みんなの議会

当別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月6日

(1)農業従事者への支援について/(2)補聴器の購入助成について

2024年12月6日、当別町議会の一般質問で、芳形幸夫議員が「農業従事者への支援について」「補聴器の購入助成について」について質問し、町長 後藤正洋が答弁しました。

質問者
芳形幸夫 議員
答弁者
町長 後藤正洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 芳形幸夫

議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行います。日本共産党の芳形です。よろしくお願いいたします。初めに、質問は大項目が2つ、その中で小項目が5つの質問となります。最初に、農業従事者についての質問です。当別町の農業が厳しさを増す中で、当別町農業の維持と発展のために町は農業者の方々へ何ができるのか厳粛に考える必要があるのではという私の思いです。そのような中で、より厳しさを増す農業情勢に柔軟に対応するため、当別町農業10年ビジョンが改定となりました。この10年ビジョンは、当別町の基幹産業である農業の未来像を示すものとして、私は大切なものとして捉えています。10年ビジョンは、10年後には農家戸数が3割減少すると予測され、労働力不足が深刻と書かれています。また、全国の農業従事者の平均年齢は67歳と聞いています。私たちにおいしいものや命をつなぐ食料をつくり出してくれている農業者の方々が私のように高齢になってくる。自然と対峙しての仕事ですので、日々の取組が大変です。それでも、おいしい野菜、お米などを私たちに届けてくれているのです。大変ありがたいことと思います。今求められるのは、安定した地元の食料品確保、気候変動と国際紛争での食料危機の備えにも地産地消での食料の供給、需要を大切なことと捉えています。そんな中、当別町では地域の話合いに基づき、地域農業の将来の在り方を示した人・農地プランが地域計画として法定化され、これを受けて当別町地域計画協議会が開催されていたと聞いています。質問になります。1つ目ですが、11月7日から11月28日までの期間で当別町地域計画協議会が開催されていますが、進捗状況がどうであったのかお聞かせ願います。2つ目の質問ですが、地域計画協議会で伺えた農業者の実態をどのように捉えているのかお聞かせください。3つ目の質問となります。同じく地域計画協議会で出された農業者の意見を基に、農業者の声を道や国に要望することが大切と私は思います。道や国に対しての要望について町の見解をお聞かせください。4つ目の質問です。親元就農や後継者に対する支援が必要と考えますが、町はどのようにお考えか見解をお聞かせください。次に、補聴器の購入助成についてです。加齢性難聴は、日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど生活の質を下げる大きな原因になるばかりか、最近では鬱病や認知症の最大の危険因子になることも指摘されています。補聴器は欲しいが、高額では買うことができないという声が寄せられています。その価格ですが、1万円ほどから高いものは50万円を超えるものまで、また100万円という声も聞いています。この価格のことからにして、買いたくても大変だなという現実が分かっていただけるのではと思います。特に低所得者に対する配慮が求められています。欧米では、補聴器購入に対して公的補助制度があると聞いています。また、補聴器購入助成については、本年度240を超える自治体で実施しています。高齢者にとって大きな負担となることから、町独自に補聴器の購入助成をするべきではと思いますが、その必要性について町の見解をお聞かせください。以上、私の1回目の質問です。よろしくお願いします。

答弁 町長 後藤正洋

芳形議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、当別町地域計画協議会の開催状況についてのご質問でありますけれども、当別町地域計画の策定に当たって、当別町地域計画協議会は昨年の10月から現在まで全3回開催をいたしております。また、ご質問の各地区の農業者との協議の場については、町内を全13地区に分けまして、今年の2月から3月に1回目を、先月11月に2回目を開催しております。次に、農業者の実態についてのご質問でありますけれども、各地区の協議の場におきましては、10年後の地域の農地は誰が利用し、農地をどうまとめていくか、地域の農業をどのように維持、発展させていくかを話し合っております。当別町の農業者共通の課題といたしましては、近年の農業機械や資材価格、燃料費の高騰による経営の圧迫が課題となっており、また地域ごとに差はありますけれども、今後の担い手確保ですとか農地維持が地域の課題として上がっております。次に、道や国へ要望が必要とのご質問でありますけれども、地域計画を策定した地区や地域計画に位置づけられた農業者は、施設や機械の導入に対する補助金や融資の金利負担軽減措置など様々な国の支援措置を受けることができますので、まずは国から示されている支援策を活用していただくことが重要と考えております。次に、親元就農や後継者に対する支援についてのご質問でありますけれども、芳形議員のご質問のとおり、各地区の協議の場においても親元就農や後継者に対する支援が必要とのご意見がありました。私といたしましては、農業10年ビジョンに掲げるもうかる農業を目指し、農業に魅力を感じながら営農する意欲的な農業者の姿、これこそが新たな担い手参入に必要と捉えております。この実現に向け、町といたしましては、先ほど答弁した国の支援策の活用はもとより、省力化技術の導入を図るスマート農業ですとか、あるいは付加価値を創出する6次産業化に対する支援など、様々な形で意欲的な農業者の方々を支援してまいりたいと考えております。次に、補聴器購入は高齢者に大きな負担となることから、町独自に助成をすべきとのご質問でありますけれども、現在町独自の補聴器購入に関する助成につきましては、聴覚障がいに係る身体障害者手帳の交付対象にならない18歳未満の軽度、中等度難聴児を対象としており、令和4年第4回定例会、佐々木議員の一般質問において、現時点では補助拡大の必要はないものと考えていると答弁をいたしました。加齢性難聴者の皆さんへの補聴器助成につきましては、国が行うべきと考えますが、全国的にも自治体独自の助成を実施している市町村が増加していることは承知をしており、一方で国による公的補助制度の創設を求める動きも広がっていることなどから、引き続き国や自治体の取組状況を注視してまいりたいと思います。以上、芳形議員の一般質問に対する答弁といたします。

質問 3番 芳形幸夫

ただいま答弁をいただきました。ありがとうございます。1つ目の質問に対してなのですが、昨年から協議会を開催されているということで、部局においてもその協議会の開催に当たって気配りが大変だったのではないかと思いますので、今改めてその旨に感謝させていただきます。その中で私としては、この会議が有意義な会議となり、それができれば町政の中でも反映されるという観点から質問させていただきました。次にですが、2つ目の質問で地域計画協議会で伺えた農業者の実態ということで、町長のほうの答弁からは、資材関係、物価高騰による農業者の実態、また後継者不足、農業者の方の後継についての実態ということのお話がありました。私たちが求めているのは、農業者の声を聞く機会というのが農業者というのは仕事的にも自然を相手にしていますので、営農している時期というのはなかなか時間が取れないと思います。その上で、もしお話の場とか、そういうのがあるということであれば農閑期ということになってくると思うのです。その中で、やはり農業者の方とのコミュニケーション、これが一番大事だという私たちの思いなのです。それにより農業者さんの実態がもっと、当別町の農業の実態も分かると思います。ですから、こういう機会をまずは増やしていただきたいというのが私の考えです。その辺はちょっと心のほうに留め置きいたしてほしいと思います。その中で、3つ目の質問の中で地域計画協議会で出された農業者の意見を基に農業者の声を道や国に要望することが大切ということで上げさせていただきました。今その取組を行っていることですし、私はこのことが一番大変だと思うのです。その中で、間違えましたらごめんなさい、私としてはこの声を上げる、要望を出すということのトーンが幾分低いような気がしました。改めて、失礼ですが、その辺をもう一度教えていただけますか。よろしくお願いします。

答弁 町長 後藤正洋

芳形議員の再質問にお答えをいたします。国や道への要望を農業者の皆さんの意見を聞いた上で上げてほしいということで、そのトーンがちょっと低いのではないかというご質問だったかというふうに思いますけれども、いろいろな場面で農家の皆さんの要望を聞くことについては、この協議会で直接お聞きをさせていただいたりですとか、あるいは組織を通じて、例えば農協ですとか、あるいはいろいろな農業者の皆さんの組織がありますけれども、そういった組織を通じて町のほうにいろいろ意見を上げていただくということで意見聴取はさせていただいているつもりでもございます。そういった意見を国や道に上げていくわけでありますけれども、特に北海道の場合におきましては町村会もありますので、そういった町村会を通じて国や道にいろいろと要望を上げていくという、そういった機会を通じて積極的に意見を上げていくということで取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 芳形幸夫

ご答弁ありがとうございます。先ほど関係諸団体と共にその声を反映させていただけるという踏み込んだ内容と私は受け止めています。ぜひこの辺を積極的に関係諸団体等を通して農業者の意見を道や国に要望していただきたいと思います。3つ目の再質問については以上です。4つ目の質問に関してですが、私たちの考えの中で大切なことなのですが、当別町地域計画協議会の中で農業者の方々が語られた意見がとても重要というのが私の思いです。その意見に基づいた支援というのが一番いいのですが、ただそれは一概に即実践できるものでないというのは私どもも重々承知しています。支援というと、一般的には財政的な資金面での支援というのもありますが、やはりここはトータル的に見た財政、例えば物資であるとか、それと農業者の声を聞く場でのそういう場の回数の増設であるとか、とにかく私どもからすると農業者の声がこれからの当別町の農業の維持、発展にという点では一番必要なことではないかというのが私の思いです。その観点からの町長の意見というのがあれば聞かせていただければと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 後藤正洋

芳形議員の再質問にお答えをいたしますけれども、先ほども答弁をさせていただきましたが、今農業10年ビジョンを改定させていただきまして、もうかる農業を目指しているというお話をさせていただきました。そういった中で、今芳形議員のほうからご発議ありましたように、いろいろな農業者の皆さんの要望ですとか窮状を訴えていただいているということは承知をさせていただいております。議員も認識していただいていますように、その全てを満たすということはなかなか難しいことではあるのですけれども、それに寄り添うということはさせていただきたいというふうには思っております。ただ、できることとできないこととやっぱりありますので、そこはご理解をいただくという形を取りたいと思います。特に支援につきましては、先ほど財政面ですとか物資の部分ということもお話しされましたけれども、意欲的な農業に取り組んでおられる方、そういった人たちを特に支援をするという形を取らせていただいておりますので、そういった意味では省力化の技術ですとか、あるいは付加価値をつけるというお話を最初の答弁でいたしましたけれども、そういった積極的な取組をされる皆さんを支援をし、全体をリードしていっていただくという形をつくっていきたいというふうに思っております。以上です。

質問 3番 芳形幸夫

ありがとうございます。答弁をいただきました。ただ、申し訳ありませんが、私個人的には意欲的な農業をやるという方も確かに必要なのですが、今やはり実際に当別町においても農業従事者の方というのは高齢になられている方が多いと思います。平均年齢も私は若干全国よりも高いと聞いています。その中で、やはりその辺の難しさというのはあるのではないかと思います。ですから、今の見解にもありましたように意欲的なというところは私も理解はできますが、ところが全体的にということを考えると当別町の農業維持、発展には全体を視野に入れるというのでしょうか、その上でのところの考えを持っていただいた取組が必要ではないかというのが私たちの思いです。農業関係については以上になります。ありがとうございました。次に、補聴器の購入助成についてお伺いいたします。先ほどの町長のほうからの答弁から伺いますと、どちらかというと私たちの求めているのは町独自に補聴器の購入助成をすべきというその思いが強いものですから、伺った見解からするとやや、国に求めるということですので、その辺がいかがなものかなというところがあります。その中で、今年4月から旭川市ではモデル事業として上限5万円、対象50人ということで始めています。また、北広島市では、対象年齢を65歳以上として上限5万円、既に購入済みの方も新しくするということを含むということを取り入れる制度を入れて行っています。先ほども言いましたが、生活上大変、住み慣れた町に住み続けたいという思いからすると、対象者全員にということはいかなくても、当別町独自の制度をつくっていただいても結構ですし、モデル事業としていただいても結構です。やはり今これは緊急的に必要ではないのかという思いですし、例えば旭川の事業にしても5万円で対象50人ということであれば、総額的な意味合いも含めて事業的には成り立つものではないのかなという気がします。その観点から町の見解をお聞かせください。お願いします。

答弁 町長 後藤正洋

芳形議員の再質問にお答えをいたします。先ほど国や自治体の取組状況を注視してという答弁をさせていただきまして、今ほど芳形議員の再質問のほうでも管内の取組についてもお話がありました。あるいは、旭川の例もいただきましたけれども、北広さんですとか恵庭市さんですとかもこれから行うということも状況としては知っておりますけれども、なかなかこのことについて、先ほどの農業の問題もそうでありますけれども、農業全体を見るということも必要ですけれども、農業をも含めた経済ですとか産業全体ですとか、そういった観点からそのことを判断していくということも必要かというふうに思っておりますので、今回のこの点についても全体的な公共事業の在り方ということに鑑みて判断をしてまいりたいというふうに思っております。いずれにいたしましても、冒頭といいますか、最初に答弁をさせていただきましたように、現在の町の取組といたしましては国や自治体の取組を注視する中で、国にもいろいろと要望もしていきたいというふうには思っておりますけれども、そういった状況を注視していくということで取り組んでまいりたいと思っているということで、よろしくお願いいたします。

質問 3番 芳形幸夫

ご答弁をありがとうございます。ご答弁の内容からして、なかなか即時実施というのは難しいなということは分かります。先ほどの農業問題もそうですが、この補聴器購入の助成についても、まずやらなければならない町の施策、そういうことも重々私どもも分かっております。その中で低所得者、この物価高で低所得者の方々が生活が日常が大変です。そういう思いからも補聴器の購入助成にということでの質問をさせていただきました。前向きに向かっていただければと思います。以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

出典:当別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月6日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる