津別町議会 平成23年第3回定例会 2011年3月16日
町営バスの集落運行のフリー乗降について
2011年3月16日、津別町議会の一般質問で、谷川忠雄議員が「町営バスの集落運行のフリー乗降について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 谷川忠雄 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 2番 谷川忠雄
〔登壇〕 それでは、先に通告の質問を町民の方の声を踏まえて1点に絞り質問しますので、簡潔で前向きな答弁をお願いいたします。町営バスの集落運行にフリー乗降を補強検討しては、ということでございます。町政方針に安全・安心の町づくりと、防犯では犯罪の起きにくい・起こしにくい地域社会づくりを目指すとあり、近年地域公共交通活性化と再生事業計画が策定されたところであります。また、町営バスの利用も毎年漸減の傾向にあり、バス利用の大半は車に頼れない交通弱者である徒歩難渋の通院等の高齢者や、通学生の必須・重要な足となっております。しかし、近年特に憂慮をすべきは、全国各地で凶悪な犯罪が多発しており、本町も例外でなく通学路線で女子学生の暗がり下校に、不審車両、待ち伏せ車両等の追いかけ等の危険があったとの話も聞いております。このような不穏な犯罪兆候は何かあってからでは遅く、危険回避のため路線の安全性が何より求められると思料するところです。― 72 ―もって、利用住民の利便性と犯罪等の未然防止の観点及び運行路線の利用人数も特定少数なことを加味し、住宅の道路出口、通行路線の線路上ですけれども、フリー乗降を全町の総合的な観点から補強検討し、町民の大切な足である町営バスが高齢者、障がい者、通学生等々の利便が増し、喜ばれ、バス運行の基本目標である交通弱者に優しく、犯罪の起きない町づくりを目指すべく、町の早め対応が切望されるところです。また、停留所停車とフリー乗降の併用も可能というふうな話も聞いておりますので、申し添えておきます。もって、関係機関との早期の協議等行い、適期を見極め、なるべく早く移行すべきでないかというふうに思いますので、提言を含め考え方を伺います。対象路線は、相生開成線を含む集落全線でございますけども、鋭意検討され熟慮されるよう質問いたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
〔登壇〕 それでは、谷川議員から町営バスの集落運行のフリー乗降についてのご質問がございましたので、お答えしたいというふうに思います。まず、このフリー乗降、これに法律の規制があるかどうかということなのですけれども、これは一言でいいますと法律の規制はありません。ただ、交通安全上、十分配慮する必要があるということで、警察機関からの指摘があるということでございます。これ、仮に実施するということになりましたら、津別町にもあります地域公共交通会議、ここで協議を行いまして、各関係機関の了解を得て、交通安全に配慮した運行をするということで進めることは可能でございます。今管内でのフリー乗降の実施状況につきましては、湧別町の町営バス、ここは地元の運送会社が指定管理者となって8路線運行しているのですけれども、ここがこの4月からこのフリー乗降、これを実施するということでありまして、地元の地域公共交通会議、これは支庁もいろいろ入ってくる会議ですけれども、ここで了承されたということで、近くチラシで周知をするというふうに聞いているところです。そのほかに網走バスが降りるのみということで、湧網線、あるいは斜里線などで市街地はやって― 73 ―おりませんけれども、網走の市街地は除いての区間ですけれども、それぞれ降りる部分のみ、この湧網線と斜里線で行っているというふうに聞いているところでございます。町の路線バスとスクールバスの関係なのですけれども、御承知のように混乗スクールバスも町の中を走っておりまして、スクールバスについては恩根二又線、これは路線沿いに停車場というのはありません。路線沿いの住宅の取り付け場所が乗降場所というふうになってございます。二又線ですけれども、ここは保育園児が多いのですけれども、この二又線は道道の陸別津別線、ここの道幅が狭いため安全を考慮いたしまして、乗降については自宅の敷地内で行っています。いわゆるドアツードアという状態になってございます。そういうふうな混乗スクールバスは、扱いとしてはそんなような形になっております。上里線については、停留所前から自宅前の距離が非常に短いということもありまして、そのまま今やっておりますけれども、この路線につきましては、津別町の公共交通連携計画の中長期目標の中では、混乗スクールバスということで、恩根二又だとか、そういったところと同じような方向を今検討を進めるということになっておりますので、状況としては同じふうになっていく可能性が強いということであります。あと相生線、あるいは開成線については、それぞれ停留所で乗り降りをするという状況になってございます。路線バスへの導入にあたっての留意点ということなのですけれども、もしやるとすれば、この路線バスの主要な箇所には御承知のようにバスベイが設置されています。停留所の利用者のこれは安全と車両の安全が確保されるという目的から、こういう設置をされているところでございます。フリー乗降をこの路線でした場合、後続車との接触事故に十分注意しなくてはなりませんし、それから導入する場合のどこの区間、そして降りるのみにするかどうかということなど、そういったことも検討が必要になってくるだろうというふうに考えています。それから、こういう一部の区間で実施した場合、当然今度は市街地の方たちのほうから市街地内の路線においても、停留所に遠いからということで新設の希望が出てくる可能性もあります。こういったときにどうするかという問題もいろいろ出てくるかと思いますので、この辺もしっかり留意しておかなくちゃいけなのかなというふうに― 74 ―考えているところです。今後の方向なのですけれども、湧別町が先ほど言いましたようなことで実施するということですので、この例も参考としまして、乗降状況、フリー乗降による交通安全上の影響などから実施可能かどうかというのをこれから検討してまいりたいというふうに思います。なお、まだこの件につきましては、当然一般質問ですので、運転乗務員との意見交換だとか、協議というのは一切しておりませんので、実際にハンドルを握る人たちがどういうふうなフリー乗降に対して、考えを持っているのかということも十分聞きながら、やる場合は進めていく必要があるなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 2番 谷川忠雄
大体簡潔なお話があったというふうに思いますけども、フリー乗降については、言われたように交通安全の問題が一番やはり要求される部分だし心配されるところだということについては承知をしております。これに当たってはいずれにしても、警察協議をしなきゃならないというふうなことで思っておりますけれども、特に集落の中でも二又含む集落3線は、大体言われたようなことかなというふうに思うのですけれども、特にやはり交通頻度の高い相生線が一番やはり交通安全上の一番の心配の種かなというふうに思うのですけれども、やはりいろいろ問題は抱えているというのは承知しているのですけれども、やはり暗がりでやっぱり危ない目に遭っているというふうな話も聞いていますので、この辺はやっぱり事故があってからではお役所は、特に何かあってから腰を上げるというふうなことで、津別は違うと思いますけども、そういうふうなことをやはり町の方にも早目にお伝えしたり、中身は聞いている部分はあるかもしれませんけれども、そういうふうなことを含めて十分総合的に話もされて、場合によっては民間バスもフリー乗降しているところも網走バス言っていましたけれども、北見バスあたりもしているのかなというふうに思うのですけれども、その辺は定かに確認したところではございませんけれども、そういうふうなところを総合的に検討いただいた中で、我々も国道幹線については、バスベイや何かについても見て来ましたけれども、特に交通上の問題含めて通学生も2年たち、何年たつとやはり対象者がバスベイに近くなったり、場合によっては 300 メートル、500― 75 ―メートルはないと思いますけれども、300 メートル前後歩かなきゃならないと。自分の自宅の入り口入れば、比較的安全ラインなのですけれども、やはり幹線上でやはりいろいろ問題になる場合は、例えば何か月もそういう乗り降りを十分調べた上で、やはりいろいろ問題に及ぶというふうなことや何かが、ほかの例でもいろいろ我々も聞いているところでございますので、その辺のところを含めて検討しながら、やるのであれば1年ぐらいの期間をおきながら、十分に検討や何かをいただきたい。ちょっと運転手さんの話もしていましたけれども、運転手さんとの話もそれは当然話の中身の中では、それは踏まえなきゃなりませんけれども、やはり一番の焦点は町民でないかなというふうに思っていますので、その辺のところを含めてよろしくお願いしたいというふう思います。大体、そんなところについてちょっといろいろありましたら、お話を伺いたいというふうに思います。
答弁 町長 佐藤多一
今谷川議員のお話で安全・安心の部分で、強調されておりまして、確かにそういうことは聞いたりしたことはございます。見守り隊とかいろいろありますけれども、登下校等々が中心になっておりまして、そういう少し離れたところで乗車したり降車したりするときに、そういうおかしな輩の者が出て来るということは可能性といしては十分考えられますので、この辺のことも十分考えていかなくちゃいけないのかなというふうに思うところです。今現行の制度の中では、フリー乗降ということはないのですけれども、降ろすことだったり乗せることは、津別町の町営バスの設置及び運行管理に関する条例の施行規則の中にありまして、ここには乗務員がやむを得ない事由があると認め、停留所の中間において利用者を乗車もしくは降車させたときはということでありまして、そういうやむを得ない事情があるときは乗車、降車というのは停留所と停留所の間で乗り降りができるということで、そのときの運賃はどうなるのだという規定も当然載っているわけでございますけれども、そんなようなことでありますので、これからできる限りできる方向で交通の会議にもかけていきたいというふうに思います。管内的には、調べた範囲では網走バスのみというふうに聞いております。で、今回、― 76 ―プラス湧別の町営バスがそれに入ってくるというようなことでございます。道内的にはもう少しあるかと思いますけれども、管内ではそのような状況というふうに聞いておりますので、これからちょっと検討をさせていただきたいというふうに思いますし、また運転手さんもやっぱり現場でいろんなケースがよくわかっている部分があると思いますので、それらも踏まえて実際の現場の職員ですので聞きながら、決める上では参考意見を出してもらいたというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。
質問 2番 谷川忠雄
1点だけ絞りまして最後確認をさせてもらいたい。要綱等で乗務員がやむを得ないときにはというふうなことでございますけれども、例えば、やむを得ないというふうに判断した場合は、どこででも例えばある程度降りられたり、それが日常常態化した場合については、そんなことは多分だめなのだろうというふうに思うのですけれども、乗務員判断で結局相生沿線でも何人もいないと思うのです。5人だとか何人だと思うのですけれども、それが可能であればそういうふうなことを生きた要綱運用でやってもらえれば、利用者の方も非常に町なりバスに感謝するような形になるというふうに思いますので、最大限いい運用を図ることも含めて検討いただいて、あとはダイヤの大幅な改正やなんかもそのうちあるのかもしれませんけれども、民間移譲の問題もいろいろ何か論議になっていますけれども、それらを総合的に重ね合わせた上で検討いただいて、なるべく町民に喜ばれる運行をしていただきたいなということだけ言いまして終わりたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今谷川議員さんおっしゃられましたように、これから地域公共交通を順次検討し直して行くということになっておりますので、その中で相生線をどうしていくのかという問題もありますので、そこでそういう問題も絡めて議論していきたいというふうに思います。停留所というのはやっぱり必要であるからあるわけでして、そこが料金設定の基盤にもなっているわけでして、何のために停留所があるかというのはそれなりの意味があるわけなのですけれども、これを動かすということもあるでしょうし、それから、― 77 ―全く違う方向といいますか、例えば混乗スクールバス等々になれば、またすぐ目の前で乗り降りができるというようなことも中には出てくるかと思いますけれども、いずれにしましても、全体の公共交通計画も頭に入れながら検討してまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。