当別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日
発展可能な当別町農業実現のための農業振興策の強化について
2025年6月19日、当別町議会の一般質問で、芳形幸夫議員が「発展可能な当別町農業実現のための農業振興策の強化について」質問し、町長 後藤正洋が答弁しました。
- 質問者
- 芳形幸夫 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 芳形幸夫
おはようございます。議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。日本共産党の芳形幸夫です。質問事項は1項目、質問項目の小項目は6項目となります。初めに、当別町では医療大学の移転によって、学生を対象としたアパート経営など地域経済に大きな打撃が及ぶとされています。町としても推定20億円の経済損失が見込まれるとし、その対策として様々な取組が行われていると認識しています。しかし、私自身は、当別町が本来持っている農業という強い基盤こそが地域経済を支える柱であり、再生の鍵になると考えております。農業を活性化させることが当別町を元気にする最善の道だと信じております。また、令和の米騒動をはじめとする近年の社会情勢を見ても、消費者の間で食料の確保や食の安全に対する関心が高まっていると同時に、農業への社会的期待の高まりと見てよいのではないかと思います。ちょうど1年前に改定された当別町農業10年ビジョンでは、農業産出額を10年間で20億円増加させる目標を立てています。これは、医療大による損失額と同額です。農業産出額目標の達成が単なる農業振興にとどまらず、町の未来に直結しているという認識を町としても改めて強く持つことを望んでおります。そこで確認したいのは、当別町が農業を基幹産業として位置づけているといいつつも、それが行政全体の意識として共有されているかどうかという点です。地元の農業者の方の声を聞いてみると、本当に基幹産業だと思っているのかなとか、大事な産業だと思っているのか疑問だとの声も少なくありません。農業は、製造業やサービス業と異なり、市場原理に過度に委ねると極めて不安定になる産業です。もうからないからやめるでは済まされない。農業が衰退すれば食料供給そのものが危機に瀕することになります。私たちは、今その瀬戸際に立っているのではないでしょうか。ここは町が明確な方向性を打ち出し、リーダーシップを発揮して、安定した食料の確保に向け、農業者と共に邁進することにより、当別町農業10年ビジョンの達成に向け大きな前進となるのではないでしょうか。そこで、お伺いいたします。最初に、農業の収益性向上についてお聞きします。現在6次産業化やブランド化といった戦略が進められていますが、それ以前にまず農業そのものが持続可能な産業でなければ離農や後継者問題の解消は難しいと考えます。2点質問です。1点目となります。町の基幹産業としての農業をどのような位置づけで捉えているのかお聞かせ願います。2点目となります。収益性を根本から見直すような支援策、例えば規模拡大や販路確保、資材コストの負担軽減などについてどのような手だてを考えておられるのか見解をお聞かせください。次に、担い手の確保についてお聞きします。当別町農業10年ビジョンには、女性、高齢者、農外からの新規参入者など多様な人材の活躍が期待されています。当別町は、ついの住みかとして移住する人や退職後に地元に戻ってくる人も少なくありません。質問です。国の支援策から外れる人材への支援について、町独自の研修制度や定住支援策を設けるなどの施策の検討について町の考えをお聞かせください。次に、昨年改定された食料・農業・農村基本法への町の評価についてお聞きします。今年3月、東京で行われた令和の百姓一揆には、全国の農業者だけでなく食の安全を求める消費者も多数参加し、当別町からも農民連を代表して2名の方が参加されたと伺っております。2024年に25年ぶりに改定された食料・農業・農村基本法では、食料安全保障の強化や国内農業の持続性向上がうたわれているものの、以下のような懸念の声が現場から多く上がっています。1つ目は、農業を企業参入や市場競争の枠組みに過度に委ねる方向性が強まり、そのことにより小規模、家族経営農家が切り捨てられるのではないかという懸念です。2つ目は、食料自給率の数値目標が曖昧で、実効性のある自給拡大策に乏しいことへの不信感です。3つ目は、農地の集約における選択と集中によって地域の多様な農業形態や農村コミュニティーがもっとさらに不足するという危惧です。4つ目は、農業者の所得補償や価格保障について具体策が乏しく、担い手確保に逆行するとの指摘があります。このような声を踏まえて質問いたします。町としては、この基本法及び基本計画をどのように評価しているのか。また、当別町の農業に対する影響について懸念されていることがあれば所見をお聞かせください。次に、農協との連携と役割についてお聞きします。令和の米騒動では、農協を通じた流通の仕組みを批判する声も度々聞かれていますが、話題性が先行し、根本原因を正しく理解しているのかが疑問です。私たちが暮らす当別町でも農業振興において農協の果たす役割は大きく、行政と両輪で農業者を支えることが重要だと考えます。質問です。町は、農協とどのような連携を構築し、今後どのように役割分担を進めていこうと考えているのか所見をお聞かせください。最後の質問となります。食の安全についてお聞きします。当別町では、有機栽培など食の安全に取り組む農業者さんの団体があります。今年3月にはオーガニック給食をテーマにした映画の上映会が開かれ、多くの町民が参加したと聞いています。今後の農業の役割として、安全な食の提供は欠かせない取組だと感じている農業者さんも少なくありません。しかし、現状では有機への切替えはハードルが高いという声が多く聞かれます。質問です。有機農法への期待と現状行っている支援策について町の見解をお聞かせください。以上の点について伺います。全てに共通するのは、町としての本気度だと思っています。農業は、自然を相手にする困難な産業です。しかし、だからこそ町がリーダーシップを取り、支える仕組みを構築していく必要があると私どもは考えます。本気で基幹産業だとお考えでありましたら、行政のみならず町民をも巻き込む姿勢を期待します。以上、私の最初の質問となります。よろしくお願いします。
答弁 町長 後藤正洋
芳形議員の一般質問にお答えをさせていただきます。初めに、町の基幹産業としての農業の見解についてのご質問でありますけれども、町にとって農業は、申し上げるまでもなく町の基幹産業であり、地域の経済活動やコミュニティーを支える重要な産業であります。町で生産される多種多様な新鮮な生産物は、町の魅力を発信する重要な要素でありまして、定住人口や関係人口を増加させるためにも必要不可欠な産業であると認識をさせていただいております。次に、収益性の向上に対する支援策についてのご質問でありますが、これまで国の補助制度を活用し、労働力不足の解消を図るための集出荷貯蔵施設の整備や生産コスト低減への取組に対する助成などの対策を講じており、第2期当別町農業10年ビジョンの経営戦略にも規模拡大や販路確保対策などの具体的な施策を位置づけております。本定例会におきましても農作業受託サービス拡大に必要な農業用ドローンの導入、水稲採種組合の施設整備や有機農業への転換支援などの補正予算を提案しておりますが、引き続き国の補助制度を最大限に活用し、収益性の向上に向けて取組を進めてまいりたいと考えております。次に、国の支援から外される人材への支援についてのご質問でありますけれども、芳形議員ご質問の国の支援から外される人材について、親元就農者を前提に答弁いたしますが、親元就農者であっても新たな作物の導入など、新規就農者と同等の経営リスクを負う方につきましては国の支援を受けることができます。また、町では当別町農業総合支援センターと連携し、冬期農業経営塾を開催するなど、新規就農者や親元就農者を含め、経営発展を目指す方の知識や技術の習得を独自に支援をしております。今後も省力化技術の導入を図るスマート農業や付加価値を創出する6次産業化に対する支援など、様々な形で意欲的な農業者の方々を支援してまいりたいと考えております。次に、定住支援策についてでありますけれども、議員ご承知のとおり、町の住宅購入支援金制度やアパート・マンション引越応援事業といった独自の定住支援があり、農業分野においても使用可能でありますので、これらの制度を活用し、引き続き定住促進を図ってまいります。次に、食料・農業・農村基本法に対する影響や懸念についてのご質問でありますけれども、改正基本法については基本理念に食料安全保障の確保、環境と調和の取れた食料システムの確立、農業の持続的な発展、農村の振興が位置づけられており、農業を取り巻く情勢を踏まえ、様々な議論を通じて改正されたものと理解をいたしております。町といたしましては、改正基本法に基づく各施策が本年度から開始したものと認識していることから、現段階では評価するタイミングにないものと捉えております。いずれにいたしましても、農業の持続的発展を図る上で国において十分な農業予算が確保され、農業情勢の実態に即した施策の展開が図られることが重要でありますので、引き続き国の動向に注視してまいりたいと考えます。次に、町と農協との連携についてのご質問でありますが、農業協同組合は農業生産力の増進と農業者の経済的、社会的地位の向上を図る組織でありますので、農業の実態に即した町の施策を進める上で町と農協の連携は極めて重要であると認識をしているところでございます。これまでも国や道への農業施策の要望、農業10年ビジョンや地域計画の策定、農業再生協議会や家畜防疫組合等の団体業務など幅広く連携してきておりますので、引き続き連携を密にし、農業振興を図ってまいります。次に、有機農業への支援策についてのご質問をいただきましたが、有機農業は農業生産活動と環境の調和を図ることが期待でき、町といたしましては環境保全型農業直接支払交付金などの国の補助制度を活用し、有機農業の取組を支援しているほか、町の広報などを通じ、消費者に対して有機農業の理解を深める取組を行っております。以上、芳形議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。
質問 3番 芳形幸夫
ご回答ありがとうございます。最初に、当別町の基幹産業ということで大変重要ということで、その位置づけについて私たちも貴重な意見と賜ります。その中において、ただ思いはそういうところにあるのでしょうけれども、たまたま私たちが目にしているところの文書で、その中で例えば予算編成概要について、それから当別町農業10年ビジョン、こういうところにもちょっと触れられていることがなかったものですから、どういう思いなのかなというところで今回の質問に至ったというところになります。この点というのはどうなのでしょうか。農業10年ビジョンという計画において、それから編成概要という中においても、たしか令和5年度のときの所信表明の中には当別町農業を基幹産業という言葉が出ていたのですけれども、そのことについての変遷というか、変更というか、今までのその流れ、そのことについてはどういう経緯なのか意見を聞かせていただければと思います。
答弁 町長 後藤正洋
芳形議員の再質問にお答えをいたします。先ほど答弁をさせていただきましたように、町のいろいろな政策につきましては総合計画を基に柱立てをして、そして行っております。そういった点では、冒頭申しましたように、町にとって農業は申し上げるまでもなく基幹産業であるということは、町の中心に据えられていることでございます。そういったことを念頭に置いていろんな政策が出されてきておりますが、そこに書かれていないからといって基幹産業でないというようなことを念頭に何か事業を行っているということではないということはご理解をいただければというふうに思います。
質問 3番 芳形幸夫
ありがとうございます。ただいま明快な回答をいただきました。ただ、私たちもやはり行政上の中でというか、私たちのほうに伝わる中の文書の表示がどうなのかとか、多分町民の方のほうにも伝わっている文書には書かれているとは思うのですけれども、その中での表記がどうなのかなという、ちょっとそういう思いがありましたものですから、今回質問させていただきました。ありがとうございます。続きまして、2点目の収益性を根本から見直すような支援策についてなのですが、このことについてなのですけれども、町としてはコスト低減等いろんな思いでの支援をなさっているということなのです。私たちもこの収益性を根本から見直すような支援策という表現、それを実直に捉えられると、ちょっとある方から指摘を受けまして、私もこの質問の内容が自分自身でこの言葉遣いということがどうなのだろうということを考えたことからいいますと、実を言うとこれは再質問というよりも要望に近いのですけれども、例えば今国の中で進められている、これだけ米が高騰したり、不足したりという現況を考えた中で、コスト割れの米価について市場原理に任せていたとか、価格が上昇するとルール無視の介入をするということが起きているのが現実ではないかと思うのです。それで、改めてここでは質問というよりも要望なのですが、道や国に、または町村会、関連団体を通してこのコスト割れの米価についての市場原理任せ、それと価格が上昇するとルール無視の介入をされるというところの是正の要望を町としても出していただけないものか、ちょっと要望をしたいのですが、その辺はいかがでしょうか。
質問 3番 芳形幸夫
失礼しました。これは要望というよりも、いかがでしょうかというこちらの質問です。
質問 3番 芳形幸夫
失礼しました。先ほどの2点目、収益性を根本から見直すような支援策、例えば規模拡大、販路確保についてなのですが、このことについて収益性を根本から見直す支援策ということで、これは私どもこの質問に当たってはやはり根本的な問題が、ただ単純に町のほうに質問する事項ではないなというところの判断もあったものですから、先ほど要望と言いましたけれども、質問ということに取り上げさせていただきました。その中で、今国が実際行われている政策の中でコスト割れの米価についての市場原理にお任せが現実になっている。それと、価格が上昇するとルール無視の介入が行われる現実がある。これが実際に農家、農業者さんにとっての収益向上についてどういう問題点があるのかなという認識、その中から根本的なものを改正しないとならないということになってくると、このことについてやはり関連団体なり、国や道に町村会等を通じてこの要望を出していただくのはいかがでしょうかという質問です。よろしいでしょうか。
答弁 町長 後藤正洋
芳形議員のほうから再質問をいただきました。今2つ目の農業の収益性の向上に関する部分でコストですとか、あるいは価格の関係でどういう支援ができるのかという、あるいはそこを改善することによって収益性をどう上げていけるのかといったことに対するご質問だったかなというふうに思いますので、それに対してお答えをさせていただきますが、冒頭申し上げましたように10年ビジョンの経営戦術の中でも規模の拡大ですとか販路の確保対策などを行いましてコストを削減したりですとか、あるいは適正価格で販売する、販売できるような取組につなげたいという思いではあります。ただ、市場価格というものがありますので、そういった点では一自治体が農協と共同で行ったにしても、そこを抑えたりですとか、それに見合うような対応を十分にできるかというと、必ずしもそうできない状況があろうかと思います。そういった点では、国や道のほうにいろいろな要望を上げていくですとか、国の政策についていろいろと修正をしていただくですとか、そういった取組を今後も行っていきたいというふうに思っております。ただいずれにいたしましても、やはり農家の皆さんの収益を、収入を高めていくという努力は、町としては当然努力をしなければならないというふうに思っておりますので、そこは今後とも関係団体とも協力もしながら、上部組織へのいろいろな要請活動ですとか、そういったことも効果的に行えるようにしていきたいというふうに思っております。以上です。
質問 3番 芳形幸夫
ご答弁ありがとうございます。ぜひやはりこの辺の収益の向上について、いろいろな問題、諸問題はあると思いますが、この辺の私たちの訴えに対しての取組よろしくお願いいたします。次にですけれども、国の支援策から外れる人材への支援ということについてです。こちらについてもいろいろな取組をなさっていただいています。私どものほうの考えるのは、やはり国の支援対策から外れる人材、実際的には相当数の方々が対象なのではないかという考えがあります。その方々にいろんな機会を与える、チャンスを与える、それは当然しかるべき措置なのではないかなと思うのですけれども、その中で当別町は実際に就農者の平均年齢もかなり高い状況です。今やはりこの国の支援策から外れる人材についての活用というのがもっと町としても力を入れていただきたいというところで、もう一度答弁をお願いしたいのですけれども、よろしいでしょうか。
答弁 町長 後藤正洋
オガタ議員の再質問にお答えをしますけれども、先ほどの国の支援から外れる人材に対する支援の在り方ということの再質問ということでよろしいでしょうか。先ほども親元就農者の方を前提に答弁をしましたけれども、町といたしましては当別町農業総合支援センターと連携をしまして冬期の農業経営塾を開催するなどして、いろいろと研修ですとか技術の習得をしていただいております。今後も省力化技術の導入を図るですとかスマート農業ですとか、付加価値を創造する6次産業化に対する支援など、様々な形で意欲的な農業者の方々を支援してまいりたいというふうに答弁をさせていただいておりますので、そういった点を充実をして、支援から外れた人材と言われている皆さんに対しても支援をしていけるものというふうに思っております。以上です。
質問 3番 芳形幸夫
ありがとうございます。私のほうがちょっと親元就農のことについての取り違えをしていたものですから、もう一度答弁をいただきました。ありがとうございます。この質問については終わります。次に、3、食料・農業・農村基本法への回答について再質問させていただきたいと思います。この辺についても先ほどまだ具体的なということがあったものですから、タイミング等によりということで言われたと思うのですけれども、私たちがやはり心配するのは4項目に書かれています各農業者の声、そのことを大事にしています。そうしますと、その中からこれもやはりお願いしたいのは、こういう声を町村会等、関連団体と連携を図って、農業者の声がこういうふうに実際にありますという、多分先ほどの答弁からいいますとまだ今の段階ではどうこう言える状況ではないとは思うのですけれども、その辺についてその声の聞き取りで要望を上げていただくということについてはいかがなものか、ちょっとお聞かせください。
答弁 町長 後藤正洋
芳形議員の再質問にお答えをします。先ほども食料・農業・農村基本法に対する考え方ということで、芳形議員のほうからは懸念ですとか不信感ですとか危惧ですとか、いろんなご指摘をいただいておりました。しかしながら、私どもといたしましては農協と連携をする中で、そこでいろいろな課題ですとか、そういったことにつきましても農業者の皆様からいろいろとお聞きをさせていただき、その課題を解決をしながら行っているというふうに、対応してきているというふうに思っております。今回のこの基本法に対する考え方につきましても、一定の農業者の皆さんの基本的な考え方というものをお聞きをした上で、具体的な行動を農家の皆さんと一緒に取っていく、そのためには農協と連携をしていくという方法を取らせていただいております。個々のいろいろな取組あるいは要望ですとかがある場合には直接私のほうにお聞きをさせていただきながら、私といたしましてはそういった意見があった場合には、その客観性がどこにあるかというようなことも含めて総合的に判断をし、農協とも調整をさせていただきながら取り組ませていただくということがこれまでもそうでしたし、これからもそういう方針で臨みたいというふうに思っております。以上です。
質問 3番 芳形幸夫
ありがとうございます。農協さんとのほうで連携を図りということで、取組を行われているということです。そのことを重々承知させていただきます。ありがとうございます。農協との連携の構築ということで、こちらのほうではどのように進めていきますかということで先ほども質問させていただきました。そうしますと、今の問題もありますように連携を深めるということで会議の場、お話合いの場も設けられているということは評価させていただきます。ここは特に質問はありませんが、やはり農協と町のほうが共に連携を図るということは、農業者にとって最も必要とされることの一つではないかと思いますので、ぜひその辺の取組の推進をお願いしたいと思います。あと、最後の食の安全についてちょっと質問させていただきます。食の安全についても多くの展開をされています。その中で、有機農法の団体さんへの実際の取組、昨日の産業厚生委員会でもありましたが、有機転換推進事業の中からということでの予算が出ていますよということもありました。その中に向けても、ただ私、これはここだけの問題としてちょっと質問として適切かどうかあれなのですけれども、有機農業はこれから食の安全を考えると最も必要な事業ではないかというふうに考えております。そうすると、予算づけ的なことを考えるとその推進はもっと大きなというか、取組について今後の拡大、そのことについて今考えているようなことというのは現実的にはどうなのでしょうか。私どものほうが有機農業のほうについて見ている予算的なものを考えると、まだまだちょっと低いのではないかなという気がするのです。その中において、やはり今後ある程度の取組を行うということであれば、その予算づけのほうについても、もっと大きな額を要望するというわけではないのですけれども、その辺の展開を図る取組というのは今考えられているのかどうか、その点をお聞きさせてください。
答弁 町長 後藤正洋
芳形議員の再質問にお答えをいたします。最後にご質問された有機農業への支援策ということに関連してのご質問かというふうにお受け取りをさせていただきました。国の今の農業政策としては、緑の農業基本法でしたか、の中で有機農法を全面的に取り入れていくですとか、一定程度の方策を示されていますので、そういった点ではやはり健康面ですとか、あるいは食料そのものの安全面ですとか、あるいは消費者ニーズという部分からも、いわゆる有機農業、オーガニックのいろいろな産品というのはこれから多くなっていくべきだというふうに私も思っております。ただ、北海道の大規模農業の中でそれがどれだけできるかということと、それから担い手がどれだけそれに賛同していただけるかというような農業者側のいろんな課題もあろうかというふうに思っております。そういった点では、国のいろいろな支援を参考、あるいは取り入れていく中で、農業者の皆さんがしっかりとそういったことを担えるかどうかということを見極めながら、今後町として有機農業をどうやっていくかということは検討をしてまいりたいというふうに思っております。冒頭オーガニック給食というお話もありましたけれども、有機農業とはまた別に、例えば子どもたちの食ということにつきましても今教育委員会のほうでもいろいろと検討していただいていますので、地元の食材を使う、あるいはオーガニックで子どもたちの体の体質を改善をしていくですとか、いろんな効果、いろんな面があると思いますので、そういったことも総合的に勘案しながら、今後有機農業の在り方というものがどうできるかということも含めて検討してまいりたいというふうに思っております。以上です。
質問 3番 芳形幸夫
質問はありません。ただ、農業の実態というのが今厳しい状況というのは皆さんご理解されていると思います。その中で、やはり町としてもその農業者に対する本気度の取組というのが私たちの要望です。質問的に不手際な部分もありましたことを失礼します。ありがとうございました。以上、質問を終わります。