豊富町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日
(1)地域おこし協力隊の受入れについて/(2)出産子育て支援金、出産祝い金について
2023年6月22日、豊富町議会の一般質問で、小笠原照美議員が「地域おこし協力隊の受入れについて」「出産子育て支援金、出産祝い金について」について質問し、町長 河田誠一が答弁しました。
- 質問者
- 小笠原照美 議員
- 答弁者
- 町長 河田誠一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 4番 小笠原照美
4番、小笠原照美です。町長に2つの質問をさせていただきます。1つ目としては、地域おこし協力隊の受入れについてお伺いいたします。令和4年度の地域おこし協力隊の隊員数は 6,447 名と毎年増加しており、また、受入れ自治体も 1,118団体と、受入れ可能自治体の約 77%というという状況にあります。隊員の約4割が女性で、約 7 割が 20 代と 30 代、任務終了後のおよそ 65%が同じ地域に定住している状況を踏まえ、地域おこし協力隊の導入効果は大きいと考えますが、町長の考え方をお伺いいたします。次に、2番目としては、出産子育て支援金、出産祝い金についてお伺いいたします。近年、少子高齢化が急速に進展する中、核家族化や共働き世帯の増加など、子供と家族を取り巻く環境は大きく変化しており、多様化、複雑化する子育て支援のニーズの対応は、ますます重要となっており、子育て世帯に選ばれる町づくりを実現するため、子育て支援の充実が不可欠であり、本町の未来を担う子供たちが健やかに育つ環境を整えるとともに、経済的負担の軽減を含めた子育て世代に対する支援の充実が必要と考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。
答弁 町長 河田誠一
小笠原議員のご質問にお答えをいたします。はじめに、地域おこし協力隊の受入れについてお答えをいたします。地域おこし協力隊は、平成 21 年に開始され、現在、全国約 1,100 の自治体で約 6,500 名の隊員が活動しており、任期終了後は、およそ 65%が派遣地域に定住し、様々な活動をしていると聞いております。本町においても、令和元年にふれあいセンターにおいて、温泉利用型健康増進施設で必要な健康運動指導士資格を有する者として、地域おこし協力制度を利用し全国募集を行い、男性1名を採用した実績があります。採用1年後には、本人の希望も勘案し協力隊から正職員として採用いたしましたが、令和4年に地元に戻るため退職されたところであります。本町も含め、地方においては、人口減少や高齢化等の進行により、担い手になる人材確保が課題となっており、地域おこし協力隊の活用は有効な手段であると私も考えております。現在、宗谷管内においては、9町村で 38 名が活動していると聞いております。過去、宗谷管内全体で約 140 名の協力隊員が活動されていたようでございますが、任期後の定住に至ったケースは 20%と、国の報告の 65%に比べ低い結果も出ておりますが、本町のどのような職種に地域おこし協力隊を求めるのか内部協議を進めながら、地域おこし協力隊ワンストップ窓口である北海道とも連携を図り、必要な人材確保の一つの手段として、地域おこし協力隊の活用について検討してまいりたいと思っております。次に、出産子育て支援金、出産祝い金についてお答えをいたします。議員ご質問の要旨にもありますよう、本町の少子高齢化による人口減少の状況を鑑み、子育て支援の充実は重要であると考え、これまで、議員の皆さんや関係者の皆さんからご意見など伺いながら、子育てしやすい環境づくりに努めてきたところでありますが、議員ご質問の出産子育て支援金、出産祝い金につきましては、今後、国の動向も注視しつつ、令和6年度に向け、総合的な子育て支援の観点から、議員の皆さんや関係者の皆さんなどからご意見をいただき、検討を進めてまいります。以上、答弁とさせていただきます。
質問 4番 小笠原照美
はい。地域おこし協力隊の関係でありますけれども、現にやはり 65%の人が全道で全国ですか、地元に残って定住されてると。その中で起業をしたり、事業の承継をしてる方が多いというふうに自分も聞いてます。町長もこれはご存じだと思うんですけども、今、豊富町の商店街とかいろんな経済活動を見たときに、将来、このままでいくと、閉める店舗が増えるんではないかという、そういう考え方があるとしたら、早くこの地域おこし協力隊を入れてですね、企業なり、事業の承継につながるような、方策を今から打たないと遅くなるのかな。これ今、国の制度が変わって農業関係も、地域おこし協力隊が一緒になってるという風に聞いてますので、やはり農業も、後継者不足ということを考えると、それらも含めて、早急に検討すべきだと思います。このかかる経費は、国が最高で 450 万、交付税で処置をしているという風に聞いてますので、財源的に問題なければ、速やかにこれは進めるべきかなと思います。もう一つは出産手当の関係ですけども、これはですね、今、国が岸田総理が言っている、「異次元」という言葉は不適当ということで、次元のあれですね、子育て対策ですね。この中で、出産費用というのは約 47 万ぐらいかかるんですね全国的に見て、これを健康保険でやると3割負担になると、本人の負担が 12 万ぐらいなんですね。それらを考えると、やはり、これは速やかに、さっきも町長が、執行方針演説の中で、一定の支援をしていきますということなので、ぜひこれは、スピード感を持ってやっていただきたいというふうに思います。もう一つ聞こうと思ったのが、子育ての関係でさっきも公園のことはありますけども、やはり子供がですね、豊富町で出産してる子供というのは 20 名を切る状態ですね、1年間。そうすると7年後の学校の生徒は 20 名切るということですよ。これはね、やっぱり教育長もいるんですけども、大きな問題ですよ。中学校・小学校建ててまだ5、6年ですよね。そうすると、もう 10 数年には、小学校の生徒がほとんどいない。そうすると、一貫校という考え方もなるとしたら、今から考えていかなくちゃいけない問題。そのためには、やっぱり子供たちが育つような環境にしてここで子供を生むような、環境をぜひ今からつくっていかないと、遅くなるのかなというふうに思いますので、町長の考え方を再度聞きます。
答弁 町長 河田誠一
小笠原議員の再質問にお答えいたします。まず、協力隊の関係でございますけども、議員ご指摘のとおり、豊富町の商工業を考えたときもですね、やはり担い手が少なくなってきてるというのは、議員だけでなく、私も非常に関心を持っているところであり、対策を立てなければというところは思っております。その対策としては、先ほども執行方針の中で言いましたけども、商工業活性化事業などそういうことで対策はしておりますけれども、この担い手っていうことになると、先ほども言いましたけど、今しっかりとですね、どういうところで協力隊が必要なのか、今、役場の中で検討させていただいております。いろいろなことがありますし、特に、うちはいろいろな資源にも恵まれてますしね、そういうものを有効利用していける協力隊員が見つかれば、こういうのを利用していきたいと思っておりますし、商工業については、これは、僕は協力隊員だけでなくて、やはり、豊富町にはこういう空き店舗がありますよとか、こういう仕事が出来ますっていうような、商工業活性化事業もありますのでね、そういうものを利用していただいて、何とか起業をしていただくということをですね、できれば商工会ともタッグを組んで進めていきたいと考えておりますし、現実的には、1件、SOSっていう札幌の不動産会社ですけど、今回、温泉地区のほうにホテルを1軒建てていただいたという経緯もございます。次に、出産祝い金の関係ですけども、出産費用については議員ご指摘のとおりで、今、国が 50 万までこれを上げるっていう位置付けにですね、計画もございます。一定的にどういう形で支援をしていけばいいのかっていうのが、非常に難しいところもあります。祝い金でご支援するのがいいのか、それとも長期的な考えでやっていくのがいいのか、現状では、我々も子育て支援っていうところで、ファミリーサポートも何とか事業化しておりますし、おむつ支援なども行っております。こういうものを充実させるのがいいのか、一時的にお祝い金を充てるのがいいのか、これはちょっと非常に私も迷っているところでありますのでね。今後、議員さんたちのご意見もしっかりお伺いしながら、決定をしていきたいと思っております。子育て支援は決して少なくてもいけないと私も思っておりますので、しっかりとした支援をさせていただきたいと考えております。それから出生が 20 名を切ったっていうところなんですけど、ここは非常に、議員ご指摘のとおり、私も非常に危機感を感じております。いかに出産をしていただくかっていうところ、だいぶ前ですけども、増田レポートで、残念ながら消滅される町として挙げられたこともあります。ここには、出産適齢期の方の人数が少ないというところで消滅していくというようなことを受けましたけども、私はしっかり、ここのところは、当然、子育て支援と並行しながら、やはり産業誘致っていうところを考えてですね、やはり働ける場所、そしてしっかりとした子育て支援という、2つで考えていかないといけないと思っておりますので、そういう部分では産業誘致っていうものもしっかりと考えていきたいと思っておりますので、その中で、この 20 名を何とか増えていくような努力をしていきたいと思いますので、また議員皆様のご意見をよろしくお願いいたしていたしまして答弁とさせていただきます。
質問 4番 小笠原照美
はい。今、町長おっしゃったとおり、やっぱり産業と子育て、住民が増えるとそれが一体するんですけども、前に自分も質問したんですけども、やはり子育ての住宅を建ててあげないと環境が整わないと、なんぼ産業呼んでも、企業を呼んでも、人が来ても、入るとこなければそれは成り立たないと思うんですよね。ですから、質問した部分がなかなか進んでないんですけども、やはり企業を誘致すると、次、住民が増える。住むところ、子育てするところの確保が大切だと思うんですけども、町長の今の考え方は、もうそのとおりだと思うんですけども、住居の関係、学校関係ある、保育所関係ある、病院ある、あと住むとこだけですよね。そこをどう捉えているのかちょっと最後にお聞きをしたいと思います。
答弁 町長 河田誠一
再々質問にお答えいたします。小笠原議員のおっしゃってるとおりだと思います。何とかこの住宅整備についてはですね、我々も非常に懸案事項として捉えております。残念なのは、なかなか公営住宅法もありまして、好きに使えないっていうところもありますし、これをどう考えていくか、まず既存の公営住宅はですね、やはり沼ノ端団地もそうですけども、これ使えるものはしっかり整備をして使っていただくと。それと、デッドストックになってるような公営住宅ですね、例えばサロベツ団地なんか、これはなかなか難しいんですけども、何とか移住していただければ、1棟をしっかりと整備して、またいろんな方に使っていただけるっていうことも計画はしておりますが、なかなか思うように進んでいないというのが現状であります。それと、うちには一応空き家バンクという制度もありますので、これは空き家対策とともにですね、住宅をあける方がいましたら、ぜひ、空き家バンクのほうに登録をしていただいて、必要とされる方にそれを紹介をしていくというようなことを進めていってですね、何とか住居のところは確保していきたいと考えておりますので、また、新たなご意見がありましたらぜひ、ご協力をお願いをいたしまして、再々質問の答弁とさせていただきます。