みんなの議会

当別町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日

子どもプレイハウスなど学校外でのいじめを含めたこどものいじめ対策

2024年9月13日、当別町議会の一般質問で、佐藤立議員が「子どもプレイハウスなど学校外でのいじめを含めたこどものいじめ対策」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子が答弁しました。

質問者
佐藤立 議員
答弁者
町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 佐藤立

皆さん、おはようございます。それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。今日は、子どもプレイハウスなど学校外でのいじめを含めた子どものいじめ対策についてお尋ねをいたします。なお、念のため申し上げますが、この質問は何らかの個別の案件を念頭に置いているものではなく、一般論としてお尋ねをするものです。また、配付した資料につきましては適宜触れつつ質問をさせていただきます。いじめは、いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、生命、または身体に重大な危険を生じさせるものであるとの認識に立ち、町はいじめ防止と根絶に取り組んでいます。まず、資料1を御覧ください。資料1は、いじめ防止対策推進法や北海道いじめ防止等に関する条例などを踏まえて、平成26年12月に町教育委員会が定めた当別町いじめ防止基本方針の概要版です。第1、いじめの定義を御覧ください。いじめの定義については、いじめ防止対策推進法の第2条に、いじめとは児童等に対して当該児童等が在籍する学校に在籍しているなど、当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的、または物理的な影響を与える行為であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものを言うと規定されています。ここで言う一定の人的関係とは、学校、学級や部活動、塾やスポーツ少年団など学校の内外を問わず当該児童生徒が関わっている仲間や集団など、当該児童生徒と何らかの人的関係を指すとされています。次に、第2、いじめ防止対策の基本的方向性を御覧ください。いじめ防止対策推進法第3条によれば、いじめ防止等のための対策は、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにすることを旨として行われなければならないとされ、国、地方公共団体、学校、地域住民、家庭、その他の関係者の連携の下、いじめの問題を克服することを目指して行われなければならないとも規定されています。町では、いじめはどの集団にも、どの学校にも、どの子どもにも起こる可能性がある最も身近で深刻な人権侵害で、いじめを防止するには特定の子どもや特定の立場の人だけの問題とせず、広く社会全体で真剣に取り組む必要があり、いじめの防止等のための対策を進めるため、全ての児童生徒の自己有用感や自己肯定感を育成する取組を学校だけでなく家庭、地域住民、行政、その他の関係者がそれぞれの役割を自覚し、主体的かつ相互に連携、協力しながら進めるとしています。続いて、資料1の裏面、いじめの防止に関する体系図を御覧ください。いじめ防止対策は児童生徒を中心に置き、教育委員会、学校が中核的な役割を果たしつつ、地域、家庭や警察などの関係機関と連携する体制が示されています。いじめ防止対策推進法では、いじめの定義や防止対策について学校を基礎に構成していることからも、いじめ対策において学校の果たす役割はとても大きなものがあります。しかし、先ほどご説明した基本的方向性にあるとおり、学校の内外を問わずいじめが行われない当別を目指すに当たっては、学校だけでなく子どもプレイハウスをはじめとする学校外の子どもに関わる関係者の役割も重要です。しかし、町や各学校のいじめ防止基本方針には、この学校外の関係者に関する記載が決して多くはありません。特に学校外の子どもたちの居場所として町が設置している子どもプレイハウスについては、具体的な言及がありません。町いじめ防止基本方針では、基本的方向性に地域、家庭等との連携との項目があり、学校関係者と地域、家庭との連携が必要である。PTAや町内会など地域の関係団体などと学校関係者がいじめの問題について協議する機会を設けたり、学校運営協議会を活用するなど地域、家庭と連携した対策を推進することが必要であると地域との連携が記載されていますが、子どもプレイハウスは指摘されていません。資料2の1を御覧ください。これは、とうべつ学園のいじめ防止基本方針の一部を抜粋したものです。いじめに対する基本姿勢の項目で、家庭、地域等との連携に触れ、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにしますと記載されています。しかし、より具体的な行動に触れている早期発見や事案対象の項目では、学校外の関係者との情報共有等の記載はなく、子どもプレイハウスへの言及もありません。資料2の2は、西当別小学校のいじめ防止基本方針の抜粋です。資料にはありませんが、初めにの部分でいじめ問題の解決のため、保護者や地域との連携協力体制を確立してまいりますとの記載があるほか、いじめ問題に関する基本的な考えの部分で未然防止、早期発見、早期対応のために学校、家庭、地域が一体となって継続的に取り組むことが不可欠と指摘しています。一方で、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにという点には言及がなく、具体的な行動を定めた早期発見のための手だてや資料2の2、裏面の早期対応等にも学校外の関係者との情報共有等の記載はなく、子どもプレイハウスへの言及もありません。子どもプレイハウスについては、北海道いじめ防止等に関する条例第8条で事業者の役割として、いじめが行われ、または行われている疑いがあると認めた場合に学校へ通報するなど、学校の設置者及びその設置する学校が講ずるいじめの防止等のための措置に協力するよう努めるものとすると記載されているほか、北海道いじめ防止基本方針でも事業者の役割に触れています。また、国が定めた放課後児童クラブ運営指針では、学校との連携として子どもの生活の連続性を保障するために情報交換や情報共有、職員同士の交流等によって学校との連携を積極的に図る。学校との情報交換や情報共有は日常的、定期的に行い、その実施に当たっては個人情報の保護や秘密の保持についてあらかじめ取り決めておくとの規定があります。しかし、私が調べた限り当別町子どもプレイハウスについて公開されているいじめ防止に関する基本方針等はありませんでした。ここで、国の動きについて簡単に触れます。資料3を御覧ください。これは、いじめ防止対策推進法制定時に文部科学省が作成した概要資料です。ここでは、学校がいじめの通報窓口となりますと記載されています。学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにすることを旨として行われなければならないいじめ防止対策において、先ほども触れたとおり学校の役割をとても重視しています。しかし、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにするためには、いじめ防止対策推進法でも指摘されているとおり学校以外の関係者の役割が重要です。そこで、令和3年12月21日の閣議決定により、これまでの学校や教育委員会などの学校設置者、文部科学省等による取組に加え、子どもの権利利益の擁護等を担うこども家庭庁が学校外でのいじめを含めた子どものいじめの防止を担い、関係機関や関係者からの情報収集を通じた事案の把握、いじめの防止に向けた地方自治体における具体的な取組や体制づくり等を支援することとされました。今後はいじめ防止対策推進法第3条や令和3年12月21日閣議決定により、こども家庭庁がいじめの防止に向けた地方自治体における具体的な取組や体制づくり等を推進していることを踏まえ、学校外でのいじめを含めた子どものいじめの防止を学校に過度の負担がかかることがないよう実施する体制を町として整えていくことも欠かせない視点であります。以上を踏まえて質問をいたします。まず、子どもプレイハウスではいじめ防止基本方針を作成しているのでしょうか。もしくは、子どもプレイハウスに適用、または準用されるいじめ防止基本方針はあるのでしょうか。2点目に、子どもプレイハウスのいじめ防止対策で誰を責任者としてどのような組織体制で実施されているのでしょうか。3点目、仮に子どもプレイハウスでいじめが発生した場合、誰を責任者としてどのような組織体制で対応されるのでしょうか。4点目、町、学校のいじめ防止基本方針に子どもプレイハウスへの言及がないのはなぜでしょうか。5点目、学校と子どもプレイハウスの間で連携や情報共有は定期的に行われているのでしょうか。6点目、令和3年12月21日閣議決定を踏まえ、学校の内外を問わず当別の子どもたち全てのいじめ対策を統括する責任者を明確にするとともに、学校とは別に専任の組織を設ける必要があるのではないでしょうか。7点目、町が配置するスクールソーシャルワーカーは、学校や子どもプレイハウスのほか、民間の習い事などを含めて当別全体の情報共有や連携体制の推進に役割を果たすことができるのでしょうか。以上、7点お伺いいたします。

答弁 町長 後藤正洋

ただいまの佐藤議員の一般質問にお答えをいたします。議員ご指摘のとおり、学校外でのいじめに対して学校に過度の負担がかかるようなことは避けていかなければならないと私自身も考えているところでありまして、そのことを踏まえつつ答弁をいたしたいと思います。初めに、子どもプレイハウスでいじめ防止基本方針を作成、もしくは適用、または準用している方針についてのご質問でありますけれども、現在当別町で定めていますいじめに関する方針は、いじめ防止対策推進法など関係法令を基に定められました当別町いじめ防止基本方針及び各学校で定めた基本方針があり、お尋ねの子どもプレイハウスにつきましては特化した基本方針はありませんけれども、当別町いじめ防止基本方針及び国で定められました放課後児童クラブ運営指針に基づき適切に対応しているところであります。次に、プレイハウスでのいじめ防止対策としての責任者と組織体制及び実際に発生した場合の責任者と組織体制についてのご質問でありますけれども、現在プレイハウスでのいじめ防止対策において責任者や組織体制として明記されたものはありません。いじめについての責任という点では、原因が人間関係や場所などの環境によって様々な場合があり、責任所在はケース・バイ・ケースで判断しなければならないことが言えます。ただ、こういった中でも国、都道府県、市町村、学校、プレイハウス運営事業者など、それぞれがいじめ対策に努めなければならないものと考えております。特にプレイハウスにおきましては、現場の指導員が子どもたちの状況をしっかりと観察し、未然にいじめを防ぎ、適切な指導に当たるよう日々努めていかなくてはならないものと思っております。また、保護者にも我が子がいじめをしないように教育していただく必要があるものと思っており、総じていじめの対策については全ての関係者にその責務があり、関係者が連携して解決に結びつけていくものと私は考えております。次に、町、学校のいじめ防止基本方針にプレイハウスへの言及がないことについてのご質問でありますけれども、町、学校のいずれの方針にも直接的にプレイハウスとの名称は記載されておりませんが、学校の基本方針には地域との連携、協力といった記載があり、また町の基本方針には関係機関の連携の強化と記載されております。そもそもいじめの定義に当たる一定の人的関係というものには、議員ご指摘のとおり塾やスポーツ少年団など、学校の内外を問わず当該児童生徒が関わっている仲間や集団などでの人的関係が含まれておりますので、地域や関係機関という言葉の中にプレイハウスも当然含まれております。次に、学校と子どもプレイハウスの間で連携と情報共有は定期的に行われているかという質問でありますけれども、本年度からプレイハウスを所管する子ども未来課を教育委員会から福祉部に移管させましたが、学校との情報交換が必要であるため、子ども未来課の職員も教頭会議へ参加させ、学校との情報交換を定期的に行っているところであります。また、プレイハウスの指導員と教職員につきましても、個人情報に配慮しながら随時情報交換を行っております。次に、学校の内外を問わずいじめ対策を統括する責任者を明確にするとともに、学校とは別に専任組織を設ける必要性についてのご質問でありますけれども、現状において事案が発生した場合は個別具体に関係機関への聞き取り等を行い対応いたしますが、こども家庭庁では発足時からいじめ防止対策の強化に取り組むとなっております。令和5年度におきましては、学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みづくりに向けた手法の開発、実証事業を実施しており、この中で特に組織体制の在り方を明らかにすることを重点に調査研究が行われております。今後こども家庭庁から自治体に向けた組織体制に関する通知等があるものと思いますので、その内容を確認して検討してまいります。以上、佐藤議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。

答弁 教育長 三澤吏佐子

それでは、佐藤議員の一般質問にお答えをいたします。従来学校のみで対応してきた児童生徒の問題や保護者からの相談が複雑、多様化しており、学校だけでは解決が困難な場合にスクールソーシャルワーカーが関係機関との情報共有や連携、調整を図りながら適切なサポートを提供しております。そのため、子どもプレイハウスのほか民間の習い事等を含めた町全体の連携体制の推進に向けた中心的な役割を担うものではございません。以上、佐藤議員の一般質問に対する答弁といたします。

再質問 6番 佐藤立

それでは、順番に何点か再質問をさせていただきます。今町長からのご答弁の中で、冒頭に学校に過度の負担をかけることなく仕組みをつくっていくことが重要であるという言及をいただきました。そこの方向性は全く同じだと思っていますし、今後の専門体制の部分等のご答弁等を踏まえても、恐らく大きな方向性は同じところを向いているのではないかなというふうに思っております。一応それは私も前提とした上で、とはいえ日々子どもたちの状況も動いておりますので、まずは現時点のところから質問をさせていただきたいと思います。初めに、1点目、子どもプレイハウスにおいていじめの基本方針を持っているのかという部分についてですけれども、この点については現時点では持っていないものの、町の方針や放課後児童クラブの運営指針等で適切に対応がされているとのご答弁でした。まず、現状での対応が適切にできているというのは、それは私も前提としております。その上でですけれども、先ほど資料等でも簡単にご紹介をいたしましたが、当別町のいじめ防止基本方針は、策定は教育委員会の名前でなっておりますけれども、その中で対策の内容等についても教育委員会が実施をする施策と、各学校が実施をする施策とというような形で、あくまでも学校をベースにした形でつくられております。これはいじめ防止の法体系自体が学校をベースにしたところから拡張されているので、やむを得ないところもあるかなとは思いますが、現状では教育委員会、学校という役割です。昨年度までであれば、子どもプレイハウスについても教育委員会が所管をしておりましたので、教育委員会という枠の中でしっかり読み込むことができるという解釈もでき得たかとは思いますけれども、当別町の体制を今後整えていく上に当たって、福祉部のほうに移管をして町全体で進めていこうという動きになっておりますので、結果としてこの基本方針の中にもちろん関係機関等で読み込めなくはないですけれども、教育委員会、学校を中心として書かれているので、プレイハウスが主体的にどのように対応していくかというのの指針にはこれはなかなかなり得ていないのではないかなというふうに思っております。そこで、本来であればやはり子どもプレイハウスとしても独自の基本方針というのを改めて策定をする必要があるかと思いますが、今後策定をする予定があるのかというところをまずお尋ねをいたします。

答弁 町長 後藤正洋

佐藤議員の再質問にお答えをいたします。7項目あるうちの1項目めということで、プレイハウスでの条文というか、決めというか、そういったものをつくったらどうかというご趣旨かなというふうに思っておりますが、基本的には今回国のほうから示されていますいじめ防止対策推進法の中にも学校の中、あるいは外で起きたことのいじめについては、それぞれ設置者の責任もありますけれども、学校と教職員がどう対応するかということが定められていまして、プレイハウスの中でこういうことがあったということで、軽微なものについては恐らくプレイハウスの中で処理がされるというケースもあるとそれは思います。ただ、そこだけで処理ができないものについては、先ほども答弁で申し上げていますけれども、学校との連携という状況がありますので、こういうことがありましたということは学校のほうに報告をいただく。なおかつ推進法の中でも学校がその学校の内外で起きた状況というものを把握をして、未然に防止するなり、対応するなりということになっておりますので、プレイハウスの中で事ここでそういった条文ですとか状況をつくっていくということは考えておりません。

再質問 6番 佐藤立

今の点、次にもう一度質問させていただきます。恐らく今町長大きく2つのポイントでお話をいただいたかと思いますけれども、まず実質的な対応として、やはり今の我が国のいじめ防止対策の形であれば学校を基準につくられていますので、あと子どもたちの様子を本当によく把握できているのは学校の先生方だというところもあるので、仮にプレイハウスで何かあったときにも、それは学校のほうでの対応がしっかり取れますよというところが1点だと思います。その現状については、私も全くそのとおりだと思っております。そこのお話ともう一つ、そういう現状はそういう現状であるとしても、ただプレイハウスのところを、特にエリアを分けたプレイハウスでいじめがあったときにどういう対応をするのだというものの決まりが今形になったものとしてはない状態ですので、まずその形式面のほうからいきますと、そういうような形で学校とちゃんと連携をしていくのだということを書くという意味でもプレイハウスとしてのいじめの防止基本方針と。これもしかしたら町ではなくて受託事業者がつくるものなのかもしれないですけれども、プレイハウスとしては学校と連携してこういうふうに動いていきますというのは明示したものをちゃんとつくる。また、つくったものを保護者の方にも、うちのプレイハウスこういうふうにやっていますよというふうにお見せをすることは、保護者の方との信頼関係構築にもつながっていくかと思いますので、まず実態をいじる、いじらないとは別の問題として、形式的にそういうものって必要ではないでしょうかというのがまず1つ目のところ。なので、その点についてもう一度お考えをお聞きしたいところと、もう一点その中身のほうについては、これ後半のほうの質問にまさにつながるところですけれども、先生方がよく分かっていると同時に、そういった形でいじめの対策を学校を基準に進めていってしまうと、結局最終的に先生方の負担がどんどん、どんどん重くなってしまうと、これプレイハウスは町営でかなり公的な組織ではあると思います。とはいえ、学校の中か外かと言えば学校の外になる。そうなったときに、では学校の外って今それこそサークルとかチームとかいろんなところがあるのも密接な関係がある、人的な関係があるということで、形式上はどこかの塾の中で子ども同士がけんかをして何かがあったとしても、被害児童が当別の小学校の児童であれば、そこで対応しなければいけないというのが今の立てつけになっています。私は、それが非常に先生方に過度の負担をかけてしまうことになるのではないか。むしろ、そこは町全体でしっかりした体制をつくっていく必要があるのではないかというのが大きい趣旨で質問させていただいています。この点は後半のほうで改めてお聞きをいたしますので、まず現状で学校の先生のほうでの対応がきちんと取れている。それはもちろんそれを前提としてですけれども、まずはプレイハウスのほうとしても私たちはこういうふうに動くのですよというのを明示するものをつくっていく必要があるのではないかなということで質問させていただきましたので、その内容面というよりは形式面といいますか、側の部分といいますか、そこでの必要性についてちょっと改めてお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 後藤正洋

再々質問にお答えをいたしますが、再質問でもお答えをしましたように、基本的に推進法の中で定められていますものを今基本に町としては進めています。その具体的なものについてまだ国のほうから今後示されてくるものがありますので、今の段階ではその方針、国から示されるものについてどういうものになるかということが分かりませんので、平成25年に示された指針に基づいて行うという形で思っております。その中では放課後児童クラブの運営指針がありますので、そこでその指針にのっとって行っているということと、それと今の学校現場での取決めというのは、学校の内外で起きたことについては学校の中でそれを掌握をして、トータルで防止をしたり、対応をしたりするということが前提になっていますので、その方針にのっとって現在は進めていくという形になります。ただ、放課後児童クラブ自体もそれぞれ子どもが学年も違うという前提もありますので、そこについてはしっかりと指導をされる方がいじめという認識を持った中でそこが起きないような、未然に防ぐような、そういったことについての取組はしていただいているというふうに認識をしておりますので、そういった条例というか、規則にのっとって行っていくということで、今のところは指針をさらに深めて変えていくということは考えておりません。

再質問 6番 佐藤立

この点で最後の質問になりますけれども、そうしますと当別町のいじめ防止の基本方針ですとか、放課後児童クラブの運営指針等に基づいての対応をしっかりと今後も取っていくということになるかと思います。その中で特に町の当別町いじめ防止基本方針についてですけれども、これ再質問の冒頭でも申し上げましたけれども、やはり教育委員会と学校という基本的な立てつけになっていまして、この基本方針をばあっと見た中でプレイハウスを所管している町福祉部がどういう動きをしていくのかという部分については記載が今ない状態になっています。これは先ほど申し上げましたけれども、この計画つくった当時はプレイハウスが教育委員会の中にいたので、教育委員会でまとめて書けていたというところのテクニカルな話かもしれないですけれども、やはり当別町の子育ての環境をよりよいものにしていくために今回組織改編をして福祉部のほうに所管をして、恐らく町長部局、教育委員会が一体として取り組んでいくということですので、その方向性を踏まえれば、このいじめ防止基本方針の中で実態を大きく変えるとかという話ではないですけれども、プレイハウスを所管している福祉部というのがどういう役割を果たしていくべきなのか、もしくはこの動きにどう関与していくのか、そういったところを最低限書き込んでいく必要はあるのではないかなと思いますけれども、当面準拠していくことになるこの当別町いじめ防止基本方針の中に子どもプレイハウスを所管する福祉部の関与について記載をするということについてはいかがお考えでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

冒頭答弁で申しましたように国の指針が出てきまして、それに準拠する形で改善しなければならない部分については改善をしていこうというふうに思っております。ただ、今この法律ができましてから3年間全く地方に下りてきていないという現状がありまして、そこは国としてももっと早めに指針を示すと、あるいは方針を示すということがあっていいなと個人的には思っております。ただ、そこはもう待っておられませんので、そういった意味では今回4月に組織改編をして福祉部に子ども未来課を移しまして、なおかつご指摘いただいているように教育委員会がそれを所管をしておりましたけれども、福祉部に移ったということもありまして、ただそこは学校との連携もしっかり取らなければならないということもあって、先ほど申しましたように教頭会の会議の中に福祉部の職員が行ったりですとか、あるいは所管するプレイハウスですとか、そういったところとの情報交換を単にプレイハウスと学校だけの情報交換ではなくて、常に福祉部がいろいろと情報を取ってそういったことに対応ができるような体制づくりをしているというのが現状でございます。そういった点で、将来必要があればいろいろな地域団体のどう関わるかというようなことも決めていくということもあり得るかもしれませんが、現状ではそういうことだということでご理解をいただければと思います。

再質問 6番 佐藤立

7個あるうちの1点目のところはこれで回数になりましたので、町長の長い目で見たときに見られている方向性というのは、私も十分理解をしております。また、国の動きが大変遅いというのは、もう本当に何とかしてくれよというふうに思うところですので、国が遅いときには逆に国を動かしていくのは現場を持っている地方自治体のできるところでもありますので、国の動きを後ろから追い立てるようなくらいの勢いで当別町ならではの動きというのを積極的にぜひ取り組んでいけたらいいなというふうに思っております。再質問は項目でいいますと3点目のところ、仮にいじめが発生した場合の対応というところで、もちろん全ての関係者の方々がしっかりと連携を取りながら対応をしていっていただいているというのはそのとおりだと思っております。その中で、ただやや懸念をされるところがどうしても学校外で起きている、特にプレイハウスで発生をしているような事案に対して、学校側がそれに対してしっかりと恐らく対応はしていただいているとは思うのですけれども、保護者の方とのやり取り等を通している中で、先生方がそこはプレイハウスで起きていることですからというようなニュアンスのお話をされてしまったりですとか、これは私も直接のやり取りを聞いているわけではないので、少なくとも保護者の方はそういうような印象を受けてしまったりとかということも過去にはあったというふうに聞いております。今の町長のお話ですと全ての関係者が、特に今年度に入ってからは子ども未来課も教頭会議に入るような形で緊密な連携が取られていますので、現時点においてはそのようなことは一切ないというふうに私は信じておりますけれども、仮にプレイハウスを含む学校外でのいじめ、もしくはそのような事案があったときに学校側からそれは教室の外、もしくは学校の外で起きたことですよねというようなニュアンスのお話が外に出るということは、それは現状ではないというふうに理解をしていいでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

答弁調整に時間をいただきまして、ありがとうございます。今教育委員会にも確認をさせていただきましたけれども、基本的に議員がおっしゃられたようなことで教育委員会が把握をしていると。あるいは、役所のほうでも把握しているという事案はないというふうに理解をしております。ただ、制度的にも基本的に例えば推進法の中で決められていますように設置者の役割ですとか、学校及び学校の教員の責務ですとか、保護者の責務というのが決められていますので、そういったものが基本的にはいじめを全体でなくしていく、あるいは抑えていくということが推進できるような体制づくりをしていかなければならないというふうには思っております。

再質問 6番 佐藤立

すみません、失礼しました。ちょっと私の聞き方も分かりづらいところがあって、申し訳ありませんでした。今のご答弁で私が懸念しているようなことというのは事態としては恐らく、私は過去にもと申し上げましたけれども、町教育委員会で把握している範囲ではないということは確認をいたしました。念のためこの質問をして確認をしたかったのは、現在、また今後においても例えば教室外、学校外で起こったことなので、それは学校では対応できませんよというようなニュアンスを保護者の方が受けるようなことというのはないですよねと、そういうような対応をすることは現在においても、また今後においてもないというふうに理解していいですかというところの確認ですので、念のためですので、もう一度お願いいたします。

答弁 教育長 三澤吏佐子

ただいまの質問にお答えさせていただきます。そういうことがないように、そういう誤解を生むような先生方の対応や発言がないように指導をしております。

再質問 6番 佐藤立

今の点あくまでも今後に向けての念のための質問ですので、そこはご理解いただければと思います。それでは、先に進ませていただきます。今が3のところまで質問をいたしました。4のところの言及がない等については、恐らく今までのやり取りを聞いている限りでは、現状の今の法体系の中では今このような書き方になっているけれども、地域や関係機関という表現の中でしっかりと読み込むことができるということだと、というご答弁だったというふうに思っております。1つ目の再質問等でも申し上げましたけれども、そこを明記していくということにはまた非常に大きな異議があるのかなというふうに私は思っておりますけれども、恐らくこれは今後の話になるのかと思います。また、5番目の連携のところについても今非常に緊密な連携が取られているということで、そこは大変安心しておりますし、こういった連携というのは継続をしていくことによってどんどん、どんどん情報の密度も上がって価値も上がってくることだと思いますので、どうしても担当の方や学校の先生方には一定程度負荷がかかるかもしれないですけれども、そこはぜひ継続をして進めていただきたいなというふうに思っております。質問としては6番目のところになります。いじめ対策を統括する責任者を明確にするとともに、学校とは別に専任組織を設ける必要があるのではないか。恐らく将来的な話でいえば、ここもかなり同じ方向性を町長も考えていらっしゃるのではないかなというふうには思っておりますが、と同時にやはりまだ国からの方向性がしっかり出てきていない中で、国の方向性も見極めながら町としてやるべきところを取っていくというのが現時点での整理だというふうに理解をしました。この部分ですけれども、やはり国は国として考えてはいきますけれども、では当別町は、町としては当別の子どもたちのためにどういう環境をつくっていくのかというところを国の動向も見極めつつ、国の方針が示されたときには、それに合わせて当別はすぐにこう行くのだというのをばっと示せるような形でしっかりとした準備を整えていくことというのは非常に重要だと思います。これは、たしか子ども施策の大綱等のやり取りの中でもしっかり準備をしていくところと、かといって後から国が少しまた方向性が変わったりとか何かがあったときのずれがあったときに様々な混乱も生じるので、そこは慎重にというようなお話がありました。その考え方は私も一定理解をいたしますので、まずは今の当別の状況等もしっかり踏まえながら、国の方向性が示されたときには速やかにやはり学校の内外を問わず地域全体でいじめがない子どもたちを支える体制を構築をしていくために必要な準備というのは現時点で町長部局、教育委員会と連携しながら進めていく必要があるかと思っております。その辺り、準備については現時点でも取りかかっている、もしくは研究等は既に始まっているというふうに理解をしていいのか、お願いいたします。

答弁 町長 後藤正洋

今佐藤議員のほうから6番目について再質問がございました。冒頭答弁の中で学校現場にこれ以上の負荷をかけるということは、なかなか今の家庭環境、教育環境、あるいは子どもさんや親御さんが置かれている社会的な状況等々を考えますと、これ以上先生にいろんな意味でご迷惑と言うと変な言い方かもしれませんが、負荷をかけるということは避けなければならないということを申し上げましたのは、今回国のほうでこども家庭庁ができるということで、昨年の春にできたわけでありますけれども、そこから具体的にいろんな状況が出てきて、全国的に教育については財源的にも地方がしっかりできるような、そういう体制づくりをするように国が方向性を示してくれるというふうに私は期待をしていたのでありますけれども、残念ながらそれが今に至ってもできていないという状況があります。そういった中で特にこのいじめの問題については、どこでも起こり得る問題でありますし、そこを未然に防ぐという努力は教育委員会は当然でありますけれども、行政としても、あるいは学校の設置者である町がどう責任を取るかということは考えなければならないというふうに思っております。そういった点では、私個人としてはそれなりの決意を持って教育委員会から福祉部に子ども未来課を移したという思いがあります。ただ、現状で国がどういう方向に行くかということも見極めながら、それを地方の中で具現化していくということは私の責任だというふうに思っていますので、そういった意味では冒頭から言われていますこの推進法に書かれているその精神というものをしっかりともう一度地域の皆さんとも、あるいは議員の皆さんとも共有する中で町としての責務ですとか、学校が果たすべき責務ですとか、あるいは子どもさんをお育ていただいている各家庭、保護者の責務ですとか、そういったことがトータルで合わさっていかないと、この問題はなかなか解決していかないのかなというふうに思っておりますので、そういったことが総合的にどうできていくのかということを国の方針が出た段階で改めて町としても協議をしていきたいというふうに思っておりますし、教育委員会もそういう気持ちでいていただいていると思っていますので、そこはそれぞれの地域におられる各団体の皆さんですとか、いわゆる家庭の教育力、学校の教育力、あるいは地域の教育力というものを結集する中でこのいじめの問題をどう解決するかということは、当事者である子どもたちの意識も改革する中でやっていければというふうに思っておりますので、いずれにしてもその点については今後皆さんとも協議する中で、町としてどうあるべきかというのはしっかりと示していきたいというふうに思っております。以上です。

再質問 6番 佐藤立

本当に様々な方がそれぞれの立場からいろいろなご意見もお持ちのところだと思いますし、私もまだまだ分からない現場の様子等もありますので、この点は今後も議論をさせていただきたいと思いますし、町、また教育委員会においてもぜひしっかりと検討、研究を続けていければなと思います。一応冒頭にも申し上げましたけれども、質問でこれだけ何度もいじめ、いじめと言うと、何かさも当別町ですごくいじめの問題があるように聞いている方に受け取られてしまっては大変まずいなと思っております。現時点で本当に何かの案件を想定しているというよりは、今後に備えて地域全体でどう体制をつくっていくかというための議論ですので、その点はしっかりとご理解をいただければと思います。最後の点です。スクールソーシャルワーカーの部分で、スクールソーシャルワーカーの目的や役割について教育長のほうからもご説明をいただきました。ご答弁の中で当別全体の情報共有、連携体制の推進に中心的な役割を果たすものではないというご答弁ございましたけれども、私中心的な役割をお聞きしているのではなくて、スクールソーシャルワーカーというのはその中で一定の役割を果たしていくことができるものなのかという趣旨で質問をしておりまして、ここも書き方が悪くて申し訳ないのですけれども、スクールソーシャルワーカーを中心につくりましょうということではなく、今町長もおっしゃった町全体での動きを考えていく中で、スクールソーシャルワーカーもその専門性を生かし一定の役割を果たしていくことができるのではないかなと私は思っておりますけれども、その点改めて教育長のお考えをお願いいたします。

答弁 教育長 三澤吏佐子

議員ご指摘のとおり、スクールソーシャルワーカーには専門的な知識もございますし、今まで学校やいろいろな団体とつながってきた実績もございます。そういう中で、協力体制の輪の中にしっかり入っていくということは大切なことだと思っております。

再質問 6番 佐藤立

これ先ほどの教頭会等の情報共有のところでも申し上げましたけれども、やはりこういう体制というのは継続して動き続けることが非常に大事ですし、こういった専門的な知見を持った方々というのも常に当別町の動きに関与をし続けていただいて、それによってより正確なといいますか、現場に合った対応ができるようになってくるかと思います。そうしますと、今年度大変残念ながら今一時的に配置ができない状態にはなっておりますけれども、単年度、単年度というよりは、これはもう長期にといいますか、安定して配置をするための体制づくりというのが必須ではないかなと思いますけれども、その点について今教育長お考えありましたらお願いいたします。

答弁 教育長 三澤吏佐子

ただいまのご質問にお答えさせていただきます。私どもとしましては、スクールソーシャルワーカーの役割非常に重要だというふうに思っております。今の議論のように、これからもスクールソーシャルワーカーはさらにいろいろな活躍ができる立場であるというふうにも思っておりますので、安定的な雇用に関しては私どもも必要というふうに思っております。

答弁 町長 後藤正洋

今教育長から答弁がありましたけれども、私からは答弁を含めて一部お願いもしたいなというふうに思っておりまして、手を挙げさせていただいて許可をいただいたのですけれども、どちらかというと今まではいじめが起きるという事象がいつあるかということを常に待っているという状況だったのかなというふうに私は感じていまして、ただそれではいけないということに社会全体が気づいて、そこをどう変えていくかという発想を持たなければならないのだろうなと思っています。今スクールソーシャルワーカーの話がありましたけれども、やはり学校現場に入っていろいろと悩みを持たれている方、あるいは悩みを持っていないけれども、その事象を見た段階でこれはいじめではないかとか、その子が悩んでいないのかということに寄り添って発見をしていくということがやっぱり大事になってくるのだろうと思っています。そういった意味では、常にいじめは潜在的にあるという前提で物事に対処していかなければならないというふうに思っていますので、そういった点でこれまでの感覚を私も含めて議員の皆さんも、子どもさんを育てていただいている保護者の皆さんも、学校現場も、学校に関わる父兄のPTAの組織、あるいはその周りの地域の組織も発想を変えていかなければならないというふうに思っておりますので、そういった取組を地域全体ですることによって抑止をしていくということにもつながっていくと思いますから、そういった点では先ほども申し上げましたけれども、地域の教育力と言っていいかどうか分かりませんが、そういったものをもう一回再構築していくということが国から示される組織再編の中にあれば私はいいなと思っていますので、そういったことも含めて皆さんとも協議する中で今後どうあったらいいかということを検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 6番 佐藤立

今教育長、町長おっしゃったことは全くそのとおりだと思っております。最後に町長に1問だけ。今の町長のお話まさにそのとおりだと思いますし、それを触媒していく一つの専門的な役割としてスクールソーシャルワーカーというのは、これはやはりもう常に町にいていただかなければいけないと思っております。そのために必要な動きというのを町長部局としてもしっかりと取り組んでいただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

その辺を誰が担うか。責任を取るという点では、覚悟は私はできています。ただ、それを未然に防ぐためにどういう組織でどうやるかということは、それは多分予算が伴うことと思いますので、例えばソーシャルワーカー以外のそういった専門的な人員配置をするとか、国が示すかどうか、それは分かりませんけれども、そういったあらゆる可能性を含めていじめを根絶していくということはぜひ取り組んで当別の教育というものの在り方のベースをしっかりさせていきたいというふうには思っております。

出典:当別町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日 議事録 PDF(65ページ) 間違いを知らせる