長の答弁の中にありました地域ブランド力の創出ということで、地域ブランドとして森林認証材を売り出していく。オホーツク材ということになるんでしょうか。そうしたものをやっていく。それから、3つ目が環境保全という形で、森林認証を受けた森についてはきちんと管理しなくてはいけない。そうした形で、環境保全ということが行われております。ただ、世界的な流れの中でできた森林認証と日本の大きな違いは、世界的には森林の管理というのはあまりよくなくて、日本は森林管理に関しては超優良国で、津別町でも立派な森林施業計画ができておりますけれども、森林の環境保全に関してはいいのかなと。ただ、こうした質問3回目なんですけれども、平成 19 年に町長に質問したことがあるんですけれども、森林保護条例のようなもの、保全条例のようなものをつくって、企業からお金を出資してもらって森の管理をしていってはどうかと。そういっ― 52 ―たようなことには、下川のような所も取り組んでいるようなので、そうした方面での環境保全という方法はあるかと思いますが、今3つの中から町長の1回目の答弁ではブランド化ということが求められましたけれども、ブランド化ということであれば、津別の場合、町有林と道有林については森林認証がなされていますけれども、民有林については森林認証がなされていないということと、あとのCoC、要するに流通業者に関して今後どのように考えていくのか、ここでは働きかけと書いてありますけれども、これがなされなければブランド化しても片肺飛行になって、実際材が流通しないということになると思うんですけれども、そこのところをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

ブランド化の関係ですけれども、これはまず西部がずっと国有林も含めて認証をずっと続けてきておりまして、日本の中で一番大きな認証を受けた所が西部流域だというふうに思っております。それにある意味では追随するような形で、東部のほうも津別、そしてあわせて道有林の町の町有林と道有林が同じく昨年の 12 月にSGECの認証を取得したところでございますけれども、これを進めていく上で、啓蒙活動といいますか啓発活動というのはよく内容を理解していただくということが必要だというふうに思います。CoCの取得については、町の中でも今も続けているのかどうかわかりませんけれども、加賀谷さんからは取得していると。FSCとSGECと両方のCoCを取得していると以前聞いたことがございますけれども、やはりそれにはまた登録料等々かかってきますので、悩まれてるというお話も聞いたことがございますけれども、いずれにいたしましても、統一したブランドというところまで持ち上げていくためには、やはり民有林にもしっかり協力をしていただく。一緒に進んでいくということが必要になってきます。そこで、たまたまですけれども、毎年7月にオホーツク活性化期成会で中央要望があるんですけれども、私の班についた随行の職員の方が紋別の市役所の女性の職員の方でして、たまたま4月に異動になって企画部門に来たんですけれども、その前5年間は林務課に所属していまして、このSGECの普及に市民の方にどう理解してもら― 53 ―えるかということの仕事をずっとやっていたというお話を聞いたところですけど、そういったことも、しっかり伝わるような形をこれから考えていかなくちゃならないのかなというふうに思っているところでございます。ブランドの関係については、そのように考えております。

質問 1番 佐藤久哉

今のブランド化していくところで、まずCoCの認証についてなんですけれども、ブランド化していくためにやっぱりみんなが理解して進めていかなければできないと思うんですけれども、やはり地元の林産加工とかそれから建設業者に関して言えば、やはりそこには経済的メリットがなければ、もしくは将来に対する投資ということがなければ、要するに将来の見返りがなければ、やはりお金は出てこないと思うんですよね。毎年、例えば行政に言われたから毎年 20 万払っていきますと。何も見返りがありませんでは、やっぱり企業はやらないと思うんですよね。ですから、そうしたものが、やっぱりきちんと最終目標として見えなければ、私は理解は得られていかないなというふうに思っております。特に自分たちが入ってる、そう悪くは言いたくないんですけどSGECにつきましては規模は非常に小さいですよね。FSCのほうがはるかに大きな規模で、先ほどオホーツク西部が大変大きいと言いましたけれども、むしろインターネットで分布図調べてみますと、SGECの大半がオホーツクにあるというような状況であって、日本だけの組織ですから決して面積は多くないと。であれば、むしろSGECというものがマイナーであるところを利用して、オホーツク材というブランドをSGECの協力を得ながらつくっていくというところまで、オホーツクの林業活性化協議会あたりが働きかけてやっていって、その中で津別がリーダーの1人として引っ張っていけるような形になれればまたいいのかなというふうに思っております。それから、先ほど町長のお話にありました加賀谷さんについては、FSCの認証だけ美幌町のFSCの認証材トドマツの認証を取っているかと思いますけれども、やはり供給量が少なくて、今のところはペイしないという話は私も聞いております。ですから、今の段階でなかなかペイするということは難しいかと思うんですけど、やはり将来に向けてブランド化を推進するんであれば、そうしたような考えでやっていただ― 54 ―ければなというふうに思っております。何と申しましても町有林は約 1,360 万平米ですけれども、民有林につきましては 7,500 万平米ぐらいあると思います。国有林と道有林合わせれば6万平米あるような津別の町ですから、ぜひ森林のブランド化、そして利活用について、今後もいろいろと知恵を絞っていただきたいなというふうに思っております。以下、何かもし答弁があればここで。

答弁 町長 佐藤多一

協議会の中でも、これからいろいろ話されてくると思います。オホーツクの中では、SGECが多分主流になっていくというふうに思います。それが今度、道内の中に道有林だけじゃなくて国有林も一緒に動いてくれるようになってきましたので、そこが広がっていくとかなり規模的には大きくなっていくのかなというふうに思ってます。FSCとSGECどっちがどっちというのもありますけれども、要は環境保全ということも大事な要素でして、今津別町も東京の港区と協定を結んで進めておりますけれども、そこもきちんとした森の管理がされてるという所との市や町とお付き合いをしていくということでありまして、山のない港区のCO2削減の方法として管理されてる所から、材として出されている木材として出されてくるものを建築物として港区の施設の中で使っていくと。そして、外にCO2が出ないように、木材が吸収した分を封じ込めていくというような取り組みをされておりますけれども、それに 40 幾つ全国で協定を結んでおりますけれども、その一翼も津別町としても担っているということですので、そういった環境保全というところもやっぱりしっかり伝えていくということも、経済性だけでどうしてもいくと、金銭の問題にすぐ突き当たってしまいますので、それはもちろん理解はしますけれども、それだけのためにやってるわけではありませんので、このままいくと近い将来、地球は2つないとみんなが生きられなくなるというようなお話もよく聞かされます。そんなことで、環境政策としてもしっかりとらえていく必要があるのかなというふうに思っているところです。

質問 1番 佐藤久哉

森林認証につきましては、一番最初に申し上げましたように、何らかの我が町にとってのメリット、もしくは環境への貢献ということがやはり成されていくべきだと思います、5年間で約 300 万ぐらいのお金が認証制度にはかかっていくわけでございます。5年後にまた継続するときに値があったなと思えるような取り組みを今後も考えていただきたいと思いますし、私も一緒に知恵を絞ってまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。続きまして、地域おこし協力隊制度についてお伺いしたいと思います。既に採用決定して、5名のうち3名が相生ということで、相生のほうは答弁の中にもありましたように、ある程度地域おこし協力隊の隊員がどんなふうにそこで仕事をしていくのか、またどうした目的を持っていくのかということが私も理解できております。相生の振興公社の土田専務にも1年ぐらいかけて豆腐とそばをがっちり覚えてもらって、その後どうするか本人に考えてもらいたいというようなお話も伺っております。ただ、上里のほうが2名配属されるわけですけれども、担当に聞きましても今のところ住居の問題は別としまして、一体朝起きたらどこへ行って活動するのかと。デスクがどこに、デスクはなくてもいいのかもしれませんけども、そうしたことも決まっていない中で、緊急雇用の創出事業の方でも同じような役割があって、少し複層する役割が出てきたのかなと思いまして、その辺の住み分けについてもひとつお伺いしておきたいなというふうに思っております。それから、隊員たちのそれぞれの個性というか人間性がありますので、来てすぐ津別になじむかという心配があるんですけれども、そういったことの心理的なフォロー、カウンセリングですとか、そうしたことがどういうふうに考えられているのか、まずお聞きしたいなというふうに思います。

答弁 町長 佐藤多一

先ほどの森林認証の分については最初にお話されたように、― 56 ―町としてもしっかり取り組んでいきたいというふうに考えております。地域おこし協力隊の関係ですけれども、ここは北海道観光まちづくりセンターに委託をいたしまして、津別町だけではなくて八雲町、それから中川町、木古内町、それから留萌市とこの1市4町で一緒にこの会社に委託をいたしまして、そして応募作業から面接からやっていただいて、そしてそのあとのフォローアップについても、そこの会社で計画が立てられているところです。ちなみに、年度初めの研修といたしましては、全部集まるのは1市4町全部一緒に集まります。それで、6月の 24 日から 26日に年度初めの集中研修ということで開催されるということですけれども、この目的につきましては、地域づくりに参加する1人としての自覚を持って、仲間と連携して苦難を乗り越える一体感をつくることが目的になっておりまして、研修の中では地域づくりに関する基礎知識を得ること、個人のビジョンを明確にすることを目的にするということで、こういう研修が6月の今日は 20 日ですから4日後から始まるということです。そのあと2回目、中間研修ということで、これは 10 月から 11 月に2泊3日で予定されるようですけれども、これも先ほどの5地域の協力隊が集まりまして夏の活動を振り返って自己評価をすると。そして、冬に向けての目標の設定を行うということになってございます。役場との関係につきましては、これは集中研修、先ほどの研修以外に毎月、毎週のフォローアップの対応がございまして、月に1回は研修生の指導と助言を、それから役場との打ち合わせをすることになってございます。それから、毎週電話またはメールで研修生に対して指導、助言を行うということになってます。それから、先進地視察の関係ですけれども、委託期間中に協力隊員に合った視察研修を実施するというふうに聞いているところでございます。そのようなことで、入るとき、それから中間、中間、それから毎月、本人に対しては毎週、そういうことでこの北海道観光まちづくりセンターが対応しながら、それぞれの市や町と、入っている市や町と協議をしながら進めていくということでなってございますので、それにちょっと町がすべてを計画してやるということではなくて、やはりそういう手馴れた方たちの、進めも手を貸していただきながら進めていきたいなというふうに思っているところです。― 57 ―それから、関連してですけれども、相生のほうは明確な感じがするということで議員がおっしゃっておりました。相生の部分について役場の商工観光グループ、それから介護福祉グループ、それから上里の部分については、商工観光グループで3年後、3年経過した後にどのようなことが考えられるかということを、今の時点で想定していることでございますけれども、相生については商工観光グループとしては3年経った後の待遇については、特産品開発など相生振興公社従業員ということも考えられないかというふうに考えてます。それから、福祉、介護福祉グループのほうでは相生の部分ですけれども、3年経過した後の待遇ですけれども、今後の福祉事業をどう考えていくかにももちろんよりますけれども、振興公社、社会福祉協議会等の受け入れも考えられるのではないかというふうに計画しているところでございます。それから、上里につきましては、商工観光グループのほうでは3年後の待遇について、ガイド経験を生かし、ランプの宿森つべつの従業員、あるいはNPO森のこだま職員が考えられるのではないかというふうにしているところでございますけれども、本人がこの町に住む上で何をしていきたいのかということは、本人のイメージやビジョンもあるかというふうに思います。例えば、よその町で喜茂別なんかでやっていましたように、やめるラーメン屋さんの後継ぎに入っていくだとか、さまざまな活動がありますので、そういったことが地域おこし協力隊の中でもお互いに議論というか交流をし合いながら、自分の道筋は決めていくのではないかというふうに思いまして、それは、その結果として、この町にできれば5人の方皆さん住んでいただきたいなというふうに思っております。

質問 1番 佐藤久哉

私たちが人の人生をどうのこうのすることはできませんので、もちろん今町長おっしゃったようなことは、私どもとしてはこういうことを考えてるということであって、来る方がどう考えるか、定住していただけるか、また去って行くのか、そうしたことも私たちが決めることはできないことですけれども、できるなら津別のよいところを知っていただいて、そしてたくさんの交流をしていただいて、その中で町長のいつもおっしゃっている選択的定住民になっていただければ、一番い― 58 ―いのかなと私も考えております。総務省ではこの事業を 21 年度から始めているわけですけれども、最終的に1年間 3,000 名ぐらいの地域おこし協力隊員を全国に送り出したいということで、今現在右肩上がりに伸びておりまして、24 年度で 617 名、そして北海道には 92 名の地域おこし協力隊が昨年は配置されたということでございます。これは、喜茂別の副町長さんから伺ったんですけれども、やはりこちらから声をかけてやることが大変重要であって、特に地域のお年寄りの叱咤激励というのが、いた隊員さんの中では非常に効いたというか、これは喜茂別の隊員さんの声なんですけれども、「言葉だけじゃない信頼環境を得ることの重要さについて学んだ。厳しい言葉もたくさんいただき落ち込むこともあったが、今では集落の方からの言葉が一番真っすぐ心に響く。」こういう感想を述べている方がいらっしゃいますけれども、そうしたように地域の人がたくさんの声をかけてあげられるようなシステム。それから、もう1つアドバイスいただいたのが、自分たちの考えを発表する場を、自分たちの思いを発表する場を与えていくことが地域とのかかわりを強くしていくというふうにお話がありました。ぜひ私もそう思いますのでぜひこのような機会を設けていっていただきまして、彼らにとっていい出会いであったと思えるようにしていただきたいなというふうに思います。私の質問はこれで終わりますが、町長のほうで何か答弁がございましたら、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

おっしゃるとおりでございまして、よく記事にもいろんな本にも地域おこし協力隊のことが載ってまして、同種の発言が地域おこし協力隊の皆さんから出ているのは読ませていただいたりしているところです。また、テレビドラマにもなっておりまして、認知度は非常に高いのかなというふうに感じています。今回採用する方は、20 代が1人でして、あと 30 代が2人、40 代が2人ということになってございまして、このうち相生に入られる方はご夫婦で協力隊員として入られて、そしてプラス別な方が 40 代の方ですけれども、東京からこれも女性の方、非常に元気がいい方というふうに聞いております。たまたま名前が森川理香さんという名前で、あれどこかで聞いたことあるなって名前だったんですけれども、その方がご夫婦1組と、― 59 ―それから女性の方3人が相生に入られると。それから、上里は既に 20 代の方が、これはご夫婦でして奥さんが看護師さんであると。正看の方だということですけれども、これはだんなさんが協力隊員ということで、奥さんと一緒に引っ越しされて来るということです。それから、上里にもう1組ですけれども、この方もご夫婦なんですけれども、外国人の方でしてモンゴル出身の方が来ます。奥さんは日本人なんですけれども、その方は中国語も話すというようなこともありまして、モンゴルのこちらで言えば教育大学を出た方で 30 代、間もなく 40 になろうとしてますけれども、お腹の大きくなった奥さんと一緒にこちらのほうで、上里で働くということになりましたので、これは皆さんそれぞれ面接の資料等々見てますと個性の非常に高い方たちですので、ぜひ地域になじんでいただいて、また、地域の方たちも積極的に交流、声をかけていただいて、この町にまた新しい風を吹かせてもらえればなというふうに思っています。以上です。

出典:津別町議会 平成25年第5回定例会 2013年6月20日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる