豊富町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日
(1)交通体系の拡充について/(2)新型コロナウイルスワクチンの接種時期及び啓蒙等について/(3)防災ラジオの全戸設置について/(4)公設学習塾、ギガスクール構想、オンライン授業の内容について
2021年3月10日、豊富町議会の一般質問で、鎌倉和雄議員が「交通体系の拡充について」「新型コロナウイルスワクチンの接種時期及び啓蒙等について」「防災ラジオの全戸設置について」「公設学習塾、ギガスクール構想、オンライン授業の内容について」について質問し、町長 河田誠一、教育長 岡本誠也が答弁しました。
- 質問者
- 鎌倉和雄 議員
- 答弁者
- 町長 河田誠一、教育長 岡本誠也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 9番 鎌倉和雄
9番、鎌倉です。一般質問をさせていただきます。積雪寒冷地である当町は、多種多様な交通手段を用いて稚内・幌延・旭川方面に用向くことが多いところでありますけれども、承知のとおりJRの運休・40号線の閉鎖など弊害が多くあります。さらに、町内間の移動でも交通手段を持たない高齢者が多く、当町においては、5町内圏からの巡回バスによる買物支援をいただいたことには感謝を申し上げるところでありますけれども、過日、沿岸バスの豊富稚咲内線の廃止、豊富ハイヤーの廃止等が提案されているところで、町民も移動手段に不安を感じているところであります。このことから、沿岸バス豊富ハイヤーの現状報告と対策、通院等に係るハイヤー券の拡大要望の考え方、スクールバスの保育園児混乗と高齢者の混乗状況報告、豊富町観光協会の運行する温泉地区への運行状況の報告、JR以外の豊富町独自の交通手段の取り組みや、稚内から通学する高校生対策について、町長並びに教育長の考え方を伺いたいなというふうに思います。2点目です。新型コロナの関係から、不要不急の外出制限、3密を避ける対策・対応など、我が町の商業・観光関係者に限らず、全町民がかってなく疲弊してるところであります。ワクチンの接種時期と啓蒙等を広く町民に知らしめる必要があります。また、緊急事態宣言の解除後、町民が町内限定の費用助成券、一つにはプレミアム商品券等々があるかと思いますけども、これらの対策を講じることが出来ないか、町長に伺います。3点目、当町には高齢者、独居老人に対する防災情報伝達のため、戸別受信機が現在配置されてるとこでありますけれども、これの延長線上として、防災ラジオを全戸設置する考えがあるか、町長に伺います。4点目、今年度公設学習塾を設置するということでありますけども、これと合わせて、小中学生のギガスクール構想オンライン授業の内容等について、いかなるものか、これについては教育長に伺いますので、よろしくご答弁のほどお願いを申し上げます。
答弁 町長 河田誠一
鎌倉議員の1点目の交通体系の拡充についてお答えをいたします。はじめに、沿岸バス、豊富ハイヤーの現状と対策についてですが、まず、沿岸バスにおける路線バスは現在3路線、豊富駅から幌延深地層センター前まで運行されております豊富幌延線では5便、豊富駅から羽幌町までの豊富羽幌線は1便、豊富駅から稚咲内までのサロベツ線で夏季3便、冬季2便が運行されております。現在運行されております路線のうち、本年2月9日に開催されました総務産業常任委員会においてご説明させていただきました、3月末廃止に伴うサロベツ線の代替交通につきましては、稚咲内地区に居住されている方で、令和2年4月から令和2年12月までの利用は、利用回数の多い方、少ない方の差はありますが、4名の方が利用されている状況であります。また、観光に来られる方も利用されていると聞いておりますので、町としましても観光協会やハイヤー会社などと詰めた協議をさせていただき、利用される皆様にご不便をおかけしないよう対応してまいりたいと考えております。また、豊富ハイヤーにつきましては、2月15日をもって運行を廃止するとお聞きしておりましたが、新会社の設立まで運行継続していただけると伺っており、新会社につきましては現在設立の準備が進められており、新会社設立後はハイヤー事業が引き継がれると伺っておりますので、新会社設立後、現在本町が実施しておりますハイヤー利用助成等について、説明等させていただきたいと考えております。次に、通院等に係るハイヤー券の拡大要望の考え方についてですが、本町においては、現在、豊富町高齢者生活支援交通費助成事業により、65歳以上の方に対し、ハイヤー・バス・JRを利用する際の交通費の一部について助成を行っており、ハイヤー乗車券につきましては、65歳以上の方で自家用車を所有してない場合、乗車1回につき基本料金相当額610円、年24枚を交付するもので、235名の方が利用をされております。また、バス券につきましては、町内利用もしくは健康維持増進のために、豊富温泉を利用する場合、年48枚を交付するもので、126名の方が利用をされております。JR回数券につきましては、豊富駅から兜沼駅までの間を利用する場合、年2セット、22枚を交付するもので、5名の方が利用をされているところであります。配布枚数につきましては、令和2年度より、拡充を図り、それぞれこれまでの2倍の枚数としたところでありますが、議員ご指摘のハイヤー券の拡大につきましては、今後、利用状況や、公共交通状況、免許返納等も踏まえ、対応してまいりたいと考えております。次に、スクールバスの保育園児混乗と高齢者の混乗状況についてでございますが、令和3年2月末現在におけるスクールバス混乗利用者は7名おります。そのうち、高齢者の利用は1名という状況であります。また、令和3年4月以降の保育園児の利用者の見込みが、現時点で5路線、8名の利用予定となっており、安全面を考慮し添乗員を乗車させ、安全に運行できるよう準備を進めているところでございます。次に、豊富町観光協会の運行する温泉地区への運行状況についてですが、令和2年11月から令和3年2月までの利用者数は、合計20名で旅行ビジネスでの利用でJRを利用される方の利用が多く、好評であると伺っております。次に、JR以外の豊富町独自の交通手段の取組についてですが、現在町内では、交通事業者による路線バスやハイヤー運行、社会福祉協議会への委託による地区巡回バスや、買物支援バス、外出支援サービス、また、観光協会が豊富駅から豊富温泉までの間を運行しております有償運送など、様々な交通体系となっております。さらなる住民生活の利便性の向上を図るため、まず、現状の交通体系の検証や整理をする必要があると考えております。利用しやすく、効率的な交通体系の確立に向け、町民の皆様や議会のご意見をいただくとともに、交通事業者や地域住民、関係機関等により構成する有償運送等運営協議会などの協議を進めてまいりたいと考えております。2点目、新型コロナウイルスワクチンの接種時期及び啓蒙等についてですが、現在、ワクチン接種時期や供給量など、不明な点が多々ありますが、本町の接種体制としましては、平日の午後の時間は、豊富町国保診療所での個別接種を行い、土日の休日は、定住支援センターで集団接種を行う方向で検討を行っております。また、保健推進課保健予防係に相談窓口を設置し、保健師がワクチンの効果や副反応などの様々な不安や疑問にお応えできる体制を整えるとともに、今後も積極的に情報収集を行い、回覧や新聞折り込みなどを活用し、町民の皆様にわかりやすく広く周知ができるよう努めてまいりたいと考えております。次に、新型コロナウイルスに関する町内限定の費用助成対策についてでございますが、本町においては、これまで地域経済などを踏まえ、様々な施策を実施してまいりました。町民の皆様への支援では、令和2年5月7日、町民1人あたり、7枚のマスクを配布、7月1日から7月31日の期間で、豊富町子育て応援事業、8月1日から9月30日の間で、豊富町飲食店応援事業、12月14日から12月18日の期間で、町民1人あたり10枚のマスク及び1世帯うがい薬1個の配布を実施してまいりました。また、事業者への支援では、令和2年5月1日から7月31日の期間で豊富町休業協力・感染リスク低減支援事業、6月22日から8月31日の期間で豊富町持続化給付金支援金事業をそれぞれ実施し、新型コロナウイルス感染症により疲弊する事業者や、町民の皆様に対し、切れ目のない支援策の実施に努めてまいりました。ご質問にありました、緊急事態宣言の解除後、町内限定の費用助成対策を講じることが出来ないかということでございますけども、本町といたしましては、今後の新型コロナウイルス感染状況や、それに伴う町民の皆様及び事業者への影響等を的確に把握し、国や北海道の動向も注視しつつ、関係団体等との連携を密にし、効果的な支援ができるよう努めてまいりたいと考えております。3点目の防災ラジオの全戸設置についてでございますが、本町においては、現在、防災に関する町内伝達手段として、様々な手段を用いる多重化計画を進めており、令和2年度から、独居高齢者等を優先して、戸別受信機設置を進めております。戸別受信機の設置は3ヵ年計画で高齢者や民生委員、町内・地区会長など約400戸に設置を予定しており、災害時の自主避難など防災情報の伝達に大きな役割を果たすものと考えております。議員ご指摘の防災ラジオの全戸設置につきましては、近隣自治体では、稚内市で平成24年に実施されており、地元のFM局の放送電波を利用し、緊急情報を発信しております。本町の防災情報伝達対策につきましては、現在の防災行政無線を活かしながら、高齢者等へは、現在進めております戸別受信機の設置を進めるとともに、高齢者以外の町民の皆様へは、スマートフォンなどを利用した、登録制メールなど緊急情報を確実に送受信できる体制などを整えてまいりたいと考えております。町民の皆様の安全を守ることは、自治体の大きな使命でありますので、今後も本町の状況に合わせ、防災情報の伝達手段など、防災対策を進めてまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 岡本誠也
それでは、鎌倉議員の1点目の5番目でございますが、稚内から通学する高校生対策についてお答えいたします。現在、稚内からJRを利用して豊富高等学校に通学する4名の生徒に対して、定期乗車券代の全額を助成しております。豊富高等学校存続のためへの間口対策を実施しております。今後につきましても、JRを利用した通学に対する本事業を継続して支援を行ってまいりたいと考えておりますのでご理解を賜りますようお願い申し上げます。次に、4点目の公設学習塾、ギガスクール構想、オンライン授業の内容についてお答えいたします。まず、公設学習塾は、町内の学校に通学する児童生徒を対象に、学校での授業の復習を行い、学校の基礎、基本の定着と、学力全体の底上げを図ることを基本的な目的として考えております。教科については、苦手な教科を優先して実施したいと考えており、現時点では小学生の国語や算数を想定し、協議しております。また、実施場所については、町民センターもしくは定住支援センターを予定し、講師については正職員として採用を予定している教員免許所有者をメインにしながら、パートタイム会計年度任用職員の募集を行い、NPO法人等関係団体の協力をいただきながら実施してまいりたいと考えております。次に、文部科学省が推進するギガスクール構想については、義務教育を受ける児童生徒へ1人1台の学習用端末や、クラウド活用を前提とした高速ネットワーク環境等を整備することにより、多様な子どもたちを誰1人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できるICT教育環境を実現することをねらいとしております。次に、オンライン授業については、ギガスクール構想の実現のため、現在整備を進めているタブレットを基本的には学校内で活用することを想定しておりますが、コロナウイルス等の影響に伴う臨時休校により、児童生徒が学校へ登校出来ない場合の学校と自宅間におけるオンライン授業でも活用する予定でございます。また令和3年度において、デジタル教科書実証事業により1教科ではありますが、デジタル教科書を導入して、授業で活用することも予定しております。公設学習塾の運営方法等の詳細や有効的なタブレットの活用方法等につきましては、現在教職員と協議調整を進めておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。以上、答弁とさせていただきます。