みんなの議会

津別町議会 平成23年第3回定例会 2011年3月16日

町政方針(国民健康保険制度の広域化・TPPなど)について

2011年3月16日、津別町議会の一般質問で、茂呂竹裕子議員が「町政方針(国民健康保険制度の広域化・TPPなど)について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
茂呂竹裕子 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 3番 茂呂竹裕子

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に沿って一般質問をさせていただきます。まず第1に、町政方針について3点伺います。一つ目の国民健康保険制度の広域化についてですが、菅内閣は国民健康保険の広域化のために昨年5月、広域化に向けた厚生労働省保険局長通達を出したそうです。この通達は、広域化等の支援方針として一般会計繰り入れによる赤字補填分については保険料の引き上げ、収納率の向上、医療費適正化の推進でできるだけ早期に解消するよう努めることと指示した内容です。これはつまり国保料を値上げし、払えないなどと言わせず払わせ、病院の受診を抑え― 9 ―て赤字を防ぎ、繰入金を早くやめなさいということです。津別町は、低所得者の多い町です。そのために町はこの5年間を見ても一般会計から毎年 8,000 万円から 9,000万円を超える繰り入れをしてきています。また、その年によってばらつきはありますけれども、約 700 万円から 6,000 万円、毎年、基金を取り崩し町民負担の軽減を図っています。こういう町の努力を厚労省はやめろと言っているのです。繰入金をはじいてみたら1人当たり約4万円です。これをなくすというのです。全国では既に値上げをして繰り入れを減らし始めた自治体や、収納率を上げるために年金や学資保険まで差し押さえ、凍結で自殺者や餓死者まで出ていると聞いています。国の方針に従えば、今でも高い国保税を払うに払えない人がおりますけれども、このように困窮している人から過酷な取り立てをし、命を守るための健康保険が絶望の末、命を絶つ結果になりかねない、広域化された後期高齢者医療制度は今年も保険料の値上げが決まっております。一方で病院へ行けば保険料に跳ね返ると、そういう仕組みのため、受診抑制があると疑われています。また、広域化したとしても国庫負担を増やさない限り早晩行き詰るとの見方もあります。町長は、国保の広域化をどのように受け止められているか、お考えをお聞かせ願います。次に、菅内閣が参加を目指しているTPPについてお尋ねします。昨年 12 月議会でもTPPによる影響は、農家の7割に 34 億 2,000 万円と試算されている。地域経済、地域崩壊の危機にある今、町として何らかの行動を起こすべきではないかと質問したところ、町長は今後の政府の動きに注意し、農協、農業委員会と協議し、やるべきときが来たら対応したいと答弁されました。先日の町政方針では、国は日本の農業が壊滅的な打撃を受けることが予想されるTPPへの参加を目指し、既に日豪EPA交渉を再開したところですというふうな記述がありました。TPPに対する町としての意志は感じられませんでした。菅内閣は6月にTPPに参加するかどうかを決めると言っています。TPP問題が出て以来、道内各地で、特に十勝地方などは連鎖的に町を上げての反対集会やセミナーを実行しています。過日、日本医師会が国民皆保険の崩壊や混合診療の解禁、医師や看護師の不足などの懸念からTPPに反対を表明しました。このようにTPPの本質が明らかになるにしたがって、これは一次産業だけの問題ではない、食の問題ではないという理解が広まり、世論も反対の方向に動き始めて― 10 ―います。菅内閣のTPP参加を断念させるためには、もう一回りの反対世論の広がりが必要です。町を上げての取り組みを関係団体と計画すべきではないのでしょうか。次に、下水道使用料改正の検討についてですが、自主自立を決めた直後の上下水道運営審議会では、私も運営審議会の委員の1人として参加をしておりました。上下水道料の改定について審議した結果、上水道を 2,100 円に上げると。しかし下水道料については家庭への影響を考え、据え置きした記憶があります。5年ごとに見直すというふうになっていましたから、今年度上下水道運営審議会に検討をお願いすることは承知していますが、町は値上げの方向で検討するのか、そうであればその要因は何かお聞きしたいと思います。以上3点よろしくお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

〔登壇〕 それでは、茂呂竹議員さんから3点ご質問がございましたので、お答え申し上げたいというふうに思います。まず、国民健康保険制度の広域化の関係でございます。今ご質問の中にもありました厚生省保険局長通達がございます。これは昨年の5月に出されたものでございますが、その内容を簡単に申し上げますと、この通達が出る前の国会で可決されました医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法の一部を改正する法律というのが可決されまして、それに対する具体的な取り組みに向けての通知ということになってございます。それまでは医療費が著しく多額である市町村を指定いたしまして、安定化計画を策定するというふうにしておりましたけれども、これを廃止いたしまして、かわりに保険料軽減のための措置等の一つといたしまして、都道府県が市町村に対して広域化等の支援方針を定めることができますよというふうにしたところでございます。この通知は都道府県の取り組みに対する地方自治法に基づく、いわゆる技術的援助の意味合いといたしまして、広域化等支援方針策定要領というものをつくりまして通知をされたものでございます。この要領の中で議員がご指摘の部分につきましては、国民健康保険事業の運営の広域化、または国民健康保険の財政の安定化を図るための具体的な施策という項目がありまして、その中のまた都道府県内の標準設定というの― 11 ―があります。さらにそのまた細部にわたりまして赤字解消の目的年次というのがうたわれてございます。具体的には、ここで繰上充用分の計画的な解消をすべきであるということ。それから一般会計からの法定外繰り入れによる赤字補填分については保険料の引き上げ、それから収納率の向上、医療費適正化等を進めて、できる限り早期に解消することというふうにされてきたところでございます。これを受けまして、昨年の 12 月に北海道国民健康保険広域化等支援方針というのを道が策定したところでございます。これを見ますと、北海道の国民健康保険の状況につきましては 3,000 人未満の小規模の保険者、これが多くて高齢化が進んでいるということで、3,000 万未満の保険者は半分を少し超えているという状況になってございます。そして一人当たりの医療費、医療諸費ですけれども、全国の 1.16 倍、そらから入院診療費は全国の 1.32 倍、医療費が著しく多額である指定町村、先ほど言った部分ですが、これが平成 22 年度で15 市町村で、全国の 15%を占めているという状況になっております。保険料につきましても道内では年々増加し、最高額と最低額では2倍以上の開きが出ているという状況になってございます。そこで道の支援方針の中で、収納率の向上と医療費の適正化を重点にいたしまして、具体的には今道内に3つの広域連合がございます。有名なところでは北町長のところがありますけれども、そういう3つの広域連合がありますけれども、こうした新たな広域連合の設立をする場合、関係市町村間の調整を行って、そして道としても調整交付金により支援しますという内容です。それから、滞納整理機構というのが道内に6つございますけれども、こうしたものを設立する場合には支援をするという内容でございます。それから保険料収納向上対策では、国の普通調整交付金の減額措置の基準となる、この収納率、この何%以下になると調整交付金を減額しますよということになりますけれども、これが 92%未満というふうになっておりますけれども、こういう収納率を基準として目標を設定するというようなことがさまざま書かれているところでございます。これを受けまして津別町の対応でございますけれども、道の支援方針自体が期間を 25 年の3月までというふうにしてございます。この間に広域化ができるかどうかというふうなことですけれども、近隣市町村において急激な動きはございませんので、ないというふうに見ておりますので、現時点で津別町がどこかの市や町と一緒に広域化を進めるという予定はございません。― 12 ―それから、2つ目には国保財政の運営に関しましては、議員もお話の中で出ておりましたが、基金の活用も含め大体津別町8万円台の前半の保険料をずっと維持してきています。1人当たりの調定額は道内では下のほうになりますし、そしてまた徴収率も先ほど 92%以下というふうに言いましたけれども、津別町は 98%現年度分で超えているということで、こちらのほうは道内では相当高い位置にあるという状況になってございます。しかし今後の状況ですけれども、新年度予算の提案説明でもいたしましたが、中長期的に見て厳しい財政運営が続くものというふうに予想されますので、さらに財政健全化、あるいは医療費適正化、保険税収納率の向上、適用の適正化、こういったこと、さらに今進めております生活習慣病の予防対策、こういったものに取り組みながら国民健康保険事業の安定の確保、健全財政の維持を図っていきたいというふうに考えているところでございます。そして、国保運営の広域化と、これに対して実は全国の町村会で意見を取りまとめているところでございます。高齢者医療制度改革会議、ここが高齢者のための新たな医療制度についてというのが最終答申出されましたけれども、この中に第2段階として、全部の年齢で都道府県単位で行うべきだというふうなことが出ています。今後地方6団体も含めまして、国と地方において制度のあり方をめぐって、議論がこれから進むということが想定されておりますので注意したいというふうに思います。先ほどの全国町村会の国に対する要望でございますけれども、つまりこれは我々の意見ということにも同じ意味をもってございます。一つは市町村国保を都道府県単位に広域化する場合は、制度の運営の責任は都道府県が担うことという主張を全国町村会としては地方6団体の中の一つですけれども主張しているところです。ただ、これに対しては知事会のほうでは、これは都道府県が制度の運営責任を持つということではなくて、今、後期高齢者でやっていますように広域連合でやるべきではないかという主張がありまして、この辺は今、まだこれから議論になってくるのかなというふうに考えています。それから、全国町村会として保険料の負担は現行水準を維持してほしいということ、それから、町村の財政負担及び事務の負担、こういうことが増加しないように配慮することということです。それから、新制度の移行にあたっては十分な準備期間を設けてほしいというふうなことで、こういったことをまだほかにもあり― 13 ―ますが、表立ってはこういうことを中心に全国の町村会が意見を取りまとめまして、国に要望しているということでございますので、御承知をお願いしたいというふうに思います。それから2つ目のTPPの関係でございます。これまで管内の集会等の状況をお聞きしますと、私もずっと参加して観客といいますか聞きに行って来たのですけど、1月 22 日に北見市で、きたみらい農協区域で実行委員会を形成いたしまして、テレビでもよく出てきております東大の鈴木先生を招いて、「食と地域の未来を考えるセミナー」というのが芸文ホールで開催されましたけれども、それが北見市で開催されております。それから1月 30 日には、小清水町のJAが中心に町民の勉強会を開催しております。それから、ご承知の3月3日には美幌町で町民セミナーが開催されているところです。それから本日、訓子府町で町民集会を開催されるということでございます。4月には清里町で同様の集会が予定されているというふうに聞いているところでございます。津別町のこれまでの取り組みを振り返ってみますと、11 月 27 日に議員も参加されました網走市でのTPP参加反対の総決起集会に参加してございます。その後 11月 29 日は、この議場におきまして臨時議会が開催されまして、TPPなど国際貿易交渉に関する意見書ということが採択されたところでございます。その後、JA北海道中央会が反対署名、これをお願いしたいということで農協を通じまして署名活動が始まりまして、2月 26 日現在で町内では 1,119 名の方が署名を行っているというふうに聞いてございます。それから2月 24 日には私のほうに北海道の農民同盟が見えられまして、拙速なTPP交渉参加断固反対の団体署名、津別町長としてこれをお願いしたいということで、これに署名をいたしているところでございます。今後の取り組みでございますけども、こういう動きの中で、先の昨年 12 月の議会で一般質問を受けたところでございますけれども、今後、全国、全道、オホーツク管内の動きと連動して取り組みたいとお話をしたところでございまして、今回お配りしているペーパーもあるかと思いますけれども、3月の 23 日、来週、実は町、農協、それから農業委員会、農民同盟、商工会、建設業協会、それから林協、こういったところ主催、共催といたしまして、中央公民館で6時から「TPP参加の影響と暮らしを考える町民集会」というものを計画いたしておりまして、情勢報告等をJA北海道中央― 14 ―会の山田北見支所長からお話を伺うという段取りは進めておりましたところですけれども、今回こういった地震のこともありまして、今回延期をさせていただきまして今日オホーツク版の道新の記事にも載っておりましたけれども延期をいたしまして、これはやめたということではなくて、新たな時期を見てこの集会を開催したいというふうに考えておりまして、そのときには先ほどの署名のお話もしましたけれども、その部分の追加の署名も進めていきたいというふうに考えているところでございます。それから、最後の3つ目の下水道の料金改定の関係でございます。今の上下水道の料金につきましては、平成 18 年の 10 月に上下水道運営審議会の答申を受けて決定したものでございます。それまでの上下水道の料金といいますのは、上水道は 15 年間、下水道は供用開始から 18 年間、個別排水は 11 年間ずっと据え置いたままとなってございました。そんな中で、下水道料金に関する答申でございますけれども、議論の中では汚水処理費の全額を使用料に添加するということではなくて、そのうちの維持管理経費について使用料で全額賄うべきではないかという答申を受けたところでございます。しかし、一度に値上げをするということではなくて、最終目標を 10 年後というふうにいたしまして、その 10 年後が平成 29 年になるわけですけれども、そこに達するまで5年ごとに見直しをしていくということにしたところでございます。また、個別排水の使用料につきましても、下水道使用料と同じく5年ごとに見直しをしようというふうにしたところでございます。その5年ごとの1回目、それが平成 24 年度になるわけですけれども、その前年度であります 23 年度に検討を行おうというものでございます。検討の内容につきましては、今の経営状況の分析でございます。それから2つ目には周辺市町村の料金体系がどのようになっているかということ。それから3つ目には、今後の事業推進による収支の健全化と経営の安定ということで、この3点について今年度審議会の中で議論をしていただこうというふうに考えているところでございます。平成 21 年度には、御承知のように津別町下水道中期ビジョンというものを策定してございます。これによりますと、平成 24 年度には 13%、そして平成 29 年度には 12%のアップを見込んで財政シミュレーションを策定して中期ビジョンを皆様にお配りしているところでございます。― 15 ―いずれにいたしましても、時期がきましたことから上下水道運営審議会に答申をいたしまして、前回と同様に年大体 10 回程度審議をしておりますけれども、その程度というふうになると思われますので、予算的にも 10 回の予算を計上したところでございます。なお、現在の審議会の委員が、任期が今月末というふうになってございますので、議員の選出委員を除きまして、今ずっとほとんど当時の委員が在籍しておられますので、過去の経過を承知しているということもありますので、できるだけご都合もあるかと思いますが再任をお願いしながら、この1年間上げるべきかどうするかということも含めて、資料もしっかり町のほうで出しながら議論していただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。

質問 3番 茂呂竹裕子

ただいま町長にご答弁いただきました。国保のことについてはまだ時間があるというふうにおさえました。また、津別町の国保については収納率もよいし、負担は全道的に見ても下位のほうだということなのですが、しかし、実際に町民の方たちは、よそと比べるということはありませんので、やはり負担感が非常にあるのです。実際に津別町でも資格証明書、短期証を発行されている家庭もありますので、そういうところから見ると、これ以上の負担はもうできないというふうに考えている人が多いと思います。広域化については、町村会が広域化の場合は都道府県が保険者となれとか、負担は現行よりも上げるなということだと思うのですが、あと事務量を増やすな、それから準備期間を十分に、これは本当に納得のできる要望だと思いますので、ぜひこの線で進んでいただければと思いますけれども、実際に道がやるようになれば、法定繰入金なり法定外繰り入れで実際に負担をさせないように取り組んできた、そのことがなくなるとすれば、これは道だってやっていけなくなるのではないかというふうに思います。過去には 1984 年に国の負担が定率国庫負担といっていましたけども、それが 45%から 2008 年には 38.5%になったと。そしてまた津別町でもやっておりますけども、さまざまな軽減策も国が面倒を見ていたものを見なくなった、道も援助の手を引っ込めたというようなことで、大変市町村の国保会計は― 16 ―苦しい立場に追い込まれていますし、町民も負担増にあえいでいるというような事実があると思います。広域化がされると町民の健康とか生命が手厚く守られるのかというような観点がどうしても必要ではないかというふうに思います。早期診断、早期治療によって財政も健全化するというふうに思うのですけれども、それがなかなかしづらくなる、そういう方向には、ぜひ持っていってほしくないというふうに思います。この1年間、国に対して札幌市議会をはじめ全国的には 150 の議会から保険料の負担はもう既に限界にきているとか、あるいは国民健康保険を社会保障として存続させるためには国庫負担の増額をしてほしいとか、国庫負担率を 1984 年以前に戻せというような意見書が 150 通上がっているということです。先日の予算委員会でしたか、私ちょっとちらっと見ていたときに、菅首相は国会の答弁で国保の負担は重いというふうに答弁されていましたので、それは本当に今がチャンスというふうに思うのです。民主党のマニフェストにも国保には 9,000 億円入れるというようなマニフェストがあったと思うのですけども、やはりこれは国庫負担を入れる以外には道はないのだというようなことが、今どんどん明らかになってきているというふうに思いますので、町長さんも町村会などを通じて、ぜひ町民の負担増に歯止めをかけるようなご発言をぜひしていただければというふうに思います。それからTPPですが、今朝、私も道新を読みまして困ったなというふうに実は思ったのです。先ほど議長から経過をちらっとお聞きしましたので、こういう国民的な大災害のときに小さな津別町が今TPPの集会をしましたというふうに新聞には取り上げてもらえるかどうかというような面からみても、今ちょっと適当ではないのかなというふうにも思いますが、しかし残念です。しかし、14 日の議運の委員会で、やるのだということを私初めて知りまして、やっとやるのかというふうに思ったのですが、しかし、今回の取り組みがまだまだ私が 14 日に知ったということは、そんなに町民の皆さんも知られていない、昨日も私歯医者さんである方に会って、TPPの集会 23 日にするそうですねって言ったらぜんぜん知らなかったようです。そういうPRというのもまだされていないということで取りやめられたのかもしれませんけれども、延期ということですので、時期をみて必ずやっていただけるというふうに思います。主催者とか共催者団体とかいろいろありますけれども、やはりもっと多くの団体、例えば― 17 ―自治会連合会だとか老人クラブ連合会だとか、あるいは女性団体なんかあると思うのですが、あるいは労働組合ですね、連合などの労働組合にもご協力をお願いして幅広い集会になるような、そういう取り組みをしていただければというふうに思います。震災で今大変な混乱の中ですが、内閣があきらめたと言うまで手を緩めないということが大事なのではないかというふうに思いますので、こちらの辺もよろしくお願いします。それから、下水道料、私はすぐ値上げに対してピンと反応するほうなのでちょっとピントがずれているのかなというふうには思いますが、しかし値上げの方向でやっていくというのはもう決まっていることですので、本当に 29 年、13%、12%次々上げていくことが本当にいいのかどうなのか、その辺をぜひ町のほうで分析していただいて、審議会に提案していただきたいというふうに思います。今最低でも 10 トンの水と下水道使用料を合わせると 3,760 円でしたか、3,670 円でしたか、2,100 円と 1,660 円ですよね、この負担感というのは町民の、ことにお年寄りの低年金の方たちは使わなくても使っても黙っていて払わなくちゃいけない金額なので、非常に率としては大きいというふうに認識していただきたいのです。ですから、例えば区分を変えるとか、水道の区分、例えば5トンとか8トンなんかで一回区切って料金を設定している町も私も2年ほど前に調べましたら大体そういうところも結構ありましたので、一律 10 トン幾らと使わないお水までの分を払わせるのではなくて、それこそ節約ができるようなところで一回区切っていただければというふうに思っていますので、この際お願いしたいと思います。終わります。

答弁 町長 佐藤多一

国保の関係ですけれども、徴収率が津別町の場合、非常に高い徴収率、これは現場の職員が非常に頑張っているというのがあります。頑張れば頑張るほど非難もまた出てくるという、そういうこともございますけれども、これは本当に困っている場合はちゃんと相談を受ける、そして減免をする制度もありますので、それはしっかり進めてまいりたいというふうに思いますし、そういう方はやはりなかなか黙ったままというようなことがあっていろいろトラブルも出てくるかと思います― 18 ―けれども、双方でやはり制度の説明もして、そして支払がかなりきついという場合は受けられる制度をちゃんと活用できるように進めていきたいなというふうに思っているところです。広域化は、これは私も含めて制度そのものは賛成をしております。大きな規模でやっていくという、この小さな保険者が、私が津別町の健康保険の保険者になりますけれども、それが人口減少して、そして高齢化が進んでいくという中で、その先国保の料金を上げていかないと成り立っていかないということは目に見えておりますので、それは大きな組織というか大きなグループの中で共同でやっていくというようなことがどうしても必要になってくるというふうに思いますので、ただ、そのときに先ほど申し上げましたように幾つか問題もありますので、それは国等々にもしっかり要求、要望をしていきたいというふうに考えているところです。一般会計からの繰り出しが、津別の場合は法定外のものは出しておりませんけれども、苦しい町村20 年度 26 ほど道内で赤字になった町村があると聞いておりますけれども、一般会計から法定外でどんどん繰り出しをしていくというようなことでございます。そうなれば、一般会計のほうでやるべき事業が相当圧縮されてくるということもありまして、その辺もしっかり大きな枠の中でできるように要望してまいりたいというふうに思っているところです。TPPにつきましては、12 月に一般質問を受けましてから、こちらのほうもいろいろ特に農協、そういったところとも協議を進めてまいりまして、段取りもできまして、講師も決まって、これからチラシも含めてというふうに考えていたところですけれども、こういう不測の事態が起こりましたので、ここで今あえてするのではなくて、落ち着いてからやろうということにしたいというふうに思いますので、この辺はご理解をいただきまして、時期が来ましたらまずはしっかり勉強的な意味合い、それを含めてやっていくと、1回ということでは特に考えておりませんので、これは勉強会的な要素で、そしてまたさらに大きな集会等が状況によってはあり得るのかなというふうに思いますので、とりあえずは皆さんとTPPをこの町内で考えていくという集会にしていきたいなというふうに考えているところです。それから下水道の部分につきましては、これは区分の問題も出ましたけれども、それらも含めて方針が出ておりますので、再びそのまま今状況として5年を経とうとし― 19 ―ているときに、もう一度状況を下水道の運営状況だとか、細かな資料を出しながら、そして中期ビジョンともすり合わせながら、どうなのだろうかというようなことを審議委員の皆さんに議論していただくと、これはこちらから答申するということになりますので、こういう方向で答申してくださいと言いますか、値下げの方向でやってくださいとか値上げの方向でということではなくて、その時期が決められた時期がやってまいりましたので、改めて、ではその5年間でどんな動きがあったのかという詳しいものを出して、そこでまた 10 回程度ということになりますと相当ご苦労をかけることになるかと思いますけれども、議論をしていただいて、その答申を受けてまた判断をしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 茂呂竹裕子

国保については今町長さんのおっしゃることもよくわかります。しかし現実に高くなっていくというような情勢がどこにでもあるのですが、津別はまだ法定外繰り入れをしていませんので、法定内で、それでも 9,000 万円のような毎年、毎年繰り入れをしているわけですけれども、それでもやっぱり町民は負担感があるということをぜひお考えいただきたいのです。税金ですから払わないわけにいかないです。ですから先に払うというか、その分を見越した暮らし方をする、ほかを削りながらやっていくということですので、その辺やはり現役で働いておられる方やお金持ちの方たちとは違う苦労をされるということ。それから上下水道についても同じようなことで、私は安易な値上げということはないと思うのですが、上げると決めているのだから上げるのだという、ようなそういう考えではなくて、情勢を見て町民の実態を見た考え方を示していただければというふうに、これだけお願いして終わります。

答弁 町長 佐藤多一

上水道といいますか、上下水道の部分だとか、それから国保の部分につきましても運営審議会というのをそれぞれ持っています。ということは、町が勝手に幾らにしますというふうに直に皆さんに提示をして、皆さんがここで議論していい、悪いということで賛成、反対で決めるという前に、そういう町民集団組織をつくって、そこで検討していただくという組織をつくってございますので、もちろ― 20 ―ん町としては、こうなりましたのでどうですかということで、そこで議論をして、そしてそれは町長こうじゃないでしょうかというものが出て判断をするということになると思います。それを皆さんにまたご提示をして、それでいいかどうかということがここで決められることになりますので、審議会の中で国保の運営審議会もありますし、それから上下水道の運営審議会もありますので、そこでしっかりとした検討がされるよう、しっかりした資料も出していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 平成23年第3回定例会 2011年3月16日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる