みんなの議会

津別町議会 平成22年第5回定例会 2010年6月28日

全国学力・学習状況調査の結果について

2010年6月28日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「全国学力・学習状況調査の結果について」質問し、教育長 阿部博道、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
篠原眞稚子 議員
答弁者
教育長 阿部博道、町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 篠原眞稚子

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告した件につきお尋ねします。自主・自立のまちづくり検討以降、たびたび耳にする協働のまちづくりは、少子高― 32 ―齢化、インターネットの普及に代表される高度情報化、あるいは地方分権、財政の悪化や町民サービスの多様化など、町を取り巻く状況はめまぐるしく変化し、これに対応するために町民一人一人が主体的にまちづくりに参加するため、基盤を整え、町民と行政が信頼関係に基づくまちづくりの共同体制を築き、さまざまな課題に取り組むことが大切ではないでしょうか。そこで、協働のまちづくりを推進していくため、町民税1%を上限とした公募型補助金制度の導入はできないか。また、次世代を担う中・高生が誇りを持って生活をしていくためにも、まちづくりに参加する仕組みをつくることができなかお尋ねします。次に、全国学力・学習状況調査の結果についてですが、過去行われていた、これは1960 年から 1964 年まで実施され、それは学校や地域間競争が過熱した等、いろいろな理由があって5年間で中止されました。その後、学校が5日制になり、ゆとり教育で学習内容が3割削減されたことなど、近年は学力低下が問題視され、文科省は 43 年ぶりに現在の全国学力・学習状況調査を実施しました。2007 年と 2008 年には愛知県の犬山市のみが参加せず、他の公立小中学校は、全校で実施されました。また、今年度は抽出校と希望校での実施になり、7割程度になっていると聞いております。3年間実施されたことの結果についてはもう出されていますが、そのことによって教育長はどのように考えられているのか、お尋ねしたいと思います。以上です。よろしくお願いします。

答弁 教育長 阿部博道(教育長は2012年9月まで)

〔登壇〕 それでは、最初に私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。この調査につきましては、全国的な義務教育の機会均等、その水準の維持向上の観点から、各地域における児童生徒の学力・学習状況を把握、分析することによりまして、教育及び教育施策の効果と課題を検証し、その改善を図るということを目的として、先ほど篠原議員がおっしゃいました 43 年ぶりに全国の公立小学校すべての小学6年生と中学3年生を対象として、平成 19 年から 21 年までの3年間実施されてございます。先ほど篠原議員おっしゃいました1市のみちょっとやらなかった経過がござい― 33 ―ますけれども、それ以外はすべて実施をしたということでございます。ただ、文科省は 22 年からは悉皆調査はしません、従来の抽出調査といたしますということでございました。しかし、道教委としまして、子どもたちの学力を再度調査したいということから、問題用紙は提供いたします。集計分析につきましても、道費で負担をして実施をしたいということがございまいた。それで、札幌市を除く道内すべての市町村が 22年度も実施したところでございます。調査科目につきましては、小・中学生とも国語と算数、数学ですね中学の場合、その2教科と質問調査として、学習意欲・学習方法・学習環境生活の諸側面等に関する調査でございました。そこで、結果をどうとらえているかというご質問でございます。本年、津別町におきましても、道の負担によりまして 22 年度やってございますけれども、まだその通知が来ていませんので、19 から21 年までの結果につきましては、町内の児童・生徒の全国、全道との学力の比較や弱い部分、あるいは質問調査によります家庭での状況が把握できてございます。さらに、各学校では数回実施しています標準学力テストとの比較により、詳しいデータとして参考になっているところでございます。具体的に申し上げますと、その調査結果を各学校に分析するようお願いをいたしまして、その改善策や今後の対応を各学校長から提出を受けてございます。そして、学力向上と日常生活の指導につなげているところでございます。学力調査の対象児童・生徒が毎年変わるということがありますけども、傾向として特に2科目とも、国語、算数、数学なのですけれども、B問題と言われています考える力、これがやっぱり全国、全道そうなのですが、やはりこれが道の場合、非常に弱いという傾向がありましたので、今現在、考える力や家庭教育の重要性を認識いたしまして、オホーツク教育局が学力調査の結果を受けて策定いたしましたオホーツク学力向上サポートプランを基本として、学校独自で実施している調査も含めまして、授業改善を行いながら進めているところでございます。また、小学校は 23 年度から、中学校は 24 年度から学習指導要領が変わります。学ぶべき内容が大きくふえる中で、時数時間の問題等もあります。先ほど篠原議員からおっしゃられました週休5日制になりまして、内容が非常にふえると。さらには指導要領の改訂がありまして、学ぶ内容も非常にふえるということがありまして、今後非常にふえる内容の中で、どういうふうな形でこの学力調査の結果を反映していくのかというのが、これからちょ― 34 ―っと大きな問題になるかなというふうに思っているところでございます。いずれにいたしましても、中学校と小学校では回数こそ異なりますけれども、中学校は年に4、5回やっていると思いますけれども、標準学力テストと今までのデータを参考に、さらには、その学年の状況等を勘案しながら児童・生徒の学力向上や質問調査で得た家庭、日常生活の分析を基に、授業、家庭生活等の改善指導に務めていきたいというふうに思っているところでございますし、実施をしているところでございます。以上でございます。

答弁 町長 佐藤多一

〔登壇〕 それでは、篠原議員さんの協働のまちづくりについてでございます。まず、町民税1%還元による公募型補助金制度の創設の関係でございます。これは、第5次津別町総合計画書の「はじめに」という中に、策定審議会の皆さんの思いがこのように書かれてございます。ちょっと、読ませていただきますけれども、「町はこの地に暮らす私たち一人ひとりの生活基盤であり、身近な社会です。それを日々育て、担い、そして活気に満ちたものに仕立て上げていく仕事は、ほかならぬ私たち町民の使命として、津別のまちづくりのためのエネルギーとなって生かされ、未来をつくり上げていくことだと思っています。」というふうに述べられまして、行政の役割につきましては、「そうしたエネルギーを支え、その発想をサポートすることを基本に町民の試みに参画し、一緒になって知恵を出し、汗をかく、そんなまちづくりが求められているのだと思います。」というふうに書かれているところでございます。ご提案のあった公募型補助金制度につきましては、町民のこうしたまちづくりに挑戦する一つの支援手法というふうなことだというふうに思いまして、これも前向きに検討すべきことだというふうに考えているところでございます。町民と行政の協働によりまして、地域コミュニティの活性化や特色あるまちづくりの推進を目的としまして、町民全体によるまちづくり事業に対し、同じオホーツク圏の大空町や斜里町では町民の1%を予算枠として、今年度より助成を行っているところでございます。本町におきましては、現在、国内研修を目的としました人づくり研修事業を見直しまして、津別町まちづくり支援事業補助金の創設を検討しているところでございます。この事業の骨子につき― 35 ―ましては、町の産業、福祉、芸術文化、スポーツそしてコミュニティー活動などの各分野におきまして、まちづくりのリーダーとなります人材を養成すること。それから、町民の自主的なまちづくり活動を支援することにより、地域の活性化を図り、町民福祉の向上と地域の発展に寄与することを目的にしようというものでございます。具体的な補助金の交付内容につきましては、現在、検討を進めているところでありまして、本年中に所管の委員会にご協議を申し上げまして、新年度予算に計上したいというふうに考えているところでございます。なお、予算枠につきましては、必ずしも1%にこだわるものではありませんが、参考までに平成 21 年度の津別町の個人町民税現年分の決算額の1%というふうにいたしますと、200 万円程度になるということでございます。次に、中・高生がまちづくりに参加できる仕組みづくりについてでございますけれども、議員も御承知のように、津別中学校1年生7人の生徒さん、現在は2年生になっておりますけれども、この子たちが津別のためになることがしたいと、自主的にボランティアサークルを結成いたしまして、その第一歩としてごみ拾いを行っていますが、ごみ拾いをしながら、どうしたら津別に店がふえるのか、イベントがもっと盛り上がるのかなど、津別のためにできることを考えながら活動をしているところでございます。昨日も、JAのスタンドから木材工芸館の方向に向かってごみ拾いをしている彼らたちを見たところでございます。また、津別高校生のボランティアサークルひまわりにつきましては、1年生から3年生まで 21 名で構成されておりまして、1年をとおしてチャリティーバザーやケアハウス訪問、それから雪ん子まつりや社会教育事業、さらに子ども会行事など、積極的に参加して活動しているところでございます。まちづくりには、こうした積極的な子どもたちの参加が極めて重要であると考えておりまして、具体的に参加できる形態につきまして、行政としても検討したいというふうに考えているところでございます。特に、中心市街地の賑わいづくりのために、まちづくりセンターの運営につきましても、彼らのアイディアを積極的に提案してもらいまして、そのことに大人はしっかり耳を傾け、そして一緒に実現できるよう行動し、お互いが達成感を得られるような進め方になりますよう、まちづくりセンター運営協議会の中でも協議を行っていきたいというふうに考えているところでございますので、― 36 ―よろしくお願いいたします。

質問 9番 篠原眞稚子

教育長のほうから、後のほうからなのですけれども、私はどんなふうにとらえているかというテストの結果についてなのですが、やっぱり目的があって全国というか一律にテストをしたと。目的があって、そしてその結果を見たら何か行動に起こすというのが普通のサイクルかなというふうに思っているところです。それで、3年間過ぎて、それからいろんな個人情報等の問題もあり、一部公表したところもあるのだけれども、後は余り公表せず、ただ都道府県の序列だけが新聞紙上で報道されてきています。その後、北海道に関しては、下から2番目とかということで、相当いろんなことを計画されているようなことも、なかなか関心があって見れば、ああそうかなというふうに思うのですが、先ほど教育長の話の中からも、今回は札幌市以外を除き抽出になったけれども、北海道は全公立の小中学校が受験をし、その結果については9月以降になるのだろうというふうに思うのですが、私は北海道の順位とそれから管内のも出て、どこが問題であって、どんな形でその地域の教育力を上げるために、学校に注文を付け、どうこうということではないのですけれども、テストの結果を見て、各小中学校に結果を渡し、そしてそこの中で考えてもらっているということで、それはそれでいいのかなというふうに思うのですが、このテストをした中で、標準テストもあって、これがすべてではないということを私も承知しているのですけれども、新聞報道等によりますと、やっぱり道内でも地域間格差が非常に大きいと、そういうような見出しが大きな見出しで報道されると、じゃあ私たちの地域はどうなっているのだろうかという素朴な疑問で、大きなところですと、例えば教育大の学生にお願いをしてというのでしょうか、そして、若干このテストで余り芳しくなかったというか、そういう人たちの手当てをしているというようなこともあわせて書かれているわけです。そうすると、じゃあ私たちの地域のところにはそういう人材がいなくて、実のところどんなふうになっているのかなって、素朴な疑問が出てくるのじゃないかというふうに思って、3年経過した中でどんなふうなことを考えられているのかとういうのが質問の趣旨であります。この全国の調査は家庭環境というのでしょうか、あなたのところにはコンピューターがありますかとか、何してますかと― 37 ―いうような、そんなような調査項目というのですか、生活環境を調べるようなところもあって、ここでは経済格差みたいなものが問題になっていて、ものすごい格差、格差、格差、お金の格差があったり、それから学習の地域の格差があったりということで、そういう文字がいろんなところで報道されているのです。そうなったときに、ここで住んでいるものとしては、じゃあ私たちのところはどんなふうになっているのかということで、やっぱり結果に基づいてこういう手当てをしてますというようなこと、そういうのもテストが終わった段階で学校にこうして補習もやってますとか、居残りとかもやってますとか、そんなふうなことがあって地域に住んでいる父母というか、安心をさせるような情報の提供というのも必要じゃないかというふうに考えているので、その辺のところをひとつお願いしたいと思います。それから、町長のほうから答弁がありました1%のは、自主・自立の検討をされたときに、私は質問しようかなというふうに思っていたのですけれども、しばらく・・・。この1%というのは、日本じゃなくてほかの外国の事例であったということで、既にもう 10 年ぐらい前、NHKでも報道されて進んでいるということで、実際にはなかなか実現に至っていないというのが今日までのところらしいのです。1%というのは、1%ぐらいならいいのじゃないかみたいなところで、数字を一応設定をして、1%条例というのをつくって実施されているところもあります。その条例もちょっと難しいのかもしれないのですけれど、今の町長の答弁の中にも総合計画の文言を読んで話をされました。私はこういう条例は、できれば何というか行政にお任せするとすごい立派な、ちょっと我々が使わないような難しい言葉ででき上がってしまうのが今日までの経過かなというふうに思うので、必要な人たち、受ける側の人もちょっと時間がかかるかもしれないのですが、この第5次総合計画を 50 人の方で作成してでき上がりました。ですから、一つの条例をつくるのに、そんなに大変でないかもしれないので、この条例は皆さんが主体になってますよということで、ぜひ町民の人を交えたような中で、やっぱり交付するということは条例か何かつくらなければいけないというふうに思うのです。それで、ぜひこれはそういう人を交えてつくり上げていってほしいなという希望をしたいと思います。それから、子どもをまちづくりにということで、何回か、今中学2年生のボランテ― 38 ―ィアグループの話、それから、ひまわりの話は聞いています。一部分なので、私はもっといろんなことをしていく中で、きちっとそういう中・高生の声も聞けるという仕組みがあったほうがいいのじゃないかなというふうに思っています。ボランティア活動されている中学生の話の1回目は、伝書鳩だとか、道新とかにも載ったのでしょうか、それを見て、こんなことを頑張っている子どもがいるのだなというは記事を読んだ人はそう感じたと思います。その後も継続されて、つい最近も出ると、なかなか1回だとずっと継続しているのかわからない部分もあったり、それから税金やなんかのことで言うと、子どもたちは収入はありませんけども、買い物をするとやっぱり消費税とか、親からもらったお金で買い物であっても、やっぱり税金を納める一人であるというふうにも考えたならば、きちっとまちづくりに積極的にかかわっているのだという思いがわかるような、そういう仕組みづくりになったらいいかなというふうに思いますので、いろいろなこと、もの変わってきて検討されているということは答弁の中でわかりましたけれども、ちょっと細かなことですけれども、その本当に生き生きとかかわれるというか、そういうようなものにしていっていただければというふう思って再質問しました。

答弁 教育長 阿部博道(教育長は2012年9月まで)

それでは、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。結果から行動に移せないかという、どういう行動をしているのだというお尋ねかというふうに思います。結果につきましては、先ほども申し上げましたけれども、例え― 39 ―ば、津別中学校ですが、例えば国語科の状況ということで全体的な傾向、国語ABの傾向、今後の生かし方と。それから数学につきましては、同じような内容でございます。全体的な傾向、数学ABの傾向ということで、今後の生かし方ということで細かく分析がされてございます。そして、その後にこういう冊子が毎年できています。教育計画、これは津別中学校のですけれども、この中にこういう結果を踏まえて事細かに教育の考え方、指導の仕方等々が示されているというふうな状況でございます。ただ、言えますことは、これはその学年でしか使えないということです。先ほども申し上げましたけれども、毎年違う子どもらが受けているということです。それで、今年は道の抽出調査ではなくて悉皆調査、道教委がお金を出してくれるということでやった一つの理由として、前 19 年に受けた小学校6年生が、今中学校3年ということで、どの程度学力が変化しているかなと、そういう形がちょっと見たいなというものもありまして、ちょっと希望をしたということでございます。当然、その希望しながらまたその結果分析して、教育に生かしていくということになろうかと思います。ただ、中学3年で8月ごろ結果をもらって、あとの数か月でそれを生かすということが非常に難しいというふうなことは言えるのではないかというふうに思います。それと、学校の地域の教育力を上げるためには、大学生等々というお話もありましたけれども、残念ながら町内にそういう学校もないということから、これはないからだめだということではなくて、これについてはティームティーチング、TTと我々呼んでいるのですが、中学校の数学なら数学の時間1人の先生が教えていて、そこにその時間授業を持ってない先生が入って2名体制でやっているということでございます。したがいまして、授業中、学校行きますと事務職の先生しか残っていないというふうな状況で、本当は休みたいのでしょうけれども、皆さんが二人目の教師としてクラスに入って、そして上位の生徒についてはアドバイス程度なのですが、どうしても学力の弱い子どもに付き添って授業をしているというふうなことでございます。そういうことから言えば、うちの先生方は本当に一生懸命やっていただいているかなというふうに思っているところでございます。それと、地域間格差、それから貧富の格差なのですけれども、地域間格差につきましては確かにあるのかなというふうに思います。ただ、全国調査の結果を見ますと、― 40 ―先ほどもちょっと申し上げましたけれども、その学年によって非常に違うということです。極端な言い方をすれば、学校数少ないので、ちょっとまずいかなというふうには思いますけれども、小学校、中学校、どちらとも言わないですけれども、あるクラスは過去に全国平均よりかなり上回っていた、すべてでです。そういうのもあります。そのほかの子どもは全道平均を上下いろんな科目がありますから、ABありますから、それはこう行ったり来たりしているという学年もありました。だから、そういう行ったり来たりしている子どもたちをいかに引き上げていくか、そこら辺が学校の先生とかが苦労しているというところなのかなというふうに思います。それで、家庭環境によっては学力の差も出るのではないかというのは、確かに統計的に見ればそうなのかなというふうに思います。ただ、現場の先生たちは、貧富の差がどうであろうとなかろうと、学力の低い子ども、この子どもたちをいかに引き上げるかということです。それから、この子お金持ちだからちょっと上げてあげなきゃならないだとか、低所得者だからこのままでいいだとか、そんなことは現場は全く考えていませんし、校長たちも全く考えていないと思います。いかに成績を上げるか。ただ、今ちょっと心配しているのは、やっぱり学力テストの結果がかなり教育現場で重視されているということなのです。個性のある学校をつくりなさいと言いつつも、やっぱりそういう部分でかなり学校では苦労している。だから、私は、先生方に言うのですが、社会教育も非常に重要ですということで、社会教育の職員もお手伝いをさせていただいたり、いろんな形で学校と連携を取ってやっているというのが現状でございます。これからも、来年も学力テストがあるかどうかわかりませんけれども、抽出であろうがなかろうが、ある程度道の基準がわかりますので、またそれらを参考にさせていただきながら、標準テストも活用しながら十分対応していきたいなというふうに思っているところでございます。以上です。

答弁 町長 佐藤多一

1%の関係とまちづくりにかかわる中・高生の部分、その部分についてお答えしたいと思います。1回目の答弁でもお話しましたけれども、1%条例というのにこだわっているわけ― 41 ―ではありませんで、この中でもお話しましたように津別町まちづくり支援事業補助金、こういう制度を新年度の中でつくってはどうかなということで、今検討を進めているという内容でございます。これは言えば、ちょうど今森林セラピー等で北海道のチャレンジ交付金をもらっていますけれども、津別版のチャレンジ交付金みたいなそういう意味合いも含めて、こういうことをやりたいという町民の方に支援するというような補助金制度、それを1%というふうにしますと 200 万円が限度になってしまいますので、そうではなくて、であれば2%条例とか3%条例にすればいいのじゃないかということも言われるかもしれませんけれども、この何%ということではなくて、今言ったような補助金制度をつくっていきたいなというふうに考えているところです。担当課のほうからも素案等々が出て、まだ十分に煮詰め切ってはいないわけですけれども、内容についてはこれから協議を進めていきますけれども、例えばそれを提案と言いますか、申請してきたものに対してジャッジする側の人間、これは役場だけではなくて、先ほどもちょっと触れましたけれども、例えば銀行の支店長だとか、あるいは郵便局長だとか、さまざまそれなりにいろんなところを経験している方もおられますので、そういった方も中に入っていただくことも検討していくべきではないかなということで、決まっておりませんけれども、そういうこともひとつ頭に入れておく必要があるかなというふうに考えておりまして、そういう形で皆さんがチャレンジする上での助成制度を新年度の中でつくっていきたいというふうに考えています。それとは別にまた、山内議員さんのほうからもお話ありましたまちづくりセンター、多目的研修センター、これもいわゆる中心市街地の活性化の中心になっていけばということですけれども、ただ、それだけできても町が中心市街地が活性化するというふうにはなかなか成り切っていかないというふうに思いますし、総合計画の中にもあります空き店舗の利活用等々も含めて、そういったものに対しても別立てで補助金制度と言いますか、これはもっと少し大がかりな形になっていくのかなというふうに思っていますけれども、そういうことも念頭に入れて、町民の方々が活動する上での資金的なバックアップというのも検討していきたいというふうに考えているところです。それから、中・高生の部分については、まちづくりにかかわる仕組みということで、非常に大きなまちづくりって何だと言うと、いろんな部分が入ってくるわけです。例― 42 ―えば、中学生がいろんなスポーツの大会で町を代表して出て行くだとか、リコーダーの子どもたちが全国大会に行くだとか、これも一面では、やはりまちづくりに非常に貢献してくれている話であります。そこで、どれもこれもまちづくりになるわけですけれども、学校の授業でそういう項目を持ってもらうとか、ホームルームでそういうことをやってもらう、僕らが行って話をするということもあり得るかと思うのですけれども、当面はそういう積極的に動いている子どもたちを、いわゆる大人の世界の中にちょっと入ってもらって、そして大人はもちろん聞く耳をちゃんと持って、そして子どもたちが何か自分たちがかかわったという認識をしてくれれば、多分そこにまたもう一人ふえたり、二人ふえたりということで、友達を連れて来たりとか、そういうふうになって少しずつ一般的に言われる輪が広がっていくというやり方を、今日から高速道路の無料化の実験も始まりましたけれども、まちづくりの実験を中・高生の部分での、そういう形も町として始めていきたいなというふうに思っていますので、そういう認識にいるということです。ただ、そのときに今度はもしその子どもたち、中・高生が夜に集まるだとか、大人と一緒に、そういうふうに出てなった場合、これはやっぱり父兄と言いますか、父母の了承を得たりとか、いろいろやっぱりそういうことも必要になってくると思いますので、そんなことも頭に入れながら進めてまいりたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

質問 9番 篠原眞稚子

今教育長からいろいろあったのですけれども、標準学力テストというのがあって、これは文科省が各都道府県の教育委員会に託して、実際の公立学校で実施しているものとは違って、今やっぱり今年が 70%であったという、ちょっと短く言いますけど学力テストは、余り効果というかそういう面では期待されていないような向きも一方ではあって、もう一方では、やっぱりマスコミ等を通じて、格差だとか競争だとか、そっちのほうで本来の教育というか、そういうところを混乱させているというような見方もされていたりして、私は、これは政権も変わって今後どうするかというような検討委員会も見ると、何か立ち上がって、来年度からどうし― 43 ―たらいいのかというふうな検討をしているようなこともネット上では書かれていたということもありまして、私は余り効果のないものだったらやめてしまってもいいのかなと思ったりもしているし、変に何というか地方に住んでいる、中央から見たら地方、そこに住んでいる子どもが何となく不利益をこうむるような報道になっているものに対しては、きちっとやっぱり説明をしていく必要があるのかなというふうに思っています。今学力の低い子どもたちには、あいている先生方が教室に入り、ティームティーチングやなんかしながら底上げをしているというようなお話もあったのですけれども、なかなかそういう状況がやっぱり開示されていないというか、その今の黄色の冊子も、どの程度のどういう人たちが読んでいるのかということになると、もっとやはりいいこととか、そういうのはこんなこともしていますというような情報を開示するというようなことも一方での不安を取り除くものにもなるのかなというふうにも思いますので、その辺のところよろしくお願いしたいと思います。それから、1%というのは、私は最初1%というものにこだわるというのではなかったのですが、本の中で町民税の1%ぐらいなら町民にも還元をしてもいいのじゃないかというようなものがそこにあって1%で出ているけれども、別にそれはそれにこだわることはないというふうにも書いてありましたし、今の町長の話ですと支援事業補助金制度ですか、そこは私が 200 万ぐらいだったら何か個別のいろんなものに対応する、まずいいのじゃないかというふうに思ったのですけれども、それ以上のことも考えられた新たな条例づくりに向かっているということであれば、これはそっちのほうで充実をしていっていただければいいなというふうに思っていました。何かかかわるのだけれども、予算の面でもう一歩踏み込んでいけないというか、一応に予算の権限というか、そういうのがあって、一般の人にはそんなのがないのにということもあるのかもしれないので、まずはその辺のあたりから少しずつ入っていったらいいかなと思ったのと、以前にあったマイプラン・マイスタディなんかが金額が少なかったのですけれども、やっぱり何かしようという人たちに対しては非常にいい制度であったのじゃないかなというふうに私は思っていました。それがなくなって、いろんな活動というか、今までそこでいろんな講演会活動等、演劇とかそういうのもあるのですけれども、その辺の人たちが、なかなかやりづらくなってきているのかなというような― 44 ―ことも含めて、1%という形で質問の事項に入れたのですけれども、こういうところが趣旨だったので、理解をしていただきたいと思います。それから、中・高生がかかわる、なかなか時間帯だとか、それから未成年ということもあって難しいと思うのですけれども、社会教育が主体になって高校生と大人が真剣に語り合おうとかいうので、管内でもしゃべろ場、そんなようなところをやっているのもあります。それから、調べてみると何ていうか子どもたちに予算を与えて、議会と同じような仕組みをつくって、まちづくりに参加していく。だから中・高生に何円だかを渡して、金額も出ていたのですけれど、そういうのを渡して、その人たちの範囲の中で考えて実行しているというようなところもあり、さまざまなのですけれども、やっぱりみんなでまちをつくって、まちづくりって何だと言われたらなかなか難しいのですけれども、やっぱりここに住んでいて、何かでかかわっているというようなことが子どもたちにもわかれば、それは非常に誇りにも思うだろうし、職場がなく津別町を離れて行っても、やっぱり故郷というか生まれたところ、それから中学のときにこうであったとか、高校がこうであったとか、そういうことでふるさとに対する思いも強くなって、あるいはふるさと納税何とかというようなものにも、強いては積極的に参加してくれるのかもしれないので、後半のほうはちょっと欲張りな話ですけれども、そんなことでやっぱりみんなで小さな町を盛り上げていくというようなときに、子どもも大事だよというメッセージが送られればいいかなというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 阿部博道(教育長は2012年9月まで)

学力テストの関係ですけれども、3年間実施して政権が変わって仕分けで4年もやる必要あるのですかという形だったかなというふうに思います。ただ、19 年の初めのときにおおむね3年間実施をしたいということは文科省で言っていた言葉でございます。ただ、今回道教委が実はやれと言ってきたのですが、最初は集計分析もすべて町負担でやってくださいということがありました。かなり予算がかかるということと、3年間やってデータはもうありますということで、それと過去3回やったテストと今回同じような流れのテストの中で、採点方法ですとか、分析するソフトが全くないということであれば、それは独自に予算要求してやってもデー― 45 ―タとして生かしきれないのじゃないかということで、大半の市町村が実施をしないという話になりました。そういう結果を受けまして、道教委が予算を取って集計分析、従来と同じような形ですべてやるということがありましたので、先ほど言った6年生と3年生の問題等々もありましたので実施をさせていただきましたけれども、データとしてはこの3年間、あるいは道教委にしたら4年間ですけれども、全国的にいけば3年間、これで今の子どもたちの学力については十分把握ができたということで私は認識しておりますので、国が今回は抽出調査にしたのはその辺のことなのなかというふうに思っているところでございます。23 年度については全然まだわかりませんけれども、恐らく抽出でいくのじゃないかなというふうな判断をしているところでございます。それと、経営計画なのですが、これは公開するものではございません。学校の先生たちが校長先生、教頭先生含めて学校で時々やる学力テスト等々、国のテストやなんかもありますけれども、それらを含めて今度どういうカリキュラム、中身、重点を置くかということでございます。町民の方で見せていただきたいということであれば、公開することは何の問題もないのですが、ただ、今各学校に学校だよりを出してくださいということで、3か月に1回か何か月に1回出ているかというふうに思いますけれども、あの中に書かれている一部もこの中にあるということで、少しずつそういう部分は出していきます。ただ、紙面も限られていますので、すべて出せないという状況もありますので、何かあれば学校でも教育委員会にも来ていただければ閲覧は自由でございますので、よろしくお願い申し上げます。

答弁 町長 佐藤多一

先ほどの新しい補助金制度については、またそのような形で協議をしながら委員会の中でもご相談させていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。ご質問の中に、マイプラン・マイスタディのお話も出ましたけれども、これは自主・自立等々の中でも議論があって、そして廃止ということになったと思いますけれども、だんだん使う方が限定されてきたということもひとつのあれになっているのかなと思います。そうであれば、その後もやっぱり活動を続けている方たちがいますので、例えばそれがもし体育関係であったり、文化関係であれば、体育協会だとか文化協会だとか、そういうところを予算をふやし― 46 ―て、そことの関係と言いますか、強化していくということも継続的なことを考えればそういうことも一つの方法になってくるのだろうというふうに思っているところです。それらについても、また考えてみたいなというふうに思います。また、子どもたちの参加については、常々意識は持っておりまして、例えば児童館の壁の色につきましても、やはり単に塗るだけではなくて、そこに集まってくる子どもたちにちょっと手を使いながら、自分たちが考えたものをずっと色として残るわけですから、そういう仕組みもつくってみたりということで、今これまでも進めてきたところです。それから、この間、先ほどのこれも山内議員さんの答弁の中に関連しますけれども、子ども園、置戸のどんぐりという施設を見てきたわけですけれども、ちょうどそこに入る玄関前の少し通路がずっとあるのですけれども、そこに子どもたちの絵がずっと舗装に透き込まれているという、舗装になっているのですよね。これいいなというふうに見てきたのですけれども、あちこちでもやっぱり子どもたちの意思というか、そういうものを子どもたちはそういうものを意識しなくても、それを活用していく大人の知恵というのも当然あるわけですので、そういうものも頭に入れながらかかわれることは、いろいろ考えてみたいというふうに思いますし、皆さんのほうからもこういう方法もあるぞというのがございましたら、またいろいろ提案をいただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 平成22年第5回定例会 2010年6月28日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる